JP3083990B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP3083990B2
JP3083990B2 JP08094842A JP9484296A JP3083990B2 JP 3083990 B2 JP3083990 B2 JP 3083990B2 JP 08094842 A JP08094842 A JP 08094842A JP 9484296 A JP9484296 A JP 9484296A JP 3083990 B2 JP3083990 B2 JP 3083990B2
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    • G03G15/2014Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat using contact heat
    • G03G15/2064Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat using contact heat combined with pressure
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    • G03G15/22Apparatus for electrographic processes using a charge pattern involving the combination of more than one step according to groups G03G13/02 - G03G13/20
    • G03G15/221Machines other than electrographic copiers, e.g. electrophotographic cameras, electrostatic typewriters
    • G03G15/223Machines for handling microimages, e.g. microfilm copiers

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  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
  • Combination Of More Than One Step In Electrophotography (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Fixing For Electrophotography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばマイクロフ
ィルムリーダープリンタ等のように、マイクロフィルム
画像等の被投影画像を照明ランプを有する画像照明部で
照明し、投影レンズを含む投影光学系により感光体上に
拡大投影して複写像を形成し、これを紙等の転写材上に
転写し、加熱式定着器により熱定着することでプリント
を得る画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の画像形成装置における加
熱式定着器は図4に示すように、加熱ローラ21と、加
熱ローラ21に内蔵される加熱ヒータ22と、及び加熱
ローラ21に対向するように設けられた加圧ローラ25
で構成されている。転写材である紙Pと像を形成してい
るトナーTがローラ21・25間で加熱されて画像が定
着される。
【0003】このような加熱式定着器では、十分な定着
性を得るために加熱ローラ21を所定の温度以上に加熱
する必要があり、また逆に、装置の故障・炎上を防止す
るために過度の温度上昇を防ぐ必要もある。従って、適
正温度の維持を加熱ヒータ22の入切制御で行ってい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た加熱式定着器を有する画像形成装置においては、以下
の課題が生じた。
【0005】1)電源を投入後加熱ヒータ22が入って
からプリントできる状態になるまでにかなりの待ち時間
を必要とする。またこの時、多くのエネルギーを消費す
る。
【0006】2)加熱式定着器24の保温効率が悪いと
頻繁に加熱ヒータ22が入切りされることになり、加熱
ヒータ22の寿命に悪影響を及ぼす。また、エネルギー
の浪費を招く。
【0007】3)低温環境下では、冷えた転写材に加熱
ローラ21の熱が急激に奪われるため、連続的にプリン
トを行うと加熱が間に合わず定着不良が発生する。
【0008】本発明は、上記した従来技術の課題を解決
するためになされたもので、その目的とするところは、
エネルギーの浪費を防止すると共に、加熱式定着器の立
ち上がり時間及び加熱ローラを加熱するための加熱ヒー
タの動作時間の短縮を図り、また低温環境下でも良好な
定着性を得ることができる画像形成装置を提供すること
にある。
【0009】
【0010】
【0011】
【0012】
【課題を解決するための手段】 上記目的を達成するため
に、本発明にあっては、 画像投影のための照明ランプを
有する画像照明部と、枠にて保持されている加熱式定着
器とを備えた画像形成装置において、前記加熱式定着器
枠の画像照明部側の外壁が熱吸収率の高い色に着色さ
れ、前記照明ランプの光が着色された加熱式定着器枠の
外壁に照射する。
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】
【0019】
【0020】
【0021】また、記録媒体上の画像を、スクリーンに
投影して観察するリーダーモードと、前記画像を露光部
に投影して複写像を得るプリンタモードに切り替えられ
る画像形成装置において、画像投影のための照明ランプ
を有する画像照明部と、複写像を転写材に定着させるヒ
ータを備えた加熱式定着器とを備え、前記加熱式定着器
を枠にて保持し、該加熱式定着器枠の照明ランプ側の外
壁を熱吸収率の高い色に着色し、電源投入時にリーダー
モードにして前記照明ランプを点灯し、リーダーモード
時に点灯した前記照明ランプの光を着色された加熱式定
着器枠の外壁に照射することで、前記加熱式定着器を加
熱することを特徴とする。
【0022】
【0023】本発明によれば、画像照明部から発生する
熱を利用して加熱式定着器の温度を上昇させて、加熱式
定着器を暖める。これを、リーダーモードとプリンタモ
ードに切り替えられる画像形成装置の場合には、電源投
入時にリーダーモードにして照明ランプを点灯し、リー
ダーモード時に点灯した照明ランプの熱を利用して加熱
式定着器を加熱する。
【0024】そして、画像照明部と加熱式定着器とを隣
接させたため、画像照明部から発生する熱によって加熱
式定着器周囲の環境温度が上昇し、加熱式定着器が暖め
られる。これを、上記したようにリーダーモード時に行
っても良い。
【0025】また、照明ランプの光を加熱式定着器に照
射するようにしたため、照明ランプからの放射熱によっ
て加熱式定着器が暖められる。この照射を、上記したよ
うにリーダーモード時に行っても良い。
【0026】さらに、照明ランプの光を加熱ローラに照
射するようにしたため、照明ランプからの放射熱によっ
て加熱ローラが暖められる。この照射を、上記したよう
にリーダーモード時に行っても良い。
【0027】また、加熱式定着器枠の画像照明部側の外
壁を熱吸収率の高い色に着色したため、加熱式定着器枠
の熱吸収率が増加し、その加熱式定着器はより暖められ
る。これを、上記したようにリーダーモード時に行って
も良い。
【0028】さらにまた、加熱式定着器枠の一部で排気
ダクトを構成するようにしたため、装置本体外に排出さ
れるべき排気ダクトを通る照明ランプから発生する熱風
が加熱式定着器を暖めることになる。これを、上記した
ようにリーダーモード時に行っても良い。
【0029】以上のように、加熱式定着器を、常時、ま
たはリーダーモード時に補助的に暖めることが可能とな
り、加熱式定着器を良好な定着に必要な加熱状態に保つ
ことができる。
【0030】また、リーダーモードとプリンタモードに
切り替えられる画像形成装置の場合においては、プリン
タモード時におけるプリントに必要な照明ランプ光量は
露光部の感度・性能等により適正値・上限値が決まって
しまうことがあるが、リーダーモード時の照明ランプ光
量をプリンタモード時よりも大とすることで、加熱式定
着器を効率よく補助加熱することが可能となる。
【0031】さらに、画像を投影する照明ランプ光量
は、画像の劣化防止、また、操作者の好み、視力等によ
り適正値・上限値が決まってしまうことがあるが、プリ
ンタモード時の照明ランプ光量をリーダーモード時より
も大とすることで加熱式定着器を効率よく補助加熱する
ことが可能となる。
【0032】さらにまた、プリンタモード時、リーダー
モード時での必要な照明ランプ光量の適正値・上限値が
決まってしまった場合でも、プリンタモード時、リーダ
ーモード時、プリンタモード・リーダーモード切替え時
それぞれに応じた値に照明ランプ光量を切り替えるよう
にし、プリンタモード・リーダーモード切替え時に照明
ランプ光量を大とすることで、加熱式定着器を効率よく
補助加熱することが可能となる。
【0033】
【発明の実施の形態】
(第1の実施の形態)図1に本発明の第1の実施の形態
に係る画像形成装置として、リーダープリンタを示す。
【0034】図において、1は画像が記録されているマ
イクロフィルム、2は投影レンズである。画像を投影す
るための画像照明部(以下、単に照明部と称す)20
は、光源たる照明ランプ3と、集光レンズ5と、投影レ
ンズ2側に露出した状態で照明ランプ3と集光レンズ5
を保持する箱型の照明枠4とで構成されており、照明ラ
ンプ3の照明光は集光レンズ5によってマイクロフィル
ム1に導かれる。
【0035】照明ランプ3として通常はハロゲンランプ
が用いられ、照明部20ではかなりの熱が発生する。な
お、照明ランプ3はハロゲンランプに限るものではな
く、蛍光灯等でも良く、要は熱が発生し得るランプであ
れば良い。
【0036】マイクロフィルム1を通過した光は投影レ
ンズ2を介して装置本体としての機筐6内に入光する。
【0037】リーダーモード時は、照明ランプ3が点灯
し、投影レンズ2を透過した光、すなわち機筐6内への
入射光が該機筐6のミラー7・8を順次反射して装置前
面の透過型投影スクリーン9に投影され、投影スクリー
ン9上にマイクロフィルム1の画像情報が拡大結像投影
され、投影スクリーン9の機外面側から閲読される。
【0038】一方、プリンタモード時は、不図示の駆動
手段によりミラー7がリーダーモード時に静止していた
実線位置から破線位置へ回動することにより、ミラー7
で反射した光が機筐6内のプリント用ミラー10・11
・12を順次反射し、スリット13を介して一定速度で
回転する感光ドラム14に達し、マイクロフィルム1の
拡大画像が感光ドラム14にスリット露光される。
【0039】次にプリンタ部15の構成を説明する。
【0040】感光ドラム14を含むプリンタ部15は機
筐6内の下部に配設され、感光ドラム14と、転写材と
してのプリント紙Pを収容した着脱自在の給紙カセット
16と、U字状の反転紙搬送路17と、加熱式定着器
(以下、単に定着器と称す)24等からなる。なお、定
着器24においては、従来技術で示したものと同一の構
成部分については同一の符号を付して説明する。
【0041】定着器24は、照明部20と上下方向に隣
接して設けられており、加熱ローラ21と、加熱ローラ
21に内蔵される加熱ヒータ22と、加熱ローラ21に
対向するように設けられた加圧ローラ25と、これら収
納保持する定着器枠23とで構成されている。プリント
紙P表面の像を形成しているトナーTがローラ21・2
5間で加熱されてトナー画像がプリント紙P上に定着さ
れる(図4参照)。
【0042】機筐6の前面(図1中左側)からセット可
能な給紙カセット16は前部に把手部16aを有し、該
機筐6内の最下部に配設されている。
【0043】以下、プリント時のプリント部付近の動作
を説明する。
【0044】給紙カセット16内の画像形成シートとし
てのプリント紙Pは、給紙ローラ26と不図示の分離部
材との協動により一枚に分離されて後方の反転紙搬送路
17に給送され、反転紙搬送路17により前方へU字状
に搬送される。その後、プリント紙Pはレジストローラ
対28により、感光ドラム14に所定のタイミングで給
送される。感光ドラム14の周囲には、帯電器29、現
像器30、転写帯電器31、クリーニング器32が配設
され、周知の電子写真法により感光ドラム14上に形成
されたマイクロフィルム1のトナー画像がプリント紙P
に転写される。画像転写を受けたプリント紙Pは、定着
器24を通って像定着を受け機筐6外の排紙トレイ上に
排出される。
【0045】ここで、図1に示すように本実施の形態で
は定着器24を照明部20の真下に隣接配置しており、
リーダーモード時に照明部20から発する熱によって定
着器24の周囲の環境温度が上昇して、定着器24のロ
ーラ21・25も暖められる。
【0046】図5にリーダープリンタの制御ブロック図
を示す。
【0047】53は制御回路で、電源スウィッチ51・
プリントスウィッチ52を入力部とし、ランプ駆動回路
54・プリンタ駆動回路55・ミラー駆動部56を出力
部としてもつ。
【0048】電源スウィッチ51は、リーダープリンタ
の電源をON・OFFするもので、電源をONするとリ
ーダーモードとするものである。
【0049】プリントスウィッチ52は、ONすること
で、リーダーモードからプリンタモードに切り替えるも
のである。
【0050】ランプ駆動回路54は、照明ランプ3を点
灯させるものである。
【0051】プリンタ駆動回路55は、プリント紙Pに
プリントすべく、上記したプリンタ部15を駆動させる
ものである。
【0052】ミラー駆動部56は、リーダーモード・プ
リンタモードに応じてミラー7を回動させるものであ
る。
【0053】図6に動作フローを示す。
【0054】まず、操作者が電源スウィッチ51により
電源をONすると<step1>、この装置はリーダー
モードとなり<step2>、ランプ駆動回路54にて
照明ランプ3が点灯状態になり<step3>、マイク
ロフィルム1の画像が投影スクリーン9に投影される。
【0055】そして、プリントスウィッチ52によって
プリント指令が発生すると<step4>、プリンタモ
ードに切り替わり<step5>、プリンタ部15が作
動し、かつミラー7が回動し、感光ドラム14へ画像が
露光される。プリント終了まで画像露光が行われる<s
tep6・7>。プリントが終了すると、リーダーモー
ドに戻る。従って<step4>でプリント指令が発生
しない限り<step2・3>が繰り返されて照明ラン
プ3の点灯による定着器24の補助加熱が行われる。
【0056】このように、リーダーモード時に定着器2
4が補助的に暖められることから、次に示す効果を奏す
る。
【0057】即ち、定着器24の立ち上がり時間を短縮
することができる。また定着器24の保温状態がよくな
り、加熱ヒータ22の動作時間を短縮することができ
る。さらに低温環境下でも良好な定着性を得ることがで
きる。
【0058】しかも、補助加熱は照明ランプ3の発する
熱を流用して行うので経済的であり、エネルギー消費の
防止にもなる。
【0059】また、本実施の形態では照明枠4の底部に
貫通する孔部4aを設けており、照明ランプ3の発する
光が直接定着器24を直接照明するようにもなってい
る。これにより、定着器24には対流熱ばかりでなく照
明ランプ3からの放射熱も供給されることになる。
【0060】このように、照明ランプ3の対流熱ばかり
でなく放射熱も定着器24に供給されることから、より
上記した効果を達成することができる。
【0061】さらに、定着器枠23の外壁23aを黒く
塗装等により着色すれば、熱吸収率が増加して定着器2
4はより加熱される。
【0062】このように、熱吸収率が増加して定着器2
4はより加熱されることから、さらに上記効果を達成す
ることができる。
【0063】(第2の実施の形態)図2には、本発明の
第2の実施の形態が示されている。この実施の形態は、
上記第1の実施の形態において、定着器枠23の上部す
なわち定着器枠23の照明ランプ3側を開口し、照明ラ
ンプ3の照明光を孔部4aを介して照明ランプ3と対向
して設けられる加熱ローラ21に直接照射したものであ
る。
【0064】これにより、特に低温環境下で、冷えた転
写材(プリント紙P)に加熱ローラ21の熱が奪われる
のを補完することができ、加熱が間に合わず定着不良が
発生するということがない。
【0065】なお、本実施の形態において、その他の構
成・作用・制御ブロック及び動作フローについては第1
の実施の形態と同一なので、同一の構成部分については
図中同一の符号を付して、説明は省略する。
【0066】(第3の実施の形態)図3には、本発明の
第3の実施の形態を示す。なお、上記各実施の形態と同
一の構成部分については同一の符号を付して説明する。
【0067】図3は、画像形成装置としてのリーダープ
リンタの照明部20A及び定着器24の周辺図で、定着
器24のローラ21・25面側から見た図である。
【0068】この実施の形態では、照明部20Aと定着
器24との間に排気ダクト44・排気ファン43を設け
たものである。
【0069】照明部20Aは、照明ランプ3と、照明ラ
ンプ3の照明光を効率よく取り込むための反射傘41
と、照明光の進行方向を変えるための反射ミラー42
と、反射ミラー42からの照明光を集光する集光レンズ
5と、反射傘41・反射ミラー42・照明ランプ3を収
納保持し、集光レンズ5を投影レンズ(不図示)側に露
出した状態で保持する照明枠40とで構成されている。
【0070】そして、照明部20Aの図中下方に所定間
隔を有して定着器24が設けられている。この定着器2
4は、上記各実施例と同一構成なので、その説明は省略
する。
【0071】一方、照明枠40の定着器24側(図中下
側)の外壁45には、貫通する孔部45aを有してい
る。
【0072】そして、照明枠40の外壁45と定着器枠
23の照明部20A側の外壁46間の空隙は、定着器2
4のローラ21・25の軸方向一方(図中右側)が閉塞
され、他方(図中左側)が開口しており、この開口部に
排気ファン43が設けられている。即ち、照明枠40と
定着器枠23の外壁45・46間にて、照明ランプ3か
ら発生する熱を照明枠40の外壁45の孔部45aを介
して機筐6外へ排出する排気ダクト44が形成されてい
る。
【0073】これにより、排出されるべき排気ダクト4
4を通る熱風が定着器24を暖めることになり、これに
伴う上記した効果を達成することができる。
【0074】また、熱風が排出されることから、定着器
24が過熱されることもない。このことから、定着器2
4の熱による故障を防止することができる。
【0075】(第4の実施の形態)図7には、本発明の
第4の実施の形態に係る画像形成装置としてのリーダー
プリンタの動作フローを示す。以下にその動作フローを
説明する。なお、本実施の形態は、上記第1〜第3の実
施の形態に対して動作フローのみに特徴を有するもので
あるため、本実施の形態に係るリーダープリンタの構成
・作用及び制御ブロックについては上記第1〜第3の実
施の形態と同一とし、その説明は省略する。
【0076】まず、操作者が電源スウィッチ51により
電源をONすると<step1>、この装置はリーダー
モードとなり<step2>、ランプ駆動回路54にて
照明ランプ3が点灯状態になり<step3>、このリ
ーダーモード時の照明ランプ3の光量はプリンタモード
時の光量より大きくする<step4>。
【0077】その後、プリントスウィッチ52によって
プリント指令が発生すると<step5>、プリンタモ
ードに切り替わり<step6>、感光ドラム14の感
度・性能等により照明ランプ3の光量をリーダーモード
時より小さい所定値に設定し<step7>、プリント
終了まで画像露光が行われるが<step7・8・9
>、<step5>でプリント指令が発生しない限り<
step2・3・4>が繰り返されて照明ランプ3の点
灯による定着器24の補助加熱が行われる。
【0078】このように、この実施の形態は<step
4><step7>によって、リーダーモード時の照明
ランプ3の光量をプリンタモード時の光量より大きくし
たことを特徴とする。
【0079】プリントに必要な照明ランプ3の光量は感
光ドラム14の感度・性能等により適正値・上限値を設
定する必要があり、このためプリンタモード時は照明ラ
ンプ3の光量を適正な所定値に設定する。しかし、本実
施の形態のようにリーダーモード時にはこの値にとらわ
れず照明ランプ3の光量を大にすることで定着器24を
効率よく補助加熱することが可能となる。
【0080】(第5の実施の形態)図8には、本発明の
第5の実施の形態に係る画像形成装置としてのリーダー
プリンタの動作フローを示す。以下にその動作フローを
説明する。なお、本実施の形態は、上記第1〜第3の実
施の形態に対して動作フローのみに特徴を有するもので
あるため、本実施の形態に係るリーダープリンタの構成
・作用及び制御ブロックについては上記第1〜第3の実
施の形態と同一とし、その説明は省略する。
【0081】まず、操作者が電源スウィッチ51により
電源をONすると<step1>、この装置はリーダー
モードとなり<step2>、ランプ駆動回路54にて
照明ランプ3が点灯状態になり<step3>、このリ
ーダーモード時の照明ランプ3の光量をたとえば操作者
等により調整して適正にする<step4>。
【0082】その後、プリントスウィッチ52によって
プリント指令が発生すると<step5>、プリンタモ
ードに切り替わり<step6>、このプリンタモード
時の照明ランプ3の光量をリーダーモード時の光量より
大きい所定値に設定し<step7>、プリント終了ま
で画像露光が行われるが<step7・8・9>、<s
tep5>でプリント指令が発生しない限り<step
2・3・4>が繰り返されて照明ランプ3の点灯による
定着器24の補助加熱が行われる。
【0083】このように、この実施の形態は<step
4><step7>によって、プリンタモード時の照明
ランプ3の光量をリーダーモード時の光量より大きくし
たことを特徴とする。
【0084】投影スクリーン9に画像を投影する照明ラ
ンプ3の光量は、フィルム画像の劣化防止、また、操作
者の好み、視力、周囲の明るさ等により調整する必要が
あるが、小さい光量で使用する場合がある。しかし、本
実施の形態のようにプリンタモード時にはリーダーモー
ド時の光量値に捕らわれず、プリンタモード時は照明ラ
ンプ3の光量をリーダーモード時の光量より大きい所定
値に設定することで露光量のアップを図り、かつ定着器
24を効率よく補助加熱することが可能となる。
【0085】(第6の実施の形態)図9には、本発明の
第6の実施の形態に係る画像形成装置としてのリーダー
プリンタの動作フローを示す。以下にその動作フローを
説明する。なお、本実施の形態は、上記第1〜第3の実
施の形態に対して動作フローのみに特徴を有するもので
あるため、本実施の形態に係るリーダープリンタの構成
・作用及び制御ブロックについては上記第1〜第3の実
施の形態と同一とし、その説明は省略する。
【0086】まず、操作者が電源スウィッチ51により
電源をONすると<step1>、この装置はリーダー
モードとなり<step2>、ランプ駆動回路54にて
照明ランプ3が点灯状態になり<step3>、照明ラ
ンプ3は第1所定値の光量となる。
【0087】そして、プリントスウィッチ52によって
プリント指令が発生すると<step4>、プリンタモ
ードに切り替わり<step5>、このプリンタモード
時への切り替え中の照明ランプ3の光量をリーダーモー
ド時の光量より大きい第2所定値にする<step6
>。この切り替え中を予備スキャンとする<step7
>。この予備スキャン中にミラー7がプリント露光開始
位置に回動する。
【0088】次に予備スキャンが終了し、ミラー7がプ
リント開始位置に達すると、感光ドラム14の感度・性
能等により照明ランプ3の光量が第3所定値(第2所定
値より小さい)に設定される<step8>。第3所定
値に設定された後、感光ドラム14への画像露光が開始
され、プリント終了まで画像露光が行われるが<ste
p6・7・8・9・10>、<step4>でプリント
指令が発生しない限り<step2・3>が繰り返され
て照明ランプ3の点灯による定着器24の補助加熱が行
われる。
【0089】このように、この実施の形態は<step
6><step7>に示すように、リーダーモードとプ
リンタモードが切り替わる際、すなわち、ミラー7がミ
ラー駆動部56にて回転を開始してそれぞれのモードに
入るまでの予備スキャン時に、照明ランプ3の光量を大
きくし、照明ランプ3の光量を3段階に調整したことを
特徴とする。
【0090】プリンタモード・リーダーモードでの必要
な照明ランプ3の光量の適正値・上限値が決まってしま
った場合でも、本実施の形態のように両者の切替え時に
照明ランプ3の光量を大にすることで定着器24を効率
よく補助加熱することが可能となる。
【0091】なお、上記各実施の形態ではリーダーモー
ド時に照明ランプ3の熱を利用して定着器24を加熱す
るものを例にとって説明したが、補助加熱ができれば良
いので、特にリーダーモード時に限るものではなく、常
時照明ランプにて定着器を補助加熱するものであっても
良い。
【0092】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
画像投影のための照明ランプの発する光・熱で加熱式定
着器を、常時、又はリーダーモードとプリンタモードに
切り替えられる画像形成装置の場合におけるリーダーモ
ード時に暖めると共に、加熱式定着器枠の画像照明部側
の外壁を熱効率の高い色で着色することで、熱吸収率が
増加することにより、さらに暖めることが可能となるの
で、以下に示す効果を奏する。
【0093】1)加熱式定着器の立ち上がり時間を短縮
することができる。
【0094】2)加熱式定着器の保温状態がよくなり、
加熱ローラを加熱するための加熱ヒータの動作時間を短
縮することができる。
【0095】3)低温環境下でも良好な定着性を得るこ
とができる。
【0096】
【0097】また、照明ランプの発する光を加熱式定着
器又は加熱ローラを直接照射するようにすることで、加
熱式定着器又は加熱ローラには照明ランプの対流熱ばか
りでなく放射熱も供給されることになり、より暖められ
る。
【0098】
【0099】さらにまた、加熱式定着器枠の一部で排気
ダクトを構成するようにすることで、装置本体外に排出
されるべき排気ダクトを通る照明ランプから発生する熱
風により、暖められる。
【0100】これらから、加熱式定着器の暖まりが大き
い程上記した効果がより達成されることになる。
【0101】また、照明ランプの照明光を加熱ローラに
直接照射した場合、特に低温環境下で、冷えた転写材に
加熱ローラの熱が奪われるのを補完することででき、加
熱が間に合わず定着不良が発生するということはない。
【0102】さらに、排出されるべき排気ダクトを通る
熱風が加熱式定着器を暖める場合、熱風は排出されるこ
とから、加熱式定着器が過熱されることがない。このこ
とから、加熱式定着器の熱による故障を防止することが
できる。
【0103】しかも、補助加熱は上記したように照明ラ
ンプの発する光・熱を流用して行うので経済的であり、
エネルギー消費の防止にもなる。またリーダーモード時
に行う場合には、このリーダーモード時のみとなるた
め、より経済的で、よりエネルギー消費の防止となる。
【0104】また、プリンタモード時におけるプリント
に必要な照明ランプ光量は露光部としての感光ドラムの
感度・性能等により適正値・上限値が決まってしまうこ
とがあるが、リーダーモード時の照明ランプ光量をプリ
ンタモード時よりも大とすることで、加熱式定着器を効
率よく補助加熱することが可能となる。
【0105】さらに、画像を投影する照明ランプ光量
は、画像の劣化防止、また、操作者の好み、視力等によ
り適正値・上限値が決まってしまうことがあるが、プリ
ンタモード時の照明ランプ光量をリーダーモード時より
も大とすることで加熱式定着器を効率よく補助加熱する
ことが可能となる。
【0106】さらにまた、プリンタモード時、リーダー
モード時での必要な照明ランプ光量の適正値・上限値が
決まってしまった場合でも、プリンタモード時、リーダ
ーモード時、プリンタモード・リーダーモード切替え時
それぞれに応じた値に照明ランプ光量を切り替えるよう
にし、プリンタモード・リーダーモード切替え時に照明
ランプ光量を大とすることで加熱式定着器を効率よく補
助加熱することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の第1の実施の形態に係る画像形
成装置としてのリーダープリンタの概略構成図である。
【図2】図2は本発明の第2の実施の形態に係る画像形
成装置としてのリーダープリンタの概略構成図である。
【図3】図3は本発明の第3の実施の形態に係る画像形
成装置としてのリーダープリンタの画像照明部及び加熱
式定着器の周辺構成図である。
【図4】図4は加熱式定着器の一般的な構成図である。
【図5】図5は本発明の画像形成装置としてのリーダー
プリンタの制御ブロック図である。
【図6】図6は本発明の第1の実施の形態に係る画像形
成装置としてのリーダープリンタの動作フローである。
【図7】図7は本発明の第4の実施の形態に係る画像形
成装置としてのリーダープリンタの動作フローである。
【図8】図8は本発明の第5の実施の形態に係る画像形
成装置としてのリーダープリンタの動作フローである。
【図9】図9は本発明の第6の実施の形態に係る画像形
成装置としてのリーダープリンタの動作フローである。
【符号の説明】
1 マイクロフィルム 2 投影レンズ 3 照明ランプ 4、40 照明枠 4a 孔部 5 集光レンズ 6 機筐(装置本体) 7、8、10、11、12 ミラー 9 投影スクリーン 13 スリット 14 感光ドラム 15 プリンタ部 16 給紙カセット 16a 把手部 17 反転紙搬送路 20、20A 画像照明部 21 加熱ローラ 22 加熱ヒータ 23 定着器枠 24 加熱式定着器 25 加圧ローラ 26 給紙ローラ 28 レジストローラ対 29 帯電器 30 現像器 31 転写帯電器 32 クリーニング器 41 反射傘 42 反射ミラー 43 排気ファン 44 排気ダクト 45、46 外壁 45a 孔部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−231262(JP,A) 特開 昭61−193159(JP,A) 特開 昭64−32550(JP,A) 特開 平6−202450(JP,A) 特開 平5−303146(JP,A) 特開 昭59−149380(JP,A) 特開 昭58−68080(JP,A) 実開 昭60−21750(JP,U) 実開 昭58−42840(JP,U) 実開 昭58−42841(JP,U) 実開 昭61−155863(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/00 550 G03G 15/04 - 15/043 G03G 15/20 - 15/32 G03G 21/20

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像投影のための照明ランプを有する画
    像照明部と、枠にて保持されている加熱式定着器とを備
    えた画像形成装置において、 前記加熱式定着器枠の画像照明部側の外壁が熱吸収率の
    高い色に着色され、前記照明ランプの光が着色された加
    熱式定着器枠の外壁に照射されることを特徴とする画像
    形成装置。
  2. 【請求項2】 記録媒体上の画像を、スクリーンに投影
    して観察するリーダーモードと、前記画像を露光部に投
    影して複写像を得るプリンタモードに切り替えられる画
    像形成装置において、 画像投影のための照明ランプを有する画像照明部と、複
    写像を転写材に定着させるヒータを備えた加熱式定着器
    とを備え、 前記加熱式定着器を枠にて保持し、該加熱式定着器枠の
    照明ランプ側の外壁を熱吸収率の高い色に着色し、 電源投入時にリーダーモードにして前記照明ランプを点
    灯し、リーダーモード時に点灯した前記照明ランプの光
    を着色された加熱式定着器枠の外壁に照射することで、
    前記加熱式定着器を加熱することを特徴とする画像形成
    装置。
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