JP2001222203A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2001222203A
JP2001222203A JP35074999A JP35074999A JP2001222203A JP 2001222203 A JP2001222203 A JP 2001222203A JP 35074999 A JP35074999 A JP 35074999A JP 35074999 A JP35074999 A JP 35074999A JP 2001222203 A JP2001222203 A JP 2001222203A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 必要以上にカートリッジをコストアップさせ
ることなく、カートリッジの記憶手段(メモリ)を利用
して画像形成装置本体の使用情報を収集、活用すること
のできる画像形成装置を提供する。 【解決手段】 画像形成装置本体100に設けた読み出
し、書き込み手段21により、画像形成装置本体100
の使用情報が複数のカートリッジ7のうちの特定のカー
トリッジの記憶手段20に記憶される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真画像形成
方式を用いた画像形成装置に関し、特に、記憶手段(メ
モリ)を持つカートリッジを複数個、画像形成装置本体
に着脱可能に備えた画像形成装置に関するものである。
【0002】ここで画像形成装置とは、電子写真画像形
成方式を用いて記録媒体に画像を形成するものである。
例えば電子写真複写機、電子写真プリンタ(例えば、レ
ーザービームプリンタ、LEDプリンタ等)、及びファ
クシミリ装置等が含まれる。
【0003】
【従来の技術】従来、電子写真画像形成方式を用いた画
像形成装置においては、例えば感光体、帯電手段、現像
手段、クリーニング手段、或いは、現像剤補給容器等の
少なくとも一つをカートリッジ化して、このカートリッ
ジを画像形成装置本体に着脱可能とするカートリッジ方
式、又は感光体とそれに作用する帯電手段、現像手段、
クリーニング手段のうち少なくとも一つとを一体的にカ
ートリッジ化して、このカートリッジを画像形成装置本
体に着脱可能とするプロセスカートリッジ方式が採用さ
れている。
【0004】このカートリッジ方式によれば、装置のメ
ンテナンスをサービスマンによらずにユーザ自身で行う
ことができるので、格段に操作性を向上させることがで
きる。そこでこのカートリッジ方式は、画像形成装置に
おいて広く用いられている。
【0005】更に、カートリッジにメモリを持たせ、そ
のカートリッジの使用可能量やカートリッジ特有の画像
形成時の制御条件等を記憶し画像形成装置に情報を渡し
たり、実際にカートリッジが使用された度合いを画像形
成装置から書き込んだりする、カートリッジメモリ方式
が採用されている例もある。このカートリッジメモリ方
式によれば、感光体の感度や、現像剤の充填量などのカ
ートリッジ毎で異なる場合のある情報を画像形成装置本
体に伝えることができ、それに最適化された制御条件で
の画像形成動作や、カートリッジ寿命警告等をきめ細か
く行うことができる。更に、実際にカートリッジが使用
された度合いをカートリッジ自身のメモリに記憶させる
ことにより、カートリッジが着脱されたり、別の画像形
成装置に取り付けられた場合でも、同じようにカートリ
ッジの使用度合いを使用者に報知することができるよう
になる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、消耗品
として交換されるカートリッジには、コストなどの要因
により記憶容量の大きなメモリを取り付けることは難し
い。
【0007】また、カラー画像形成装置においてカート
リッジメモリ方式を用いた場合、画像形成の制御条件に
必要な情報が多くなるため、より多くの記憶容量が必要
とされる。
【0008】このため、このカートリッジのメモリを利
用して、プリント枚数や、プリント時間、ジャム回数
や、カートリッジ以外の交換部品の使用度合いなどの画
像形成装置本体の使用情報をカートリッジのメモリに記
憶させ、カートリッジの回収時にこの情報を読み出し、
交換部品の交換などのメンテナンスを行ったり、市場の
使用情報を収集し、カートリッジの生産量の調整や、次
の製品の性能向上に活用したりしようとした場合、より
多くの記憶容量を持つメモリをカートリッジに持たせな
くてはならず、カートリッジのコストアップを招くこと
となる。
【0009】従って、本発明の目的は、上記諸問題を解
決し、必要以上にカートリッジをコストアップさせるこ
となく、カートリッジの記憶手段(メモリ)を利用して
画像形成装置本体の使用情報を収集、活用することので
きる画像形成装置を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的は本発明に係る
画像形成装置にて達成される。
【0011】第1の本発明によれば、複数のカートリッ
ジが画像形成装置本体に着脱可能に設けられた画像形成
装置において、前記カートリッジは、前記カートリッジ
固有の情報若しくは前記画像形成装置本体に関する使用
情報、又はその両方を記憶することができる記憶手段を
有し、前記画像形成装置本体及び/又は前記カートリッ
ジは、前記カートリッジの前記記憶手段の記憶内容を読
み出し、更新された情報を書き込む手段を備え、前記読
み出し、書き込み手段は、前記画像形成装置本体の使用
情報を、前記複数のカートリッジのうちの特定のカート
リッジの記憶手段に記憶させることを特徴とする画像形
成装置が提供される。一実施態様によれば、前記カート
リッジの前記記憶手段に記憶される前記画像形成装置本
体の使用情報が、(a)画像形成装置使用開始又はカー
トリッジ使用開始からの、画像形成枚数又は時間、
(b)画像形成装置使用開始又はカートリッジ使用開始
からの、画像形成サイズ毎の画像形成枚数又は時間、
(c)画像形成装置使用開始又はカートリッジ使用開始
からの、画像形成モード毎の画像形成枚数又は時間、
(d)画像形成装置使用開始又はカートリッジ使用開始
からの、一定期間毎の画像形成枚数又は時間、(e)画
像形成装置使用開始又はカートリッジ使用開始からの、
特定のサイズに換算した画像形成枚数、(f)画像形成
装置使用開始又はカートリッジ使用開始からの、画像形
成動作以外の動作回数又は時間、(g)画像形成装置使
用開始又はカートリッジ使用開始からのジャム数、
(h)画像形成装置使用開始又はカートリッジ使用開始
からのジャム種類毎のジャム数、(i)画像形成装置の
使用開始日及び記憶手段への最終書き込み日、(j)書
き込まれるカートリッジの使用開始日及び最終使用日、
(k)画像形成装置の交換部品の寿命情報、のうち1つ
以上である。
【0012】第2の本発明によれば、複数のカートリッ
ジが画像形成装置本体に着脱可能に設けられた画像形成
装置において、前記カートリッジは、前記カートリッジ
固有の情報若しくは前記画像形成装置本体に関する使用
情報、又はその両方を記憶することができる記憶手段を
有し、前記画像形成装置本体及び/又は前記カートリッ
ジは、前記カートリッジの前記記憶手段の記憶内容を読
み出し、更新された情報を書き込む手段を備え、前記読
み出し、書き込み手段は、前記画像形成装置本体の使用
情報を、前記複数のカートリッジの記憶手段に分散させ
て記憶させることを特徴とする画像形成装置である。一
実施態様によれば、前記カートリッジの前記記憶手段に
記憶される前記画像形成装置本体の使用情報が、(a)
画像形成装置使用開始又はカートリッジ使用開始から
の、画像形成枚数又は時間、(b)画像形成装置使用開
始又はカートリッジ使用開始からの、画像形成サイズ毎
の画像形成枚数又は時間、(c)画像形成装置使用開始
又はカートリッジ使用開始からの、画像形成モード毎の
画像形成枚数又は時間、(d)画像形成装置使用開始又
はカートリッジ使用開始からの、一定期間毎の画像形成
枚数又は時間、(e)画像形成装置使用開始又はカート
リッジ使用開始からの、特定のサイズに換算した画像形
成枚数、(f)画像形成装置使用開始又はカートリッジ
使用開始からの、画像形成動作以外の動作回数又は時
間、(g)画像形成装置使用開始又はカートリッジ使用
開始からのジャム数、(h)画像形成装置使用開始又は
カートリッジ使用開始からのジャム種類毎のジャム数、
(i)画像形成装置の使用開始日及び記憶手段への最終
書き込み日、(j)書き込まれるカートリッジの使用開
始日及び最終使用日、(k)画像形成装置の交換部品の
寿命情報、のうち1つ以上であり、記憶させる特定の項
目の情報を前記複数のカートリッジの記憶手段に分散さ
せて記憶させるか、或いは、上記情報のうちの2つ以上
であり、記憶させる各項目の情報を前記複数のカートリ
ッジの記憶手段に別々に記憶させる。
【0013】第3の本発明によれば、複数のカートリッ
ジが画像形成装置本体に着脱可能に設けられた画像形成
装置において、前記カートリッジは、前記カートリッジ
固有の情報若しくは前記画像形成装置本体に関する使用
情報、又はその両方を記憶することができる記憶手段を
有し、前記画像形成装置本体及び/又は前記カートリッ
ジは、前記カートリッジの前記記憶手段の記憶内容を読
み出し、更新された情報を書き込む手段を備え、前記読
み出し、書き込み手段は、前記画像形成装置本体の使用
情報のうちの固体識別情報、若しくは、同じに使用して
いる前記カートリッジの固有の情報のうちの固体識別情
報、又は、両方を前記カートリッジの記憶手段に記憶さ
せることを特徴とする画像形成装置が提供される。
【0014】第4の本発明によれば、複数のカートリッ
ジが画像形成装置本体に着脱可能に設けられた画像形成
装置において、前記カートリッジは、前記カートリッジ
固有の情報若しくは前記画像形成装置本体に関する使用
情報、又はその両方を記憶することができる記憶手段を
有し、前記画像形成装置本体及び/又は前記カートリッ
ジは、前記カートリッジの前記記憶手段の記憶内容を読
み出し、更新された情報を書き込む手段を備え、前記読
み出し、書き込み手段は、特定のサイズに換算された各
カートリッジ毎の画像形成枚数を、前記複数あるカート
リッジの各記憶手段に記憶させることを特徴とする画像
形成装置が提供される。
【0015】上記各本発明にて、一実施態様によれば、
前記カートリッジは、感光体、帯電手段、現像手段、ク
リーニング手段或いは現像剤補給容器の少なくとも一つ
をカートリッジ化したものである。
【0016】上記各本発明にて、他の実施態様によれ
ば、前記画像形成装置は、複数色の現像剤によりカラー
画像を形成する画像形成装置であり、少なくとも各色の
現像手段がそれぞれカートリッジ化されている。更に、
他の実施態様によれば、前記画像形成装置は、複数色の
現像剤によりカラー画像を形成する画像形成装置であ
り、少なくとも各色の現像手段と各色専用の感光体が一
体的に形成された、複数のプロセスカートリッジであ
る。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る画像形成装置
を図面に則して更に詳しく説明する。
【0018】実施例1 図1は、本発明の画像形成装置の一実施例である電子写
真プロセスを利用したカラーレーザープリンタの概略断
面図であり、図2は、このカラーレーザープリンタに使
用されるプロセスカートリッジの拡大した概略断面図で
ある。
【0019】図1に示すカラーレーザープリンタは、複
数個の、本実施例では4個のプロセスカートリッジ7を
有し、一旦中間転写ベルト8に連続的に多重転写し、フ
ルカラープリント画像を得る4連ドラム方式(インライ
ン)プリンタである。
【0020】つまり、本実施例にて、各プロセスカート
リッジ7(7Y、7M、7C、7Bk)は、それぞれ第
1の画像担持体であるドラム状の電子写真感光体、即
ち、感光ドラム1を有し、各プロセスカートリッジ7
(7Y、7M、7C、7Bk)の感光ドラム1上に形成
されたトナー像を、第2の画像担持体である中間転写ベ
ルト8上に重ね合わせて多重転写し、ついで中間転写ベ
ルト8に搬送された転写材Pに転写して、転写材Pに4
色のフルカラー画像を得る。
【0021】無端状の中間転写ベルト8は、駆動ローラ
8a、テンションローラ8b及び2次転写対向ローラ8
cに懸架され、図中矢印の方向に回転する。
【0022】プロセスカートリッジ7(7Y、7M、7
C、7Bk)は、上述のように、中間転写ベルト8に直
列に各色に対応し4本配置されており、図2をも参照す
るとより良く理解されるように、各プロセスカートリッ
ジ7は、電子写真感光体である感光ドラム1、帯電手段
である帯電ローラ2、現像手段である現像ユニット4、
現像ユニット4に現像剤を補給する現像剤補給容器、即
ち、トナーホッパー5、クリーニング手段であるクリー
ニングユニット6が一体的にカートリッジ化され、画像
形成装置本体100に対し着脱自在に構成されたもので
ある。
【0023】プロセスカートリッジ7(7Y、7M、7
C、7Bk)のそれぞれの現像ユニット4には、イエロ
ー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック
(Bk)の現像剤が収容されている。
【0024】第1のプロセスカートリッジ7Yでは、感
光ドラム1の回転過程で、帯電ローラ2により感光ドラ
ム1の表面を所定の極性・電位に一様に帯電し、ついで
露光手段3(カラー原稿画像の色分解・結像露光光学
系、画像情報の時系列電気デジタル画素信号に対応して
変調されたレーザービームを出力するレーザスキャンに
よる走査露光系等)により表面を露光して、感光ドラム
1の表面にカラー画像の第1の色成分像(イエロー成分
像)に対応した静電潜像を形成する。次いで、その静電
潜像を現像ユニット4によりイエローの現像剤を用いて
現像して、イエロートナー像として可視化する。
【0025】その感光ドラム1上に形成されたイエロー
トナー像は、中間転写ベルト8と対向した1次転写ニッ
プ部に進入する。可撓性の転写電極9は、1次転写ニッ
プ部の中間転写ベルト8の裏面側に配置されており、転
写ニップ部内の下流側の位置に当接されている。感光ド
ラム1上のイエロートナー像は、1次転写電源9aから
転写電極9に1次転写バイアスを印加することにより、
中間転写ベルト8上に1次転写される。各プロセスカー
トリッジ7(7Y、7M、7C、7Bk)の可撓性電極
9に独立に1次転写バイアスを印加可能とするために、
1次転写電源は電源9a、9b、9c、9dのようにそ
れぞれ独立に設けられている。
【0026】上記と同様にして、第2、第3、第4のプ
ロセスカートリッジ7M、7C、7Bkでは、マゼンタ
トナー像、シアントナー像、ブラックトナー像を形成し
て、中間転写ベルト8上に重ね合わせて転写し、中間転
写ベルト8上にイエロー、マゼンタ、シアン、ブラック
の4色のトナー像を重畳したカラー画像が形成される。
【0027】中間転写ベルト8の2次転写対向ローラ8
cのところには、中間転写ベルト8の外面側に2次転写
ローラ10が設置され、2次転写部が構成されている。
中間転写ベルト8上に形成された4色のフルカラー画像
は、給紙カセット(図示せず)からレジストローラ12
を介して中間転写ベルト8の2次転写部に供給された転
写材Pに、転写ローラ10により一括して2次転写さ
れ、ついで2次転写が終了した転写材Pは、図示しない
定着装置に送られ、そこで4色のトナーを加熱及び加圧
して転写材Pに溶融定着することにより、カラーのプリ
ント画像が得られる。
【0028】2次転写後、中間転写ベルト8は、その表
面上に残留した2次転写残りトナーをベルトクリーナ1
1によりクリーニング除去され、つぎの画像形成に備え
る。又、上記の1次転写後、各画像形成部の感光ドラム
1は、その表面上に残留した1次転写残りトナーをクリ
ーニングユニット6によりクリーニング除去され、つぎ
の画像形成に備える。
【0029】中間転写ベルト8としては、各プロセスカ
ートリッジ7(7Y、7M、7C、7Bk)でのレジス
トレーション(色重ね)を良くするために、樹脂系のベ
ルト或いは金属芯入りのゴムベルト、もしくは樹脂とゴ
ムの複合ベルトが好ましい。
【0030】可撓性電極9としては、十分な可撓性と耐
摩耗性を有し、低抵抗に制御できるカーボン分散高密度
ポリエチレン樹脂を用いることもできる。
【0031】本実施例にて、各プロセスカートリッジ7
(7Y、7M、7C、7Bk)に設けられたトナーホッ
パー5には、図2に示すように、透過窓13及び反射ミ
ラー14が配置されており、プリンタ本体に配置されて
いる光学センサー15のLED光の透過具合によりトナ
ーホッパー5内のトナー残量を検出する光学式トナー残
量検知システムが用いられている。
【0032】又、プロセスカートリッジ7にはそれぞれ
に記憶手段(メモリ)として、強誘電体不揮発メモリ
(以後、「FeRAM」という。)20が取り付けられ
ており、画像形成装置本体100側の読み取り、書き込
み手段であるリーダライタ21により情報の読み取り、
書き込みが行われる。本実施例では、不図示のアンテナ
とコンデンサからなる共振回路がカートリッジ7に組み
込まれており、リーダライタ21から送信される電磁波
から動作電源が生成され、このため、カートリッジ側に
電源を必要とせず、非接触で通信を行うことが可能とな
っている。必要に応じて、上記読み取り、書き込み手段
21は、画像形成装置本体100側でなく、カートリッ
ジ7側に、或いは、両方に設けることも可能である。
【0033】以下、表1の「カートリッジメモリのメモ
リマップ」を用いて、FeRAM20に記憶される内容
について説明する。
【0034】本実施例で使用されているFeRAM20
は、記憶容量が16Word(32Byte)のもので
ある。
【0035】
【表1】 各色共通項目の記憶内容は、工場出荷時に書き込まれ
る、カートリッジ製造年月日、製造年月日でのシリアル
No.、画像形成装置機種番号、カートリッジの色情
報、カートリッジ使用可能量、プロセス制御条件などで
ある。また、カートリッジの使用開始後に画像形成装置
によって書き込まれる、カートリッジの実使用量、書き
込んだ内容が合っているかどうか確かめるためのチェッ
クサムなどである。
【0036】製造年月日、シリアルNo.は、併用する
ことでカートリッジの個体識別を行うことができる。
【0037】画像形成装置機種番号は、製造、販売時の
カートリッジの管理や、同形状のカートリッジが互換性
のない別の画像形成装置に使用されるのを防止するのに
用いられる。
【0038】カートリッジの色情報は、イエロー、マゼ
ンタ、シアン、ブラックを示し、それぞれの色のカート
リッジが画像形成装置の正しい位置に取り付けられたか
を判断するのに用いられると共に、各色で異なっている
メモリの内容を判別するのに用いられる。
【0039】カートリッジの使用可能量は、そのカート
リッジが寿命となる使用量を示し、これに限定されるも
のではないが、本実施例では感光ドラムの使用量によっ
て規定している。標準モードのプリント動作で5万枚の
プリントに相当する感光ドラム使用量が書き込まれてい
る。
【0040】プロセス制御条件には、感光ドラム感度、
現像剤特性、パッチ検知方式の濃度検知方式で用いられ
る検知信号−制御電圧変換テーブルなどが書き込まれて
おり、これらの情報により画像形成装置は、帯電、現
像、転写などの電圧条件や、露光量などのプロセス条件
をそのカートリッジにあった条件で制御しプリントを行
う。
【0041】カートリッジの実使用量は、本実施例では
感光ドラムの使用量により示され、感光ドラム回転指示
部からの感光ドラム回転時間データを積算したものTd
rとし、帯電電圧印加時間検出部からの帯電電圧印加時
間データを積算したものTbiasとし、予め決められ
た重み付け係数aとすると、下記換算式、 S=Tbias+Tdr×a により感光ドラム使用量Sを演算することができる。こ
の実使用量と、前記した使用可能量とを比較することに
より、カートリッジの使用量パーセンテージや、交換警
告等を使用者に報知することができる。
【0042】この各色共通項目の記憶内容とは別に、各
色で異なった記憶内容がある。
【0043】つまり、文字等に主に使用されるブラック
に比べ、各色の微妙な濃度差によりフルカラーの色合い
を表現するイエロー、マゼンタ、シアンにおいては、よ
り細かなプロセス制御が必要なため、通常環境でのプロ
セス制御条件の他に、使用環境の違いによる各環境での
プロセス制御条件が設定され、FeRAM20に記憶さ
れている。
【0044】本実施例では通常環境の他に、低湿環境、
高湿環境の2種類の環境のプロセス条件が設定されてい
る。又、イエロー、マゼンタ、シアンは、写真画像等の
印字に使用されることが多く、プリント枚数に対するト
ナーの使用量の変動が大きいため、通常の光学式トナー
残量検知の他に、プリント画像のピクセルをカウント
し、その総カウント量により、現像剤残量を推測するこ
とも行なっており、プリンタによりカウントされるこの
ピクセルカウント量をカートリッジのメモリに記憶して
いる。
【0045】以上が各カートリッジに固有のメモリ記憶
内容である。
【0046】ここで、ブラックはほかの色の記憶内容に
比べ記憶容量にゆとりがあるため、本発明では、この領
域を画像形成装置本体の使用情報を記憶することに利用
し、カートリッジの回収により画像形成装置本体の使用
情報を収集することに活用している。
【0047】本実施例では、カートリッジ7のメモリ2
0には、画像形成装置本体100の個体識別情報(I
D:画像形成装置の製造年月日、シリアルNo.を用い
ている。)と共に、画像形成装置の総画像形成(プリン
ト)枚数、紙サイズ比率、プリントモード比率、交換部
品寿命、ジャム回数、ジャム種類比率などの画像形成装
置本体の使用情報を記憶させている。
【0048】販売ディーラー及びメーカーは、ブラック
のカートリッジを回収した後、カートリッジのメモリの
内容を読み出す。
【0049】画像形成装置本体の個体識別情報により、
情報の対象となるプリンタ本体を特定し、総プリント枚
数、交換部品寿命、ジャム回数、ジャム種類比率から、
プリンタ本体がメンテナンスを要するかどうかを判断す
る。
【0050】上記交換部品とは、定着装置、中間転写ベ
ルトユニット、給紙ローラ等のカートリッジ以外の交換
部品であり、これらはカートリッジ比べ交換頻度が少な
いため、使用者は交換タイミングを意識することは少な
い。交換部品の寿命情報は、プリンタ本体により個々の
部品の使用量がカウント、記憶されており、寿命に達し
た場合そのことを示す情報がブラックのプロセスカート
リッジ7のFeRAM20に書き込まれている。これに
より、使用者に部品交換のアナウンスをしたり、サービ
スマンを自動的に派遣してメンテナンスを行ない、常に
良好なプリントを維持することができる。
【0051】又、総プリント枚数、ジャム回数、ジャム
種類比率により、通常の使用に比べジャムが多い部分を
特定し、プリンタ本体の異常を推測し、上記と同様にサ
ービスマンの派遣、メンテナンスを行なうことが可能と
なる。
【0052】更に、多数のブラックカートリッジのデー
タの集計により、ジャムを起こし易い部分を特定し、原
因となる部品の改良を効果的に行なうことが可能とな
る。
【0053】総プリント枚数、総プリント枚数における
紙サイズ(本実施例ではハガキなどの小サイズ、A4サ
イズ、A3サイズ、OHPシートなどの特殊紙の4種類
に分類している。)毎のプリント比率、プリントモード
(本実施例では、モノカラー連続4枚以上モード、モノ
カラー連続4枚未満モード、フルカラー連続4枚以上モ
ード、フルカラー連続4枚未満モード、OHPシートな
どの特殊紙プリントモードの5種類に分類している。)
毎のプリント比率を読み出し、多数のブラックカートリ
ッジのデータについて集計することにより、市場のプリ
ンタの使用形態の概要をつかむことができ、カートリッ
ジの生産量を的確に調整し、在庫量の過度な増減による
カートリッジのコストアップを抑えることができる。
【0054】更には、上記ジャム回数、ジャム種類比
率、総プリント枚数、総プリント枚数における紙サイズ
毎のプリント比率、プリントモード毎のプリント比率を
統計的に集計することにより、次の製品の性能ターゲッ
トの的確な選択や、それによる性能の向上などを積極的
に行なうことが可能となり、結果的に次製品の使用者の
メリットにつなげることができる。
【0055】このように、複数あるカートリッジのうち
特定のカートリッジのメモリに画像形成装置本体の使用
情報を記憶させる構成とすることで、必要最小限度の記
憶容量のカートリッジメモリにて、必要な画像形成装置
本体の使用情報を得ることができ、カートリッジのコス
トを必要以上に上げることなく、交換が必要な部品を交
換するなどのメンテナンスを故障が発生する前に的確に
行うことができると共に、カートリッジの生産量の調整
や、次の製品の性能向上に活用したりできるようにな
り、最終的にはカートリッジの低価格化、次製品の性能
向上などのユーザーのメリットに繋がる。
【0056】本実施例では、特定のカートリッジのメモ
リに記憶させる画像形成装置本体の使用情報として、画
像形成装置本体の個体識別情報と共に、画像形成装置の
画像形成装置使用開始からの総プリント枚数、紙サイズ
比率、プリントモード比率、交換部品寿命、ジャム回
数、ジャム種類比率を上げているが、この他、(1)画
像形成装置使用開始からの、総画像形成時間、紙サイズ
時間比率、プリントモード時間比率、紙サイズ毎の実枚
数、プリントモード毎の実枚数、画像形成装置の使用開
始日、最終メモリ書き込み日、(2)カートリッジ使用
開始からの、画像形成枚数、時間、紙サイズ枚数比率、
紙サイズ時間比率、プリントモード枚数比率、プリント
モード時間比率、紙サイズ毎の実枚数、プリントモード
毎の実枚数、カートリッジの使用開始日、最終使用日、
(3)プリンタが統計的に計算した、一定期間での、画
像形成枚数、時間、紙サイズ枚数比率、紙サイズ時間比
率、プリントモード枚数比率、プリントモード時間比
率、紙サイズ毎の実枚数、(4)特定のサイズに換算し
た画像形成枚数、(5)ウォーミングアップ動作や濃度
補正動作などの画像形成動作以外の動作回数、時間、
(6)カートリッジ使用開始からの、ジャム数、ジャム
種類毎のジャム数、などがあり、必要とメモリの記憶容
量、コストの兼ね合いにより適宜選択すれば良い。
【0057】また、本実施例では総プリント枚数、紙サ
イズ比率、プリントモード比率などの詳細なプリント枚
数情報を特定のカートリッジのメモリにのみ持たしてお
り、その他のカートリッジには特に持たしていないが、
例えば表2の「カートリッジメモリのメモリマップ」の
ように、詳細な枚数情報は同様に特定のカートリッジに
持たせるが、各カートリッジがプリントした枚数は標準
のサイズ(本実施例ではA4サイズ)に換算し、即ち、
例えばA3サイズは2カウントと言うように換算し、一
つの情報として大まかに記憶させ、各カートリッジがど
の程度使用されたのかの概略判断基準に利用しても良
い。このように標準サイズに換算して、一つの情報とし
て記憶させることにより、メモリの記憶容量を大きく消
費することなく、各カートリッジにおいても各カートリ
ッジのトナー充填量における概要使用枚数情報を得るこ
とが可能である。
【0058】
【表2】 また、本実施例では、複数のカートリッジとして、フル
カラー画像形成装置の各色のプロセスカートリッジ7の
例を示したが、例えば図3に示すように、モノカラー画
像形成装置であっても、感光ドラム1と帯電手段2、ク
リーニング手段6を一体的に形成した感光ドラムカート
リッジ16と、現像手段4をカートリッジ化した現像カ
ートリッジ17と、現像カートリッジ17に現像剤を補
給する現像剤補給容器であるトナーカートリッジ18の
ように、複数のカートリッジを持ちそれぞれにメモリを
持っている場合においても、同様の効果が得られる。
【0059】実施例2 本実施例は、実施例1と同様のカラーレーザープリンタ
において、画像形成装置本体の使用情報を、複数あるカ
ートリッジのメモリのうち、特定のカートリッジのメモ
リに記憶させるのではなく、複数のカートリッジのメモ
リに、各記憶項目毎に分散させて記憶させた例である。
【0060】イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの
プロセスカートリッジの構成等は、実施例1と同じであ
るので説明は省略する。
【0061】以下、表3の「カートリッジメモリのメモ
リマップ」を用いて、FeRAM20に記憶される内容
について説明する。
【0062】本実施例で使用されているFeRAM20
も実施例1と同様に、記憶容量が16Word(32B
yte)のものである。
【0063】
【表3】 各色共通項目の記憶内容は、工場出荷時に書き込まれ
る、カートリッジ製造年月日、製造年月日でのシリアル
No.、画像形成装置機種番号、カートリッジの色情
報、カートリッジ使用可能量、プロセス制御条件などで
ある。又、カートリッジの使用開始後に画像形成装置に
よって書き込まれる、カートリッジの実使用量、書き込
んだ内容が合っているかどうか確かめるためのチェック
サムなどである。それぞれの項目の機能は、実施例1と
同様である。
【0064】この各色共通項目の記憶内容とは別に、各
色で異なった記憶内容がある。
【0065】実施例1と同様にイエロー、マゼンタ、シ
アンのプロセスカートリッジ7には、プリンタによりカ
ウントされた各色毎の総ピクセルカウント量が記憶され
ている。
【0066】以上が各カートリッジに固有のメモリ記憶
内容である。
【0067】ここで、ブラックは他の色の記憶内容に比
べ記憶容量にゆとりがあり、その他のカートリッジにも
若干の記憶容量のゆとりが有る。このため、本発明で
は、この領域を画像形成装置本体の使用情報を記憶する
ことに利用し、カートリッジの回収により画像形成装置
本体の使用情報を収集することに活用している。
【0068】本実施例では、画像形成装置本体100の
個体識別情報(ID:画像形成装置の製造年月日、シリ
アルNo.を用いている。)を各カートリッジ7に記憶
させると共に、イエローのプロセスカートリッジ7Yの
メモリには交換部品寿命情報を、マゼンタのプロセスカ
ートリッジ7Mのメモリにはジャム回数、ジャム種類比
率を、シアンのプロセスカートリッジ7Cのメモリには
プリンタが統計的に計算した、一定期間での平均プリン
ト枚数を、ブラックのプロセスカートリッジ7Bkのメ
モリにはプリンタ使用開始からの総プリント枚数、紙サ
イズ比率、プリントモード比率を記憶させている。
【0069】このように、画像形成装置本体の使用情報
の各項目を別々のカートリッジのメモリに分散させて記
憶させる構成とすることで、実施例1と同様に、必要最
小限度の記憶容量のカートリッジメモリにて、必要な画
像形成装置本体の使用情報を得ることができ、カートリ
ッジのコストを必要以上に上げることなく、交換が必要
な部品を交換するなどのメンテナンスを故障が発生する
前に的確に行うことができると共に、カートリッジの生
産量の調整や、次の製品の性能向上に活用したりできる
ようになり、最終的にはカートリッジの低価格化、次製
品の性能向上などのユーザーのメリットに繋がる。
【0070】又、本実施例では、交換部品寿命情報の場
合イエローのカートリッジを、ジャム情報の場合マゼン
タのカートリッジを、というように目的に応じて対応す
るカートリッジを収集、分析すれば良い。
【0071】実施例3 本実施例は、実施例1と同様のカラーレーザープリンタ
において、画像形成装置本体100の使用情報を、複数
あるカートリッジ7のメモリ20のうち、特定のカート
リッジのメモリに記憶させるのではなく、複数のカート
リッジのメモリに、ある特定の記憶項目の内容を分散さ
せて記憶させた例である。
【0072】イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの
プロセスカートリッジの構成等は、実施例1と同じであ
るので説明は省略する。以下、表4の「カートリッジメ
モリのメモリマップ」を用いて、FeRAM20に記憶
される内容について説明する。
【0073】本実施例で使用されているFeRAM20
も実施例1と同様に、記憶容量が16Word(32B
yte)のものである。
【0074】
【表4】 各色共通項目の記憶内容は、工場出荷時に書き込まれ
る、カートリッジ製造年月日、製造年月日でのシリアル
No.、画像形成装置機種番号、カートリッジの色情
報、カートリッジ使用可能量、プロセス制御条件などで
ある。又、カートリッジの使用開始後に画像形成装置に
よって書き込まれる、カートリッジの実使用量、書き込
んだ内容が合っているかどうか確かめるためのチェック
サムなどである。それぞれの項目の機能は、実施例1と
同様である。
【0075】この各色共通項目の記憶内容とは別に、各
色で異なった記憶内容がある。
【0076】実施例1と同様にイエロー、マゼンタ、シ
アンのプロセスカートリッジ7には、プリンタによりカ
ウントされた各色毎の総ピクセルカウント量が記憶され
ている。
【0077】以上が各カートリッジに固有のメモリ記憶
内容である。
【0078】ここで、ブラックは他の色の記憶内容に比
べ記憶容量にゆとりがあり、その他のカートリッジにも
若干の記憶容量のゆとりが有る。このため、本発明で
は、この領域を画像形成装置本体の使用情報を記憶する
ことに利用し、カートリッジの回収により画像形成装置
本体の使用情報を収集することに活用している。
【0079】本実施例では、画像形成装置本体100の
個体識別情報(ID:画像形成装置の製造年月日、シリ
アルNo.を用いている。)、同時に情報を書き込む他
のカートリッジの個体識別情報(ここでは、メモリの容
量の関係でカートリッジのシリアル番号の一部を記憶さ
せている。)を各カートリッジ7に記憶させると共に、
イエローのプロセスカートリッジ7Yのメモリにはプリ
ンタのプリント枚数情報のうち小サイズ紙の実プリント
枚数を、マゼンタのプロセスカートリッジ7Mのメモリ
にはプリント枚数情報のうちA4サイズ紙の実プリント
枚数を、シアンのプロセスカートリッジ7Cのメモリに
はプリント枚数情報のうちA3サイズ紙の実プリント枚
数を、ブラックのプロセスカートリッジ7Bkのメモリ
にはプリント枚数情報のうちOHPシートの実プリント
枚数、更に交換部品寿命情報、ジャム回数、ジャム種類
比率を記憶させている。
【0080】このように、画像形成装置本体の使用情報
の特定の項目の情報を分解し、別々のカートリッジのメ
モリに分散させて記憶させる構成とすることで、実施例
1と同様に、必要最小限度の記憶容量のカートリッジメ
モリにて、必要な画像形成装置本体の使用情報を得るこ
とができ、カートリッジのコストを必要以上に上げるこ
となく、交換が必要な部品を交換するなどのメンテナン
スを故障が発生する前に的確に行うことができると共
に、カートリッジの生産量の調整や、次の製品の性能向
上に活用したりできるようになり、最終的にはカートリ
ッジの低価格化、次製品の性能向上などのユーザーのメ
リットに繋がる。
【0081】又、本実施例では、情報を同時に記憶させ
たカートリッジの個体識別情報(ID)をそれぞれに記
憶させることにより、情報集計時に分散記憶された情報
を一つの情報として纏めることができ、一つのメモリに
入らないような大きな情報も得ることが可能になる。
【0082】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、複数の
カートリッジが画像形成装置本体に着脱可能に設けられ
た画像形成装置において、カートリッジは、カートリッ
ジ固有の情報若しくは画像形成装置本体に関する使用情
報、又はその両方を記憶することができる記憶手段を有
し、画像形成装置本体及び/又はカートリッジは、カー
トリッジの前記記憶手段の記憶内容を読み出し、更新さ
れた情報を書き込む手段を備え、この読み出し、書き込
み手段は、(A)画像形成装置本体の使用情報を、複数
のカートリッジのうちの特定のカートリッジの記憶手段
に記憶させるか、(B)画像形成装置本体の使用情報
を、複数のカートリッジの記憶手段に分散させて記憶さ
せるか、(C)画像形成装置本体の使用情報のうちの固
体識別情報、若しくは、同じに使用しているカートリッ
ジの固有の情報のうちの固体識別情報、又は、両方をカ
ートリッジの記憶手段に記憶させるか、(D)特定のサ
イズに換算された各カートリッジ毎の画像形成枚数を、
複数あるカートリッジの各記憶手段に記憶させる、構成
とされるので、必要最小限度の記憶容量とされるカート
リッジの記憶手段(メモリ)にて必要な画像形成装置本
体の使用情報を得ることができ、カートリッジのコスト
を必要以上に上げることなく、交換が必要な部品を交換
するなどのメンテナンスを故障が発生する前に的確に行
なうことができると共に、斯かる記憶手段に記憶された
情報は、カートリッジの生産量の調整や、次の製品の性
能向上に活用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置の一実施例に係るプロセ
スカートリッジを組み込んだカラーレーザープリンタの
概略断面図である。
【図2】図1に示すプロセスカートリッジの概略拡大断
面図である。
【図3】本発明の画像形成装置の他の実施例の概略断面
図である。
【符号の説明】
1 感光ドラム(感光体) 2 帯電ローラ(帯電手段) 3 レーザ光 4 現像ユニット(現像手段) 5 トナーホッパー(現像剤補給容
器) 6 クリーニングユニット(クリー
ニング手段) 7 プロセスカートリッジ 8 中間転写ベルト 16 感光ドラムカートリッジ 17 現像カートリッジ 18 トナーカートリッジ 20 強誘電体不揮発メモリ(記憶手
段) 21 読み出し、書き込み手段 100 画像形成装置本体

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のカートリッジが画像形成装置本体
    に着脱可能に設けられた画像形成装置において、 前記カートリッジは、前記カートリッジ固有の情報若し
    くは前記画像形成装置本体に関する使用情報、又はその
    両方を記憶することができる記憶手段を有し、 前記画像形成装置本体及び/又は前記カートリッジは、
    前記カートリッジの前記記憶手段の記憶内容を読み出
    し、更新された情報を書き込む手段を備え、 前記読み出し、書き込み手段は、前記画像形成装置本体
    の使用情報を、前記複数のカートリッジのうちの特定の
    カートリッジの記憶手段に記憶させることを特徴とする
    画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記カートリッジの前記記憶手段に記憶
    される前記画像形成装置本体の使用情報が、(a)画像
    形成装置使用開始又はカートリッジ使用開始からの、画
    像形成枚数又は時間、(b)画像形成装置使用開始又は
    カートリッジ使用開始からの、画像形成サイズ毎の画像
    形成枚数又は時間、(c)画像形成装置使用開始又はカ
    ートリッジ使用開始からの、画像形成モード毎の画像形
    成枚数又は時間、(d)画像形成装置使用開始又はカー
    トリッジ使用開始からの、一定期間毎の画像形成枚数又
    は時間、(e)画像形成装置使用開始又はカートリッジ
    使用開始からの、特定のサイズに換算した画像形成枚
    数、(f)画像形成装置使用開始又はカートリッジ使用
    開始からの、画像形成動作以外の動作回数又は時間、
    (g)画像形成装置使用開始又はカートリッジ使用開始
    からのジャム数、(h)画像形成装置使用開始又はカー
    トリッジ使用開始からのジャム種類毎のジャム数、
    (i)画像形成装置の使用開始日及び記憶手段への最終
    書き込み日、(j)書き込まれるカートリッジの使用開
    始日及び最終使用日、(k)画像形成装置の交換部品の
    寿命情報、のうち1つ以上であることを特徴とする請求
    項1の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 複数のカートリッジが画像形成装置本体
    に着脱可能に設けられた画像形成装置において、 前記カートリッジは、前記カートリッジ固有の情報若し
    くは前記画像形成装置本体に関する使用情報、又はその
    両方を記憶することができる記憶手段を有し、 前記画像形成装置本体及び/又は前記カートリッジは、
    前記カートリッジの前記記憶手段の記憶内容を読み出
    し、更新された情報を書き込む手段を備え、 前記読み出し、書き込み手段は、前記画像形成装置本体
    の使用情報を、前記複数のカートリッジの記憶手段に分
    散させて記憶させることを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記カートリッジの前記記憶手段に記憶
    される前記画像形成装置本体の使用情報が、(a)画像
    形成装置使用開始又はカートリッジ使用開始からの、画
    像形成枚数又は時間、(b)画像形成装置使用開始又は
    カートリッジ使用開始からの、画像形成サイズ毎の画像
    形成枚数又は時間、(c)画像形成装置使用開始又はカ
    ートリッジ使用開始からの、画像形成モード毎の画像形
    成枚数又は時間、(d)画像形成装置使用開始又はカー
    トリッジ使用開始からの、一定期間毎の画像形成枚数又
    は時間、(e)画像形成装置使用開始又はカートリッジ
    使用開始からの、特定のサイズに換算した画像形成枚
    数、(f)画像形成装置使用開始又はカートリッジ使用
    開始からの、画像形成動作以外の動作回数又は時間、
    (g)画像形成装置使用開始又はカートリッジ使用開始
    からのジャム数、(h)画像形成装置使用開始又はカー
    トリッジ使用開始からのジャム種類毎のジャム数、
    (i)画像形成装置の使用開始日及び記憶手段への最終
    書き込み日、(j)書き込まれるカートリッジの使用開
    始日及び最終使用日、(k)画像形成装置の交換部品の
    寿命情報、のうち1つ以上であり、記憶させる特定の項
    目の情報を前記複数のカートリッジの記憶手段に分散さ
    せて記憶させることを特徴とする請求項3の画像形成装
    置。
  5. 【請求項5】 前記カートリッジの前記記憶手段に記憶
    される前記画像形成装置本体の使用情報が、(a)画像
    形成装置使用開始又はカートリッジ使用開始からの、画
    像形成枚数又は時間、(b)画像形成装置使用開始又は
    カートリッジ使用開始からの、画像形成サイズ毎の画像
    形成枚数又は時間、(c)画像形成装置使用開始又はカ
    ートリッジ使用開始からの、画像形成モード毎の画像形
    成枚数又は時間、(d)画像形成装置使用開始又はカー
    トリッジ使用開始からの、一定期間毎の画像形成枚数又
    は時間、(e)画像形成装置使用開始又はカートリッジ
    使用開始からの、特定のサイズに換算した画像形成枚
    数、(f)画像形成装置使用開始又はカートリッジ使用
    開始からの、画像形成動作以外の動作回数又は時間、
    (g)画像形成装置使用開始又はカートリッジ使用開始
    からのジャム数、(h)画像形成装置使用開始又はカー
    トリッジ使用開始からのジャム種類毎のジャム数、
    (i)画像形成装置の使用開始日及び記憶手段への最終
    書き込み日、(j)書き込まれるカートリッジの使用開
    始日及び最終使用日、(k)画像形成装置の交換部品の
    寿命情報、のうち2つ以上であり、記憶させる各項目の
    情報を前記複数のカートリッジの記憶手段に別々に記憶
    させることを特徴とする請求項3の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 複数のカートリッジが画像形成装置本体
    に着脱可能に設けられた画像形成装置において、 前記カートリッジは、前記カートリッジ固有の情報若し
    くは前記画像形成装置本体に関する使用情報、又はその
    両方を記憶することができる記憶手段を有し、 前記画像形成装置本体及び/又は前記カートリッジは、
    前記カートリッジの前記記憶手段の記憶内容を読み出
    し、更新された情報を書き込む手段を備え、 前記読み出し、書き込み手段は、前記画像形成装置本体
    の使用情報のうちの固体識別情報、若しくは、同じに使
    用している前記カートリッジの固有の情報のうちの固体
    識別情報、又は、両方を前記カートリッジの記憶手段に
    記憶させることを特徴とする画像形成装置。
  7. 【請求項7】 複数のカートリッジが画像形成装置本体
    に着脱可能に設けられた画像形成装置において、 前記カートリッジは、前記カートリッジ固有の情報若し
    くは前記画像形成装置本体に関する使用情報、又はその
    両方を記憶することができる記憶手段を有し、 前記画像形成装置本体及び/又は前記カートリッジは、
    前記カートリッジの前記記憶手段の記憶内容を読み出
    し、更新された情報を書き込む手段を備え、 前記読み出し、書き込み手段は、特定のサイズに換算さ
    れた各カートリッジ毎の画像形成枚数を、前記複数ある
    カートリッジの各記憶手段に記憶させることを特徴とす
    る画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記カートリッジは、感光体、帯電手
    段、現像手段、クリーニング手段或いは現像剤補給容器
    の少なくとも一つをカートリッジ化したものである請求
    項1〜7のいずれかの項に記載の画像形成装置。
  9. 【請求項9】 前記画像形成装置は、複数色の現像剤に
    よりカラー画像を形成する画像形成装置であり、少なく
    とも各色の現像手段がそれぞれカートリッジ化されてい
    ることを特徴とする請求項8の画像形成装置。
  10. 【請求項10】 前記画像形成装置は、複数色の現像剤
    によりカラー画像を形成する画像形成装置であり、少な
    くとも各色の現像手段と各色専用の感光体が一体的に形
    成された、複数のプロセスカートリッジであることを特
    徴とする請求項8の画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007206289A (ja) * 2006-01-31 2007-08-16 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2010173180A (ja) * 2009-01-29 2010-08-12 Ricoh Co Ltd 画像形成装置、プログラム及び記憶媒体
JP2013111858A (ja) * 2011-11-29 2013-06-10 Brother Industries Ltd 印刷装置

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JP2013111858A (ja) * 2011-11-29 2013-06-10 Brother Industries Ltd 印刷装置

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