JP2001296775A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2001296775A
JP2001296775A JP2000110292A JP2000110292A JP2001296775A JP 2001296775 A JP2001296775 A JP 2001296775A JP 2000110292 A JP2000110292 A JP 2000110292A JP 2000110292 A JP2000110292 A JP 2000110292A JP 2001296775 A JP2001296775 A JP 2001296775A
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image forming
forming apparatus
unit
image
consumable unit
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English (en)
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Takashi Ono
孝史 小野
Toshiyuki Mori
敏行 毛利
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 消耗ユニットの管理をより便利により精度よ
くでき、画像形成の画質の向上も図れ、しかも製造する
側でも取り扱いやすく且つリサイクルも行いやすい画像
形成装置を提供すること。 【解決手段】 用紙に画像形成を行う画像形成装置にお
いて、画像形成装置内部に取り付けと取り出しが可能な
消耗ユニットを有する手段と、この消耗ユニットにおい
てデータの書込みと読み出しが可能な情報記録装置を有
する手段と、情報記録装置が無線通信方式によってデー
タの書込みと読み出しが可能である手段とを備え、情報
記録装置に記録したデータを画像形成において参照して
画像形成動作を切り替える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置に係
り、特にライフ管理の難しかった可動部の消耗ユニット
の消耗管理を可能にすることで消耗ユニットの管理をよ
り便利で精度よくそして低コストで行うことができよう
にした画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在のオフィスや一般家庭において、コ
ンピュータや各種デジタル機器の普及と共にカラープリ
ンタやカラーコピア(登録商標)の普及も進み、社会の
数多くの場面において普通にカラー印刷のドキュメント
が取り扱われるようになり、印刷物がカラーであること
は、もはや当たり前のことになっている。カラー印刷物
の普及と同時に、プリンタやコピアもカラー画像を印刷
できる構成を成しているが、プリンタやコピアにおいて
モノクロとカラーの構成で大きく異なるのは、装置の内
部にブラックのトナーやインクを保持する機構が存在し
ているのみでなく、カラーを印刷するためのシアン、マ
ゼンタ、イエローのトナーやインクを保持する機構があ
り、それに加えて用紙上に画像形成する機構が存在して
いるということである。
【0003】旧来から使用されているモノクロのプリン
タやコピアの装置に比べて、カラーの装置は、カラーの
印刷を行う際に1枚の用紙の印刷において4色のトナー
やインクを使用するため、1枚の印刷のために必要なト
ナーやインクの量は増加する。この4色に増えてしまっ
たトナーやインクの消耗品は、ドキュメントへのカラー
印刷が普及するにつれて低価格化が進んでいるが、モノ
クロ印刷の1色の場合と比べると、未だ4色使用するカ
ラー印刷の方が1枚当たりのランニングコストとして遥
かに高価である。そのためカラー印刷の普及と共に、プ
リンタやコピアのランニングコストの問題は、モノクロ
印刷のときと比べて重要度が増しており、その装置の性
能や魅力を左右する重要な要因となっている。このラン
ニングコストについての性能を向上させるためには、ト
ナーやインクといった材料を低コストに改善していくと
同時に、プリンタやコピアの装置内に残っているトナー
やインクを最後まで使い切るよう、正確に精度よく残量
を管理していくということも重要である。このプリンタ
やコピア装置内のトナーやインクの残量を管理していく
方法としては、幾つかの方法が用いられており、その一
つとして図7に示す方法がある。
【0004】図7は従来の画像形成装置の構成図であ
る。この画像形成装置の画像形成動作について説明をし
た後、そのトナーに代表される消耗品の消耗度の検知方
法やその消耗品の管理方法について説明を行う。カラー
画像の形成に用いる4色のブラック、シアン、マゼン
タ、イエローからなる色重ねの画像を形成するために、
画像データ形成部26(図8参照)より画像データがブ
ラック、シアン、マゼンタ、イエローの各色ドットデー
タがラスタライズされた後に、各色ごとに図7の画像形
成装置の構成に対して送られてくる。最初に送られてく
るのはブラックの画像データで、画像データが発光信号
として半導体レーザー素子を内蔵したLSU(レーザス
キャニングユニット)1に入力する。LSU1は発光信
号に応じてドットごとにレーザーの発光と消灯を切り替
え、除電器2によって、表面を除電された感光体ベルト
3は、帯電器4によって一様にマイナスに帯電される。
マイナスに帯電した感光体ベルト3に対して、LSU1
はレーザーを発光照射していき、感光体ベルト3上に視
覚的には認知できない電気的な潜像を形成する。感光体
ベルト3上に形成された潜像は、ブラック現像器5の構
成部品であるブラック現像器カム6がブラック現像器5
を押し出すことで感光体ベルト3に当接し、前もって決
められている規定の電圧値である現像バイアスの力でト
ナー付着による現像を行い感光体ベルト3上にブラック
トナー画像が形成されて、中間転写体ベルト7にブラッ
クトナー画像が転写する。この中間転写体ベルト7の上
にあるブラックトナー画像は、画像形成装置のカラー画
像の印刷モードが単色印刷モードであれば用紙転写ロー
ラー8の位置において、給紙されてきた用紙に転写し、
用紙に転写しきれずに中間転写体ベルト7上に残留して
しまったトナーについては、中間転写体クリーナー9に
おいてベルト上のトナーを掻きとってトナーを取り除い
てしまう。また、画像形成装置のカラー画像の印刷モー
ドが、カラーの印刷動作である4色印刷モードであれば
そのままブラックトナー画像を中間転写体ベルト7上に
保持したままで、次の色の画像形成動作に入る。画像形
成装置は、次色の画像形成動作として、シアンの画像デ
ータが送られ、ブラックの画像形成動作と同様の工程で
感光体ベルト3上に潜像が形成され、シアン現像器10
がシアン現像器カム11に押し出されることによって感
光体ベルト3に当接し、感光体ベルト3上にトナーによ
って現像されたシアントナー画像の形成を行う。画像形
成装置は、シアントナー画像も同様に、中間転写体ベル
ト7への転写という工程を行う。この4色印刷モードで
ある場合は、先に中間転写体ベルト7上に画像形成され
ているブラックトナー画像の上に、画像の先端から後端
まで画像位置が重なる形で中間転写体ベルト7上への転
写が行われる。さらにマゼンタとイエローも順次同様の
工程で、マゼンタ現像器12がマゼンタ現像器カム13
に、そしてイエロー現像器14がイエロー現像器カム1
5により順次に感光体ベルト3に各現像器が当接するこ
とにより現像が行われ、感光体ベルト3上にトナー画像
が形成された後、中間転写体ベルト7上への転写が行わ
れる。
【0005】中間転写体ベルト7上に色重ねされたトナ
ー画像は、トナー画像の画像領域の先端位置に用紙の先
端が規定のマージンを確保した上で一致するタイミング
で、その用紙ごとに専用の用紙ガイドが装着されている
用紙カセット16より用紙17がピックアップローラー
18の1回転によって給紙を開始する。そして搬送路を
搬送される用紙17は、用紙転写ローラー8の前にある
レジストローラー19の位置において、用紙17の先端
が一時停止し、中間転写体ベルト7上のトナー画像の先
端と用紙17の先端がマージンを含んだ上で正確に一致
するように微調整のタイミング合せを行った後、レジス
トローラー19が回転し、用紙17が用紙転写ローラー
8の位置に到達してトナー画像が用紙17に転写され
る。用紙17とその上に転写されたトナー画像は、その
まま用紙搬送路を搬送されていき、定着器20に用紙の
先端より突入し、定着器20内にある内部にヒータを有
している定着ローラーと接触することによって用紙上の
トナー画像が溶かされ、色重ねした各色のトナーが混ざ
り合って用紙上に固定される。用紙上にカラー画像の画
像形成が完了すると、画像形成装置は用紙を排紙ローラ
ー21の回転によって装置外の排紙トレイに排紙する。
この画像形成の動作の間、感光体ベルト3に常に当接し
て、ベルト上に残留しているトナーを感光体ベルトクリ
ーナー22が擦りとって、感光体ベルト3上をクリーニ
ングし、次の用紙の画像形成に備える。
【0006】このような画像形成装置において、消耗品
として交換可能なユニットとして構成されている物は、
図7において破線で囲んだ部品からなるプロセスベルト
ユニット23と定着器20、そして各色の現像器である
ブラック現像器5、シアン現像器10、マゼンタ現像器
12、イエロー現像器14である。以上示した以外の他
の部品についても、使用が進むにつれて消耗は進んでい
くが、画像形成装置本体の設計時における寿命とほぼ同
等かそれ以上の寿命であるため、基本的に交換可能な消
耗品として取り扱っていない。また、用紙については、
ユーザーの供給品として消耗品から除いている。
【0007】図8は従来の画像形成装置における消耗ユ
ニット化の消耗管理構成ブロック図である。CPUやソ
フトウェアを内蔵しているROMを含んだハードウェア
からなり画像形成装置全体の制御を行う画像形成装置制
御部24が、画像データ形成部26に対して画像形成を
行うための画像データ要求を行い、画像データ形成部2
6は画像形成を行うためのデータを画像形成装置制御部
24に対して出力してくる。画像形成装置へ画像データ
が入力されるに従って画像形成装置が動作して、画像形
成を進めていくが、その画像形成の動作進行に伴って各
色の現像器よりなる現像ユニット25の各現像器が使用
されて消耗していく。このとき、画像形成装置制御部2
4は、現像ユニット25の各色の現像器が動作したこと
を各現像器のカムの動作センサー(図示せず)より検知
して、そのデータを各色ごとに得ていく。各現像器の動
作に従って画像形成装置制御部は、データ記録部27に
対して各色ごとに現像器が動作した数だけカウントアッ
プするように指示する。データ記録部27は、その指示
に応じてそれまで記録しているデータをカウントアップ
する。このカウントアップした値を画像形成装置制御部
が、データ記録部27より読み出し、もし前もって決め
られている値よりも読み出した値の方が大きければ、現
状の画像形成動作終了後、以降の画像形成要求を受付け
なくなるか、もしくは、ユーザー表示部28に対して、
画像形成装置を使用しているユーザーに対して、現像ユ
ニットの消耗品であるトナーの残りが少ないことを警告
するためにその旨をメッセージとして表示する。プロセ
スベルトユニット23内の感光体ベルト3上にトナー画
像が形成されると、感光体が1画像分使用されたという
ことで画像形成装置制御部24は、データ記録部27に
対してプロセスベルトユニットの使用画像数をカウント
アップするように指示する。このときデータ記録部27
は、その指示に応じてそれまで記録している使用画像数
のデータをカウントアップする。同様に、定着器20を
用紙17が通過すると、画像形成装置制御部24は、デ
ータ記録部27に対して定着器20の通過用紙枚数をカ
ウントアップするように指示する。このときもデータ記
録部27は、その指示に応じてそれまで記録している定
着器20の通過用紙枚数のデータをカウントアップす
る。このとき、プロセスベルトユニット23や定着器2
0のカウントアップされた値が、そのユニットごとに前
もって決められたある規定値を超えると、画像形成装置
制御部24は、ユーザー表示部28に対してプロセスベ
ルトユニットもしくは定着器の正常に動作できる寿命が
残り少ないことを警告として表示する。さらに、その警
告の表示が開始してそのユニットの寿命である規定数の
カウントアップが進めば、画像形成装置制御部24は画
像形成動作を止め、画像データ形成部26からの画像形
成要求があっても、画像形成動作の受付けを拒否して、
画像形成ができないことをユーザー表示部28に表示す
る。ユーザーがユーザー表示部28の表示に応じて、消
耗してしまったユニットを取り外し、代わりに新品の消
耗品を取り付けた上で、ユーザー表示部28の例である
図9のユーザーパネル29にあるキーを新品のユニット
に同梱してある説明書の記述に従って操作していくと、
交換したユニットを画像形成装置制御部24は、新品の
ユニットとして認識し、データ記録部27に記録してあ
るそのユニットに関するカウントデータをゼロにするよ
う指示する。すると、データ記録部27は、指示があっ
たカウントデータをゼロにクリアして再び保存し、画像
形成装置の動作上も交換したユニットが新品として取り
扱われることとなる。ユーザーパネル29は、文字デー
タを表示やブリンク表示を行ってユーザーにデータを示
す液晶表示部30と、その液晶表示に表示している文字
データに応じてユーザーが指示や画像形成装置の動作の
選択を行うキーボタン31、そして少し離れた場所から
でも画像形成装置が動作可能状態かエラー状態かをユー
ザーが認識することを可能にするために点灯・点滅する
LEDからなるLED部32によって構成されている。
【0008】この方法におけるユニットの管理方法によ
れば、ユニットを交換するユーザー側が新品のユニット
投入時のパネルキー操作を行って、ユニットが消耗して
いるにも関わらず無理に使用してくことも可能である。
その場合画像形成装置が不良印刷を行ってしまうだけで
なく、画像形成装置を構成している各部品に悪影響を与
えてしまい、最悪の場合、部品破壊を起こしてしまう可
能性もある。これを防ぐために、消耗ユニットのライフ
データを画像形成装置本体のハードウェアに記録してお
くのではなく、交換を行っていくユニット自体に記録用
のハードウェアを取り付けておき、ユニット自体にその
ユニットの消耗度を記録していくという構成にすると、
消耗してしまったユニットをユーザーが無理に使用する
ことが不可能になる。消耗ユニットごとに消耗データを
記録管理する構成の実現においては、画像形成装置本体
のハードウェアと消耗ユニットのハードウェアとを電気
的に結び付ける必要がある。その実現方法としては、画
像形成装置本体と消耗ユニットの間に消耗管理に必要な
データをやりとりするためのコネクタを取り付け、消耗
ユニットを画像形成装置本体に取り付けると取り付けガ
イドに従って自然に両者のコネクタが結び付けられる機
構にしなければならない。その理由としては、画像形成
装置本体に消耗ユニットを取り付ける以外に、その両者
の間をケーブルとコネクタによって結合させる作業を必
要とすると、作業者の手が画像形成装置の電気的な部分
の近いところに入ることとなり、ユニットを交換する作
業者に対する危険度が増加するためである。画像形成装
置の低価格化が進み、画像形成装置の普及台数が膨大に
なってくると消耗品の交換メンテナンスは、消耗品のユ
ーザーメンテナンスを前提とすることが基本となってく
るため、ユーザーに対して危険度が高い作業を行わせる
ことは、様々な面から不都合である。この制限により、
画像形成装置の消耗ユニット自体が移動動作を行わない
ユニットでなければ、消耗ユニットの取り付けと同時に
コネクタの結合が難しいことから、消耗ユニット自体が
移動しない消耗ユニットに対しては、消耗ユニット自体
に消耗度の記録が可能なハードウェアを取り付けること
が容易である。しかしながら、消耗ユニット自体が移動
する消耗ユニットについては、消耗ユニット自体に消耗
度の記録が可能なハードウェアを取り付けることが難し
い。このことから、例として挙げている画像形成装置例
においては、定着器20やプロセスベルトユニット23
に対して消耗度の記録が可能なハードウェアを取り付け
ることが可能であるが、現像ユニット25に対しては消
耗度の記録が可能なハードウェアを取り付けることが難
しい。消耗ユニット自体に消耗度の記録を行うような画
像形成装置にした場合のブロック図は、図10のように
なる。図10において、画像形成装置制御部24は、現
像ユニット25に関する管理データのやり取りを行うと
きのみだけ、定着器20とプロセスベルトユニット23
の記録を除いたデータ記録部33とデータのやりとりを
行う。プロセスベルトユニット23と定着器20に関す
る管理は、それぞれのユニットに内蔵してあるプロセス
ベルトユニット消耗度記録部34と定着器消耗度記録部
35にてそれぞれ行うようにする。このような構成を用
いることによって、プロセスベルトユニット23と定着
器20に関しては、ユーザーが消耗ユニットを新品に交
換したり、予備として持っていた中古の消耗ユニットを
途中から交換して使用しても、消耗ユニット自体に消耗
度の記録が行われていることから、何も問題なくライフ
管理に対応することが可能となる。
【0009】プロセスベルトユニット23と定着器20
に比べて、現像ユニット25の各色現像器5,10,1
2,14は、古い現像器と新品の現像器とを交換する
際、消耗ユニット自体を交換するだけで交換が完了す
る。これに対して、ユーザーによるキー入力の手間が必
要であるため、ユーザーの負担が大きく、場合によって
は画像形成装置を製造した側のサービス対応が必要など
の製造側の負担もありえた。このような負担を極力減ら
すために、現像ユニット25内の各色現像器5,10,
12,14におけるライフ管理の方法としては、図11
のような構成がある。図11は現像ユニット内部の現像
器の取り付け部分を概略的に表現した図である。現像器
36が、画像形成装置本体の現像器ガイド37に沿って
挿入され、画像形成時の感光体ベルト3にトナーを現像
するときのみ、感光体ベルト3に現像器36の現像ロー
ラーが当接する。画像形成時以外では、現像器36は現
像器ガイド37に取り付けてあるバネ(図示せず)によ
り付勢されて、感光体ベルト3には接触しないようにな
っている。画像形成装置が、画像形成を行う際に現像器
36を感光体ベルト3への当接と離間の動作を行うが、
その当接離間動作の前後どちらかに、現像器36内のト
ナーの量が内部に残っているかを検知するために、残ト
ナー量が十分存在しているかを検知する残トナー検知部
を設けている。残トナー検知部の発光側38は、LED
か半導体レーザーによって構成されており、現像器36
の規定の位置に応じたタイミングで発光を開始する。残
トナー検知部の受光側39は、光量に応じて出力の電位
を変動させる光センサーであり、残トナー検知部の発光
側38より発光された光量が到達すると、ある規定の閾
値電位を超える電位で出力し、光の到達を検知できるよ
うになっている。画像形成装置が残トナーの検知を行う
際、現像器36の両側面にあるトナー透過窓40の位置
が残トナー検知部の発光側38と残トナー検知部の受光
側39の位置を合うように、現像器36が動作して移動
する。この位置が合ったタイミングで、残トナー検知部
の発光と受光を行えば、もしトナーが現像器36内に十
分充填してあれば、残トナー検知部の発光側38が規定
の光量を発光しても、トナー透過窓40を通過して残ト
ナー検知部の受光側39に入力される光量が減衰してし
まっていて、光センサーに規定の光量が入力しないた
め、残トナー検知部は現像器36の内部にトナーが十分
装填されていることを検知できる。一方、現像器36の
内部にトナーが十分入っていなければ、残トナー検知部
の発光側38が発する光量を遮る物がないので、残トナ
ー検知部の受光側39に光量が十分与えられて、光セン
サーが規定の電位の電位変化を示し、これによって残ト
ナー検知部は現像器36の内部にトナーが空になってい
ることを検知できる。現像ユニット25は、このような
残トナー検知機構を各色の現像器5,10,12,14
ごとに取り付けることによって、ライフ管理を行うこと
が可能になる。この方法を用いれば、ユーザーがそれま
で継続して用いていた現像器以外の現像器を入れ替え、
その現像器内部にトナーが空であっても、画像形成装置
自身が現像器内部のトナーが空であることを検知できる
ことから、空の消耗品を無理に使用することによって、
画像形成装置の他の部品に対してダメージを与えること
を避けることができる。
【0010】以上のような構成によって、従来の画像形
成装置は、ライフ管理を行って画像形成装置としての動
作を実現してきた。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
方式における画像形成装置の消耗ユニットの管理におい
ては、現像ユニット25の各色現像器5,10,12,
14ではある特定位置の残トナー量を検知しているた
め、現像器内部の他の位置にまだトナーが残っていて
も、トナー無しと検知してしまうことがある。また、光
センサーとトナー透過窓40を用いてトナー残量を検知
しているため、湿度の高い地域において、長時間画像形
成装置を使用しなかった後、再び画像を印刷するときな
ど現像器5,10,12,14内部のトナーが固まり、
トナー透過窓40に付着してトナーが無くなっても光が
うまく透過しなくなってしまうこともある。そのため、
本来は現像ユニット25においても、他の消耗ユニット
と同様に消耗度を記録する機構を設けた方が、精度良く
現像ユニット25の各色現像器のライフを管理すること
ができる。
【0012】また、現在、消耗ユニット自体が動作する
消耗ユニットでないために、画像形成装置本体とコネク
タによって結合されている消耗ユニットについても、コ
ネクタとケーブルで画像形成装置本体と消耗ユニットの
間を結合しなければならない制約が取り除かれれば、画
像形成装置本体や消耗ユニットの形状を自由にすること
が可能となり、小型化や再利用の際に分解組み立てが行
いやすくなるというメリットがある。
【0013】さらに、消耗ユニットに取り付けるデータ
を記録する機構に対して、機種を判別するデータやパス
ワードデータなどの記録するようにすれば、消耗ユニッ
トの誤使用や不正な使用に対する防止策として利用でき
たり、消耗ユニットのリサイクル利用の可不可判定にも
利用できたりすることから、数多くの有効な利用方法が
得られる。
【0014】さらに、付け加えると消耗ユニットに取り
付けるデータを記録する機構に対して、画像形成装置が
電子写真による画像形成を行うのであれば、画像形成を
行うための電圧値や電流値を制御するプロセス制御の制
御データテーブルをユニットごとに記録することが可能
になれば、画像形成の結果である印刷物の画質向上を図
れたり、製品出荷後に消耗ユニットの性能を向上するた
めに材料の変更を行う際など、今までは消耗ユニットの
交換に加えて画像形成装置本体のROM変えやソフトの
ダウンロードを必要であるため、消耗ユニットを交換す
るユーザーの手間やメーカー側のサービスサポート対応
などの煩雑な要因が必要であったのが、大幅に省けるよ
うになるという利点もある。
【0015】本発明は、画像形成装置本体と消耗ユニッ
ト間のコネクタとケーブルを取り除いた上に、今まで取
り付けられなかった移動する消耗ユニットに対しても、
消耗度を記録することを可能にすることで画像形成装置
に用いられる消耗ユニットの管理をより便利に、そして
より精度よく行うことができる上に画像形成の画質の向
上も図れる画像形成装置及び方法を提供することに加え
て、画像形成装置を製造する側にも取り扱いやすく且つ
リサイクルも行いやすいという現在の画像形成装置に求
められているテーマを達成することを目的としている。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、用紙に画像形
成を行う画像形成装置において、前記画像形成装置内部
に取り付けと取り出しが可能な消耗ユニットを有する手
段と、前記消耗ユニットにおいてデータの書込みと読み
出しが可能な情報記録装置を有する手段と、前記情報記
録装置が無線通信方式によってデータの書込みと読み出
しが可能である手段とを備え、前記情報記録装置に記録
したデータを画像形成において参照して画像形成動作を
切り替えることを特徴とする。
【0017】本発明においては、情報記録装置について
無線通信方式によってデータの読み出しが可能である手
段だけにする構成としてもよい。
【0018】上記構成により、画像形成装置に用いられ
る消耗ユニットの管理をより便利に、そしてより精度よ
く行うことができる画像形成装置及び方法を提供した
り、ユーザー側やメーカー側が扱いやすい画像形成装置
を提供することができる。
【0019】また、上記構成に付け加える形で、画像形
成装置のプロセス制御に必要なデータを情報記録装置に
記録するデータとして使用することにより、画像形成装
置から画像形成が行われる画像の画質の向上が図れる画
像形成装置を提供することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】請求項1に記載の発明は、用紙に
画像形成を行う画像形成装置において、画像形成装置内
部に取り付けと取り出しが可能な消耗ユニットを有する
手段と、消耗ユニットにおいてデータの書込みと読み出
しが可能な情報記録装置を有する手段と、情報記録装置
が無線通信方式によってデータの書込みと読み出しが可
能である手段とを備え、情報記録装置に記録したデータ
を画像形成において参照して画像形成動作を切り替える
ことを特徴とする画像形成装置であり、画像形成装置に
おいて装置本体より取り出し交換が可能な消耗ユニット
にデータを記録できたり読み出したりすることが可能な
情報記録装置を取り付け、その情報記録装置に対するデ
ータの書込みや読み込みの操作を無線通信によって行
い、そのデータに従って画像形成装置の動作を切り替え
ていくという作用を有する。
【0021】請求項2に記載の発明は、情報記録装置
は、消耗ユニットの寿命管理等に必要なデータを記録す
る手段を有することを特徴とする請求項1記載の画像形
成装置であり、記録したデータに従って、消耗ユニット
の寿命管理ができるという作用を有する。
【0022】請求項3に記載の発明は、情報記録装置
は、消耗ユニットを使用して画像形成を行ったピクセル
数か画像カラープレーン数のどちらか、もしくは両者の
データを記録する手段を有することを特徴とする請求項
1記載の画像形成装置であり、記録するデータとして画
像形成を行ったピクセル数やカラープレーン数を記録し
て寿命管理を行っていくことができるという作用を有す
る。
【0023】請求項4に記載の発明は、情報記録装置
は、消耗ユニットを使用して画像形成を行った用紙枚数
のデータを記録する手段を有することを特徴とする請求
項1記載の画像形成装置であり、記録するデータとして
画像形成を行った用紙の枚数を記録して寿命管理を行っ
ていくことができるという作用を有する。
【0024】請求項5に記載の発明は、情報記録装置
は、消耗ユニットの使用開始日付時刻に関するデータを
記録する手段を有することを特徴とする請求項1記載の
画像形成装置であり、記録するデータとして日時に関す
るデータを記録し、画像形成装置をそれ程頻繁に使用し
ないユーザーや長期間に渡って使用せずに保管しておく
ユーザー等を考慮し、長期間の未使用状態により消耗品
の不具合が発生を防止できるという作用を有する。
【0025】請求項6に記載の発明は、情報記録装置
は、毎日初めて電源を立ち上げてから規定時間が経過し
たときの温度と湿度等のデータを記録する手段を有する
ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置であり、
記録するデータとして、周囲環境データの履歴を記録
し、画像形成装置の調整をすることができるという作用
を有する。
【0026】請求項7に記載の発明は、情報記録装置
は、取り付けられている消耗ユニットが異なる色のトナ
ーもしくは色を表現する材料によって画像を展開される
ユニットであれば、どの色のトナーもしくは色を表現す
る材料によって画像がデータ展開されているかのデータ
を記録する手段を有することを特徴とする請求項1記載
の画像形成装置であり、カラー画像形成装置の場合、記
録しているデータを利用して、画像形成に用いる色の頻
度が異なる場合に画像形成のプロセス制御を切り替える
ことができるという作用を有する。
【0027】請求項8に記載の発明は、情報記録装置
は、画像形成装置が画像形成を行う際において発生した
排トナーもしくは色を表現する排材料がどの程度の量で
あるかのデータを記録する手段を有することを特徴とす
る請求項1記載の画像形成装置であり、記録するデータ
として各消耗ユニットにおいて発生する排トナー量の管
理を行い、ユニットの消耗度の管理と消耗ユニットのリ
サイクルを行う際のデータとして利用できるという作用
を有する。
【0028】請求項9に記載の発明は、情報記録装置
は、消耗ユニットごとに使用された色の種類に応じた費
用自体をデータとして記録する手段を有することを特徴
とする請求項1記載の画像形成装置であり、記録したデ
ータを基にして消耗ユニットの費用管理に使用できると
いう作用を有する。
【0029】請求項10に記載の発明は、情報記録装置
は、消耗ユニットごとにピクセル数に応じた費用自体を
データとして記録する手段を有することを特徴とする請
求項1記載の画像形成装置であり、記録したデータを基
にして消耗ユニットの費用管理に使用できるという作用
を有する。
【0030】請求項11に記載の発明は、情報記録装置
は、消耗ユニットごとに4色動作であるフルカラーモー
ドや単色動作であるモノクロモードなどの画像形成動作
に応じた費用自体をデータとして記録する手段を有する
ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置であり、
記録したデータを基にして消耗ユニットの費用管理に使
用できるという作用を有する。
【0031】請求項12に記載の発明は、情報記録装置
は、消耗ユニットごとに写真画像やテキスト画像、そし
てグラフィック画像などに代表される画像種類に応じて
画像形成する際の費用を分別してデータとして記録する
手段を有することを特徴とする請求項1記載の画像形成
装置であり、記録したデータを基にして消耗ユニットの
費用管理に使用できるという作用を有する。
【0032】請求項13に記載の発明は、情報記録装置
は、消耗ユニットの寿命が終了した際に消耗ユニットを
構成している規定の部品の消耗ユニットを1度分解した
後に交換して再組み立てし、再び消耗ユニットを画像形
成装置に取り付け、電源投入後に画像形成装置のある規
定操作を行うと、消耗ユニットの寿命終了等が取り消さ
れる手段を有することを特徴とする請求項1記載の画像
形成装置であり、記録したデータを基に消耗ユニットの
リサイクルを行う場合のリサイクル可不可を判定するこ
とができるという作用を有する。
【0033】請求項14に記載の発明は、情報記録装置
は、消耗ユニットの寿命が終了した際に消耗ユニットに
対して消耗部品の補給もしくは交換を行って、再び消耗
ユニットを画像形成装置に取り付け、電源投入後に画像
形成装置のある規定操作を行うと、消耗ユニットの寿命
終了等が取り消される手段を有することを特徴とする請
求項1記載の画像形成装置であり、記録したデータを基
に消耗ユニットのリサイクルを行う場合のリサイクル可
不可を判定することができるという作用を有する。
【0034】請求項15に記載の発明は、情報記録装置
は、消耗ユニットの寿命が終了した際に消耗ユニットを
構成している規定の部品の消耗ユニットを1度分解した
後に交換して再組み立てし、再び消耗ユニットを画像形
成装置に取り付け、電源投入後に画像形成装置のある規
定操作を行うと、消耗ユニットの寿命終了等が取り消さ
れる手段と、再組み立て回数が特定の規定回数に制限さ
れている手段を有することを特徴とする請求項1記載の
画像形成装置であり、記録したデータを基に消耗ユニッ
トのリサイクルを行う場合のリサイクル可不可を判定す
ることができるという作用を有する。
【0035】請求項16に記載の発明は、情報記録装置
は、再組み立て回数が特定の規定回数を超えると再組み
立てが不能となる手段を有することを特徴とする請求項
1記載の画像形成装置であり、記録したデータを基に消
耗ユニットのリサイクルを行う場合のリサイクル可不可
を判定することができるという作用を有する。
【0036】請求項17に記載の発明は、用紙に画像形
成を行う画像形成装置において、画像形成装置内部に取
り付けと取り出しが可能な消耗ユニットを有する手段
と、消耗ユニットにおいてデータの読み出しのみが可能
な情報記録装置を有する手段と、情報記録装置が無線通
信方式によって情報の読み出しのみが可能である手段
と、情報記録装置に記録した情報を画像形成動作時に参
照した結果に基づいて画像形成動作を切り替えることを
特徴とする画像形成装置であり、画像形成装置において
装置本体より取り出し交換が可能な消耗ユニットにデー
タを記録できる情報記録装置を取り付け、その情報記録
装置に対するデータの書込みや読み込みの操作を無線通
信によって行い、そのデータに従って画像形成装置の動
作を切り替ることができるという作用を有する。
【0037】請求項18に記載の発明は、情報記録装置
は、機種判別情報を記録しておく手段を有することを特
徴とする請求項17記載の画像形成装置であり、記録す
るデータとして機種を判別するデータを用いることによ
って、同じ製造会社の画像形成におけるプロセス的な特
性が異なるが機構的な互換性がある消耗ユニットを画像
形成装置の本体に装填された場合に、誤った画像形成を
行うのを防ぐという作用を有する。
【0038】請求項19に記載の発明は、情報記録装置
は、記録してある機種判別情報を画像形成装置が認識
し、消耗ユニットの機種判別情報と消耗ユニットが装填
された画像形成装置の機種判別情報とが異なる場合は、
画像形成装置の正常起動を中止する手段を有することを
特徴とする請求項18記載の画像形成装置であり、記録
するデータとして機種を判別するデータを用いることに
よって、同じ製造会社の画像形成におけるプロセス的な
特性が異なるが機構的な互換性がある消耗ユニットを画
像形成装置の本体に装填された場合に、誤った画像形成
を行うのを防ぐという作用を有する。
【0039】請求項20に記載の発明は、情報記録装置
は、記録してある機種判別情報を画像形成装置が認識
し、消耗ユニットの機種判別情報と消耗ユニットが装填
された画像形成装置の機種判別情報が同一の場合は、消
耗ユニットと画像形成装置の一部に刻印されている機種
番号や機種名称等が異なる場合でも、画像形成装置を正
常起動する手段を有することを特徴とする請求項18記
載の画像形成装置であり、同じ製造会社の同じ機能を有
する画像形成装置の消耗ユニットであれば、他の機種用
の消耗ユニットでも互換性を有して、使い勝手を向上さ
せるという作用を有する。
【0040】請求項21に記載の発明は、情報記録装置
は、記録してあるデータの一部にパスワードや判別情報
を含ませる手段を有することを特徴とする請求項17記
載の画像形成装置であり、画像形成装置のユーザーの中
からある特定のユーザーのみに、パスワードを使って消
耗ユニットの交換を許可したり、逆に消耗ユニットの交
換を認めなかったりするための操作が可能になるという
作用を有する。
【0041】請求項22に記載の発明は、情報記録装置
は、データの一部に含まれているパスワードや判別情報
が消耗ユニットに本来登録してあるべきパスワードや判
別情報と合致しないパスワードや判別情報であれば、画
像形成装置の正常起動を中止する手段を有することを特
徴とする請求項21記載の画像形成装置であり、画像形
成装置のユーザーの中からある特定のユーザーのみに、
パスワードを使って消耗ユニットの交換を許可したり、
逆に消耗ユニットの交換を認めなかったりするための操
作が可能になるという作用を有する。
【0042】請求項23に記載の発明は、情報記録装置
は、データの一部に含まれているパスワードや判別情報
が消耗ユニットに本来登録してあるべきパスワードや判
別情報と一致していれば、消耗ユニットと画像形成装置
の外見に刻印されている機種番号や機種名称が異なる場
合でも、画像形成装置の正常起動を行う手段を有するこ
とを特徴とする請求項21記載の画像形成装置であり、
画像形成装置のユーザーの中からある特定のユーザーの
みに、パスワードを使って消耗ユニットの交換を許可し
たり、逆に消耗ユニットの交換を認めなかったりするた
めの操作が可能になるという作用を有する。
【0043】請求項24に記載の発明は、情報記録装置
は、記録してある機種判別情報を画像形成装置が認識
し、消耗ユニットの機種判別情報と消耗ユニットが装填
された画像形成装置の機種判別情報が同一の場合でも、
一度消耗ユニットを規定量以上使用した場合、画像形成
装置を正常起動を中止する手段を有することを特徴とす
る請求項18記載の画像形成装置であり、消耗ユニット
をトナーの補充などにより、リサイクルを行う場合にト
ナー以外で何度もリサイクルされると消耗度的に持ちこ
たえられない部品が消耗ユニット内にある際に有効利用
できるという作用を有する。
【0044】請求項25に記載の発明は、用紙に画像形
成を行う画像形成装置において、画像形成装置内部に取
り付けと取り出しが可能な消耗ユニットを有する手段
と、消耗ユニットにおいてデータの書込みと読み出しが
可能かもしくは読み出しのみが可能な情報記録装置を有
する手段と、情報記録装置が無線通信方式によって情報
の書込みと読み出しが可能かもしくは読み出しのみが可
能な手段と、情報記録装置に記録した情報を画像形成に
おいて参照する手段と、電子写真の画像形成動作におけ
る用紙転写電圧または用紙転写電流制御の変動パラメー
タとして使用する手段とを備えていることを特徴とする
画像形成装置であり、画像形成装置において装置本体よ
り取り出し交換が可能な消耗ユニットにデータを記録で
きる情報記録装置を取り付け、その情報記録装置に対す
るデータの書込みや読み込みの操作を無線通信によって
行い、そのデータに従って画像形成装置のプロセス制御
の動作を切り替えていくことができるという作用を有す
る。
【0045】請求項26に記載の発明は、用紙に画像形
成を行う画像形成装置において、画像形成装置内部に取
り付けと取り出しが可能な消耗ユニットを有する手段
と、消耗ユニットにおいて情報の書込みと読み出しが可
能かもしくは読み出しのみが可能な情報記録装置を有す
る手段と、情報記録装置が無線通信方式によって情報の
書込みと読み出しが可能かもしくは読み出しのみが可能
な手段と、情報記録装置に記録した情報を画像形成にお
いて参照する手段と、電子写真の画像形成動作における
感光体への帯電電圧の変動パラメータとして使用する手
段とを備えていることを特徴とする画像形成装置であ
り、画像形成装置において装置本体より取り出し交換が
可能な消耗ユニットにデータを記録できる情報記録装置
を取り付け、その情報記録装置に対するデータの書込み
や読み込みの操作を無線通信によって行い、そのデータ
に従って画像形成装置のプロセス制御の動作を切り替え
ていくことができるという作用を有する。
【0046】請求項27に記載の発明は、用紙に画像形
成を行う画像形成装置において、画像形成装置内部に取
り付けと取り出しが可能な消耗ユニットを有する手段
と、消耗ユニットにおいて情報の書込みと読み出しが可
能かもしくは読み出しのみが可能な情報記録装置を有す
る手段と、情報記録装置が無線通信方式によって情報の
書込みと読み出しが可能かもしくは読み出しのみが可能
な手段と、情報記録装置に記録した情報を画像形成にお
いて参照する手段と、電子写真の画像形成動作における
現像器内部にある現像ローラーに加える電圧の変動パラ
メータとして使用する手段とを備えていることを特徴と
する画像形成装置であり、画像形成装置において装置本
体より取り出し交換が可能な消耗ユニットにデータを記
録できる情報記録装置を取り付け、その情報記録装置に
対するデータの書込みや読み込みの操作を無線通信によ
って行い、そのデータに従って画像形成装置のプロセス
制御の動作を切り替えていくことができるという作用を
有する。
【0047】以下、本発明の実施の形態について説明す
る。ここで、従来技術と同一の構成については同一番号
を付し、説明を省略する。
【0048】図1は本発明における画像形成装置の構成
図である。画像形成装置の画像形成機構としては、従来
の方式と同様である。従来の方式からの本発明の特徴
は、画像形成の進行に伴い各消耗ユニットの消耗度記録
装置に消耗度に関するデータが記録されるところであ
る。消耗度記録部が取り付けられるユニットとしては、
各色現像器5,10,12,14とプロセスベルトユニ
ット23、そして定着器20である。
【0049】画像形成装置の画像形成動作が開始され、
順次動作が進んでブラック現像器5による現像が行われ
るとブラック現像器5の側面に取り付けられているブラ
ック現像器消耗度記録装置41に対してブラック現像器
5が1つの画像分使用されたというデータが記録され
る。もしくは、このブラック現像器消耗度記録装置41
に対して、ブラックピクセルで換算した場合のピクセル
数か、そのピクセル数から推定できる使用したトナー量
または残トナー量、そして使用したトナー量から推定で
きる費用等のデータを画像形成装置は自身の無線機能を
利用して書込む。ブラックの画像形成が終了すると、次
にシアンの画像形成が開始し、シアン現像器10による
現像が行われるとシアン現像器10の側面に取り付けら
れているシアン現像器消耗度記録装置42には、ブラッ
クの場合と同様に画像数やピクセル数、トナー量、費用
等のデータの中より任意のデータが記録される。シアン
の次はマゼンタで、マゼンタの画像形成が開始し、マゼ
ンタ現像器12による現像が行われるとマゼンタ現像器
12の側面に取り付けられているマゼンタ現像器消耗度
記録装置43には、他色と同様に画像数やピクセル数、
トナー量、費用等のデータの中より任意のデータが記録
される。次色のイエローにおいても、他色と同様の工程
で画像形成が進み、イエロー現像器14が使用されると
イエロー現像器消耗度記録装置44には、画像数やピク
セル数、トナー量、費用等のデータの中より任意のデー
タが記録される。
【0050】プロセスベルトユニット23が使用されて
画像形成が行われると、感光体ベルト3上や中間転写体
ベルト7上に画像が形成され、各ベルト3,7が画像形
成のために使われた画像数やピクセル数が、プロセスベ
ルトユニット消耗度記録部45において記録される。さ
らに、画像形成が進行して給紙と用紙転写が終了して、
定着が行われると、定着器消耗度記録部46においてど
の種類の用紙を何枚定着したかのデータが書込まれる。
このとき、定着器消耗度記録部46に書込まれる用紙の
種類としては、普通紙,OHPフィルム,コート紙、厚
紙等がある。
【0051】以上が、各色現像器5,10,12,1
4、プロセスベルトユニット23、定着器20に消耗度
記録装置を取り付けた実施の形態である。次に、各消耗
ユニットの消耗度記録装置に対して、データの書込み操
作と読み込み操作を制御する制御側について説明を行
う。
【0052】図2は、本発明における部品配置を示した
概略図である。図2において、各消耗ユニットに対して
データの書込み命令と書込む内容を送信し、また、各消
耗ユニットからデータの読み取り受信を行う切り口とな
っているのが、画像形成装置本体アンテナ部47であ
る。本画像形成装置の実施の形態として、この画像形成
装置本体アンテナ部47は、画像形成装置本体のドアの
内側に取り付けてあり、この部分より無線により送受信
を行う。この画像形成装置本体アンテナ部47は、モー
ターに近い部分であるドアの背面側にはノイズの関係上
取り付け難い場所である。そのため、取付場所を考慮し
て、この画像形成装置本体アンテナ部47から、アンテ
ナ用ケーブル48が延びて、画像形成装置制御回路49
と結ばれており、この画像形成装置制御回路49が各消
耗ユニットの消耗度記録部とデータの書込みと読み込み
操作の制御を行う。
【0053】図3は本発明における消耗ユニットと画像
形成装置が無線通信を行うためのハードウェアブロック
図である。図3において、無線通信における本体側と消
耗ユニット側の制御上のやり取りを説明する。
【0054】まず、画像形成装置本体が、消耗ユニット
の一つであるブラック現像器5に対して、消耗ユニット
が1ページ分使用されたことをブラック現像器消耗度記
録装置41に記録するために、アンテナ制御部50に対
してブラック現像器消耗度記録装置41への記録要求信
号を出力する。アンテナ制御部50は、アンテナ切替え
部51に対してブラック現像器5用のアンテナを選択す
るためにアンテナの切替え選択要求を出す。これを受け
たアンテナ切替え部51は、ブラック現像器選択を許可
する。すると、画像形成装置は、書込み用の送信データ
をデータ変調部52に対して出力し、さらにアンテナ切
替え部51を通ってブラック現像器用アンテナ53を介
して、ブラック現像器側復調変調部54へ送られデータ
がブラック現像器消耗度記録装置41に書込まれる。書
込まれたデータを読み出す際には、読み出し要求後、ブ
ラック現像器側復調変調部54を介してブラック現像器
用アンテナ53にデータが届き、アンテナ切替え部51
をさらに介してデータ復調部55に達してデータを受信
する。
【0055】同様に、シアン現像器消耗度記録装置42
に書込みを行う際には、アンテナ制御部50に対してシ
アン現像器消耗度記録装置42への記録要求信号を出力
する。アンテナ制御部50は、アンテナ切替え部51に
対してシアン現像器用のアンテナを選択するためにアン
テナの切替え選択要求を出す。これを受けたアンテナ切
替え部51は、シアン現像器選択を許可する。すると、
画像形成装置は、書込み用の送信データをデータ変調部
52に対して出力し、さらにアンテナ切替え部51を通
ってシアン現像器用アンテナ56を介して、シアン現像
器側復調変調部57へ送られデータがシアン現像器消耗
度記録装置42に書込まれる。書込まれたデータを読み
出す際も、シアン現像器側復調変調部57より、ブラッ
クの場合と同様の流れに乗って読み出しが行われる。以
上、ブラックやシアンと同様に、マゼンタとイエローに
ついてもデータが流れていき、マゼンタにおいては、マ
ゼンタ現像器用アンテナ58とマゼンタ現像器側復調変
調部59を介し、イエローにおいてはイエロー現像器用
アンテナ60とイエロー現像器側復調変調部61を介し
てデータの書込みと読み出しが行われる。
【0056】次に、消耗ユニット側の消耗度記録装置の
取付に関して説明する。図4は、本発明における消耗度
記録装置が取り付いた現像器の概略図である。現像器消
耗度記録装置62は、現像器の側面に取り付いており、
この位置より画像形成装置本体の送信側と通信を行う。
現像器消耗度記録装置62は、消耗度記録部と現像器側
復調変調部、そして簡易アンテナから成っており、コン
パクトにまとめられている。現像器消耗度記録装置62
は、現像器本体が当接と離間の動作と共に移動する。
【0057】図5は本発明における消耗品をユニット化
した場合の消耗管理構成ブロック図である。図5におい
て、画像形成装置制御部24は、定着器20とプロセス
ベルトユニット23、そして現像ユニット25に関する
消耗度の管理データのやり取りを行うとき、それぞれの
消耗ユニットに内蔵してある定着器消耗度記録部35と
プロセスベルトユニット消耗度記録部34、そして各現
像器のブラック現像器消耗度記録部63、シアン現像器
消耗度記録部64、マゼンタ現像器消耗度記録部65、
イエロー現像器消耗度記録部66にてそれぞれ行うよう
にする。このような構成を用いることによって、各消耗
ユニットに関して、ユーザーが消耗ユニットを新品に交
換したり、予備として持っていた中古の消耗ユニットを
途中から交換して使用しても、消耗ユニット自体に消耗
度の記録が行われていることから、何も問題なくライフ
管理に対応することが可能となる。
【0058】次に、本発明の制御の流れをフローチャー
トに示す。
【0059】図6は、本発明における制御のフローチャ
ート化したものである。S1において、画像形成の動作
が行われ、画像形成装置の制御ソフトにおける消耗ユニ
ット記録管理タスクが、制御ソフトのタスク管理のタス
クより起動され、画像形成動作が行われていることを認
識する。S2において、消耗ユニット記録管理タスク
が、各消耗ユニットから消耗度に関するデータを無線で
読み出す。S3において、現在、画像形成装置がどのよ
うな画像形成動作モードで動作しているのかを把握し、
実際に画像形成装置がその動作モードで動作しているの
かを確認する。S4において、消耗ユニット記録管理タ
スクが確認した動作モードが、モノクロモードなのかカ
ラーモードなのかを基準として、モノクロモードであれ
ばモノクロモードの動作として消耗ユニットに消耗情報
の書込みを行い、また、カラーモードであればカラーモ
ードの動作として消耗ユニットに消耗情報の書込みを行
う。モノクロモードであれば、S5に入り、ブラック現
像器消耗度記録部に無線で消耗度を書込む。次にS6に
おいて、プロセスベルトユニット消耗度記録部にモノク
ロモードで使用された場合の消耗度を無線で書込む。一
方、カラーモードであれば、S7に入り、ブラック現像
器消耗度記録部に無線で消耗度を書込む。次にS8に入
り、シアン現像器消耗度記録部に無線で消耗度を書込
む。これと同様にして、S9において、マゼンタ現像器
消耗度記録部に無線で消耗度を書込み、そして、S10
において、イエロー現像器消耗度記録部に無線で消耗度
を書込む。S11において、プロセスベルトユニット消
耗度記録部にカラーモードで使用された場合の消耗度を
無線で書込む。S12においては、モノクロモードもカ
ラーモードも同様で、画像形成装置が給紙する用紙の種
類(普通紙、OHP、コート紙、特殊転写紙等)に従っ
て、定着器が定着した用紙に関する消耗情報を無線で書
込む。S13として、消耗ユニット記録管理タスクの書
込み動作が終了したとして、タスクの起動を休止させ
て、一連の各消耗ユニットの消耗度に関するデータを読
み取り、そして書込む場合の制御を終了させる。
【0060】最後に、画像形成装置が実際に使用される
現場においては、同じ画像形成装置の構成で、機構的な
構成は同一互換が可能でありながらブランドロゴのみを
付け替えて複数のメーカーから製品発売することがあ
る。その場合、メーカーとしては、消耗品を使い切った
際には画像形成装置を購入したメーカーより消耗品を購
入してもらい、画像形成装置自体の状態をユーザーが購
入した後も一元管理していき、画質レベルの維持に務め
たいと考えるが、ユーザーとしては価格等を比較して他
の互換メーカーより購入を進めてしまうことが多くあ
る。その場合、製品として不具合が発生した場合に、消
耗品を購入した互換メーカーや画像形成装置を購入した
メーカーのどちらかにユーザーからのクレームが送ら
れ、どちらのメーカーも対応が難しくなる。そのような
事態を発生させないために、機構的に互換性があっても
消耗品自体に自社のパスワード等を判別する機能を消耗
品に取り付けておけば、最初から画像形成装置内のある
消耗品が他社の互換消耗品であることがなくなるため、
このような自体を想定して対応を考える必要がなくな
る。このような構成を用いることにより、メーカーとユ
ーザー側の両者において、不必要な不具合による手間を
抑えることが可能になる。
【0061】以上のように記述した例が、本発明におけ
る実施の形態であり、本発明は様々な利用方法や応用方
法が考えられる。
【0062】
【発明の効果】以上のように本発明は、画像形成装置内
部に取り付けと取り出しが可能な消耗ユニットを有し、
消耗ユニットにおいてデータの書込みと読み出しが可能
な情報記録装置を有して、情報記録装置が無線通信方式
によってデータの書込みと読み出しが可能かもしくは読
み出しのみが可能として、情報記録装置に記録したデー
タを画像形成において参照して画像形成動作を切り替え
るような構成をとる。
【0063】このような構成をとることによって、画像
形成装置に用いられる消耗ユニットの管理をより便利
に、そしてより精度よく行うことができる画像形成装置
及び方法を提供したり、ユーザー側やメーカー側が扱い
やすい画像形成装置を提供することができる。
【0064】また、上記構成に付け加える形で、画像形
成装置のプロセス制御に必要なデータを情報記録装置に
記録するデータとして使用することにより、画像形成装
置から画像形成が行われる画像の画質の向上が図れる画
像形成装置及び方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における画像形成装置の構成図
【図2】本発明における部品配置を示した概略図
【図3】本発明における消耗ユニットと画像形成装置が
無線通信を行うためのハードウェアブロック図
【図4】本発明における消耗度記録装置が取り付いた現
像器の概略図
【図5】本発明における消耗品をユニット化した場合の
消耗管理構成ブロック図
【図6】本発明における制御のフローチャート
【図7】従来の画像形成装置の構成図
【図8】従来の画像形成装置における消耗ユニット化の
消耗管理構成ブロック図
【図9】従来のユーザー表示部構成の概略図
【図10】従来の消耗ユニットに消耗度の記録を行う場
合のブロック図
【図11】従来の現像ユニット内部取り付け部分の概略
【符号の説明】
1 LSU(レーザスキャニングユニット)) 2 除電器 3 感光体ベルト 4 帯電器 5 ブラック現像器 6 ブラック現像器カム 7 中間転写体ベルト 8 用紙転写ローラー 9 中間転写体クリーナー 10 シアン現像器 11 シアン現像器カム 12 マゼンタ現像器 13 マゼンタ現像器カム 14 イエロー現像器 15 イエロー現像器カム 16 用紙カセット 17 用紙 18 ピックアップローラー 19 レジストローラー 20 定着器 21 排紙ローラー 22 感光体ベルトクリーナー 23 プロセスベルトユニット 24 画像形成装置制御部 25 現像ユニット 26 画像データ形成部 27 データ記録部 28 ユーザー表示部 29 ユーザーパネル 30 液晶表示部 31 キーボタン 32 LED部 33 定着器とプロセスベルトユニットの記録を除いた
データ記録部 34 プロセスベルトユニット消耗度記録部 35 定着器消耗度記録部 36 現像器 37 現像器ガイド 38 残トナー検知部の発光側 39 残トナー検知部の受光側 40 トナー透過窓 41 ブラック現像器消耗度記録装置 42 シアン現像器消耗度記録装置 43 マゼンタ現像器消耗度記録装置 44 イエロー現像器消耗度記録装置 45 プロセスベルトユニット消耗度記録部 46 定着器消耗度記録部 47 画像形成装置本体アンテナ部 48 アンテナ用ケーブル 49 画像形成装置制御回路 50 アンテナ制御部 51 アンテナ切替え部 52 データ変調部 53 ブラック現像器用アンテナ 54 ブラック現像器側復調変調部 55 データ復調部 56 シアン現像器用アンテナ 57 シアン現像器側復調変調部 58 マゼンタ現像器用アンテナ 59 マゼンタ現像器側復調変調部 60 イエロー現像器用アンテナ 61 イエロー現像器側復調変調部 62 現像器消耗度記録装置 63 ブラック現像器消耗度記録部 64 シアン現像器消耗度記録部 65 マゼンタ現像器消耗度記録部 66 イエロー現像器消耗度記録部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/00 B41J 29/00 E G03G 15/00 556 Fターム(参考) 2C061 AQ06 AR01 AS02 BB11 CF05 CG01 CG15 2H027 DA11 DA14 DA44 DA46 DA50 DB01 DD03 DD05 EA01 EA03 EA04 EE08 EF04 EF06 EH06 EJ03 EJ05 EJ06 EJ08 EJ09 EJ10 FA28 HB02 HB05 HB12 HB15 ZA07 ZA09 2H071 BA03 BA17 BA20 BA33 BA34 BA37 DA05 DA08 DA09 DA12 DA16 DA31 5C062 AA37 AB08 AB22 AB46 AB49 AC04 AC31 AC60 AE03 AF06 AF07 AF12 AF14 BA00

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】用紙に画像形成を行う画像形成装置におい
    て、前記画像形成装置内部に取り付けと取り出しが可能
    な消耗ユニットを有する手段と、前記消耗ユニットにお
    いてデータの書込みと読み出しが可能な情報記録装置を
    有する手段と、前記情報記録装置が無線通信方式によっ
    てデータの書込みと読み出しが可能である手段とを備
    え、前記情報記録装置に記録したデータを画像形成にお
    いて参照して画像形成動作を切り替えることを特徴とす
    る画像形成装置。
  2. 【請求項2】前記情報記録装置は、前記消耗ユニットの
    寿命管理等に必要なデータを記録する手段を有すること
    を特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】前記情報記録装置は、前記消耗ユニットを
    使用して画像形成を行ったピクセル数か画像カラープレ
    ーン数のどちらか、もしくは両者のデータを記録する手
    段を有することを特徴とする請求項1記載の画像形成装
    置。
  4. 【請求項4】前記情報記録装置は、前記消耗ユニットを
    使用して画像形成を行った用紙枚数のデータを記録する
    手段を有することを特徴とする請求項1記載の画像形成
    装置。
  5. 【請求項5】前記情報記録装置は、前記消耗ユニットの
    使用開始日付時刻に関するデータを記録する手段を有す
    ることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】前記情報記録装置は、毎日初めて電源を立
    ち上げてから規定時間が経過したときの温度と湿度等の
    データを記録する手段を有することを特徴とする請求項
    1記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】前記情報記録装置は、取り付けられている
    前記消耗ユニットが異なる色のトナーもしくは色を表現
    する材料によって画像を展開されるユニットであれば、
    どの色の前記トナーもしくは前記色を表現する材料によ
    って画像がデータ展開されているかのデータを記録する
    手段を有することを特徴とする請求項1記載の画像形成
    装置。
  8. 【請求項8】前記情報記録装置は、前記画像形成装置が
    画像形成を行う際において発生した排トナーもしくは色
    を表現する排材料がどの程度の量であるかのデータを記
    録する手段を有することを特徴とする請求項1記載の画
    像形成装置。
  9. 【請求項9】前記情報記録装置は、前記消耗ユニットご
    とに使用された色の種類に応じた費用自体をデータとし
    て記録する手段を有することを特徴とする請求項1記載
    の画像形成装置。
  10. 【請求項10】前記情報記録装置は、前記消耗ユニット
    ごとにピクセル数に応じた費用自体をデータとして記録
    する手段を有することを特徴とする請求項1記載の画像
    形成装置。
  11. 【請求項11】前記情報記録装置は、前記消耗ユニット
    ごとに4色動作であるフルカラーモードや単色動作であ
    るモノクロモードなどの画像形成動作に応じた費用自体
    をデータとして記録する手段を有することを特徴とする
    請求項1記載の画像形成装置。
  12. 【請求項12】前記情報記録装置は、前記消耗ユニット
    ごとに写真画像やテキスト画像、そしてグラフィック画
    像などに代表される画像種類に応じて画像形成する際の
    費用を分別してデータとして記録する手段を有すること
    を特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  13. 【請求項13】前記情報記録装置は、前記消耗ユニット
    の寿命が終了した際に前記消耗ユニットを構成している
    規定の部品の前記消耗ユニットを1度分解した後に交換
    して再組み立てし、再び前記消耗ユニットを前記画像形
    成装置に取り付け、電源投入後に画像形成装置のある規
    定操作を行うと、前記消耗ユニットの寿命終了等が取り
    消される手段を有することを特徴とする請求項1記載の
    画像形成装置。
  14. 【請求項14】前記情報記録装置は、前記消耗ユニット
    の寿命が終了した際に前記消耗ユニットに対して消耗部
    品の補給もしくは交換を行って、再び前記消耗ユニット
    を前記画像形成装置に取り付け、電源投入後に画像形成
    装置のある規定操作を行うと、前記消耗ユニットの寿命
    終了等が取り消される手段を有することを特徴とする請
    求項1記載の画像形成装置。
  15. 【請求項15】前記情報記録装置は、前記消耗ユニット
    の寿命が終了した際に前記消耗ユニットを構成している
    規定の部品の前記消耗ユニットを1度分解した後に交換
    して再組み立てし、再び前記消耗ユニットを前記画像形
    成装置に取り付け、電源投入後に画像形成装置のある規
    定操作を行うと、前記消耗ユニットの寿命終了等が取り
    消される手段と、前記再組み立て回数が特定の規定回数
    に制限されている手段を有することを特徴とする請求項
    1記載の画像形成装置。
  16. 【請求項16】前記情報記録装置は、前記再組み立て回
    数が特定の規定回数を超えると再組み立てが不能となる
    手段を有することを特徴とする請求項1記載の画像形成
    装置。
  17. 【請求項17】用紙に画像形成を行う画像形成装置にお
    いて、前記画像形成装置内部に取り付けと取り出しが可
    能な消耗ユニットを有する手段と、前記消耗ユニットに
    おいてデータの読み出しのみが可能な情報記録装置を有
    する手段と、前記情報記録装置が無線通信方式によって
    情報の読み出しのみが可能である手段と、前記情報記録
    装置に記録した情報を画像形成動作時に参照した結果に
    基づいて画像形成動作を切り替えることを特徴とする画
    像形成装置。
  18. 【請求項18】前記情報記録装置は、機種判別情報を記
    録しておく手段を有することを特徴とする請求項17記
    載の画像形成装置。
  19. 【請求項19】前記情報記録装置は、記録してある前記
    機種判別情報を前記画像形成装置が認識し、前記消耗ユ
    ニットの機種判別情報と前記消耗ユニットが装填された
    前記画像形成装置の前記機種判別情報とが異なる場合
    は、前記画像形成装置の正常起動を中止する手段を有す
    ることを特徴とする請求項18記載の画像形成装置。
  20. 【請求項20】前記情報記録装置は、記録してある前記
    機種判別情報を前記画像形成装置が認識し、前記消耗ユ
    ニットの前記機種判別情報と前記消耗ユニットが装填さ
    れた前記画像形成装置の前記機種判別情報が同一の場合
    は、前記消耗ユニットと前記画像形成装置の一部に刻印
    されている機種番号や機種名称等が異なる場合でも、前
    記画像形成装置を正常起動する手段を有することを特徴
    とする請求項18記載の画像形成装置。
  21. 【請求項21】前記情報記録装置は、記録してあるデー
    タの一部にパスワードや判別情報を含ませる手段を有す
    ることを特徴とする請求項17記載の画像形成装置。
  22. 【請求項22】前記情報記録装置は、データの一部に含
    まれている前記パスワードや前記判別情報が前記消耗ユ
    ニットに本来登録してあるべきパスワードや判別情報と
    合致しないパスワードや判別情報であれば、前記画像形
    成装置の正常起動を中止する手段を有することを特徴と
    する請求項21記載の画像形成装置。
  23. 【請求項23】前記情報記録装置は、データの一部に含
    まれている前記パスワードや前記判別情報が前記消耗ユ
    ニットに本来登録してあるべきパスワードや判別情報と
    一致していれば、前記消耗ユニットと前記画像形成装置
    の外見に刻印されている機種番号や機種名称が異なる場
    合でも、前記画像形成装置の正常起動を行う手段を有す
    ることを特徴とする請求項21記載の画像形成装置。
  24. 【請求項24】前記情報記録装置は、記録してある前記
    機種判別情報を前記画像形成装置が認識し、前記消耗ユ
    ニットの機種判別情報と前記消耗ユニットが装填された
    前記画像形成装置の前記機種判別情報が同一の場合で
    も、一度前記消耗ユニットを規定量以上使用した場合、
    前記画像形成装置を正常起動を中止する手段を有するこ
    とを特徴とする請求項18記載の画像形成装置。
  25. 【請求項25】用紙に画像形成を行う画像形成装置にお
    いて、前記画像形成装置内部に取り付けと取り出しが可
    能な消耗ユニットを有する手段と、前記消耗ユニットに
    おいてデータの書込みと読み出しが可能かもしくは読み
    出しのみが可能な情報記録装置を有する手段と、前記情
    報記録装置が無線通信方式によって情報の書込みと読み
    出しが可能かもしくは読み出しのみが可能な手段と、前
    記情報記録装置に記録した情報を画像形成において参照
    する手段と、電子写真の画像形成動作における用紙転写
    電圧または用紙転写電流制御の変動パラメータとして使
    用する手段とを備えていることを特徴とする画像形成装
    置。
  26. 【請求項26】用紙に画像形成を行う画像形成装置にお
    いて、前記画像形成装置内部に取り付けと取り出しが可
    能な消耗ユニットを有する手段と、前記消耗ユニットに
    おいて情報の書込みと読み出しが可能かもしくは読み出
    しのみが可能な情報記録装置を有する手段と、前記情報
    記録装置が無線通信方式によって情報の書込みと読み出
    しが可能かもしくは読み出しのみが可能な手段と、前記
    情報記録装置に記録した情報を画像形成において参照す
    る手段と、電子写真の画像形成動作における感光体への
    帯電電圧の変動パラメータとして使用する手段とを備え
    ていることを特徴とする画像形成装置。
  27. 【請求項27】用紙に画像形成を行う画像形成装置にお
    いて、前記画像形成装置内部に取り付けと取り出しが可
    能な消耗ユニットを有する手段と、前記消耗ユニットに
    おいて情報の書込みと読み出しが可能かもしくは読み出
    しのみが可能な情報記録装置を有する手段と、前記情報
    記録装置が無線通信方式によって情報の書込みと読み出
    しが可能かもしくは読み出しのみが可能な手段と、前記
    情報記録装置に記録した情報を画像形成において参照す
    る手段と、電子写真の画像形成動作における現像器内部
    にある現像ローラーに加える電圧の変動パラメータとし
    て使用する手段とを備えていることを特徴とする画像形
    成装置。
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