JP4575860B2 - 画像形成装置、インストール方法、インストールプログラム、及び記録媒体 - Google Patents

画像形成装置、インストール方法、インストールプログラム、及び記録媒体 Download PDF

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Description

本発明は、コピー/プリンタ/スキャナ/ファクシミリ/複合機/融合機等の画像形成装置、情報処理方法、情報処理プログラム、SDメモリカード等の記録媒体に関する。
近年、コピー機能とプリンタ機能とスキャナ機能とファクシミリ機能を備える複合機や融合機が市販されるようになった。複合機や融合機は、コピーやプリンタとして機能する場合には、画像を印刷用紙に印刷することになり、コピーやスキャナとして機能する場合には、画像を読取原稿から読み取ることになり、ファクシミリとして機能する場合には、画像を電話回線を介して他の機器と授受することになる。
特開2002−84383号公報
近年、Java(登録商標)プログラムを実行可能な画像形成装置が登場しつつある。Java(登録商標)プログラムの特徴として、同一のJava(登録商標)プログラムを様々な機器で実行できると言う互換性の高さを挙げることができる。画像形成装置には様々な機種が存在するのが通常なので、この恩恵は画像形成装置にとって極めて大きい。同一のJava(登録商標)プログラムを様々な機器で実行するためには、機器間の差異を吸収するためのJava(登録商標)仮想マシンを各機器に実装する必要がある。そのため、画像形成装置の出荷前から画像形成装置にJava(登録商標)仮想マシンを実装しておくだけでなく、画像形成装置の出荷後に画像形成装置にJava(登録商標)仮想マシンを実装できるようにしておくと便利なのだが、Java(登録商標)仮想マシンの機種依存性の問題をどう処理するかなど課題が山積している。
本発明は、画像形成装置の機種に適したプログラムを適切にインストールすることのできる画像形成装置、インストール方法、インストールプログラム、及び記録媒体の提供を目的とする。
そこで上記課題を解決するため、本発明は、プログラムのインストールが可能な画像形成装置であって、当該画像形成装置にセットされた記憶媒体又は当該画像形成装置にネットワークを介して接続する装置に格納されたプログラムのインストールに際し、当該画像形成装置のハードウェアに関する情報の確認の要否を前記プログラムに基づいて判断する判断手段と、前記判断手段によって前記ハードウェアに関する情報の確認は必要であると判断されたときに、前記ハードウェアに関する情報を確認するハードウェア確認手段とを有することを特徴とする。
このような画像形成装置では、画像形成装置の機種に適したプログラムを適切にインストールすることができる。
また、上記課題を解決するため、本発明は、上記画像形成装置におけるインストール方法、前記インストール方法を前記画像形成装置に実行させるためのインストールプログラム、又は前記インストールプログラムを記録した記録媒体としてもよい。
本発明によれば、画像形成装置の機種に適したプログラムを適切にインストールすることのできる画像形成装置、インストール方法、インストールプログラム、及び記録媒体を提供することができる。
図1は、本発明の実施例に該当する融合機101を表す。図1の融合機101は、種々のハードウェア111と、種々のソフトウェア112と、融合機起動部113により構成される。
融合機101のハードウェア111としては、撮像部121と、印刷部122と、その他のハードウェア123が存在する。撮像部121は、読取原稿から画像(画像データ)を読み取るためのハードウェアである。印刷部122は、画像(画像データ)を印刷用紙に印刷するためのハードウェアである。
融合機101のソフトウェア112としては、種々のアプリケーション131と、種々のプラットフォーム132が存在する。これらのプログラムは、UNIX(登録商標)等のOS(オペレーティングシステム)によりプロセス単位で並列的に実行される。
アプリケーション131としては、コピー用のアプリケーションであるコピーアプリ141、プリンタ用のアプリケーションであるプリンタアプリ142、スキャナ用のアプリケーションであるスキャナアプリ143、ファクシミリ用のアプリケーションであるファクシミリアプリ144、ネットワークファイル用のアプリケーションであるネットワークファイルアプリ145が存在する。そしてさらに、Webページの閲覧用のソフトウェアであるWebブラウザ181、Webページの配信用のソフトウェアであるWebサーバソフト182、CSDKアプリ146やJSDKアプリ147の制御用のソフトウェアであるSDKアプリケーションサービス(SAS)183が存在する。
アプリケーション131は、専用のSDK(ソフトウェア開発キット)を使用して開発することができる。SDKを使用して開発したアプリケーション131をSDKアプリと呼ぶ。専用のSDKとしては、C言語でアプリケーション131を開発するための「CSDK」や、Java(登録商標)言語でアプリケーション131を開発するための「JSDK」が提供される。CSDKを使用して開発したアプリケーション131を「CSDKアプリ」と呼び、JSDKを使用して開発したアプリケーション131を「JSDKアプリ」と呼ぶ。図1の融合機101にも、CSDKアプリ146と、JSDKアプリ147が存在する。図1の融合機101にはさらに、Java(登録商標)言語で記述されたJSDKアプリ147とC言語で記述された他のソフトウェア112との仲介を行うソフトウェア112として、JSDKプラットフォーム148が存在する。
プラットフォーム132としては、種々のコントロールサービス151、システムリソースマネージャ152、種々のハンドラ153が存在する。コントロールサービス151としては、ネットワークコントロールサービス(NCS)161、ファクシミリコントロールサービス(FCS)162、デリバリコントロールサービス(DCS)163、エンジンコントロールサービス(ECS)164、メモリコントロールサービス(MCS)165、オペレーションパネルコントロールサービス(OCS)166、サーティフィケーションコントロールサービス(CCS)167、ユーザディレクトリコントロールサービス(UCS)168、システムコントロールサービス(SCS)169が存在する。ハンドラ153としては、ファクシミリコントロールユニットハンドラ(FCUH)171、イメージメモリハンドラ(IMH)172が存在する。
NCS161のプロセスは、ネットワーク通信の仲介を行う。FCS162のプロセスは、ファクシミリのAPIを提供する。DCS163のプロセスは、蓄積文書の配信処理に関する制御を行う。ECS164のプロセスは、撮像部121や印刷部122に関する制御を行う。MCS165のプロセスは、メモリやハードディスクドライブに関する制御を行う。OCS166のプロセスは、オペレーションパネルに関する制御を行う。CCS167のプロセスは、認証処理や課金処理に関する制御を行う。UCS168のプロセスは、ユーザ情報の管理に関する制御を行う。SCS169のプロセスは、システムの管理に関する制御を行う。
アプリケーション131とプラットフォーム132の仲介を行うソフトウェア112として、仮想アプリケーションサービス(VAS)135が存在する。VAS135は、アプリケーション131をクライアントとするサーバプロセスとして動作すると共に、プラットフォーム132をサーバとするクライアントプロセスとして動作する。VAS135は、アプリケーション131から見てプラットフォーム132を隠蔽するラッピング機能を備え、プラットフォーム132のバージョンアップに伴うバージョン差を吸収する役割等を担う。
融合機起動部113は、融合機101の電源投入時に最初に実行される。これにより、UNIX(登録商標)等のOSが起動され、アプリケーション131やプラットフォーム132が起動される。これらのプログラムは、ハードディスクドライブやメモリカードに蓄積されており、ハードディスクドライブやメモリカードから再生されて、メモリに起動されることになる。
図2は、図1の融合機101に係るハードウェア構成図である。融合機101のハードウェア111としては、コントローラ201と、オペレーションパネル202と、ファクシミリコントロールユニット(FCU)203と、撮像部121と、印刷部122が存在する。
コントローラ201は、CPU211、ASIC212、NB221、SB222、MEM−P231、MEM−C232、HDD(ハードディスクドライブ)233、メモリカードスロット234、NIC(ネットワークインタフェースコントローラ)241、USBデバイス242、IEEE1394デバイス243、セントロニクスデバイス244により構成される。
CPU211は、種々の情報処理用のICである。ASIC212は、種々の画像処理用のICである。NB221は、コントローラ201のノースブリッジである。SB222は、コントローラ201のサウスブリッジである。MEM−P231は、融合機101のシステムメモリである。MEM−C232は、融合機101のローカルメモリである。HDD233は、融合機101のストレージである。メモリカードスロット234は、メモリカード235をセットするためのスロットである。NIC241は、MACアドレスによるネットワーク通信用のコントローラである。USBデバイス242は、USB規格の接続端子を提供するためのデバイスである。IEEE1394デバイス243は、IEEE1394規格の接続端子を提供するためのデバイスである。セントロニクスデバイス244は、セントロニクス仕様の接続端子を提供するためのデバイスである。
オペレーションパネル202は、オペレータが融合機101に入力を行うためのハードウェア(操作部)であると共に、オペレータが融合機101から出力を得るためのハードウェア(表示部)である。
図3は、図1の融合機101に係る外観図である。図3には、撮像部121の位置と、印刷部122の位置と、オペレーションパネル202の位置が図示されている。図3には更に、読取原稿のセット先となる原稿セット部301と、印刷用紙の給紙先となる給紙部302と、印刷用紙の排紙先となる排紙部303が図示されている。
オペレーションパネル202は、図4のように、タッチパネル311と、テンキー312と、スタートボタン313と、リセットボタン314と、機能キー315と、初期設定ボタン316により構成される。タッチパネル311は、タッチ操作で入力を行うためのハードウェア(タッチ操作部)であると共に、画面表示で出力を得るためのハードウェア(画面表示部)である。テンキー312は、キー(ボタン)操作で数字入力を行うためのハードウェアである。スタートボタン313は、ボタン操作でスタート操作を行うためのハードウェアである。リセットボタン314は、ボタン操作でリセット操作を行うためのハードウェアである。機能キー315は、キー(ボタン)操作でCSDKアプリ146やJSDKアプリ147による操作画面を表示させるためのハードウェアである。初期設定ボタン316は、ボタン操作で初期設定画面を表示させるためのハードウェアである。
原稿セット部301は、ADF(自動原稿搬送装置)321と、フラットベッド322と、フラットベッドカバー323により構成される。給紙部302は、4個の給紙トレイにより構成される。排紙部303は、1個の排紙トレイにより構成される。ADF321には、複数枚の読取原稿を重ねてセットすることができる。フラットベッド322には、読取原稿を下向きにセットする。
(融合機起動部)
図1の融合機起動部113について説明する。
融合機起動部113は、図5のように、メモリモニタ部501と、プログラム起動部502により構成される。
図1の融合機101の電源を投入すると、メモリモニタ部501を構成するBIOSとブートローダが起動されて、これにより、UNIX(登録商標)等のOSが起動される。続いて、プログラム起動部502を構成する起動処理用プログラムが起動されて、これにより、アプリケーション131やプラットフォーム132が適宜起動される。なお、UNIX(登録商標)が起動される場合には、UNIX(登録商標)のカーネルが起動され、ルートファイルシステムが展開され、アプリケーション131やプラットフォーム132に係るファイルシステムがルートファイルシステムにマウントされることになる。
アプリケーション131やプラットフォーム132に係るマウント処理や起動処理の例を挙げておく。プログラム起動部502は、ルートファイルシステム内のetcのマスタ設定ファイル「init.conf」を読み込んで、マスタ設定ファイル内のコマンドに従ってマウント処理や起動処理を実行する。プログラム起動部502はさらに、マウントしたファイルシステム内の設定ファイル「init.conf」や「init.cnf」を読み込んで、設定ファイル内のコマンドに従ってマウント処理や起動処理を実行すると共に、マウントしたファイルシステム内の設定ディレクトリ「init.d」の設定ファイル「***.conf」や「***.cnf」を読み込んで、設定ディレクトリの設定ファイル内のコマンドに従ってマウント処理や起動処理を実行する。なお、設定ファイルの電子署名を書き込んだ認証ファイル「***.lic」を用意しておいて、プログラム起動部502が、設定ファイル内のコマンドに従ってマウント処理や起動処理を実行するのに先立って、設定ファイルの電子署名チェックを実行するようにしてもよい。
(メモリカード)
図2のメモリカード用スロット234とメモリカード235について説明する。
メモリカード用スロット234は、アプリケーション131やプラットフォーム132等のプログラムが記憶されたメモリカード235をセット(挿入)するためのスロットである。
メモリカード235には、アプリケーション131やプラットフォーム132等のプログラムを、拡張子をmodとするmodファイル「***.mod」として各モジュール毎に記憶させておくと共に、modファイルの電子署名を、拡張子をmacとするmacファイル「***.mac」として各モジュール毎に記憶させておく。
メモリカード235には、設定ファイル(融合機起動部の欄参照)を、拡張子をcnfとするcnfファイル「***.cnf」として記憶させておくと共に、設定ファイルの電子署名を書き込んだ認証ファイル(融合機起動部の欄参照)を、拡張子をlicとするlicファイル「***.lic」として記憶させておく。
各ファイルの電子署名はここでは、MD5やSHA1等のハッシュ関数によって各ファイルから作成したメッセージダイジェストを、秘密鍵によって暗号化したものである。例えば、modファイルやcnfファイルの電子署名は、modファイルやcnfファイルから作成したメッセージダイジェストを、秘密鍵によって暗号化したものである。
各ファイルの電子署名チェックはここでは、各ファイルからMD5やSHA1等のハッシュ関数によって作成したメッセージダイジェストと、各ファイルの電子署名を公開鍵によって復号化したメッセージダイジェストとの照合をもって実行可能である。例えば、modファイルやcnfファイルの電子署名チェックは、modファイルやcnfファイルから作成したメッセージダイジェストと、macファイルやlicファイルに書き込んだ電子署名を公開鍵によって復号化したメッセージダイジェストとの照合をもって実行可能である。各ファイルの電子署名チェックは例えば、マウント処理や起動処理の一環としてプログラム起動部502が実行するようにする。
なお、メモリカード235としてSDメモリカードを採用する場合、cnfファイルの電子署名は、cnfファイルとSDシリアルIDとから作成したメッセージダイジェストを、秘密鍵によって暗号化したものでもよい。各SDメモリカードのSDシリアルIDは各SDメモリカードに固有なID(識別情報)なので、各SDメモリカードに記憶させておくlicファイルが各SDメモリカードに固有なファイルになり、SDメモリカードのコピー防止に役立つ。この場合、cnfファイルの電子署名チェックは、cnfファイルとSDシリアルIDとから作成したメッセージダイジェストと、licファイルに書き込んだ電子署名を公開鍵によって復号化したメッセージダイジェストとの照合をもって実行可能である。各SDメモリカードのSDシリアルIDは各SDメモリカードに記憶されている。
メモリカード235としては、フラッシュメモリカードの一種であるSD(Secure Digital)メモリカードを採用することにする。SDメモリカードを採用することで例えば、大容量のメモリを安価で利用できるというメリットを享受できる。なお、メモリカード用スロット234としては、SDメモリカード用スロットが採用される。
図1の融合機101には、図6のように、SDメモリカード用スロット601とSDメモリカード602(メモリカード用スロット234とメモリカード235に相当する)に係るソフトウェアとして、SDメモリカードアクセスドライバ(SDaccess)611と、SDメモリカードステータスドライバ(SDstates)612と、起動処理用プログラム613と、SDメモリカードチェックプログラム(SDcheck)614が存在する。
SDaccess611は、SDメモリカード602の挿入・抜出を検知する等、SDメモリカード602に対するアクセス制御を実行するドライバである。SDstates612は、SDメモリカード602の挿入・抜出・マウント・アンマウントに関する情報を管理するドライバである。起動処理用プログラム613は、図5のプログラム起動部502を構成するプログラムである。SDcheck614は、SDメモリカード602のマウント・アンマウントを実行するプログラムである。
SDメモリカード用スロット601にSDメモリカード602が挿入された場合、SDaccess611は、SDメモリカード602が挿入された事を検知(S1)すると共に、SDstates612にその事を通知(S2)する。これに応じて、SDstates612は、SDメモリカード602が挿入された旨の情報を管理することにすると共に、起動処理用プログラム613にその旨を通知(S3)する。これに応じて、起動処理用プログラム613は、SDメモリカード602のマウントを実行させるために、SDcheck614を起動(S4)させる。これに応じて、SDcheck614は、SDメモリカード602のマウントを実行(S5)すると共に、SDstates612にその事を通知(S6)する。これに応じて、SDstates612は、SDメモリカード602がマウントされた旨の情報を管理することにすると共に、起動処理用プログラム613等にその旨を通知(S7)する。
SDメモリカード用スロット601からSDメモリカード602が抜き出された場合、SDaccess611は、SDメモリカード602が抜き出された事を検知(S1)すると共に、SDstates612にその事を通知(S2)する。これに応じて、SDstates612は、SDメモリカード602が抜き出された旨の情報を管理することにすると共に、起動処理用プログラム613にその旨を通知(S3)する。これに応じて、起動処理用プログラム613は、SDメモリカード602のアンマウントを実行させるために、SDcheck614を起動(S4)させる。これに応じて、SDcheck614は、SDメモリカード602のアンマウントを実行(S5)すると共に、SDstates612にその事を通知(S6)する。これに応じて、SDstates612は、SDメモリカード602がアンマウントされた旨の情報を管理することにすると共に、起動処理用プログラム613等にその旨を通知(S7)する。
なお、SDメモリカードを採用することで、いわゆる活線挿抜が可能になるというメリットを享受できる。すなわち、SDメモリカード用スロット601にSDメモリカード602を挿入する操作と、SDメモリカード用スロット601からSDメモリカード602を抜き出す操作が、融合機101の起動後に実行可能になる。
(JSDK)
図7は、図1のJSDKアプリ147とJSDKプラットフォーム148のクラス図である。JSDKアプリ147とJSDKプラットフォーム148は、全体で1プロセスとして、同一プロセス上で実行される。JSDKアプリ147とJSDKプラットフォーム148中の各ブロックは、それぞれこの1プロセス上のスレッドとして、スレッド単位で並列的に実行(マルチスレッド)される。JSDKアプリ147とJSDKプラットフォーム148は、Java(登録商標)コンパイラによりソースコードからバイトコードに一括翻訳されており、Java(登録商標)仮想マシンにより逐次実行される。JSDKアプリ147とJSDKプラットフォーム148は、Java(登録商標) 2 Micro EditionのPersonal Basis Profileをベースとする実装となっている。
JSDKアプリ147としては、ユーザアプリ701と、JSDK GUI Manager711と、Task Bar Manager712等が存在する。
ユーザアプリ701は、融合機101のユーザ(例えばベンダ)がJSDKを使用して開発したJSDKアプリである。JSDK GUI Manager711は、他のJSDKアプリ(ユーザアプリ701等)を操作対象とする操作画面の表示等を行うJSDKアプリである。Task Bar Manager712は、他のJSDKアプリ(ユーザアプリ701等)を操作対象とするタスクバーの表示等を行うJSDKアプリである。
ユーザアプリ701はここでは、スタンドアロンアプリケーションやアプレットと並ぶJava(登録商標)アプリケーションであるXletである。JSDK GUI Manager711とTask Bar Manager712はここでは、独自の拡張を施したXlet(XletEx)である。
JSDKプラットフォーム148には、JSDK Main721と、JSDK Environment722と、Locale Manager723と、Xlet Manager731と、Multi Xlet Manager732と、JSDK Manager733と、Send Manager741と、Event Manager742と、System Event Manager743と、Panel Manager744と、Install Manager745と、Server/Client Manager746等のクラスが存在する。
JSDK Main721は、JSDKシステムの起動設定を行うクラスである。JSDK Environment722は、JSDKシステムの起動環境設定を行うクラスである。Locale Manager723は、国際化対応(言語指定)を行うクラスである。
Xlet Manager731は、1対1でXletのライフサイクルを管理するクラスである。ここでは、5個のXletのライフサイクルが1対1で5個のXlet Manager731によって管理される。Multi Xlet Manager732は、全てのXlet Manager731のライフサイクルを管理するクラスである。ここでは、5個のXlet Manager731のライフサイクルが全て1個のMulti Xlet Manager732によって管理される。JSDK Manager733は、JSDKシステム全体のライフサイクルを管理するクラスである。例えば、Multi Xlet Manager732,Send Manager741,Event Manager742,System Event Manager743,Panel Manager744,Install Manager745,Server/Client Manager746のライフサイクルが、JSDK Manager733によって管理される。
System Event Manager743は、図1のプラットフォーム132からのシステムイベント(電力モード等)の管理を行うクラスである。Panel Manager744は、1個のXletがオペレーションパネル202の画面を占有する際の調停等を行うクラスである。Install Manager745は、SDcardやWebからのインストールやアンインストールの管理を行うクラスである。
図7のJSDKシステムには、APIとして、JSDK API751とJSDK API752等が存在する。なお、XletとXletExの差異として、オブジェクトにアクセスするのにJSDK API751の利用とJSDKプラットフォーム148へのアクセスが可能である点が挙げられる。図1の融合機101にはさらに、図7のJSDKシステムに係る要素として、C言語とJava(登録商標)言語のインタフェースとなるJSDK Session753とNative JSDK Session754等が存在する。図1の融合機101にはさらに、図7のJSDKシステムに係る要素として、Java(登録商標)コンパイラによりソースコードからバイトコードに一括翻訳されたJava(登録商標)プログラムを逐次実行するためのJava(登録商標)仮想マシンであるCVM(コンパクト仮想マシン)755等が存在する。
(SAS)
図8は、図1のSAS183の機能ブロック図である。図1のSAS183には、インストール部801、アップデート部802等の機能ブロックが存在する。インストール部801は、融合機101にセットされたSDメモリカード又は融合機101に接続されたWebサーバからCVMを取得して、当該CVMを当該融合機101にインストールする機能ブロックである。アップデート部802は、融合機101にセットされたSDメモリカード又は融合機101に接続されたWebサーバからCVMを取得して、当該CVMで当該融合機101のCVM755(図7参照)をアップデートする機能ブロックである。インストール部801は、インストール判断部811、インストール制御部812、画面制御部813、通信制御部814等により構成される。アップデート部802は、アップデート判断部821、アップデート制御部822、画面制御部823、通信制御部824等により構成される。
なお、図8ではインストール部801とアップデート部802とを明確に区別している。また、後述においてもインストール処理とアップデート処理とを分けて説明する。しかし、これはインストールの概念よりアップデートを除外する趣旨ではない。アップデートはインストールの一形態として考えてよい。
図9は、SAS183により実行される「インストール処理」について説明するための図である。
第1具体例では、融合機101のオペレータが、融合機101のSDメモリカードスロット601XにSDメモリカード602Xをセットして、SAS183のインストール部801が、融合機101のSDメモリカードスロット601XにセットされたSDメモリカード602XからCVM755Xを取得し、当該CVM755Xを当該融合機101のSDメモリカードスロット601にセットされたSDメモリカード602にインストールする。
第2具体例では先ず、PC901のオペレータが、PC901をWebサーバ911にネットワーク接続して、PC901のWebブラウザが、PC901にネットワーク接続されたWebサーバ911からCVM755Xを取得し、当該CVM755Xを当該PC901のSDメモリカードスロット601XにセットされたSDメモリカード602X内に記憶する。次に、融合機101のオペレータが、融合機101のSDメモリカードスロット601XにSDメモリカード602Xをセットして、SAS183のインストール部801が、融合機101のSDメモリカードスロット601XにセットされたSDメモリカード602XからCVM755Xを取得し、当該CVM755Xを当該融合機101のSDメモリカードスロット601にセットされたSDメモリカード602にインストールする。
第3具体例では、融合機101のオペレータが、融合機101をWebサーバ911にネットワーク接続して、SAS183のインストール部801が、融合機101にネットワーク接続されたWebサーバ911からCVM755Xを取得し、当該CVM755Xを当該融合機101のSDメモリカードスロット601にセットされたSDメモリカード602にインストールする。
図10は、SAS183により実行される「アップデート処理」について説明するための図である。
第1具体例では、融合機101のオペレータが、融合機101のSDメモリカードスロット601XにSDメモリカード602Xをセットして、SAS183のアップデート部802が、融合機101のSDメモリカードスロット601XにセットされたSDメモリカード602XからCVM755Xを取得し、当該CVM755Xで当該融合機101のSDメモリカードスロット601にセットされたSDメモリカード602のCVM755をアップデートする。
第2具体例では先ず、PC901のオペレータが、PC101をWebサーバ911にネットワーク接続して、PC901のWebブラウザが、PC901にネットワーク接続されたWebサーバ911からCVM755Xを取得し、当該CVM755Xを当該PC901のSDメモリカードスロット601XにセットされたSDメモリカード602X内に記憶する。次に、融合機101のオペレータが、融合機101のSDメモリカードスロット601XにSDメモリカード602Xをセットして、SAS183のアップデート部802が、融合機101のSDメモリカードスロット601XにセットされたSDメモリカード602XからCVM755Xを取得し、当該CVM755Xで当該融合機101のSDメモリカードスロット601にセットされたSDメモリカード602のCVM755をアップデートする。
第3具体例では、融合機101のオペレータが、融合機101をWebサーバ911にネットワーク接続して、SAS183のアップデート部802が、融合機101にネットワーク接続されたWebサーバ911からCVM755Xを取得し、当該CVM755Xで当該融合機101のSDメモリカードスロット601にセットされたSDメモリカード602のCVM755をアップデートする。
図11は、SAS183により実行される「インストール処理」の第1具体例のフローチャート図である。
融合機101のオペレータが、融合機101の電源をOFF(S111)にして、融合機101のSDメモリカードスロット601XにSDメモリカード602Xをセット(S112)して、融合機101の電源をON(S113)にすると、SAS183のインストール判断部811が、インストール処理を実行可能かどうかを判断(S114)する。次に、SAS183のインストール判断部811が、インストール処理を実行可能であると判断(S115)すると、SAS183の画面制御部813が、オペレーションパネル202の画面上にインストール操作画面を表示(S116)する。次に、融合機101のオペレータが、オペレーションパネル202の画面上に表示されているインストール操作画面でインストール操作を実施(S117)すると、SAS183のインストール制御部812が、インストール処理を実行(S118)する。即ち、融合機101のSDメモリカードスロット601XにセットされたSDメモリカード602XからCVM755Xを取得して、当該CVM755Xを当該融合機101のSDメモリカードスロット601にセットされたSDメモリカード602にインストールする。
図12は、SAS183により実行される「インストール処理」の第2具体例のフローチャート図である。
PC901のオペレータが、PC901の画面に表示されているダウンロード操作画面でダウンロード操作を実施(S201)すると、PC901のWebブラウザが、ダウンロード処理を実行(S202)する。即ち、PC901にネットワーク接続されたWebサーバ911からCVM755Xを取得し、当該CVM755Xを当該PC901のSDメモリカードスロット601XにセットされたSDメモリカード602X内に記憶する。
融合機101のオペレータが、融合機101の電源をOFF(S211)にして、融合機101のSDメモリカードスロット601XにSDメモリカード602Xをセット(S212)して、融合機101の電源をON(S213)にすると、SAS183のインストール判断部811が、インストール処理を実行可能かどうかを判断(S214)する。次に、SAS183のインストール判断部811が、インストール処理を実行可能であると判断(S215)すると、SAS183の画面制御部813が、オペレーションパネル202の画面上にインストール操作画面を表示(S216)する。次に、融合機101のオペレータが、オペレーションパネル202の画面上に表示されているインストール操作画面でインストール操作を実施(S217)すると、SAS183のインストール制御部812が、インストール処理を実行(S218)する。即ち、融合機101のSDメモリカードスロット601XにセットされたSDメモリカード602XからCVM755Xを取得して、当該CVM755Xを当該融合機101のSDメモリカードスロット601にセットされたSDメモリカード602にインストールする。
図13は、SAS183により実行される「インストール処理」の第3具体例のフローチャート図である。
融合機101のオペレータが、オペレーションパネル202の表示画面上に表示されているダウンロード操作画面でダウンロード操作を実施(S301)すると、SAS183の通信制御部814が、ダウンロード処理を実行(S302)する。即ち、融合機101にネットワーク接続されたWebサーバ911からCVM755Xを取得し、当該CVM755Xを当該融合機101のテンポラリ記憶領域内に記憶する。
融合機101のオペレータが、融合機101の電源をOFF(S311)にして、融合機101の電源をON(S313)にすると、SAS183のインストール判断部811が、インストール処理を実行可能かどうかを判断(S314)する。次に、SAS183のインストール判断部811が、インストール処理を実行可能であると判断(S315)すると、SAS183の画面制御部813が、オペレーションパネル202の表示画面上にインストール操作画面を表示(S316)する。次に、融合機101のオペレータが、オペレーションパネル202の表示画面上に表示されているインストール操作画面でインストール操作を実施(S317)すると、SAS183のインストール制御部812が、インストール処理を実行(S318)する。即ち、融合機101のテンポラリ記憶領域内に記憶されているCVM755Xを取得して、当該CVM755Xを当該融合機101のSDメモリカードスロット601にセットされたSDメモリカード602にインストールする。
図14は、SAS183により実行される「アップデート処理」の第1具体例のフローチャート図である。
融合機101のオペレータが、融合機101の電源をOFF(S411)にして、融合機101のSDメモリカードスロット601XにSDメモリカード602Xをセット(S412)して、融合機101の電源をON(S413)にすると、SAS183のアップデート判断部821が、アップデート処理を実行可能かどうかを判断(S414)する。次に、SAS183のアップデート判断部821が、アップデート処理を実行可能であると判断(S415)すると、SAS183の画面制御部823が、オペレーションパネル202の画面上にアップデート操作画面を表示(S416)する。次に、融合機101のオペレータが、オペレーションパネル202の画面上に表示されているアップデート操作画面でアップデート操作を実施(S417)すると、SAS183のアップデート制御部822が、アップデート処理を実行(S418)する。即ち、融合機101のSDメモリカードスロット601XにセットされたSDメモリカード602XからCVM755Xを取得して、当該CVM755Xで当該融合機101のSDメモリカードスロット601にセットされたSDメモリカード602のCVM755をアップデートする。
図15は、SAS183により実行される「アップデート処理」の第2具体例のフローチャート図である。
PC901のオペレータが、PC901の画面に表示されているダウンロード操作画面でダウンロード操作を実施(S501)すると、PC901のWebブラウザが、ダウンロード処理を実行(S502)する。即ち、PC901にネットワーク接続されたWebサーバ911からCVM755Xを取得し、当該CVM755Xを当該PC901のSDメモリカードスロット601XにセットされたSDメモリカード602X内に記憶する。
融合機101のオペレータが、融合機101の電源をOFF(S511)にして、融合機101のSDメモリカードスロット601XにSDメモリカード602Xをセット(S512)して、融合機101の電源をON(S513)にすると、SAS183のアップデート判断部821が、アップデート処理を実行可能かどうかを判断(S514)する。次に、SAS183のアップデート判断部821が、アップデート処理を実行可能であると判断(S515)すると、SAS183の画面制御部823が、オペレーションパネル202の画面上にアップデート操作画面を表示(S516)する。次に、融合機101のオペレータが、オペレーションパネル202の画面上に表示されているアップデート操作画面でアップデート操作を実施(S517)すると、SAS183のアップデート制御部822が、アップデート処理を実行(S518)する。即ち、融合機101のSDメモリカードスロット601XにセットされたSDメモリカード602XからCVM755Xを取得して、当該CVM755Xで当該融合機101のSDメモリカードスロット601にセットされたSDメモリカード602のCVM755をアップデートする。
図16は、SAS183により実行される「アップデート処理」の第3具体例のフローチャート図である。
融合機101のオペレータが、オペレーションパネル202の表示画面上に表示されているダウンロード操作画面でダウンロード操作を実施(S601)すると、SAS183の通信制御部824が、ダウンロード処理を実行(S602)する。即ち、融合機101にネットワーク接続されたWebサーバ911からCVM755Xを取得し、当該CVM755Xを当該融合機101のテンポラリ記憶領域内に記憶する。
融合機101のオペレータが、融合機101の電源をOFF(S611)にして、融合機101の電源をON(S613)にすると、SAS183のアップデート判断部821が、アップデート処理を実行可能かどうかを判断(S614)する。次に、SAS183のアップデート判断部821が、アップデート処理を実行可能であると判断(S615)すると、SAS183の画面制御部823が、オペレーションパネル202の表示画面上にアップデート操作画面を表示(S616)する。次に、融合機101のオペレータが、オペレーションパネル202の表示画面上に表示されているアップデート操作画面でアップデート操作を実施(S617)すると、SAS183のアップデート制御部822が、アップデート処理を実行(S618)する。即ち、融合機101のテンポラリ記憶領域内に記憶されているCVM755Xを取得して、当該CVM755Xで当該融合機101のSDメモリカードスロット601にセットされたSDメモリカード602のCVM755をアップデートする。
図17は、SAS183により表示される「インストール操作画面」の画面図である。インストール操作画面には、インストール処理を実行する旨のインストール操作用のOKボタン、インストール処理を中止する旨のインストール中止操作用のCancelボタン等が存在する。
図18は、SAS183により表示される「アップデート操作画面」の画面図である。アップデート操作画面には、アップデート処理を実行する旨のアップデート操作用のOKボタン、アップデート処理を中止する旨のアップデート中止操作用のCancelボタン等が存在する。
このように、図1の融合機101では、当該融合機101にCVMをインストールする又は当該融合機101のCVMをアップデートすると言う形で当該融合機101にCVMを実装することができる。これにより、融合機101の出荷後に新規開発,不具合修正,機能向上,新機種対応等で作成されたCVMを当該融合機101に実装することができるようになる。
以下、CVMの機種依存性について説明する。
図19は、図1の融合機101のCVM755の機種依存性について説明するための図である。融合機101等の画像形成装置のCPU211の種類には二種類ある。X86とMIPSである。融合機101等の画像形成装置の機種別では、高速かつ高価なX86は60ppm以上の各機種に採用されており、低速かつ安価なMIPSは60ppm未満の各機種に採用されている。図19では、融合機101AのCPU211Aが「X86」であり、融合機101BのCPU211Bが「MIPS」である。
そして、融合機101等の各画像形成装置で使用可能なCVM755は、融合機101等の各画像形成装置のCPU211の種類によって異なるものとする。そのため、融合機101等の各画像形成装置で使用可能なCVM755の種類には二種類あることになる。X86採用機種用とMIPS採用機種用である。これこそが、融合機101等の画像形成装置のCVM755の機種依存性である。図19では、X86採用機種の融合機101AのCVM755Aが「X86採用機種用」であり、MIPS採用機種の融合機101BのCVM755Bが「MIPS採用機種用」である。
SAS183により実行されるインストール処理では、SAS183のインストール部801は、各融合機101で使用可能なCVMが各融合機101のCPU211の種類によって異なるような二種類のCVMの内の一種類を融合機101にインストールすることになる。図19では、X86採用機種の融合機101Aでは「X86採用機種用CVM」を当該融合機101Aにインストールする事になり、MIPS採用機種の融合機101Bでは「MIPS採用機種用CVM」を当該融合機101Bにインストールする事になる。図11のS118,図12のS218,図13のS318がこれに相当する。
SAS183により実行されるアップデート処理では、SAS183のアップデート部802は、各融合機101で使用可能なCVMが各融合機101のCPU211の種類によって異なるような二種類のCVMの内の一種類で融合機101のCVM755をアップデートすることになる。図19では、X86採用機種の融合機101Aでは「X86採用機種用CVM」で当該融合機101AのX86採用機種用CVM755Aをアップデートする事になり、MIPS採用機種の融合機101Bでは「MIPS採用機種用CVM」で当該融合機101BのMIPS採用機種用CVM755Bをアップデートする事になる。図14のS418,図15のS518,図16のS618がこれに相当する。
なお、融合機101等の画像形成装置のCPU211の種類を三種類以上とし、融合機101等の各画像形成装置で使用可能なCVM755の種類を三種類以上としてもよい。また、融合機101等の各画像形成装置で使用可能なCVM755を、融合機101等の各画像形成装置のライブラリ(例えばAPI133)の種類によって異なるものとしてもよい。
図20は、図1の融合機101のCVM755に係るファイルについて説明するための図である。融合機101AのSDメモリカードスロット601にセットされたSDメモリカード602には「cvm_x86.mod」と「cvm_x86.mac」と「cvm_x86.cnf」と「cvm_x86.lic」とが記憶されている。以上のファイルがCVM755Aに係るファイルであり、cvm_x86.modにはCVM755Aが格納されている。融合機101BのSDメモリカードスロット601にセットされたSDメモリカード602には「cvm_mips.mod」と「cvm_mips.mac」と「cvm_mips.cnf」と「cvm_mips.lic」とが記憶されている。以上のファイルがCVM755Bに係るファイルであり、cvm_mips.modにはCVM755Bが格納されている。
X86採用機種用CVM755Aに係るファイルのファイル名は、CVMとX86とを一体化したものになっており、そのファイル名からそのファイルがX86採用機種で使用可能なX86採用機種用CVMに係る物である事を識別可能である。MIPS採用機種用CVM755Bに係るファイルのファイル名は、CVMとMIPSとを一体化したものになっており、そのファイル名からそのファイルがMIPS採用機種で使用可能なMIPS採用機種用CVMに係る物である事を識別可能である。このように、CVM755に係るファイルのファイル名は、当該CVM755を使用可能な融合機101等の画像形成装置を識別するための識別情報になっている。
なお、当該CVM755を使用可能な融合機101等の画像形成装置を識別するための識別情報は、必ずしも当該CVM755に係るファイルのファイル名でなくてもよい。例えば、当該CVM755に係るファイル内に当該識別情報が格納されていてもよい。但し、この場合、当該識別情報を確認するためにはファイルのオープン処理が必要とされる。したがって、処理効率の観点からは当該識別情報はファイル名に含まれていることが好ましい。
SAS183により実行されるインストール処理で、融合機101のSDメモリカードスロット601XにセットされるSDメモリカード602Xには「cvm_x86.mod」と「cvm_x86.mac」と「cvm_x86.cnf」と「cvm_x86.lic」と「cvm_mips.mod」と「cvm_mips.mac」と「cvm_mips.cnf」と「cvm_mips.lic」とが記憶されている。即ち、X86採用機種用CVMに係るファイルの全4個、MIPS採用機種用CVMに係るファイルの全4個、計8個が記憶されている。SAS183のインストール部801は、SDメモリカード602X内に記憶されているCVMの内のどのCVMをインストールするかを、各CVMが格納されているファイルのファイル名に基づいて「自動選択」するものとする。CVMが格納されているファイルのファイル名は、当該CVMを使用可能な融合機101を識別するための識別情報になっており、CVMが格納されているファイルのファイル名を利用して、当該融合機101で使用可能なCVMを「自動選択」することができるのである。図20では、X86採用機種の融合機101Aでは「X86採用機種用CVM」が自動選択される事になり、MIPS採用機種の融合機101Bでは「MIPS採用機種用CVM」が自動選択される事になる。図11のS114,図12のS214がこれに相当する。
SAS183により実行されるアップデート処理で、融合機101のSDメモリカードスロット601XにセットされるSDメモリカード602Xには「cvm_x86.mod」と「cvm_x86.mac」と「cvm_x86.cnf」と「cvm_x86.lic」と「cvm_mips.mod」と「cvm_mips.mac」と「cvm_mips.cnf」と「cvm_mips.lic」とが記憶されている。即ち、X86採用機種用CVMに係るファイルの全4個、MIPS採用機種用CVMに係るファイルの全4個、計8個が記憶されている。SAS183のアップデート部802は、SDメモリカード602X内に記憶されているCVMの内のどのCVMでアップデートするかを、各CVMが格納されているファイルのファイル名に基づいて「自動選択」するものとする。CVMが格納されているファイルのファイル名は、当該CVMを使用可能な融合機101を識別するための識別情報になっており、CVMが格納されているファイルのファイル名を利用して、当該融合機101で使用可能なCVMを「自動選択」することができるのである。図20では、X86採用機種の融合機101Aでは「X86採用機種用CVM」が自動選択される事になり、MIPS採用機種の融合機101Bでは「MIPS採用機種用CVM」が自動選択される事になる。図14のS414,図15のS514がこれに相当する。
このように、図1の融合機101では、SDメモリカード602X内に記憶されているCVMの内のどのCVMをインストールするか又はどのCVMでアップデートするかを、各CVMが格納されているファイルのファイル名に基づいて自動選択する。これにより、二種類以上のCVMを一種類のSDメモリカード602Xで提供することができるようになる。なお、アップデート用のSDメモリカード602Xについては、cnfファイルとlicファイルは記憶させておかず、modファイルとmacファイルは一体化して記憶させておく(fwuファイル)ようにしてもよい。
図21は、図1の融合機101のCVM755に係るmodファイルとmacファイルについて説明するための図である。融合機101AのSDメモリカードスロット601にセットされたSDメモリカード602内には、CVM755Aに係るmodファイルから作成したメッセージダイジェストMDaと、CVM755Aに係るmodファイルのファイル名の「cvm_x86.mod」から作成したメッセージダイジェストMDbと、CVM755AのプロダクトIDから作成したメッセージダイジェストMDcと、当該融合機101Aの機体に固有な機体番号から作成したメッセージダイジェストMDdとを混合して秘密鍵により暗号化して作成した「電子署名」が、CVM755Aに係るmacファイルに格納されて記憶されている。融合機101BのSDメモリカードスロット601にセットされたSDメモリカード602内には、CVM755Bに係るmodファイルから作成したメッセージダイジェストMDaと、CVM755Bに係るmodファイルのファイル名「cvm_mips.mod」から作成したメッセージダイジェストMDbと、CVM755BのプロダクトIDから作成したメッセージダイジェストMDcと、当該融合機101Bの機体に固有な機体番号から作成したメッセージダイジェストMDdとを混合して秘密鍵により暗号化して作成した「電子署名」が、CVM755Bに係るmacファイルに格納されて記憶されている。
SAS183により実行されるインストール処理で、融合機101のSDメモリカードスロット601XにセットされるSDメモリカード602X内には、X86採用機種用CVMに係るmodファイルから作成したMDaと、同CVMに係るmodファイルのファイル名の「cvm_x86.mod」から作成したMDbと、同CVMのプロダクトIDから作成したMDcと、当該融合機101の機体に固有な機体番号から作成したMDdとを混合して秘密鍵により暗号化して作成した「電子署名」が、同CVMに係るmacファイルに格納されて記憶されており、MIPS採用機種用CVMに係るmodファイルから作成したMDaと、同CVMに係るmodファイルのファイル名の「cvm_mips.mod」から作成したMDbと、同CVMのプロダクトIDから作成したMDcと、当該融合機101の機体に固有な機体番号から作成したMDdとを混合して秘密鍵により暗号化して作成した「電子署名」が、同CVMに係るmacファイルに格納されて記憶されている。SAS183のインストール部801は、自動選択(図20)したCVMを実際にインストールするかどうかを、そのCVMが格納されているファイルのファイル名等から作成されてSDメモリカード602X内に記憶されている「電子署名」が正当かどうかに基づいて「判断」するものとする。X86採用機種用CVMに係るmodファイルに格納されているCVMをインストールするかどうかは、X86採用機種用CVMに係るmacファイルに格納されている電子署名が正当かどうかに基づいて判断される事になり、MIPS採用機種用CVMに係るmodファイルに格納されているCVMをインストールするかどうかは、MIPS採用機種用CVMに係るmacファイルに格納されている電子署名が正当かどうかに基づいて判断される事になる。図11のS114,図12のS214がこれに相当する。
SAS183により実行されるアップデート処理で、融合機101のSDメモリカードスロット601XにセットされるSDメモリカード602X内には、X86採用機種用CVMに係るmodファイルから作成したMDaと、同CVMに係るmodファイルのファイル名の「cvm_x86.mod」から作成したMDbと、同CVMのプロダクトIDから作成したMDcと、当該融合機101の機体に固有な機体番号から作成したMDdとを混合して秘密鍵により暗号化して作成した「電子署名」が、同CVMに係るmacファイルに格納されて記憶されており、MIPS採用機種用CVMに係るmodファイルから作成したMDaと、同CVMに係るmodファイルのファイル名の「cvm_mips.mod」から作成したMDbと、同CVMのプロダクトIDから作成したMDcと、当該融合機101の機体に固有な機体番号から作成したMDdとを混合して秘密鍵により暗号化して作成した「電子署名」が、同CVMに係るmacファイルに格納されて記憶されている。SAS183のアップデート部802は、自動選択(図20)したCVMで実際にアップデートするかどうかを、そのCVMが格納されているファイルのファイル名等から作成されてSDメモリカード602X内に記憶されている「電子署名」が正当かどうかに基づいて「判断」するものとする。X86採用機種用CVMに係るmodファイルに格納されているCVMでアップデートするかどうかは、X86採用機種用CVMに係るmacファイルに格納されている電子署名が正当かどうかに基づいて判断される事になり、MIPS採用機種用CVMに係るmodファイルに格納されているCVMでアップデートするかどうかは、MIPS採用機種用CVMに係るmacファイルに格納されている電子署名が正当かどうかに基づいて判断される事になる。図14のS414,図15のS514がこれに相当する。
このように、図1の融合機101では、自動選択したCVMを実際にインストールするかどうかまたは自動選択したCVMで実際にアップデートするかどうかを、そのCVMが格納されているファイルのファイル名から作成されてSDメモリカード602X内に記憶されている「電子署名」が正当かどうかに基づいて判断する。これにより、CVMが格納されているファイルのファイル名の改竄を防止することができるようになる。なお、電子署名チェックについては、電子署名全体について実行(MDa同士を照合,MDb同士を照合,MDc同士を照合,MDd同士を照合)するようにしてもよいし、電子署名のファイル部分と電子書名のファイル名部分についてのみ実行(MDa同士を照合,MDb同士を照合)するようにしてもよいし、電子署名のファイル名部分についてのみ実行(MDb同士を照合)するようにしてもよい。
図22は、SAS183により実行される「インストール処理」のS114やS214について詳説するためのフローチャート図である。
S113やS213に続いて、SAS183のインストール判断部811は、SDメモリカード602Xに記憶されているプログラムのインストールに際し、当該融合機101のハードウェアに関する情報としてCPUの種類をチェックする必要があるか否かを判断する(S700)。すなわち、機種に依存しないプログラムのインストールの場合は当該融合機101のCPUの種類は問題とはならない。一方、機種に依存するプログラムのインストールの場合は、当該融合機101のCPUの種類によってインストール対象となるファイルが異なる。上述のようにCVMは機種に依存するプログラムである。したがって、インストール判断部811は、SDメモリカード602Xに記憶されているプログラムのプロダクトID、又はファイル名に基づいて、当該プログラムがCVMであることを判断し、CPUの種類のチェックは必要であると判断する。
SAS183のインストール判断部811は、CPUの種類のチェック必要であると判断すると、当該融合機101がX86採用機種であるかMIPS採用機種であるかを確認(S701)する。当該融合機101がX86採用機種であるかMIPS採用機種であるかを確認するための方法としては、例えばその判断情報をメモリカード235内に格納しておき、インストール判断部811が当該判断情報を参照して行っても良い。また、インストール判断部811がCPUやコンとロールサービス151に問い合わせても良い。または、SAS183にその判断情報をハードコーディングしておき、それに基づいて行ってもよい。
続いて、SAS183のインストール判断部811は、SDメモリカード602Xに記憶されているCVMの内のどのCVMをインストールするかを、各CVMに係るファイルのファイル名に基づいて選択(S702)する。すなわち、ステップS701において確認されたCPUの種類と、各CVMの使用が可能な識別情報としての各CVMに係るファイルのファイル名とを比較することにより、当該融合機101に対応したCVMをインストール対象として選択する。具体的には、当該融合機101がX86採用機種であるとX86採用機種用CVMを選択することになり、当該融合機101がMIPS採用機種であるとMIPS採用機種用CVMを選択することになる。
続いて、SAS183のインストール判断部811は、選択したCVMに係るファイルをメモリ展開(S703)する。続いて、SAS183のインストール判断部811は、選択したCVMに係るmacファイルに格納されている電子署名のMDbが正当かどうかを判断(S704)する。すなわち、選択したCVMに係るmodファイルのファイル名が正当かどうかを判断する。MDbが正当かどうかは、modファイルのファイル名から作成したMDbと、macファイルに格納されている電子署名を公開鍵により復号化して作成したMDbとの照合をもって判断することができる。続いて、SAS183のインストール判断部811は、選択したCVMに係るmacファイルに格納されている電子署名のMDaが正当か否かを判断(S705)する。すなわち、選択したCVMに係るmodファイルが正当か否かを判断する。MDaが正当か否かは、modファイルから作成したMDaと、macファイルに格納されている電子署名を公開鍵により復号化して作成したMDaとの照合をもって判断することができる。
SAS183のインストール判断部811は、選択したCVMに係るmacファイルに格納されている電子署名の「MDb部分」及び「MDa部分」が正当である場合(分岐1及び分岐2)には、そのCVMをインストールすると判断(S711)することになり、S115やS215に続く。
SAS183のインストール判断部811は、選択したCVMに係るmacファイルに格納されている電子署名の「MDb部分」又は「MDa部分」が正当でない場合(分岐1又は分岐2)には、そのCVMをインストールしないと判断(S712)する事になり、S115やS215に続く。
図23は、SAS183により実行される「アップデート処理」のS414やS514について詳説するためのフローチャート図である。
S413やS513に続いて、SAS183のアップデート判断部821は、SDメモリカード602Xに記憶されているプログラムのアップデートに際し、当該融合機101のハードウェアに関する情報としてCPUの種類をチェックする必要があるか否かを判断する(S800)。すなわち、機種に依存しないプログラムのアップデートの場合は当該融合機101のCPUの種類は問題とはならない。一方、機種に依存するプログラムのアップデートの場合は、当該融合機101のCPUの種類によってアップデート対象となるファイルが異なる。上述のようにCVMは機種に依存するプログラムである。したがって、アップデート判断部821は、SDメモリカード602Xに記憶されているプログラムのプロダクトID、又はファイル名に基づいて、当該プログラムがCVMであることを判断し、CPUの種類のチェックは必要であると判断する。
SAS183のアップデート判断部821は、CPUの種類のチェック必要であると判断すると、当該融合機101がX86採用機種であるかMIPS採用機種であるかを確認(S801)する。当該融合機101がX86採用機種であるかMIPS採用機種であるかを確認するための方法としては、例えばその判断情報をメモリカード235内に格納しておき、アップデート判断部821が当該判断情報を参照して行っても良い。また、アップデート判断部821がCPUやコンとロールサービス151に問い合わせても良い。または、SAS183にその判断情報をハードコーディングしておき、それに基づいて行ってもよい。
続いて、SAS183のアップデート判断部821は、SDメモリカード602Xに記憶されているCVMの内のどのCVMでアップデートするかを、各CVMに係るファイルのファイル名に基づいて選択(S802)する。すなわち、ステップS801において確認されたCPUの種類と、各CVMの使用が可能な識別情報としての各CVMに係るファイルのファイル名とを比較することにより、当該融合機101に対応したCVMをアップデート対象として選択する。具体的には、当該融合機101がX86採用機種であるとX86採用機種用CVMを選択することになり、当該融合機101がMIPS採用機種であるとMIPS採用機種用CVMを選択することになる。
続いて、SAS183のアップデート判断部821は、選択したCVMに係るファイルをメモリ展開(S803)する。続いて、SAS183のアップデート判断部821は、選択したCVMに係るmacファイルに格納されている電子署名のMDbが正当かどうかを判断(S804)する。すなわち、選択したCVMに係るmodファイルのファイル名が正当かどうかを判断する。MDbが正当かどうかは、modファイルのファイル名から作成したMDbと、macファイルに格納されている電子署名を公開鍵により復号化して作成したMDbとの照合をもって判断することができる。続いて、SAS183のアップデート判断部821は、選択したCVMに係るmacファイルに格納されている電子署名のMDaが正当か否かを判断(S805)する。すなわち、選択したCVMに係るmodファイルが正当か否かを判断する。MDaが正当か否かは、modファイルから作成したMDaと、macファイルに格納されている電子署名を公開鍵により復号化して作成したMDaとの照合をもって判断することができる。
SAS183のアップデート判断部821は、選択したCVMに係るmacファイルに格納されている電子署名の「MDb部分」及び「MDa部分」が正当である場合(分岐1及び分岐2)には、そのCVMでアップデートすると判断(S811)することになり、S415やS515に続く。
SAS183のアップデート判断部821は、選択したCVMに係るmacファイルに格納されている電子署名の「MDb部分」又は「MDa部分」が正当でない場合(分岐1又は分岐2)には、そのCVMでアップデートしないと判断(S812)する事になり、S415やS515に続く。
(変形例)
図1の融合機101は、本発明「画像形成装置」の実施例に該当するものであり、図1の融合機101によって実行される情報処理は、本発明「情報処理方法」の実施例に該当するものである。図1のSAS183は、本発明「情報処理プログラム」の実施例に該当するものであり、図1のSAS183が記録されたCD−ROMやDVD−ROMやSDメモリカードは、本発明「記録媒体」の実施例に該当するものである。
本発明の実施例に該当する融合機を表す。 図1の融合機に係るハードウェア構成図である。 図1の融合機に係る外観図である。 オペレーションパネルを表す。 融合機起動部を表す。 SDメモリカード用スロットとSDメモリカードに係るソフトウェアを表す。 図1のJSDKアプリとJSDKプラットフォームのクラス図である。 図1のSASの機能ブロック図である。 インストール処理について説明するための図である。 アップデート処理について説明するための図である。 インストール処理の第1具体例のフローチャート図である。 インストール処理の第2具体例のフローチャート図である。 インストール処理の第3具体例のフローチャート図である。 アップデート処理の第1具体例のフローチャート図である。 アップデート処理の第2具体例のフローチャート図である。 アップデート処理の第3具体例のフローチャート図である。 インストール操作画面の画面図である。 アップデート操作画面の画面図である。 図1の融合機のCVMの機種依存性について説明するための図である。 図1の融合機のCVMに係るファイルについて説明するための図である。 図1の融合機のCVMに係るファイルについて説明するための図である。 インストール処理のS114やS214に係るフローチャート図である。 アップデート処理のS414やS514に係るフローチャート図である。
符号の説明
101 融合機
111 ハードウェア
112 ソフトウェア
113 融合機起動部
121 撮像部
122 印刷部
123 その他のハードウェア
131 アプリケーション
132 プラットフォーム
133 アプリケーションプログラムインタフェース
134 エンジンインタフェース
135 仮想アプリケーションサービス
141 コピーアプリ
142 プリンタアプリ
143 スキャナアプリ
144 ファクシミリアプリ
145 ネットワークファイルアプリ
146 CSDKアプリ
147 JSDKアプリ
148 JSDKプラットフォーム
151 コントロールサービス
152 システムリソースマネージャ
153 ハンドラ
161 ネットワークコントロールサービス
162 ファクシミリコントロールサービス
163 デリバリコントロールサービス
164 エンジンコントロールサービス
165 メモリコントロールサービス
166 オペレーションパネルコントロールサービス
167 サーティフィケーションコントロールサービス
168 ユーザディレクトリコントロールサービス
169 システムコントロールサービス
171 ファクシミリコントロールユニットハンドラ
172 イメージメモリハンドラ
181 Webブラウザ
182 Webサーバソフト
183 SDKアプリケーションサービス
201 コントローラ
202 オペレーションパネル
203 ファクシミリコントロールユニット
211 CPU
212 ASIC
221 NB
222 SB
231 MEM−P
232 MEM−C
233 HDD
234 メモリカードスロット
235 メモリカード
241 NIC
242 USBデバイス
243 IEEE1394デバイス
244 セントロニクスデバイス
301 原稿セット部
302 給紙部
303 排紙部
311 タッチパネル
312 テンキー
313 スタートボタン
314 リセットボタン
315 機能キー
316 初期設定ボタン
321 ADF
322 フラットベッド
323 フラットベッドカバー
501 メモリモニタ部
502 プログラム起動部
601 SDメモリカードスロット
602 SDメモリカード
611 SDメモリカードアクセスドライバ
612 SDメモリカードステータスドライバ
613 起動処理用プログラム
614 SDメモリカードチェックプログラム
701 ユーザアプリ
711 JSDK GUI Manager
712 Task Bar Manager
721 JSDK Main
722 JSDK Environment
723 Locale Manager
731 Xlet Manager
732 Multi Xlet Manager
733 JSDK Manager
741 Send Manager
742 Event Manager
743 System Event Manager
744 Panel Manager
745 Install Manager
746 Server/Client Manager
747 Authentication Manager
751 JSDK API
752 JSDK API
753 JSDK Session
754 Native JSDK Session
755 CVM
801 インストール部
802 アップデート部
811 インストール判断部
812 インストール制御部
813 画面制御部
814 通信制御部
821 アップデート判断部
822 アップデート制御部
823 画面制御部
824 通信制御部
901 PC
911 Webサーバ

Claims (12)

  1. プログラムのインストールが可能な画像形成装置であって、
    当該画像形成装置にセットされた記憶媒体又は当該画像形成装置にネットワークを介して接続する装置に格納されたプログラムのインストールに際し、当該画像形成装置のハードウェアに関する情報の確認の要否を前記プログラムに基づいて判断する判断手段と、
    前記判断手段によって前記ハードウェアに関する情報の確認は必要であると判断されたときに、前記ハードウェアに関する情報を確認するハードウェア確認手段と
    前記ハードウェア確認手段によって前記プログラムのインストールが可能であると判断されたときに、前記記憶媒体又は前記ネットワークを介して接続する装置に格納されたプログラムの中から当該画像形成装置に対応したプログラムを、当該プロフラムのファイル名に基づいて、インストール対象として選択するプログラム選択手段と、
    前記プログラム選択手段によって選択されたプログラムのファイルに関する第一の電子署名を用いて当該ファイルの正当性を判断し、当該ファイルのファイル名に関する第二の電子署名を用いて当該ファイル名の正当性を判断する正当性判断手段とを有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記ハードウェア確認手段は、前記ハードウェアに関する情報を確認して前記プログラムのインストールの可否を判断することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記プログラム選択手段は、前記ハードウェア確認手段によって確認される前記ハードウェアに関する情報と、前記ファイル名とを比較することにより前記プログラムを選択することを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置。
  4. 前記プログラムは、コンパイルされたハードウェア環境に依存しないプログラムを実行するための仮想マシンであることを特徴とする請求項1乃至いずれか一項記載の画像形成装置。
  5. 前記インストールは、前記プログラムのアップデートを含むことを特徴とする請求項1乃至いずれか一項記載の画像形成装置。
  6. プログラムのインストールが可能な画像形成装置が実行するインストール方法であって、
    当該画像形成装置にセットされた記憶媒体又は当該画像形成装置にネットワークを介して接続する装置に格納されたプログラムのインストールに際し、当該画像形成装置のハードウェアに関する情報の確認の要否を前記プログラムに基づいて判断する判断手順と、
    前記判断手順において前記ハードウェアに関する情報の確認は必要であると判断されたときに、前記ハードウェアに関する情報を確認するハードウェア確認手順と
    前記ハードウェア確認手順において前記プログラムのインストールが可能であると判断されたときに、前記記憶媒体又は前記ネットワークを介して接続する装置に格納されたプログラムの中から当該画像形成装置に対応したプログラムを、当該プロフラムのファイル名に基づいて、インストール対象として選択するプログラム選択手順と、
    前記プログラム選択手順において選択されたプログラムのファイルに関する第一の電子署名を用いて当該ファイルの正当性を判断し、当該ファイルのファイル名に関する第二の電子署名を用いて当該ファイル名の正当性を判断する正当性判断手順とを有することを特徴とするインストール方法。
  7. 前記ハードウェア確認手順は、前記ハードウェアに関する情報を確認して前記プログラムのインストールの可否を判断することを特徴とする請求項記載のインストール方法。
  8. 前記プログラム選択手順は、前記ハードウェア確認手順において確認される前記ハードウェアに関する情報と、前記ファイル名とを比較することにより前記プログラムを選択することを特徴とする請求項又は記載のインストール方法。
  9. 前記プログラムは、コンパイルされたハードウェア環境に依存しないプログラムを実行するための仮想マシンであることを特徴とする請求項乃至いずれか一項記載のインストール方法。
  10. 前記インストールは、前記プログラムのアップデートを含むことを特徴とする請求項乃至いずれか一項記載のインストール方法。
  11. 画像形成装置にプログラムのインストールを実行させるインストールプログラムであって、
    当該画像形成装置にセットされた記憶媒体又は当該画像形成装置にネットワークを介して接続する装置に格納されたプログラムのインストールに際し、当該画像形成装置のハードウェアに関する情報の確認の要否を前記プログラムに基づいて判断する判断手順と、
    前記判断手順において前記ハードウェアに関する情報の確認は必要であると判断されたときに、前記ハードウェアに関する情報を確認するハードウェア確認手順と
    前記ハードウェア確認手順によって前記プログラムのインストールが可能であると判断されたときに、前記記憶媒体又は前記ネットワークを介して接続する装置に格納されたプログラムの中から当該画像形成装置に対応したプログラムを、当該プロフラムのファイル名に基づいて、インストール対象として選択するプログラム選択手順と、
    前記プログラム選択手順において選択されたプログラムのファイルに関する第一の電子署名を用いて当該ファイルの正当性を判断し、当該ファイルのファイル名に関する第二の電子署名を用いて当該ファイル名の正当性を判断する正当性判断手順とを有することを特徴とするインストールプログラム。
  12. 請求項11記載のインストールプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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