JP2002286017A - レリースワイヤ - Google Patents

レリースワイヤ

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JP2002286017A
JP2002286017A JP2001084332A JP2001084332A JP2002286017A JP 2002286017 A JP2002286017 A JP 2002286017A JP 2001084332 A JP2001084332 A JP 2001084332A JP 2001084332 A JP2001084332 A JP 2001084332A JP 2002286017 A JP2002286017 A JP 2002286017A
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Toru Nagahara
徹 永原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】押し力または引き力のどちらの動作にも問題な
くスムーズに対応するレリースワイヤを提供する。 【解決手段】筒状のアウターチューブ(1)と、アウタ
ーチューブ(1)内を進退自在に動作するインナーワイ
ヤ(2)と、からなるレリースワイヤにおいて、インナ
ーワイヤ(2)を、金属線をスパイラル状に巻いたコイ
ル線(4)と、該コイル線(4)内に挿通させた、金属
線(3a)、また複数の金属線(3a)を縒り合わせた
縒り線(3b)を挿通させ構成する。操作部からの押し
力にはコイル線(4)が作用し、引き力には金属線(3
a)、または縒り線(3b)が作用する。 〔発明の詳細な説明〕

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一方の端部に備え
た操作部より、他方の端部にある目的物の作動を行うた
めの操作を伝達するレリースワイヤに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、一方の端部に備えた操作部を
操作することによって、他方の端部にある目的物の作動
を行うために、レリースワイヤと呼ばれる部材が知られ
ている。このレリースワイヤの従来例を、図面を参照し
つつ説明する。従来よく知られたレリースワイヤは、図
9に示したように、インナーワイヤ及びインナーワイヤ
を内部に進退自在に収納するアウターチューブより構成
されている。インナーワイヤは、図10に示したよう
に、複数の細い金属線を縒り合わせた縒り線から成って
いる。アウターチューブは、内面を円筒状にして滑らか
に保護するライナー、及び該ライナーの外側に平線状の
金属線をスパイラル状に巻いたスパイラル線を介在さ
せ、更に該スパイラル線の外側に合成樹脂を皮膜させて
いる。またレリースワイヤは、側面方向には可撓性を備
えている。上記のようなレリースワイヤを利用した物品
の例として、カメラの機械式シャッターを遠隔操作にて
作動させるレリーススイッチ、自転車のハンドルとブレ
ーキを接続するワイヤーケーブル、または段落0003
に記載する浴槽や洗面器の弁を遠隔操作にて開閉させ
る、遠隔操作式排水栓装置等のレリースワイヤがある。
【0003】上記レリースワイヤを用いた遠隔操作式排
水栓装置の一例を、簡略に説明すると、洗面台のボウル
等に取り付けられる排水口を備えた排水栓、排水口を閉
鎖する弁軸を備えた弁部材、排水栓に接続される接続
管、接続管内に配置され係合部と係合してインナーワイ
ヤと連動して動作することで弁部材を昇降させて排水口
を開閉する昇降部材、排水口の開閉を操作する操作部、
及び昇降部材と操作部とを接続してその動作を伝達する
レリースワイヤ、とから成り、操作部に加えた押し引き
の操作に連動してインナーワイヤが進退し、昇降部材を
動作させて排水口の開閉が行われる。(レリースワイヤ
以外の構成は、図4・図5に示した遠隔操作式排水栓装
置と同一である。)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記段落0003の例
にもあるように、レリースワイヤのインナーワイヤは、
押し力と引き力の両方が作用するように使用される場合
がある。インナーワイヤに引き力を加える場合は良い
が、押し力を加えた場合、インナーワイヤは細い金属線
から構成されているので、操作部から目的物へ向かって
押し力を伝達すると、インナーワイヤが圧縮されてしま
い、図11に示したようにアウターチューブ内で縒りが
解けてしまう。また、インナーワイヤに針金のような単
線の金属線を用いた場合、操作部から押し操作を行うた
め、金属線には押し操作に対応できるほどの太さや硬さ
が必要であり、そのような強い金属線を使用すれば、縒
り線のように縒りが解けることはないが、可撓性が悪く
なるという問題が残る。
【0005】本発明のレリースワイヤは、前記の問題点
を解決するため考案されたもので、押し力または引き力
のどちらの動作にも問題なくスムーズに対応できるレリ
ースワイヤを提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に講じた技術的手段は、以下のようである。請求項1に
記載のレリースワイヤは、筒状のアウターチューブ
(1)と、アウターチューブ(1)内を進退自在に動作
するインナーワイヤ(2)と、からなるレリースワイヤ
において、インナーワイヤ(2)が、金属線をスパイラ
ル状に巻いたコイル線(4)と、該コイル線(4)内に
挿通させた、金属線(3a)と、からなり、更にコイル
線(4)に対して金属線(3a)を固定したことを特徴
とするレリースワイヤである。
【0007】請求項2に記載のレリースワイヤは、筒状
のアウターチューブ(1)と、アウターチューブ(1)
内を進退自在に動作するインナーワイヤ(2)と、から
なるレリースワイヤにおいて、インナーワイヤ(2)
が、金属線をスパイラル状に巻いたコイル線(4)と、
該コイル線(4)内に挿通させた、複数の金属線(3
a)を縒り込んだ縒り線(3b)と、からなり、更にコ
イル線(4)に対して縒り線(3b)を固定したことを
特徴とするレリースワイヤ。
【0008】請求項3に記載のレリースワイヤは、段落
0006または段落0007に記載のレリースワイヤに
おいて、縒り線(3b)の、コイル線(4)に対する固
定方法を、カシメ固定にて行ったことを特徴とするレリ
ースワイヤである。
【0009】請求項4に記載のレリースワイヤは、段落
0006乃至0008のいずれか一つに記載のレリース
ワイヤにおいて、該レリースワイヤを、遠隔操作式排水
栓装置の、操作部(14)と弁部材(11)とを接続す
る操作伝達部材に用いたことを特徴とするレリースワイ
ヤである。
【0010】請求項5に記載のレリースワイヤは、段落
0009に記載のレリースワイヤにおいて、弁部材(1
1)と、レリースワイヤの弁部材(11)側の端部と
が、容易に脱着しないように接続される接続機構を備え
て成ることを特徴とするレリースワイヤである。
【0011】請求項6に記載のレリースワイヤは、段落
0009または段落0010に記載のレリースワイヤに
おいて、レリースワイヤのインナーワイヤ(2)中に、
インナーワイヤ(2)の両端部間を縮小するような方向
に対する応力を吸収するショックアブソーバー(16)
を備えたことを特徴とするレリースワイヤである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第一実施例を図1
及び図2により説明する。図1及び図2は、それぞれ本
発明のレリ−スワイヤの構成を示す斜視図及び部材構成
図である。本発明の第一実施例のレリースワイヤは、図
1に示したように、インナーワイヤ(2)及び該インナ
ーワイヤ(2)を進退自在に収納するアウターチューブ
(1)より構成されている。レリースワイヤを構成する
部材の詳細を図2より説明する。インナーワイヤ(2)
は、複数の細い鋼線を縒り合わせた縒り線(3b)と、
該縒り線(3b)を内部に挿通させた、一本の鋼線をコ
イル状に巻き付けたコイル線(4)とから成り、更にそ
の両端を、金属部分を押圧して固定する、所謂カシメ固
定にて固定をしている。特にその一方の端部には、後述
する昇降部材(13)と係合する係合部(15)を備え
てなる。アウターチューブ(1)は、内面を円筒状にし
て滑らかに保護するライナー(5)、該ライナー(5)
の外側に平線状の金属線をスパイラル状に巻いたスパイ
ラル線(6)、及びスパイラル線(6)の外側に合成樹
脂を皮膜させた皮膜部(7)から成る。上記のように構
成したレリースワイヤにおいては、インナーワイヤ
(2)に引き力を作用させた場合は、従来例通り、縒り
線(3b)の効果によってインナーワイヤ(2)が伸び
ることなく正常に作動し、他方、押し力を作用した場合
は、インナーワイヤ(2)の外部に配したコイル線
(4)が押し力の伝達を行うため、縒り線(3b)に力
が加わらずにすみ、インナーワイヤ(2)の縒り線(3
b)の縒りが解けることなく正常に作動し、結果として
押し力と引き力の両方の力が有効に働くインナーワイヤ
(2)として機能する。また、図3に示したレリースワ
イヤのインナーワイヤ(2)は、コイル線(4)に挿通
させる金属線(3a)を構成し他の部分は上記の第一実
施例と同様に構成しているが、押し操作の際にはコイル
線(4)が力の伝達を行うため、この金属線(3a)は
比較的軟質で可撓性の高いものを用いることができる。
このような可撓性の高い金属線(3a)を用いること
で、当該部分を縒り線(3b)で構成させたと同様のレ
リースワイヤとして使用できる。
【0013】図4及び図5に示したのは、上記レリース
ワイヤを採用した遠隔操作式排水栓装置の一例であっ
て、洗面台のボウル等に取り付けられる排水口(8)を
備えた排水栓(9)、排水口(8)を閉鎖する弁軸(1
0)を備えた弁部材(11)、排水栓(9)に接続され
る接続管(12)、接続管(12)内に配置され係合部
(15)と係合してインナーワイヤ(2)と連動して動
作することで弁部材(11)を昇降させて排水口(8)
を開閉する昇降部材(13)、排水口(8)の開閉を操
作する操作部(14)、及び昇降部材(13)と操作部
(14)とを接続してその動作を伝達する、上記段落0
011に記載したレリースワイヤ、から構成されてい
る。
【0014】上記の遠隔操作式排水栓装置を操作する場
合、図4に示したように、排水口(8)を閉口した状態
で、洗面器のカウンターなどに取り付けられた操作部
(14)に引き操作を加えると、インナーワイヤ(2)
が操作部(14)側に移動して、昇降部材(13)の先
端が上昇し、図5に示したように排水口(8)が開口す
る。この時には、レリースワイヤにインナーワイヤ
(2)が伸張する方向に応力が作用する。この状態か
ら、操作部(14)に押し操作を加えると、インナーワ
イヤ(2)が昇降部材(13)側に移動して、昇降部材
(13)の先端が降下し、再び図4に示したように排水
口(8)が閉口する。この時にはレリースワイヤにイン
ナーワイヤ(2)が収縮する方向に応力が作用する。以
後、同様の操作を繰り返すことで排水口(8)を自在に
開閉することが出来る。上記のように構成したレリース
ワイヤにおいては、インナーワイヤ(2)に引き力を作
用させた場合は、従来例通り、縒り線(3b)の効果に
よってインナーワイヤ(2)が伸びることなく正常に作
動し、他方、押し力を作用させた場合は、インナーワイ
ヤ(2)の外部に配したコイル線(4)が力を伝達する
ことによって、インナーワイヤ(2)の縒りが解けるこ
となく正常に作動し、結果として押し力と引き力の両方
の力に対応できるインナーワイヤ(2)として機能す
る。
【0015】次に、本発明の第二実施例について図面を
参照しつつ説明する。図6に示した本発明の第二実施例
のレリースワイヤは、特に遠隔操作式排水栓装置に適合
するように構成されたものであって、以下に記載したイ
ンナーワイヤ(2)及び該インナーワイヤ(2)を進退
自在に収納するアウターチューブ(1)より構成されて
成る。インナーワイヤ(2)は、複数の細い鋼線を縒り
合わせた縒り線(3b)と、該縒り線(3b)を内部に
挿通させた、一本の鋼線をコイル状に巻き付けたコイル
線(4)とから成り、更にその両端にカシメ固定を行う
と共に、特にその一方に弁部材(11)と係合する係合
部(15)を備えてなる。アウターチューブ(1)は、
内面を円筒状にして滑らかに保護するライナー(5)、
該ライナー(5)の外側に平線状の金属線をスパイラル
状に巻いたスパイラル線(6)、及びスパイラル線
(6)の外側に合成樹脂を皮膜させた皮膜部(7)から
成り、更にアウターチューブ(1)の一方の端部、イン
ナーワイヤ(2)が係合部(15)を備えている側に、
後述する固定部材(20)を取り付ける取付部(19)
を備えてなる。更に、レリースワイヤ(2)の、係合部
(15)を備えない側の端部に、スプリング材を用い、
インナーワイヤ(2)の両端部間を縮小する方向に対す
る応力を吸収するショックアブソーバー(16)を備え
てなる。このスプリングの強度は、通常の操作による押
し込み力では縮小せず、例えば弁部材(11)が上昇し
ている際に、弁部材(11)が上方より踏まれたことに
よってインナーワイヤ(2)が破損しかねないような応
力が加えられたときに縮小し、インナーワイヤを保護す
る。
【0016】上記第二実施例のレリースワイヤは、例え
ば以下の遠隔操作式排水栓装置に利用される。図7及び
図8に示したのは、浴槽等に取り付けられる遠隔操作式
排水栓であって、排水口(8)を備えた、浴槽(17)
に取り付けられる排水栓(9)、排水口(8)を開閉し
てレリースワイヤのインナーワイヤ(2)端部を係合す
る弁部材(11)、排水栓(9)に接続されるエルボ管
(18)、エルボ管(18)内に配置され、レリースワ
イヤのアウターチューブ(1)の端部に接続固定される
固定部材(20)、排水口(8)の開閉を操作する操作
部(14)、及び操作部(14)に押し込み操作を加え
る毎に、インナーワイヤ(2)を弁部材(11)に押し
出して固定、固定を解除して操作部(14)側に後退を
繰り返すスラストロックと呼ばれる昇降部材(13)、
から構成される。(図7及び図8においての昇降部材
(13)の図示は省略する。)この遠隔操作式排水栓装
置においては、上記のように、弁部材(11)に直接イ
ンナーワイヤ(2)の先端を係合させることで、弁部材
(11)の軸を省略し、その分エルボ管(18)の高さ
幅を低くすることができる。
【0017】上記の遠隔操作式排水栓装置を操作する場
合、図7に示したように排水口(8)を閉口した状態
で、浴槽(17)上面等に取り付けられた操作部(1
4)に押し込み操作を加えると、昇降部材(13)の作
用によって、インナーワイヤ(2)が弁部材(11)側
に移動して固定され、弁部材(11)を直接押し上げ
て、図8に示したように排水口(8)が開口する。この
時にはレリースワイヤに、インナーワイヤ(2)が収縮
するような方向に応力が作用する。この状態から、操作
部(14)に再び押し操作を加えると、昇降部材(1
3)の作用によって、インナーワイヤ(2)の固定が解
除され、インナーワイヤ(2)が昇降部材(13)側に
移動して弁部材(11)が降下し、再び図7に示したよ
うに排水口(8)が閉口する。この時もインナーワイヤ
(2)に作用する力は操作部(14)の押し込み操作で
あるため、レリースワイヤには、インナーワイヤ(2)
が収縮する方向に応力が作用する。以後、同様の操作を
繰り返すことで排水口(8)を自在に開閉することがで
きる。
【0018】上記第二実施例のレリースワイヤを採用し
た遠隔操作式排水栓装置において、例えば排水口(8)
の清掃を行う場合等、必要に応じて弁部材(11)を脱
着する場合がある。昇降部材(13)の先端に弁部材
(11)を載置している、段落0011で紹介した遠隔
操作式排水栓装置とは異なり、この第二実施例によるレ
リースワイヤを採用した遠隔操作式排水栓装置において
は、インナーワイヤ(2)の先端と弁部材(11)とが
容易に脱着しないように係合しているため、弁部材(1
1)を外すためには、インナーワイヤ(2)を引き出す
ようにして力を加えなければならない。このため、弁部
材(11)を脱着する際には、インナーワイヤ(2)
に、インナーワイヤ(2)が伸張する方向に応力が作用
する。この場合も、インナーワイヤ(2)を縒り線(3
b)とコイル線(4)を組み合わせた構成のため、縒り
が解けることのない、押し力と引き力に対応できるレリ
ースワイヤとして機能する。また排水口(8)の開口時
に、使用者等によって弁部材(11)が踏まれたとして
も、インナーワイヤ(2)に備えたショックアブソーバ
ー(16)が収縮して応力を吸収するため、インナーワ
イヤ(2)が破損するようなことがない。
【0019】
【発明の効果】本発明は、以上のように説明したので、
以下のような利点がある。 1)本発明のレリースワイヤにおいては、インナーワイ
ヤを、スパイラル状のコイル線に複数の金属線を縒り込
んだ縒り線を挿通させたことによって、操作部からの押
し力と引き力の双方が作用しても、レリースワイヤに不
具合が生じることがない。 2)本発明のレリースワイヤのインナーワイヤを、スパ
イラル状のコイル線に金属線を挿通させたことによっ
て、柔軟な材質を使用すると、側面方向への可撓性が高
くなる。 3)本発明のレリースワイヤを、遠隔操作式排水栓装置
に使用した場合、インナーワイヤの先端に直接弁体を係
合させることができるため、従来品に比べ、弁軸分の部
材を減らすことができ、コストダウン等を図ることがで
きる。 4)ショックアブソーバーをレリースワイヤのインナー
ワイヤ中に備えることで、インナーワイヤに負荷がかか
っても、該ショックアブソーバーが応力を吸収するた
め、インナーワイヤを破損することがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のレリースワイヤを示す斜視図であ
る。
【図2】 本発明に、縒り線をインナーワイヤに使用し
たことを示した部材構成図である。
【図3】 本発明に、金属線をインナーワイヤに使用し
たことを示した部材構成図である。
【図4】 本発明の第一実施例を採用した遠隔操作式排
水栓装置の弁が閉じた状態を示した断面図である。
【図5】 本発明の第一実施例を採用した遠隔操作式排
水栓装置の弁が開いた状態を示した断面図である。
【図6】 本発明の第二実施例のレリースワイヤを示し
た断面図である。
【図7】 本発明の第二実施例を採用した遠隔操作式排
水栓装置の弁が閉じた状態を示した断面図である。
【図8】 本発明の第二実施例を採用した遠隔操作式排
水栓装置の弁が開いた状態を示した断面図である。
【図9】 従来のレリースワイヤの部材構成を示す、一
部を切り欠きした斜視図である。
【図10】従来のインナーワイヤの構造を示す斜視図で
ある。
【図11】従来のインナーワイヤの縒りが解けた状態を
示す斜視図である。
【符号の説明】
1 アウターチューブ 2 インナーワイヤ 3a 金属線 3b 縒り線 4 コイル線 5 ライナー 6 スパイラル線 7 皮膜部 8 排水口 9 排水栓 10 弁軸 11 弁部材 12 接続管 13 昇降部材 14 操作部 15 係合部 16 ショックアブソ−バー 17 浴槽 18 エルボ管 19 取付部 20 固定部材

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒状のアウターチューブ(1)と、アウ
    ターチューブ(1)内を進退自在に動作するインナーワ
    イヤ(2)と、からなるレリースワイヤにおいて、イン
    ナーワイヤ(2)が、金属線をスパイラル状に巻いたコ
    イル線(4)と、該コイル線(4)内に挿通させた金属
    線(3a)と、からなり、更にコイル線(4)に対して
    金属線を固定したことを特徴とするレリースワイヤ。
  2. 【請求項2】 筒状のアウターチューブ(1)と、アウ
    ターチューブ(1)内を進退自在に動作するインナーワ
    イヤ(2)と、からなるレリースワイヤにおいて、イン
    ナーワイヤ(2)が、金属線をスパイラル状に巻いたコ
    イル線(4)と、該コイル線(4)内に挿通させた、複
    数の金属線(3a)を縒り込んだ縒り線(3b)と、か
    らなり、更にコイル線(4)に対して縒り線(3b)を
    固定したことを特徴とするレリースワイヤ。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載のレリー
    スワイヤにおいて、金属線(3a)または縒り線(3
    b)の、コイル線(4)に対する固定方法を、カシメ固
    定にて行ったことを特徴とするレリースワイヤ。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至請求項3のいずれか一つに
    記載のレリースワイヤにおいて、該レリースワイヤを、
    遠隔操作式排水栓装置の、操作部(14)と弁部材(1
    1)とを接続する操作伝達部材に用いたことを特徴とす
    るレリースワイヤ。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のレリースワイヤにおい
    て、弁部材(11)と、レリースワイヤの弁部材(1
    1)側の端部とが、容易に脱着しないように接続される
    接続機構を備えて成ることを特徴とするレリースワイ
    ヤ。
  6. 【請求項6】 請求項4または請求項5に記載のレリー
    スワイヤにおいて、インナーワイヤ(2)の両端部間を
    縮小する方向の応力を吸収するショックアブソーバー
    (16)を備えたことを特徴とするレリースワイヤ。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006125177A (ja) * 2004-09-30 2006-05-18 Ota Yasumi 排水栓装置用レリース
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