JP2002285816A - 内燃機関におけるブローバイガス還流装置 - Google Patents

内燃機関におけるブローバイガス還流装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 気化器と、その上流側に配置されるエアクリ
ーナとをコネクティングチューブで連結した内燃機関の
吸気系において、そのコネクティングチューブにブロー
バイガス還流手段の気液分離チャンバを支持するための
支持構造およびコネクティングチューブと気液分離チャ
ンバとの連通路構造を簡素化した。 【解決手段】 エアクリーナACと気化器CAとを連結
するコネクティングチューブTCに、ブローバイガス還
流手段RBを支持する2つの支持部25,26を一体に
設け、その一方25を、コネクティングチューブTCと
気液分離チャンバ29とを連通する連通路25aに兼用
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動二輪車などの
車両用内燃機関の吸気系において、内燃機関の運転によ
り発生するブローバイガスを、その吸気系に還流させる
ための内燃機関におけるブローバイガス還流装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】自動二輪車用内燃機関の吸気系におい
て、その内燃機関のクランクケースと、空気・燃料混合
気の生成装置すなわち気化器より上流の吸気路との間に
それらの内部を連通するブローバイガス還流通路を設
け、内燃機関の運転により発生するブローバイガスを吸
気系に還流させて、該ブローバイガスを内燃機関内で再
燃焼させ、その大気への放出による大気汚染を抑制する
ようにした、ブローバイガス還流装置は、従来よりよく
知られている(実公昭55−60438号公報参照)。
【0003】また、自動二輪車用の内燃機関では、吸気
系の、構造の簡素化、コンパクト化、短縮化などを図る
べく、気化器と、その上流に配置されるエアクリーナ装
置とをコネクティングチューブにより直接連結し、その
コネクティングチューブに、内燃機関のブローバイガス
発生部に連通するブローバイガス還流通路の上流部を開
口するようにしたブローバイガス還流装置も既に知られ
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、かかる内燃
機関におけるブローバイガス還流装置において、エアク
リーナと気化器とを連通する連通路に、ブローバイガス
還流手段を支持させるとともにその連通路にブローバイ
ガス還流手段の出口を連通させるようにしたものでは、
その支持構造およびそれらの連通構造を簡素化するとと
もにその支持および連通操作が簡単であることが要求さ
れる。
【0005】そこで、本発明は、前後方向に直列配置さ
れるエアクリーナと気化器とをエルボ状に湾曲するコネ
クティングチューブにより連通接続し、そのコネクティ
ングチューブにブローバイガス還流通路の上流部を支持
すると共にその還流通路をコネクティングチューブ内に
連通させるようにしたものにおいて、コネクティングチ
ューブの湾曲接続部の外側湾曲壁に、ブローバイガス還
流通路の上流部を、構造簡単な支持構造により容易に支
持することができると共にその支持部をコネクティング
チューブとブローバイガス還流通路との連通路に兼用で
きるようにして前記要求を満足させるようにし、加え
て、コネクティングチューブ内では、そこに流入するブ
ローバイと吸入空気とのミキシングを促進して空気・燃
料混合比(A/F)の一定化を図ることができるように
した、新規な内燃機関におけるブローバイガス還流装置
を提供することを主な目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的達成のため、本
請求項1記載の発明は、空気・燃料混合気の生成器と、
その上流側に配置されるエアクリーナとをコネクティン
グチューブにより接続してなる内燃機関の吸気系におい
て、前記コネクティングチューブは、そのエアクリーナ
側の接続部がエルボ状に湾曲され、その湾曲接続部の外
側湾曲壁の外面に、ブローバイガス還流手段の上流部を
支持するための複数の支持部を一体に突設し、それらの
支持部の一つは、ブローバイガス還流手段とコネクティ
ングチューブ内とを連通する連通路に兼用されているこ
とを特徴としており、かかる特徴によれば、コネクティ
ングチューブによるブローバイガス還流手段の上流部の
支持構造およびそれらの連通路の構造を簡素化すること
ができ、また、コネクティングチューブにブローバイガ
ス還流手段の上流部を支持するのに、別の支持部材を必
要とすることなく、しかもその支持操作が簡単である。
【0007】また、前記目的達成のため、本請求項2記
載の発明は、前記請求項1記載のものにおいて、ブロー
バイガス還流手段の上流部は、ブローバイガスの気液分
離チャンバであることを特徴としており、かかる特徴に
よれば、コネクティングチューブによるブローバイガス
還流手段の気液分離チャンバの支持構造およびそれらの
連通路の構造を簡素化することができ、また、コネクテ
ィングチューブにブローバイガス還流手段の気液分離チ
ャンバを支持するのに、別の支持部材を必要とすること
なく、しかもその支持操作が簡単である。
【0008】さらに、前記目的達成のため、本請求項3
記載の発明は、前記請求項1記載のものにおいて、前記
コネクティングチューブは、ゴムなどの弾性体よりなり
前記複数の支持部が一体成形されており、それらの支持
部にブローバイガス還流手段の上流部を直接弾性支持し
たことを特徴としており、かかる特徴によれば、コネク
ティングチューブによるブローバイガス還流手段の上流
部の支持構造およびそれらの連通路の構造を簡素化する
ことができ、また、コネクティングチューブにブローバ
イガス還流手段を弾性的に支持するのに、別の支持部材
を必要とすることなく、しかもその支持操作が簡単であ
る。
【0009】さらにまた、本請求項4記載の発明は、前
記請求項1,2または3記載のものにおいて、ブローバ
イガスの還流手段とコネクティングチューブとを連通す
る連通路のコネクティングチューブ側の開口端は、前記
湾曲接続部の外側湾曲壁の内壁面に沿わせるとともにそ
の上流に指向して開口したことを特徴としており、かか
る特徴によれば、前記請求項1,2または3記載のもの
と同じ効果を奏する上に、コネクティングチューブ内の
吸入空気の流速が速くなるところに、ブローバイガスが
噴出され、その結果吸入空気とブローバイガスとのミキ
シングが促進され、空気・燃料混合気比の一定化に寄与
し得る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
【0011】以下の実施例は、本発明にかかる内燃機関
におけるブローバイガス還流装置を自動二輪車に搭載の
内燃機関に実施した場合であり、以下の説明において、
「上、下」「左、右」および「前、後」は、自動二輪車
の進行方向を基準にしていう。
【0012】図1は、本発明ブローバイガス還流装置を
備えた内燃機関を搭載した自動二輪車の全体側面図、図
2は、ブローバイガス還流装置の側面図、図3は、図2
の3−3線に沿う断面図、図4は、図2の4−4線に沿
う断面図、図5は、図2の5−5線に沿う断面図、図6
は、図3の6−6線に沿う断面図である。
【0013】図1において、自動二輪車の骨格となる車
体フレームF前端のヘッドパイプ1には、フロントフォ
ーク2が操向可能に支承され、該フロントフォーク2の
下端に前輪WFが軸支され、フロントフォーク2の上端
に操向ハンドル3が設けられる。また、車体フレームF
の後部には、リアクッション4を介して後輪WRが懸架
される。
【0014】車体フレームFの前後方向中間部には、内
燃機関Eを備えた駆動ユニットUDが搭載され、この駆
動ユニットUDの出力軸5は、チエン伝動機構6を介し
て後輪WRに連動連結される。前記駆動ユニットUD上
方の車体フレームF上に燃料タンクTが搭載され、さら
に、後輪WR上方の車体フレームFにシートSが搭載さ
れている。
【0015】前記内燃機関Eのシリンダ部8は、前傾姿
勢であって、その後面に開口される吸気ポート10に、
本発明にかかるブローバイガス還流装置を備えた吸気系
INが接続され、また、その前面に開口される排気ポー
ト11に排気系EXが接続されている。
【0016】前記吸気系INは、前記吸気ポート10に
接続される空気・燃料混合気の生成装置としての気化器
CAと、その上流側の、エアクリーナACとが、車体フ
レームFの前後方向に直列に配置され、これらはエルボ
状に湾曲されるコネクティングチューブTCにより連結
されている。
【0017】次に、図2〜6に示すように、前記エアク
リーナACのクリーナケース13は、ケース本体13a
と、その開口面を閉じる蓋体13bとより密閉中空状に
形成され、その内部に環状のクリーナエレメント14が
収容されている。このクリーナエレメント14は、環状
の多孔発泡体14aの内周面に環状のパンチングプレー
トよりなる保形部材14bを纏着して構成されている。
そして、このクリーナエレメント14は、クリーナケー
ス13内を、その外側のダーティーサイド15と、その
内側のクリーンサイド16とに区画している。クリーナ
ケース13の後壁に開口した入口には、エアダクト20
が接続され、このエアダクト20によりダーティーサイ
ド15は大気に連通される。また、クリーナケース13
の一側壁すなわちその蓋体13bの中間部には出口18
が開口され、この出口18にはコネクティングチューブ
TCの上流側端部が着脱可能に嵌合され、その出口18
は、コネクティングチューブTCに連通され、その連通
部には、メッシュ板よりなるストレーナ21が設けられ
る。
【0018】前記コネクティングチューブTCは、弾性
体すなわちゴムにより形成され、図2,4に示すよう
に、その全体形状がエルボ状をなして、その上流側端部
すなわちクリーナケース13の入口17への接続側の上
流側端部が湾曲状に形成されて、そこから前記気化器C
Aに向けて前方に直線状に延びており、その下流側端部
が、該気化器CAの入口にバンド22をもって連結され
ている。
【0019】前記ゴム製のコネクティングチューブTC
の上流側の端部には、ブローバイガス還流手段RBの上
流部を支持するための支持部24が設けられる。すなわ
ち図4,5に示すように、ゴム製のコネクティングチュ
ーブTCの上流側端部の外側湾曲壁には、第1および第
2の支持部25,26が前後に間隔をあけて一体に突設
されている。前記第1の支持部25は、端部開放のパイ
プ状に形成されていてその内部にブローバイガスの連通
路25aが形成されており、また、前記第2の支持部2
6は、ボス状の中実の突起部26aの外端に環状溝26
bを有するポペット状の撮み部26cが一体に形成され
ている。そして、前記第1および第2の支持部25,2
6は、前記ブローバイガス還流手段RBの支持部24を
構成する。
【0020】前記ブローバイガス還流手段RBは、ブロ
ーバイガス還流通路28の下流端に密閉状の気液分離チ
ャンバ29の入口29aを連通接続して構成されてお
り、この気液分離チャンバ29の上部には出口29bが
設けられ、さらにその一側には取付舌片29cが一体に
突設され、その取付舌片29cに差込孔29dが開口さ
れている。そして、前記出口29bを第1の支持部25
に差し込み、また、前記取付舌片29cの差込孔29d
を、前記第2の支持部26の環状溝26bに差し込め
ば、ブローバイガス還流手段RBの上流部すなわち気液
分離チャンバ29をコネクティングチューブTCの外側
湾曲壁の湾曲状外面に着脱可能に弾性的に支持すること
ができると共にその気液分離チャンバ29をコネクティ
ングチューブTCに連通させることができる。ブローバ
イガス還流通路28の下流端は、内燃機関Eのブローバ
イガスの放出口である、そのクランクケースの上部に連
通接続される(図1参照)。
【0021】コネクティングチューブTCの下流側端部
は、前記気化器CAの入口に接続される。前記気化器C
Aは従来公知の構造のものであるので、その詳細な説明
を省略する。
【0022】つぎに、この実施例の作用について説明す
ると、いま、内燃機関Eが運転されると、その吸気系I
N内に発生する吸気負圧により、大気がエアダクト20
よりエアクリーナAC内に吸入される。図3〜5に矢印
で示すように、エアクリーナAC内の吸入エアは、ダー
ティーサイド15からクリーナエレメント14を通過し
て濾過されたのち、クリーンサイド16に入り、そこか
らストレーナ21を通って二次的に濾過されたのち、コ
ネクティングチューブTCを経て気化器CAに入り、こ
こで生成された空気・燃料混合気は、内燃機関Eの燃焼
室へと吸引されて燃焼され、内燃機関Eの運転が行われ
る。
【0023】ところで、内燃機関Eの運転により生成さ
れるブローバイガスは、そのクランク室からブローバイ
ガス還流通路28を通って気液分離チャンバ29に入
り、ここで滴状燃料を分離されたブローバイガスはコネ
クティングチューブTCに還流され、そこから気化器C
Aに吸入される。
【0024】しかして、ブローバイガス還流手段RBの
上流部の気液分離チャンバは、ゴム製のコネクティング
チューブTCの湾曲接続部の外側湾曲壁の外面に一体に
突設した第1および第2の支持部25,26により支持
され、しかも第1の支持部25はブローバイガスの連通
路25aに兼用されるので、コネクティングチューブT
Cによるブローバイガス還流手段RBの支持構造および
それらの連通路25aの構造を簡素化することができ、
また、コネクティングチューブTCにブローバイガス還
流手段RBを支持する操作を別の支持部材を必要とする
ことなく簡単に行うことができる。また、コネクティン
グチューブTCの第1の支持部25により形成されるブ
ローバイガスの連通路25aのコネクティングチューブ
TC内への開口端は、その外側湾曲壁の内壁面に沿わせ
ると共にその上流へ指向させることにより、コネクティ
ングチューブTC内の吸入空気の流速が速くなるところ
に、ブローバイガスが噴出され、その結果吸入空気とブ
ローバイガスとのミキシングが促進され、空気・燃料混
合気比(A/F)の一定化に寄与し得る。
【0025】以上、本発明の実施例について説明した
が、本発明はそれらの実施例に限定されることなく、本
発明の範囲内で種々の実施例が可能である。
【0026】たとえば、前記実施例では、ブローバイガ
ス還流装置を、自動二輪車用の内燃機関に実施した場合
を説明したが、これを他の車両用などの内燃機関にも実
施できることは勿論であり、またコネクティングチュー
ブに一体に突設される、ブローバイガス還流手段の支持
部は、第1および第2支持部により構成されるが、これ
を第1ないし第3以上の支持部により構成してもよく、
その場合にその一つが、ブローバイガスの連通路に兼用
される。
【0027】
【発明の効果】以上のように、本請求項1記載の発明に
よれば、内燃機関におけるブローバイガス還流装置にお
いて、コネクティングチューブによるブローバイガス還
流手段の上流部の支持構造およびそれらの連通路の構造
を簡素化することができ、また、コネクティングチュー
ブにブローバイガス還流手段の上流部を支持するのに、
別の支持部材を必要とすることなく、しかもその支持操
作が簡単である。
【0028】また、本請求項2記載の発明によれば、内
燃機関におけるブローバイガス還流装置において、コネ
クティングチューブによるブローバイガス還流手段の気
液分離チャンバの支持構造およびそれらの連通路の構造
を簡素化することができ、また、コネクティングチュー
ブにブローバイガス還流手段の上流部の気液分離チャン
バを支持するのに、別の支持部材を必要とすることな
く、しかもその支持操作が簡単である。
【0029】さらに、本請求項3記載の発明によれば、
内燃機関におけるブローバイガス還流装置において、コ
ネクティングチューブによるブローバイガス還流手段の
上流部の弾性支持構造およびそれらの連通路の構造を簡
素化することができ、また、コネクティングチューブに
ブローバイガス還流手段の上流部を弾性的に支持するの
に、別の支持部材を必要とすることなくその支持操作が
簡単である。
【0030】さらにまた、本請求項4記載の発明によれ
ば、内燃機関におけるブローバイガス還流装置におい
て、前記請求項1,2または3記載のものと同じ効果を
奏する上に、コネクティングチューブ内の吸入空気の流
速が速くなるところに、ブローバイガスが噴出され、そ
の結果吸入空気とブローバイガスとのミキシングが促進
され、空気・燃料混合気比(A/F)の一定化に寄与し
得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明ブローバイガス還流装置を備えた内燃機
関を搭載した自動二輪車の全体側面図
【図2】ブローバイガス還流装置の側面図
【図3】図2の3−3線に沿う断面図
【図4】図2の4−4線に沿う断面図
【図5】図2の5−5線に沿う断面図
【図6】図3の6−6線に沿う断面図
【符号の説明】
25・・・・・・・支持部(第1の支持部) 25a・・・・・・連通路 26・・・・・・・支持部(第2の支持部) 29・・・・・・・気液分離チャンバ AC・・・・・・・エアクリーナ CA・・・・・・・空気・燃料混合気の生成器(気化
器) TC・・・・・・・コネクティングチューブ RB・・・・・・・ブローバイガス還流手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気・燃料混合気の生成器(CA)と、
    その上流側に配置されるエアクリーナ(AC)とをコネ
    クティングチューブ(TC)により接続してなる内燃機
    関の吸気系において、 前記コネクティングチューブ(TC)は、そのエアクリ
    ーナ(AC)側の接続部がエルボ状に湾曲され、その湾
    曲接続部の外側湾曲壁の外面に、ブローバイガスの還流
    手段(RB)の上流部を支持するための複数の支持部
    (25,26)を一体に突設し、それらの支持部(2
    5,26)の一つは、ブローバイガス還流手段(RB)
    とコネクティングチューブ(TC)内とを連通する連通
    路(25a)に兼用されていることを特徴とする、内燃
    機関におけるブローバイガス還流装置。
  2. 【請求項2】 前記ブローバイガス還流手段(RB)の
    上流部は、ブローバイガスの気液分離チャンバ(29)
    であることを特徴とする、前記請求項1記載の内燃機関
    におけるブローバイガス還流装置。
  3. 【請求項3】 前記コネクティングチューブ(TC)
    は、ゴムなどの弾性体よりなり前記複数の支持部(2
    5,26)が一体成形されており、それらの支持部(2
    5,26)にブローバイガス還流手段(RB)の上流部
    を直接弾性支持したことを特徴とする、前記請求項1記
    載の内燃機関におけるブローバイガス還流装置。
  4. 【請求項4】 ブローバイガスの還流手段(RB)とコ
    ネクティングチューブ(TC)とを連通する連通路(2
    5a)のコネクティングチューブ(TC)側の開口端
    は、前記湾曲接続部の外側湾曲壁の内壁面に沿わせると
    ともにその上流に指向して開口したことを特徴とする、
    前記請求項1,2または3記載の内燃機関におけるブロ
    ーバイガス還流装置。
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