JP2002285721A - 集合住宅の床下構造 - Google Patents

集合住宅の床下構造

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JP2002285721A
JP2002285721A JP2001130916A JP2001130916A JP2002285721A JP 2002285721 A JP2002285721 A JP 2002285721A JP 2001130916 A JP2001130916 A JP 2001130916A JP 2001130916 A JP2001130916 A JP 2001130916A JP 2002285721 A JP2002285721 A JP 2002285721A
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Masaru Shimizu
勝 清水
Masami Tazaki
政美 田崎
Mayumi Sato
真弓 佐藤
Makoto Ninomiya
誠 二宮
Hiroshi Ueki
浩 植木
Daisuke Sunayama
大輔 砂山
Hideki Sagawa
秀樹 佐川
Masaki Motokane
政樹 元兼
Yuichiro Ishikawa
雄一朗 石川
Keiichi Baba
敬一 馬場
Yukio Sato
幸男 佐藤
Hiroyuki Noshita
裕幸 野下
Tomoyuki Yoshinami
智之 吉浪
Shuji Iwao
修二 岩尾
Yutaka Ninomiya
豊 二宮
Yosuke Kihara
洋介 木原
Yukiya Sasaki
幸也 佐々木
Takehiko Ikebe
武彦 池辺
Masaki Kakehashi
正樹 掛橋
Keizo Yamashita
茎三 山下
Keisuke Okamoto
圭介 岡本
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Satobenec Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】必要な場所に必要な大きさの多目的空間を、コ
スト負担を掛けることなく形成することができる集合住
宅の床下構造を提供すること。 【解決手段】各床スラブの一部を下方へ膨出させて、各
床スラブに凹状の多目的空間形成部を形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、集合住宅の床下構
造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、集合住宅の床下構造の一形態とし
て、各階層を区画する床スラブ上に、複数の逆梁を上向
きに突設して、同逆梁上に床材を横架して床面を形成す
ることにより、床材と床スラブとの間に床下多目的空間
を形成したものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記した床
下構造は、以下のような不具合を有している。
【0004】(1)床スラブ上に逆梁を設ける逆梁工法
は、不必要に大きな床下収納空間を形成して、無駄な床
下収納空間も保有することになるため、比較的にコスト
高になる。
【0005】(2)逆梁工法では、各階の高さが500mm
〜600mm程度高くなるため、日影規制や高度斜線規制
により、階数・床面積を確保することが困難である。
【0006】(3)逆梁を設けて床下収納空間を形成する
ため、各階の高さが高くなり、階数に制限が生じること
から、集合住宅の戸数が制限されることになる。
【0007】(4)床下収納空間が大きいため、消防法の
適用を受けて火災感知器の設置を義務付けられる等の煩
わしさが生じる場合がある。
【0008】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、床
スラブにより複数の階層に区画して形成した集合住宅に
おいて、各床スラブの一部を下方へ膨出させて、各床ス
ラブに凹状の多目的空間形成部を形成したことを特徴と
する集合住宅の床下構造を提供せんとするものである。
【0009】また、本発明は、次の構成にも特徴を有す
る。
【0010】(1)多目的空間形成部の直下方に位置する
階下の部屋以外の部屋に、居室を配置したこと。
【0011】(2)多目的空間形成部の直下方に位置する
階下の部屋に、キッチン、浴室、洗面所、及び、便所等
の水廻り機能室を配置したこと。
【0012】(3)各階層の床スラブに形成した多目的空
間形成部は、左右方向に千鳥状となるように階別に交互
に配置したこと。
【0013】(4)多目的空間形成部は、居室の直下方に
配置したこと。
【0014】(5)多目的空間形成部は、少なくとも一つ
の端面を梁部に直接接続したこと。
【0015】(6)多目的空間形成部内に複数の段差を有
する凹部を形成したこと。
【0016】(7)多目的空間形成部に除湿機を配設した
こと。
【0017】(8)多目的空間形成部に消臭材を配設した
こと。
【0018】(9)多目的空間形成部に暖房器具を配設し
たこと。
【0019】(10)多目的空間形成部に電気機器類を配設
したこと。
【0020】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて説明する。
【0021】すなわち、本発明に係る集合住宅の床下構
造は、床スラブにより複数の階層に区画して形成した集
合住宅において、各床スラブの一部を下方へ膨出させ
て、各床スラブに凹状の多目的空間形成部を形成してい
る。
【0022】このようにして、各床スラブに多目的空間
形成部を形成することにより、必要な場所に必要な大き
さの多目的空間を、コスト負担を掛けることなく形成す
ることができる。
【0023】そして、多目的空間形成部は、収納空間や
配管スペースやメンテナンス空間等の多目的空間として
有効利用することができる。
【0024】しかも、各階の高さに変更が生じないた
め、日影規制や高度斜線規制を受ける心配がなく、階数
・床面積を有効に確保することができる。
【0025】さらには、各階の高さに変更が生じず、階
数に制限が生じないことから、集合住宅の戸数が制限さ
れることはない。
【0026】また、多目的空間形成部は、必要以上に大
きく形成しないため、消防法の適用を受けることはな
く、火災感知器の設置を義務付けられる等の煩わしさを
生じることがない。
【0027】ここで、多目的空間形成部の直下方に位置
する階下の部屋以外の部屋に、居室を配置することがで
きる。
【0028】このようにして、居室の天井高さを大きく
確保して、入居者に圧迫感を与えることなく、居住空間
をゆったりと大きく形成することができる。その結果、
居住性を良好に確保することができる。
【0029】また、多目的空間形成部の直下方に位置す
る階下の部屋に、キッチン、浴室、洗面所、及び、便所
等の水廻り機能室を配置することができる。
【0030】このようにして、キッチン、浴室、及び、
洗面所等の水廻り機能室は、天井部が高すぎると、清掃
がし難い上に、熱効率が悪くなるという不具合がある
が、かかる水廻り機能室は、下方に膨出する多目的空間
形成部の直下方に位置する階下の部屋に配置しているこ
とより、同多目的空間形成部が下方に膨出している分だ
け、水廻り機能室の天井部の高さを低くすることができ
て、同水廻り機能室の清掃をし易くすることができると
共に、同水廻り機能室の熱効率を高くすることができ
る。
【0031】また、各階層の床スラブに形成した多目的
空間形成部は、左右方向に千鳥状となるように階別に交
互に配置することができる。
【0032】このようにして、集合住宅全体の荷重バラ
ンスを良好に保つことができて、集合住宅の強度も良好
に確保することができる。
【0033】また、多目的空間形成部は、居室の直下方
に配置することができる。
【0034】このようにして、居室の直下方に配置した
多目的空間形成部に、物品を収納することができると共
に、必要に応じて物品の出し入れを楽に行うことができ
る。
【0035】また、多目的空間形成部は、少なくとも一
つの端面を梁部に直接接続することができる。
【0036】このようにして、多目的空間形成部を梁部
に対して少なくとも一辺固定構造となすことができて、
床スラブの剛性を良好に確保することができる。
【0037】また、多目的空間形成部内に複数の段差を
有する凹部を形成することができる。
【0038】このようにして、多目的空間形成部内に形
成した複数の段差を有する凹部内に、適宜高さの異なる
収容物を収容することができて、収容効率を良好に確保
することができる。
【0039】しかも、かかる多目的空間形成部の直下方
に形成される天井裏の未利用空間を、最大限に有効利用
することができる。
【0040】例えば、天井が低くても良い浴室や洗面所
や便所と、天井をもう少し高くしておきたいキッチン等
を隣接させて配設することができ、居住空間内のレイア
ウト設計に広がりをもたせることができる。
【0041】また、多目的空間形成部に除湿機を配設す
ることによって、床下での除湿を良好に行えるととも
に、室内の除湿も図れ、居住空間を快適なものとするこ
とができる。また、除湿機の設置や収納のために居住空
間内のスペースをとられるのを防止することができる。
【0042】また、多目的空間形成部に消臭材を配設す
ることによって、消臭材で居住空間内からコンクリート
独特の悪臭を除去することができ、居住者に不快感を与
えるのを防止することができる。
【0043】また、多目的空間形成部に暖房器具を配設
することによって、暖房器具の設置や収納のために居住
空間内のスペースが取られることがなくなり、居住空間
内を広々と使用することができ、快適な居住空間を提供
することができる。
【0044】また、多目的空間形成部に電気機器類を配
設することによって、停電時や配線変更時の作業を容易
なものとすることができるとともに、幼児の手に触れる
ことがなくなり、また、見苦しい配線を避けることがで
き、安全性を向上させることができる。
【0045】
【実施例】以下に、本発明の実施例を、図面を参照しな
がら説明する。
【0046】図1及び図2に示すAは、本発明に係わる
鉄筋コンクリート製の集合住宅であり、同集合住宅A
は、前後左右方向に対向させて立設した複数の柱部1
と、対向する柱部1,1の間に横架した梁部2との間に、
外壁3と内壁4と床スラブ5とを張設して、内部に複数
の居住空間Sを区画した状態にて形成している。
【0047】そして、居住空間S内には、図3〜図5に
も示すように、床部6を張設して、同床部6上に、リビ
ング・ダイニングルーム7と和室8とキッチン9と浴室
10と洗面所11と便所12と洋室13,14と玄関15と下駄箱16
と吊り戸棚24と押入れ25と物入れ26とクローゼット27,2
8とを設けている。20は窓、21は内部仕切壁、23は、左
右対称位置にそれぞれ配置したパイプスペースであるこ
こで、居室としてのリビング・ダイニングルーム7と和
室8と洋室13,14の内、本実施例では、和室8は、床部
6の左右いずれか一側の中央部に形成する一方、キッチ
ン9、浴室10、洗面所11、及び、便所12等の水廻り機能
室17は、床部6の左右いずれか他側の中央部に形成し
て、和室8と水廻り機能室17とを左右に隣接させて配置
している。
【0048】しかも、和室8の直下方に位置する床スラ
ブ5の部分には、下方へ膨出して、上面に凹状の多目的
空間S1を形成する多目的空間形成部18を形成し、同多目
的空間形成部18の直下方に位置する階下の部屋には、水
廻り機能室17を配置している。19は収納ケースである。
【0049】このようにして、各階層の床スラブ5に形
成した多目的空間形成部18は、左右方向に千鳥状となる
ように階別に交互に配置して、集合住宅A全体の荷重バ
ランスを良好に保つと共に、集合住宅Aの強度も良好に
確保することができるようにしている。
【0050】この際、居室8の床部6(本実施例では畳
22を敷設している)の下には開閉体(図示せず)を設け
て、同開閉体を開放することにより、居室8の直下方に
配置した多目的空間形成部18に、物品を楽に収納するこ
とができると共に、必要に応じて物品の出し入れを楽に
行うことができる。
【0051】ここで、キッチン9、浴室10、洗面所11、
及び、便所12等の水廻り機能室17は、床スラブ5の下面
によって形成される各階層の天井部5aが高すぎると、清
掃がし難い上に、熱効率が悪くなるという不具合がある
が、かかる水廻り機能室17は、下方に膨出する多目的空
間形成部18の直下方に位置する階下の部屋に配置してい
るため、同多目的空間形成部18が下方に膨出している分
だけ、水廻り機能室17の天井部5aの高さを低くすること
ができて、同水廻り機能室17の清掃をし易くすることが
できると共に、同水廻り機能室17の熱効率を高くするこ
とができる。
【0052】従って、清掃の容易化と熱効率の良好な確
保が図れるように、水廻り機能室17の天井部5aの高さを
必要最低限の高さに設定することにより、多目的空間形
成部18の容積を最大限に大きく設定することができて、
必要最低限の多目的空間S1を確保することができる。
【0053】また、本実施例では、図2及び図3に示す
ように、和室8の直下方に形成した多目的空間形成部18
を、押入れ25と物入れ26とクローゼット27の直下方位置
まで伸延させて形成している。
【0054】このようにして、図3に示すように、クロ
ーゼット27では、洋服29,30等を上下二段に吊り下げた
状態にて収納することができると共に、多目的空間形成
部18の多目的空間S1による収納スペース分だけ上下段の
各吊り下げ位置を低く設定することができるため、小柄
な女性や子供でも容易に洋服29,30等を吊り下げたり取
り出したりすることができる。
【0055】そして、上段の吊り下げ位置を下げた分だ
けクローゼット27内の上部に枕棚31等を設けるスペース
を形成することができて、収納効率(デッドスペースの
少ない)を向上させることができる。
【0056】また、本実施例では、図4及び図5に示す
ように、下駄箱16の直下方位置にも多目的空間形成部18
を形成して、同多目的空間形成部18の多目的空間S1によ
る収納スペース分だけ下駄箱16内の収納空間を大きくし
て、同下駄箱16内に三輪車32やベビーカー33等を収容可
能としている。H1は階高さ、H2は居室天井高さ、H3はバ
リアフリー対応寸法である。
【0057】このようにして、従来においては三輪車32
やベビーカー33等を置いていた玄関15を広く使用するこ
とができる。34は靴である。
【0058】この際、階下の玄関15に配置した下駄箱16
の直上方位置に、階上の多目的空間形成部18が位置して
も、吊り戸棚24等を手の届く高さに設置する必要性か
ら、同吊り戸棚24の設置に多目的空間形成部18の存在は
何ら支障となることがない。
【0059】また、多目的空間形成部18内には、床下に
配管する排水横管47(図20参照)の終端を配置して、
同排水横管47の始端から終端にかけて下り勾配を形成す
ることができるため、水廻り機能室17をパイプスペース
23から離れた位置に配置した場合にも排水性を良好に確
保することが可能となり、同水廻り機能室17のレイアウ
トの自由度を増大させることができる。
【0060】図6は、ロフト40の直下方に多目的空間形
成部18を形成した他実施例を示しており、同ロフト40と
多目的空間形成部18内に形成された多目的空間S1との間
に大きな空間S2を確保して、両空間S1,S2を押入れや物
入れやクローゼットとして有効利用することができるよ
うにしている。
【0061】図7は、多目的空間形成部18の直下方にユ
ニットバスルーム41を形成し、同ユニットバスルーム41
の隣に洗面所11を配設し、同洗面所11の隣に廊下42を設
けた他実施例を示しており、廊下42の上方に位置する天
井裏空間S3を利用して中間ファン43を配置し、同中間フ
ァン43とユニットバスルーム41との間に換気パイプ44を
介設すると共に、同換気パイプ44を洗面所11の上方にお
いて多目的空間形成部18の下面に略沿わせて形成したコ
ンパクトな配管構造となしている。
【0062】図8は、多目的空間形成部18の平面説明
図、図9は、図8のI-I線断面図であり、同多目的空間
形成部18の底部18-1の一側端面を小梁部45に直接接続し
て、同小梁部45に多目的空間形成部18の底部18-1の一辺
を固定させた一辺固定構造となしている。
【0063】このように、多目的空間形成部18が小さい
場合には、少なくとも梁部である小梁部45に底部18-1の
一辺を固定させた一辺固定構造となすことにより、床ス
ラブ5の剛性を良好に確保することができる。
【0064】図10は、第1変容例としての多目的空間
形成部18の平面説明図、図11aは、図10のII-II線断
面図、図11bは、図10のII'-II'線断面図であり、同
多目的空間形成部18の底部18-1の左右側端面を、梁部2
とそれに対向させて配置した小梁部46に直接接続して、
両梁部2,46に多目的空間形成部18の底部18-1の二辺を
固定させた二辺固定構造となしている。
【0065】このように、梁部2と小梁部46とに多目的
空間形成部18の底部18-1の二辺を固定させた二辺固定構
造となすことにより、床スラブ5の剛性をより一層良好
に確保することができる。
【0066】図12は、第2変容例としての多目的空間
形成部18の平面説明図、図13は、図12のIII-III線
断面図であり、同多目的空間形成部18の底部18-1の三つ
の端面を、梁部2と二つの小梁部45,46に直接接続し
て、これら梁部2,45,46に多目的空間形成部18の底部18
-1の三辺を固定させた三辺固定構造となしている。
【0067】このように、梁部2と小梁部45,46とに多
目的空間形成部18の底部18-1の三辺を固定させた三辺固
定構造となすことにより、床スラブ5の剛性をさらに一
層良好に確保することができる。
【0068】図14は、第3変容例としての多目的空間
形成部18の平面説明図、図15は、図14のIV-IV線断
面図であり、同多目的空間形成部18の底部18-1の四つの
端面を、梁部2と三つの小梁部45,45,46に直接接続し
て、これら梁部2,45,45,46に多目的空間形成部18の底
部18-1の四辺を固定させた四辺固定構造となしている。
【0069】このように、梁部2と小梁部45,45,46とに
多目的空間形成部18の底部18-1の四辺を固定させた四辺
固定構造となすことにより、床スラブ5の剛性を強固な
ものとなすことができる。
【0070】図16は、第4変容例としての多目的空間
形成部18の平面説明図、図17は、図16のV-V線断面
図であり、同多目的空間形成部18は三辺固定構造となす
と共に、同多目的空間形成部18内に複数(本実施例では
二つ)の段差を有する凹部としての第1・第2多目的空
間S1a,S1bを形成している。
【0071】このようにして、多目的空間形成部18内に
形成した第1・第2多目的空間S1a,S1b内に、適宜高さ
の異なる収容物を収容することができて、収容効率を良
好に確保することができる。
【0072】しかも、かかる多目的空間形成部18の直下
方に形成される天井裏の未利用空間を、最大限に有効利
用することができる。
【0073】例えば、天井が低くても良い浴室10や洗面
所11や便所12と、天井をもう少し高くしておきたいキッ
チン9等を隣接させて配設することができ、居住空間S
内のレイアウト設計に広がりをもたせることができる。
【0074】図18は、第5変容例としての多目的空間
形成部18の平面説明図、図19は、図18のVI-VI線断
面図であり、同多目的空間形成部18は四辺固定構造とな
すと共に、同多目的空間形成部18内に複数(本実施例で
は二つ)の段差を有する凹部としての第1・第2多目的
空間S1a,S1bを形成している。
【0075】このようにして、多目的空間形成部18内に
形成した第1・第2多目的空間S1a,S1b内に、適宜高さ
の異なる収容物を収容することができて、収容効率を良
好に確保することができると共に、多目的空間形成部18
の剛性を強固なものとなすことができる。
【0076】図20は、第5変容例としての多目的空間
形成部18の第1・第2多目的空間S1a,S1b内に、水廻り
機能室17に始端を接続した排水横管47を配置した実施例
を示しており、同実施例では、排水横管47の終端を排水
竪管48に接続する場合に、第1多目的空間S1a分の大き
な勾配を形成することができて、排水効率を向上させる
ことができる。
【0077】そして、水廻り機能室17をパイプスペース
23から離れた位置に配置した場合にも排水性を良好に確
保することが可能となり、同水廻り機能室17のレイアウ
トの自由度を増大させることができる。
【0078】図21は、第6変容例としての多目的空間
形成部18を示した図である。
【0079】従来の集合住宅Aでは、分電盤が側壁上部
に取付けられており、操作が困難で、また、配線変更時
の作業が困難であった。
【0080】そこで、本実施例では、床下に多目的空間
形成部18を形成するとともに、同多目的空間形成部18に
電気機器類としての分電盤を配設することにした。
【0081】すなわち、図21に示すように、玄関15の
床下に多目的空間形成部18を形成し、同多目的空間形成
部18に分電盤50を配設し、同分電盤50から居住空間内の
照明器具やコンセントに電源を供給するようにした。
【0082】このように、床下に多目的空間形成部18を
形成するとともに、同多目的空間形成部18に分電盤を配
設しているため、停電時や配線変更時の作業を容易なも
のとすることができる。
【0083】図22は、第7変容例としての多目的空間
形成部18を示した図である。
【0084】近年、家庭用電源を使用する電気機器が増
大し、各部屋の床上で配線用のコードが煩雑に配線され
ており、火事等の原因ともなり危険であるとともに、見
た目にも良好なものでなかった。また、家庭用電源のコ
ンセントが幼児の手に触れ易い位置に配設されており危
険であった。
【0085】そこで、本実施例では、床下に多目的空間
形成部18を形成するとともに、同多目的空間形成部18に
電気機器類としての家庭用電源のコンセントを配設する
ことにした。
【0086】すなわち、図22に示すように、各部屋の
床下に多目的空間形成部18を形成し、同多目的空間形成
部18の内部に家庭用電源のコンセント51を配設し、更に
は、床部6に開閉蓋52を設けた。
【0087】また、図23に示すように、クローゼット
27の下部に多目的空間形成部18を形成し、同多目的空間
形成部18にコンセント51を配設するとともに、同コンセ
ント51に掃除機用充電器53を接続し、同掃除機用充電器
53にコードレス式の掃除機54を載置して、多目的空間形
成部18を掃除機54の収納場所として利用することもで
きる。
【0088】また、図24及び図25に示すように、ク
ローゼット27の下部に多目的空間形成部18を形成し、同
多目的空間形成部18にコンセント51を配設するととも
に、多目的空間形成部18に上下に開閉する蓋55を取付け
て、多目的空間形成部18をアイロン56の収納場所として
利用可能とし、しかも、クローゼット27の扉57の裏側に
アイロン台58を回動自在に取付け、前記蓋55をアイロン
台58の脚体として兼用できるようにすることもできる。
【0089】尚、コンセント5 1は、図26に示すよう
に、巾木コンセント59や床面コンセントに移動可能に取
付けてもよい。図27は、洋室13の壁に埋設した表示器
60であり、かかる表示器60は、リモコン61から定期的に
発信される信号を受信することによってそのリモコン61
の位置を表示するものであり、リモコン61の紛失を防止
するために設けたものである。
【0090】このように、床下に多目的空間形成部18を
形成するとともに、同多目的空間形成部18に家庭用電源
のコンセントを配設しているため、幼児の手に触れるこ
とがなくなり、また、見苦しい配線を避けることがで
き、安全性を向上させることができる。
【0091】図28は、第8変容例としての多目的空間
形成部18を示した図である。
【0092】従来の集合住宅Aでは、湿気が多く、除湿
機を別途購入する必要があり、また、除湿機の設置や収
納のためのスペースが必要であった。
【0093】そこで、本実施例では、床下に多目的空間
形成部18を形成するとともに、同多目的空間形成部18に
除湿機を配設することにした。
【0094】すなわち、図28に示すように、リビング
ルーム7の床下に多目的空間形成部18を形成するととも
に、同多目的空間形成部18の内部に除湿機としての乾燥
機62を収容配設した。
【0095】また、図29に示すように、クローゼット
27の下部に多目的空間形成部18を形成するとともに、同
多目的空間形成部18に乾燥機62を配設して、クローゼッ
ト27を乾燥室として利用できるようにすることもでき
る。
【0096】尚、除湿機として、図30に示すように、
多目的空間形成部18に炭63等の調湿材を載置してもよ
い。
【0097】また、図31及び図32に示すように、除
湿機としての乾燥機62に洗濯物を収納する収納袋64を連
通連結して、乾燥機62の作動を開始させることによって
収納袋64が床下から膨れ上がり、乾燥機62の作動を停止
させることによって収納袋64が床下に自動的に収納され
るようにしてもよい。図中、65は床部6に設けた開閉扉
である。
【0098】また、図33及び図34に示すように、多
目的空間形成部18の上方に設けた床部に乾燥機62を連通
連結する連通孔66を形成してもよい。
【0099】一方、図35に示すように、ベランダに多
目的空間形成部18を形成し、同多目的空間形成部18の上
方を洗濯物を干すための物干し空間67として利用可能と
し、扉68にガラリ69を取付け、同ガラリ69から湿気を居
住空間内に導入して、居住空間内の湿気のバランスを図
れるようにしてもよい。
【0100】このように、床下に多目的空間形成部18を
形成するとともに、同多目的空間形成部18に除湿機を配
設しているため、床下での除湿を良好に行えるととも
に、室内の除湿も図れ、居住空間を快適なものとするこ
とができる。また、除湿機の設置や収納のために居住空
間内のスペースをとられるのを防止することができる。
【0101】図36は、第9変容例としての多目的空間
形成部18を示した図である。
【0102】従来の集合住宅Aでは、コンクリート独特
の臭気が発生して、居住者に不快感を与えるおそれがあ
った。
【0103】そこで、本実施例では、床下に多目的空間
形成部18を形成し、同多目的空間形成部18に消臭材を配
設することにした。
【0104】すなわち、図36に示すように、クローゼ
ット27の下部に多目的空間形成部18を形成するととも
に、同多目的空間形成部18に消臭材70を載置した。尚、
消臭材70としては、炭等を利用でき、除湿材としての効
果も得られる。
【0105】また、図37に示すように、下駄箱16の下
部に多目的空間形成部18を形成するとともに、同多目的
空間形成部18に消臭材70を載置してもよい。
【0106】このように、床下に多目的空間形成部18を
形成し、同多目的空間形成部18に消臭材を配設している
ため、消臭材によって居住空間内からコンクリート独特
の悪臭を除去することができる、居住者に不快感を与え
るのを防止することができる。
【0107】図38は、第10変容例としての多目的空
間形成部18を示した図である。
【0108】従来の集合住宅Aでは、暖房器具を床上に
設置して使用することが多く、暖房器具の設置スペース
が必要であり、また、夏場には暖房器具の収納スペース
が必要であった。
【0109】そこで、本実施例では、床下に多目的空間
形成部18を形成し、同多目的空間形成部18に暖房器具を
配設することにした。
【0110】すなわち、図38に示すように、リビング
ルーム7の床下に多目的空間形成部18を形成し、同多目
的空間形成部18の内部に暖房器具71を収容配設し、同暖
房器具71の吹出し口72を床部6に設けるとともに、暖房
器具71の吹出し口72を床下に連通連結して、床下暖房も
行えるようにした。また、暖房器具71の灯油缶73をベラ
ンダに載置し、同灯油缶73と暖房器具71とを連通管74で
連通連結して、給油の手間を省けるようにした。
【0111】また、図39に示すように、リビングルー
ム7の床下に形成した多目的空間形成部18に暖房器具71
を昇降自在に収容配設してもよい。
【0112】このように、床下に多目的空間形成部18を
形成し、同多目的空間形成部18に暖房器具を配設してい
るため、暖房器具の設置や収納のために居住空間内のス
ペースが取られることがなくなり、居住空間内を広々と
使用することができ、快適な居住空間を提供することが
できる。
【0113】図40は、第10変容例としての多目的空
間形成部18を示した図である。
【0114】従来の集合住宅Aでは、居住空間内で洗濯
物を乾燥するためのスペースがなかった。
【0115】そこで、本実施例では、床下に多目的空間
形成部18を形成するとともに、同多目的空間形成部18の
上方にロフトを形成し、同ロフトの側方の天井部に洗濯
物載置ケースを移動自在に配設することにした。
【0116】すなわち、図40に示すように、床下に多
目的空間形成部18を形成するとともに、同多目的空間形
成部18の上方にロフト40を形成し、同ロフト40の側方の
側壁75にレール76を取付け、同レール76に洗濯物載置ケ
ース77を移動自在に配設することにした。図中、78はエ
アコンである。
【0117】このように、床下に多目的空間形成部18を
形成するとともに、同多目的空間形成部18の上方にロフ
トを形成し、同ロフトの側方の天井部に洗濯物載置ケー
スを移動自在に配設しているため、天井部近傍を洗濯物
を乾燥させるためのスペースとして有効に利用すること
ができる。
【0118】
【発明の効果】本発明によれば、次のような効果が得ら
れる。
【0119】(1)請求項1記載の本発明では、床スラブ
により複数の階層に区画して形成した集合住宅におい
て、各床スラブの一部を下方へ膨出させて、各床スラブ
に凹状の多目的空間形成部を形成している。
【0120】このようにして、各床スラブに多目的空間
形成部を形成することにより、必要な場所に必要な大き
さの多目的空間を、コスト負担を掛けることなく形成す
ることができる。
【0121】そして、多目的空間形成部は、収納空間や
配管スペースやメンテナンス空間等の多目的空間として
有効利用することができる。
【0122】しかも、各階の高さに変更が生じないた
め、日影規制や高度斜線規制を受ける心配がなく、階数
・床面積を有効に確保することができる。
【0123】さらには、各階の高さに変更が生じず、階
数に制限が生じないことから、集合住宅の戸数が制限さ
れることはない。
【0124】また、多目的空間形成部は、必要以上に大
きく形成しないため、消防法の適用を受けることはな
く、火災感知器の設置を義務付けられる等の煩わしさを
生じることがない。
【0125】(2)請求項2記載の本発明では、多目的空
間形成部の直下方に位置する階下の部屋以外の部屋に、
居室を配置している。
【0126】このようにして、居室の天井高さを大きく
確保して、入居者に圧迫感を与えることなく、居住空間
をゆったりと大きく形成することができる。その結果、
居住性を良好に確保することができる。
【0127】(3)請求項3記載の本発明では、多目的空
間形成部の直下方に位置する階下の部屋に、キッチン、
浴室、洗面所、及び、便所等の水廻り機能室を配置して
いる。
【0128】このようにして、キッチン、浴室、及び、
洗面所等の水廻り機能室は、天井部が高すぎると、清掃
がし難い上に、熱効率が悪くなるという不具合がある
が、かかる水廻り機能室は、下方に膨出する多目的空間
形成部の直下方に位置する階下の部屋に配置しているこ
とより、同多目的空間形成部が下方に膨出している分だ
け、水廻り機能室の天井部の高さを低くすることができ
て、同水廻り機能室の清掃をし易くすることができると
共に、同水廻り機能室の熱効率を高くすることができ
る。
【0129】(4)請求項4記載の本発明では、各階層の
床スラブに形成した多目的空間形成部は、左右方向に千
鳥状となるように階別に交互に配置している。
【0130】このようにして、集合住宅全体の荷重バラ
ンスを良好に保つことができて、集合住宅の強度も良好
に確保することができる。
【0131】(5)請求項5記載の本発明では、多目的空
間形成部は、居室の直下方に配置している。
【0132】このようにして、居室の直下方に配置した
多目的空間形成部に、物品を収納することができると共
に、必要に応じて物品の出し入れを楽に行うことができ
る。
【0133】(6)請求項6記載の本発明では、多目的空
間形成部は、少なくとも一つの端面を梁部に直接接続し
ている。
【0134】このようにして、多目的空間形成部を梁部
に対して少なくとも一辺固定構造となすことができて、
床スラブの剛性を良好に確保することができる。
【0135】(7)請求項7記載の本発明では、多目的空
間形成部内に複数の段差を有する凹部を形成している。
【0136】このようにして、多目的空間形成部内に形
成した複数の段差を有する凹部内に、適宜高さの異なる
収容物を収容することができて、収容効率を良好に確保
することができる。
【0137】しかも、かかる多目的空間形成部の直下方
に形成される天井裏の未利用空間を、最大限に有効利用
することができる。
【0138】例えば、天井が低くても良い浴室や洗面所
や便所と、天井をもう少し高くしておきたいキッチン等
を隣接させて配設することができ、居住空間内のレイア
ウト設計に広がりをもたせることができる。
【0139】(8)請求項8記載の本発明では、多目的空
間形成部に除湿機を配設することにした。
【0140】そのため、床下での除湿を良好に行えると
ともに、室内の除湿も図れ、居住空間を快適なものとす
ることができる。また、除湿機の設置や収納のために居
住空間内のスペースをとられるのを防止することができ
る。
【0141】(9)請求項9記載の本発明では、多目的空
間形成部に消臭材を配設することにした。
【0142】そのため、消臭材によって居住空間内から
コンクリート独特の悪臭を除去することができ、居住者
に不快感を与えるのを防止することができる。
【0143】(10)請求項10記載の本発明では、多目的
空間形成部に暖房器具を配設することにした。
【0144】そのため、暖房器具の設置や収納のために
居住空間内のスペースが取られることがなくなり、居住
空間内を広々と使用することができ、快適な居住空間を
提供することができる。
【0145】(11)請求項11記載の本発明では、多目的
空間形成部に電気機器類を配設することにした。
【0146】そのため、停電時や配線変更時の作業を容
易なものとすることができるとともに、幼児の手に触れ
ることがなくなり、また、見苦しい配線を避けることが
でき、安全性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る集合住宅の床下構造の断面正面説
明図。
【図2】同床下構造の平面説明図。
【図3】クローゼット配置位置の床下構造の断面側面説
明図。
【図4】下駄箱配置位置の床下構造の断面側面説明図。
【図5】下駄箱配置位置の床下構造の断面正面説明図。
【図6】ロフト配置位置の床下構造の断面側面説明図。
【図7】換気パイプを配置した床下構造の断面側面説明
図。
【図8】多目的空間形成部の平面説明図。
【図9】図8のI-I線断面図。
【図10】第1変容例としての多目的空間形成部の平面
説明図。
【図11】図10のII-II線断面図(図11a)及び図1
0のII'-II'線断面図(図11b)。
【図12】第2変容例としての多目的空間形成部の平面
説明図。
【図13】図12のIII-III線断面図。
【図14】第3変容例としての多目的空間形成部の平面
説明図。
【図15】図14のIV-IV線断面図。
【図16】第4変容例としての多目的空間形成部の平面
説明図。
【図17】第16のV-V線断面図。
【図18】第5変容例としての多目的空間形成部の平面
説明図。
【図19】第18のVI-VI線断面図
【図20】排水横管の配管構造を示す断面側面説明図。
【図21】第6変容例としての多目的空間形成部を示す
断面側面説明図。
【図22】第7変容例としての多目的空間形成部を示す
断面側面説明図。
【図23】第7変容例としての多目的空間形成部を示す
断面側面説明図。
【図24】第7変容例としての多目的空間形成部を示す
正面説明図。
【図25】第7変容例としての多目的空間形成部を示す
断面側面説明図。
【図26】巾木コンセントを示す説明図。
【図27】表示器を示す斜視説明図。
【図28】第8変容例としての多目的空間形成部を示す
断面側面説明図。
【図29】第8変容例としての多目的空間形成部を示す
断面側面説明図。
【図30】第8変容例としての多目的空間形成部を示す
断面側面説明図。
【図31】第8変容例としての多目的空間形成部を示す
断面側面説明図。
【図32】第8変容例としての多目的空間形成部を示す
断面側面説明図。
【図33】第8変容例としての多目的空間形成部を示す
断面側面説明図。
【図34】第8変容例としての多目的空間形成部を示す
平面説明図。
【図35】物干し空間67を示す斜視説明図。
【図36】第9変容例としての多目的空間形成部を示す
断面側面説明図。
【図37】第9変容例としての多目的空間形成部を示す
断面側面説明図。
【図38】第10変容例としての多目的空間形成部を示
す断面側面説明図。
【図39】第10変容例としての多目的空間形成部を示
す断面側面説明図。
【図40】第11変用例としての多目的空間形成部を示
す側面説明図。
【符号の説明】
A 集合住宅 S 居住空間 S1 多目的空間 1 柱部 2 梁部 3 外壁 4 内壁 5 床スラブ 6 床部 7 リビングルーム 8 居室 9 キッチン 17 水廻り機能室 18 多目的空間形成部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 真弓 大分県大分市舞鶴町1丁目7番1号 株式 会社さとうベネック内 (72)発明者 二宮 誠 大分県大分市舞鶴町1丁目7番1号 株式 会社さとうベネック内 (72)発明者 植木 浩 大分県大分市舞鶴町1丁目7番1号 株式 会社さとうベネック内 (72)発明者 砂山 大輔 大分県大分市舞鶴町1丁目7番1号 株式 会社さとうベネック内 (72)発明者 佐川 秀樹 大分県大分市舞鶴町1丁目7番1号 株式 会社さとうベネック内 (72)発明者 元兼 政樹 大分県大分市舞鶴町1丁目7番1号 株式 会社さとうベネック内 (72)発明者 石川 雄一朗 大分県大分市舞鶴町1丁目7番1号 株式 会社さとうベネック内 (72)発明者 馬場 敬一 大分県大分市舞鶴町1丁目7番1号 株式 会社さとうベネック内 (72)発明者 佐藤 幸男 大分県大分市舞鶴町1丁目7番1号 株式 会社さとうベネック内 (72)発明者 野下 裕幸 大分県大分市舞鶴町1丁目7番1号 株式 会社さとうベネック内 (72)発明者 吉浪 智之 大分県大分市舞鶴町1丁目7番1号 株式 会社さとうベネック内 (72)発明者 岩尾 修二 大分県大分市舞鶴町1丁目7番1号 株式 会社さとうベネック内 (72)発明者 二宮 豊 大分県大分市舞鶴町1丁目7番1号 株式 会社さとうベネック内 (72)発明者 木原 洋介 大分県大分市舞鶴町1丁目7番1号 株式 会社さとうベネック内 (72)発明者 佐々木 幸也 大分県大分市舞鶴町1丁目7番1号 株式 会社さとうベネック内 (72)発明者 池辺 武彦 大分県大分市舞鶴町1丁目7番1号 株式 会社さとうベネック内 (72)発明者 掛橋 正樹 大分県大分市舞鶴町1丁目7番1号 株式 会社さとうベネック内 (72)発明者 山下 茎三 大分県大分市舞鶴町1丁目7番1号 株式 会社さとうベネック内 (72)発明者 岡本 圭介 大分県大分市舞鶴町1丁目7番1号 株式 会社さとうベネック内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床スラブにより複数の階層に区画して形
    成した集合住宅において、 各床スラブの一部を下方へ膨出させて、各床スラブに凹
    状の多目的空間形成部を形成したことを特徴とする集合
    住宅の床下構造。
  2. 【請求項2】 多目的空間形成部の直下方に位置する階
    下の部屋以外の部屋に、居室を配置したことを特徴とす
    る請求項1記載の集合住宅の床下構造。
  3. 【請求項3】 多目的空間形成部の直下方に位置する階
    下の部屋に、キッチン、浴室、洗面所、及び、便所等の
    水廻り機能室を配置したことを特徴とする請求項1又は
    2記載の集合住宅の床下構造。
  4. 【請求項4】 各階層の床スラブに形成した多目的空間
    形成部は、左右方向に千鳥状となるように階別に交互に
    配置したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項
    に記載の集合住宅の床下構造。
  5. 【請求項5】 多目的空間形成部は、居室の直下方に配
    置したことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に
    記載の集合住宅の床下構造。
  6. 【請求項6】 多目的空間形成部は、少なくとも一つの
    端面を梁部に直接接続したことを特徴とする請求項1〜
    5のいずれか1項に記載の集合住宅の床下構造。
  7. 【請求項7】 多目的空間形成部内に複数の段差を有す
    る凹部を形成したことを特徴とする請求項1〜6のいず
    れか1項に記載の集合住宅の床下構造。
  8. 【請求項8】 多目的空間形成部に除湿機を配設したこ
    とを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の集
    合住宅の床下構造。
  9. 【請求項9】 多目的空間形成部に消臭材を配設したこ
    とを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の集
    合住宅の床下構造。
  10. 【請求項10】 多目的空間形成部に暖房器具を配設し
    たことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載
    の集合住宅の床下構造。
  11. 【請求項11】 多目的空間形成部に電気機器類を配設
    したことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記
    載の集合住宅の床下構造。
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