JP2002285714A - 集合住宅の床下構造 - Google Patents

集合住宅の床下構造

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JP2002285714A
JP2002285714A JP2001130864A JP2001130864A JP2002285714A JP 2002285714 A JP2002285714 A JP 2002285714A JP 2001130864 A JP2001130864 A JP 2001130864A JP 2001130864 A JP2001130864 A JP 2001130864A JP 2002285714 A JP2002285714 A JP 2002285714A
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Masami Tazaki
政美 田崎
Tomohiro Osawa
朋宏 大澤
Tadashi Ichihara
忠志 市原
Kumiko Tanaka
久美子 田中
Yukio Sato
幸男 佐藤
Tadashi Kihara
直史 木原
Haruyoshi Eto
春義 衛藤
Tsugio Sakuma
次男 佐久間
Hironori Shudo
博憲 首藤
Tetsuro Ishida
哲朗 石田
Yuji Odamaki
裕治 小田巻
Yutaka Ninomiya
豊 二宮
Keizo Yamashita
茎三 山下
Masaki Motokane
政樹 元兼
Kenji Akinaga
憲志 秋永
Masahiro Adachi
正博 足立
Takehiko Ikebe
武彦 池辺
Kentaro Mitarai
健太郎 御手洗
Susumu Ono
晋 大野
Yuichi Nakamura
友一 中村
Tatsuya Satomi
達也 里見
Shigeo Noda
茂穂 野田
Shuji Iwao
修二 岩尾
Koichi Yamashita
浩一 山下
Tomoyuki Yoshinami
智之 吉浪
Mayumi Sato
真弓 佐藤
Kenji Yoshikawa
憲治 吉川
Tetsuo Okubo
哲郎 大久保
Hiroyuki Noshita
裕幸 野下
Yuichiro Ishikawa
雄一朗 石川
Yutaka Saruwatari
裕 猿渡
Kanji Kanda
寛治 神田
Tomoyuki Kajimura
知幸 梶村
Rumi Todaka
瑠美 戸高
Yojiro Sato
洋次郎 佐藤
Mitsunobu Yoshinaga
光伸 吉永
Yosuke Kihara
洋介 木原
Yoshiharu Nakabayashi
義晴 中林
Masaru Nakamura
勝 中村
Kenji Sato
賢司 佐藤
Koji Harada
幸治 原田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】必要な場所に必要な大きさの多目的空間を、コ
スト負担を掛けることなく形成することができる集合住
宅の床下構造を提供すること。 【解決手段】各床スラブの一部を下方へ膨出させて、各
床スラブに凹状の多目的空間形成部を形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、集合住宅の床下構
造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、集合住宅の床下構造の一形態とし
て、各階層を区画する床スラブ上に、複数の逆梁を上向
きに突設して、同逆梁上に床材を横架して床面を形成す
ることにより、床材と床スラブとの間に床下多目的空間
を形成したものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記した床
下構造は、以下のような不具合を有している。
【0004】床スラブ上に逆梁を設ける逆梁工法は、
不必要に大きな床下収納空間を形成して、無駄な床下収
納空間も保有することになるため、比較的にコスト高に
なる。
【0005】逆梁工法では、各階の高さが500mm
〜600mm程度高くなるため、日影規制や高度斜線規
制により、階数・床面積を確保することが困難である。
【0006】逆梁を設けて床下収納空間を形成するた
め、各階の高さが高くなり、階数に制限が生じることか
ら、集合住宅の戸数が制限されることになる。
【0007】床下収納空間が大きいため、消防法の適
用を受けて火災感知器の設置を義務付けられる等の煩わ
しさが生じる場合がある。
【0008】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、床
スラブにより複数の階層に区画して形成した集合住宅に
おいて、各床スラブの一部を下方へ膨出させて、各床ス
ラブに凹状の多目的空間形成部を形成したことを特徴と
する集合住宅の床下構造を提供せんとするものである。
【0009】また、本発明は、次の構成にも特徴を有す
る。
【0010】多目的空間形成部の直下方に位置する階
下の部屋以外の部屋に、居室を配置したこと。
【0011】多目的空間形成部の直下方に位置する階
下の部屋に、キッチン、浴室、洗面所、及び、便所等の
水廻り機能室を配置したこと。
【0012】各階層の床スラブに形成した多目的空間
形成部は、左右方向に千鳥状となるように階別に交互に
配置したこと。
【0013】多目的空間形成部は、居室の直下方に配
置したこと。
【0014】多目的空間形成部は、少なくとも一つの
端面を梁部に直接接続したこと。
【0015】多目的空間形成部内に複数の段差を有す
る凹部を形成したこと。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて説明する。
【0017】すなわち、本発明に係る集合住宅の床下構
造は、床スラブにより複数の階層に区画して形成した集
合住宅において、各床スラブの一部を下方へ膨出させ
て、各床スラブに凹状の多目的空間形成部を形成してい
る。
【0018】このようにして、各床スラブに多目的空間
形成部を形成することにより、必要な場所に必要な大き
さの多目的空間を、コスト負担を掛けることなく形成す
ることができる。
【0019】そして、多目的空間形成部は、収納空間や
配管スペースやメンテナンス空間等の多目的空間として
有効利用することができる。
【0020】しかも、各階の高さに変更が生じないた
め、日影規制や高度斜線規制を受ける心配がなく、階数
・床面積を有効に確保することができる。
【0021】さらには、各階の高さに変更が生じず、階
数に制限が生じないことから、集合住宅の戸数が制限さ
れることはない。
【0022】また、多目的空間形成部は、必要以上に大
きく形成しないため、消防法の適用を受けることはな
く、火災感知器の設置を義務付けられる等の煩わしさを
生じることがない。
【0023】ここで、多目的空間形成部の直下方に位置
する階下の部屋以外の部屋に、居室を配置することがで
きる。
【0024】このようにして、居室の天井高さを大きく
確保して、入居者に圧迫感を与えることなく、居住空間
をゆったりと大きく形成することができる。その結果、
居住性を良好に確保することができる。
【0025】また、多目的空間形成部の直下方に位置す
る階下の部屋に、キッチン、浴室、洗面所、及び、便所
等の水廻り機能室を配置することができる。
【0026】このようにして、キッチン、浴室、及び、
洗面所等の水廻り機能室は、天井部が高すぎると、清掃
がし難い上に、熱効率が悪くなるという不具合がある
が、かかる水廻り機能室は、下方に膨出する多目的空間
形成部の直下方に位置する階下の部屋に配置しているこ
とより、同多目的空間形成部が下方に膨出している分だ
け、水廻り機能室の天井部の高さを低くすることができ
て、同水廻り機能室の清掃をし易くすることができると
共に、同水廻り機能室の熱効率を高くすることができ
る。
【0027】また、各階層の床スラブに形成した多目的
空間形成部は、左右方向に千鳥状となるように階別に交
互に配置することができる。
【0028】このようにして、集合住宅全体の荷重バラ
ンスを良好に保つことができて、集合住宅の強度も良好
に確保することができる。
【0029】また、多目的空間形成部は、居室の直下方
に配置することができる。
【0030】このようにして、居室の直下方に配置した
多目的空間形成部に、物品を収納することができると共
に、必要に応じて物品の出し入れを楽に行うことができ
る。
【0031】また、多目的空間形成部は、少なくとも一
つの端面を梁部に直接接続することができる。
【0032】このようにして、多目的空間形成部を梁部
に対して少なくとも一辺固定構造となすことができて、
床スラブの剛性を良好に確保することができる。
【0033】また、多目的空間形成部内に複数の段差を
有する凹部を形成することができる。
【0034】このようにして、多目的空間形成部内に形
成した複数の段差を有する凹部内に、適宜高さの異なる
収容物を収容することができて、収容効率を良好に確保
することができる。
【0035】しかも、かかる多目的空間形成部の直下方
に形成される天井裏の未利用空間を、最大限に有効利用
することができる。
【0036】例えば、天井が低くても良い浴室や洗面所
や便所と、天井をもう少し高くしておきたいキッチン等
を隣接させて配設することができ、居住空間内のレイア
ウト設計に広がりをもたせることができる。
【0037】
【実施例】以下に、本発明の実施例を、図面を参照しな
がら説明する。
【0038】図1及び図2に示すAは、本発明に係わる
鉄筋コンクリート製の集合住宅であり、同集合住宅A
は、前後左右方向に対向させて立設した複数の柱部1
と、対向する柱部1,1の間に横架した梁部2との間
に、外壁3と内壁4と床スラブ5とを張設して、内部に
複数の居住空間Sを区画した状態にて形成している。
【0039】そして、居住空間S内には、図3〜図5に
も示すように、床部6を張設して、同床部6上に、リビ
ング・ダイニングルーム7と和室8とキッチン9と浴室
10と洗面所11と便所12と洋室13,14と玄関1
5と下駄箱16と吊り戸棚24と押入れ25と物入れ2
6とクローゼット27,28とを設けている。20は
窓、21は内部仕切壁、23は、左右対称位置にそれぞ
れ配置したパイプスペースであるここで、居室としての
リビング・ダイニングルーム7と和室8と洋室13,1
4の内、本実施例では、和室8は、床部6の左右いずれ
か一側の中央部に形成する一方、キッチン9、浴室1
0、洗面所11、及び、便所12等の水廻り機能室17
は、床部6の左右いずれか他側の中央部に形成して、和
室8と水廻り機能室17とを左右に隣接させて配置して
いる。
【0040】しかも、和室8の直下方に位置する床スラ
ブ5の部分には、下方へ膨出して、上面に凹状の多目的
空間S1を形成する多目的空間形成部18を形成し、同
多目的空間形成部18の直下方に位置する階下の部屋に
は、水廻り機能室17を配置している。19は収納ケー
スである。
【0041】このようにして、各階層の床スラブ5に形
成した多目的空間形成部18は、左右方向に千鳥状とな
るように階別に交互に配置して、集合住宅A全体の荷重
バランスを良好に保つと共に、集合住宅Aの強度も良好
に確保することができるようにしている。
【0042】この際、居室8の床部6(本実施例では畳
22を敷設している)の下には開閉体(図示せず)を設
けて、同開閉体を開放することにより、居室8の直下方
に配置した多目的空間形成部18に、物品を楽に収納す
ることができると共に、必要に応じて物品の出し入れを
楽に行うことができる。
【0043】ここで、キッチン9、浴室10、洗面所1
1、及び、便所12等の水廻り機能室17は、床スラブ
5の下面によって形成される各階層の天井部5aが高す
ぎると、清掃がし難い上に、熱効率が悪くなるという不
具合があるが、かかる水廻り機能室17は、下方に膨出
する多目的空間形成部18の直下方に位置する階下の部
屋に配置しているため、同多目的空間形成部18が下方
に膨出している分だけ、水廻り機能室17の天井部5a
の高さを低くすることができて、同水廻り機能室17の
清掃をし易くすることができると共に、同水廻り機能室
17の熱効率を高くすることができる。
【0044】従って、清掃の容易化と熱効率の良好な確
保が図れるように、水廻り機能室17の天井部5aの高
さを必要最低限の高さに設定することにより、多目的空
間形成部18の容積を最大限に大きく設定することがで
きて、必要最低限の多目的空間S1を確保することがで
きる。
【0045】また、本実施例では、図2及び図3に示す
ように、和室8の直下方に形成した多目的空間形成部1
8を、押入れ25と物入れ26とクローゼット27の直
下方位置まで伸延させて形成している。
【0046】このようにして、図3に示すように、クロ
ーゼット27では、洋服29,30等を上下二段に吊り
下げた状態にて収納することができると共に、多目的空
間形成部18の多目的空間S1による収納スペース分だ
け上下段の各吊り下げ位置を低く設定することができる
ため、小柄な女性や子供でも容易に洋服29,30等を
吊り下げたり取り出したりすることができる。
【0047】そして、上段の吊り下げ位置を下げた分だ
けクローゼット27内の上部に枕棚31等を設けるスペ
ースを形成することができて、収納効率(デッドスペー
スの少ない)を向上させることができる。
【0048】また、本実施例では、図4及び図5に示す
ように、下駄箱16の直下方位置にも多目的空間形成部
18を形成して、同多目的空間形成部18の多目的空間
S1による収納スペース分だけ下駄箱16内の収納空間
を大きくして、同下駄箱16内に三輪車32やベビーカ
ー33等を収容可能としている。H1は階高さ、H2は
居室天井高さ、H3はバリアフリー対応寸法である。
【0049】このようにして、従来においては三輪車3
2やベビーカー33等を置いていた玄関15を広く使用
することができる。34は靴である。
【0050】この際、階下の玄関15に配置した下駄箱
16の直上方位置に、階上の多目的空間形成部18が位
置しても、吊り戸棚24等を手の届く高さに設置する必
要性から、同吊り戸棚24の設置に多目的空間形成部1
8の存在は何ら支障となることがない。
【0051】また、多目的空間形成部18内には、床下
に配管する排水横管47(図20参照)の終端を配置し
て、同排水横管47の始端から終端にかけて下り勾配を
形成することができるため、水廻り機能室17をパイプ
スペース23から離れた位置に配置した場合にも排水性
を良好に確保することが可能となり、同水廻り機能室1
7のレイアウトの自由度を増大させることができる。
【0052】図6は、ロフト40の直下方に多目的空間
形成部18を形成した他実施例を示しており、同ロフト
40と多目的空間形成部18内に形成された多目的空間
S1との間に大きな空間S2を確保して、両空間S1,
S2を押入れや物入れやクローゼットとして有効利用す
ることができるようにしている。
【0053】図7は、多目的空間形成部18の直下方に
ユニットバスルーム41を形成し、同ユニットバスルー
ム41の隣に洗面所11を配設し、同洗面所11の隣に
廊下42を設けた他実施例を示しており、廊下42の上
方に位置する天井裏空間S3を利用して中間ファン43
を配置し、同中間ファン43とユニットバスルーム41
との間に換気パイプ44を介設すると共に、同換気パイ
プ44を洗面所11の上方において多目的空間形成部1
8の下面に略沿わせて形成したコンパクトな配管構造と
なしている。
【0054】図8は、多目的空間形成部18の平面説明
図、図9は、図8のI−I線断面図であり、同多目的空
間形成部18の底部18−1の一側端面を小梁部45に
直接接続して、同小梁部45に多目的空間形成部18の
底部18−1の一辺を固定させた一辺固定構造となして
いる。
【0055】このように、多目的空間形成部18が小さ
い場合には、少なくとも梁部である小梁部45に底部1
8−1の一辺を固定させた一辺固定構造となすことによ
り、床スラブ5の剛性を良好に確保することができる。
【0056】図10は、第1変容例としての多目的空間
形成部18の平面説明図、図11の(a)は図10のI
I−II線断面図、図11の(b)は図10のII’−
II’線断面図であり、同多目的空間形成部18の底部
18−1の左右側端面を、梁部2とそれに対向させて配
置した小梁部46に直接接続して、両梁部2,46に多
目的空間形成部18の底部18−1の二辺を固定させた
二辺固定構造となしている。
【0057】このように、梁部2と小梁部46とに多目
的空間形成部18の底部18−1の二辺を固定させた二
辺固定構造となすことにより、床スラブ5の剛性をより
一層良好に確保することができる。
【0058】図12は、第2変容例としての多目的空間
形成部18の平面説明図、図13は、図12のIII−
III線断面図であり、同多目的空間形成部18の底部
18−1の三つの端面を、梁部2と二つの小梁部45,
46に直接接続して、これら梁部2,45,46に多目
的空間形成部18の底部18−1の三辺を固定させた三
辺固定構造となしている。
【0059】このように、梁部2と小梁部45,46と
に多目的空間形成部18の底部18−1の三辺を固定さ
せた三辺固定構造となすことにより、床スラブ5の剛性
をさらに一層良好に確保することができる。
【0060】図14は、第3変容例としての多目的空間
形成部18の平面説明図、図15は、図14のIV−I
V線断面図であり、同多目的空間形成部18の底部18
−1の四つの端面を、梁部2と三つの小梁部45,4
5,46に直接接続して、これら梁部2,45,45,
46に多目的空間形成部18の底部18−1の四辺を固
定させた四辺固定構造となしている。
【0061】このように、梁部2と小梁部45,45,
46とに多目的空間形成部18の底部18−1の四辺を
固定させた四辺固定構造となすことにより、床スラブ5
の剛性を強固なものとなすことができる。
【0062】図16は、第4変容例としての多目的空間
形成部18の平面説明図、図17は、図16のV−V線
断面図であり、同多目的空間形成部18は三辺固定構造
となすと共に、同多目的空間形成部18内に複数(本実
施例では二つ)の段差を有する凹部としての第1・第2
多目的空間S1a,S1bを形成している。
【0063】このようにして、多目的空間形成部18内
に形成した第1・第2多目的空間S1a,S1b内に、
適宜高さの異なる収容物を収容することができて、収容
効率を良好に確保することができる。
【0064】しかも、かかる多目的空間形成部18の直
下方に形成される天井裏の未利用空間を、最大限に有効
利用することができる。
【0065】例えば、天井が低くても良い浴室10や洗
面所11や便所12と、天井をもう少し高くしておきた
いキッチン9等を隣接させて配設することができ、居住
空間S内のレイアウト設計に広がりをもたせることがで
きる。
【0066】図18は、第5変容例としての多目的空間
形成部18の平面説明図、図19は、図18のVI−V
I線断面図であり、同多目的空間形成部18は四辺固定
構造となすと共に、同多目的空間形成部18内に複数
(本実施例では二つ)の段差を有する凹部としての第1
・第2多目的空間S1a,S1bを形成している。
【0067】このようにして、多目的空間形成部18内
に形成した第1・第2多目的空間S1a,S1b内に、
適宜高さの異なる収容物を収容することができて、収容
効率を良好に確保することができると共に、多目的空間
形成部18の剛性を強固なものとなすことができる。
【0068】図20は、第5変容例としての多目的空間
形成部18の第1・第2多目的空間S1a,S1b内
に、水廻り機能室17に始端を接続した排水横管47を
配置した実施例を示しており、同実施例では、排水横管
47の終端を排水竪管48に接続する場合に、第1多目
的空間S1a分の大きな勾配を形成することができて、
排水効率を向上させることができる。
【0069】そして、水廻り機能室17をパイプスペー
ス23から離れた位置に配置した場合にも排水性を良好
に確保することが可能となり、同水廻り機能室17のレ
イアウトの自由度を増大させることができる。
【0070】図21以降は多目的空間S1の有効利用を
図るように構成した例であり、以下順に説明する。
【0071】図21は多目的空間S1を外壁51に沿っ
て形成するとともにこの外壁に窓51aを設けたもので
ある。窓51aは多目的空間S1への光採りとしたもの
で、多目的空間S1の近傍に設けられている。このよう
な構成では、図21の(a)の示すように多目的空間S
1に土51bを充填して植栽に利用し居室内で植栽の観
賞ができるようにすることができる。また、同図の
(b)に示すように太陽電池51cを多目的空間S1内
に組み込んで電源として利用することができる。
【0072】図22は多目的空間S1の上に透明の強化
ガラス製の扉52を開閉自在に設けたものである。この
ような透明の強化ガラス製の扉52を設けることにより
多目的空間S1に収納した物品の識別が外から簡単にで
きるとともに、扉52を床面と同レベルとすることによ
り、多目的空間S1の上方を床面として利用できるよう
になる。
【0073】図23は玄関に多目的空間S1を形成して
その中に金魚鉢53等を収納したものである。金魚鉢5
3等は床面からある程度の高さを持つように設置され、
玄関内で観賞できるようにする。そして、餌をやるとき
や水を変えたりするときには、玄関先でこのような作業
をすることができるので、管理会社と契約して餌や水変
え等の作業を委託することができる。
【0074】図24はキッチン54とダイニング55と
居間56との間でそれぞれ段差を形成して空間に変化を
与えるようにした例である。この例では多目的空間S1
はキッチン54のカウンター54aに沿って形成され調
理する人はこの多目的空間S1内に立って作業する。そ
して、ダイニング55のテーブル55aに座った人と多
目的空間S1に立って調理する人の視線のレベルが一致
する段差の関係とすることにより、調理する人とテーブ
ル55aに座った人との間の会話が弾むようにして団欒
を楽しむことができる。
【0075】図25の(a)は多目的空間S1と床面5
7との間にスロープ58aを形成した例である。スロー
プ58aは床面57と多目的空間S1の底面と間に形成
されているので、子供の滑り台58bをスロープ58a
の上に載せ遊ぶことができ、居室を遊び空間とすること
ができる。図25の(b)は板状のスロープ58cを設
置したもので、車椅子で床面57と多目的空間S1との
間を行き来でき、バリアフリーの空間を得ることができ
る。
【0076】図26は玄関の天井に多目的空間S1を形
成するとともにに、この多目的空間S1に設けた棚59
に自転車60を搭載する構成としたものである。この構
成では、自転車60の上端側は多目的空間S1内に収納
され、自転車60を安定して棚59の上に載せることが
できる。このため、玄関に自転車60を収納していても
人の歩行の障害となることがなく、玄関のスペースを有
効に利用して自転車60を保管することができる。
【0077】図27は多目的空間S1の上面を覆う蓋9
1にネームプレート92を設けた例であり、ネームプレ
ート92に多目的空間S1内に収納した物品の名称を記
載しておくことにより蓋91を開けないでも収納物品を
知ることができる構成としたものである。このような構
成では、ネームプレート92を見るだけで収納物品を知
ることができ、いちいち蓋91を開けないでも収納物品
を確認することができる。
【0078】図28は多目的空間S1を人が横になって
寝られる程度のスペースとするとともに、体によい音楽
や電磁波またはイオンを放出する電気機器61を多目的
空間S1内に配置したものである。このような電気機器
61を備えることにより、多目的空間S1内で横に寝た
人をリラックスさせることができ、多目的空間S1を簡
易なリラックスルームとして利用することができる。
【0079】図29の(a)は多目的空間S1を堀こた
つとしたもので、多目的空間S1の全体に被さる電気こ
たつ62を配置した例である。このような構成では、多
目的空間S1に足を差し入れて床面に座って電気こたつ
62を使うことができる。
【0080】図29の(b)は多目的空間S1内に浴槽
63を収納したものである。浴槽63を多目的空間S1
内に収納することにより、子供や老人でも楽に入浴する
ことができる。
【0081】図30は多目的空間S1内に冷蔵庫64を
収納するともにこの冷蔵庫64の上端にカウンター65
を搭載配置したものである。このような構成では、冷蔵
庫64をカウンター65の搭載部材としているので、冷
蔵庫64とカウンター65とをコンパクトにまとめるこ
とができ、キッチン内をすっきりとしたレイアウトとす
ることができる。
【0082】図31は多目的空間S1を自転車66の収
納空間として利用したものである。自転車66はベラン
ダ等の壁に沿って形成され、自転車66は多目的空間S
1内のほぼ下半分が埋没する状態で収納されている。こ
のようにベランダ等の壁に多目的空間S1を形成するこ
とにより、自転車66を壁に沿わせて収納することがで
き、歩行者の歩行に影響を及ぼすことのない自転車66
の収納が可能となる。
【0083】図32は多目的空間S1内に水槽68を収
納したものである。このような構成では、水槽68の中
には観賞魚等を入れておけば、居室内から観賞魚を観る
ことができ、床板や畳みだけの床面に比べると動的な意
匠を楽しむことができるとともに居室内の装飾も豊かに
することができる。なお、水槽68の上に透明の強化ガ
ラスを蓋として配置するようにすれば、この蓋を床面と
同じレベルとすることによって床面を広く使用すること
ができる。
【0084】図33は多目的空間S1内の側壁にペット
用の小屋70を設けた例である。小屋70は犬や猫等の
ペットが入れる程度の大きさとしたもので、網扉によっ
て外部と遮断されている。このような小屋70を備えた
場合では、急な来客があったりした場合でもペットをす
ぐに小屋70の中に入れることができ、来客に危害を加
えることがなくなる。また、床面に小屋を設備する場合
に比べると、小屋70を多目的空間S1内に位置させて
いるので、床面積が狭くなることがない。
【0085】図34の例は多目的空間S1内を人の就寝
スペースとして利用する構成としたものである。多目的
空間S1の広さを人が寝ることができる程度とすること
によって、多目的空間S1内で人が寝ることができると
ともに、床面側とは独立した部屋のようにして使用でき
るので安眠を促すことができる。そして、多目的空間S
1の上方にクローゼット69aを配置するとともに就寝
時には引き下ろして使用するロールカーテン69bを備
えることによって、多目的空間S1内を外部から遮断し
たものとすることができ、より効果的に安眠を促すこと
ができる。
【0086】図35は多目的空間S1内に引き出し71
を収納するとともに収納棚72の下端を収納した例であ
る。このような構成では、引き出し71や収納棚72等
の家具の一部をを多目的空間S1内に設置できるので、
居室の床面積を広く利用することがき、省スペースの居
室空間を得ることができる。また、多目的空間S1の周
りの床面に座って脚を多目的空間S1に置くようにすれ
ば、多目的空間S1周りでの団欒も可能となる。そし
て、引き出し71による収納形態とすることができるの
で、引き出しを71を閉めることにより多目的空間S1
内を広く利用することができ、多目的空間S1内で引き
出し71を開くことにより居住空間と干渉しない使い勝
手が可能となる。
【0087】図36は多目的空間S1内の生ゴミ等の収
納部として利用する構成としたもので、多目的空間S1
の上端部にはパッキン73によってシールされる蓋74
が被せられている。このような構成では、生ゴミをその
ゴミ回収日までストックしておくことができ、厨房等に
生ゴミを保管する場合に比べると厨房の床面積を広くと
ることができる。また、蓋74はパッキン73によって
シールされているので生ゴミから発生する臭気はパッキ
ン73と蓋74により遮断され、室内に異臭が漂うこと
もなく清潔な居住空間を維持することができる。そし
て、蓋74付きの多目的空間S1を複数個所に備えるこ
とにより生ゴミやその他のゴミを分別してストックする
ことができ、回収処理が簡単に行えるようになる。
【0088】図37は多目的空間S1内にオーディオ機
器本体77を収納した例である。このような構成では、
オーディオ機器本体77をたとえば壁等に掛けたスピー
カーからの振動から保護することがでる。また、オーデ
ィオ機器本体77が大型であっても多目的空間S1内に
収納することにより床面積を広く確保することができ
る。
【0089】図38は多目的空間S1内に冷蔵庫78を
収納した例である。冷蔵庫78はその上面側に扉を配置
したタイプのものであればよい。このように冷蔵庫78
を多目的空間S1内に収納すれば、冷蔵庫78が厨房内
で占める面積を他の用途に利用することができ、床面の
有効利用が可能となる。なお、冷蔵庫78に変えて食器
等の家具類を多目的空間S1内に収納する構成としても
よい。
【0090】図39は多目的空間S1内に折り畳み式の
ハンガー79を収納した例である。ハンガー79は折り
畳み式のリンク79aとその上端に配置したロッド79
bとから構成されたものであり、電動機(図示せず)に
よってリンク79aを伸縮動作させることにより、同図
の(a)に示すように多目的空間S1内に収納された状
態から同図の(b)に示すように床面より高い位置にロ
ッド79bを位置させることができる。同図(b)のよ
うにリンク79aを伸ばした状態とすれば、ロッド79
bにコート等を掛けることができるとともに、洗濯物等
を掛けて乾燥させることができる。なお、リンク79a
を電動機によって伸縮させるのに代えて、手動によって
もこのリンク79aを伸縮させるようにしてもよい。
【0091】図40は多目的空間S1内に土80を充填
して植栽ができるようにした例である。この構成では土
80に植物80aを植栽することができ、居室の中に自
然な感じの植物80aによる緑の雰囲気を醸し出すこと
ができる。
【0092】図41はベランダに形成した多目的空間S
1内に水81を入れて子供用のプールとして使用できる
ようにした例である。この構成では、多目的空間S1を
屋外プールとして利用できるので、冬でも温水を入れる
ことによって使用できる。また、水81に代えて砂を多
目的空間S1内に入れることで砂場としても使用でき
る。
【0093】
【発明の効果】本発明によれば、次のような効果が得ら
れる。
【0094】請求項1記載の本発明では、床スラブによ
り複数の階層に区画して形成した集合住宅において、各
床スラブの一部を下方へ膨出させて、各床スラブに凹状
の多目的空間形成部を形成している。
【0095】このようにして、各床スラブに多目的空間
形成部を形成することにより、必要な場所に必要な大き
さの多目的空間を、コスト負担を掛けることなく形成す
ることができる。
【0096】そして、多目的空間形成部は、収納空間や
配管スペースやメンテナンス空間等の多目的空間として
有効利用することができる。
【0097】しかも、各階の高さに変更が生じないた
め、日影規制や高度斜線規制を受ける心配がなく、階数
・床面積を有効に確保することができる。
【0098】さらには、各階の高さに変更が生じず、階
数に制限が生じないことから、集合住宅の戸数が制限さ
れることはない。
【0099】また、多目的空間形成部は、必要以上に大
きく形成しないため、消防法の適用を受けることはな
く、火災感知器の設置を義務付けられる等の煩わしさを
生じることがない。
【0100】請求項2記載の本発明では、多目的空間形
成部の直下方に位置する階下の部屋以外の部屋に、居室
を配置している。
【0101】このようにして、居室の天井高さを大きく
確保して、入居者に圧迫感を与えることなく、居住空間
をゆったりと大きく形成することができる。その結果、
居住性を良好に確保することができる。
【0102】請求項3記載の本発明では、多目的空間形
成部の直下方に位置する階下の部屋に、キッチン、浴
室、洗面所、及び、便所等の水廻り機能室を配置してい
る。
【0103】このようにして、キッチン、浴室、及び、
洗面所等の水廻り機能室は、天井部が高すぎると、清掃
がし難い上に、熱効率が悪くなるという不具合がある
が、かかる水廻り機能室は、下方に膨出する多目的空間
形成部の直下方に位置する階下の部屋に配置しているこ
とより、同多目的空間形成部が下方に膨出している分だ
け、水廻り機能室の天井部の高さを低くすることができ
て、同水廻り機能室の清掃をし易くすることができると
共に、同水廻り機能室の熱効率を高くすることができ
る。
【0104】請求項4記載の本発明では、各階層の床ス
ラブに形成した多目的空間形成部は、左右方向に千鳥状
となるように階別に交互に配置している。
【0105】このようにして、集合住宅全体の荷重バラ
ンスを良好に保つことができて、集合住宅の強度も良好
に確保することができる。
【0106】請求項5記載の本発明では、多目的空間形
成部は、居室の直下方に配置している。
【0107】このようにして、居室の直下方に配置した
多目的空間形成部に、物品を収納することができると共
に、必要に応じて物品の出し入れを楽に行うことができ
る。
【0108】請求項6記載の本発明では、多目的空間形
成部は、少なくとも一つの端面を梁部に直接接続してい
る。
【0109】このようにして、多目的空間形成部を梁部
に対して少なくとも一辺固定構造となすことができて、
床スラブの剛性を良好に確保することができる。
【0110】請求項7記載の本発明では、多目的空間形
成部内に複数の段差を有する凹部を形成している。
【0111】このようにして、多目的空間形成部内に形
成した複数の段差を有する凹部内に、適宜高さの異なる
収容物を収容することができて、収容効率を良好に確保
することができる。
【0112】しかも、かかる多目的空間形成部の直下方
に形成される天井裏の未利用空間を、最大限に有効利用
することができる。
【0113】例えば、天井が低くても良い浴室や洗面所
や便所と、天井をもう少し高くしておきたいキッチン等
を隣接させて配設することができ、居住空間内のレイア
ウト設計に広がりをもたせることができる。
【0114】請求項8記載の発明では、多目的空間形成
部内を物品の収納部または居住空間としているので、多
目的空間に各種の物品を収納することで、室内空間を有
効に利用できるとともに、生活に合わせた居住空間とし
て利用できる。
【0115】請求項9記載の発明では、バルコニーや共
用廊下に多目的空間を形成することにより、バルコニー
や共用廊下の有効活用ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る集合住宅の床下構造の断面正面説
明図。
【図2】同床下構造の平面説明図。
【図3】クローゼット配置位置の床下構造の断面側面説
明図。
【図4】下駄箱配置位置の床下構造の断面側面説明図。
【図5】下駄箱配置位置の床下構造の断面正面説明図。
【図6】ロフト配置位置の床下構造の断面側面説明図。
【図7】換気パイプを配置した床下構造の断面側面説明
図。
【図8】多目的空間形成部の平面説明図。
【図9】図8のI−I線断面図。
【図10】第1変容例としての多目的空間形成部の平面
説明図。
【図11】(a)は図10のII−II線断面図、
(b)は図10のII’−II’線断面図。
【図12】第2変容例としての多目的空間形成部の平面
説明図。
【図13】図12のIII−III線断面図。
【図14】第3変容例としての多目的空間形成部の平面
説明図。
【図15】図14のIV−IV線断面図。
【図16】第4変容例としての多目的空間形成部の平面
説明図。
【図17】図16のV−V線断面図。
【図18】第5変容例としての多目的空間形成部の平面
説明図。
【図19】図18のVI−VI線断面図
【図20】排水横管の配管構造を示す断面側面説明図。
【図21】多目的空間の近傍の外壁に窓を開けた例の概
略であって、(a)は多目的空間内に植栽用の土を充填
した例を示す断面図、(b)は多目的空間内に太陽電池
を収納した例を示す断面図。
【図22】多目的空間の上に透明の扉を配置した例の概
略図。
【図23】玄関に設けた多目的空間に金魚鉢を収納した
例の概略図。
【図24】多目的空間をキッチンに配置した例を示す概
略図
【図25】多目的空間内にスロープを配置した例を示す
概略図であって、(a)はスロープの上に滑り台を配置
した例、(b)は板状のスロープを配置した例を示す
図。
【図26】天井に設けた多目的空間内に自転車を収納し
た例を示す概略図。
【図27】多目的空間の上面にネームプレート付きの蓋
を配置した例を示す概略図。
【図28】多目的空間内に電磁波等を発生する電気機器
を収納した例を示す概略図。
【図29】(a)は多目的空間の上方に電気こたつを配
置した例を示す概略図、(b)は多目的空間内に浴槽を
配置した例を示す概略図。
【図30】多目的空間にカウンター付きの冷蔵庫の下端
部を収納した例を示す概略図。
【図31】多目的空間内に自転車の下端部を収納した例
を示す概略図であって、(a)は正面縦断面図、(b)
は右側面縦断面図。
【図32】多目的空間内に水槽を配置した例を示す概略
図。
【図33】多目的空間内の側壁にペット用の小屋を設け
た例を示す概略図。
【図34】多目的空間内を人の就寝スペースとした例を
示す概略図。
【図35】多目的空間内に引き出し等の家具類を収納し
た例を示す概略図であって、(a)は要部の縦断面図、
(b)は要部の正面図。
【図36】多目的空間の上方にパッキン付きの蓋を配置
した例を示す概略図。
【図37】多目的空間内にオーディオ機器本体を設備し
た例を示す概略図であって、(a)は要部の断面図、
(b)は要部の斜視図。
【図38】多目的空間内に冷蔵庫を配置した例を示す概
略図。
【図39】多目的空間内に折り畳み式のハンガーを収納
した例であって、(a)は収納時を示す概略図、(b)
はリンクを伸ばした状態を示す概略図。
【図40】多目的空間内に土を充填して植栽可能とした
例を示す概略図。
【図41】多目的空間内に水を入れてプールとして利用
できるようにした例を示す概略図。
【符号の説明】
A 集合住宅 S 居住空間 S1 多目的空間 1 柱部 2 梁部 3 外壁 4 内壁 5 床スラブ 6 床部 7 リビングルーム 8 居室 9 キッチン 17 水廻り機能室 18 多目的空間形成部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大澤 朋宏 大分県大分市舞鶴町1丁目7番1号 株式 会社さとうベネック内 (72)発明者 市原 忠志 大分県大分市舞鶴町1丁目7番1号 株式 会社さとうベネック内 (72)発明者 田中 久美子 大分県大分市舞鶴町1丁目7番1号 株式 会社さとうベネック内 (72)発明者 佐藤 幸男 大分県大分市舞鶴町1丁目7番1号 株式 会社さとうベネック内 (72)発明者 木原 直史 大分県大分市舞鶴町1丁目7番1号 株式 会社さとうベネック内 (72)発明者 衛藤 春義 大分県大分市舞鶴町1丁目7番1号 株式 会社さとうベネック内 (72)発明者 佐久間 次男 大分県大分市舞鶴町1丁目7番1号 株式 会社さとうベネック内 (72)発明者 首藤 博憲 大分県大分市舞鶴町1丁目7番1号 株式 会社さとうベネック内 (72)発明者 石田 哲朗 大分県大分市舞鶴町1丁目7番1号 株式 会社さとうベネック内 (72)発明者 小田巻 裕治 大分県大分市舞鶴町1丁目7番1号 株式 会社さとうベネック内 (72)発明者 二宮 豊 大分県大分市舞鶴町1丁目7番1号 株式 会社さとうベネック内 (72)発明者 山下 茎三 大分県大分市舞鶴町1丁目7番1号 株式 会社さとうベネック内 (72)発明者 元兼 政樹 大分県大分市舞鶴町1丁目7番1号 株式 会社さとうベネック内 (72)発明者 秋永 憲志 大分県大分市舞鶴町1丁目7番1号 株式 会社さとうベネック内 (72)発明者 足立 正博 大分県大分市舞鶴町1丁目7番1号 株式 会社さとうベネック内 (72)発明者 池辺 武彦 大分県大分市舞鶴町1丁目7番1号 株式 会社さとうベネック内 (72)発明者 御手洗 健太郎 大分県大分市舞鶴町1丁目7番1号 株式 会社さとうベネック内 (72)発明者 大野 晋 大分県大分市舞鶴町1丁目7番1号 株式 会社さとうベネック内 (72)発明者 中村 友一 大分県大分市舞鶴町1丁目7番1号 株式 会社さとうベネック内 (72)発明者 里見 達也 大分県大分市舞鶴町1丁目7番1号 株式 会社さとうベネック内 (72)発明者 野田 茂穂 大分県大分市舞鶴町1丁目7番1号 株式 会社さとうベネック内 (72)発明者 岩尾 修二 大分県大分市舞鶴町1丁目7番1号 株式 会社さとうベネック内 (72)発明者 山下 浩一 大分県大分市舞鶴町1丁目7番1号 株式 会社さとうベネック内 (72)発明者 吉浪 智之 大分県大分市舞鶴町1丁目7番1号 株式 会社さとうベネック内 (72)発明者 佐藤 真弓 大分県大分市舞鶴町1丁目7番1号 株式 会社さとうベネック内 (72)発明者 吉川 憲治 大分県大分市舞鶴町1丁目7番1号 株式 会社さとうベネック内 (72)発明者 大久保 哲郎 大分県大分市舞鶴町1丁目7番1号 株式 会社さとうベネック内 (72)発明者 野下 裕幸 大分県大分市舞鶴町1丁目7番1号 株式 会社さとうベネック内 (72)発明者 石川 雄一朗 大分県大分市舞鶴町1丁目7番1号 株式 会社さとうベネック内 (72)発明者 猿渡 裕 大分県大分市舞鶴町1丁目7番1号 株式 会社さとうベネック内 (72)発明者 神田 寛治 大分県大分市舞鶴町1丁目7番1号 株式 会社さとうベネック内 (72)発明者 梶村 知幸 大分県大分市舞鶴町1丁目7番1号 株式 会社さとうベネック内 (72)発明者 戸高 瑠美 大分県大分市舞鶴町1丁目7番1号 株式 会社さとうベネック内 (72)発明者 佐藤 洋次郎 大分県大分市舞鶴町1丁目7番1号 株式 会社さとうベネック内 (72)発明者 吉永 光伸 大分県大分市舞鶴町1丁目7番1号 株式 会社さとうベネック内 (72)発明者 木原 洋介 大分県大分市舞鶴町1丁目7番1号 株式 会社さとうベネック内 (72)発明者 中林 義晴 大分県大分市舞鶴町1丁目7番1号 株式 会社さとうベネック内 (72)発明者 中村 勝 大分県大分市舞鶴町1丁目7番1号 株式 会社さとうベネック内 (72)発明者 佐藤 賢司 大分県大分市舞鶴町1丁目7番1号 株式 会社さとうベネック内 (72)発明者 原田 幸治 大分県大分市舞鶴町1丁目7番1号 株式 会社さとうベネック内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床スラブにより複数の階層に区画して形
    成した集合住宅において、 各床スラブの一部を下方へ膨出させて、各床スラブに凹
    状の多目的空間形成部を形成したことを特徴とする集合
    住宅の床下構造。
  2. 【請求項2】 多目的空間形成部の直下方に位置する階
    下の部屋以外の部屋に、居室を配置したことを特徴とす
    る請求項1記載の集合住宅の床下構造。
  3. 【請求項3】 多目的空間形成部の直下方に位置する階
    下の部屋に、キッチン、浴室、洗面所、及び、便所等の
    水廻り機能室を配置したことを特徴とする請求項1又は
    2記載の集合住宅の床下構造。
  4. 【請求項4】 各階層の床スラブに形成した多目的空間
    形成部は、左右方向に千鳥状となるように階別に交互に
    配置したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項
    に記載の集合住宅の床下構造。
  5. 【請求項5】 多目的空間形成部は、居室の直下方に配
    置したことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に
    記載の集合住宅の床下構造。
  6. 【請求項6】 多目的空間形成部は、少なくとも一つの
    端面を梁部に直接接続したことを特徴とする請求項1〜
    5のいずれか1項に記載の集合住宅の床下構造。
  7. 【請求項7】 多目的空間形成部内に複数の段差を有す
    る凹部を形成したことを特徴とする請求項1〜6のいず
    れか1項に記載の集合住宅の床下構造。
  8. 【請求項8】 多目的空間形成部内を物品の収納空間ま
    たは居住空間としたことを特徴とする請求項1〜7のい
    ずれに記載の集合住宅の床下構造。
  9. 【請求項9】 多目的空間形成部内をバルコニーや共用
    廊下で使用可能としたことを特徴とする請求項1〜8の
    いずれかに記載の集合住宅の床下構造。
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