JP2022115421A - 住宅 - Google Patents

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JP2022115421A
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貫治 眞鍋
Kanji Manabe
みちよ 松原
Michiyo Matsubara
友紀子 市川
Yukiko Ichikawa
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Sekisui House Ltd
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Sekisui House Ltd
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【課題】 外出時の身支度や帰宅後の着替えなどをスムーズに行うことができる住宅を提供する。【解決手段】住宅は、下階から上階に繋がる階段13と、前記階段13に隣接して上階に形成される階段ホール16と、前記階段ホール16に隣接して形成され、衣類を収納するとともに、身支度を行う身支度室20と、前記階段ホール16に行き来可能に隣接して形成され、収納部を有する主寝室31と、を備え、前記身支度室20は、複数の出入口22,28を有しており、少なくとも一方の出入口28が前記階段ホール16に接続されている【選択図】図1

Description

新規性喪失の例外適用申請有り
本発明は、2階建て以上の住宅であり、身支度室を設けた住宅に関する。
従来より、2室に接続されるウォークスルークローゼットが知られている(例えば特許文献1参照)。このようなウォークスルークローゼットは、接続される2つの部屋から利用可能であり、また、2つの部屋の間の動線としても利用することができる。
また、外出時の身支度を整える空間として、リビングルームと玄関ホールとにアクセス可能な身支度室を設けた住宅が提案されている(例えば特許文献2参照)。このような身支度室が設けられると、リビングルームから身支度室を通って身支度を整えてから外出することができるとともに、帰宅時にも鞄、外套、又は身飾品などの小物類を身支度室に収納してからリビングルームに入室することができ、外出時又は帰宅時の動線を効率的なものとするとともに、リビングルームが整頓された状態に維持されやすい。また、外出時や帰宅時の気持ちの切り替えも自然にできる。
特開2016-70017号公報 特開2020-105869号公報
ところで、玄関近くに身支度室を配置した間取りは、身支度室と住宅の他の収納箇所との距離が離れるので、身支度室内の衣類、鞄、及び小物類を入れ替える際に作業が非効率なものとなりやすい。また、外出時や帰宅時に、洗顔や手洗いうがいなどの生活に伴う動作が、必ずしも玄関とリビングルームとの間に設けられる身支度動線と合致せず、一連の動作がスムーズに行いにくいおそれもある。
そこで、本発明は、外出時の身支度や帰宅後の着替えなどをスムーズに行うことができる住宅を提供する。
本発明の住宅は、下階から上階に繋がる階段と、前記階段に隣接して上階に形成される階段ホールと、前記階段ホールに隣接して形成され、衣類を収納するとともに、身支度を行う身支度室と、前記階段ホールに行き来可能に隣接して形成され、収納部を有する居室と、を備え、前記身支度室は、複数の出入口を有しており、少なくとも一方の出入口が前記階段ホールに接続されていることを特徴としている。
本発明の住宅は、下階に形成されるメインリビングルームと、上階に形成されるサブリビングルームと、をさらに備え当該サブリビングルームに向かって前記身支度室の他方の出入口が形成されることを特徴としている。
本発明の住宅は、前記身支度室は、水栓付きシンクを有することを特徴としている。
本発明の住宅は、前記階段ホールに行き来可能に隣接して形成され洗濯機置き場を有するとともに、浴室に行き来可能に隣接する洗面室をさらに備えることを特徴としている。
本発明の住宅は、前記居室は、寝室を含み、当該寝室は、前記収納部としてウォークインクローゼットを有しており、当該ウォークインクローゼットは、前記洗面室に行き来可能に接続されることを特徴としている。
本発明の住宅は、前記サブリビングルームに行き来可能に隣接して形成される隣接室をさらに備え、前記洗面室は前記隣接室を挟んで前記サブリビングルームと反対側に形成されるものであり、前記隣接室と前記洗面室との間の間仕切壁は、下部が前記洗面室側に突出し、上部が隣接室側に突出するようにずれて形成されることを特徴としている。
本発明の住宅によると、衣類を収納し身支度を行う身支度室が上階の階段ホールに隣接して形成されているので、収納部を有する居室からの距離を短くすることができ、例えば衣替えの時など居室の収納部と身支度室との間で衣類、鞄、小物類の入れ替えを行う際に作業を効率的にすることができる。とくに、身支度室は、複数の出入口を有しているので、上階の各部から身支度室に入室する動線をより短くすることができる。階段ホールは、下階から上階の各部にアクセスする際に必ず通る場所であるので、階段ホールに身支度室が設けられることで、上階を居住者のプライベートな空間とするとともに、下階を居住者が身支度を整えた状態で過ごす比較的パブリックな空間とすることができる。
本発明の住宅によると、下階にメインリビングルームが形成されるとともに、上階にサブリビングルームが形成されているので、例えば2世帯で居住する場合や子世帯が帰省してきた際のように、複数世帯が住宅で過ごす際に両世帯が気兼ねすることなくくつろぐことができる。特に上階のサブリビングルームですごす世帯の居住者は身支度室で身なりを整えてから下階に降りることができる。サブリビングルームに向かって身支度室の他方の出入口が形成されることで、サブリビングルームから階段ホールを通らずに身支度室に入室できるので、他世帯の居住者に会うことなく身なりを整えることができる。
本発明の住宅によると、身支度室は水栓付きシンクを有するので、起床時に洗顔、歯磨き後に着替える、又は帰宅時に手洗いうがいの後に着替えるといった動作をスムーズに行うことができる。また、一般的な住宅に設けられる洗面室と別に水栓付きシンクが設けられた身支度室があれば、他の居住者が洗面室を利用している場合であっても、手洗いや洗顔を行うことができる。
本発明の住宅によると、階段ホールに行き来可能に隣接して洗面室が設けられており、起床時や帰宅時に上階の洗面室で洗顔、歯磨き、手洗い、うがいなどを行って階段ホールを介して近接している身支度室で着替えるといった動作をスムーズに行うことができる。また、上階に配置される洗面室に洗濯機置き場が設けられており、洗濯物を浴室やバルコニーで乾燥させたのち、身支度室に収納するなどのように、洗濯から収納に至る動線を短くすることができる。
本発明の住宅によると、寝室に形成される収納部としてウォークインクローゼットが洗面室に行き来可能に接続されているので、洗濯家事動線をより短くすることができ、また、衣替えの際にも身支度室とウォークインクローゼットとの間の動線が短いのでより衣替えの作業性を高めることができる。
本発明の住宅によると、サブリビングルームに行き来可能に隣接して形成される隣接室が形成されており、洗面室は隣接室を挟んでサブリビングルームと反対側に形成されており、隣接室と洗面室との間の間仕切壁は、下部が洗面室側に突出し、上部が隣接室側に突出するようにずれて形成されているので、洗面室側では間仕切壁の上部が隣接室側に突出することにより形成された空間を衣類収納や洗濯物干しとして利用することができ、隣接室側では間仕切壁の下部が洗面室側に突出することにより形成された空間を家具・家電の配置等に有効利用することができる。
住宅の下階の間取りを説明する水平断面図。 住宅の上階の間取りを説明する水平断面図。 身支度室の内部の構成を説明する一部省略斜視図。 隣接室と洗面室との間の間仕切壁の構成を説明する省略断面図。 住宅の各所から身支度室へのアクセスを示す図。
以下、本発明に係る住宅1の実施形態について、各図を参照しつつ説明する。本実施形態において、住宅1は木造2階建ての戸建住宅である。なお、住宅1は木造に限定されるものではなく、鉄骨造や鉄筋コンクリート造などの他の構造の住宅1であってもよい。また、住宅1は2階建てに限定されるものではなく、3階建て以上の住宅であってもよい。本実施形態においては、住宅1の下階は1階であり、住宅1の上階は2階であるが、例えば3階建て以上の住宅の場合は、下階が2階で上階が3階である場合のように、上下階は上下に連続する2階層であれば何階であってもよい。
まず、住宅1の間取りを説明する。住宅1は、図1に示すように、下階である1階の南東角に玄関ポーチ2が形成され、玄関ポーチ2の北側に引き違い戸の玄関ドアを挟んで玄関土間3及び玄関ホール4を有する玄関部5が形成されている。玄関部5の北側には玄関部5との間に間仕切壁を隔てて、個室6が形成されている。個室6は、例えば、来客ルーム、子供部屋、多目的室、又は応接室といった様々な用途で利用可能である。個室6の西には、階段室7が形成されている。また、玄関部5の西側には、南側の外壁から繋がるように南北方向に壁体が設けられており、玄関部5の西側に形成されるメインリビングルーム8を隔てている。玄関部5は、北西側がメインリビングルーム8に対して通行可能に接続している。メインリビングルーム8は、ダイニングルーム9及びキッチン10と間仕切壁などに遮られることなく一体の無柱空間して形成されている。
階段室7は、下階と上階とを繋ぐように吹き抜けて形成されている。階段室7は住宅1の北側の外壁に面して形成されており、住宅1の東西方向の略中央に配置されている。階段室7は、当該階段室7に隣接して形成されるメインリビングルーム8よりも床面が高い第一スキップフロア部11と、第一スキップフロア部11に隣接して形成されており、第一スキップフロア部11よりも床面が高い第二スキップフロア部12と、第二スキップフロア部12から南側に向かって上階に接続する階段13と、を備えている。階段室7は平面視矩形に形成されており、メインリビングルーム8の北側に隣接して第一スキップフロア部11が形成されており、当該第一スキップフロア部11の北側に第二スキップフロア部12が形成されて北側の外壁に面している。
第一スキップフロア部11は、メインリビングルーム8との境界の一部に3段の第一小階段14が形成されており、メインリビングルーム8との境界の他の部分は机が形成されている。第一スキップフロア部11は、机が設けられることで、仕事、勉強、読書等を行うことができる空間となっている。第二スキップフロア部12は、第一スキップフロア部11との境界に当該第一スキップフロア部11と第二スキップフロア部12とを接続する3段の第二小階段15が形成されている。第二小階段15は、階段室7の全幅に亘って形成されている。第一小階段14及び第二小階段15は北側に向かって上るように形成されており、第二スキップフロア部12と上階とを繋ぐ階段13は南側に向かって上るように形成されている。第二スキップフロア部12には、書棚やベンチスペースが形成されており、寛ぎながら読書することができる空間となっている。居住者は、第一小階段14及び第二小階段15を直線的に北向きに上った後、第二スキップフロア部12を踊り場として方向転換し、第二スキップフロア部12から南向きに上って上階の階段ホール16に入る。
このように、第一スキップフロア部11が下階のメインリビングルーム8に近く、第二スキップフロア部12が上階の階段ホール16に近いことで、下階と上階とを段階的に繋がった印象とし、上下階の連続性や一体感を感じさせることができる。また、上階と下階との間を移動する際には、第一スキップフロア部11と第二スキップフロア部12とを通過することとなるので、上下階の移動の変化を演出することができ、楽しい印象とすることができる。
なお、メインリビングルーム8及びダイニングルーム9は、例えば配置される家具や照明によって緩やかに用途が区分けされた空間である。また、キッチン10は、シンク、ワークトップ、及びコンロ等が一体となったシステムキッチン10が配置された空間である。システムキッチン10はアイランド式であり、キッチン10での作業は概ね東側の階段室7及びリビング空間を向いて行われる。キッチン10は、西側の壁面に食器棚17が埋め込まれている。キッチン10の北西には、パントリー18が設けられている。パントリー18内には、壁内に冷蔵庫置き場が設けられている。キッチン10の北側には趣味室19が設けられている。
住宅1の上階は、図2に示すように、階段13が接続される階段ホール16が形成されている。階段ホール16は、階段室7の南側に配置されており、階段ホール16のいずれの面も外壁に面することがなく、住宅1の上階の略中央に配置されている。このように階段ホール16が住宅1の上階の略中央に配置されることで、階段ホール16には上階のいずれの場所からも短い動線でアクセスすることができる。
階段ホール16の南側には身支度室20が形成されている。身支度室20は、図2及び図3に示すように、階段ホール16との境界に設けられた東西方向に延びる間仕切壁21によって仕切られた東西方向に長い平面視長方形の小部屋である。身支度室20は、東側が引き戸22を介して階段ホール16に接続されている。身支度室20は、手洗い可能な水栓付きのシンク23が設けられており、水栓付きシンク23の正面の壁面には鏡が配置されている。水栓付きシンク23に隣接して、衣類を収納可能なハンガーパイプ24や衣類収納棚25が設けられた衣類収納部26が形成されている。衣類収納部26に隣接して、ソファ27が配置されており、ソファ27に腰かけて身だしなみを整えることができるように構成されている。身支度室20は西側が開き戸28を介して後述するサブリビングルーム29に接続されている。身支度室20が水栓付きシンク23を有することで、起床時に洗顔、歯磨き後に着替える、又は帰宅時に手洗いうがいの後に着替えるといった動作をスムーズに行うことができる。また、洗面室30と別に水栓付きシンク23が設けられた身支度室20があることで、他の居住者が洗面室30を利用している場合であっても、手洗いや洗顔を行うことができる。
身支度室20は、図5に示すように、東側が階段ホール16に行き来可能に接続されるとともに、西側がサブリビングルーム29に行き来可能に接続されているので、上階の各所から身支度室20に入室する動線をより短くできる。階段ホール16は、下階から上階の各部にアクセスする際に必ず通る場所であるので、身支度室20を階段ホール16に設けることで、上階を居住者のプライベートな空間とするとともに、下階を居住者が身なりを整えた状態で過ごす比較的パブリックな空間とすることができる。
住宅1の上階は、階段室7の東側に、主寝室31が形成されている。主寝室31はドア建具を通して階段ホール16と接続されている。主寝室31の東側には掃き出し窓32が形成されており、当該掃き出し窓32を挟んで屋外側にはバルコニー33が形成されている。なお、本実施形態における主寝室31は、本発明の「居室」に相当する。
主寝室31はその南側にウォークインクローゼット34を有する。本実施形態におけるウォークインクローゼット34は、本発明の「収納部」に相当する。ウォークインクローゼット34と、主寝室31とは、互いに透明な引き戸35の建具によって仕切られている。ウォークインクローゼット34は、図示しないが、衣類ハンガーを掛けるハンガーパイプや衣類収納棚が設けられるとともに、チェストが載置されて衣類を収納可能としたものである。ウォークインクローゼット34の南側には洗面室30が設けられている。ウォークインクローゼット34は北側が前述の透明な引き戸35の建具によって主寝室31と仕切られるとともに、南側は間仕切壁36によって洗面室30と仕切られている。ウォークインクローゼット34と洗面室30とは建具を介して互いに行き来可能に形成されている。ウォークインクローゼット34は、図5に示すように、主寝室31から洗面室30までウォークスルー可能に形成されている。
このように、衣類を収納し身支度を行う身支度室20が、上階の階段ホール16に隣接してアクセス可能に形成されており、ウォークインクローゼット34を有する主寝室31からの距離を短くすることができているので、例えば衣替えの時などウォークインクローゼット34と身支度室20との間で衣類、鞄、小物類の入れ替えを行う際に作業を効率的にすることができる。
洗面室30は、図2に示すように、一端が階段ホール16に行き来可能に接続されており、ウォークインクローゼット34の南側の間仕切壁36に沿って東側の外壁まで伸びて、折れ曲がり東側の外壁に沿って南に延びて形成されて逆L字状に形成されている。洗面室30はウォークインクローゼット34との境界の間仕切壁にタオル等を載置する棚37が設けられている。また、洗面室30は東側の外壁に沿って、洗面台38が配置され、洗面台38の南側に洗濯機置き場39が設けられている。逆L字状に形成された洗面室30の南西側には浴室40が、洗面室30に行き来可能に設けられている。
このように、洗濯機置き場39が設けられた洗面室30が、身支度室20とつながる階段ホール16、ウォークインクローゼット34、及び浴室40に行き来可能に接続されており、ウォークインクローゼット34が設けられた主寝室31にバルコニー33が配置されているので、洗濯物を浴室40やバルコニー33で乾燥させたのち、ウォークインクローゼット34や身支度室20に収納するなどのように、洗濯・乾燥・収納に至る動線を短くすることができる。
階段室7の西側には、和室41が設けられている。和室41は、北側に床の間42が形成されているとともに、西側に板張り部43となっており、そのほかの部分は畳敷き44となっている。和室41の畳敷き44と板張り43との境界には敷居が設けられ、板張り部44の西側には日本庭園風のバルコニー45が設けられている。このような構成により板張り部43は縁側のような印象の空間となっている。和室41は襖状の引き違い戸46を介して階段ホール16に接続している。
和室41の南側にはサブリビングルーム29が形成されている。サブリビングルーム29は階段ホール16に接続されている。サブリビングルーム29と階段ホール16とは、建具及び間仕切りが設けられることなく繋がっている。サブリビングルーム29は、下階のメインリビングルーム8よりも床面積が小さく、また、ダイニングルーム9やキッチン10が隣接して配置されていない。なお、本発明におけるサブリビングルーム29はダイニングルーム9やキッチン10が隣接して配置されていないものに限定されるものではなく、例えばダイニングテーブルや小型の調理スペースが配置されていてもよい。
身支度室20の南側で、サブリビングルーム29の東側に隣接して、当該サブリビングルーム29に行き来可能に隣接室47が形成されている。隣接室47は、例えば、シアタールーム、子供部屋、ゲスト用の寝室等に利用可能な多目的室である。図4に示すように、隣接室47の西側には間仕切壁48を挟んで前述の洗面室30が形成されている。隣接室47と洗面室30との間の間仕切壁48は、下部が洗面室30側に突出し、上部が隣接室47側に突出するようにずれて形成されている。洗面室30側では間仕切壁48の上部が隣接室47側に突出することにより形成された空間50を衣類収納や洗濯物干しとして利用することができ、隣接室47側では間仕切壁48の下部が洗面室30側に突出することにより形成された空間49を家具・家電の配置等に有効利用することができる。
以上のように本実施形態の住宅1によると、下階にメインリビングルーム8が形成されるとともに、上階にサブリビングルーム29が形成されているので、例えば2世帯で居住する場合や子世帯が帰省してきた際に両世帯が気兼ねすることなくそれぞれのリビングルーム8,29で寛ぐことができる。階段室7に第一スキップフロア部11と第二スキップフロア部12とを設けて下階と上階とを段階的に繋がった空間としているので、それぞれのリビングルーム8,29に分かれつつも、両世帯が適度に繋がった居心地の良い住宅1とすることができる。そして、階段ホール16に隣接して身支度室20が設けられることで、上階における外出時、帰宅時、起床時などの動線を短縮でき、身だしなみを整えてから下階に降りることができる住宅1とすることができる。
本発明の実施の形態は上述の形態に限ることなく、本発明の思想の範囲を逸脱しない範囲で適宜変更することができることは云うまでもない。
本発明に係る住宅1は、外出時、帰宅時、又は起床時の動作をスムーズにすることができる身支度室20を設けた住宅1として好適である。
1 住宅
8 メインリビングルーム
13 階段
16 階段ホール
20 身支度室
22 引き戸(他方の出入口)
23 水栓付きシンク
28 開き戸(一方の出入口)
29 サブリビングルーム
30 洗面室
31 主寝室(居室)
34 ウォークインクローゼット(収納部)
39 洗濯機置き場
40 浴室
47 隣接室
48 隣接室と洗面室との間仕切壁

Claims (6)

  1. 下階から上階に繋がる階段と、
    前記階段に隣接して上階に形成される階段ホールと、
    前記階段ホールに隣接して形成され、衣類を収納するとともに、身支度を行う身支度室と、
    前記階段ホールに行き来可能に隣接して形成され、収納部を有する居室と、
    を備え、
    前記身支度室は、複数の出入口を有しており、少なくとも一方の出入口が前記階段ホールに接続されていることを特徴とする住宅。
  2. 下階に形成されるメインリビングルームと、
    上階に形成されるサブリビングルームと、をさらに備え
    当該サブリビングルームに向かって前記身支度室の他方の出入口が形成されることを特徴とする請求項1に記載の住宅。
  3. 前記身支度室は、水栓付きシンクを有することを特徴とする請求項2に記載の住宅。
  4. 前記階段ホールに行き来可能に隣接して形成され洗濯機置き場を有するとともに、浴室に行き来可能に隣接する洗面室をさらに備えることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の住宅。
  5. 前記居室は、寝室を含み、
    当該寝室は、前記収納部としてウォークインクローゼットを有しており、当該ウォークインクローゼットは、前記洗面室に行き来可能に接続されることを特徴とする請求項4に記載の住宅。
  6. 前記サブリビングルームに行き来可能に隣接して形成される隣接室をさらに備え、
    前記洗面室は前記隣接室を挟んで前記サブリビングルームと反対側に形成されるものであり、
    前記隣接室と前記洗面室との間の間仕切壁は、下部が前記洗面室側に突出し、上部が隣接室側に突出するようにずれて形成されることを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の住宅。
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