JP2002285713A - 集合住宅の床下構造 - Google Patents

集合住宅の床下構造

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JP2002285713A
JP2002285713A JP2001130863A JP2001130863A JP2002285713A JP 2002285713 A JP2002285713 A JP 2002285713A JP 2001130863 A JP2001130863 A JP 2001130863A JP 2001130863 A JP2001130863 A JP 2001130863A JP 2002285713 A JP2002285713 A JP 2002285713A
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Masami Tazaki
政美 田崎
Tomohiro Osawa
朋宏 大澤
Tadashi Ichihara
忠志 市原
Kumiko Tanaka
久美子 田中
Yukio Sato
幸男 佐藤
Tadashi Kihara
直史 木原
Haruyoshi Eto
春義 衛藤
Tsugio Sakuma
次男 佐久間
Hironori Shudo
博憲 首藤
Tetsuro Ishida
哲朗 石田
Yuji Odamaki
裕治 小田巻
Yutaka Ninomiya
豊 二宮
Keizo Yamashita
茎三 山下
Masaki Motokane
政樹 元兼
Kenji Akinaga
憲志 秋永
Masahiro Adachi
正博 足立
Takehiko Ikebe
武彦 池辺
Kentaro Mitarai
健太郎 御手洗
Susumu Ono
晋 大野
Yuichi Nakamura
友一 中村
Tatsuya Satomi
達也 里見
Shigeo Noda
茂穂 野田
Shuji Iwao
修二 岩尾
Koichi Yamashita
浩一 山下
Tomoyuki Yoshinami
智之 吉浪
Mayumi Sato
真弓 佐藤
Kenji Yoshikawa
憲治 吉川
Tetsuo Okubo
哲郎 大久保
Hiroyuki Noshita
裕幸 野下
Yuichiro Ishikawa
雄一朗 石川
Yutaka Saruwatari
裕 猿渡
Kanji Kanda
寛治 神田
Tomoyuki Kajimura
知幸 梶村
Rumi Todaka
瑠美 戸高
Yojiro Sato
洋次郎 佐藤
Mitsunobu Yoshinaga
光伸 吉永
Yosuke Kihara
洋介 木原
Yoshiharu Nakabayashi
義晴 中林
Masaru Nakamura
勝 中村
Kenji Sato
賢司 佐藤
Koji Harada
幸治 原田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】必要な場所に必要な大きさの多目的空間を、コ
スト負担を掛けることなく形成することができる集合住
宅の床下構造を提供すること。 【解決手段】各床スラブの一部を下方へ膨出させて、各
床スラブに凹状の多目的空間形成部を形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、集合住宅の床下構
造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、集合住宅の床下構造の一形態とし
て、各階層を区画する床スラブ上に、複数の逆梁を上向
きに突設して、同逆梁上に床材を横架して床面を形成す
ることにより、床材と床スラブとの間に床下多目的空間
を形成したものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記した床
下構造は、以下のような不具合を有している。
【0004】床スラブ上に逆梁を設ける逆梁工法は、
不必要に大きな床下収納空間を形成して、無駄な床下収
納空間も保有することになるため、比較的にコスト高に
なる。
【0005】逆梁工法では、各階の高さが500mm
〜600mm程度高くなるため、日影規制や高度斜線規
制により、階数・床面積を確保することが困難である。
【0006】逆梁を設けて床下収納空間を形成するた
め、各階の高さが高くなり、階数に制限が生じることか
ら、集合住宅の戸数が制限されることになる。
【0007】床下収納空間が大きいため、消防法の適
用を受けて火災感知器の設置を義務付けられる等の煩わ
しさが生じる場合がある。
【0008】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、床
スラブにより複数の階層に区画して形成した集合住宅に
おいて、各床スラブの一部を下方へ膨出させて、各床ス
ラブに凹状の多目的空間形成部を形成したことを特徴と
する集合住宅の床下構造を提供せんとするものである。
【0009】また、本発明は、次の構成にも特徴を有す
る。
【0010】多目的空間形成部の直下方に位置する階
下の部屋以外の部屋に、居室を配置したこと。
【0011】多目的空間形成部の直下方に位置する階
下の部屋に、キッチン、浴室、洗面所、及び、便所等の
水廻り機能室を配置したこと。
【0012】各階層の床スラブに形成した多目的空間
形成部は、左右方向に千鳥状となるように階別に交互に
配置したこと。
【0013】多目的空間形成部は、居室の直下方に配
置したこと。
【0014】多目的空間形成部は、少なくとも一つの
端面を梁部に直接接続したこと。
【0015】多目的空間形成部内に複数の段差を有す
る凹部を形成したこと。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて説明する。
【0017】すなわち、本発明に係る集合住宅の床下構
造は、床スラブにより複数の階層に区画して形成した集
合住宅において、各床スラブの一部を下方へ膨出させ
て、各床スラブに凹状の多目的空間形成部を形成してい
る。
【0018】このようにして、各床スラブに多目的空間
形成部を形成することにより、必要な場所に必要な大き
さの多目的空間を、コスト負担を掛けることなく形成す
ることができる。
【0019】そして、多目的空間形成部は、収納空間や
居住空間、配管スペースやメンテナンス空間等の多目的
空間として有効利用することができる。
【0020】しかも、各階の高さに変更が生じないた
め、日影規制や高度斜線規制を受ける心配がなく、階数
・床面積を有効に確保することができる。
【0021】さらには、各階の高さに変更が生じず、階
数に制限が生じないことから、集合住宅の戸数が制限さ
れることはない。
【0022】また、多目的空間形成部は、必要以上に大
きく形成しないため、消防法の適用を受けることはな
く、火災感知器の設置を義務付けられる等の煩わしさを
生じることがない。
【0023】ここで、多目的空間形成部の直下方に位置
する階下の部屋以外の部屋に、居室を配置することがで
きる。
【0024】このようにして、居室の天井高さを大きく
確保して、入居者に圧迫感を与えることなく、居住空間
をゆったりと大きく形成することができる。その結果、
居住性を良好に確保することができる。
【0025】また、多目的空間形成部の直下方に位置す
る階下の部屋に、キッチン、浴室、洗面所、及び、便所
等の水廻り機能室を配置することができる。
【0026】このようにして、キッチン、浴室、及び、
洗面所等の水廻り機能室は、天井部が高すぎると、清掃
がし難い上に、熱効率が悪くなるという不具合がある
が、かかる水廻り機能室は、下方に膨出する多目的空間
形成部の直下方に位置する階下の部屋に配置しているこ
とより、同多目的空間形成部が下方に膨出している分だ
け、水廻り機能室の天井部の高さを低くすることができ
て、同水廻り機能室の清掃をし易くすることができると
共に、同水廻り機能室の熱効率を高くすることができ
る。
【0027】また、各階層の床スラブに形成した多目的
空間形成部は、左右方向に千鳥状となるように階別に交
互に配置することができる。
【0028】このようにして、集合住宅全体の荷重バラ
ンスを良好に保つことができて、集合住宅の強度も良好
に確保することができる。
【0029】また、多目的空間形成部は、居室の直下方
に配置することができる。
【0030】このようにして、居室の直下方に配置した
多目的空間形成部に、物品を収納することができると共
に、必要に応じて物品の出し入れを楽に行うことができ
る。
【0031】また、多目的空間形成部は、少なくとも一
つの端面を梁部に直接接続することができる。
【0032】このようにして、多目的空間形成部を梁部
に対して少なくとも一辺固定構造となすことができて、
床スラブの剛性を良好に確保することができる。
【0033】また、多目的空間形成部内に複数の段差を
有する凹部を形成することができる。
【0034】このようにして、多目的空間形成部内に形
成した複数の段差を有する凹部内に、適宜高さの異なる
収容物を収容することができて、収容効率を良好に確保
することができる。
【0035】しかも、かかる多目的空間形成部の直下方
に形成される天井裏の未利用空間を、最大限に有効利用
することができる。
【0036】例えば、天井が低くても良い浴室や洗面所
や便所と、天井をもう少し高くしておきたいキッチン等
を隣接させて配設することができ、居住空間内のレイア
ウト設計に広がりをもたせることができる。
【0037】
【実施例】以下に、本発明の実施例を、図面を参照しな
がら説明する。
【0038】図1及び図2に示すAは、本発明に係わる
鉄筋コンクリート製の集合住宅であり、同集合住宅A
は、前後左右方向に対向させて立設した複数の柱部1
と、対向する柱部1,1の間に横架した梁部2との間
に、外壁3と内壁4と床スラブ5とを張設して、内部に
複数の居住空間Sを区画した状態にて形成している。
【0039】そして、居住空間S内には、図3〜図5に
も示すように、床部6を張設して、同床部6上に、リビ
ング・ダイニングルーム7と和室8とキッチン9と浴室
10と洗面所11と便所12と洋室13,14と玄関1
5と下駄箱16と吊り戸棚24と押入れ25と物入れ2
6とクローゼット27,28とを設けている。20は
窓、21は内部仕切壁、23は、左右対称位置にそれぞ
れ配置したパイプスペースであるここで、居室としての
リビング・ダイニングルーム7と和室8と洋室13,1
4の内、本実施例では、和室8は、床部6の左右いずれ
か一側の中央部に形成する一方、キッチン9、浴室1
0、洗面所11、及び、便所12等の水廻り機能室17
は、床部6の左右いずれか他側の中央部に形成して、和
室8と水廻り機能室17とを左右に隣接させて配置して
いる。
【0040】しかも、和室8の直下方に位置する床スラ
ブ5の部分には、下方へ膨出して、上面に凹状の多目的
空間S1を形成する多目的空間形成部18を形成し、同
多目的空間形成部18の直下方に位置する階下の部屋に
は、水廻り機能室17を配置している。19は収納ケー
スである。
【0041】このようにして、各階層の床スラブ5に形
成した多目的空間形成部18は、左右方向に千鳥状とな
るように階別に交互に配置して、集合住宅A全体の荷重
バランスを良好に保つと共に、集合住宅Aの強度も良好
に確保することができるようにしている。
【0042】この際、居室8の床部6(本実施例では畳
22を敷設している)の下には開閉体(図示せず)を設
けて、同開閉体を開放することにより、居室8の直下方
に配置した多目的空間形成部18に、物品を楽に収納す
ることができると共に、必要に応じて物品の出し入れを
楽に行うことができる。
【0043】ここで、キッチン9、浴室10、洗面所1
1、及び、便所12等の水廻り機能室17は、床スラブ
5の下面によって形成される各階層の天井部5aが高す
ぎると、清掃がし難い上に、熱効率が悪くなるという不
具合があるが、かかる水廻り機能室17は、下方に膨出
する多目的空間形成部18の直下方に位置する階下の部
屋に配置しているため、同多目的空間形成部18が下方
に膨出している分だけ、水廻り機能室17の天井部5a
の高さを低くすることができて、同水廻り機能室17の
清掃をし易くすることができると共に、同水廻り機能室
17の熱効率を高くすることができる。
【0044】従って、清掃の容易化と熱効率の良好な確
保が図れるように、水廻り機能室17の天井部5aの高
さを必要最低限の高さに設定することにより、多目的空
間形成部18の容積を最大限に大きく設定することがで
きて、必要最低限の多目的空間S1を確保することがで
きる。
【0045】また、本実施例では、図2及び図3に示す
ように、和室8の直下方に形成した多目的空間形成部1
8を、押入れ25と物入れ26とクローゼット27の直
下方位置まで伸延させて形成している。
【0046】このようにして、図3に示すように、クロ
ーゼット27では、洋服29,30等を上下二段に吊り
下げた状態にて収納することができると共に、多目的空
間形成部18の多目的空間S1による収納スペース分だ
け上下段の各吊り下げ位置を低く設定することができる
ため、小柄な女性や子供でも容易に洋服29,30等を
吊り下げたり取り出したりすることができる。
【0047】そして、上段の吊り下げ位置を下げた分だ
けクローゼット27内の上部に枕棚31等を設けるスペ
ースを形成することができて、収納効率(デッドスペー
スの少ない)を向上させることができる。
【0048】また、本実施例では、図4及び図5に示す
ように、下駄箱16の直下方位置にも多目的空間形成部
18を形成して、同多目的空間形成部18の多目的空間
S1による収納スペース分だけ下駄箱16内の収納空間
を大きくして、同下駄箱16内に三輪車32やベビーカ
ー33等を収容可能としている。H1は階高さ、H2は
居室天井高さ、H3はバリアフリー対応寸法である。
【0049】このようにして、従来においては三輪車3
2やベビーカー33等を置いていた玄関15を広く使用
することができる。34は靴である。
【0050】この際、階下の玄関15に配置した下駄箱
16の直上方位置に、階上の多目的空間形成部18が位
置しても、吊り戸棚24等を手の届く高さに設置する必
要性から、同吊り戸棚24の設置に多目的空間形成部1
8の存在は何ら支障となることがない。
【0051】また、多目的空間形成部18内には、床下
に配管する排水横管47(図20参照)の終端を配置し
て、同排水横管47の始端から終端にかけて下り勾配を
形成することができるため、水廻り機能室17をパイプ
スペース23から離れた位置に配置した場合にも排水性
を良好に確保することが可能となり、同水廻り機能室1
7のレイアウトの自由度を増大させることができる。
【0052】図6は、ロフト40の直下方に多目的空間
形成部18を形成した他実施例を示しており、同ロフト
40と多目的空間形成部18内に形成された多目的空間
S1との間に大きな空間S2を確保して、両空間S1,
S2を押入れや物入れやクローゼットとして有効利用す
ることができるようにしている。
【0053】図7は、多目的空間形成部18の直下方に
ユニットバスルーム41を形成し、同ユニットバスルー
ム41の隣に洗面所11を配設し、同洗面所11の隣に
廊下42を設けた他実施例を示しており、廊下42の上
方に位置する天井裏空間S3を利用して中間ファン43
を配置し、同中間ファン43とユニットバスルーム41
との間に換気パイプ44を介設すると共に、同換気パイ
プ44を洗面所11の上方において多目的空間形成部1
8の下面に略沿わせて形成したコンパクトな配管構造と
なしている。
【0054】図8は、多目的空間形成部18の平面説明
図、図9は、図8のI−I線断面図であり、同多目的空
間形成部18の底部18−1の一側端面を小梁部45に
直接接続して、同小梁部45に多目的空間形成部18の
底部18−1の一辺を固定させた一辺固定構造となして
いる。
【0055】このように、多目的空間形成部18が小さ
い場合には、少なくとも梁部である小梁部45に底部1
8−1の一辺を固定させた一辺固定構造となすことによ
り、床スラブ5の剛性を良好に確保することができる。
【0056】図10は、第1変容例としての多目的空間
形成部18の平面説明図、図11の(a)は、図10の
II−II線断面図、図11の(b)は、図10のI
I’−II’線断面図であり、同多目的空間形成部18
の底部18−1の左右側端面を、梁部2とそれに対向さ
せて配置した小梁部46に直接接続して、両梁部2,4
6に多目的空間形成部18の底部18−1の二辺を固定
させた二辺固定構造となしている。
【0057】このように、梁部2と小梁部46とに多目
的空間形成部18の底部18−1の二辺を固定させた二
辺固定構造となすことにより、床スラブ5の剛性をより
一層良好に確保することができる。
【0058】図12は、第2変容例としての多目的空間
形成部18の平面説明図、図13は、図12のIII−
III線断面図であり、同多目的空間形成部18の底部
18−1の三つの端面を、梁部2と二つの小梁部45,
46に直接接続して、これら梁部2,45,46に多目
的空間形成部18の底部18−1の三辺を固定させた三
辺固定構造となしている。
【0059】このように、梁部2と小梁部45,46と
に多目的空間形成部18の底部18−1の三辺を固定さ
せた三辺固定構造となすことにより、床スラブ5の剛性
をさらに一層良好に確保することができる。
【0060】図14は、第3変容例としての多目的空間
形成部18の平面説明図、図15は、図14のIV−I
V線断面図であり、同多目的空間形成部18の底部18
−1の四つの端面を、梁部2と三つの小梁部45,4
5,46に直接接続して、これら梁部2,45,45,
46に多目的空間形成部18の底部18−1の四辺を固
定させた四辺固定構造となしている。
【0061】このように、梁部2と小梁部45,45,
46とに多目的空間形成部18の底部18−1の四辺を
固定させた四辺固定構造となすことにより、床スラブ5
の剛性を強固なものとなすことができる。
【0062】図16は、第4変容例としての多目的空間
形成部18の平面説明図、図17は、図16のV−V線
断面図であり、同多目的空間形成部18は三辺固定構造
となすと共に、同多目的空間形成部18内に複数(本実
施例では二つ)の段差を有する凹部としての第1・第2
多目的空間S1a,S1bを形成している。
【0063】このようにして、多目的空間形成部18内
に形成した第1・第2多目的空間S1a,S1b内に、
適宜高さの異なる収容物を収容することができて、収容
効率を良好に確保することができる。
【0064】しかも、かかる多目的空間形成部18の直
下方に形成される天井裏の未利用空間を、最大限に有効
利用することができる。
【0065】例えば、天井が低くても良い浴室10や洗
面所11や便所12と、天井をもう少し高くしておきた
いキッチン9等を隣接させて配設することができ、居住
空間S内のレイアウト設計に広がりをもたせることがで
きる。
【0066】図18は、第5変容例としての多目的空間
形成部18の平面説明図、図19は、図18のVI−V
I線断面図であり、同多目的空間形成部18は四辺固定
構造となすと共に、同多目的空間形成部18内に複数
(本実施例では二つ)の段差を有する凹部としての第1
・第2多目的空間S1a,S1bを形成している。
【0067】このようにして、多目的空間形成部18内
に形成した第1・第2多目的空間S1a,S1b内に、
適宜高さの異なる収容物を収容することができて、収容
効率を良好に確保することができると共に、多目的空間
形成部18の剛性を強固なものとなすことができる。
【0068】図20は、第5変容例としての多目的空間
形成部18の第1・第2多目的空間S1a,S1b内
に、水廻り機能室17に始端を接続した排水横管47を
配置した実施例を示しており、同実施例では、排水横管
47の終端を排水竪管48に接続する場合に、第1多目
的空間S1a分の大きな勾配を形成することができて、
排水効率を向上させることができる。
【0069】そして、水廻り機能室17をパイプスペー
ス23から離れた位置に配置した場合にも排水性を良好
に確保することが可能となり、同水廻り機能室17のレ
イアウトの自由度を増大させることができる。
【0070】図21以降は多目的空間S1の有効利用を
図るように構成した例であり、以下順に説明する。
【0071】図21の(a)は先に説明した多目的空間
S1の内部に机51を収納したものである。この机51
aはその脚51bを伸縮可能としたもので、使用しない
ときに脚51bを短くして机51aの全体が多目的空間
S1の内部に収納され、使用するときには脚51bを長
くして床面よりも高いレベルに設定可能とする。このよ
うな机51aを備えることにより、多目的空間S1を机
51aの収納部とすることができるとともに、机51a
の上端のレベルを床面に等しく設定することにより、机
51aの天板を床面に合わせることができ床面を広く使
用できるようになる。
【0072】図21の(b)は多目的空間S1を壁面に
沿って設けこの壁面に多目的空間S1に被さる天板51
cを上下方向に回動自在に設けた例である。この天板5
1cはヒンジ機構によって壁面に連接され、壁面に沿う
姿勢から図中の矢印方向に回動可能としたとしたもので
ある。そして、ヒンジ機構にはストッパを設けておき、
天板51cを回動させたととき図示のように水平の姿勢
を取ることができるようにしている。このような天板5
1cを備えることにより、図示のように天板51cを水
平姿勢にしたとき多目的空間S1の上方に被さる机とし
て利用することができる。すなわち、使用する人は床面
に腰を掛けるとともに脚を多目的空間S1内に伸ばして
座ることにより、天板51cを机として利用できる。
【0073】図22は多目的空間S1にトレー52を収
納した例である。このトレー52は多目的空間S1の全
面積を占める程度の大きさとしたもので、内部には把っ
手52aを設けている。このようなトレー52を多目的
空間S1に収納したものでは、トレー52に上に収納品
を納めることができ、掃除をするときには把っ手52a
を握ってトレー52を床面上に載せて作業することがで
きる。したがって、トレー52の掃除が簡単にできると
ともに、多目的空間S1内も常に清潔に保つことができ
る。また、トレー52を床面に引き出すことで収納品を
一度に持ち出すことができ、使い勝手も向上する。な
お、図示の例では多目的空間S1の上方にクローゼット
52bを配置し、トレー52とともに衣類等の収納空間
を形成することにより収納品の量を増やすことができ
る。
【0074】図23の(a)は多目的空間S1に釜炉5
3を配置した例であり、多目的空間S1を利用して居住
空間を茶室として利用できるようにしたものである。こ
のような釜炉53を備えることにより居住空間の暖房も
行える。また図23の(b)は居室に設備した多目的空
間S1の上に無煙ロースター54を設置した例であり、
多目的空間S1の上方の空間を無煙ロースター54の使
用空間とすることができる。
【0075】図24は多目的空間S1内に暖房用の煙道
55を設置するとともに多目的空間S1の上方に煙道に
接続した洋風暖炉56を設置した例である。このように
煙道55を多目的空間S1内に設置することで、従来の
ように煙道55を床面に設置する場合に比べて床面を有
効利用することができる。
【0076】図25は多目的空間S1の内部に生ゴミ処
理装置57を収納した例である。この生ゴミ処理装置5
7は床面側に設置した操作パネル(図示せず)によって
自動操作可能としもので、たとえば猫の糞等を投入する
ことによって処理した後に内容物を外に回収して廃棄す
る。このように生ゴミ処理装置57を多目的空間S1内
に収納することによって収納空間としてだけでなく生ゴ
ミの処理にも有効活用することができる。
【0077】図26は多目的空間S1内に金庫58を収
納した例である。金庫58はその扉を上面に向けて多目
的空間S1内に収納されたもので、好ましくは金庫58
の上方に隠し板(図示せず)を設置することが好まし
い。このように金庫58を多目的空間S1内に収納する
ことにより人目に付きにくくなり、盗難を効果的に防止
することができる。
【0078】図27は多目的空間S1内にゴミ箱59と
ディスポーザ機能を持つ分割器60を設置した例であ
る。ゴミ箱59と分割器60とはゴミの流路によって接
続され、ディスポーザ機能によってゴミは破砕され、可
燃物と不燃物とに分割される。そして、分割器60から
の可燃物及び不燃物はそれぞれエアーシュータ61によ
ってそれぞれ可燃物及び不燃物用のゴミ置き場61a,
61bに搬送される。このようにゴミ箱59と分割器6
0を備えることによって多目的空間S1をゴミ処理設備
として有効に利用することができる。
【0079】図28は多目的空間S1内に液晶スクリー
ン62を設置した例である。この液晶スクリーン62は
居室内に設備した操作パネル(図示せず)によって様々
な画像やテレビ画像を表示可能としたものである。そし
て、液晶スクリーン62に様々な画像を形成させること
により、室内雰囲気を多様化させることができ、居住空
間をより快適なものとすることができる。
【0080】図29は多目的空間S1内をペットの飼育
場所とした例である。この例では、多目的空間S1内の
深さを適切にすることによってペットが床面側に入り込
まないようにすることができ、ペットの毛等が床面に散
らかることを防止することができる。なお、多目的空間
S1に沿って床面から立ち上げたフェンスS2を設ける
ことによりペットを多目的空間S1内で飼育することが
でき、ペットが床面に上がることを防止することができ
る。
【0081】図30は多目的空間S1の上方にトランポ
リン63を設備した例であり(a)平面図、(b)は要
部の縦断面図である。このようにトランポリン63を備
えることにより多目的空間S1の上方でトランポリン6
3の上に載って遊ぶことができる。したがって、従来で
はトランポリンを張る高さをある程度高くする必要があ
ったが、多目的空間S1が下方に位置しているので床面
からのトランポリン63の高さを低くでき、安全に遊ぶ
ことができる。
【0082】図31は多目的空間S1内に可動棚64を
立てて収納した例であって、(a)は平面図、(b)は
正面図である。可動棚64はキャスター64a付きのも
ので多目的空間S1内で自由に動かすことができる。そ
して、可動棚64を第1部材64bと第2部材64cと
の転結構造とすることにより破線で示すように第2部材
64cを倒した状態としても使用することができる。こ
のように可動棚64を多目的空間S1内で移動自在に備
えることによって居室内の雰囲気を変えることができ、
季節や居室の使用条件等に応じて適切な可動棚64を立
てることで居室内の雰囲気を変えたものとして使用でき
る。なお、可動棚に代えて柱を備えるようにしてもよ
く、室内の意匠を多様化して雰囲気の異なる室内空間を
得ることができる。
【0083】図32は多目的空間S1内に移動自在な可
動収納棚65を設置した例である。
【0084】可動収納棚65はキャスター65a付きの
ものであり、多目的空間S1内で可動収納棚65の位置
を任意に変更することができる。このため、居室の雰囲
気に合わせて可動収納棚65の位置を設定することで、
居室内の空間とマッチングさせることができる。そし
て、可動収納棚65の位置を変えることで用途に応じた
最適位置に設定することができ、作業動線の最適化を図
ることができる。また、可動収納棚65を複数の部材に
よって構成し、これらの部材のうちの2個を横に寝かせ
た状態としても使うことができ、使い勝手を向上させる
ことができる。
【0085】図33は多目的空間S1の上方にクローゼ
ット66を配置するとともに多目的空間S1内に移動可
能なトレー66aを設けた例であって、(a)は平面
図、(b)は正面図である。この例ではクローゼット6
6の内部から多目的空間S1内のトレー66aに品物を
出し入れすることができ、ベッド等のしたにトレー66
aが隠れてしまわないので、簡単に品物の収納と取り出
しができるようになり、作業動線の改良が可能となる。
【0086】図34の例は多目的空間S1内に複数のキ
ャスター付つきの収納ブロック67を配列した例であ
る。収納ブロック67は任意個数のものとして設置でき
るとともに、中央の1個を抜き取ることで掘ごたつとし
て利用することができる。
【0087】図35は多目的空間S1内にオーディオ機
器68等の電気機器を収納した例である。オーディオ機
器68はアンプやスピーカ等から構成されたもので、床
面や壁に取り付ける場合に比べると多目的空間S1内に
設置するので居室を広く利用することができる。また、
オーディオ機器68に代えて空調機を設置してもよく、
この場合でも居室空間に空調機が干渉しないので居室空
間を広く使うことができる。
【0088】図36は多目的空間S1内にテーブル69
とキャスター70a付きの可動椅子70を備えた例であ
る。可動椅子70は同図(b)に示すように上端に開閉
自在な蓋70bを備えるとともにその内部を物品の収納
部としたものである。テーブル69は多目的空間S1内
の中央に固定され、可動椅子70はテーブル69周りで
自由に位置を変えることができる。したがって、多目的
空間S1内を居室空間の一部として利用することがで
き、居室空間を広く活用することができる。
【0089】図37は多目的空間S1内にパソコンデス
ク71を移動可能に配置した例である。パソコンデスク
71はキャスター71a付きのもので多目的空間S1内
で自由に位置を変えることができる。このようなパソコ
ンデスク71を備えることにより、多目的空間S1内の
任意の位置でパソコンを操作することができ、畳式の居
室に比べると作業性を向上させることができる。また、
生活の中で縦方向の空間の変化を与えることができる。
【0090】図38の例は多目的空間S1を室内と室外
に亘るように形成し、ペットの餌を外部から供給したり
ペットの糞を外側に取り出せるようにした例である。図
示のように多目的空間S1は外壁72の内外に亘るよう
に形成され、外壁72の下端であって多目的空間S1に
含まれる部分に外側から開閉操作できる扉73を設けて
いる。ペットに餌をやるときや糞を取り出すときには扉
73を外側から開くだけでよく、簡単に作業することで
きる。このように外側から操作できる扉73を備えたこ
とにより、留守の期間であっても他の人が餌や糞の取り
扱いをすることができ、ペットの飼育が良好に行える。
【0091】
【発明の効果】本発明によれば、次のような効果が得ら
れる。
【0092】請求項1記載の本発明では、床スラブによ
り複数の階層に区画して形成した集合住宅において、各
床スラブの一部を下方へ膨出させて、各床スラブに凹状
の多目的空間形成部を形成している。
【0093】このようにして、各床スラブに多目的空間
形成部を形成することにより、必要な場所に必要な大き
さの多目的空間を、コスト負担を掛けることなく形成す
ることができる。
【0094】そして、多目的空間形成部は、収納空間及
び居住空間、配管スペースやメンテナンス空間等の多目
的空間として有効利用することができる。
【0095】しかも、各階の高さに変更が生じないた
め、日影規制や高度斜線規制を受ける心配がなく、階数
・床面積を有効に確保することができる。
【0096】さらには、各階の高さに変更が生じず、階
数に制限が生じないことから、集合住宅の戸数が制限さ
れることはない。
【0097】また、多目的空間形成部は、必要以上に大
きく形成しないため、消防法の適用を受けることはな
く、火災感知器の設置を義務付けられる等の煩わしさを
生じることがない。
【0098】請求項2記載の本発明では、多目的空間形
成部の直下方に位置する階下の部屋以外の部屋に、居室
を配置している。
【0099】このようにして、居室の天井高さを大きく
確保して、入居者に圧迫感を与えることなく、居住空間
をゆったりと大きく形成することができる。その結果、
居住性を良好に確保することができる。
【0100】請求項3記載の本発明では、多目的空間形
成部の直下方に位置する階下の部屋に、キッチン、浴
室、洗面所、及び、便所等の水廻り機能室を配置してい
る。
【0101】このようにして、キッチン、浴室、及び、
洗面所等の水廻り機能室は、天井部が高すぎると、清掃
がし難い上に、熱効率が悪くなるという不具合がある
が、かかる水廻り機能室は、下方に膨出する多目的空間
形成部の直下方に位置する階下の部屋に配置しているこ
とより、同多目的空間形成部が下方に膨出している分だ
け、水廻り機能室の天井部の高さを低くすることができ
て、同水廻り機能室の清掃をし易くすることができると
共に、同水廻り機能室の熱効率を高くすることができ
る。
【0102】請求項4記載の本発明では、各階層の床ス
ラブに形成した多目的空間形成部は、左右方向に千鳥状
となるように階別に交互に配置している。
【0103】このようにして、集合住宅全体の荷重バラ
ンスを良好に保つことができて、集合住宅の強度も良好
に確保することができる。
【0104】請求項5記載の本発明では、多目的空間形
成部は、居室の直下方に配置している。
【0105】このようにして、居室の直下方に配置した
多目的空間形成部に、物品を収納することができると共
に、必要に応じて物品の出し入れを楽に行うことができ
る。
【0106】請求項6記載の本発明では、多目的空間形
成部は、少なくとも一つの端面を梁部に直接接続してい
る。
【0107】このようにして、多目的空間形成部を梁部
に対して少なくとも一辺固定構造となすことができて、
床スラブの剛性を良好に確保することができる。
【0108】請求項7記載の本発明では、多目的空間形
成部内に複数の段差を有する凹部を形成している。
【0109】このようにして、多目的空間形成部内に形
成した複数の段差を有する凹部内に、適宜高さの異なる
収容物を収容することができて、収容効率を良好に確保
することができる。
【0110】しかも、かかる多目的空間形成部の直下方
に形成される天井裏の未利用空間を、最大限に有効利用
することができる。
【0111】例えば、天井が低くても良い浴室や洗面所
や便所と、天井をもう少し高くしておきたいキッチン等
を隣接させて配設することができ、居住空間内のレイア
ウト設計に広がりをもたせることができる。
【0112】請求項8記載の発明では、多目的空間形成
部内を物品の収納部や居住空間としているので、多目的
空間に各種の物品を収納することで、室内空間を有効に
利用できるとともに、生活に合わせた居住空間とするこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る集合住宅の床下構造の断面正面説
明図。
【図2】同床下構造の平面説明図。
【図3】クローゼット配置位置の床下構造の断面側面説
明図。
【図4】下駄箱配置位置の床下構造の断面側面説明図。
【図5】下駄箱配置位置の床下構造の断面正面説明図。
【図6】ロフト配置位置の床下構造の断面側面説明図。
【図7】換気パイプを配置した床下構造の断面側面説明
図。
【図8】多目的空間形成部の平面説明図。
【図9】図8のI−I線断面図。
【図10】第1変容例としての多目的空間形成部の平面
説明図。
【図11】(a)は図10のII−II線断面図、
(b)は図10のII’−II’線断面図。
【図12】第2変容例としての多目的空間形成部の平面
説明図。
【図13】図12のIII−III線断面図。
【図14】第3変容例としての多目的空間形成部の平面
説明図。
【図15】図14のIV−IV線断面図。
【図16】第4変容例としての多目的空間形成部の平面
説明図。
【図17】図16のV−V線断面図。
【図18】第5変容例としての多目的空間形成部の平面
説明図。
【図19】図18のVI−VI線断面図
【図20】排水横管の配管構造を示す断面側面説明図。
【図21】(a)多目的空間内に上下方向に移動可能な
机を備えた例の概略図、(b)は多目的空間の上方に上
下方向に回動可能な机用の天板を備えた例の概略図。
【図22】多目的空間内にトレーを配置した例の概略
図。
【図23】(a)は釜炉を多目的空間に備えた例の概略
図、(b)は無煙ロースターを多目的空間の上方に配置
した例の概略図。
【図24】多目的空間内に煙道を配置するとともに床面
に洋風暖炉を設備した例を示す概略図。
【図25】多目的空間内に生ゴミ処理装置を配置した例
を示す概略図。
【図26】多目的空間内に金庫を収納した例を示す概略
図。
【図27】多目的空間内にゴミ箱と分割器を収納した例
を示す概略図。
【図28】多目的空間内に液晶スクリーンを設備した例
を示す概略図。
【図29】多目的空間内をペットの飼育場とした例を示
す概略図。
【図30】多目的空間の上方にトランポリンを配置した
例を示す概略図であって、(a)は平面図、(b)は正
面断面図。
【図31】多目的空間内に可動棚を設備した例であっ
て、(a)は平面図、(b)は正面断面図。
【図32】多目的空間内に可動収納棚を配置した例であ
って、(a)は平面図、(b)は正面断面図。
【図33】多目的空間内に移動可能なトレーを配置した
例であって、(a)は平面図、(b)は正面縦断面図。
【図34】多目的空間内に複数のブロックを敷き詰める
例を示す概略図。
【図35】多目的空間内にオーディオ機器等の電気機器
を収納した例であって、(a)は概略断面図、(b)は
概略斜視図。
【図36】多目的空間内にテーブルと可動椅子を設備し
た例を示す概略図であって、(a)は正面断面図、
(b)は可動椅子の蓋を開いた状態を示す正面図。
【図37】多目的空間内にパソコンデスクを設備した例
を示す概略図。
【図38】多目的空間を外壁を亘るように形成して外壁
の下端に扉を配置した例を示す概略図。
【符号の説明】
A 集合住宅 S 居住空間 S1 多目的空間 1 柱部 2 梁部 3 外壁 4 内壁 5 床スラブ 6 床部 7 リビングルーム 8 居室 9 キッチン 17 水廻り機能室 18 多目的空間形成部
フロントページの続き (72)発明者 大澤 朋宏 大分県大分市舞鶴町1丁目7番1号 株式 会社さとうベネック内 (72)発明者 市原 忠志 大分県大分市舞鶴町1丁目7番1号 株式 会社さとうベネック内 (72)発明者 田中 久美子 大分県大分市舞鶴町1丁目7番1号 株式 会社さとうベネック内 (72)発明者 佐藤 幸男 大分県大分市舞鶴町1丁目7番1号 株式 会社さとうベネック内 (72)発明者 木原 直史 大分県大分市舞鶴町1丁目7番1号 株式 会社さとうベネック内 (72)発明者 衛藤 春義 大分県大分市舞鶴町1丁目7番1号 株式 会社さとうベネック内 (72)発明者 佐久間 次男 大分県大分市舞鶴町1丁目7番1号 株式 会社さとうベネック内 (72)発明者 首藤 博憲 大分県大分市舞鶴町1丁目7番1号 株式 会社さとうベネック内 (72)発明者 石田 哲朗 大分県大分市舞鶴町1丁目7番1号 株式 会社さとうベネック内 (72)発明者 小田巻 裕治 大分県大分市舞鶴町1丁目7番1号 株式 会社さとうベネック内 (72)発明者 二宮 豊 大分県大分市舞鶴町1丁目7番1号 株式 会社さとうベネック内 (72)発明者 山下 茎三 大分県大分市舞鶴町1丁目7番1号 株式 会社さとうベネック内 (72)発明者 元兼 政樹 大分県大分市舞鶴町1丁目7番1号 株式 会社さとうベネック内 (72)発明者 秋永 憲志 大分県大分市舞鶴町1丁目7番1号 株式 会社さとうベネック内 (72)発明者 足立 正博 大分県大分市舞鶴町1丁目7番1号 株式 会社さとうベネック内 (72)発明者 池辺 武彦 大分県大分市舞鶴町1丁目7番1号 株式 会社さとうベネック内 (72)発明者 御手洗 健太郎 大分県大分市舞鶴町1丁目7番1号 株式 会社さとうベネック内 (72)発明者 大野 晋 大分県大分市舞鶴町1丁目7番1号 株式 会社さとうベネック内 (72)発明者 中村 友一 大分県大分市舞鶴町1丁目7番1号 株式 会社さとうベネック内 (72)発明者 里見 達也 大分県大分市舞鶴町1丁目7番1号 株式 会社さとうベネック内 (72)発明者 野田 茂穂 大分県大分市舞鶴町1丁目7番1号 株式 会社さとうベネック内 (72)発明者 岩尾 修二 大分県大分市舞鶴町1丁目7番1号 株式 会社さとうベネック内 (72)発明者 山下 浩一 大分県大分市舞鶴町1丁目7番1号 株式 会社さとうベネック内 (72)発明者 吉浪 智之 大分県大分市舞鶴町1丁目7番1号 株式 会社さとうベネック内 (72)発明者 佐藤 真弓 大分県大分市舞鶴町1丁目7番1号 株式 会社さとうベネック内 (72)発明者 吉川 憲治 大分県大分市舞鶴町1丁目7番1号 株式 会社さとうベネック内 (72)発明者 大久保 哲郎 大分県大分市舞鶴町1丁目7番1号 株式 会社さとうベネック内 (72)発明者 野下 裕幸 大分県大分市舞鶴町1丁目7番1号 株式 会社さとうベネック内 (72)発明者 石川 雄一朗 大分県大分市舞鶴町1丁目7番1号 株式 会社さとうベネック内 (72)発明者 猿渡 裕 大分県大分市舞鶴町1丁目7番1号 株式 会社さとうベネック内 (72)発明者 神田 寛治 大分県大分市舞鶴町1丁目7番1号 株式 会社さとうベネック内 (72)発明者 梶村 知幸 大分県大分市舞鶴町1丁目7番1号 株式 会社さとうベネック内 (72)発明者 戸高 瑠美 大分県大分市舞鶴町1丁目7番1号 株式 会社さとうベネック内 (72)発明者 佐藤 洋次郎 大分県大分市舞鶴町1丁目7番1号 株式 会社さとうベネック内 (72)発明者 吉永 光伸 大分県大分市舞鶴町1丁目7番1号 株式 会社さとうベネック内 (72)発明者 木原 洋介 大分県大分市舞鶴町1丁目7番1号 株式 会社さとうベネック内 (72)発明者 中林 義晴 大分県大分市舞鶴町1丁目7番1号 株式 会社さとうベネック内 (72)発明者 中村 勝 大分県大分市舞鶴町1丁目7番1号 株式 会社さとうベネック内 (72)発明者 佐藤 賢司 大分県大分市舞鶴町1丁目7番1号 株式 会社さとうベネック内 (72)発明者 原田 幸治 大分県大分市舞鶴町1丁目7番1号 株式 会社さとうベネック内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床スラブにより複数の階層に区画して形
    成した集合住宅において、 各床スラブの一部を下方へ膨出させて、各床スラブに凹
    状の多目的空間形成部を形成したことを特徴とする集合
    住宅の床下構造。
  2. 【請求項2】 多目的空間形成部の直下方に位置する階
    下の部屋以外の部屋に、居室を配置したことを特徴とす
    る請求項1記載の集合住宅の床下構造。
  3. 【請求項3】 多目的空間形成部の直下方に位置する階
    下の部屋に、キッチン、浴室、洗面所、及び、便所等の
    水廻り機能室を配置したことを特徴とする請求項1又は
    2記載の集合住宅の床下構造。
  4. 【請求項4】 各階層の床スラブに形成した多目的空間
    形成部は、左右方向に千鳥状となるように階別に交互に
    配置したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項
    に記載の集合住宅の床下構造。
  5. 【請求項5】 多目的空間形成部は、居室の直下方に配
    置したことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に
    記載の集合住宅の床下構造。
  6. 【請求項6】 多目的空間形成部は、少なくとも一つの
    端面を梁部に直接接続したことを特徴とする請求項1〜
    5のいずれか1項に記載の集合住宅の床下構造。
  7. 【請求項7】 多目的空間形成部内に複数の段差を有す
    る凹部を形成したことを特徴とする請求項1〜6のいず
    れか1項に記載の集合住宅の床下構造。
  8. 【請求項8】 多目的空間形成部内を物品の収納空間ま
    たは居住空間としたことを特徴とする請求項1〜7のい
    ずれかに記載の集合住宅の床下構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007016421A (ja) * 2005-07-05 2007-01-25 Daiwa House Ind Co Ltd サブウーハー設置のための建物構造

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JPH0331908U (ja) * 1989-08-03 1991-03-28

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