JP2586539Y2 - 住宅設備 - Google Patents

住宅設備

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JP2586539Y2
JP2586539Y2 JP1992033196U JP3319692U JP2586539Y2 JP 2586539 Y2 JP2586539 Y2 JP 2586539Y2 JP 1992033196 U JP1992033196 U JP 1992033196U JP 3319692 U JP3319692 U JP 3319692U JP 2586539 Y2 JP2586539 Y2 JP 2586539Y2
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JP
Japan
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unit
wall
kitchen
housing equipment
room
Prior art date
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Application number
JP1992033196U
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English (en)
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JPH0589712U (ja
Inventor
恵一 森
種久 天野
明彦 鈴木
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Showa Denko Materials Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Chemical Co Ltd
Showa Denko Materials Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、アパート、マンション
等の住宅内に設備する住宅設備に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の住宅設備は、図3に示す
ように、玄関14の左右どちらかにバスユニット15を
設置し、その対面にキッチン16と洗濯機用防水パン1
7を有する洗濯機置場を並べたものが一般的である。ま
た、バスユニット15のリビング18側の面に洋服入れ
等に使用する物入れ19を並べたものもある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記のような従来の構
造では、図3のバスユニット15、キッチン16、洗濯
機用防水パン17等の住宅設備を搬入後、バスユニット
15を囲う壁の造作壁20、洗濯機用防水パン17を囲
う間仕切りの造作壁21、物入れ19の造作壁22等を
造作しなければならないが、それらの工事を請け負う施
工業者は多くの時間と労力を費やさなければならない。
また、それらの造作壁と部屋全体のインテリア、住宅設
備とのコーディネイトを考慮しなくてはならない等の課
題がある。さらに、キッチン16や洗濯機用防水パン1
7の給排水を23のパイプスペースに繋ぐため、給排水
配管24が必要であるが、図3のような住宅設備の配置
では床25を上げて配管しなければならない。また、バ
スユニット15とキッチン16や洗濯機用防水パン17
が隣接している場合でも、物件に合わせてその都度、配
管の設計や施工が必要になる問題点を有していた。。
【0004】本考案は、従来技術の有するこのような課
題を解決するものであり、施工の簡略化、各住宅設備と
その周辺部材のコーディネイトを図るものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案による住宅設備
は、部屋の入口付近のコーナー部にバスユニットを設
け、このバスユニットの部屋の壁に接していない二つの
壁面のバスユニットの入口を除くすべての壁面を、各々
が自立可能なキッチン、家電品ユニット、洗面台ユニッ
ト、収納ユニットを含む住宅設備により囲んでなるもの
である。
【0006】本考案の住宅設備は、自立出来る強度の壁
を持つバスユニットを部屋の入口付近の左右どちらかに
設ける。そして例えば部屋の壁に面していないバスユニ
ットの壁の玄関よりの端にキッチンを設け、その壁にバ
スユニットの入口を挾んで冷蔵庫と電子レンジを有する
家電品ユニットを設ける。また、その家電品ユニットの
バスユニット入口の反対側に洗面台ユニットを設ける。
この場合、洗面台ユニットはバスユニットの隅に接す
る。また、その洗面台ユニットと、部屋の壁に面してお
らずキッチンが接していないバスユニットの壁と、バス
ユニットの壁に面している部屋の壁との間に物入れ(収
納)ユニットを設置してなるものである。この場合、キ
ッチン、家電品ユニット、洗面台ユニット、収納ユニッ
ト等の高さは同様で、バスユニットはドア部を除き、す
べてそれらの住宅設備により囲まれる。また、バスユニ
ットの上部には、各住宅設備より高い位置に天井が設け
られるが、その天井の部屋の壁に接していない側面は、
内装仕上げを施している。また、各住宅設備は各々が自
立しており、隣接するバスユニットには、負担がかから
ない。
【0007】
【実施例】次に本考案の実施例を説明する。図1及び図
2は本考案の実施例になる住宅設備の平面図及び斜視図
である。図において7は玄関、1は部屋の隅に設置され
たバスユニットである。バスユニット1の内部には浴槽
8、トイレ9及び洗濯機10が配置されており、また、
このバスユニット1の壁は自立できる強度を持ったもの
である。バスユニット1の右側壁の玄関寄りにキッチン
2を配置し、そのキッチン2に向かって右側に下駄箱1
1を配置する。また、キッチン2に向かって左側には、
冷蔵庫3aと電子レンジ3bを有する家電品ユニット3
を配置する。その家電品ユニット3に向かって左側には
洗面台ユニット4を配置する。また、その洗面台ユニッ
ト4とバスユニット1のリビング12側の壁面と部屋の
左側の壁に接する位置に収納ユニット5を配置する。
【0008】このように、バスユニットの周辺にキッチ
ン、家電品ユニット、洗面台ユニット、収納ユニットを
隣接して配置しているので、バスユニットの壁はドアを
除きすべてそれらの他のユニットの住宅設備で囲まれ
る。従って、バスユニットとそれらの住宅設備との間に
造作壁を造る必要が無くなり、施工の簡易化が図れる。
また、バスユニット1の上部には、各住宅設備より高い
位置に天井26が設けられるが、この天井26の部屋の
壁に接していない側面は内装仕上げを施しているので、
施工後装飾作業を行う必要がない。また、13は給排水
をまとめるパイプスペースであり、そこから延びている
6はバスユニット1、キッチン2及び洗面台ユニット4
の給排水をまとめる配管である。このときバスユニット
1の内部の浴槽8、トイレ9及び洗濯機10に必要な給
排水も配管6により補っている。
【0009】このように、バスユニット内部の浴槽、ト
イレ、洗濯機と、キッチン、洗面台ユニットの給排水を
必要とする住宅設備がすべて隣接しているため、給排水
のための施工が簡略化される。また、バスユニットをは
じめ、キッチン、家電品ユニット、洗面台ユニット、収
納ユニットを一貫してデザインできるため、それらの住
宅設備のコーディネイトが可能になり、外観が美しく、
住み易い居住空間が提供できる。
【0010】
【考案の効果】本考案の住宅設備は、自立出来る強度の
壁を持つバスユニットの壁に接して、キッチン、家電品
ユニット、洗面台ユニット、収納ユニット等を配置した
ので、従来の住宅設備で必要であったバスユニット周辺
の造作壁が不要になる。また、各住宅設備が隣接してい
るので、給排水の配管が簡潔になる等施工が簡略化され
て、施工業者の労力の削減が図れ、人手不足の建築業界
に貢献できる。また、バスユニット、その壁材、キッチ
ン、洗面台ユニット、収納ユニット等を一括してデザイ
ンできるため、住宅設備のコーディネイトが図れ、イン
テリア性の高い居住空間が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例になる住宅設備の平面図であ
る。
【図2】本考案の実施例になる住宅設備の外観斜視図で
ある。
【図3】従来の住宅設備の平面図である。
【符号の説明】
1…バスユニット 2…キッチン 3…家電品ユニット 4…洗面台ユニッ
ト 5…収納ユニット 6…配管 7…玄関 8…浴槽 9…トイレ 10…洗濯機 11…下駄箱 12…リビング 13…パイプスペース 14…玄関 15…バスユニット 16…キッチン 17…洗濯機用防水パン 18…リビング 19…物入れ 20、21、22…造作壁 23…パイプスペ
ース 24…給排水配管 25…床 26…天井
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−284625(JP,A) 実開 昭60−14056(JP,U) 実開 平3−55459(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E04H 1/04 E04H 1/12 301 A47B 77/02 A47K 4/00

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 部屋の入口付近のコーナー部にバスユニ
    ットを設け、このバスユニットの部屋の壁に接していな
    い二つの壁面のバスユニットの入口を除くすべての壁面
    を、各々が自立可能なキッチン、家電品ユニット、洗面
    台ユニット、収納ユニットを含む住宅設備により囲んで
    なることを特徴とする住宅設備。
JP1992033196U 1992-05-20 1992-05-20 住宅設備 Expired - Lifetime JP2586539Y2 (ja)

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JPH0589712U JPH0589712U (ja) 1993-12-07
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JP2014109164A (ja) * 2012-12-04 2014-06-12 Sumitomo Mitsui Construction Co Ltd 集合住宅

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JP3055459U (ja) * 1998-06-30 1999-01-12 ノーベル工業株式会社 緊急救助用強化ガラス破摧器

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