JP2002280787A - 部材相互の位置決め構造 - Google Patents

部材相互の位置決め構造

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JP2002280787A
JP2002280787A JP2001078574A JP2001078574A JP2002280787A JP 2002280787 A JP2002280787 A JP 2002280787A JP 2001078574 A JP2001078574 A JP 2001078574A JP 2001078574 A JP2001078574 A JP 2001078574A JP 2002280787 A JP2002280787 A JP 2002280787A
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positioning
claw
hole
positioning hole
positioning claw
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JP2001078574A
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Masanobu Okada
雅信 岡田
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Murata Manufacturing Co Ltd
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Murata Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シールドケース2を回路基板1に精度良く位
置決めし、かつ、シールドケース2の位置決め作業をス
ムーズに行うことを可能にする。 【解決手段】 シールドケース2の4つの角部に位置決
め用爪4を突出形成する。位置決め用爪4の突出縦方向
αに略直交する横方向面での断面形状を略円弧形状にす
る。各位置決め用爪4を位置決め用穴部5に挿入した際
に、各位置決め用爪4の略円弧形状両端の側縁部7a,
7bは位置決め用穴部5の内壁面6bに当接するか、又
は、微小間隙を介し近接配置する。これにより、シール
ドケース2を回路基板1に精度良く位置決めできる。位
置決め用爪4と位置決め用穴部5の内壁面との当接面積
が小さいので、位置決め用爪4を位置決め用穴部5に挿
入する際に、位置決め用爪4と位置決め用穴部5の内壁
面との摩擦抵抗が小さく、位置決め用爪4を位置決め用
穴部5にスムーズに挿入することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、平板を加工して形
成される部材を取り付け用の部材に位置決めするための
構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、図10(a)に示すような回路
基板1の表面側にシールドケース2を取り付け、このシ
ールドケース2によって回路基板1に形成されている回
路(図示せず)をシールドする場合がある。回路基板1
にシールドケース2を取り付ける際に、シールドケース
2の取り付けの位置決めを容易にする手段として次に示
すような位置決め構造がある。
【0003】例えば、シールドケース2の側壁3から回
路基板1に向けて位置決め用爪4を突出形成し、また、
回路基板1には位置決め用爪4が挿入する位置決め用穴
部(貫通孔)5を設ける。そして、シールドケース2の
位置決め用爪4を回路基板1の位置決め用穴部5に挿入
することによって、シールドケース2を回路基板1に位
置決めすることができる。図10(b)には、そのよう
なシールドケース2の位置決め構造の一例が図10
(a)に示すA−A部分の断面図により模式的に示され
ている。また、図10(c)には、位置決め用爪4を位
置決め用穴部5に挿入した状態の一例が回路基板1の裏
面側から見た図により模式的に示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、回路基板1
の位置決め用穴部5は、例えばドリル等の穿孔装置を用
いて形成される。このため、位置決め用穴部5の幅H
は、穿孔装置の加工限界により定まる下限幅よりも狭く
することができない。一方、シールドケース2は平板を
加工して形成されることが多い。このようなシールドケ
ース2には薄型化および軽量化の要求があることから、
シールドケース2を形成する平板の厚みdは薄くなる傾
向にある。
【0005】このために、位置決め用穴部5の幅Hが例
えば0.6mmであるのに対して、位置決め用爪4の厚み
dが例えば0.1mmであるという如く、位置決め用爪4
の厚みdは位置決め用穴部5の幅Hよりも小さくならざ
るを得なくなってきている。
【0006】このようなことから、位置決め用爪4を位
置決め用穴部5に挿入し易いという利点がある。しか
し、位置決め用爪4が位置決め用穴部5の内部で遊び易
く、シールドケース2ががたついて当該シールドケース
2を回路基板1に精度良く位置決めすることができない
という問題が生じる。
【0007】この問題を解決するための手段として、例
えば図11(a)、(b)に示すようなシールドケース
2の位置決め構造が考えられる。この位置決め構造で
は、シールドケース2には、互いに対向する少なくとも
一対の位置決め用爪4(4a,4b)が形成されてい
る。それら位置決め用爪4をそれぞれ回路基板1の対応
する位置決め用穴部5に挿入した際に、それら位置決め
用爪4a,4bが共に位置決め用穴部5の外側内壁面6
a(あるいは内側内壁面6b)に当接する構成と成して
いる。
【0008】このような構成とすることによって、位置
決め用爪4が位置決め用穴部5の内部で遊ぶ事態を防止
することができて、シールドケース2をがたつきなく回
路基板1に精度良く位置決めすることができる。しかし
ながら、この構成では、位置決め用爪4の表面あるいは
裏面のほぼ全面が位置決め用穴部5の内壁面に当接す
る。このために、位置決め用爪4を位置決め用穴部5に
挿入する際に、位置決め用爪4と位置決め用穴部5間の
摩擦抵抗が大きく、位置決め用爪4を位置決め用穴部5
にスムーズに挿入し難いという問題がある。
【0009】そこで、この問題を解決し、かつ、シール
ドケース2を回路基板1に精度良く位置決めする手段と
して、例えば、図12に示すように、位置決め用穴部5
の開口形状を真円形状に形成することが考えられる。し
かし、そのように位置決め用穴部5を真円形状に形成し
た場合には、位置決め用穴部5の開口形状を長穴形状に
形成する場合に比べて、回路基板1のデッドスペース
(部品の搭載や回路パターンの形成ができない領域)が
大きくなるという問題がある。
【0010】上記のように、従来の位置決め構造では、
[1]シールドケース2を回路基板1に精度良く位置決め
することと、[2]位置決め用爪4を位置決め用穴部5に
挿入し易いことと、[3]回路基板1のデッドスペースを
小さくすることとの3条件を全て満足に満たすことがで
きるものはなかった。
【0011】本発明は上記課題を解決するために成され
たものであり、その目的は、上記[1]〜[3]の3条件を
全て満たすことが可能な例えばシールドケースと回路基
板等の部材相互の位置決め構造を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明は次に示す構成をもって前記課題を解決す
るための手段としている。すなわち、第1の発明は、平
板を加工して形成される第一の部材を第二の部材に位置
決めするための構造であって、上記第一の部材には上記
第二の部材に向けて位置決め用爪が突出形成され、上記
第二の部材には上記第一の部材の位置決め用爪が挿入す
る位置決め用穴部が形成されており、上記第一の部材の
位置決め用爪は、当該爪の突出縦方向に略直交する横方
向面での断面形状が、一側端部と他側端部を結ぶ直線よ
りも中央部が張り出している山形形状と成しており、上
記第一の部材が第二の部材に位置決めされる構成と成
し、この位置決め構成は、上記位置決め用爪の少なくと
も山形形状両端の側縁部と上記第二の部材の位置決め用
穴部の内壁面との当接構成と、上記位置決め用爪の少な
くとも山形形状両端の側縁部と上記第二の部材の位置決
め用穴部の内壁面との微小間隙を介した近接配置構成と
の一方を有する構成をもって前記課題を解決する手段と
している。
【0013】第2の発明は、第1の発明の構成を備え、
第一の部材は、プレス加工により、四角形状の基面部の
周縁部に側壁が立設している形状と成し、この第一の部
材における4つの角部のうちの少なくとも1つに位置決
め用爪が突出形成されており、上記位置決め用爪は、当
該爪の突出縦方向に略直交する横方向面での断面形状が
略円弧形状と成していることを特徴として構成されてい
る。
【0014】第3の発明は、平板を加工して形成される
第一の部材を第二の部材に位置決めするための構造であ
って、上記第一の部材には上記第二の部材に向けて位置
決め用爪が突出形成され、上記第二の部材には上記第一
の部材の位置決め用爪が挿入する位置決め用穴部が形成
されており、上記第一の部材の位置決め用爪は、側縁部
が折り曲げられて当該爪の突出縦方向に略直交する横方
向面での断面形状が略コ字形状形状と成しており、上記
第一の部材が第二の部材に位置決めされる構成と成し、
この位置決め構成は、上記位置決め用爪の少なくとも略
コ字形状両端の端面と上記第二の部材の位置決め用穴部
の内壁面との当接構成と、上記位置決め用爪の少なくと
も略コ字形状両端の端面と上記第二の部材の位置決め用
穴部の内壁面との微小間隙を介した近接配置構成との一
方を有する構成と成していることを特徴として構成され
ている。
【0015】第4の発明は、第3の発明の構成を備え、
位置決め用爪の側縁部における折り曲げ部分の先端面の
下方部には、当該位置決め用爪を第二の部材の位置決め
用穴部の位置決め位置に導くためのテーパがつけられて
いることを特徴として構成されている。
【0016】第5の発明は、第1〜第4の発明の何れか
1つの発明の構成を備え、位置決め用爪の先端部は先細
り形状と成していることを特徴として構成されている。
【0017】第6の発明は、第1〜第5の発明の何れか
1つの発明の構成を備え、第一の部材の位置決め用爪と
第二の部材の位置決め用穴部によって第一の部材が第二
の部材に位置決めされている状態において、上記位置決
め用爪の山形形状の張り出し先端部又は略コ字形状の基
面部と、第二の部材の位置決め用穴部の中央部とが略一
致していることを特徴として構成されている。
【0018】第7の発明は、第1〜第6の発明の何れか
1つの発明の構成を備え、第二の部材は回路基板であ
り、第一の部材は、上記回路基板に形成される回路をシ
ールドするシールドケースであることを特徴として構成
されている。
【0019】この発明では、位置決め用爪は、当該爪の
突出縦方向に略直交する横方向面での断面形状が、山形
形状あるいは略コ字形状と成している。この位置決め用
爪の山形形状両端の側縁部あるいは略コ字形状両端の端
面が位置決め用穴部の内壁面に当接するか、又は、微小
間隙を介し近接配置することにより、第一の部材が第二
の部材に位置決めされる。
【0020】このように、位置決め用爪の一部分が位置
決め用穴部の内壁面に当接するか、又は、微小間隙を介
し近接配置することにより、位置決め用爪の配置位置が
規制されるので、その位置決め用爪と位置決め用穴部に
よって、第一の部材を第二の部材に精度良く位置決めす
ることができる。換言すれば、前記[1]の条件を満たす
ことができる。
【0021】また、この発明では、図11に示すような
従来の位置決め構造に比べて、位置決め用爪と位置決め
用穴部の当接面積を小さくすることができる。このた
め、位置決め用爪を位置決め用穴部に挿入する際の摩擦
抵抗が小さくなり、位置決め用爪を位置決め用穴部に挿
入し易くなる。つまり、前記[2]の条件を満たすことが
可能である。
【0022】さらに、この発明では、位置決め用穴部は
円形状に限定されないので、例えば位置決め用穴部を長
穴形状とすることによって、円形状の位置決め用穴部に
起因した問題、つまり、第一の部材の取り付け相手であ
る第二の部材のデッドスペースが大きくなるという問題
を回避することができる。つまり、前記[3]の条件を満
たすことができる。
【0023】以上のように、この発明では、前記[1]〜
[3]の3条件を全て満たすことが容易となる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下に、この発明に係る実施形態
例を図面に基づいて説明する。
【0025】図1(a)には第1実施形態例の部材相互
の位置決め構造が斜視図により示されている。この第1
実施形態例では、第二の部材である回路基板1に、第一
の部材であるシールドケース2を位置決めするための構
造の一例を説明する。
【0026】この第1実施形態例では、シールドケース
2は平板を加工して形成されるものであり、四角形状の
基面部2aと、この基面部2aの周縁部に立設する側壁
3とを有して構成されている。このシールドケース2の
4つの角部には、それぞれ、この第1実施形態例におい
て最も特徴的な位置決め用爪4が回路基板1に向けて突
出形成されている。また、回路基板1には、シールドケ
ース2の各位置決め用爪4に一対一に対応する位置決め
用穴部(貫通孔)5が形成されている。
【0027】この第1実施形態例では、各位置決め用爪
4がそれぞれ対応する位置決め用穴部5に挿入されて、
シールドケース2が回路基板1に位置決めされている。
【0028】図1(b)には位置決め用爪4を位置決め
用穴部5に挿入した状態の一例が回路基板1の裏面側か
ら見た図により模式的に示されている。図1(c)には
図1(a)に示すB−B部分の断面図が示されている。
図1(d)には図1(a)に示すC−C部分の断面図が
示されている。これらの図に示されるように、位置決め
用爪4は、当該爪の突出縦方向αに略直交する横方向面
での断面形状が、一側端部7aと他側端部7bを結ぶ直
線よりも中央部が外向きに張り出している略円弧の山形
形状と成している。また、位置決め用穴部5は長穴形状
と成し、直線部10と、その両端側に形成される円弧部
11(11a,11b)とを有して構成されている。
【0029】この第1実施形態例では、4つの位置決め
用爪4をそれぞれ対応する位置決め用穴部5に挿入した
際に、各位置決め用爪4の円弧形状両端の側縁部7a,
7bが上記位置決め用穴部5の内側内壁面6bに当接す
るか、又は、微小間隙を介し近接配置する構成と成して
いる。この構成のために、各位置決め用爪4が位置決め
用穴部5の内部で幅方向(A方向)に変位することを防
止することができる。
【0030】また、位置決め用穴部5の直線部10の長
さLは位置決め用爪4の側縁部7a,7b間の間隔L
とほぼ等しくなっている。このため、位置決め用爪4
の側縁部7a,7bはそれぞれ位置決め用穴部5の直線
部10と円弧部11との境界部分の内壁面に当接する
か、又は、微小間隙を介し近接配置することとなる。こ
の構成により、位置決め用穴部5の円弧部11の曲壁面
16は位置決め用爪4の側縁部7a,7bのストッパー
として機能して、位置決め用爪4が位置決め用穴部5の
長手方向(B方向)に動くことを規制する。
【0031】したがって、各位置決め用爪4は、位置決
め用穴部5の内部において、当該位置決め用穴部5の幅
方向にも長手方向にも殆ど変位することができない構成
と成している。よって、シールドケース2をがたつきな
く回路基板1に精度良く位置決めすることができる。な
お、上記のように位置決めした後に、例えば半田等によ
ってシールドケース2は回路基板1に固定される。
【0032】この第1実施形態例では、上記の如く、位
置決め用爪4の側縁部7a,7bだけが位置決め用穴部
5の内壁面に当接するか、又は、微小間隙を介し近接配
置する構成であるために、位置決め用爪4と位置決め用
穴部5の内壁面との当接面積が非常に狭い。このため、
位置決め用爪4を位置決め用穴部5に挿入する際に、位
置決め用爪4と位置決め用穴部5間の摩擦抵抗が非常に
小さく、位置決め用爪4を位置決め用穴部5に挿入し易
くなる。
【0033】このように、位置決め用爪4を断面円弧形
状に形成しただけでも、位置決め用爪4を位置決め用穴
部5に挿入し易くなるが、この第1実施形態例では、よ
り一層の挿入し易さを得るために、次に示すような手段
が講じられている。
【0034】すなわち、位置決め用爪4が位置決め用穴
部5に挿入されてシールドケース2が回路基板1に位置
決めされている状態において、位置決め用爪4の円弧の
張り出し先端部12と、位置決め用穴部5の中央部とが
略一致する構成と成している。また、位置決め用爪4の
先端部を円弧状として先細り形状に形成している。
【0035】このような構成としたために、位置決め用
爪4を位置決め用穴部5に挿入する際には、例えば、位
置決め用爪4の円弧の張り出し先端部12を位置決め用
穴部5のほぼ中央部に合わせて、位置決め用爪4を位置
決め用穴部5に挿入する。このとき、位置決め用爪4の
張り出し先端部12の位置が位置決め用穴部5の中央部
からずれても、上記の如く位置決め用爪4は先細り形状
であるので、位置決め用爪4が位置決め用穴部5の開口
端縁にぶつからずに、位置決め用爪4の先端部分を位置
決め用穴部5の内部に挿入することができる。そして、
さらに位置決め用爪4を位置決め用穴部5に挿入し続け
ると、位置決め用爪4の先端端面の一部が位置決め用穴
部5の開口端縁にぶつかる。しかし、先端部の円弧形状
に起因して位置決め用爪4は先端端面を位置決め用穴部
5の開口端縁に摺動させながら、位置決め用穴部5の内
部に挿入し続けることができる。しかも、それにより、
位置決め用爪4は位置決め用穴部5の位置決め位置に導
かれて、正規の位置に配置されることとなる。
【0036】ところで、この第1実施形態例では、シー
ルドケース2は次に示すように作製されるものである。
例えば、まず、パンチ等を利用した抜き加工によって、
平板を図2(a)に示す形状に加工する。そして、プレ
ス加工の1種である絞り加工によって、その平板を点線
Kに沿って折り曲げて、その平板から側壁3を形成す
る。このとき、角部には丸みがつけられるので、側壁3
を形成すると同時に、位置決め用爪4にも丸みがつけら
れる。つまり、位置決め用爪4は、爪の突出縦方向αに
略直交する横方向面での断面形状が略円弧形状に加工さ
れることとなる。
【0037】このように平板のプレス加工と同時に位置
決め用爪4のプレス加工が成されるので、製造工程を増
加させることなく、上記特有形状の位置決め用爪4を備
えたシールドケース2を作製することができる。
【0038】この第1実施形態例によれば、上記した特
有な形状の位置決め用爪4によって、シールドケース2
を精度良く回路基板1に位置決めすることができる。か
つ、位置決め用爪4を位置決め用穴部5に挿入し易くす
ることができる。
【0039】また、この第1実施形態例の構成では、位
置決め用穴部5を真円形状に形成する必要はなく、長穴
形状とすることができる。このことから、真円形状に起
因した問題(つまり、回路基板1のデッドスペースが大
きくなるという問題)を防止することができる。
【0040】以上のように、この第1実施形態例におい
て特有な構成を備えることによって、前記[1]の条件
(シールドケース2を回路基板1に精度良く位置決めす
ること)と、前記[2]の条件(位置決め用爪4を位置決
め用穴部5に挿入し易くすること)と、前記[3]の条件
(回路基板1のデッドスペースを小さくすることができ
ること)との3条件を全て満足することが可能となる。
【0041】以下に、第2実施形態例を説明する。な
お、この第2実施形態例の説明において、第1実施形態
例と同一構成部分には同一符号を付し、その共通部分の
重複説明は省略する。
【0042】この第2実施形態例において特徴的なこと
は、図3(a)〜(d)に示されるように、位置決め用
爪4の突出縦方向αに略直交する横方向面での断面形状
が略角形の山形形状と成していることである。それ以外
の構成は、第1実施形態例とほぼ同様である。なお、図
3(a)は、この第2実施形態例において特徴的なシー
ルドケース2の角部を抜き出してシールドケース2の上
方側から見た図である。図3(b)は、位置決め用爪4
を回路基板1の位置決め用穴部5に挿入した状態を回路
基板1の裏面側から見た図である。図3(c)は、図3
(a)に示すB−B部分の断面図である。図3(d)
は、図3(a)に示すC−C部分の断面図である。
【0043】この第2実施形態例では、上記の如く、シ
ールドケース2の4つの角部の各位置決め用爪4はそれ
ぞれ断面角形の山形形状と成している。これら各位置決
め用爪4をそれぞれ対応する回路基板1の位置決め用穴
部5に挿入した場合に、各位置決め用爪4の山形形状両
端の側縁部7a,7bが位置決め用穴部5の内側内壁面
6bに当接するか、又は、微小間隙を介し近接配置する
構成と成している。この構成によって、位置決め用爪4
は位置決め用穴部5の幅方向(A方向)の位置が規制さ
れる。
【0044】また、この第2実施形態例においても、第
1実施形態例と同様に、位置決め用穴部5の直線部10
の長さLと、位置決め用爪4の側縁部7a,7b間の
間隔Lとはほぼ等しくなっている。これにより、位置
決め用爪4の側縁部7a,7bはそれぞれ位置決め用穴
部5の直線部10と円弧部11との境界部分の内壁面に
当接するか、又は、微小間隙を介し近接配置することと
なる。このため、位置決め用穴部5の円弧部11がスト
ッパーとして機能して、位置決め用爪4は位置決め用穴
部5の長手方向(B方向)の位置が規制される。
【0045】このように、位置決め用爪4は、位置決め
用穴部5の内部において、幅方向(A方向)の位置も長
手方向(B方向)の位置も規制されるので、シールドケ
ース2のがたつきを無くすことができる。よって、シー
ルドケース2を回路基板1に精度良く位置決めすること
ができる。
【0046】また、位置決め用爪4を位置決め用穴部5
に挿入した状態において、位置決め用爪4の角形の張り
出し先端部12と、位置決め用穴部5の中央部とが略一
致する構成と成している。さらに、位置決め用爪4の先
端部には、側縁部7a,7b側から先端中央部に向かう
方向のテーパがつけられており、当該位置決め用爪4の
先端部は先細り形状と成している。これらの構成によっ
て、位置決め用爪4を位置決め用穴部5に、よりスムー
ズに挿入し易くすることができる。
【0047】この第2実施形態例においても、第1実施
形態例と同様に、前記[1]〜[3]の3条件を全て満足す
ることが可能なシールドケース2の位置決め構造を提供
することができる。
【0048】以下に、第3実施形態例を説明する。な
お、この第3実施形態例の説明において、前記各実施形
態例と同一構成部分には同一符号を付し、その共通部分
の重複説明は省略する。
【0049】図4(a)には第3実施形態例において特
徴的な位置決め用爪4がシールドケース2の中央部側か
ら見た状態により示されている。図4(b)には位置決
め用爪4が図4(a)に示すA−A部分の断面図により
示されている。これらの図に示されるように、シールド
ケース2の4つの角部の各位置決め用爪4は側縁部が内
向きに折り曲げられて、当該位置決め用爪4は、該爪の
突出縦方向αに略直交する横方向面での断面形状が略コ
字形状と成している。それ以外の構成は前記各実施形態
例とほぼ同様である。
【0050】この第3実施形態例では、各位置決め用爪
4を位置決め用穴部5に挿入した際に、図4(c)に示
されるように、位置決め用爪4の略コ字形状両端の端面
8a,8bが位置決め用穴部5の内側内壁面6bに当接
するか、又は、微小間隙を介し近接配置する。
【0051】また、位置決め用穴部5の直線部10の長
さLと、位置決め用爪4の略コ字形状両端の端面8
a,8b間の間隔Lとがほぼ等しくなっている。この
ため、位置決め用爪4の端面8a,8bは位置決め用穴
部5の直線部10と円弧部11との境界部分の内壁面に
当接するか、又は、微小間隙を介し近接配置することと
なる。
【0052】上記のような状態で位置決め用爪4が位置
決め用穴部5に挿入されることから、上記各実施形態例
と同様に、位置決め用爪4は、位置決め用穴部5の内部
において、幅方向(A方向)の位置も長手方向(B方
向)の位置も規制されることとなる。よって、シールド
ケース2を回路基板1に精度良く位置決めすることがで
きる。
【0053】さらに、この第3実施形態例では、位置決
め用爪4を位置決め用穴部5に挿入した状態において、
位置決め用爪4の略コ字形状の基面部13と、位置決め
用穴部5の中央部とが略一致する構成と成している。ま
た、位置決め用爪4の先端部には丸みがつけられて先細
り形状と成している。これらの構成によって、位置決め
用爪4を位置決め用穴部5に挿入し易くすることができ
る。
【0054】この第3実施形態例においても、前記各実
施形態例と同様に、前記[1]〜[3]の3つの条件を全て
満たすことが可能なシールドケース2の位置決め構造を
得ることができる。
【0055】以下に、第4実施形態例を説明する。この
第4実施形態例では、図5(a)の位置決め用爪4の側
面図および図5(b)の位置決め用爪4の斜視図に示さ
れるように、位置決め用爪4の折り曲げ部分14の形状
に特徴がある。それ以外の構成は第3実施形態例とほぼ
同様である。この第4実施形態例の説明において、第3
実施形態例と同一構成部分には同一符号を付し、その共
通部分の重複説明は省略する。
【0056】この第4実施形態例では、位置決め用爪4
の折り曲げ部分14の先端面8a,8bの下方部には、
テーパがつけられている。このテーパは位置決め用爪4
を位置決め用穴部5の位置決め位置に導くためのもので
ある。
【0057】この第4実施形態例では、第3実施形態例
と同様な効果を奏することができる上に、位置決め用爪
4の折り曲げ部分14の下方部にテーパをつけたので、
第3実施形態例よりも、位置決め用爪4を位置決め用穴
部5にスムーズに挿入することができる。
【0058】なお、この発明は上記各実施形態例に限定
されるものではなく、様々な実施の形態を採り得る。例
えば、上記各実施形態例では、位置決め用爪4はシール
ドケース2に4個設けられていたが、位置決め用爪4を
上記各実施形態例に示した特有な形状とすることによっ
て、2個以上はもちろんのこと、位置決め用爪4を1個
設けるだけでも、シールドケース2を回路基板1に位置
決めすることができる。
【0059】そのように1個の位置決め用爪4でシール
ドケース2を位置決めする場合には、例えば、位置決め
用爪4と位置決め用穴部5が図6(a)〜(c)に示さ
れるような関係となるように構成されることとなる。つ
まり、位置決め用爪4が断面円弧あるいは断面角形とい
うような山形形状である場合には、その位置決め用爪4
が3箇所以上でもって位置決め用穴部5の内壁面に当接
するか、又は、微小間隙を介し近接配置するように構成
される。また、位置決め用爪4が断面略コ字形状である
場合には、略コ字形状の両端端面8a,8bおよび基面
部13が位置決め用穴部5の内壁面に当接するか、又
は、微小間隙を介し近接配置するように構成される。
【0060】このように、本発明は位置決め用爪を上述
したような特有形状とすることによって、位置決め用爪
の形成数を限定することなく、第一の部材(シールドケ
ース2)を第二の部材(回路基板1)に位置決めするこ
とができる。つまり、位置決め用爪の形成数は適宜設定
することができ、数に限定されるものではない。
【0061】また、上記各実施形態例では、位置決め用
爪4はシールドケース2の角部に形成されていたが、位
置決め用爪4の形成位置は特に限定されるものではな
い。例えば、図7に示されるように、シールドケース2
の基面部2aの一部分を切り起こし加工して上記各実施
形態例に示したような特有形状の位置決め用爪4を形成
してもよい。また、図8に示されるように、シールドケ
ース2の側壁3から上記特有形状の位置決め用爪4を突
出形成させてもよい。なお、位置決め用爪4を角部以外
の位置に設ける場合には、平板をプレス加工して側壁3
を形成すると同時に位置決め用爪4の形状の加工を行う
ことが難しいので、例えば、側壁3のプレス加工の前
に、位置決め用爪4を断面山形形状あるいは断面略コ字
形状等に加工することが好ましい。
【0062】さらに、上記各実施形態例では、位置決め
用爪4は外向きに張り出す、あるいは、略コ字形状の基
面部2aが外側であったが、内向きに張り出す、あるい
は、略コ字形状の基面部2aを内側にしてもよい。この
場合には、位置決め用爪4の山形形状両端の側縁部7
a,7bあるいは略コ字形状両端の端面8a,8bは、
位置決め用穴部5の外側内壁面6aに当接するか、又
は、微小間隙を介し近接配置する構成と成す。
【0063】さらに、上記各実施形態例では、位置決め
用爪4の先端部を先細り形状としていたが、位置決め用
爪4は、図1(c)、(d)の点線や、図3(c)、
(d)の点線や、図5(b)の点線に示されるように、
基端部側から先端部側に渡って等幅としてもよい。
【0064】さらに、上記各実施形態例では、位置決め
用爪4を位置決め用穴部5に挿入した状態において、位
置決め用爪4の山形形状の張り出し先端部12あるいは
略コ字形状の基面部13と、位置決め用穴部5の中央部
とが略一致する構成であったが、挿入状態の位置決め用
爪4と位置決め用穴部5の関係は、例えば、位置決め用
爪4の形成数や、位置決め用爪4の形成位置等を考慮し
て適宜設定されるものであり、上記各実施形態例に示し
た関係に限定されるものではない。
【0065】さらに、上記各実施形態例では、シールド
ケース2を回路基板1に位置決めする例を示したが、本
発明は、回路基板1とシールドケース2の位置決めに限
定されるものではない。例えば、本発明は、図9の断面
図に示されるような下側シールドケース20と上側シー
ルドケース21の位置決めにも適用することができる。
その図9に示す例では、上記特有な形状の位置決め用爪
4は、第一の部材である上側シールドケース21に突出
形成され、第二の部材である下側シールドケース20に
は位置決め用穴部(凹部)5が形成される。位置決め用
爪4が位置決め用穴部5に挿入することにより、上側シ
ールドケース21が下側シールドケース20に位置決め
される。なお、図9に示す符号22は回路基板であり、
この回路基板22は下側シールドケース20と上側シー
ルドケース21によってシールドされている。
【0066】
【発明の効果】この発明によれば、第一の部材の位置決
め用爪は、当該爪の突出縦方向に略直交する横方向面で
の断面形状が山形形状又は略コ字形状と成し、この位置
決め用爪の少なくとも山形形状両端の側縁部あるいは略
コ字形状両端の端面が第二の部材の位置決め用穴部の内
壁面に当接するか、又は、微小間隙を介し近接配置して
第一の部材が第二の部材に位置決めされる構成とした。
この構成により、上記位置決め用爪が位置決め用穴部の
内部で動くことを防止することができて、第一の部材を
がたつきなく精度良く第二の部材に位置決めすることが
できる。
【0067】また、上記の如く、位置決め用爪の山形形
状両端の側縁部あるいは略コ字形状両端の端面が、位置
決め用穴部の内壁面に当接するか、又は、微小間隙を介
し近接配置して第一の部材の位置決めが成されるので、
位置決め用爪と位置決め用穴部の内壁面との当接面積を
小さくすることができる。これにより、位置決め用爪を
位置決め用穴部に挿入する際に、それら位置決め用爪と
位置決め用穴部の内壁面との摩擦抵抗を低減することが
できて、位置決め用爪を位置決め用穴部に挿入し易くす
ることができる。
【0068】さらに、位置決め用穴部は開口形状を真円
形状に形成しなくてもよいので、真円形状の位置決め用
穴部に起因した第二の部材のデッドスペース問題を回避
することが可能となる。
【0069】上記のように、この発明は、[1]第一の部
材を第二の部材に精度良く位置決めすることと、[2]位
置決め用爪を位置決め用穴部に挿入し易くすることと、
[3]第二の部材のデッドスペースを小さくすることとの
3つの条件を全て満たすことが可能になるものである。
【0070】本発明は、上記の如く、位置決め用爪と位
置決め用穴部を利用した簡単な構成でもって、第一の部
材を第二の部材に精度良く位置決めすることができる。
このことから、本発明は、例えば、微細な第一の部材で
あるシールドケースと、第二の部材である回路基板との
位置決めに非常に有効である。
【0071】第一の部材の4つの角部の少なくとも1つ
に位置決め用爪が突出形成されており、その位置決め用
爪は、爪の突出縦方向に略直交する横方向面での断面形
状が略円弧の山形形状と成しているものにあっては、側
壁を形成するプレス加工と、位置決め用爪の加工と同時
に行うことが可能となり、これにより、製造工程を増加
することなく、上記特有形状の位置決め用爪を備えた第
一の部材を作製することができる。
【0072】位置決め用爪の側縁部を折り曲げて当該位
置決め用爪が断面略コ字形状に形成されており、その折
り曲げ部分の下方部にはテーパが形成されているものに
あっては、位置決め用爪を位置決め用穴部に挿入する際
に、例えば、位置決め用爪の折り曲げ部の下方部が上記
位置決め用爪の開口端縁に引っ掛かっても、上記テーパ
によって、位置決め用爪は位置決め用穴部の位置決め位
置に導かれる。このように、位置決め用爪を位置決め用
穴部にスムーズに挿入することができる。
【0073】位置決め用爪の先端部が先細り形状と成し
ているものや、位置決め用爪が位置決め用穴部に挿入さ
れている状態において位置決め用爪の張り出し先端部又
は略コ字形状の基面部と、位置決め用穴部の中央部とが
略一致しているものにあっては、位置決め用爪を位置決
め用穴部に、より一層挿入し易くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態例の部材相互の位置決め構造を説
明するための図である。
【図2】第1実施形態例において特徴的なシールドケー
スの作製手法を説明するための図である。
【図3】第2実施形態例において特徴的な位置決め用爪
を説明するための図である。
【図4】第3実施形態例において特徴的な位置決め用爪
を説明するための図である。
【図5】第4実施形態例において特徴的な位置決め用爪
を説明するための図である。
【図6】位置決め用爪と位置決め用穴部のその他の関係
例を示す説明図である。
【図7】位置決め用爪のその他の配置例を説明するため
の図である。
【図8】さらに、位置決め用爪のその他の配置例を説明
するための図である。
【図9】その他の実施形態例を説明するための図であ
る。
【図10】シールドケースの位置決め構造の従来例を示
すモデル図である。
【図11】その他の従来例を示す説明図である。
【図12】さらに、その他の従来例を説明するための図
である。
【符号の説明】
1 回路基板 2 シールドケース 4 位置決め用爪 5 位置決め用穴部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平板を加工して形成される第一の部材を
    第二の部材に位置決めするための構造であって、上記第
    一の部材には上記第二の部材に向けて位置決め用爪が突
    出形成され、上記第二の部材には上記第一の部材の位置
    決め用爪が挿入する位置決め用穴部が形成されており、
    上記第一の部材の位置決め用爪は、当該爪の突出縦方向
    に略直交する横方向面での断面形状が、一側端部と他側
    端部を結ぶ直線よりも中央部が張り出している山形形状
    と成しており、上記第一の部材が第二の部材に位置決め
    される構成と成し、この位置決め構成は、上記位置決め
    用爪の少なくとも山形形状両端の側縁部と上記第二の部
    材の位置決め用穴部の内壁面との当接構成と、上記位置
    決め用爪の少なくとも山形形状両端の側縁部と上記第二
    の部材の位置決め用穴部の内壁面との微小間隙を介した
    近接配置構成との一方を有することを特徴とした部材相
    互の位置決め構造。
  2. 【請求項2】 第一の部材は、プレス加工により、四角
    形状の基面部の周縁部に側壁が立設している形状と成
    し、この第一の部材における4つの角部のうちの少なく
    とも1つに位置決め用爪が突出形成されており、この位
    置決め用爪は、当該爪の突出縦方向に略直交する横方向
    面での断面形状が略円弧形状と成していることを特徴と
    した請求項1記載の部材相互の位置決め構造。
  3. 【請求項3】 平板を加工して形成される第一の部材を
    第二の部材に位置決めするための構造であって、上記第
    一の部材には上記第二の部材に向けて位置決め用爪が突
    出形成され、上記第二の部材には上記第一の部材の位置
    決め用爪が挿入する位置決め用穴部が形成されており、
    上記第一の部材の位置決め用爪は、側縁部が折り曲げら
    れて当該爪の突出縦方向に略直交する横方向面での断面
    形状が略コ字形状形状と成しており、上記第一の部材が
    第二の部材に位置決めされる構成と成し、この位置決め
    構成は、上記位置決め用爪の少なくとも略コ字形状両端
    の端面と上記第二の部材の位置決め用穴部の内壁面との
    当接構成と、上記位置決め用爪の少なくとも略コ字形状
    両端の端面と上記第二の部材の位置決め用穴部の内壁面
    との微小間隙を介した近接配置構成との一方を有するこ
    とを特徴とした部材相互の位置決め構造。
  4. 【請求項4】 位置決め用爪の側縁部における折り曲げ
    部分の先端面の下方部には、当該位置決め用爪を第二の
    部材の位置決め用穴部の位置決め位置に導くためのテー
    パがつけられていることを特徴とした請求項3記載の部
    材相互の位置決め構造。
  5. 【請求項5】 位置決め用爪の先端部は先細り形状と成
    していることを特徴とした請求項1乃至請求項4の何れ
    か1つに記載の部材相互の位置決め構造。
  6. 【請求項6】 第一の部材の位置決め用爪と第二の部材
    の位置決め用穴部によって第一の部材が第二の部材に位
    置決めされている状態において、上記位置決め用爪の山
    形形状の張り出し先端部又は略コ字形状の基面部と、第
    二の部材の位置決め用穴部の中央部とが略一致している
    ことを特徴とした請求項1乃至請求項5の何れか1つに
    記載の部材相互の位置決め構造。
  7. 【請求項7】 第二の部材は回路基板であり、第一の部
    材は、上記回路基板に形成される回路をシールドするシ
    ールドケースであることを特徴とした請求項1乃至請求
    項6の何れか1つに記載の部材相互の位置決め構造。
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