JPH0722058Y2 - 電気コネクタ用ガイド装置 - Google Patents

電気コネクタ用ガイド装置

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JPH0722058Y2
JPH0722058Y2 JP1989144055U JP14405589U JPH0722058Y2 JP H0722058 Y2 JPH0722058 Y2 JP H0722058Y2 JP 1989144055 U JP1989144055 U JP 1989144055U JP 14405589 U JP14405589 U JP 14405589U JP H0722058 Y2 JPH0722058 Y2 JP H0722058Y2
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metal fitting
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陽一 柏
高 加茂野
潤 斉藤
嘉一 谷川
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日本エー・エム・ピー株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は電気コネクタ、特にエッジコネクタ等の回路基
板取付け型の電気コネクタ用ガイド装置に関する。
〔従来技術とその問題点〕
電子機器の高性能化、高速化、高密度化が進行するにつ
れて、回路基板(プリント基板)に搭載される電子部品
(デバイス)は益々増加している。主回路基板(母基
板)に搭載されている電子部品により形成される回路を
副回路基板(子基板)に搭載された電子部品により形成
される回路を効果的に相互接続する為に、エッジコネク
タと呼ばれる電気コネクタが最近広く使用されている。
斯る電気コネクタの一例は第4図に示す如く構成されて
いる。複数の開口又はスルーホール10aを有する主回路
基板10の面に電気コネクタの絶縁ハウジング14が搭載さ
れる。ハウジング14は、その長手方向に開口を有し、こ
れと直交関係の多数の端子(コンタクト又は接触子)受
容孔13内に打抜き形成された平板状の端子12が挿入され
る。この端子12は略C字状の接触子部12aと回路基板10
のスルーホール10aに挿入され半田付け固定される接続
端子部25を有する。図示せずも、接続端子部25はハウジ
ング14底面の開口からハウジング14の外部に突出する。
ハウジング14の上面には、開口15両端部から板状部材が
起立し、その内面のテーパ部16a及びこれに続く係合面1
6bを有するラッチ部材16が形成されている。更に、ラッ
チ部材16と直交関係で板状停止部材18が形成され、その
内面には係止用突起18aを有する。
ハウジング14の溝又は開口15内に整列された多数の端子
12のC字状接触部12aの開口に副回路基板6のエッジ、
即ち端面を図示の如き角度で挿入する。その後、その副
回路基板6をハウジング14の開口15内で垂直方向に回動
すると、この基板6の両側端部がラッチ部材16のテーパ
面16aに接触しながら、これを押し拡げ、更に回動する
と係合部16bと係合する。このとき、副回路基板6の開
口6aは停止部材18の突起18aと嵌合し、ハウジング14を
介して両回路基板6,10を完全に固定する。同時に、副回
路基板6のエッジに沿って形成されている接触片8が各
端子12の接触部12aと電気的に接続される。
ここで、ハウジング14と主回路基板10との所定位置合わ
せ及び半田付け作業中の仮止めが必要である。特に、端
子12のピッチが1mm程度の高密度実装型の電気コネクタ
では位置合わせ作業が重要であると共に困難である。こ
の目的の為にハウジング14の下面両端部近傍にガイド装
置、即ちガイドポスト20a,20bがハウジング14と一体に
形成され、夫々主回路基板10のガイド用開口11a,11bと
嵌合する。これらガイドポスト20a,20bと主回路基板10
のガイド用開口11a,11bの大きさに差をつけハウジング1
4が主回路基板10に正しく取り付けられるように方向付
けしている。
しかし、ガイドポスト20a,20bは直径約2mm程度の極めて
小径のポストであるので、これらガイドポスト20a,20b
及び開口11a,11bに十分な寸法差をつけることは困難で
ある。しかも、ガイドポスト20a,20b及び開口11a,11bに
十分高い寸法及び位置精度を得ることは容易ではない。
また、強度が不十分の為に、作業時にガイドポストが破
損する虞れがあった。更に、ガイドポスト20a,20bは一
般に真円でなく、直円の一部を略中心から扇形に切欠く
ことにより少し弾性を付与させているが、主回路基板10
の開口11a,11bと十分な係合保持力及び弾性が得られな
いという問題があった。
従って、本考案はガイドポスト20a,20b及び開口11a,11b
の寸法に厳密な精度を必要とせず、しかもハウジング14
と回路基板10の開口11a,11bとの十分な係合力及び弾性
が得られる新規な電気コネクタ用ガイド(案内保持)装
置を提供することを目的とする。
〔課題解決のための手段〕
本考案の電気コネクタ用ガイド装置によると、ハウジン
グ14のガイドポスト内にその軸方向に溝を形成し、この
溝内に弾性保持金具を埋め込み、この保持金具の先端に
形成した係止部を主回路基板の開口を貫通して基板底面
と係合させる。また、この保持金具を必要に応じて回路
基板の取付開口の周囲の導体パッドに半田付け固定す
る。
〔実施例〕
以下、第1図(A),(B)及び第2図(A),(B)
を参照して本考案による電気コネクタ用ガイド装置の好
適実施例を説明する。尚、説明の便宜上第3図の構成要
素と対応する構成要素には同様の参照符号を附してい
る。
第1図(A)は本考案による電気コネクタ用ガイド装置
の第1実施例のガイドポスト20を含む部分のハウジング
14の長手方向の拡大断面図を示し、第1図(B)は同図
(A)と直角方向の断面図を示す。
第1図(A),(B)から明らかな如く、本考案の第1
実施例の電気コネクタ用ガイド装置は単にハウジング14
と一体に成型されたガイドポスト20のみならず、そのガ
イドポスト20にハウジング14の上面14aからガイドポス
ト20の先端に向かって細長い垂直溝22を形成し、その中
に板状保持金具24を挿入保持するよう構成している。
この保持金具24は例えば弾性金属板を打抜き形成したも
のであり、ハウジング14の溝22の拡大部22aの側面に食
い込み保持されるバーブ26を有する基部28と、この基部
28から互いに離間して下方に伸びる1対の弾性脚部30a,
30bと、自由端部に形成された傾斜面及び係合面を有す
る係合部32a,32bとを有する。この保持金具24の係合部3
2a,32bの一部分はガイドポスト20の外壁から側方に突出
するが、先端部32a,32bは溝22の底面のテーパを有する
凹部22b内に収まり、弾性脚30a,30bの間隔が過度に拡く
のを効果的に阻止するように構成している。
従って、電気コネクタのハウジング14のガイドポスト20
を回路基板10のガイド用開口11に位置合わせし押し下げ
ると、先ずガイドポスト20の先端部のテーパが回路基板
14の開口11の入口に当接して、これを正しく開口11内に
案内する。更に押圧すると、保持金具24の弾性脚30a,30
bの先端の係合部32a,32bの傾斜面が開口11に当接し弾性
脚30a,30bを内側、即ち相互に近付ける方向に偏向させ
る。ハウジング14を更に押し下げると、弾性脚30a,30b
の傾斜面が回路基板10の開口11内を通過するので、弾性
脚30a,30bは元の状態に復帰して係合部32a,32bの比較的
急峻な係合面が回路基板10の開口11の両側の底面と係合
する。この保持金具24は板厚が例えば0.5mm程度の金属
板を用いても、ハウジング14と同じプラスチック材料で
成型されたガイドポスト20のみの保持力に比して十分な
保持強度及び大きな弾力性を有することが容易に理解で
きよう。更に、回路基板10の開口10の周囲に導体パット
を形成し、これに半田付けすることにより保持強度の増
大が可能である。
尚、ハウジング14に方向性を付与する為に、ガイドポス
ト20a,20bの寸法に応じて保持金具24の寸法にも差をつ
けてもよい。更に、第1図の実施例ではハウジング14の
ガイドポスト20位置にハウジング14の上面14aから保持
金具24を挿入用溝22を形成したが、ガイドポスト20の下
(先)端からハウジング14の下面に溝を形成してもよ
い。その場合には、保持金具24はガイドポスト20の先端
側から垂直方向に挿入する。更にまた、ガイドポスト20
はハウジング14の両端部近傍に形成されるので、ハウジ
ング14の両端部からハウジング14の長手方向にガイドポ
スト20位置までスリットを形成し、このスリットに沿っ
て保持金具をガイドポスト20と一致するまで挿入しても
よい。ガイドポスト20はハウジング14の両端以外に、そ
の長手方向に所定間隔で複数個設けてもよい。
第2図(A),(B)は本考案による電気コネクタ用ガ
イド装置の第2実施例の互いに直交方向の拡大断面図で
ある。第1図(A),(B)の構成素子と対応する素子
には同様の参照符号を附している。以下、第1実施例と
の差異についてのみ説明し、その余の部分の説明は省略
する。
保持金具24′の基部28′の項(又は頭)部はハウジング
14の上面から突出するよう形成され、必要に応じてハウ
ジング14の溝22内にハンマーその他の工具で打ち込むこ
とができるようにする。また、弾性脚30a′,30b′は第
1実施例の如く直線状ではなく、くの字状に折り曲げら
れて基板10の開口の略全体にわたり接触すると共に弾性
又はバネ性を改善している。また、係合部32a′,32b′
も全体として滑らかな形状にしている。
第2実施例のガイド装置24′は第1実施例のものよりも
ハウジング14及び基板10の開口の寸法及び位置誤差に対
する許容度が大きく、回路基板10との保持力が大きいと
いう特徴を有する。
次に、第3図を参照して本考案による板状保持金具及び
この保持金具をコネクタハウジングに装着する工具の例
を説明する。
第3図(A)はエッジコネクタ用ハウジング14をガイド
ポスト20の略中央部分で切断した断面図を示す。ハウジ
ング14はガイドポスト20の溝22と連通した溝42を有し、
ハウジング14の上端の開口からこの溝42を介してガイド
ポスト20の溝22内に装着される本考案による電気コネク
タ用ガイド装置に使用する板状保持金具40を示す。ハウ
ジング14の上端には子回路基板を保持する為の例えば金
属製のラッチ部材44が固定されている。
板状保持金具40は基本的には第2図に示す保持金具24′
と類似し、ハウジング14に固定される基板46及び一対の
弾性脚48を有する。しかし、板状保持金具40は基部46の
上端にこの保持金具40を溝22内に装着する為の装着工具
と係合する一対のノッチ状係合部50を具えている。この
ノッチ状係合部50の各ノッチの上部内側には突起を有
し、後述する装着用工具の先端部と係合し自己支持す
る。
好適実施例では、板状保持金具40の板厚は約0.35mmであ
り、各ノッチの幅は約0.6mmであり、深さは約0.8mmであ
る。また、弾性脚48の全長は約4mmである。
第3図(B)には本考案による電気コネクタ用ガイド装
置の板状保持金具40をコネクタハウジング14の溝22内に
装着する為の装着工具52の一例を示す。この工具52は例
えば工具鋼製であり、板状保持金具40のノッチ係合部50
に挿入保持される一対の突起54を有する先端部55と工具
基部56とより成る。装着工具52は手動又はエアーシリン
ダ等の動力で押下げ操作され、基部56の下端はハウジン
グ14の上面へのストッパ作用をする。好ましくは、工具
基部56の下端はハウジング14の上面に当接固定され、先
端部52は工具基部56の開口58内をレバー等の操作により
上下方向に摺動するよう構成されているのがよい。
尚、第3図(B)の装着工具52の先端部55はハウジング
42の溝42と略等しい幅であるが、ノッチ係合部50の各ノ
ッチ幅と等しい一対の板状先端部であってもよい。
〔考案の効果〕
本考案の電気コネクタ用ガイド装置によると、ハウジン
グと一体形成されたガイドポストに巧妙に保持金具を組
み合わせているので、ハウジングのガイドポスト及び回
路基板のガイド用開口の寸法及び位置精度が厳密を要せ
ず、しかもガイド装置の弾性及び保持力を従来のプラス
チック製ガイドポストのみの場合に比して十分大きくす
ることが可能である。更に、一度主回路基板に挿入した
電気コネクタを取外したい場合には、既存の工具を用い
て保持金具24の係合部32a,32bを内方に押圧しながらガ
イドポスト20を押すかハウジング14を引っ張ればよく、
複数回の挿抜に十分耐えることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(A),(B)は本考案による電気コネクタ用ガ
イド装置の第1実施例の互いに直交する方向の拡大断面
図、 第2図(A),(B)は本考案による電気コネクタ用ガ
イド装置の第2実施例の互いに直交方向の拡大断面図、 第3図(A)は本考案による電気コネクタ用ガイド装置
を有するコネクタハウジングの断面図、第3図(B)は
本考案による電気コネクタ用ガイド装置の板状保持金具
をコネクタハウジングに装着する為の装着工具に取付け
た図、 第4図は既に提案されているエッジコネクタの斜視図で
ある。 10……回路基板、14……ハウジング 20……ガイドポスト、22……溝 24,24′,40……板状保持金具 28,28′,46……基部 30,30′,48……弾性脚 50……係合部、52……装着工具
フロントページの続き (56)参考文献 実公 昭52−25666(JP,Y2)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】回路基板に取付けられるハウジングの長手
    方向に多数の接触子を有すると共に少なくとも両端近傍
    に上記回路基板の開口内に挿入固定されるガイドポスト
    を有する電気コネクタにおいて、 上記ガイドポストの少なくとも1個の内部に、その長手
    方向に沿って形成された溝内に挿入固定される板状保持
    金具を具えることを特徴とする電気コネクタ用ガイドポ
    スト装置。
JP1989144055U 1989-11-02 1989-12-15 電気コネクタ用ガイド装置 Expired - Lifetime JPH0722058Y2 (ja)

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JP1989144055U JPH0722058Y2 (ja) 1989-11-02 1989-12-15 電気コネクタ用ガイド装置

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JP12788089 1989-11-02
JP1-127880 1989-11-02
JP1989144055U JPH0722058Y2 (ja) 1989-11-02 1989-12-15 電気コネクタ用ガイド装置

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JPH03100367U JPH03100367U (ja) 1991-10-21
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JPS5225666U (ja) * 1975-08-11 1977-02-23

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