JP2002279503A - 自動販売機 - Google Patents

自動販売機

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JP2002279503A
JP2002279503A JP2001076004A JP2001076004A JP2002279503A JP 2002279503 A JP2002279503 A JP 2002279503A JP 2001076004 A JP2001076004 A JP 2001076004A JP 2001076004 A JP2001076004 A JP 2001076004A JP 2002279503 A JP2002279503 A JP 2002279503A
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JP
Japan
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plate
vending machine
outer door
antitheft
theft
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Pending
Application number
JP2001076004A
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English (en)
Inventor
Shigeo Hakoda
茂雄 箱田
Yoshiaki Kurihara
佳明 栗原
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Sanden Corp
Original Assignee
Sanden Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 防盗板を工具等を用いることなく容易に取付
けることのできる自動販売機を提供する。 【解決手段】 防盗板3を後方に角度θだけ傾けた状態
にして取付部材5の開口部5bに防盗板3の上端側を挿
入することにより、防盗板3の回動軸3aが取付部材5
の支持部5aに受容される。その際、防盗板3の挿入方
向(突片3bに平行な方向)に対する支持部5aの被挿
入部分の厚さBは、防盗板3の回動軸3aと突片3bと
の隙間Aよりもやや小さくなっており、回動軸3aと突
片3bとの間に支持部5aの被挿入部分を受け入れなが
ら回動軸3aが支持部5aに受容される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビン、缶またはペ
ットボトル入り飲料等の商品を販売する自動販売機に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の自動販売機としては、前
面を開口した自動販売機本体と、自動販売機本体の前面
開口部を開閉する外扉と、外扉の所定位置に設けられた
商品取出口とを備え、所定の商品販売操作が行われる
と、自動販売機本体内の商品搬出装置から商品を商品取
出口に搬出するようにしたものが一般的である。
【0003】この自動販売機においては、例えば特開平
10−228567号に記載されているように、商品取
出口内に上端を回動自在に支持された防盗板を設け、商
品取出口から手や異物を挿入するといった不正行為を防
盗板によって阻止するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記防盗板
は商品の盗難等を防止する機能を有する反面、通常の販
売時には商品の取出性を低下させるという欠点があるた
め、盗難が発生し易い場所に設置する自動販売機にのみ
防盗板を別途取付ける場合がある。
【0005】しかしながら、防盗板を別途取付ける場合
には、工具等を用いて商品取出口を分解し、既存の部品
を防盗板取付用の別部品と交換しなれけばならないた
め、防盗板の取付作業が煩雑になるとともに、防盗板以
外にも取付用の別部品を用意しておく必要があり、コス
ト的にも不利であった。また、商品取出口内に予め防盗
板取付用のシャフトを設けておき、必要に応じて防盗板
をシャフトに取付けるようにしたものもあるが、別部品
としてのシャフトを別途取付なければならないため、結
局、前述と同様の欠点を生じていた。
【0006】本発明は前記問題点に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、防盗板を工具等を用
いることなく容易に取付けることのできる自動販売機を
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するために、請求項1では、前面を開口した自動販売機
本体と、自動販売機本体の前面開口部を開閉する外扉と
を備え、外扉の所定位置に商品取出口を設けるととも
に、外扉の内側には商品取出口内に上端を回動自在に支
持された防盗板を設けた自動販売機において、前記商品
取出口内の上部に防盗板の回動軸を支持可能な支持部を
設け、防盗板には回動軸を中心とする所定の角度範囲で
のみ支持部への回動軸の着脱を許容する着脱規制部を設
けている。
【0008】これにより、防盗板を所定の角度範囲で支
持部に着脱することが可能であることから、防盗板の取
付作業を工具等を用いずに行うことができ、取付後は着
脱規制部により防盗板が容易に外れることはない。
【0009】また、請求項2では、請求項1記載の自動
販売機において、前記防盗板を外扉を閉じた状態では回
動軸の着脱を許容する角度に至る前に自動販売機本体内
の所定部位に当接して回動を規制されるように配置して
いる。
【0010】これにより、請求項1の作用に加え、外扉
を閉じると、防盗板を回動しても回動軸の着脱を許容す
る角度に至る前に自動販売機本体内の所定部位に当接し
て回動を規制されることから、外扉を閉じた状態では防
盗板が外れることはない。
【0011】また、請求項3では、請求項1または2記
載の自動販売機において、前記防盗板の回動軸を防盗板
に一体に形成している。
【0012】これにより、請求項1または2の作用に加
え、回動軸としての部品を別途必要としない。
【0013】また、請求項4では、請求項1、2または
3記載の自動販売機において、前記防盗板の着脱規制部
を防盗板に一体に形成している。
【0014】これにより、請求項1、2または3の作用
に加え、着脱規制部としての部品を別途必要としない。
【0015】
【発明の実施の形態】図1乃至図4は本発明の一実施形
態を示すもので、図1は自動販売機の全体斜視図、図2
はその要部分解斜視図、図3は防盗板の取付方法を示す
一部断面側面図、図4は防盗板の動作を示す側面断面図
である。
【0016】この自動販売機は、前面を開口した自動販
売機本体1と、自動販売機本体1の前面開口部を開閉す
る外扉2とを備えている。また、外扉2には商品取出口
2aが設けられ、商品取出口2a内には複数の防盗板3
が設けられている。
【0017】自動販売機本体1内には断熱性の内扉4に
よって開閉する商品収納庫(図示せず)が設けられ、商
品収納庫内にはサーペンタイン等の商品コラム及び商品
搬出装置等が収容されている。また、内扉4の下部には
複数の商品搬出口4aが設けられ、各商品搬出口4aは
それぞれ開閉扉4bが設けられている。即ち、商品コラ
ムから搬出された商品は何れかの商品搬出口4aから搬
出されるようになっている。
【0018】外扉2は自動販売機本体1に回動自在に支
持され、その内面側には金銭処理装置2b等が配置され
ている。商品取出口2aは横長に形成され、外扉2の下
部に配置されている。また、外扉2の内面側には商品取
出口2a内に搬出された商品を受容する商品受け2cが
設けられ、図示していないが外扉2の外面側には商品サ
ンプル,商品選択スイッチ,金銭投入口等が設けられて
いる。
【0019】各防盗板3は商品取出口2aと商品搬出口
4aとの間に位置するように互いに幅方向に配置され、
それぞれ商品取出口2a内の上部に設けられた取付部材
5によって支持されている。防盗板3は金属板を成形し
てなり、その上端には幅方向に延びる回動軸3aが設け
られている。この場合、回動軸3aは防盗板3の上端部
を丸棒状に曲げ加工することによって一体に形成されて
いる。また、防盗板3には回動軸3aの両端部の下方に
それぞれ位置する突片3bが設けられ、各突片3bは着
脱規制部をなす。即ち、各突片3bは回動軸3aとの間
に隙間Aを有して防盗板3の前方に延びている。この場
合、各突片3bは防盗板3の一部を曲げ加工することに
よって一体に形成されている。
【0020】取付部材5は金属板を成形してなり、その
下端には防盗板3の回動軸3aを支持可能な支持部5a
が設けられている。支持部5aは取付部材5の幅方向に
延びる溝状に形成され、取付部材5の下端部を前方に略
U字状に曲げ加工することによって一体に形成されてい
る。また、取付部材5には開口部5bが設けられ、開口
部5bは防盗板3の回動軸3aを挿入可能な幅に形成さ
れている。
【0021】前記防盗板3を取付ける場合には、図3
(a) に示すように防盗板3を後方に角度θだけ傾けた状
態にして取付部材5の開口部5bに防盗板3の上端側を
挿入することにより、防盗板3の回動軸3aが取付部材
5の支持部5aに受容される。その際、防盗板3の挿入
方向(突片3bに平行な方向)に対する支持部5aの被
挿入部分の厚さBは、防盗板3の回動軸3aと突片3b
との隙間Aよりもやや小さくなっており、回動軸3aと
突片3bとの間に支持部5aの被挿入部分を受け入れな
がら回動軸3aが支持部5aに受容される。このように
して防盗板3の回動軸3aを支持部5aに受容した後、
防盗板3を前記角度θよりも小さい角度まで回動する
と、図3(b) に示すように突片3bに平行な方向に対す
る支持部5aの厚さBが防盗板3の隙間Aよりも大きく
なり、回動軸3aが如何なる方向に移動しようとしても
突片3bに規制されて支持部5aから外れることはな
い。即ち、防盗板3は前記角度θ以上まで回動したとき
のみ着脱が可能となる。
【0022】本実施形態では、外扉2を閉じると、図4
に示すように防盗板3を後方へ回動しても、前記回動角
度θに達する前に内扉4に当接して回動を規制されるよ
うになっており、外扉2を閉じた状態では防盗板3が外
れることはない。また、外扉2を開放すれば、防盗板3
を前記角度θまで回動することにより、防盗板3の着脱
が可能となる。尚、通常の販売時においては、商品搬出
口4aから搬出された商品の押圧によって防盗板3が前
方に回動し、商品が商品取出口2aに搬出される。
【0023】このように、本実施形態の自動販売機によ
れば、商品取出口2a内の上部に設けた溝状の支持部5
aに防盗板3の回動軸3aを受容することにより、防盗
板3を取付けるようにしたので、取付作業を工具等を用
いずに極めて容易に行うことができ、防盗板3を必要に
応じて別途取付ける場合には極めて有利である。
【0024】また、防盗板3に設けた突片3bにより、
回動軸3aを中心とする所定の角度θでのみ支持部5a
への回動軸3aの着脱を許容するようにするとともも
に、外扉2を閉じた状態では回動軸3aの前記角度θに
至る前に防盗板3が自動販売機本体1内の所定部位(内
扉4の前面)に当接して回動を規制されるようにしたの
で、防盗板3を後方に回動しても防盗板3が外れること
はなく、不正行為を確実に阻止することができる。
【0025】更に、防盗板3の回動軸3a及び突片3b
をそれぞれ防盗板3に一体に形成したので、部品点数を
少なくすることができ、低コスト化に有利である。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の自動販
売機によれば、防盗板の取付作業を工具等を用いずに極
めて容易に行うことができるので、防盗板を必要に応じ
て別途取付ける場合には極めて有利である。
【0027】また、請求項2の自動販売機によれば、請
求項1の効果に加え、外扉を閉じた状態では防盗板が外
れることがないので、不正行為を確実に阻止することが
できる。
【0028】また、請求項3または4の自動販売機によ
れば、請求項1または2の効果に加え、部品点数を少な
くすることができ、低コスト化に有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す自動販売機の全体斜
視図
【図2】自動販売機の要部分解斜視図
【図3】防盗板の取付方法を示す一部断面側面図
【図4】防盗板の動作を示す側面断面図
【符号の説明】
1…自動販売機本体、2…外扉、2a…商品取出口、3
…防盗板、3a…回動軸、3b…突片、5a…支持部。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前面を開口した自動販売機本体と、自動
    販売機本体の前面開口部を開閉する外扉とを備え、外扉
    の所定位置に商品取出口を設けるとともに、外扉の内側
    には商品取出口内に上端を回動自在に支持された防盗板
    を設けた自動販売機において、 前記商品取出口内の上部に防盗板の回動軸を支持可能な
    支持部を設け、 防盗板には回動軸を中心とする所定の角度範囲でのみ支
    持部への回動軸の着脱を許容する着脱規制部を設けたこ
    とを特徴とする自動販売機。
  2. 【請求項2】 前記防盗板を外扉を閉じた状態では回動
    軸の着脱を許容する角度に至る前に自動販売機本体内の
    所定部位に当接して回動を規制されるように配置したこ
    とを特徴とする請求項1記載の自動販売機。
  3. 【請求項3】 前記防盗板の回動軸を防盗板に一体に形
    成したことを特徴とする請求項1または2記載の自動販
    売機。
  4. 【請求項4】 前記防盗板の着脱規制部を防盗板に一体
    に形成したことを特徴とする請求項1、2または3記載
    の自動販売機。
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