JP2001006040A - 自動販売機の内扉 - Google Patents
自動販売機の内扉Info
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- JP2001006040A JP2001006040A JP11175518A JP17551899A JP2001006040A JP 2001006040 A JP2001006040 A JP 2001006040A JP 11175518 A JP11175518 A JP 11175518A JP 17551899 A JP17551899 A JP 17551899A JP 2001006040 A JP2001006040 A JP 2001006040A
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Abstract
ら抜き取れなくする。 【解決手段】フラッパ本体の前面の上部の略全幅に渡っ
て前方に突出する突起部９ａを設ける。
Description
の商品を販売する自動販売機において、断熱室としてな
る庫内の前面を開閉可能に閉鎖する自動販売機の内扉に
関する。
構成図、図６は従来例の要部断面図を示す。この図５、
図６において、１は内部を断熱区画した商品収納庫２の
庫内に商品収納棚３を収納した本体キャビネット、４
ａ，４はそれぞれ２分割され、商品収納庫２の前面に配
備されるとともに開閉可能な上下の内扉である。５は内
扉４の下部に開口する商品通路であり、該商品通路５は
その開口に嵌め込まれる四角形状の周枠と、内扉４の表
面に当接するフランジ６ａ、周枠の上端側に商品通路５
の一部を閉鎖するように内向きに折り曲げた折り曲げ部
６ｂを有する枠体６により形成される。７は前記の折り
曲げ部６ｂの左右両側から前方に突出させて、上部の周
枠と、前記折り曲げ部６ｂともに前方に開口した軸受８
を形成する弾性体で構成した舌片であり、前記軸受８に
はフラッパ９の上部両端部に形成した軸１１が嵌め込ま
れ、フラッパ９が揺動可能に吊り下げられている。９ａ
は軸１１に後述の取出口から釘抜きなどが差し込まれな
いようにする防盗板であり、防盗板９ａはねじ９ｂによ
りフランジ部６ａに取り付けられている。１２は本体キ
ャビネット１の前面を開閉可能に閉鎖する外扉、１３は
外扉１２の下部に開口し、前面をフラッパ１０で揺動可
能に閉鎖された取出口、１４は商品通路５に吊り下げた
フラッパ９の開度を制限する扉枠、１５は商品を示す。
この図５、図６において、商品１５は本体キャビネット
１の内部を断熱区画して形成した商品収納庫２の内部に
収納した商品収納棚３に種類毎に分別して冷温いずれか
の状態で保存されており、外扉１２の前面の操作部（図
示せず）からの操作により選択された商品１５が前記収
納棚３からシュート上に搬出され、シュート上を転動し
て内扉４に開口した商品通路５に吊り下げたフラッパ９
を押し開けて外扉１２の取出口１３に搬出される。な
お、フラッパ９は扉枠１４により開度が制限されてお
り、フラッパ１０を開いて手を内部に挿入しようとする
のを防止する。
充する商品投入口を閉鎖するのに使用され、商品を補充
する際は下側の内扉４は閉鎖した状態で上側の内扉４Ａ
のみ開放して補充する。
ら手を差し込んで商品を盗むという悪戯に対しては、フ
ラッパ９の開度を扉枠１４により規制することにより対
応しているが、フラッパ９の開度が制限されているの
で、フラッパ９自体を外してしまうという悪質な悪戯も
ある。これは取出口１３から棒状の部材を差し込んでフ
ラッパの軸を軸受から外してフラッパを取り外してしま
うというものである。このような悪戯に対して防盗板９
ａを下方に長くしたり、扉枠１４を取出口１３側に張り
出すことが考えられるが、これらの場合フラッパ９の開
度が制限されることから、商品１５の円滑な搬出が阻害
されるという問題がある。
れたもので、その目的とするところ外扉を閉鎖した状態
ではフラッパを商品通路から抜き取れなくした自動販売
機の内扉を提供することにある。
に請求項１記載の発明は、商品を冷温いずれかの状態で
保存する庫内の前面を開閉可能に閉鎖する断熱性の内扉
を有し、この内扉の下方に開けた角孔に、内扉表面に当
接するフランジを有する四角形状の枠体を嵌め込み商品
通路を形成するとともに、フラッパの上部の両端部に設
けた軸を前記枠体の上部両隅に設けた前方に開口部を有
する軸受に嵌め込こんで吊り下げ、該フラッパが常時は
商品通路を閉鎖しており商品の通過時に商品により押し
開けられるようにし、該フラッパの開放角度がフラッパ
の揺動軌跡位置に突出する扉枠により規制された自動販
売機において、前記フラッパの扉枠と対峙する位置であ
ってフラッパの略全幅に渡って前方に突出する突起部を
設けることを特徴とする。
り外そうとして商品の取出口から棒状部材を差し込もう
としてもフラッパの突起部が邪魔をするので外扉を閉鎖
した状態ではフラッパを取り外すことが困難になり庫内
の商品を盗む悪戯を防止することが可能になる。
項１記載の自動販売機の内扉において、フラッパの軸に
近接して該フラッパが垂下状態のとき、その底面が垂直
方向を向く切り込み部を設けるとともに、該切り込み部
に対向する部分の枠体に、該フラッパを水平状態にして
軸を軸受けに装着する際は切り込み部を素通しし、該フ
ラッパの垂下状態では前記軸を抜け止めを行うストッパ
を設けることを特徴とする。
込む際はフラッパを水平にしてその状態では切り込みの
底部が略水平になるよう構成し、前記切り込み部を枠体
のストッパを素通りさせて軸を軸受に押し込みフラッパ
の使用状態である略垂直状態から商品により押し開けら
れるまでの開度（フラッパが外扉の扉枠に邪魔されてそ
れ以上開かなくなる位置）の範囲では前記切り込み部の
底面は垂直に近い角度を持つのでストッパにより軸が軸
受から外れるのを防止することが可能になる。
要部の断面構成図、図２は図１のＡ矢視図を示す。この
図１、図２において、従来例と同一の符号を付けた部材
はおおよそ同一の機能を有するのでその説明は省略す
る。また、この発明の内扉が適用される自動販売機の構
成は図６と同じであるのでその説明は省略する。この図
１、図２に示す実施例が従来例と相違する点は、フラッ
パ９Ａおである。このフラッパ９Ａは扉枠１４と対峙す
る位置であって、その前面の略全幅に渡って前方に突出
した突起部９ａを設けている。このように、フラッパ９
Ａに突起部９ａをもうけることにより突起部９ａと、外
扉１２の扉枠１４とによって、外扉１２の取出口からフ
ラッパ９Ａの軸１１に通じる通路を遮断して棒状部材を
差し込んでフラッパ９Ａを取り外す悪戯を防止してい
る。
の下部は断面が円弧状で、表面に複数個の補強用の縦リ
ブと縦リブから突起部９ａの下部への補強板を設けた構
造になっている。
の構成を示し、図４（ａ）は図３のフラッパの正面図、
（ｂ）はその側面図、（ｃ）は（ａ）のＸ−Ｘ矢視図を
示す。この図３、図４において、従来例と同一の符号を
付けた部材はおおよそ同一の機能を有するのでその説明
は省略する。また、この図３は外扉を開放した状態の図
を示す。この図３、図４において、６ｂは枠体６の上部
の周枠の部分に突設して後述の軸１１が通常使用状態で
は抜けないようにするストッパ、９Ｂは軸１１に近接し
た両端部に断面がＤ字状になるようにした切り込み部１
０ａを有するとともに、前面の略全幅に渡って前方に突
出した突起部９ａを有するフラッパであり、前記切り込
み部１０ａの底面はフラッパ９Ｂを略水平にした状態で
略水平になるようにしている。
に示す実施例と異なる点は、フラッパの軸を円柱のみと
する代わりに円柱に断面がＤ字状になる切り込み部を設
けるとともに、商品通路の枠体には前記切り込み部に対
向する位置にストッパ６ｂを設けて、フラッパ９Ｂを水
平にして軸受８に軸１１を挿入する際は前記切り込み部
１０ａでストッパ６ｂを躱して素通りし、フラッパ９Ｂ
の垂直位置から商品により押し開けられる常時開位置ま
での開度では切り込み部の底面は水平にならないので切
り込み部１０ａの無い部分がストッパ６ｂに当たって抜
け止めになり、フラッパ９Ｂが外せないようにした点で
ある。
の抜き取りを防ぐので庫内の商品の盗難を防止する効果
がある。
成図
面図、（ｂ）はその側面図、（ｃ）は（ａ）のＸ−Ｘ矢
視図
Claims (2)
- 【請求項１】商品を冷温いずれかの状態で保存する庫内
の前面を開閉可能に閉鎖する断熱性の内扉を有し、この
内扉の下方に開けた角孔に、内扉表面に当接するフラン
ジを有する四角形状の枠体を嵌め込み商品通路を形成す
るとともに、フラッパの上部の両端部に設けた軸を前記
枠体の上部両隅に設けた前方に開口部を有する軸受に嵌
め込こんで吊り下げ、該フラッパが常時は商品通路を閉
鎖しており商品の通過時に商品により押し開けられるよ
うにし、該フラッパの開放角度がフラッパの揺動軌跡位
置に突出する扉枠により規制された自動販売機におい
て、前記フラッパの扉枠と対峙する位置であってフラッ
パの略全幅に渡って前方に突出する突起部を設けること
を特徴とする自動販売機の内扉。 - 【請求項２】請求項１記載の自動販売機の内扉におい
て、フラッパの軸に近接して該フラッパが垂下状態のと
き、その底面が垂直方向を向く切り込み部を設けるとと
もに、該切り込み部に対向する部分の枠体に、該フラッ
パを水平状態にして軸を軸受けに装着する際は切り込み
部を素通しし、該フラッパの垂下状態では前記軸を抜け
止めを行うストッパを設けることを特徴とする自動販売
機の内扉。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17551899A JP3684922B2 (ja) | 1999-06-22 | 1999-06-22 | 自動販売機の内扉 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17551899A JP3684922B2 (ja) | 1999-06-22 | 1999-06-22 | 自動販売機の内扉 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001006040A true JP2001006040A (ja) | 2001-01-12 |
| JP3684922B2 JP3684922B2 (ja) | 2005-08-17 |
Family
ID=15997467
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17551899A Expired - Fee Related JP3684922B2 (ja) | 1999-06-22 | 1999-06-22 | 自動販売機の内扉 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3684922B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002279503A (ja) * | 2001-03-16 | 2002-09-27 | Sanden Corp | 自動販売機 |
-
1999
- 1999-06-22 JP JP17551899A patent/JP3684922B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002279503A (ja) * | 2001-03-16 | 2002-09-27 | Sanden Corp | 自動販売機 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3684922B2 (ja) | 2005-08-17 |
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