JP2002278232A - 現像装置及び画像形成機 - Google Patents

現像装置及び画像形成機

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JP2002278232A
JP2002278232A JP2001074136A JP2001074136A JP2002278232A JP 2002278232 A JP2002278232 A JP 2002278232A JP 2001074136 A JP2001074136 A JP 2001074136A JP 2001074136 A JP2001074136 A JP 2001074136A JP 2002278232 A JP2002278232 A JP 2002278232A
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conveying
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Yoshiyuki Asakawa
善行 浅川
Hiroyoshi Tode
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トナーの逆流を防止しかつ円滑な循環を遂行
すること。 【解決手段】 ハウジング2内には、第1及び第2搬送
路20、22が隔壁23により仕切られて形成され、隔
壁23の両端外側には連通路24、25が配設され、第
1搬送路20には第1撹拌搬送部材30が配設され、第
2搬送路22には第2撹拌搬送部材40が配設されてい
る現像装置100及び該装置100を備えた複写機20
0。第1撹拌搬送部材30にはパドル本体部36が配設
され、第2撹拌搬送部材40にはパドル本体部46、4
8が配設されている。第2撹拌搬送部材40に配設され
たパドル本体部46、48は、連通路24に対向する上
流端部領域を除く他の領域に配設されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、感光体ドラムの外
周面に形成された静電潜像をトナー像に現像する現像装
置、及び該現像装置を備えた画像形成機、例えば、静電
複写機、レーザプリンタ、ファクシミリ等の画像形成機
に関する。
【0002】
【従来の技術】画像形成機、例えば静電複写機において
は、感光体ドラムの外周面に静電潜像を形成し、次いで
現像装置によって静電潜像をトナー像に現像し、このト
ナー像を普通紙等の用紙に転写する画像形成工程が遂行
される。現像装置は、例えば一成分磁性トナーからなる
現像剤を収容する現像ハウジングと、現像ハウジング内
の現像剤を感光体ドラムの外周面に形成された静電潜像
に適用するための現像剤適用手段と、現像ハウジング内
の現像剤を撹拌搬送する撹拌搬送手段とを備えている。
現像剤適用手段は、円筒状のスリーブ部材と、スリーブ
部材内に配設された静止磁石部材とを含んでいる。現像
ハウジング内には、スリーブ部材に沿って平行に延在す
る第1搬送路と、第1搬送路に平行に延在する第2搬送
路とが隔壁により仕切られて形成されている。隔壁の長
手方向両端の外側には、それぞれ第1搬送路と第2搬送
路とを連通する連通路が配設されている。撹拌搬送手段
は、第1搬送路に配設された第1撹拌搬送手段と、第2
搬送路に配設された第2撹拌搬送手段とを備えている。
第1撹拌搬送手段は、回転軸及び回転軸に配設された螺
旋羽根を含む第1撹拌搬送部材を備え、また、第2撹拌
搬送手段は、回転軸及び回転軸に配設された螺旋羽根を
含む第2撹拌搬送部材を備えている。スリーブ部材及び
第1撹拌搬送部材のレイアウトの一つの典型例は、第1
撹拌搬送部材の軸心がスリーブ部材の軸心よりも下方位
置に配置されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の現像装置に
おいて、現像の遂行時には、感光体ドラム、スリーブ部
材、第1撹拌搬送部材及び第2撹拌搬送部材が回転駆動
させられる。現像ハウジング内の現像剤は、第1撹拌搬
送部材及び第2撹拌搬送部材によって、第1搬送路と第
2搬送路との間を、上記連通路を介して循環させられ
る。第1搬送路内の現像剤は、スリーブ部材の、第1搬
送路内に面した外周面の少なくとも下方領域の一部を覆
うよう配置されている。スリーブ部材の回転により、現
像剤の一部は、スリーブ部材内に配設された静止磁石部
材の磁力により吸着されて搬送される。現像剤規制ブレ
ードにより所定の層厚に規制された現像剤は、感光体ド
ラムの外周面に形成された静電潜像に向かってジャンピ
ングさせられて、現像が遂行される。感光体ドラムの外
周面に形成されたトナー像は、普通紙等の用紙に転写さ
れた後に定着される。上記現像装置において、第1撹拌
搬送部材及び第2撹拌搬送部材の大部分の領域の外径及
びピッチは相互に同一に規定されているが、連通路に対
向する両端部領域においては、現像剤の逆流を防止し、
円滑な循環を遂行させるために、螺旋羽根を特殊な形状
に変形したものが使用されていた。このため、第1撹拌
搬送部材及び第2撹拌搬送部材の構造が複雑となり、金
型もそれに応じて複雑となるので、比較的大幅なコスト
アップを避けることができなかった。その結果、上記現
像装置を備えた画像形成機もコストアップを避けること
ができないので、改善が要望されているところであっ
た。
【0004】本発明の目的は、簡単な構成及び低コスト
で、現像剤の逆流を防止しかつ現像剤の円滑な循環を可
能にして所望するとおりの良好な現像を行なうことがで
きる、新規な現像装置を提供することである。
【0005】本発明の他の目的は、簡単な構成及び低コ
ストで、現像剤の逆流を防止しかつ現像剤の円滑な循環
を可能にして所望するとおりの良好な現像を行なうこと
ができる現像装置を備え、その結果、コストダウンを可
能にすると共に、良好な画像の出力を保証する、新規な
画像形成機を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の一局面によれ
ば、現像剤を収容する現像ハウジングと、現像剤を静電
潜像に適用するための現像剤適用手段と、現像剤を撹拌
搬送する撹拌搬送手段とを備え、現像ハウジング内に
は、現像剤適用手段に沿って平行に延在する第1搬送路
と、第1搬送路に平行に延在する第2搬送路とが隔壁に
より仕切られて形成され、隔壁の両端外側には第1及び
第2搬送路を連通する連通路が配設され、片方の連通路
は、第1搬送路の下流端部及び第2搬送路の上流端部間
を連通するよう配置され、他方の連通路は、第2搬送路
の下流端部及び第1搬送路の上流端部間を連通するよう
配置され、撹拌搬送手段は、第1搬送路に配設された第
1撹拌搬送手段と、第2搬送路に配設された第2撹拌搬
送手段とを備え、第1撹拌搬送手段は、回転軸及び回転
軸に配設された螺旋羽根を含む第1撹拌搬送部材を備
え、第2撹拌搬送手段は、回転軸及び回転軸に配設され
た螺旋羽根を含む第2撹拌搬送部材を備え、現像剤は、
第1撹拌搬送手段により第1搬送路内を一方向に、また
第2撹拌搬送手段により第2搬送路内を他方向に、それ
ぞれ搬送されて第1及び第2搬送路間を連通路を介して
循環させられる現像装置において、第1撹拌搬送部材及
び/又は第2撹拌搬送部材にはパドル手段が配設されて
いる、ことを特徴とする現像装置、が提供される。
【0007】本発明の他の局面によれば、現像剤を収容
する現像ハウジングと、現像剤を静電潜像に適用するた
めの現像剤適用手段と、現像剤を撹拌搬送する撹拌搬送
手段とを備え、現像ハウジング内には、現像剤適用手段
に沿って平行に延在する第1搬送路と、第1搬送路に平
行に延在する第2搬送路とが隔壁により仕切られて形成
され、隔壁の両端外側には第1及び第2搬送路を連通す
る連通路が配設され、片方の連通路は、第1搬送路の下
流端部及び第2搬送路の上流端部間を連通するよう配置
され、他方の連通路は、第2搬送路の下流端部及び第1
搬送路の上流端部間を連通するよう配置され、撹拌搬送
手段は、第1搬送路に配設された第1撹拌搬送手段と、
第2搬送路に配設された第2撹拌搬送手段とを備え、第
1撹拌搬送手段は、回転軸及び回転軸に配設された螺旋
羽根を含む第1撹拌搬送部材を備え、第2撹拌搬送手段
は、回転軸及び回転軸に配設された螺旋羽根を含む第2
撹拌搬送部材を備え、現像剤は、第1撹拌搬送手段によ
り第1搬送路内を一方向に、また第2撹拌搬送手段によ
り第2搬送路内を他方向に、それぞれ搬送されて第1及
び第2搬送路間を連通路を介して循環させられる現像装
置において、第1撹拌搬送部材にはパドル手段が配設さ
れ、第1撹拌搬送部材に配設された螺旋羽根及びパドル
手段は、他方の連通路に対向する上流端部領域から片方
の連通路に対向する下流端部領域までの全領域に延在す
るよう配設されている、ことを特徴とする現像装置、が
提供される。
【0008】本発明の更に他の局面によれば、現像剤を
収容する現像ハウジングと、現像剤を静電潜像に適用す
るための現像剤適用手段と、現像剤を撹拌搬送する撹拌
搬送手段とを備え、現像ハウジング内には、現像剤適用
手段に沿って平行に延在する第1搬送路と、第1搬送路
に平行に延在する第2搬送路とが隔壁により仕切られて
形成され、隔壁の両端外側には第1及び第2搬送路を連
通する連通路が配設され、片方の連通路は、第1搬送路
の下流端部及び第2搬送路の上流端部間を連通するよう
配置され、他方の連通路は、第2搬送路の下流端部及び
第1搬送路の上流端部間を連通するよう配置され、撹拌
搬送手段は、第1搬送路に配設された第1撹拌搬送手段
と、第2搬送路に配設された第2撹拌搬送手段とを備
え、第1撹拌搬送手段は、回転軸及び回転軸に配設され
た螺旋羽根を含む第1撹拌搬送部材を備え、第2撹拌搬
送手段は、回転軸及び回転軸に配設された螺旋羽根を含
む第2撹拌搬送部材を備え、現像剤は、第1撹拌搬送手
段により第1搬送路内を一方向に、また第2撹拌搬送手
段により第2搬送路内を他方向に、それぞれ搬送されて
第1及び第2搬送路間を連通路を介して循環させられる
現像装置において、第2撹拌搬送部材にはパドル手段が
配設され、第2撹拌搬送部材に配設された螺旋羽根は、
片方の連通路に対向する上流端部領域から他方の連通路
に対向する下流端部領域までの全領域に延在するよう配
設され、第2撹拌搬送部材に配設されたパドル手段は、
片方の連通路に対向する上流端部領域を除く他の領域で
あって、他方の連通路に対向する下流端部領域を含む該
他の領域に配設されている、ことを特徴とする現像装
置、が提供される。
【0009】本発明の更に他の局面によれば、現像剤を
収容する現像ハウジングと、現像剤を静電潜像に適用す
るための現像剤適用手段と、現像剤を撹拌搬送する撹拌
搬送手段とを備え、現像ハウジング内には、現像剤適用
手段に沿って平行に延在する第1搬送路と、第1搬送路
に平行に延在する第2搬送路とが隔壁により仕切られて
形成され、隔壁の両端外側には第1及び第2搬送路を連
通する連通路が配設され、片方の連通路は、第1搬送路
の下流端部及び第2搬送路の上流端部間を連通するよう
配置され、他方の連通路は、第2搬送路の下流端部及び
第1搬送路の上流端部間を連通するよう配置され、撹拌
搬送手段は、第1搬送路に配設された第1撹拌搬送手段
と、第2搬送路に配設された第2撹拌搬送手段とを備
え、第1撹拌搬送手段は、回転軸及び回転軸に配設され
た螺旋羽根を含む第1撹拌搬送部材を備え、第2撹拌搬
送手段は、回転軸及び回転軸に配設された螺旋羽根を含
む第2撹拌搬送部材を備え、現像剤は、第1撹拌搬送手
段により第1搬送路内を一方向に、また第2撹拌搬送手
段により第2搬送路内を他方向に、それぞれ搬送されて
第1及び第2搬送路間を連通路を介して循環させられる
現像装置において、第1及び第2撹拌搬送部材にはパド
ル手段が配設され、第1撹拌搬送部材に配設された螺旋
羽根及びパドル手段は、他方の連通路に対向する上流端
部領域から片方の連通路に対向する下流端部領域までの
全領域に延在するよう配設され、第2撹拌搬送部材に配
設された螺旋羽根は、片方の連通路に対向する上流端部
領域から他方の連通路に対向する下流端部領域までの全
領域に延在するよう配設され、第2撹拌搬送部材に配設
されたパドル手段は、片方の連通路に対向する上流端部
領域を除く他の領域であって、他方の連通路に対向する
下流端部領域を含む該他の領域に配設されている、こと
を特徴とする現像装置、が提供される。第1撹拌搬送部
材のパドル手段は、回転軸から半径方向外方に延び出す
複数の支持部と、支持部の各々の先端間に連結されたパ
ドル本体部とを備え、パドル本体部は、螺旋羽根の半径
方向外側を螺旋羽根外周面に対して隙間をおいてかつ回
転軸まわりの同一角度位置を回転軸に平行に延在するよ
う配設されると共に回転軸の半径方向に延びる幅を有
し、パドル本体部の、他方の連通路に対向する上流端部
領域及び片方の連通路に対向する下流端部領域における
該幅は、他の中間部領域における該幅よりも狭く形成さ
れている、ことが好ましい。第2撹拌搬送部材の回転軸
の、片方の連通路に対向する上流端部領域には、半径方
向外方に延び出す突出片が配設されている、ことが好ま
しい。第2撹拌搬送部材のパドル手段は、回転軸から半
径方向外方に延び出す複数の支持部と、支持部の各々の
先端間に連結されたパドル本体部とを備え、パドル本体
部は、螺旋羽根の半径方向外側を螺旋羽根の外周面に対
して隙間をおいてかつ相互に異なる、回転軸まわりの角
度位置であって相互に軸方向に相違する領域を、それぞ
れ回転軸に平行に延在するよう、複数個配設され、パド
ル本体部は回転軸の半径方向に延びる幅を有している、
ことが好ましい。現像ハウジングにおいて、第2搬送路
の上流端の更に上流側位置には、現像剤の受入開口部
と、現像剤の供給搬送路とが配設され、供給搬送路の上
流端部は受入開口部に接続され、供給搬送路の下流端は
第2搬送路の上流端に接続され、受入開口部内には受け
入れた現像剤を供給搬送路の上流端部に送給する送給手
段が配設され、供給搬送路内には該送給手段によって受
入開口部から送給された現像剤を第2搬送路の上流端に
供給搬送する供給搬送手段が配設され、供給搬送手段に
より供給搬送路内を第2搬送路の上流端に向かって供給
搬送される現像剤の単位時間当たりの搬送量は、第1撹
拌搬送手段により第1搬送路内を該一方向に搬送される
現像剤の単位時間当たりの搬送量よりも多くなるよう規
定される、ことが好ましい。現像ハウジングにおいて、
第2搬送路の、片方の連通路に対向する上流端部領域よ
りも下流位置であって該上流端部領域の近傍位置には、
トナーセンサが配設されている、ことが好ましい。第1
撹拌搬送部材により第1搬送路内を該一方向に搬送され
る現像剤の単位時間当たりの搬送量は、第2撹拌搬送部
材により第2搬送路内を該他方向に搬送される現像剤の
単位時間当たりの搬送量よりも多くなるように規定さ
れ、かつ、第2撹拌搬送部材の上流端部領域により第2
搬送路内を該他方向に搬送される現像剤の単位時間当た
りの搬送量は、第2撹拌搬送部材の、該上流端部領域よ
りも下流側の領域により第2搬送路内を該他方向に搬送
される現像剤の単位時間当たりの搬送量よりも少なくな
るように規定されている、ことが好ましい。現像剤適用
手段はスリーブ部材と、スリーブ部材内に配設された静
止磁石部材とを含み、第1撹拌搬送部材の回転軸はスリ
ーブ部材の下端部と実質的に同じ高さ位置又は該下端部
よりも下方位置に配置されている、ことが好ましい。
【0010】本発明の更に他の局面によれば、請求項1
〜11のいずれか1項に記載の現像装置を備え、該現像
装置によって感光体ドラムの外周面に形成された静電潜
像を現像する、ことを特徴とする画像形成機、が提供さ
れる。
【0011】本発明の更に他の局面によれば、感光体ド
ラムと、感光体ドラムの外周面を一様に帯電させる主帯
電器と、一様に帯電された感光体ドラムの外周面を画像
情報に対応したレーザ光で走査することにより静電潜像
を形成するレーザスキャニングユニットと、該静電潜像
を現像する現像装置と、該現像を用紙に転写する転写手
段と、感光体ドラムと転写手段との間に形成される転写
部を通って実質的に上下方向に延在する用紙搬送路とを
備え、現像装置は、現像剤を収容する現像ハウジング
と、現像剤を静電潜像に適用するための現像剤適用手段
と、現像剤を撹拌搬送する撹拌搬送機構と、現像剤を現
像ハウジング内に補給するためのトナーコンテナとを備
え、現像剤適用手段は、スリーブ部材と、スリーブ部材
内に配設された静止磁石部材とを含み、現像ハウジング
内には、スリーブ部材に沿って平行に延在する第1搬送
路と、第1搬送路に平行に延在する第2搬送路とが隔壁
により仕切られて形成され、隔壁の両端外側には第1及
び第2搬送路を連通する連通路が配設され、撹拌搬送機
構は、第1搬送路に配設された第1撹拌搬送手段と、第
2搬送路に配設された第2撹拌搬送手段とを備え、第1
撹拌搬送手段は、回転軸及び回転軸に配設された螺旋羽
根を含む第1撹拌搬送部材を備え、第2撹拌搬送手段
は、回転軸及び回転軸に配設された螺旋羽根を含む第2
撹拌搬送部材を備え、第1撹拌搬送部材の回転軸はスリ
ーブ部材の下端部と実質的に同じ高さ位置又は該下端部
よりも下方位置に配置され、レーザスキャニングユニッ
トは、現像ハウジングの、感光体ドラムと反対側位置に
現像ハウジングとほぼ同じ高さで並列して配置され、ト
ナーコンテナはレーザスキャニングユニットの上方に配
置され、レーザスキャニングユニットから感光体ドラム
の外周面に照射されるレーザ光の光路は、現像ハウジン
グの上面と、トナーコンテナ及び主帯電器の下面との間
の隙間を通るよう形成されている画像形成機において、
第1撹拌搬送部材及び/又は第2撹拌搬送部材にはパド
ル手段が配設されている、ことを特徴とする画像形成
機、が提供される。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明に従って構成された
現像装置及び該現像装置を備えた画像形成機である複写
機の好適実施形態を添付図面を参照して説明する。先
ず、図1を参照して、全体を番号200で示す静電複写
機は、ほぼ直方体をなす複写機本体200aを備えてい
る。複写機本体200aの上面には図示しない原稿搬送
装置が配置されている。複写機本体200aを正面から
見て、複写機本体200a内の左右方向の一端部近傍位
置、図1において左端部近傍位置であって、上下方向の
中央よりも上方寄りの位置には、感光体ドラム201が
配設されている。感光体ドラム201の周囲には、感光
体ドラム201の外周面を所定の極性に一様に帯電させ
る主帯電器202、一様に帯電された感光体ドラム20
1の外周面を画像情報に対応したレーザ光で走査するこ
とにより静電潜像を形成するレーザスキャニングユニッ
トLSU、感光体ドラム201の外周面に形成された静
電潜像をトナー像に現像する現像装置100(後述す
る)、感光体ドラム201の外周面に現像されたトナー
像を普通紙等の用紙に転写する転写手段である転写ロー
ラ204、感光体ドラム201と転写ローラ204との
間に形成される転写部を通って実質的に上下方向に延在
する用紙搬送路206等を備えている。後に詳述するよ
うに、現像装置100は、現像ハウジング2、現像剤を
現像ハウジング2内に供給するためのトナーコンテナ2
08等を備えている。
【0013】画像情報を電磁波であるレーザ光に変換し
て感光体ドラム201の外周面に照射するレーザスキャ
ニングユニットLSUは、現像ハウジング2の、感光体
ドラム201と反対側の位置(図1において右側位置)
であって、現像ハウジング2とほぼ同レベルの高さ位置
に並列して配置されている。トナーコンテナ208は、
レーザスキャニングユニットLSUの上方に間隔をおい
て配置されている。トナーコンテナ208の一部領域
(具体的には、図示しないトナーの排出口部が配設され
ている領域)は、現像ハウジング2の一部領域(具体的
には、後述する、トナーの受入開口部26が配設されて
いる領域)の上方に存在するよう配置されている。複写
機本体200a内の、レーザスキャニングユニットLS
Uの直下方位置であって、図1において右端部には手差
給紙トレイ210が配設され、手差給紙トレイ210の
給紙部は、現像ハウジング2及びレーザスキャニングユ
ニットLSUの直下方位置をほぼ水平に延在する手差給
紙搬送路212を介して用紙搬送路206に接続されて
いる。手差給紙トレイ210及び手差給紙搬送路212
の下方位置には、給紙カセット214及び216が上下
に並列して配置されている。給紙カセット214及び2
16の給紙部は用紙搬送路206に接続されている。ト
ナーコンテナ208の上方には排紙トレイ218が配設
されている。ほぼ鉛直方向に延在するよう配置された用
紙搬送路206の下流端部には、定着装置220及び排
出ローラ対222が配設されている。
【0014】内部に配置されたポリゴンミラー等の反射
鏡を介してレーザスキャニングユニットLSUから感光
体ドラム201の外周面に照射されるレーザ光の光路L
は、現像ハウジング2の上面と、トナーコンテナ208
及び主帯電器202の下面との間の隙間を通るよう形成
されている。実施形態において、該光路Lは、感光体ド
ラム201の外周面に向かって、水平線よりも若干上方
に傾斜して延在するよう設定されている。図示しない上
記原稿搬送装置に搬送された原稿は、複写機本体200
aに備えられた図示しない原稿読取装置によって読み取
られて画像情報として図示しない記憶装置に記憶され、
記憶装置に記憶された該画像情報は、レーザ光に変換さ
れてレーザスキャニングユニットLSUから感光体ドラ
ム201の外周面に照射され、該外周面に静電潜像が形
成される。この静電潜像は現像装置100によってトナ
ー像に現像され、現像されたトナー像は、転写部におい
て、例えば給紙カセット214から用紙搬送路206を
通って給紙搬送された用紙に転写される。用紙に転写さ
れたトナー像は、定着装置220において定着され、ト
ナー像が定着された用紙は、排出ローラ対222により
排紙トレイ218に排出される。概ね以上のとおりにし
て複写機200による複写動作が繰り返し遂行され、複
写物が生成される。なお、図1に示す形態の機械におい
て、外部から画像情報を受信し、この画像情報に基づい
てレーザスキャニングユニットLSUが作動するよう構
成した場合には、該機械をレーザプリンタとして利用す
ることができる。
【0015】次に上記複写機200に備えられた現像装
置100について説明する。図2〜図5を参照して、現
像装置100は、現像剤を収容する現像ハウジング2
(以下、単に「ハウジング2」と略称する)を備えてい
る。現像剤は、この実施形態においては、それ自体は周
知の一成分磁性トナーにより構成されている。例えばA
BS等の適宜の合成樹脂から一体に成形することができ
るハウジング2は、底壁4と、底壁4の長手方向(図4
において左右方向)前側縁から上方に延びる前側壁6
と、底壁4の長手方向後側縁から上方に延びる後側壁8
と、底壁4の幅方向(図4において上下方向)前端から
上方に延びて前側壁6及び後側壁8の前端に接続されて
いる前端壁10と、底壁4の幅方向後端から上方に延び
て前側壁6及び後側壁8の後端に接続されている後端壁
12とを含んでいる。前側壁6は、ハウジング2の幅方
向前側に形成された前側壁前部6aと、ハウジング2の
幅方向後側に形成された前側壁後部6bとからなり、前
側壁前部6aと前側壁後部6bとは、該長手方向に延び
る連結壁6cにより接続されている。前側壁後部6b
は、前側壁前部6aよりも、ハウジング2の長手方向前
方に突出した位置に存在するよう形成されている。した
がって、前側壁後部6bと後側壁8との間の長手方向間
隔は、前側壁前部6aと後側壁8との間の長手方向間隔
よりも長くなるよう規定されている。なお、ハウジング
2において、長手方向前方とは図4において左方を、長
手方向後方とは図4において右方を、幅方向前方とは図
4において上方を、幅方向後方とは図4において下方
を、それぞれ意味するものである。
【0016】ハウジング2の幅方向最前部には、トナー
を、感光体ドラム201の外周面に形成された静電潜像
に適用するための現像剤適用手段が配設されている。現
像剤適用手段は、実質上水平に長手方向に延在する円筒
状のスリーブ部材14と、スリーブ部材14内に配設さ
れた静止永久磁石部材16(以下、単に「磁石部材1
6」と略称する)とを含んでいる。スリーブ部材14は
アルミニウム等の非磁性材によって構成されて回転自在
であり、磁石部材16は所定角度位置に固定されてい
る。スリーブ部材14は回転軸に固定されており、図示
しない駆動手段によって図2において反時計方向に回転
駆動させられる。スリーブ部材14の外周面は、感光体
ドラム201の外周面に対し所定の隙間をおいて対向す
るよう配置され、該隙間をおいて相互に対向するスリー
ブ部材14の外周面と感光体ドラム201の外周面と
は、相互に協動して現像領域を規定する。感光体ドラム
201は、図示しない駆動手段によって図2において時
計方向に回転駆動させられる。ハウジング2の前側壁前
部6aと後側壁8との間には、現像剤規制部材である現
像剤規制ブレード18(以下、単に「ブレード18」と
略称する)が、スリーブ部材14の外周面に対し、所定
の隙間をおいて平行に延在するよう配設されている。こ
のブレード18は、スリーブ部材14の外周面に保持さ
れて現像域に搬送されるトナーの量を所定の層厚に規制
し、かつスリーブ部材14の回転動作と協動して所定の
電荷に帯電させる。
【0017】磁石部材16は、感光体ドラム201の外
周面に最も近接した周方向位置(現像領域)に配置され
た主極N1と、主極N1に対しスリーブ部材14の回転
方向下流側に間隔をおいて配置された搬送極S1(主極
N1に対して下流側の搬送極S1)と、搬送極S1の下
流側に間隔をおいて配置されかつブレード18の上流側
近傍に間隔をおいて配置された、ブレード18の上流側
搬送極S2とを備えている。主極N1は、トナーをスリ
ーブ部材14の外周面に保持してトナーによるジャンピ
ング現像を安定して遂行するための磁極である。搬送極
S1は、現像後のトナーを所要のとおりに現像ハウジン
グ10内に引き込むための磁極である。また、ブレード
18の上流側搬送極S2は、後述するとおりにして汲み
上げられた、現像ハウジング10内のトナーを適切な量
だけスリーブ部材14の外周面に保持させるための磁極
である。
【0018】ハウジング2内には、第1搬送路20及び
第2搬送路22が配設されている。第1搬送路20は、
前側壁前部6aと後側壁8との間を、スリーブ部材14
の、上記幅方向の後部位置におけるほぼ下方位置を、ス
リーブ部材14に沿って平行にかつ水平に延在するよう
配設されている。また第2搬送路22は、第1搬送路2
0の、上記幅方向の後方位置を、第1搬送路20に平行
にかつ水平に延在するよう配設されている。第1搬送路
20と第2搬送路22とは、隔壁23により仕切られて
形成されている。隔壁23は、底壁4から上方に延び出
しかつ所定の高さで長手方向に延びるよう、底壁4と一
体に形成されている。隔壁23の長手方向の両端外側に
は、第1搬送路20及び第2搬送路22を相互に連通す
る連通路24及び25が配設されている。片方の連通路
24は、隔壁23の長手方向の前端と、前側壁6の前側
壁前部6aとの間に形成されている。また、他方の連通
路25は、隔壁23の長手方向の後端と後側壁8との間
に形成されている。第1搬送路20及び第2搬送路22
の長手方向の両端部領域は、連通路24及び25に対向
するよう位置付けられ、したがって、第1搬送路20及
び第2搬送路22のの長手方向の長さは、実質的に同じ
に規定されている。後の説明から容易に理解されるとお
り、図4において、第1搬送路20における右方が上
流、左方が下流を規定し、第2搬送路22における左方
が上流、右方が下流を規定する。また、上記片方の連通
路24は、第1搬送路20の下流端部及び第2搬送路2
2の上流端部間を連通するよう配置され、他方の連通路
25は、第2搬送路22の下流端部及び第1搬送路20
の上流端部間を連通するよう配置されている。
【0019】図3〜図6を参照して、ハウジング2に
は、トナーの受入開口部26と、トナーの供給搬送路2
7とが配設されている。供給搬送路27は、第2搬送路
22の上流端の更に上流側位置であって、第2搬送路2
2の上流方向の延長上に配設されかつその下流端が第2
搬送路22の上流端に接続するよう配設されている。供
給搬送路27の上流端は前側壁後部6bにより規定さ
れ、また下流端は、第2搬送路22の上流端でありかつ
片方の連通路24の、該長手方向の前端(図4及び図5
において左端)により規定されている。上記説明から明
らかなように、前側壁後部6bと後側壁8との間を、長
手方向に連続して延在する、第2搬送路22に供給搬送
路27を付加した全長は、第1搬送路20の長手方向の
長さよりも、実質的に供給搬送路27の長さ分だけ長く
規定されている。
【0020】受入開口部26は、供給搬送路27の上流
端部の、該幅方向の後方に隣接した位置であって、前側
壁後部6bの内側に配設されている。供給搬送路27の
上流端部は、受入開口部26に接続されている。複写機
には図示しないトナーコンテナが配設され、トナーコン
テナのトナー排出口は、受入開口部26の上端開口に離
脱自在に接続されている。受入開口部26内には、トナ
ーコンテナから受け入れたトナーを供給搬送路27の上
流端部に送給する送給手段が配設されている。この送給
手段は、受入開口部26内に回転自在に配設された送給
羽根車28から構成されている。図6にも示されている
ように、送給羽根車28は、回転軸28aと、回転軸2
8aから半径方向外方に延び出す一対の板羽根28bと
から構成されている。回転軸28aは、後述する第2撹
拌搬送部材40の回転軸42に対し平行に延在するよう
配設されている。一対の板羽根28bは、回転軸28a
に、180°の角度間隔をおいた対称位置に配設されて
いる。供給搬送路27内には、羽根車28によって受入
開口部26から送給されたトナーを第2搬送路22の上
流端に供給搬送する供給搬送手段が配設されている。供
給搬送手段は、供給搬送路27内を延在しかつ第2撹拌
搬送部材40と共通の回転軸42及び供給搬送路27内
を延在する回転軸42に配設された螺旋羽根49により
構成されている。第2撹拌搬送部材40と共通の回転軸
42及び供給搬送路27内を延在する回転軸42に配設
された螺旋羽根49は、トナーの供給搬送部材50を構
成する。このように、トナーの供給搬送部材50は、第
2撹拌搬送部材40と共通の回転軸42及び供給搬送路
27内を延在する回転軸42に配設された螺旋羽根49
により構成されているので、部品の共有化及び構成の簡
略化を図ることができる。
【0021】図4を参照して、ハウジング2内には、ト
ナーを撹拌搬送する攪拌搬送機構が配設されている。攪
拌搬送機構は、第1搬送路20に配設された第1撹拌搬
送手段と、第2搬送路22に配設された第2撹拌搬送手
段とを備えている。第1撹拌搬送手段は第1撹拌搬送部
材30から構成され、第2撹拌搬送手段は第2撹拌搬送
部材40から構成されている。後に具体的に説明される
ように、第1撹拌搬送部材30及び第2撹拌搬送部材4
0が回転駆動させられると、トナーは、第1撹拌搬送部
材30により第1搬送路20内を一方向(図4において
左方に)に、また第2撹拌搬送部材40により第2搬送
路22内を他方向(図4において右方に)に、それぞれ
搬送されると共に第1搬送路20及び第2搬送路22間
を連通路24及び25を介して循環させられる。第1撹
拌搬送部材30の下流端部及び第2撹拌搬送部材40の
上流端部は、片方の連通路24に対向して位置付けら
れ、第1撹拌搬送部材30の上流端部及び第2撹拌搬送
部材40の下流端部は、他方の連通路25に対向して位
置付けられている。
【0022】図7を参照して、第1撹拌搬送部材30
は、回転軸32と、回転軸32に配設された螺旋羽根3
4と、回転軸32から半径方向外方に延び出す複数の
(実施形態においては4個の)支持部35a、35b、
35c及び35dと、支持部35a〜35dの各々の先
端間に連結された1個のパドル本体部36とを備えてい
る。回転軸32の一端部は、前側壁前部6aに回転自在
に支持され、他端部は、後側壁8に回転自在に支持され
て第1搬送路20内に一端部が突出させられた回転支持
軸の該突出部に連結されている。螺旋羽根34は、一定
の直径及び一定のピッチを有するよう形成され、回転軸
32の、他方の連通路25に対向する上流側の他端部か
ら、片方の連通路24に対向する下流側の一端部にわた
って延在するよう形成されている。
【0023】支持部35a〜35dの各々とパドル本体
部36とはパドル手段を構成する。このパドル手段は、
他方の連通路25に対向する上流端部領域から片方の連
通路24に対向する下流端部領域までの全領域に延在す
るよう配設されている。パドル手段の一部を構成する支
持部35a〜35dのうち、回転軸32の両端部に配設
された支持部35a及び35bは、軸心部が回転軸32
に連結された円板状のベースと、ベースの外周面の一部
から半径方向外方に延び出すよう形成された支持片とか
ら構成されている。また、回転軸32の中間部に配設さ
れた支持部35c及び35dは、回転軸32の外周面の
一部から半径方向外方に所定の軸方向厚さをもって延び
出すよう形成された支持片から構成されている。支持部
35c及び35dを構成する支持片は、横断面が矩形状
をなし、基端部が回転軸32の外周面に向かって周方向
に末広がりとなるよう形成されている。支持部35a〜
35dは、回転軸32における周方向の同一角度位置
(回転軸32まわりの同一角度位置)を、軸方向に適宜
の間隔をおいて配置されている。パドル本体部36は、
矩形状の横断面を有するよう形成され、かつ回転軸32
の半径方向に直線状に延びる所定の幅と、周方向に規定
される所定の厚さとを有するよう形成されている。全体
としてほぼ矩形状の細長い板形状をなすパドル本体部3
6は、回転軸32を半径方向外方から見て、回転軸32
の軸線と一致して直線状に延在するよう形成されてい
る。パドル本体部36は、螺旋羽根34の半径方向外側
を、螺旋羽根34の外周面に対して隙間をおいてかつ回
転軸32に平行に直線状に延在するよう配設されてい
る。
【0024】図4、図5及び図7を参照して、パドル本
体部36の下流側の一端部36aは、片方の連通路24
に対向する領域に位置付けられ、また上流側の他端部3
6bは、他方の連通路25に対向する領域に位置付けら
れている。パドル本体部36の一端部36aは、片方の
連通路24に対向する領域である下流端部領域(ないし
一端部領域)を規定し、また、パドル本体部36の他端
部36bは、他方の連通路25に対向する領域である上
流端部領域(ないし他端部領域)を規定する。パドル本
体部36の一端部領域36a及び他端部領域36bにお
ける該幅は、他の中間部領域、すなわち一端部領域36
aと他端部領域36bとの間における中間部領域36c
の該幅よりも狭く形成されている。
【0025】図4、図5及び図8を参照して、第2撹拌
搬送部材40は、回転軸42と、回転軸42に配設され
た螺旋羽根44と、回転軸42における周方向の同一角
度位置(回転軸42まわりの同一角度位置)から半径方
向外方に軸方向に適宜の間隔をおいて延び出す複数の
(実施形態においては3個の)支持部45a、45b及
び45cと、支持部45a〜45cの各々の先端間に連
結された1個のパドル本体部46と、回転軸42におけ
る周方向の他の同一角度位置(回転軸42まわりの他の
同一角度位置)から半径方向外方に軸方向に適宜の間隔
をおいて延び出す複数の(実施形態においては3個の)
支持部47a、47b及び47cと、支持部47a〜4
7cの各々の先端間に連結された1個の他のパドル本体
部48とを備えている。回転軸42は、上記回転軸32
よりも長く形成され、その一端部は、前側壁後部6bに
回転自在に支持され、他端部は、後側壁8に回転自在に
支持されて第2搬送路22内に一端部が突出させられた
回転支持軸の該突出部に連結されている。回転軸42
は、上記したとおりにして、第2搬送路22内及び供給
搬送路27内の全域にわたって延在するよう配設され
る。
【0026】螺旋羽根44は、一定の直径及び一定のピ
ッチを有するよう形成され、回転軸42の、実質的に片
方の連通路24に対向する上流側の一端部から、実質的
に他方の連通路25に対向する下流側の他端部の少なく
とも一部領域にわたって延在するよう形成されている。
螺旋羽根44の一部は、供給搬送路27内における下流
端部位置まで延在している。
【0027】支持部45a〜45cの各々とパドル本体
部46、及び支持部47a〜47cの各々と他のパドル
本体部48とは、パドル手段を構成する。このパドル手
段は、少なくとも、片方の連通路24に対向する領域を
除く他の領域(片方の連通路24に対向する領域よりも
下流側の領域)に配設されている。パドル手段の一部を
構成する支持部45a〜45cは、該他の領域における
上流側位置において、回転軸42の外周面の一部から半
径方向外方に所定の軸方向厚さをもって延び出すよう形
成された支持片から構成されている。支持片の各々は、
横断面が矩形状をなし、基端部が回転軸42の外周面に
向かって周方向に末広がりとなるよう形成されている。
パドル本体部46は、矩形状の横断面を有するよう形成
され、かつ回転軸42の半径方向に直線状に延びる所定
の幅と、周方向に規定される所定の厚さとを有するよう
形成されている。全体としてほぼ矩形状の細長い板形状
をなすパドル本体部46は、回転軸42を半径方向外方
から見て、回転軸42の軸線と一致して直線状に延在す
るよう形成されている。パドル本体部46は、螺旋羽根
44の半径方向外側を、螺旋羽根44の外周面に対して
隙間をおいてかつ回転軸42に平行に直線状に延在する
よう配設されている。
【0028】パドル手段の一部を構成する他の支持部4
7a〜47cは、該他の領域における下流側位置であっ
て、支持部45a〜45cに対し、180°の角度間隔
をおいた、回転軸42の周方向位置に配設されている。
このうち、該下流側位置における上流域に配置された支
持部47a及び47cは、回転軸42の外周面の一部か
ら半径方向外方に所定の軸方向厚さをもって延び出すよ
う形成された支持片から構成されている。支持片の各々
は、横断面が矩形状をなし、基端部が回転軸42の外周
面に向かって周方向に末広がりとなるよう形成されてい
る。また該下流側位置における下流端部に配置された支
持部47bは、軸心部が回転軸42に連結された円板状
のベースと、ベースの外周面の一部から半径方向外方に
延び出すよう形成された支持片とから構成されている。
パドル本体部48は、矩形状の横断面を有するよう形成
され、かつ回転軸42の半径方向に直線状に延びる所定
の幅と、周方向に規定される所定の厚さとを有するよう
形成されている。パドル本体部48はまた、支持部47
bよりも下流側にまで延び出し、該延出部は、回転軸4
2の外周面から所定の軸方向幅をもって、直接半径方向
外方に延び出すよう形成されている。全体としてほぼ矩
形状の細長い板形状をなすパドル本体部48はまた、回
転軸42を半径方向外方から見て、回転軸42の軸線と
一致して直線状に延在するよう形成されているが、パド
ル本体部46に対し、180°の角度間隔をおいた、回
転軸42の周方向位置に位置付けられている。パドル本
体部48は、パドル本体部46と同じように、螺旋羽根
44の半径方向外側を、螺旋羽根44の外周面に対して
隙間をおいてかつ回転軸42に平行に直線状に延在する
よう配設されている。
【0029】第2撹拌搬送部材40の上流側の一端部
は、連通路24に対向する領域に位置付けられ、また下
流側の他端部は、連通路25に対向する領域に位置付け
られている。該他の領域における下流側位置に配設され
たパドル本体部48の下流端部は、他方の連通路25に
対向する領域に位置付けられている。パドル本体部46
と48は、相互に実質的に同一の該幅を有するよう形成
され、かつ第1撹拌搬送部材30のパドル本体部36の
中間部領域の該幅よりも広く形成されている。第2撹拌
搬送部材40の回転軸42の、片方の連通路24に対向
する上流端部領域(第2撹拌搬送部材40の上流端部領
域)には、半径方向外方に直線状に延びる突出片41
が、軸方向に間隔をおいて2個配設されている(図6参
照)。突出片41の各々は、相互に実質上同じ形状を有
すると共に、パドル本体部46と、同じ角度位置に配設
されている。図6に明示されているように、突出片41
の各々は、横断面が矩形状をなし、基端部が回転軸42
の外周面に向かって周方向に末広がりとなるよう形成さ
れている。第2撹拌搬送部材40の回転軸42及び第1
撹拌搬送部材30の回転軸32は、先に述べた回転支持
軸を介して連結された図示しない駆動手段によって、図
2において相互に時計方向に回転駆動されるよう構成さ
れている。上記受入開口部26内の送給羽根車28の回
転軸28aは、第2撹拌搬送部材40の回転軸42と歯
車機構29を介して駆動結合されている(図3及び図6
参照)。この構成により、送給羽根車28の回転軸28
aは、第2撹拌搬送部材40の回転軸42と同じ方向
(図2において時計方向)に回転駆動させられる。
【0030】第1撹拌搬送部材30の回転軸32は、ス
リーブ部材14の外周面の下端部と実質的に同じ高さ位
置又はスリーブ部材14の外周面の下端部よりも下方位
置に配置される。実施形態において、第1撹拌搬送部材
30の回転軸32は、スリーブ部材14の外周面の最下
端よりも下方位置に配置されており、換言すれば、スリ
ーブ部材14は第1撹拌搬送部材30に対して相当高い
位置に配置されている、といえる。第2撹拌搬送部材4
0の回転軸42は、第1撹拌搬送部材30の回転軸32
とほぼ同じ高さ位置に配置されるが、実施形態において
はわずかに低い位置に配置されている。先に述べたよう
に、上記スリーブ部材14の回転方向は図2において反
時計方向に規定され、また第1撹拌搬送部材30の回転
方向は図2において時計方向に規定されているので、ス
リーブ部材14及び第1撹拌搬送部材30の回転方向
は、ハウジング2内において相互に対向する外周面が、
該対向部において相互に実質的に上方に向かうよう規定
されている、といえる。
【0031】ハウジング2において、第2搬送路22
の、片方の連通路24に対向する上流端部領域よりも下
流位置であって該上流端部領域の近傍位置には、トナー
センサSが配設されている。トナーセンサSは、それ自
体は周知の構成を利用することでよい圧着センサと称さ
れている振動式のセンサからなり、トナーが所定量存在
する場合には、その振動動作が停止されることによりト
ナーの存在が検出され、またトナーが所定量存在しない
場合には、その振動動作が遂行されることによりトナー
の不足が検出される。トナーセンサSに関連して、第2
撹拌搬送部材40のパドル本体部46の上流端部には、
トナーセンサSの表面を清掃するためのシート部材Cが
配設されている(図2〜図6参照)。矩形状のシート部
材Cは、適宜の合成樹脂、例えば、ルミラー(商標名)
と称されている合成樹脂製シート部材から好適に形成す
ることができる。第2撹拌搬送部材40の回転に付随し
て回転されるシート部材Cは、トナーセンサSの表面を
払拭することができるよう配設され、トナーセンサSの
表面を常時清掃することにより、その検出機能を所要の
とおりに保証するものである。
【0032】なお、図2において、2点鎖線は、第1搬
送路20及び第2搬送路22を含むハウジング2内に収
容されているトナーの上面を示している。図2に示され
ているように、この実施形態において、トナーは、第1
撹拌搬送部材30の外周面の最上端部がトナーの上面か
ら上方に露呈する程度に、かつスリーブ部材14の外周
面の最下端部領域を覆う程度に、第1搬送路20内に収
容されている。すなわち、スリーブ部材14の軸方向に
見て、トナーは、その上面が、スリーブ部材14の軸心
を通る水平線に対し下方に間隔をおいた、スリーブ部材
14の外周面の周方向位置において該外周面と接する程
度に、第1搬送路20内に収容されている。また、第2
搬送路22内に収容されたトナーは、第2撹拌搬送部材
40の外周面の最上端部がトナーの上面から上方に露呈
する程度に収容されている。
【0033】上記ブレード18は、スリーブ部材14を
軸方向に見て、スリーブ部材14の軸心を通る水平線に
対し上方に間隔をおいた、スリーブ部材14の外周面の
周方向位置であって、該外周面の頂部よりも上流側の周
方向位置(第1搬送路20の鉛直上方において、第1搬
送路20に対向して存在する上部空間に面した周方向位
置)においてスリーブ部材14の外周面に隙間をおいて
位置付けられるよう配置されている。スリーブ部材14
の外周面の周方向の一部領域、実施形態においては、第
1搬送路20内に収容されているトナーの上面が接する
部分と、ブレード18の先端に対し隙間をおいて対向す
る部分との間において、該上部空間に露呈されている。
上記磁石部材16におけるS1極は、スリーブ部材14
の外周面に対向した周方向位置であって、スリーブ部材
14を軸方向に見て、スリーブ部材14の軸心を通る鉛
直線よりも感光体ドラム201側の上流でありかつスリ
ーブ部材14の軸心を通る水平線よりも下流の周方向位
置、実施形態においては、該鉛直線よりも該水平線に近
い周方向位置に配置されている。また、S2極は、スリ
ーブ部材14の外周面に対向した周方向位置であって、
スリーブ部材14を軸方向に見て、スリーブ部材14の
軸心を通る水平線よりも下流の周方向位置であって、ブ
レード18の直上流位置に配置されている。
【0034】図1に示されている複写機200の実施形
態において、用紙搬送路206は、感光体ドラム201
と転写ローラ204との間に形成される転写部を通って
実質的に上下方向に延在するよう配置されている。この
ようなレイアウトに起因して、現像装置100のスリー
ブ部材14は、感光体ドラム201の軸心を通る水平線
よりも下方領域において、感光体ドラム201の外周面
に所定の隙間をおいて配置される。そしてスリーブ部材
14の上方には上記レーザ光の光路Lを配置しなければ
ならないので、現像ハウジング2の上面は、少なくとも
該光路Lと干渉しない下方位置に配置される。その結
果、図1及び図2に示されているように、第1撹拌搬送
部材30をスリーブ部材14に対して相当下方に配置し
なければならないのである。
【0035】図2及び図4を参照して、現像装置100
のハウジング2内に所定量のトナーが収容された状態に
おいて、現像の遂行時には、感光体ドラム201、スリ
ーブ部材14、第1撹拌搬送部材30及び第2撹拌搬送
部材40が、図示しない駆動手段によって回転駆動させ
られる。ハウジング2内に収容されトナーは、第1撹拌
搬送部材30により第1搬送路20内を一方向に(図4
において左方に)搬送され、また第2撹拌搬送部材40
により第2搬送路22内を他方向に(図4において右方
に)搬送され、第1搬送路20及び第2搬送路22間を
連通路24及び25を介して循環させられる。更に具体
的に説明すると、第1搬送路20内のトナーは、第1撹
拌搬送部材30の螺旋羽根34の回転により、第1搬送
路20内を、図4において上流である右から下流である
左に向かって攪拌されながら搬送される。第1撹拌搬送
部材30のパドル本体部36の回転により、第1搬送路
20内のトナーは攪拌されて均されるので、トナーは軸
方向に円滑かつ均一に流動させられる。第1搬送路20
内のトナーは、その下流端部に対向する片方の連通路2
4を介して第2搬送路22内に搬入させられる。他方、
第2搬送路22内のトナーは、第2撹拌搬送部材40の
螺旋羽根44の回転により、第2搬送路22内を、図4
において上流である左から下流である右に向かって攪拌
されながら搬送される。第2撹拌搬送部材40のパドル
本体部46及び48の回転により、第2搬送路22内の
トナーは攪拌されて均されるので、トナーは軸方向に円
滑かつ均一に流動させられる。第2撹拌搬送部材40の
突出片41の各々の回転により、第2搬送路22内の、
片方の連通路24に対向する上流端部領域に存在するト
ナーは十分にほぐされて滞留が阻止され、円滑な循環に
寄与する。第2搬送路22内のトナーは、その下流端部
に対向する他方の連通路25を介して第1搬送路20内
に搬入させられる。
【0036】先に述べたように、スリーブ部材14及び
第1撹拌搬送部材30の回転方向は、ハウジング2内に
おいて相互に対向する外周面が、該対向部において相互
に実質的に上方に向かうよう規定されており、また、パ
ドル本体部36の、半径方向外側端の回転軌跡は、スリ
ーブ部材14の該外周面に近接した位置を通過するよ
う、スリーブ部材14とパドル本体部36との位置関係
が規定されているので、矩形状の横断面をなすパドル本
体部36の上面によって持ち上げられ、ないしは押し上
げられることにより汲み上げられた第1搬送路20内の
トナーの一部は、スリーブ部材14の外周面であって、
第1搬送路20側に露呈された、ブレード18の上流側
の外周面に向けて汲み上げられる。
【0037】パドル本体部36により汲み上げられたト
ナーの一部は、磁石部材16のS2極の磁力によりスリ
ーブ部材14の、露呈された外周面に吸着されて搬送さ
れる。ブレード18により所定の層厚に規制されたトナ
ーは、現像域において、感光体ドラム201の外周面に
形成された静電潜像に向かってジャンピングさせられ、
現像が遂行される。感光体ドラム201の外周面に形成
されたトナー像は、上記転写部において普通紙等の用紙
に転写された後に定着装置220により定着され、所定
の複写物が生成される。上記したように、スリーブ部材
14は第1撹拌搬送部材30、特にその螺旋羽根34に
対して相当高い位置に配置されているが、第1搬送路2
0内のトナーの一部は、螺旋羽根34の半径方向外側に
配置された第1撹拌搬送部材30のパドル本体部36に
よって、スリーブ部材14の露呈外周面(トナーの上面
に対し上方に間隔をおいて位置する、磁石部材16のS
2極に対向する近傍の露呈外周面)に向かって効果的に
汲み上げられるので、トナーは、該外周面に対し、不足
することなく、また過剰となることなく、所要のとおり
十分確実に補給される。その結果、所望するとおりの良
好な現像を行なうことができる。また、このような構成
及び作用効果を有する現像装置100を備えた画像形成
機である複写機200は、そのコストダウンを可能にす
ると共に、良好な画像の出力を保証するものである。
【0038】第1撹拌搬送部材30の両端部は連通路2
4及び25に対向する領域に位置付けられている。すな
わち、第1撹拌搬送部材30の螺旋羽根34及びパドル
本体部36は、第1搬送路20の上流から下流にわたる
実質的に全領域にわたって存在するよう配置されてお
り、螺旋羽根34及びパドル本体部36の両端部は連通
路24及び25に対向する領域に位置付けられているの
で、第1搬送路20内のトナーは、その上流端から下流
端にわたって効果的に攪拌されながら均一に搬送され
る。連通路24及び25に対向する第1搬送路20及び
第2搬送路22の両端部においては、その構成上、トナ
ーが滞留する傾向が避けられないが、パドル本体部36
の両端部が連通路24及び25に対向する領域に位置付
けられていることに起因して、該滞留を効果的に防止
し、かつスリーブ部材14の両端部における上記外周面
にも、十分にトナーを補給することができる。このよう
に、パドル本体部36は、連通路24及び25に対向す
る領域を含む全領域にわたって存在するよう配設されて
いるので、スリーブ部材14の該外周面には、その全域
にわたって新しいトナーが常に均一に補給され、所望す
るとおりの良好な現像が保証される。また、このような
構成及び作用効果を有する現像装置100を備えた画像
形成機である複写機200は、そのコストダウンを可能
にすると共に、良好な画像の出力を保証するものであ
る。
【0039】また、第1撹拌搬送部材30のパドル本体
部36は、回転軸32の半径方向に延びる幅を有し、パ
ドル本体部36の、該両端部における該幅は、他の中間
部分における該幅よりも狭く形成されているので、連通
路24及び25におけるトナーの逆流が防止され、トナ
ーの円滑な循環に寄与するものである。パドル本体部3
6は、螺旋羽根34の半径方向外側を螺旋羽根34の外
周面に対して隙間をおいてかつ回転軸に平行に延在する
よう配設されているので、パドル本体部36は、螺旋羽
根34によるトナーの軸方向への攪拌及び搬送作用を阻
害することはない。本発明の上記現像装置100によれ
ば、螺旋羽根34を備えた第1撹拌搬送部材30に、支
持部35a〜35d及びパドル本体部36からなるパド
ル手段を配設するのみで、しかも、磁石部材16の磁極
の数も最小限の3個(N1極、S1極及びS2極)を配
設するのみで、トナーを、不足することなく所要のとお
りにスリーブ部材14の上記露呈外周面に十分確実に補
給することを可能にするので、従来装置におけるような
多数の磁極を設ける必要がなく、構成が簡単となり、低
コストで製造することができ、実用的に有用である。更
にはまた、従来装置におけるように磁極間の磁界の分布
をも考慮した新たな画像設計も不要となるので、設計が
簡単となり、この面においてもコストダウン(現像装置
100及び複写機200のコストダウン)を図ることが
可能になる。
【0040】現像領域を通過したトナーは、磁石部材1
6のS1極によりスリーブ部材14の外周面に保持され
てハウジング2内に引き込まれ、その一部は、S1極と
S2極との間における磁力の及ばない領域を通過する過
程において、自然落下によりスリーブ部材14の外周面
から剥離され、新しいトナーの補給に備えられる。その
結果、スリーブ部材14の外周面に古いトナーが常時付
着される現象が回避され、トナーの劣化が確実に防止さ
れる。なお、上記実施形態において、第1攪拌搬送部材
30のパドル本体部36は、回転軸32を半径方向外方
から見て、回転軸32の軸線に対し平行にかつ直線状に
延在するよう配設されているが、これに代えて、回転軸
32の軸線に対し平行にかつ直線状に傾斜して延在する
よう配設する他の実施形態も成立する。この実施形態に
おいては、パドル本体部36の回転により、トナーを攪
拌する機能に加えて、軸方向に搬送する機能が付加さ
れ、トータル的に第1攪拌搬送部材30の攪拌搬送作用
が向上させられる。また、上記実施形態において、パド
ル本体部36は1個配設されているが、これに代えて、
回転軸32の周方向に間隔をおいて複数個配設する他の
実施形態も成立する。。この実施形態によれば、パドル
本体部36による攪拌機能が更に向上させられる。
【0041】第2撹拌搬送部材40の両端部は連通路2
4及び25に対向する領域に位置付けられている。更に
具体的に説明すると、第2撹拌搬送部材40に配設され
た螺旋羽根44は、片方の連通路24に対向する上流端
部領域から他方の連通路25に対向する下流端部領域ま
での全領域に延在するよう配設され、また第2撹拌搬送
部材40に配設されたパドル本体部46及び48は、片
方の連通路24に対向する上流端部領域を除く他の領域
であって、他方の連通路25に対向する下流端部領域を
含む該他の領域のほぼ全域にわたって配設されている
(片方の連通路24に対向する上流端部領域にはパドル
手段が存在しない)。このような構成に起因して、第2
搬送路22内のトナーは、その上流端から下流端にわた
って効果的に攪拌されながら均一に搬送されると共に、
片方の連通路24に対向する上流端部領域から第1搬送
路20へのトナーの逆流が防止され、トナーの円滑な循
環が促進される。上記現像装置100においては、片方
の連通路24に対向する上流端部領域にパドル手段を配
設することに代えて、第2撹拌搬送部材40の回転軸4
2の、片方の連通路24に対向する上流端部領域には、
半径方向外方に延び出す突出片41が2個、軸方向に間
隔をおいて配設されている。突出片41の回転によっ
て、第2搬送路22の上流端部領域に存在するトナーは
効果的にほぐされるので、トナーの滞留が防止されると
共に、片方の連通路24に対向する上流端部領域から第
1搬送路20へのトナーの逆流が防止され、トナーの円
滑な循環が促進される。
【0042】第2撹拌搬送部材40のパドル手段は、螺
旋羽根44の半径方向外側を螺旋羽根44の外周面に対
して隙間をおいてかつ相互に異なる、回転軸42まわり
の角度位置であって相互に軸方向に180°相違する領
域を、それぞれ回転軸42に平行に延在するよう配設さ
れた2個のパドル本体部46及び48を含み、パドル本
体部46及び48は、回転軸42の半径方向に延びる幅
を有するよう構成されている。この構成により、パドル
本体部46及び48は、螺旋羽根44によるトナーの軸
方向への攪拌及び搬送作用を阻害することはない。パド
ル本体部は、必要に応じて3個以上配設してもよい。下
流側のパドル本体部48は、他方の連通路25に対向す
る下流端部領域を含むよう配設されているので、該下流
端部領域におけるトナーの滞留が防止されると共に、第
1搬送路20からの逆流を防止し、かつ他方の連通路2
5に対向する該下流端部領域から第1搬送路20へのト
ナーの搬入を円滑に遂行する。その結果、トナーの円滑
な循環が保証される。
【0043】本発明の上記現像装置100によれば、第
1撹拌搬送部材30及び第2撹拌搬送部材40は、通常
の形態を有する螺旋羽根32及び42から構成され、ま
た、第1撹拌搬送部材30の、パドル本体部36を含む
パドル手段及び第2撹拌搬送部材40の、パドル本体部
46及び48を含むパドル手段、第2撹拌搬送部材40
の突出片41は、いずれも単純な形状を有するよう構成
されているので、従来装置におけるように、螺旋羽根を
特殊な形状に変形したものを使用することもなく、した
がって、金型もそれに応じて複雑となることもない。そ
の結果、全体として簡単な構成を有すると共に低コスト
で製造することができ、しかも、トナーの逆流を防止し
かつトナーの円滑な循環を遂行することを可能にするの
で、実用上有用である。
【0044】先に述べたように、上記ハウジング2にお
いて、第2搬送路22の上流端の更に上流側位置には、
トナーの受入開口部26と、トナーの供給搬送路27と
が配設されている。供給搬送路27の上流端部は、トナ
ーの受入開口部26に接続され、供給搬送路27の下流
端は第2搬送路22の上流端に接続されている。受入開
口部26内には受け入れたトナーを供給搬送路27の上
流端部に送給する送給手段である羽根車28が配設さ
れ、供給搬送路27内には羽根車28によって受入開口
部26から送給されたトナーを第2搬送路22の上流端
に供給搬送する供給搬送手段が配設されている。供給搬
送手段は、供給搬送路27内を延在しかつ第2撹拌搬送
部材40と共通の回転軸42及び供給搬送路27内を延
在する該回転軸42に配設された螺旋羽根49からなる
供給搬送部材50により構成されている。ハウジング2
内へのトナーの補給は、先に述べたトナーセンサSから
の信号に基づいて行なわれる。トナーの補給時には、第
1撹拌搬送部材30、第2撹拌搬送部材40及び羽根車
28が図示しない駆動手段によって回転駆動させられ
る。図示しないトナーコンテナから受入開口部26に排
出されたトナーは、羽根車28により、トナーの供給搬
送路27の上流端部に送給される。供給搬送路27の上
流端部に送給されたトナーは、供給搬送部材50の螺旋
羽根49によって第2搬送路22の上流端に供給搬送さ
れる。第2搬送路22の上流端に供給搬送されたトナー
は、第2撹拌搬送部材40によって上記循環径路内に攪
拌搬送される。トナーが所定の量だけ補給されると、ト
ナーセンサSからの信号に基づいてトナーの補給が停止
される。
【0045】上記現像ハウジング100において、第1
撹拌搬送部材30により第1搬送路20内を上記一方向
に搬送されるトナーの単位時間当たりの搬送量は、第2
撹拌搬送部材40により第2搬送路22内を上記他方向
に搬送されるトナーの単位時間当たりの搬送量よりも幾
分多くなるように規定され、かつ、第2撹拌搬送部材4
0の上流端部領域(片方の連通路24に対向する上流端
部領域)により第2搬送路22内を上記他方向に搬送さ
れるトナーの単位時間当たりの搬送量は、第2撹拌搬送
部材40の、該上流端部領域よりも下流側の領域により
第2搬送路22内を上記他方向に搬送されるトナーの単
位時間当たりの搬送量よりも少なくなるように規定され
ていることが重要である。この理由は、片方の連通路2
4において、第2搬送路22から第1搬送路20への逆
流を確実に防止すること、及び第1搬送路20内におけ
るトナーの量を均一に保持することにより、トナーの円
滑な搬送を行うことにある。上記搬送量の差が過剰に大
きくなると、第1搬送路20内におけるトナーの量が不
均一となり、所定の良好な現像が行われないおそれがあ
る。また上記搬送量の差が過剰に小さくなると(例えば
ほぼ同じになると)、トナーの性質、周囲の環境条件
(湿度あるいは温度等)によっては、上記逆流が発生す
るおそれがある。
【0046】第1撹拌搬送部材30により第1搬送路2
0内を上記一方向に搬送されるトナーの単位時間当たり
の搬送量を、第2撹拌搬送部材40により第2搬送路2
2内を上記他方向に搬送されるトナーの単位時間当たり
の搬送量よりも幾分多くなるようにし、かつ、第2撹拌
搬送部材40の該上流端部領域により第2搬送路22内
を上記他方向に搬送されるトナーの単位時間当たりの搬
送量が、第2撹拌搬送部材40の、該上流端部領域より
も下流側の領域により第2搬送路22内を上記他方向に
搬送されるトナーの単位時間当たりの搬送量よりも少な
くなるようにするためには、第1撹拌搬送部材30及び
第2撹拌搬送部材40における螺旋羽根34及び44の
外径、ピッチ、回転数の他に、パドル本体部46、48
の形状及び寸法、設置領域、個数、周方向の角度位置
(位相)、螺旋羽根34及び44の外径との間の隙間、
突出片41の設置個数等の数値を適宜に設定すればよ
い。
【0047】他方、供給搬送部材50により供給搬送路
27内を第2搬送路22の上流端に向かって供給搬送さ
れるトナーの単位時間当たりの搬送量は、第1攪拌搬送
部材30により第1搬送路20内を該一方向に搬送され
るトナーの単位時間当たりの搬送量よりも多くなるよう
規定されている。このためには、供給搬送部材50の螺
旋羽根49の外径、ピッチ、供給搬送部材50の回転数
等を、第1攪拌搬送部材40のそれらに対して相対的に
適宜に設定することにより、容易に可能である。このよ
うに、供給搬送部材50による該搬送量を、第1攪拌搬
送部材30による該搬送量よりも多くすることにより、
トナーの迅速な補給が保証される。また、トナーの上記
補給に関連して、トナーセンサSは、第2搬送路22
の、片方の連通路24に対向する上流端部領域よりも下
流位置であって該上流端部領域の近傍位置に配設されて
いるので、トナーセンサSによる応答性が向上し、迅速
かつ正確なトナー量の検出が確保される。
【0048】本発明による上記実施形態において、現像
装置100の第1撹拌搬送部材30及び第2撹拌搬送部
材40にはパドル手段(支持部35a〜35d及びパド
ル本体部36)が配設され、第1撹拌搬送部材30に配
設された螺旋羽根34及びパドル手段は、他方の連通路
25に対向する上流端部領域から片方の連通路24に対
向する下流端部領域までの全領域に延在するよう配設さ
れ、第2撹拌搬送部材40に配設された螺旋羽根44
は、片方の連通路24に対向する上流端部領域から他方
の連通路25に対向する下流端部領域までの全領域に延
在するよう配設され、第2撹拌搬送部材40に配設され
たパドル手段(支持部45a〜45c及びパドル本体部
46、支持部47a〜47c及びパドル本体部48)
は、片方の連通路24に対向する上流端部領域を除く他
の領域であって、他方の連通路25に対向する下流端部
領域を含む該他の領域に配設されている。本発明は、こ
の実施形態に限定されるものではなく、他の実施形態も
成立する。例えば、第1撹拌搬送部材30のみにパドル
手段(一例として支持部35a〜35d及びパドル本体
部36)を配設する他の実施形態を挙げることができ
る。この実施形態において、第1撹拌搬送部材30に配
設された螺旋羽根34及び該パドル手段は、他方の連通
路25に対向する上流端部領域から片方の連通路24に
対向する下流端部領域までの全領域に延在するよう配設
されることが好ましい。この現像装置においても、図示
の実施形態におけると同様に、簡単な構成及び低コスト
で、現像剤の逆流を防止しかつ現像剤の円滑な循環を可
能にして所望するとおりの良好な現像を行なうことがで
きる。またこのような現像装置を備えた画像形成機によ
れば、コストダウンを可能にすると共に、良好な画像の
出力を保証するものである。
【0049】また、例えば、第2撹拌搬送部材40のみ
にパドル手段(一例として支持部45a〜45c及びパ
ドル本体部46、支持部47a〜47c及びパドル本体
部48)を配設する他の実施形態を挙げることができ
る。この実施形態において、第2撹拌搬送部材40に配
設された螺旋羽根44は、片方の連通路24に対向する
上流端部領域から他方の連通路25に対向する下流端部
領域までの全領域に延在するよう配設され、第2撹拌搬
送部材40に配設されたパドル手段は、片方の連通路2
4に対向する上流端部領域を除く他の領域であって、他
方の連通路25に対向する下流端部領域を含む該他の領
域に配設されることが好ましい。この現像装置において
も、図示の実施形態におけると同様に、簡単な構成及び
低コストで、現像剤の逆流を防止しかつ現像剤の円滑な
循環を可能にして所望するとおりの良好な現像を行なう
ことができる。またこのような現像装置を備えた画像形
成機によれば、コストダウンを可能にすると共に、良好
な画像の出力を保証するものである。
【0050】本発明による現像装置においては、第1撹
拌搬送部材30及び/又は第2撹拌搬送部材40にパド
ル手段を配設する実施形態が成立し、そして、簡単な構
成及び低コストで、現像剤の逆流を防止しかつ現像剤の
円滑な循環を可能にして所望するとおりの良好な現像を
行なうことができるのであるが、このような効果の達成
は、特に、第1撹拌搬送部材30の回転軸32がスリー
ブ部材14の下端部と実質的に同じ高さ位置又は該下端
部よりも下方位置に配置されている形態の現像装置にお
いては特に有効である。
【0051】また、画像形成機(例えば複写機200)
であって、感光体ドラム201と、主帯電器202と、
レーザスキャニングユニットLSUと、現像装置100
と、転写手段(例えば転写204)と、感光体ドラム2
01と転写手段との間に形成される転写部を通って実質
的に上下方向に延在する用紙搬送路206とを備え、現
像装置100は、現像ハウジング2と、上記現像剤適用
手段と、上記撹拌搬送機構と、トナーコンテナ208と
を備え、第1撹拌搬送部材30の回転軸32がスリーブ
部材14の下端部と実質的に同じ高さ位置又は該下端部
よりも下方位置に配置され、レーザスキャニングユニッ
トLSUは、現像ハウジング2の、感光体ドラム201
と反対側位置に現像ハウジング2とほぼ同じ高さで並列
して配置され、トナーコンテナ208はレーザスキャニ
ングユニットLSUの上方に配置され、レーザスキャニ
ングユニットLSUから感光体ドラム201の外周面に
照射されるレーザ光の光路Lは、現像ハウジング2の上
面と、トナーコンテナ208及び主帯電器202の下面
との間の隙間を通るよう形成されている画像形成機(図
1に示す実施形態)において、第1撹拌搬送部材30及
び/又は第2撹拌搬送部材40にパドル手段を配設する
実施形態が成立する。上記レイアウトを有する画像形成
機に備えられた現像装置100は、簡単な構成及び低コ
ストで、現像剤の逆流を防止しかつ現像剤の円滑な循環
を可能にして所望するとおりの良好な現像を行なうこと
ができる、との効果をより効果的にかつ確実に達成する
ことを可能にし、このような現像装置100を備えた上
記画像形成機は、コストダウンを可能にすると共に、良
好な画像の出力を保証するものである。
【0052】また、スリーブ部材14及び第1撹拌搬送
部材30の回転方向は、現像ハウジング2内において相
互に対向する外周面が、該対向部において相互に実質的
に上方に向かうよう規定され、第1撹拌搬送部材30に
はパドル手段(一例として支持部35a〜35d及びパ
ドル本体部36)が配設され、第1撹拌搬送部材40が
回転させられると、第1搬送路20内の現像剤の一部は
パドル手段によってスリーブ部材14の外周面に汲み上
げられる、よう構成された現像装置100が、上記した
レイアウトを有する画像形成機(図1に示す実施形態)
に備えられた場合には、簡単な構成及び低コストで、第
1撹拌搬送部材30に対して比較的高い位置に配置され
たスリーブ部材14の外周面に、現像剤を不足すること
なく所要のとおりに補給することを可能にして所望する
とおりの良好な現像を行なうことができる、との効果を
より効果的にかつ確実に達成することを可能にし、この
ような現像装置100を備えた上記画像形成機は、コス
トダウンを可能にすると共に、良好な画像の出力を保証
するものである。
【0053】また、本発明による上記実施形態におい
て、現像剤としては、磁性トナーからなる、いわゆる一
成分磁性トナーが使用されているが、本発明はこれに限
定されることはなく、トナーと磁性キャリア粒子とから
なる、いわゆる二成分磁性トナーが使用される他の実施
形態も成立する。
【0054】
【発明の効果】本発明による現像装置100によれば、
簡単な構成及び低コストで、現像剤の逆流を防止しかつ
現像剤の円滑な循環を可能にして所望するとおりの良好
な現像を行なうことができる。また本発明による画像形
成機、実施形態においては静電複写機200によれば、
簡単な構成及び低コストで、現像剤の逆流を防止しかつ
現像剤の円滑な循環を可能にして所望するとおりの良好
な現像を行なうことができる上記現像装置100を備
え、その結果、コストダウンを可能にすると共に、良好
な画像の出力を保証する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による現像装置の実施形態を備えた複写
機の実施形態の構成を示す側面図。
【図2】本発明による現像装置の実施形態の要部横断面
図。
【図3】図2に示す現像装置の斜視図。
【図4】図2に示す現像装置の平面図。
【図5】図4に示す現像装置の長手方向における前方寄
りの部分を拡大して示す平面図。
【図6】図5に示す現像装置に含まれる主な構成部材の
一部を分解して示す斜視図。
【図7】図2に示す現像装置に含まれる第1撹拌搬送部
材の斜視図。
【図8】図2に示す現像装置に含まれる第2撹拌搬送部
材の斜視図。
【符号の説明】
2 現像ハウジング 14 スリーブ部材 16 静止永久磁石部材 18 現像剤規制部材 20 第1搬送路 22 第2搬送路 23 隔壁 24 片方の連通路 25 他方の連通路 26 受入開口部 27 供給搬送路 28 羽根車 30 第1撹拌搬送部材 32 回転軸 34 螺旋羽根 36 パドル本体部 40 第2撹拌搬送部材 42 回転軸 44 螺旋羽根 46、48 パドル本体部 49 螺旋羽根 50 供給搬送部材 100 現像装置 200 複写機 200a 複写機本体 201 感光体ドラム 202 主帯電器 208 トナーコンテナ LSU レーザスキャニングユニット L 光路 S トナーセンサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 戸出 浩由 三重県度会郡玉城町野篠字又兵衛704−19 京セラ株式会社三重工場玉城ブロック内 Fターム(参考) 2H031 AB02 AB03 AB09 AC09 AC11 AC19 AC23 AC30 AC33 AD09 BA02 BA03 BA06 BB01 2H076 AB02 EA11 2H077 AA02 AB02 AB03 AB14 AB15 AB18 AB21 AC02 AC03 AD06 AD13 AD18 AE03 AE04 BA02 BA07 BA08 BA09 CA02 DA15 DA42 DA93 EA03 EA11

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現像剤を収容する現像ハウジングと、現
    像剤を静電潜像に適用するための現像剤適用手段と、現
    像剤を撹拌搬送する撹拌搬送手段とを備え、現像ハウジ
    ング内には、現像剤適用手段に沿って平行に延在する第
    1搬送路と、第1搬送路に平行に延在する第2搬送路と
    が隔壁により仕切られて形成され、隔壁の両端外側には
    第1及び第2搬送路を連通する連通路が配設され、片方
    の連通路は、第1搬送路の下流端部及び第2搬送路の上
    流端部間を連通するよう配置され、他方の連通路は、第
    2搬送路の下流端部及び第1搬送路の上流端部間を連通
    するよう配置され、撹拌搬送手段は、第1搬送路に配設
    された第1撹拌搬送手段と、第2搬送路に配設された第
    2撹拌搬送手段とを備え、第1撹拌搬送手段は、回転軸
    及び回転軸に配設された螺旋羽根を含む第1撹拌搬送部
    材を備え、第2撹拌搬送手段は、回転軸及び回転軸に配
    設された螺旋羽根を含む第2撹拌搬送部材を備え、現像
    剤は、第1撹拌搬送手段により第1搬送路内を一方向
    に、また第2撹拌搬送手段により第2搬送路内を他方向
    に、それぞれ搬送されて第1及び第2搬送路間を連通路
    を介して循環させられる現像装置において、 第1撹拌搬送部材及び/又は第2撹拌搬送部材にはパド
    ル手段が配設されている、ことを特徴とする現像装置。
  2. 【請求項2】 現像剤を収容する現像ハウジングと、現
    像剤を静電潜像に適用するための現像剤適用手段と、現
    像剤を撹拌搬送する撹拌搬送手段とを備え、現像ハウジ
    ング内には、現像剤適用手段に沿って平行に延在する第
    1搬送路と、第1搬送路に平行に延在する第2搬送路と
    が隔壁により仕切られて形成され、隔壁の両端外側には
    第1及び第2搬送路を連通する連通路が配設され、片方
    の連通路は、第1搬送路の下流端部及び第2搬送路の上
    流端部間を連通するよう配置され、他方の連通路は、第
    2搬送路の下流端部及び第1搬送路の上流端部間を連通
    するよう配置され、撹拌搬送手段は、第1搬送路に配設
    された第1撹拌搬送手段と、第2搬送路に配設された第
    2撹拌搬送手段とを備え、第1撹拌搬送手段は、回転軸
    及び回転軸に配設された螺旋羽根を含む第1撹拌搬送部
    材を備え、第2撹拌搬送手段は、回転軸及び回転軸に配
    設された螺旋羽根を含む第2撹拌搬送部材を備え、現像
    剤は、第1撹拌搬送手段により第1搬送路内を一方向
    に、また第2撹拌搬送手段により第2搬送路内を他方向
    に、それぞれ搬送されて第1及び第2搬送路間を連通路
    を介して循環させられる現像装置において、 第1撹拌搬送部材にはパドル手段が配設され、第1撹拌
    搬送部材に配設された螺旋羽根及びパドル手段は、他方
    の連通路に対向する上流端部領域から片方の連通路に対
    向する下流端部領域までの全領域に延在するよう配設さ
    れている、ことを特徴とする現像装置。
  3. 【請求項3】 現像剤を収容する現像ハウジングと、現
    像剤を静電潜像に適用するための現像剤適用手段と、現
    像剤を撹拌搬送する撹拌搬送手段とを備え、現像ハウジ
    ング内には、現像剤適用手段に沿って平行に延在する第
    1搬送路と、第1搬送路に平行に延在する第2搬送路と
    が隔壁により仕切られて形成され、隔壁の両端外側には
    第1及び第2搬送路を連通する連通路が配設され、片方
    の連通路は、第1搬送路の下流端部及び第2搬送路の上
    流端部間を連通するよう配置され、他方の連通路は、第
    2搬送路の下流端部及び第1搬送路の上流端部間を連通
    するよう配置され、撹拌搬送手段は、第1搬送路に配設
    された第1撹拌搬送手段と、第2搬送路に配設された第
    2撹拌搬送手段とを備え、第1撹拌搬送手段は、回転軸
    及び回転軸に配設された螺旋羽根を含む第1撹拌搬送部
    材を備え、第2撹拌搬送手段は、回転軸及び回転軸に配
    設された螺旋羽根を含む第2撹拌搬送部材を備え、現像
    剤は、第1撹拌搬送手段により第1搬送路内を一方向
    に、また第2撹拌搬送手段により第2搬送路内を他方向
    に、それぞれ搬送されて第1及び第2搬送路間を連通路
    を介して循環させられる現像装置において、 第2撹拌搬送部材にはパドル手段が配設され、第2撹拌
    搬送部材に配設された螺旋羽根は、片方の連通路に対向
    する上流端部領域から他方の連通路に対向する下流端部
    領域までの全領域に延在するよう配設され、第2撹拌搬
    送部材に配設されたパドル手段は、片方の連通路に対向
    する上流端部領域を除く他の領域であって、他方の連通
    路に対向する下流端部領域を含む該他の領域に配設され
    ている、ことを特徴とする現像装置。
  4. 【請求項4】 現像剤を収容する現像ハウジングと、現
    像剤を静電潜像に適用するための現像剤適用手段と、現
    像剤を撹拌搬送する撹拌搬送手段とを備え、現像ハウジ
    ング内には、現像剤適用手段に沿って平行に延在する第
    1搬送路と、第1搬送路に平行に延在する第2搬送路と
    が隔壁により仕切られて形成され、隔壁の両端外側には
    第1及び第2搬送路を連通する連通路が配設され、片方
    の連通路は、第1搬送路の下流端部及び第2搬送路の上
    流端部間を連通するよう配置され、他方の連通路は、第
    2搬送路の下流端部及び第1搬送路の上流端部間を連通
    するよう配置され、撹拌搬送手段は、第1搬送路に配設
    された第1撹拌搬送手段と、第2搬送路に配設された第
    2撹拌搬送手段とを備え、第1撹拌搬送手段は、回転軸
    及び回転軸に配設された螺旋羽根を含む第1撹拌搬送部
    材を備え、第2撹拌搬送手段は、回転軸及び回転軸に配
    設された螺旋羽根を含む第2撹拌搬送部材を備え、現像
    剤は、第1撹拌搬送手段により第1搬送路内を一方向
    に、また第2撹拌搬送手段により第2搬送路内を他方向
    に、それぞれ搬送されて第1及び第2搬送路間を連通路
    を介して循環させられる現像装置において、 第1及び第2撹拌搬送部材にはパドル手段が配設され、
    第1撹拌搬送部材に配設された螺旋羽根及びパドル手段
    は、他方の連通路に対向する上流端部領域から片方の連
    通路に対向する下流端部領域までの全領域に延在するよ
    う配設され、第2撹拌搬送部材に配設された螺旋羽根
    は、片方の連通路に対向する上流端部領域から他方の連
    通路に対向する下流端部領域までの全領域に延在するよ
    う配設され、第2撹拌搬送部材に配設されたパドル手段
    は、片方の連通路に対向する上流端部領域を除く他の領
    域であって、他方の連通路に対向する下流端部領域を含
    む該他の領域に配設されている、ことを特徴とする現像
    装置。
  5. 【請求項5】 第1撹拌搬送部材のパドル手段は、回転
    軸から半径方向外方に延び出す複数の支持部と、支持部
    の各々の先端間に連結されたパドル本体部とを備え、パ
    ドル本体部は、螺旋羽根の半径方向外側を螺旋羽根外周
    面に対して隙間をおいてかつ回転軸まわりの同一角度位
    置を回転軸に平行に延在するよう配設されると共に回転
    軸の半径方向に延びる幅を有し、パドル本体部の、他方
    の連通路に対向する上流端部領域及び片方の連通路に対
    向する下流端部領域における該幅は、他の中間部領域に
    おける該幅よりも狭く形成されている、請求項4記載の
    現像装置。
  6. 【請求項6】 第2撹拌搬送部材の回転軸の、片方の連
    通路に対向する上流端部領域には、半径方向外方に延び
    出す突出片が配設されている、請求項5記載の現像装
    置。
  7. 【請求項7】 第2撹拌搬送部材のパドル手段は、回転
    軸から半径方向外方に延び出す複数の支持部と、支持部
    の各々の先端間に連結されたパドル本体部とを備え、パ
    ドル本体部は、螺旋羽根の半径方向外側を螺旋羽根の外
    周面に対して隙間をおいてかつ相互に異なる、回転軸ま
    わりの角度位置であって相互に軸方向に相違する領域
    を、それぞれ回転軸に平行に延在するよう、複数個配設
    され、パドル本体部は回転軸の半径方向に延びる幅を有
    している、請求項5又は請求項6記載の現像装置。
  8. 【請求項8】 現像ハウジングにおいて、第2搬送路の
    上流端の更に上流側位置には、現像剤の受入開口部と、
    現像剤の供給搬送路とが配設され、供給搬送路の上流端
    部は受入開口部に接続され、供給搬送路の下流端は第2
    搬送路の上流端に接続され、受入開口部内には受け入れ
    た現像剤を供給搬送路の上流端部に送給する送給手段が
    配設され、供給搬送路内には該送給手段によって受入開
    口部から送給された現像剤を第2搬送路の上流端に供給
    搬送する供給搬送手段が配設され、供給搬送手段により
    供給搬送路内を第2搬送路の上流端に向かって供給搬送
    される現像剤の単位時間当たりの搬送量は、第1撹拌搬
    送手段により第1搬送路内を該一方向に搬送される現像
    剤の単位時間当たりの搬送量よりも多くなるよう規定さ
    れる、請求項4〜7のいずれか1項に記載の現像装置。
  9. 【請求項9】 現像ハウジングにおいて、第2搬送路
    の、片方の連通路に対向する上流端部領域よりも下流位
    置であって該上流端部領域の近傍位置には、トナーセン
    サが配設されている、請求項8記載の現像装置。
  10. 【請求項10】 第1撹拌搬送部材により第1搬送路内
    を該一方向に搬送される現像剤の単位時間当たりの搬送
    量は、第2撹拌搬送部材により第2搬送路内を該他方向
    に搬送される現像剤の単位時間当たりの搬送量よりも多
    くなるように規定され、かつ、第2撹拌搬送部材の上流
    端部領域により第2搬送路内を該他方向に搬送される現
    像剤の単位時間当たりの搬送量は、第2撹拌搬送部材
    の、該上流端部領域よりも下流側の領域により第2搬送
    路内を該他方向に搬送される現像剤の単位時間当たりの
    搬送量よりも少なくなるように規定されている、請求項
    4〜9のいずれか1項に記載の現像装置。
  11. 【請求項11】 現像剤適用手段はスリーブ部材と、ス
    リーブ部材内に配設された静止磁石部材とを含み、第1
    撹拌搬送部材の回転軸はスリーブ部材の下端部と実質的
    に同じ高さ位置又は該下端部よりも下方位置に配置され
    ている、請求項4〜10のいずれか1項に記載の現像装
    置。
  12. 【請求項12】 請求項1〜11のいずれか1項に記載
    の現像装置を備え、該現像装置によって感光体ドラムの
    外周面に形成された静電潜像を現像する、ことを特徴と
    する画像形成機。
  13. 【請求項13】 感光体ドラムと、感光体ドラムの外周
    面を一様に帯電させる主帯電器と、一様に帯電された感
    光体ドラムの外周面を画像情報に対応したレーザ光で走
    査することにより静電潜像を形成するレーザスキャニン
    グユニットと、該静電潜像を現像する現像装置と、該現
    像を用紙に転写する転写手段と、感光体ドラムと転写手
    段との間に形成される転写部を通って実質的に上下方向
    に延在する用紙搬送路とを備え、現像装置は、現像剤を
    収容する現像ハウジングと、現像剤を静電潜像に適用す
    るための現像剤適用手段と、現像剤を撹拌搬送する撹拌
    搬送機構と、現像剤を現像ハウジング内に補給するため
    のトナーコンテナとを備え、現像剤適用手段は、スリー
    ブ部材と、スリーブ部材内に配設された静止磁石部材と
    を含み、現像ハウジング内には、スリーブ部材に沿って
    平行に延在する第1搬送路と、第1搬送路に平行に延在
    する第2搬送路とが隔壁により仕切られて形成され、隔
    壁の両端外側には第1及び第2搬送路を連通する連通路
    が配設され、撹拌搬送機構は、第1搬送路に配設された
    第1撹拌搬送手段と、第2搬送路に配設された第2撹拌
    搬送手段とを備え、第1撹拌搬送手段は、回転軸及び回
    転軸に配設された螺旋羽根を含む第1撹拌搬送部材を備
    え、第2撹拌搬送手段は、回転軸及び回転軸に配設され
    た螺旋羽根を含む第2撹拌搬送部材を備え、第1撹拌搬
    送部材の回転軸はスリーブ部材の下端部と実質的に同じ
    高さ位置又は該下端部よりも下方位置に配置され、レー
    ザスキャニングユニットは、現像ハウジングの、感光体
    ドラムと反対側位置に現像ハウジングとほぼ同じ高さで
    並列して配置され、トナーコンテナはレーザスキャニン
    グユニットの上方に配置され、レーザスキャニングユニ
    ットから感光体ドラムの外周面に照射されるレーザ光の
    光路は、現像ハウジングの上面と、トナーコンテナ及び
    主帯電器の下面との間の隙間を通るよう形成されている
    画像形成機において、 第1撹拌搬送部材及び/又は第2撹拌搬送部材にはパド
    ル手段が配設されている、ことを特徴とする画像形成
    機。
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