JP4331198B2 - 現像剤収納容器および画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は現像剤を収納する現像剤収納容器に関し、特に、回転駆動されることにより収納している現像剤を排出する現像剤収納容器に関する。
電子写真方式の画像形成装置では、感光体表面に形成された静電潜像を現像装置がトナーによって顕像化する。静電潜像の顕像化に用いられるトナーは、現像剤収納容器に相当するトナーカートリッジに収納され、このトナーカートリッジから現像装置に対して逐次トナーの供給が行われる。
多くの場合、トナーカートリッジは中空の円筒形状に形成され、一方の端部が閉塞されるとともに他方の端部付近に排出口が設けられている。トナーカートリッジは、画像形成装置に装着される際、円筒形状部の軸が水平になるように配置される。そして、トナーカートリッジの軸を中心に回転駆動させることにより、収納されているトナーが攪拌され、排出口の方向へ搬送される。その結果、回転に応じた分量のトナーが排出口から排出される。
近年、フルカラー複合機のトナーカートリッジは、ハンドリングの容易性、リサイクル化のし易さという観点から、多数のトナーカートリッジが提案されている。
しかしながら、近年の高画質化におけるトナーの小粒径化に伴うトナーの流動性低下や、トナーがトナーカートリッジ内壁に付着し易いといった弊害に対して、トナーをスムースに安定して全量を補給することが必要となる。
そこで、特許文献1には、トナーカートリッジ内に螺旋状の攪拌部材を回転自在に設け、トナーカートリッジ内壁に貼り付くトナーを掻き落とし、トナーカートリッジ内のトナー全量を確実に攪拌し、排出可能とする技術が開示されている。
また、特許文献2には、現像剤容器の中に、パイプの内側と外側に互いに逆方向のひねりの螺旋翼を設けたブレンダーを設け、当該パイプの内側に球状部材を設けて、パイプ内壁に付着するトナーを振動で剥離し、パイプの内側でのトナー残留を防止する技術が開示されている。
特許文献3には、残留トナー回収装置の内部に、トナーを搬送するための搬送スクリューが設けられており、当該搬送スクリュー上に、トナーの堆積を防止するための球体が配設されている技術が開示されている。
特開平3−288875号公報(1991年12月19日公開) 特開平4−100074号公報(1992年4月2日公開) 特開2003−131534号公報(2003年5月9日公開)
しかしながら、特許文献1及び2に係る技術では、トナーカートリッジ内の攪拌手段に相当する攪拌部材や螺旋翼の構造が複雑であることや、当該攪拌部材や螺旋翼を回転させるために部品点数が多くなることにより高価となる。特許文献3に係る技術でも、トナーを搬送するための搬送スクリューが複雑な構造であるため、同様の問題が生じる。また、搬送機構の構造が複雑であり、部品点数が多くなるため、トナーカートリッジが大型となる。そのため、特にフルカラー複合機のようなY・M・C・Kといった4色のトナーカートリッジを収容するためには、フルカラー複合機が大型化してしまい、省スペース化という市場ニーズに適さない。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであって、現像剤を安定して供給することが可能であり、かつ、安価で小型化が可能である現像剤収納容器を実現することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る現像剤収納容器は、中空の円筒部に現像剤を収納するとともに、上記円筒部がその軸を中心として回転駆動されることにより、収納した上記現像剤を排出口から排出する現像剤収納容器において、上記円筒部の内周面には、上記円筒部の回転方向に対して傾斜する方向に延伸する線状の突状部が複数設けられており、上記突状部と衝突するように上記円筒部内を移動可能な攪拌部材を備えていることを特徴とする。
上記の構成によれば、円筒部の内周面には、円筒部の回転方向に対して傾斜する方向に延伸する線状の突状部が複数設けられているため、円筒部が回転することにより、現像剤が搬送されることとなる。そして、突状部と衝突するように円筒部内を移動可能な攪拌部材が存在する。そのため、円筒部が回転することによって、攪拌部材が突状部と衝突し、現像剤収納容器に振動を与えることとなる。この振動によって円筒部の内壁に付着した現像剤が剥がれ、現像剤の排出効率を向上させることができる。また、攪拌部材は、円筒部内を移動可能であるため、突状部が設けられていない領域において、円筒部が回転することにより、円筒部の内壁を摺擦する。これによっても、内壁に付着した現像剤を剥がすことができ、現像剤の排出効率を向上させることができる。
そして、上記構成の現像剤収納容器は、円筒部の内周面に線状の突状部を設け、かつ、円筒部内に攪拌部材を備えるという簡単な構造である。すなわち、従来のように、円筒部とは別に、回転可能な螺旋形状の攪拌部材および当該攪拌部材を回転させるための部品等を必要としない。これにより、本発明の現像剤収納容器は、安価に製造することができる。また、簡単な構造であるため、小型化にも対応できる。
以上のように、本発明によれば、現像剤を安定して供給することが可能であり、かつ、安価で小型化が可能である現像剤収納容器を実現することができる。
さらに、本発明の現像剤収納容器において、上記攪拌部材の真比重が、上記現像剤の真比重よりも大きいことが好ましい。
上記の構成によれば、現像剤収納容器の中に大量の現像剤が存在しても、攪拌部材は、現像剤収納容器の底に位置することとなる。そのため、円筒部を回転させたとき、攪拌部材は、円筒部の内壁の全周を摺擦することができる。これにより、現像剤収納容器に残る現像剤を一層少なくすることができる。
さらに、本発明の現像剤収納容器は、上記の構成に加えて、上記攪拌部材を複数備えており、当該複数の攪拌部材が連結部材により連結されていることが好ましい。
上記の構成によれば、複数の攪拌部材が連結部材によって連結される。これにより、複数の攪拌部材を円筒部の軸方向に沿って配置させることができ、攪拌部材と円筒部の内壁との接触面積を増やすことができる。これにより、突状部と攪拌部材との衝突による振動を一層多く現像剤収納容器に与えることとなる。また、攪拌部材が円筒部の内壁を摺擦する面積も大きくなる。その結果、現像剤収納容器に残る現像剤を一層少なくすることができる。
さらに、本発明の現像剤収納容器は、上記排出口が上記円筒部の一方の端部に設けられており、上記攪拌部材と、上記排出口が設けられていない側の上記円筒部の端部とが、連結部材を介して連結されていることが好ましい。
上記の構成によれば、攪拌部材は、現像剤とともに排出口の方向に搬送されない。そのため、攪拌部材は、突状部と頻繁に衝突するとともに、円筒部の内壁の全周を摺擦することができる。その結果、現像剤収納容器に残る現像剤を一層少なくすることができる。
さらに、本発明の現像剤収納容器において、上記攪拌部材が球状であり、その直径が6mm以上30mm以下であることが好ましい。この範囲であれば、現像剤の搬送に長時間を要することがなく、円筒部内における攪拌部材の移動が円滑となる。
さらに、本発明の現像剤収納容器において、上記円筒部の内周面からの上記突状部の高さが、3mm以上8mm以下であることが好ましい。この範囲であれば、攪拌部材に要するコストを低く抑えることができるとともに、現像剤収納容器に残る現像剤の量を少なくすることができる。
さらに、本発明の現像剤収納容器において、上記連結部材がピアノ線であり、当該ピアノ線の線径が0.050mm以上0.300mm以下であることが好ましい。この範囲であれば、連結部材が攪拌部材に絡まることがなく、現像剤収納容器に残る現像剤の量を少なくすることができる。
また、本発明の画像形成装置は、上記の現像剤収納容器を備えていることを特徴とする。これによれば、現像剤を無駄なく使用するこができ、安価で小型の画像形成装置を製造することができる。
以上のように、本発明に係る現像剤収納容器は、中空の円筒部に現像剤を収納するとともに、上記円筒部がその軸を中心として回転駆動されることにより、収納した上記現像剤を排出口から排出する現像剤収納容器において、上記円筒部の内周面には、上記円筒部の回転方向に対して傾斜する方向に延伸する線状の突状部が複数設けられており、上記突状部と衝突するように上記円筒部内を移動可能な攪拌部材を備えている。
これにより、現像剤を安定して供給することが可能であり、かつ、安価で小型化が可能である現像剤収納容器を実現することができる。
本発明の一実施形態について図1〜図17に基づいて説明する。
(複合機の全体構成)
図2は、本発明の一実施形態を示すものであり、複合機の概略構成を示す横断面図である。本実施形態では、本発明に係る画像形成装置について、複合機を例にとって説明するが、本発明はこれに限定されず、プリンタ、ファクシミリ機、あるいは複写機などの画像形成を行う装置であればよい。
本実施形態の複合機101は、外部接続されたパーソナルコンピュータ等の情報処理装置(図示せず)から無線又は有線にて送信された印刷ジョブに基づいて、あるいは、原稿読取ユニットによって原稿を読み取って得た画像データに基づいて、多色画像又は単色画像を電子写真方式により記録用紙上に形成するものである。
複合機101は、図2に示すように、主として、原稿読取ユニット110、画像形成ユニット120、給紙ユニット130からなる。給紙ユニット130は、用紙を収納する4つの用紙カセット142a〜142dを有している。画像形成ユニット120は、給紙ユニット130の何れかの用紙カセットから給紙された記録用紙に対して、カールソンプロセスによって画像を形成する。原稿読取ユニット110は、原稿台に載置された原稿をスキャンし、画像データを作成する。
画像形成ユニット120は、より詳細には、ブラック(BK)、シアン(C)、マゼンタ(M)、およびイエロー(Y)の各色のトナー像を重ね合わせることにより、多色画像を形成する。このため、画像形成ユニット120は、BK,C,M,Yにそれぞれ対応する4つの感光体ドラム21a〜21dを備えるとともに、感光体ドラム21a〜21dの周囲には、感光体ドラムごとに、それぞれ帯電器、現像装置、転写ローラ、およびクリーニング部材などが設けられている。このように、画像形成ユニット120は、タンデム式のカラー画像形成ユニットとなっている。
画像形成ユニット120は、さらに露光ユニット10、中間転写ベルト31、転写ローラ36、および定着器27などを備えている。
感光体ドラム21a〜21dは、例えば、有機光導電体(OPC)を用いた有機感光体である。
露光ユニット10は、レーザスキャニングユニット、ポリゴンミラー、fθレンズおよび反射ミラーなどを有している。露光ユニット10では、レーザスキャニングユニットから発せられたレーザ光が、ポリゴンミラーおよびfθレンズにより色分解された後、反射ミラーで反射され、色ごとにそれぞれの感光体ドラム21a〜21d上に照射される。
現像装置23a〜23dは、現像槽、攪拌ローラ、現像ローラおよびドクタブレードなどを有している。現像装置23a〜23dは、トナーにキャリアが混合された2成分系現像剤を用いて現像を行う。現像装置23a〜23dでは、現像槽内に供給されたトナーを攪拌ローラでキャリアと混合し、ドクタブレードによって適切な穂高に調節された磁気ブラシを現像ローラ上に形成し、この磁気ブラシを現像バイアスの元で感光体ドラム21a〜21dに接触させることにより、現像が行われる。
なお、現像装置23a〜23dに各色のトナーを補給するために、複合機101は、現像装置23a〜23dの上方にトナー補給装置100a〜100dを有している。トナー補給装置100a〜100dは、それぞれブラック(BK)、シアン(C)、マゼンタ(M)、およびイエロー(Y)のトナーを収納するトナーカートリッジを有している。各トナーカートリッジはトナーが消耗した際に交換可能となっている。なお、複合機101は、消費量の多いブラックトナーのトナー補給装置100aを2つ有している。また、各トナー補給装置100a〜100dのトナーカートリッジには、各色のトナーに加えて適量のキャリアが含まれていてもよい。
中間転写ベルト31は、駆動ローラおよび従動ローラによって張架された無端ベルトであり、感光体ドラム21a〜21dのそれぞれの表面と接している。また、中間転写ベルト31は用紙搬送路とも接している。中間転写ベルト31と用紙搬送路とが接している場所には、転写ローラ36が中間転写ベルト31に対向するよう設けられている。
定着器27は、定着ローラおよび加圧ローラを有しており、これら2つのローラがトナー像の転写された記録用紙を挟持することにより、記録用紙にトナー像を定着させる。
次に、複合機101における画像形成プロセスについて説明する。
まず、感光体ドラム21a〜21dの表面が帯電器によって均一に帯電される。次に、感光体ドラム21a〜21d表面の均一に帯電した領域が、露光ユニット10によって露光されることにより、感光体ドラム21a〜21d表面に静電潜像が形成される。この静電潜像は、画像に含まれる各色成分ごとに作成される。
そして、感光体ドラム21a〜21d表面上に形成された各色成分の静電潜像は、現像装置23a〜23dによってそれぞれ現像される。これにより、感光体ドラム21a〜21d表面には、それぞれBK,C,M,Yのトナー像が形成される。感光体ドラム21a〜21d表面に形成された各色のトナー像は、中間転写ベルト31上に重ねて転写される。これにより、中間転写ベルト31には、所望の多色画像がトナー像として形成される。
一方、給紙ユニット130の何れかの用紙カセットからは、記録用紙が1枚ピックアップされ、用紙搬送路を搬送される。搬送された記録用紙は、転写ローラ36が設けられている地点に到達し、転写ローラ36によって中間転写ベルト31に圧接される。ここで、転写ローラ36と中間転写ベルト31との間には転写電界が形成されており、この電界の作用により、中間転写ベルト31上に形成されたトナー像が記録用紙に転写される。
トナー像が転写された記録用紙はさらに搬送され、定着器27によって記録用紙に対するトナー像の定着が行われる。そして、記録用紙は排紙トレイに排紙され、画像形成プロセスが終了する。
(現像装置およびトナー補給装置の構成)
次に、本実施形態の現像装置23a〜23dおよびトナー補給装置100a〜100dの構成について詳細に説明する。
現像装置23a〜23dは、基本的には同一の構造となっており、以下では、現像装置23a〜23dをまとめて現像装置23と称する。また、トナー補給装置100a〜100d、感光体ドラム21a〜21dについても同様である。図3は、本発明の一実施形態を示すものであり、現像装置23およびトナー補給装置100の概略構造を示す横断面図である。
現像装置23は、図3に示すように、現像ローラ231、第1および第2トナー搬送ローラ232・233、トナー槽234、トナー濃度センサ235、ならびにドクタブレード236を有している。
トナー槽234は、外装部を形成するものであり、上部に現像剤を導入するためのトナー導入口234aが開口形成されている。また、トナー槽234の感光体ドラム側には、開口部234bが形成されている。トナー槽234の内部には、現像ローラ231、第1トナー搬送ローラ232、および第2トナー搬送ローラ233が配設されている。
現像ローラ231は、トナー槽234に形成された上記開口部234b付近に設けられており、開口部234bから露出して感光体ドラム21と当接または近接している。この現像ローラ231は、上述した磁気ブラシを形成するためのマグネットローラとなっている。
第1トナー搬送ローラ232および第2トナー搬送ローラ233は、トナー槽234の底部側で現像ローラ231と平行になるように配置され、トナー槽234内に供給されたトナーをキャリアとともに撹拌しながら現像ローラ231に搬送する。また、トナー槽234の底部には、トナー濃度センサ235が設けられている。このトナー濃度センサ235は透磁率センサであり、トナー槽234内のトナーとキャリアとの割合を検知する。
このように構成された現像装置23の上方には、トナー補給装置100が配設されている。トナー補給装置100は、図3に示すように、主として、トナーを供給するトナー補給部500、このトナー補給部500を支持する支持部材600、トナー補給部500から供給されたトナーを現像装置23に導くためのトナー搬送路612、および図示しない駆動モータからなる。
図4は、本発明の一実施形態を示すものであり、トナー補給部500の構造を示す斜視図である。また、図5は、トナー補給部500の右側面図である。図6は、図5に示すトナー補給部500を裏側から見たときの側面図である。また、図7は、図5に示すトナー補給部を軸Yに平行な面で断ったときの断面図である。なお、本実施形態では、トナー補給部の内部に振動部材(後述する)が備えられているが、図7では、当該振動部材の図示を省略している。さらに、図8は、図5に示すトナー補給部500を矢印X方向に見た側面図である。
トナー補給部500は、図4〜図7に示すように、現像剤であるトナーを内部に収納するトナーカートリッジ(現像剤収納容器)200と、このトナーカートリッジ200を一端部側で回動可能に保持する保持部材300とを有している。
トナーカートリッジ200は、略円筒状に形成された円筒部201を有している。円筒部201の、保持部材300に保持される側の端部を先端部201aとしたとき、この先端部201a付近には、トナーを排出するための排出口201fが形成されている。なお、図5及び図6に示すように、円筒部201の周面のうち、先端部201a付近の領域が保持部材300によって覆われているので、図5及び図6には排出口201fが示されていない。
一方、円筒部201の先端部201aとは反対側の端部である後端部201bは、開口部201iが形成されている。そして、当該開口部201iは、キャップ800によって塞がれている。なお、開口部201iの外周にはネジ山が形成されており、キャップ800の内周にはネジ溝が形成されている。そして、当該ネジ山とネジ溝とを用いて、開口部201iにキャップ800を螺合させることにより、開口部201iは閉じられる。
円筒部201の外周面には、円筒部201の内側に向かって窪んだ複数の溝201c…が形成されている。一方、図7に示されるように、円筒部201の内周面では、溝部201c…に対応する領域が、軸Y側に突出した形状の突状部201h…となっている。
溝部201c(突状部201h)…は、トナーカートリッジ200の回転方向Zに対して僅かに傾斜する方向に延伸するとともに、それぞれの溝部201cが互いに平行になるように、トナーカートリッジ200の軸Yに沿って複数設けられている。すなわち、突状部201hは、トナーカートリッジ200の円筒部201の内周面において傾斜して直線状に形成されている。そして、トナーカートリッジ200が回転することにより、トナーは、突状部201hから排出口201fに向かう方向の力を受け、搬送されることとなる。
また、軸Y方向に沿って隣り合う2つの溝部201c(突状部201h)は、その一部分同士が軸Y方向において重なり合っている。さらに、軸Y方向に沿って1つの溝部201c(突状部201h)を挟んだ2つの溝部201c(突状部201h)は、軸Yからみたときの方向が同一である。1つの溝部201c(突状部201h)の延伸方向における両端部と軸Yとを結ぶ線とのなす角度は、約90度に設定されている。
なお、これらの突状部201h…および溝部201c…を有するトナーカートリッジ200は、例えばABS樹脂、PE樹脂を金型成形やブロー成形することによって形成することができる。
トナーカートリッジ200は、複合機101に装着される際に、図5に示す姿勢、すなわち、円筒部201の軸Yが水平となるように設置される。また、トナーカートリッジ200は、円筒部201の軸Yを中心に、図に示すZ方向に回転駆動される。すなわち、トナーカートリッジ200は、キャップ800側から見て、時計回りに回転する。
図9は、本発明の一実施形態を示すものであり、トナーカートリッジ200の先端部201a付近の構造を示す側面図である。先端部201aは、図6に示すように、円筒部201の中央部分よりも直径が小さい円筒形状に形成されている。この先端部201aの先端面201dには、外部に突出した2つのリブ202・202が形成されている。
リブ202・202は、トナー補給装置100が複合機101に装着されたときに、駆動装置の接続部と嵌合するようになっている。これにより、トナー補給装置100のトナーカートリッジ200は、駆動装置からの駆動力がリブ202・202を介して伝達され回転する。
円筒部201において中央と先端部201aとの間で段差を形成する端面201gには、円筒部201に収納されたトナーを排出するための排出口201fが形成されている。排出口201fから排出されたトナーは、先端部201a付近の外周面を覆うようにして設けられている保持部材300の内部に収容される。
図8に示すように、保持部材300の底面(複合機101にトナー補給装置100を配設したときの下面)には、トナーカートリッジ200から排出されたトナーをさらに保持部材300の外部に排出するためのトナー排出部を開閉するためのシャッタ400が設けられている。
つまり、シャッタ400により保持部材300のトナー排出部が開放状態になると、トナー補給部500からトナー搬送路612を介して現像装置23へトナーが補給される。
保持部材300は、図4〜6及び図8に示すように、両端が開口した円筒形状に形成されており、円筒部201の先端部201a付近の外周面を覆うようにして接合された第1筐体301と第2筐体302とで構成され、保持部材300の端部には、先端部201aの先端面201dに設けられたリブ202が少なくとも露出するように開口部が形成されている。
図8に示すように、第2筐体302の表面には、複合機101にトナー補給装置100を載置するためのガイド部材303とガイド部材304とが互いに平行になるように形成されている。
このガイド部材303とガイド部材304との間には、トナー補給装置100から補給されたトナーの外部への排出の制御を行う上述したシャッタ400が設けられている。このため、ガイド部材303とガイド部材304とは、シャッタ400が機能するように、保持部材300と複合機101側の載置面とのクリアランスを確保する高さに調整されている。
図10は、本発明の一実施形態を示すものであり、トナー補給部500a〜500dを支持部材600に装着した様子を示す斜視図である。図10に示すように、支持部材600には、BKのトナー補給部500a・500a、Cのトナー補給部500b、Mのトナー補給部500c、Yのトナー補給部500dを装着することができるようになっている。
ここで、トナーカートリッジ200は、保持ベルト603によって支持部材600に装着される。なお、保持ベルト603は、トナーカートリッジ200が回転できるように、適切な強さでトナーカートリッジ200を支持部材600に装着している。
図10に示すように、トナーカートリッジ200の先端部201a側には、駆動モータ701と、駆動モータ701の回転力をトナーカートリッジ200に伝達するために接続部(図示せず)とが備えられている。当該接続部のトナーカートリッジ200側の端部には、トナーカートリッジ200に設けられたリブ202・202と嵌合する2つの凹部が設けられており、この2つの凹部がリブ202・202と嵌合する。一方、接続部の他端部は駆動モータ701に連結されている。この構成により、駆動モータ701が軸Yを中心にZ方向に回転すると、その回転力が接続部を介してトナーカートリッジ200に伝達され、トナーカートリッジ200が軸Yを中心にZ方向に回転駆動される。
トナーカートリッジ200を軸Yを中心にZ方向に回転駆動すると、トナーカートリッジ200の円筒部201の内周面に設けられた突状部201h…によって、トナーカートリッジ200内のトナーが先端部201a側に搬送され、排出口201fから保持部材300内に排出される。そして、保持部材300内に排出されたトナーは、さらに、シャッタ400が設けられたトナー排出部から排出され、トナー搬送路612を経由して現像装置23に供給される。
(トナーの滞留防止機構)
次に、本実施形態のトナーカートリッジ200におけるトナーの滞留防止機構について説明する。図11は、トナー補給部500の組み立て方法を示す図である。
図11に示されるように、トナーカートリッジ200の中に、連結部材(例えば、ピアノ線など)901で連結された複数の振動部材900を入れ、当該連結部材901の一端がキャップ800とトナーカートリッジの開口部201iとの間に挟みこまれるようにキャップ800を締める。さらに、トナーカートリッジ200を保持部材300で支持する。これにより、トナー補給部500を組み立てることができる。
図1は、振動部材900をトナーカートリッジ200内に配置したときのトナー補給部500の断面図である。図1に示されるように、連結部材901で連結された複数の振動部材900は、軸Yから見たときの方向が同一の位置に形成されている突状部201hの間に位置する。また、連結部材901の一端のみがキャップ800とトナーカートリッジ200の円筒部201との間で固定されているため、振動部材900は、トナーカートリッジ200内で移動することができる。
振動部材900は、球状であり、トナーの真比重よりも大きい真比重を有している。材質としては、例えば、ステンレス、銅、ガラスビーズ等を用いることができる。
図12は、振動部材900の連結状態を示す図である。上述したように、複数の振動部材900は、連結部材901によって連結されている。
連結部材901は、線状の部材であり、例えば、炭素含有量0.60〜0.95%の高炭素鋼線であるピアノ線、硬鋼線、ステンレス線である。
図12に示されるように、各振動部材900には第1貫通孔904(例えば、直径D1=1mm)が設けられており、当該貫通孔904に連結部材901が貫通される。さらに、隣り合う振動部材900の間には、連結部材901が貫通可能な第2貫通孔905を備えた円筒状の間隙部材902が配置されている。間隙部材902の外径は、振動部材900の第1貫通孔904の径よりも大きく設定されている(例えば、外径3mm)。当該間隙部材902が配置されることによって、隣り合う振動部材904間の距離が一定に保たれる。なお、間隙部材902の材質は、例えばシリコン樹脂であるが、これに限定されるものではない。
また、連結部材901は、キャップ800によって円筒部201に締め付けられる側とは逆の端部において、振動部材900の第1貫通孔904よりも大きいストッパー部材903と接続されている。これにより、振動部材900および間隙部材905は、連結部材901から外れることがなくなる。
ストッパー部材としてはゼムクリップなど振動部材900の抜けを防止出来るものであればよい。
次に、トナーカートリッジ200を回転させたときの振動部材900の動きについて、図13〜16を参照しながら説明する。
図13(a)は、連結部材901とキャップ800との接続箇所が下方に位置する状態(以下、この状態を初期状態という)のときの軸Yに沿った断面図である。また、図13(b)は、図13(a)の矢印A方向から見たときの側面図である。
図14(a)は、初期状態から90°回転したときの軸Yに沿った断面図である。また、図14(b)は、図14(a)の矢印B方向から見たときの側面図である。
図15(a)は、初期状態から180°回転したときの軸Yに沿った断面図である。また、図15(b)は、図15(a)の矢印C方向から見たときの側面図である。
図16(a)は、初期状態から270°回転したときの軸Yに沿った断面図である。また、図16(b)は、図16(a)の矢印D方向から見たときの側面図である。
図13(a)〜図16(b)に示されるように、連結部材901とキャップ800との接続箇所の軸Yに対する回転位置に応じて、振動部材900の位置は、軸Y方向に沿って変位する。これにより、振動部材900は、トナーカートリッジ200の円筒部201の内壁を摺擦し、当該内壁に付着したトナーを除去することができる。
また、トナーは、突状部201hにより排出口201fに向かって搬送されるが、連結部材901は、トナーカートリッジ200の排出口201fが形成されている側と反対側の端部において固定される。そのため、振動部材900は、突状部201によって排出口201fの方向に移動しない。その結果、振動部材900は、常にトナーカートリッジ200の円筒部201の内壁全周に対して摺擦することとなる。これにより、トナーの排出効果が向上する。
さらに、突状部201hの延伸方向の両端部の各々と軸Yとを結ぶ2つの線のなす角度は、約90°である。また、上述したように、連結部材901は、トナーカートリッジ200の排出口201fが形成されている側と反対側の端部において固定されるため、突状部201によって排出口201fの方向に移動しない。そのため、振動部材900は、トナーカートリッジ200が回転することによって、突状部201と衝突する。これにより、振動部材900は、振動することとなる。当該振動がトナーカートリッジ200に伝わることによっても、内壁に付着したトナーが剥がれ落ち、トナーの滞留を防止することができる。
(実施例)
次に、本実施形態の具体的な実施例における、トナーカートリッジ200内のトナーの残量の評価結果を説明する。
図17は、突状部201h及び振動部材900の寸法の関係を示したトナーカートリッジの断面図である。図17に示されるように、振動部材900の直径D2を10mmとした。また、振動部材900の材質をステンスとした。また、円筒部201の内壁からの突状部201hの高さHを5mmとし、かつ、軸Yからみたときに同一方向に配置されている突状部201hの間隔Lを30mmに設定した。
そして、BK、Y,M,Cの各色のトナーをトナーカートリッジ200に入れ、トナーカートリッジ200を回転駆動させた後のトナー残量を評価した。なお、各色トナーとして、ポリエステル樹脂を主成分としたポリエステルトナー、体積平均粒径6.0〜7.0μm、形状係数をSF−1=125〜135(トナー粒子の丸さの度合),SF−2=128〜140(トナー粒子の凹凸の度合)としたものを用いた。なお、形状係数は、例えば、日立製作所FE−SEM(S−800)を用い倍率500倍に拡大したトナー像を100個無作為にサンプリングし、その画像情報をニレコ社製画像解析装置(LuzexIII)で解析を行なった値である。また、トナーカートリッジへのトナー充填量を1kgとした。さらに、トナーカートリッジを回転させるための駆動モータとして、ACモータ4.2rpm(定格24V/62.5Hz)を用いた。
また、連結部材901としてピアノ線を用いた。
表1は、ピアノ線の線径を変えたときの、トナーカートリッジ201内のトナー残量を示している。表1に示されるように、連結部材901であるピアノ線の線径が0.025mmのときには、ピアノ線が振動部材900に絡まり、トナーの排出が困難となった。一方、ピアノ線の線径が0.050mm以上のときには、このようなピアノ線の絡まりはなかった。そして、ピアノ線の線径が0.050〜0.300mmのときには、トナー残量が30g未満となり、ほぼ全量のトナーの排出が可能であることが確認できた。ただし、ピアノ線の線径が0.500mm以上になると、トナー残量が増大することがわかった。これは、ピアノ線の腰(靭性、弾力性、張りともいう)が大きくなりキャップ側の振動部材900がトナーカートリッジ内壁を充分摺擦しないことによるものと考えられる。
Figure 0004331198
なお、突状部201hや振動部材900の寸法は適宜選択することができる。ただし、突状部201hの高さは、3〜8mmが好ましい。突状部201hの高さが3mm未満の場合、トナー搬送に時間を要してしまう。一方、突状部201hの高さが8mmを超えると、振動部材900がトナーカートリッジ200内において軸Y方向の移動が円滑に出来ない場合がある。
また、振動部材900の外径は、6〜30mmが好ましい。振動部材900の外径が6mm未満の場合、振動部材900の数が多くなり、振動部材900に要するコストが高くなってしまう。一方、振動部材900の外径が30mmを超えると、振動部材900とトナーカートリッジ200の内壁との接触面積が小さくなり、振動部材900によるトナーの掻き取り効果が小さくなってしまい、トナー残量が増大する。
以上のように、トナーカートリッジ(現像剤収納容器)200は、中空の円筒部201にトナー(現像剤)を収納するとともに、円筒部201がその軸Yを中心として回転駆動されることにより、収納したトナーを排出口201fから排出する現像剤収納容器である。そして、円筒部201の内周面には、円筒部201の回転方向に対して傾斜する方向に延伸する線状の突状部201hが複数設けられている。そして、トナーカートリッジ200は、突状部201hと衝突するように円筒部201内を移動可能な振動部材(攪拌部材)900を備えている。
これにより、円筒部201が回転することによって、振動部材900が突状部201hと衝突し、トナーカートリッジ200に振動を与えることとなる。この振動によって円筒部201の内壁に付着したトナーが剥がれ、トナーの排出効率を向上させることができる。また、振動部材900は、円筒部201内を移動可能であるため、突状部201hが設けられていない領域において、円筒部201が回転することにより、円筒部201の内壁を摺擦する。これによっても、内壁に付着したトナーを剥がすことができ、トナーの排出効率を向上させることができる。
そして、上記構成は、従来と比べて簡単な構造である。すなわち、従来のように、円筒部201とは別に、回転可能な螺旋形状の攪拌部材および当該攪拌部材を回転させるための部品等を必要としない。これにより、トナーカートリッジ200は、安価に製造することができる。また、簡単な構造であるため、小型化にも対応できる。
なお、上述したように、振動部材900の真比重が、トナーの真比重よりも大きいことが好ましい。これにより、トナーカートリッジ200の中に大量のトナーが存在しても、振動部材900は、トナーカートリッジ200の底に位置することとなる。そのため、円筒部201を回転させたとき、振動部材900は、円筒部201の内壁の全周を摺擦することができる。これにより、トナーカートリッジ200に残るトナーを一層少なくすることができる。
さらに、複数の振動部材900が連結部材901によって連結される。これにより、複数の振動部材900を円筒部201の軸Y方向に沿って配置させることができ、振動部材900と円筒部201の内壁との接触面積を増やすことができる。これにより、突状部201hと振動部材900との衝突による振動を一層多くトナーカートリッジ200に与えることとなる。また、振動部材900が円筒部201hの内壁を摺擦する面積も大きくなる。その結果、トナーカートリッジ200に残るトナーを一層少なくすることができる。
さらに、振動部材900と、排出口201fが設けられていない側の円筒部201の端部201bとが、連結部材901を介して連結されていることが好ましい。
これにより、振動部材900は、トナーとともに排出口201fの方向に搬送されない。そのため、振動部材900は、突状部201hと頻繁に衝突するとともに、円筒部201の内壁の全周を摺擦することができる。その結果、トナーカートリッジ200に残るトナーを一層少なくすることができる。
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能である。すなわち、請求項に示した範囲で適宜変更した技術的手段を組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明は、例えば電子写真方式の画像形成装置で使用されるトナーカートリッジに利用することができる。
本発明の一実施形態を示すものであり、振動部材をトナーカートリッジ内に配置したときのトナー補給部の断面図である。 本発明の一実施形態を示すものであり、複合機の概略構成を示す横断面図である。 本発明の一実施形態を示すものであり、現像装置およびトナー補給装置の概略構造を示す横断面図である。 本発明の一実施形態を示すものであり、トナー補給部の構造を示す斜視図である。 トナー補給部の構造を示す右側面図である。 トナー補給部の左側面図である。 図4に示すトナー補給部の断面図である。 図5に示すトナー補給部を矢印X方向に見た側面図である。 本発明の一実施形態を示すものであり、トナーカートリッジの先端部付近の構造を示す側面図である。 本発明の一実施形態を示すものであり、トナー補給部を支持部材に装着した様子を示す斜視図である。 本発明の一実施形態を示すものであり、トナー補給部の組み立て方法を示す図である。 振動部材の連結状態を示す図である。 (a)は、連結部材とキャップとの接続箇所が下方に位置する状態(初期状態)のときの軸Yに沿った断面図であり、(b)は、(a)の矢印A方向から見たときの側面図である。 (a)は、初期状態から90°回転したときの軸Yに沿った断面図であり、(b)は、(a)の矢印B方向から見たときの側面図である。 (a)は、初期状態から180°回転したときの軸Yに沿った断面図であり、(b)は、(a)の矢印C方向から見たときの側面図である。 (a)は、初期状態から270°回転したときの軸Yに沿った断面図であり、(b)は、(a)の矢印D方向から見たときの側面図である。 突状部及び振動部材の寸法を示したトナーカートリッジの断面図である。
符号の説明
100 トナー補給装置
101 複合機
120 画像形成ユニット
200 トナーカートリッジ(現像剤収納容器)
201 円筒部
201a 先端部
201b 後端部
201c 溝部
201f 排出口
201h 突状部
300 保持部材
800 キャップ
900 振動部材(攪拌部材)
901 連結部材

Claims (6)

  1. 中空の円筒部に現像剤を収納するとともに、上記円筒部がその軸を中心として回転駆動されることにより、収納した上記現像剤を排出口から排出する現像剤収納容器において、
    上記円筒部の内周面には、上記円筒部の回転方向に対して傾斜する方向に延伸する線状の突状部が複数設けられており、
    上記突状部と衝突するように上記円筒部内において移動可能な攪拌部材を複数備えており、
    上記複数の攪拌部材が連結部材により連結されており、
    上記排出口が上記円筒部の一方の端部に設けられており、
    上記複数の攪拌部材と、上記排出口が設けられていない側の上記円筒部の端部とが、連結部材を介して連結されていることを特徴とする現像剤収納容器。
  2. 上記攪拌部材の真比重が、上記現像剤の真比重よりも大きいことを特徴とする請求項1に記載の現像剤収納容器。
  3. 上記攪拌部材が球状であり、その直径が6mm以上30mm以下であることを特徴とする請求項1に記載の現像剤収納容器。
  4. 上記円筒部の内周面からの上記突状部の高さが、3mm以上8mm以下であることを特徴とする請求項1に記載の現像剤収納容器。
  5. 上記連結部材がピアノ線であり、当該ピアノ線の線径が0.050mm以上0.300mm以下であることを特徴とする請求項1に記載の現像剤収納容器。
  6. 請求項1から5のいずれか1項に記載の現像剤収納容器を備えていることを特徴とする画像形成装置。
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