JP2002277303A - ガスメータ及び読出し装置並びにデータ通信装置 - Google Patents

ガスメータ及び読出し装置並びにデータ通信装置

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JP2002277303A JP2001074921A JP2001074921A JP2002277303A JP 2002277303 A JP2002277303 A JP 2002277303A JP 2001074921 A JP2001074921 A JP 2001074921A JP 2001074921 A JP2001074921 A JP 2001074921A JP 2002277303 A JP2002277303 A JP 2002277303A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遮断・警報履歴の読み出し時間を短くするこ
とで作業者の負担を低減し作業の効率化を図るガスメー
タ及び読出し装置並びにデータ通信装置を提供する。 【解決手段】 ガス計量値の算出、ガス遮断や各種の警
告を行うと共に、ガス遮断や各種の警報の発生状況を履
歴情報として記録し、記録した履歴情報を通信により読
出し装置3から読み出し可能に構成したガスメータ1で
あって、読出し装置3から履歴情報の読み出し指令を受
信するリードSW19と、読み出し指令を受信したこと
に伴い、ガスメータデータ記憶部20に記録されている
履歴情報を読出し装置3へ送信する表示ランプ18と、
リードSW19による読み出し指令受信時と表示ランプ
18による履歴情報の送信時とで通信速度を変更する通
信制御部17とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガスの使用状態を
監視し異常を検出した場合にガス流路を遮断する安全機
能を有する安全機能付のガスメータ及びガスメータに記
憶された履歴情報を読み出す読出し装置に関し、さらに
はガスメータと読出し装置との間でデータ通信を行うデ
ータ通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の安全機能付ガスメータの構成を図
12に示す。現在、既に実用化されている安全機能付ガ
スメータは、マイクロコンピュータ717を具備するメ
ータ制御部71を内蔵しており、この働きによって需要
家のガス使用量を算出するとともに、常にガスの流量を
監視して、通常の使用状態と違う大量のガスが流れた
り、長時間ガスが連続して流れたりと言ったガスの異常
使用や微小流量が長期間にわたって流れ続けていると言
ったガス配管の異常の監視を行っている。
【0003】また、地震を検知する感震器712やガス
の圧力低下を検知する圧力スイッチ72を内蔵してお
り、地震発生時やガスの圧力低下が発生した場合にもマ
イクロコンピュータ717が、これを判断し遮断又は警
報を行う。遮断は、ガスメータに内蔵された遮断弁73
をメータ制御部71が制御して行う。
【0004】そして、遮断または警報が発生すると、そ
の遮断または警報事由を外部に報知するため、メータ制
御部71に内蔵された表示ランプ715に遮断事由また
は警報事由の表示を行う。遮断が発生すると、通常は需
要家が自ら復帰スイッチ(復帰SW)を操作し遮断を解
除してガスを使用できるようになる。しかし、遮断が頻
発する場合には、ガス会社へ連絡が入り、ガス会社の作
業員が現地へ行って、その遮断事由に応じて適切な処置
を取ることによって、再び需要家は安全にガスを使用す
ることができる。また、警報が発生した場合には、検針
員が毎月の検針の際に警報表示を確認し警報が出ている
場合には営業所へ連絡し適切な処置を取ることになる。
【0005】しかしながら、従来の安全機能付ガスメー
タでは、遮断及び警報表示を表示ランプ715の点滅で
表示しているが、現時点の遮断及び警報事由しか判らな
い。また、お客様が復帰操作を行うと表示が消えてしま
うために、ガス会社の作業員が現地に行ったときに遮断
または警報事由が判らない。このため、過去の遮断・警
報事由等をガスメータに記憶しておき、外部読み出し装
置で読み出せる機能を持つガスメータが提案されてい
る。この機能により作業員は、現地で現在及び過去の遮
断または警報履歴を読み出すことで、需要家に対して適
切な処置またはアドバイスをすることが可能になる。こ
の遮断・警報履歴を読み出すには、ガスメータと外部読
み出し装置との間でデータ通信手段が必要となる。従来
からある通信手段としては、遮断・警報表示を行う表示
ランプ715とガスメータの遮断機能をテストするため
のリードスイッチ(リードSW)716を使用した方法
がある。
【0006】図13は従来の安全機能付ガスメータの上
ケース部分の外観図である。図13において、表示ラン
プ715とリードSW716とはガスメータ上ケース内
部のメータ制御部71に実装されている。リードSW7
16は外部から磁石等により磁界を加えることによりオ
ンし、メータ制御部71のマイクロコンピュータ717
はこのON信号を検出しガスを遮断する機能を持ってい
る。
【0007】従来の安全機能付ガスメータは、この表示
ランプ715とリードSW716を用いて設定器90と
データ伝送を行い、ガスメータの号数(ガスメータの大
きさを表す。)及び動作モードの設定と読み出しを行っ
ていた。
【0008】図14は設定器とガスメータとを示す図で
ある。設定器90は、設定器本体91とヘッダ部92と
から構成され、ヘッダ部92は、ガスメータの表示ラン
プ715の光を検出する受光装置(図示せず)とリード
SW716をON/OFFさせるための電磁石(図示せ
ず)から構成されている。ガスメータとデータ伝送を行
う場合には、ヘッダ部92をガスメータ上ケースの表示
ランプ715とリードSW716に押し当てて行う。
【0009】従来のデータ伝送方法にあっては、設定器
90側が、伝送したいデータをヘッダ部92の電磁石に
よって磁界の有無に変換し、磁界の有無を一定周期でシ
リアルにガスメータ側に送信し、ガスメータ側は、この
磁界の有無をリードSW716によりON/OFF信号
に変換し受信していた。
【0010】また、これと同時に、ガスメータは、受信
したデータを半周期遅らせて、表示ランプ715の点灯
/点滅に変換して、設定器90へ返送し、設定器90
は、ヘッダ部92の受光素子(図示せず)で、この表示
ランプ715の点灯/消灯を検出し、送信したデータと
受信データの照合を行い、伝送エラーのチェックを行っ
ていた。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
リードSW716と電磁石によるデータ伝送方式の場合
に、メカニカルなSWを使用しているため、伝送速度を
あげることができず、1ビット当たり200ms程度で
あった。従って、遮断/警報履歴等のデータを読み出そ
うとした場合、読み出し時間がかなかかるという新たな
問題が出てきた。例えば遮断・警報履歴情報を、1)遮
断・警報事由コード:2ビット、2)遮断・警報発生日
時:3バイト=24ビット(10年以上)、3)記憶
数:5回、と仮定すると、データ量は(2ビット+24
ビット)×5=130ビットとなる。伝送速度を200
ms/ビットとすると、遮断・警報履歴を読み出すのに1
30ビット×200ms=26000ms=26秒かかって
しまうことになり、作業者の大きな負担となる。
【0012】また、従来では、データ伝送を行う場合
に、リードSWをONさせてガスメータを遮断させて復
帰SWを押すことでデータ伝送を開始し通信が終了した
後に2分間の安全確認を行っている。このため、通信が
終了し安全確認が終了するまでは、需要家でガスが使用
できないという状況が発生する。従って、通信時間が長
くなることで、ガスが使用できなくなる時間が長くな
り、需要家に迷惑を掛かることとなってしまう。また、
従来のガスメータでは、遮断または警報事象が発生した
時の発生事由を記憶することはできるが、内部にカレン
ダ機能を持たないため、遮断・警報が発生した日時をガ
スメータ内に直接記憶することができない。従って、読
み出し装置によりガスメータから遮断・警報履歴を読出
した時、遮断・警報の種別と発生順序は判断できるが、
いつ発生したかが判らない。
【0013】本発明は、このような問題を解消するため
になされたものであり、遮断・警報履歴の読み出し時間
を短くすることで作業者の負担を低減し作業の効率化を
図るガスメータ及び読出し装置並びにデータ通信装置を
提供することにある。また、遮断・警報履歴を読み出す
ことによるガス供給が停止する時間を最短にすることで
需要家にかかる負担を最小限にすることにある。さら
に、本発明は、カレンダ機能を持たないガスメータにお
いても遮断・警報の発生日時が判るようにすることにあ
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明のガスメータは、
ガス計量値の算出、ガス遮断や各種の警告を行うと共
に、ガス遮断や各種の警報の発生状況を履歴情報として
記録し、記録した履歴情報を通信により外部装置から読
み出し可能に構成したガスメータであって、前記外部装
置から前記履歴情報の読み出し指令を受信する受信手段
と、この受信手段により読み出し指令を受信したことに
伴い、記録されている履歴情報を前記外部装置へ送信す
る送信手段と、前記受信手段による読み出し指令受信時
と前記送信手段による履歴情報の送信時とで通信速度を
変更する速度変更手段とを有することを特徴とする。
【0015】この発明のガスメータによれば、受信手段
が外部装置から履歴情報の読み出し指令を受信すると、
送信手段は、読み出し指令を受信したことに伴い、記録
されている履歴情報を外部装置へ送信し、速度変更手段
は、受信手段による読み出し指令受信時と送信手段によ
る履歴情報の送信時とで通信速度を変更するので、遮断
・警報履歴の読み出し時間を短くすることができ、これ
によって、作業者の負担を低減し作業の効率化を図るこ
とができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明のガスメータ及び読
出し装置並びにデータ通信装置の実施の形態について図
面を参照しながら詳細に説明する。
【0017】データ通信装置は、図1に示すガスメータ
1とこのガスメータ1とデータ通信を行う、図2に示す
読出し装置3とから構成されている。ガスメータ1は、
ガス計量値の算出、ガス遮断や各種の警告を行うと共
に、ガス遮断や各種の警報の発生状況を履歴情報として
記録する。読出し装置3は、ガスメータ1に記録した履
歴情報を通信により読み出し可能に構成されている。
【0018】図1に示すガスメータ1は、各部を制御す
る制御部11、流量センサや圧力センサ等の外部センサ
12、ガスの流量を計測する流量計測部13、ガスの流
量等の異常発生時に閉じる遮断弁14、閉じた遮断弁1
4を復帰(開く)させるための操作を行う復帰操作部1
5、遮断弁14の復帰を検出する復帰検出部16、制御
部11からの信号により表示ランプ18を点滅又は点灯
又は消灯するように制御する通信制御部17、表示ラン
プ18、読出し装置3からのテスト信号(例えばパルス
幅が200ms)によりON/0FFしてメータ本体の
遮断機能をテストするためのリードSW19、遮断・警
報事象発生等の履歴情報を記憶するガスメータデータ記
憶部20を有して構成されている。通信制御部17の処
理は後で図5のフローチャートを参照して詳細に説明す
る。
【0019】図2は実施の形態の読出し装置の構成図で
ある。図2に示す読出し装置3は、ガスメータ1が有す
る履歴情報を読み出したい時に使用される装置である。
読出し装置3は、各部を制御する制御部31、履歴情報
を読み出すための読出開始指令等を入力する操作部3
2、データを表示する表示部33、カレンダー情報を記
憶するカレンダー情報部34、通信制御部35、リード
SW19をON/OFFさせるための電磁石36、表示
ランプ18からの光信号を受光する受光部37を有して
構成されている。通信制御部35の処理は後で図6のフ
ローチャートを参照して詳細に説明する。
【0020】図3は実施の形態のメータ履歴情報電文フ
ォーマットの構成例を示す図である。この電文フォーマ
ットは、表示ランプ18とリードSW19とを使用した
ガスメータの号数及び動作モードの設定と読み出しを行
う従来の通信処理の電文と、従来の通信処理終了後に引
き続いて行われる本発明の通信処理(高速通信処理)の
電文と復帰漏洩確認表示の情報とを含んで構成される。
【0021】従来の通信処理の電文は、表示ランプ18
の点灯及び消灯のビット情報とリードSW19のON及
びOFFのビット情報と所定時間点灯表示の情報とを含
んでいる。本発明の通信処理の電文は、複数個の遮断・
警報事象1〜nと遮断・警報総発生回数とを含んでお
り、各遮断・警報事象1〜nは、遮断・警報事象コー
ド、遮断・警報発生時からの経過時間を表す遮断・警報
発生経過時間、遮断・警報発生時流量、遮断・警報発生
時におけるその他の情報からなり、これらの情報は、図
4に示す事象テーブル20aに格納されている。この事
象テーブル20aは、ガスメータデータ記憶部20に設
けられている。
【0022】次にこのように構成されたガスメータ及び
読み出し装置を有するデータ通信装置の動作を図面を参
照しながら説明する。
【0023】まず、ガスメータ1の制御部11は、外部
センサ12の状態により異常を検出した場合や、流量計
測部13により計測されたガス流量からガスの異常使用
を検出した場合に、遮断弁14を閉じて機器へのガスの
供給を停止する。
【0024】また、制御部11は、ガス遮断や各種の警
報事象が発生する毎にそれらの情報をガスメータデータ
記憶部20に記録する。さらに、ガスメータデータ記憶
部20では、遮断・警報事象が発生すると事象ごとに発
生した時を起点として、所定の計測精度で経過時間のカ
ウント動作を開始し、遮断・警報事象が発生した時から
の経過時間を記憶する。
【0025】一方、読出し装置3では、ガスメータ1の
履歴情報を読み出す場合、操作部32により、履歴情報
の読出し命令(読出し指令)を読出し装置3の制御部3
1に入力する。そして、読出し命令に基づき、制御部3
1が読出し装置3の通信開始指令(通信開始命令)を実
行すると、制御部31は、電磁石36を制御してガスメ
ータ1のリードSW19をONさせる。ガスメータ1の
制御部11がリードSW19のON信号を検出すると、
制御部11は、遮断弁14に向けて遮断命令信号を出力
し遮断弁14を遮断させる。
【0026】これと同時に、制御部11は、表示ランプ
18を点滅表示させる。点滅表示中に制御部11が、復
帰操作部15を操作されたことを復帰検出部16から受
け取ると、制御部11は、表示ランプ18を点滅表示か
ら所定時間の点灯表示に切り換える。
【0027】読出し装置3は、この点灯表示を受光部3
7で検出し、制御部31はこの点灯時間をカウントす
る。読出し装置3は、点灯終了時間直前に再度、電磁石
36を制御して、ガスメータ1のリードSW19をON
させる。
【0028】ガスメータ1の制御部11は、点灯表示終
了と同時にリードSW19の状態をサンプリングし、リ
ードSW19のONを検出すると、表示ランプ18とリ
ードSW19による従来の通信処理が開始される(図3
に示す。)。この通信電文によって、ガスメータ1の制
御部11は、読出し装置3からメータ履歴情報の要求を
受けたことが判る。
【0029】次に、この通信処理が成功して終了する
と、表示ランプ18を所定時間点灯させ、この点灯期間
中に、制御部11は、通信制御部17を制御し、且つガ
スメータデータ記憶部20に保持されているメータ履歴
情報を通信制御部17に伝え、データ送信動作の準備を
行う。
【0030】また、これに平行して読出し装置3におい
ても、受光部37が受けた信号を制御部31で監視し、
表示ランプ18が所定時間点灯した事を確認すると、デ
ータ受信動作になる。
【0031】そして、点灯時間終了を起点として、先に
行った表示ランプ18とリードSW19を使用した従来
の通信処理から連続して、通信制御部17は、制御部1
1から受け取ったメータ履歴情報を送出する順に所定の
電文長で区切りながら、且つ先に行った表示ランプ18
とリードSW19を使用した従来の通信よりも早い通信
速度に変換する。そして、ガスメータ1の制御部11及
び通信制御部17は、データ送信動作を開始し、表示ラ
ンプ18で点灯/消灯に置換えて、調歩同期出力する。
さらに、全データの送信が完了した時、制御部11及び
通信制御部17は、データ送信動作を停止する。
【0032】一方、読出し装置3は、受光部37におい
て、ガスメータ1から送られてくる表示ランプ18の点
灯/消灯を読み取って、所定の全データ受信が終了する
まで、通信制御部35において、所定の電文長毎に区切
りながら、制御部31に送り続ける。そして、制御部3
1が全データ受信を確認すると、データ受信動作を停止
する。その後、制御部31は、受信した全データを解読
し、その結果を表示部33に表示する。
【0033】このように、実施の形態のガスメータ及び
読出し装置を有するデータ通信装置によれば、表示ラン
プ18とリードSW19による従来の通信終了に引き続
いて、自動的に高速通信動作に切り換わることによっ
て、現地作業者は、従来に比べて特別な操作なしに通信
動作中の期間を短くすることができ、これによって、ガ
ス需要家がガスを使用できない時間を短くすることがで
きる。
【0034】なお、通信制御部17は、通信モード切換
手段に対応し、先に行われる、表示ランプ18とリード
SW19を使用した従来の通信電文の内容に応じて、従
来の通信処理のみを行って通信終了とする通常通信モー
ドと、従来の通信処理に連続して自動的に高速通信処理
を行って通信終了とする高速通信モードとを適宜切り換
えるようにしても良い。例えば、通信電文の内容がガス
メータの号数等であれば、通常通信モードのみを行い、
通信電文の内容が遮断・警報事象の履歴情報の読み出し
等であれば、通常通信モードと高速通信モードとを共に
行うようにする。このようにすれば、どちらの通信方式
でも通信が可能になる。
【0035】次に、ガスメータ1に設けられた通信制御
部17の処理を図5を参照しながら説明する。まず、通
信開始指令があったかどうかを判定し(ステップS1
1)、通信開始指令があった場合には、表示ランプ18
とリードSW19による読出し命令を読出し装置3から
受信する(ステップS13)。この受信処理は、本発明
の受信手段に対応する。
【0036】そして、通信が成功したかどうかを判定し
(ステップS15)、通信が失敗した場合には、表示ラ
ンプ18を所定時間消灯させる(ステップS16)。一
方、通信が成功した場合には、表示ランプ18を所定時
間点灯させる(ステップS17)。次に、ガスメータデ
ータ記憶部20に記憶されているメータ履歴情報を読み
出す(ステップS19のYES)。このメータ履歴情報
には、遮断・警報事象が発生した時からの経過時間の情
報を含む。
【0037】そして、データ送信動作を開始し(ステッ
プS21)、読出し命令受信時における受信レート(通
信速度)よりも送信レート(通信速度)を早くするよう
に変更する(ステップS23)。この通信速度の変更処
理は、本発明の速度変更手段に対応する。そして、遮断
・警報事象が発生した時からの経過時間の情報を含む履
歴情報等のデータを読出し装置3へ送信する(ステップ
S25)。この送信処理は、本発明の送信手段に対応す
る。
【0038】次に、遮断/警報事象発生の有無を検知す
る(ステップS27)。この検知処理は、本発明の検知
手段に対応する。遮断/警報事象の発生を検知しない場
合には、読出し装置3から通信中断指令を受信したかど
うかを判定する(ステップS29)。通信中断指令を受
信しない場合には、全データの送信が終了したかどうか
を判定し(ステップS31)、全データの送信が終了し
ていない場合には、ステップS25に戻る。
【0039】そして、全データの送信が終了した場合又
はステップS29で通信中断指令を受信した場合には、
データ送信動作を停止する(ステップS33)。このデ
ータ送信動作の停止は、本発明の中断手段に対応する。
【0040】一方、ステップS27で、遮断/警報事象
の発生を検知した場合には、データ送信動作を停止する
(ステップS35)。このデータ送信動作の停止処理
は、本発明の中断手段に対応する。そして、遮断又は警
報事象を表示する(ステップS37)。この表示処理
は、本発明の表示手段に対応する。
【0041】このように、通信動作を中断する機能を有
し、通信中に遮断又は警報事象が発生した場合に、通信
を中断し、遮断又は警報事象の表示を優先させることが
できる。また、読出し装置3から中断指令を受信した場
合 さらに、遮断・警報事象が発生した時からの経過時
間の情報を読出し装置3に送信するので、読み出し装置
3側で、この経過時間を用いて遮断・警報事象が発生し
た日時を算出することができる。
【0042】次に、読出し装置3に設けられた通信制御
部35の処理を図6を参照しながら説明する。まず、読
出し開始指令があったかどうかを判定し(ステップS5
1)、読出し開始指令があった場合には、表示ランプ1
8と電磁石36による読出し命令をガスメータ1へ送信
する(ステップS53)。この送信処理は、本発明の送
信手段に対応する。
【0043】そして、表示ランプ18が所定時間だけ点
灯したかどうか、すなわち、通信が成功したかどうかを
判定し(ステップS55)、通信が失敗した場合には、
エラー表示する(ステップS56)。
【0044】一方、通信が成功した場合には、データ受
信動作を開始し(ステップS57)、読出し命令送信時
の送信レート(通信速度)よりも受信レート(通信速
度)を早くするように変更する(ステップS59)。こ
の通信速度の変更処理は、本発明の速度変更手段に対応
する。
【0045】そして、データをガスメータ1から受信す
る(ステップS61)。この受信処理は、本発明の受信
手段に対応する。受信データには、ガスメータデータ記
憶部20から読み出した、遮断/警報発生時からの経過
時間の情報も含まれる。
【0046】次に、受信エラーが発生したかどうかを判
定し(ステップS63)、受信エラーが発生していない
と判定された場合には、全データの送信が終了したかど
うかを判定する(ステップS65)。全データの送信が
終了していない場合には、ステップS61に戻る。そし
て、全データの送信が終了した場合には、データ受信動
作を停止する(ステップS67)。
【0047】さらに、受信したデータの中から、遮断/
警報発生時からの経過時間を読み出し(ステップS6
9)、カレンダー情報部34から読出し装置3の現在の
日時を読み出す(ステップS71)。そして、現在日時
から経過時間を減算し、遮断/警報が発生した日時を算
出する(ステップS73)。この算出処理は、本発明の
算出手段に対応する。さらに、算出された遮断/警報発
生日時を表示する(ステップS75)。この表示処理
は、本発明の表示手段に対応する。
【0048】一方、ステップS63において、受信エラ
ーが発生した場合には、すなわち、読出し命令によるデ
ータの読み出し処理が失敗した場合には、電磁石36を
所定時間だけONさせることにより、通信を中断する中
断指令をガスメータ1へ送信する(ステップS77)。
この中断指令により、ガスメータ1は、データの送信を
停止する。そして、中断指令の送信に伴って、データ受
信動作を停止させる(ステップS79)。この受信停止
処理は、本発明の中断手段に対応する。
【0049】このように、読出し装置3の読出し処理が
失敗した場合に、読出し装置3がガスメータに中断指令
を通知し、通信を中断し、不要な通信動作を行わないよ
うにすることができる。また、カレンダ機能を持たない
ガスメータにおいても遮断・警報の発生日時が判るよう
にすることができる。特に、ガスメータ側にリアルタイ
ムクロック等の特別な回路またはICを用いたカレンダ
機能を設けずに、簡単なタイマカウンタのみの構成で、
遮断及び警報の発生年月時分を読み出し装置側に表示す
ることができる。
【0050】なお、本発明のガスメータ及び読出し装置
並びにデータ通信装置は、上述した実施の形態に限定さ
れるものではない。従来では、図8に示すように、ガス
メータにおいて、遮断中に、復帰入力があった場合に
は、通信動作を実行した後、復帰漏洩確認動作を行って
いた。例えば、ガスメータ1において、図7に示すよう
に、遮断中に、復帰入力があった場合には、通信制御部
17が復帰漏洩を確認し、通信動作と復帰漏洩確認動作
とを並列して行うようにしても良い。これにより、ガス
を使用できない期間を短縮することができる。
【0051】また、従来の通信起動処理では、読出し装
置3の電磁石36が、図9(b)に示すような第2通信
起動信号(上記テスト信号に対応し、パルス幅が200
ms)により、ガスメータ1のリードSW19をONさ
せて、ガスメータ1を必ず遮断させていた。これに対し
て、図9(a)に示すような第1通信起動信号(パルス
幅が100ms)により、ガスメータ1のリードSW1
9をON/OFF制御する。すなわち、第1通信起動信
号のON時間は、100msであるため、ガスメータ1
の遮断弁14は、閉じることなく、ガスメータ1に通信
起動命令をかけることができる。
【0052】また、通信制御部17,35に特にUAR
Tを使用し、ガスメータ1と読出し装置3との間で通信
される通信データに該通信データの誤り検出のためのパ
リティコードを付加しても良い。これにより、通信デー
タの信頼性が向上するとともに、データ長を短くして通
信時間を短縮することができる。
【0053】また、ガスメータ1は、ガス計量値の算
出、ガス遮断や各種の警告を行うと共に、予め設定され
たメータ号数などのメータ設定情報を記録し、読出し装
置3からメータ設定情報の読出し指令を受信する受信手
段と、この受信手段により読出し指令を受信したことに
伴い、記録されているメータ設定情報を読出し装置3へ
送信する送信手段とを有するよう構成しても良い。
【0054】図10は実施の形態のメータ設定情報電文
フォーマットの構成例を示す図である。この電文フォー
マットは、従来の通信処理の電文と、従来の通信処理終
了後に引き続いて行われる本発明の通信処理(高速通信
処理)の電文と復帰漏洩確認表示の情報とを含んで構成
される。
【0055】図10に示す本発明の通信処理の電文は、
メータ号数、ガスの熱量、継続時間、口火流量等のメー
タ設定情報を含んでいる。図11は実施の形態のメータ
設定情報のコード例を示す図である。このメータ設定情
報は、図11に示すようにメータ設定項目(メータ号
数、ガスの熱量、継続時間、口火流量)とその項目の情
報内容とを対応させており、例えば、メータ号数は、1
号から16号である。
【0056】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
遮断・警報履歴の読み出し時間を短くすることで作業者
の負担を低減し作業の効率化を図ることができる。ま
た、遮断・警報履歴を読み出すことによるガス供給が停
止する時間を最短にすることで需要家にかかる負担を最
小限にすることができる。さらに、カレンダ機能を持た
ないガスメータにおいても遮断・警報の発生日時が判る
ようにできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態のガスメータの構成図である。
【図2】実施の形態の読出し装置の構成図である。
【図3】実施の形態のメータ履歴情報電文フォーマット
の構成例を示す図である。
【図4】ガスメータに設けられた事象テーブルの内容を
示す図である。
【図5】実施の形態のガスメータに設けられた通信制御
部の処理を示すフローチャートである。
【図6】実施の形態の読出し装置に設けられた通信制御
部の処理を示すフローチャートである。
【図7】実施の形態の復帰漏洩確認動作を説明する図で
ある。
【図8】従来の復帰漏洩確認動作を説明する図である。
【図9】通信起動信号の周期を変更した例を示す図であ
る。
【図10】実施の形態のメータ設定情報電文の構成例を
示す図である。
【図11】実施の形態のメータ設定情報のコード例を示
す図である。
【図12】従来の安全機能付ガスメータの構成図であ
る。
【図13】従来の安全機能付ガスメータの上ケース部分
の外観図である。
【図14】従来のガスメータと設定器の外観図である。
【符号の説明】
1…ガスメータ、3…読出し装置、11,31…制御
部、12…外部センサ、13…流量計測部、14…遮断
弁、15…復帰操作部、16…復帰検出部、17,35
…通信制御部、18…表示ランプ、19…リードSW、
32…操作部、33…表示部、34…カレンダー情報
部、36…電磁石、37…受光部、71…メータ制御
部、72…圧力スイッチ、73…遮断弁、90…設定
器、91…設定器本体、92…ヘッダ部。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G08C 15/00 G08C 15/00 D H04M 11/00 301 H04M 11/00 301 H04Q 9/00 311 H04Q 9/00 311J (72)発明者 石野 仁朗 神奈川県川崎市幸区柳町70番地 株式会社 東芝柳町事業所内 (72)発明者 前田 郁雄 神奈川県川崎市幸区柳町70番地 株式会社 東芝柳町事業所内 (72)発明者 森永 剛 神奈川県川崎市幸区柳町70番地 株式会社 東芝柳町事業所内 Fターム(参考) 2F030 CB01 CC13 CE09 CE27 CE32 CF05 CF11 2F031 AE01 AE03 2F073 AA04 AA40 AB02 AB12 CC01 CC08 5K048 BA34 GB05 GC01 5K101 KK12 LL01 NN01 NN14 NN21

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガス計量値の算出、ガス遮断や各種の警
    告を行うと共に、ガス遮断や各種の警報の発生状況を履
    歴情報として記録し、記録した履歴情報を通信により外
    部装置から読み出し可能に構成したガスメータであっ
    て、 前記外部装置から前記履歴情報の読み出し指令を受信す
    る受信手段と、 この受信手段により読み出し指令を受信したことに伴
    い、記録されている履歴情報を前記外部装置へ送信する
    送信手段と、 前記受信手段による読み出し指令受信時と前記送信手段
    による履歴情報の送信時とで通信速度を変更する速度変
    更手段と、を有することを特徴とするガスメータ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のガスメータにおいて、復
    帰漏洩を確認する復帰漏洩確認手段をさらに有し、この
    復帰漏洩確認手段は、前記受信手段及び送信手段の通信
    動作と平行して動作することを特徴とするガスメータ。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のガスメータにおいて、前
    記外部装置からのテスト信号を検出し、所定時間以上の
    テスト信号を検出した場合に当該メータの遮断機能をテ
    ストするためのリードスイッチと、 前記テスト信号の所定時間よりも短いパルス幅を持つ通
    信起動信号を前記外部装置から受信し、受信した通信起
    動信号により前記リードスイッチをON/OFF制御す
    ることにより前記メータ本体に通信起動命令をかける通
    信起動手段と、を有することを特徴とするガスメータ。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のガスメータにおいて、前
    記外部装置との間の通信電文の内容に応じて、通常通信
    処理のみを行って通信終了とする通常通信モードと、前
    記通常通信処理に連続して高速通信処理を行って通信終
    了とする高速通信モードとを切り換える通信モード切換
    手段を有することを特徴とするガスメータ。
  5. 【請求項5】 ガス計量値の算出、ガス遮断や各種の警
    告を行うと共に、ガス遮断や各種の警報の発生状況を履
    歴情報として記録し、記録した履歴情報を通信により外
    部装置から読み出し可能に構成したガスメータであっ
    て、 前記外部装置から前記履歴情報の読み出し指令を受信す
    る第1受信手段と、 この第1受信手段により読み出し指令を受信したことに
    伴い、記録されている履歴情報を前記外部装置へ送信す
    る送信手段と、 前記外部装置から通信を中断する中断指令を受信する第
    2受信手段と、 前記中断指令の受信に伴って、前記送信手段による送信
    を中断する中断手段と、を有することを特徴とするガス
    メータ。
  6. 【請求項6】 ガス計量値の算出、ガス遮断や各種の警
    告を行うと共に、ガス遮断や各種の警報の発生状況を履
    歴情報として記録し、記録した履歴情報を通信により外
    部装置から読み出し可能に構成したガスメータであっ
    て、 前記外部装置から前記履歴情報の読み出し指令を受信す
    る受信手段と、 この受信手段により読み出し指令を受信したことに伴
    い、記録されている履歴情報を前記外部装置へ送信する
    送信手段と、 遮断又は警報事象を検知する検知手段と、 前記受信手段及び前記送信手段による通信中に前記検知
    手段により前記遮断又は警報事象を検知したとき通信を
    中断する中断手段と、 前記検知手段により検知された前記遮断又は警報事象を
    表示する表示手段と、を有することを特徴とするガスメ
    ータ。
  7. 【請求項7】 ガス計量値の算出、ガス遮断や各種の警
    告を行うと共に、ガス遮断や各種の警報の発生状況を履
    歴情報として記録し、記録した履歴情報を通信により外
    部装置から読み出し可能に構成したガスメータであっ
    て、 遮断又は警報事象が発生した時からの経過時間情報を含
    む情報を前記履歴情報として記憶する記憶手段と、 前記外部装置から前記履歴情報の読み出し指令を受信す
    る受信手段と、 この受信手段により読み出し指令を受信したことに伴
    い、前記記憶手段に記憶されている経過時間情報を含む
    履歴情報を前記外部装置へ送信する送信手段と、を有す
    ることを特徴とするガスメータ。
  8. 【請求項8】 請求項5乃至請求項7のいずれか1項記
    載のガスメータにおいて、前記外部装置との間で通信さ
    れる通信データには該通信データの誤り検出のためのパ
    リティコードが付加されていることを特徴とするガスメ
    ータ。
  9. 【請求項9】 ガスメータが有する履歴情報を読み出し
    可能に構成した読出し装置であって、 前記履歴情報の読み出し指令を前記ガスメータに送信す
    る送信手段と、 前記読み出し指令に応答して前記ガスメータから送られ
    てくる前記履歴情報を受信する受信手段と、 前記送信手段による読み出し指令送信時と前記受信手段
    による履歴情報の受信時とで通信速度を変更する速度変
    更手段と、を有することを特徴とする読出し装置。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の読出し装置において、
    前記ガスメータに設けられ且つ前記ガスメータの遮断機
    能をテストするためのリードスイッチへ、テスト信号の
    周期よりも短い周期を持つ通信起動信号を送信し、この
    通信起動信号により前記リードスイッチON/OFFを
    制御することにより前記ガスメータに通信起動命令をか
    けることを特徴とする読出し装置。
  11. 【請求項11】 ガスメータが有する履歴情報を読み出
    し可能に構成した読出し装置であって、 前記履歴情報の読み出し指令を前記ガスメータに送信す
    る第1送信手段と、 前記読み出し指令に応答して前記ガスメータから送られ
    てくる前記履歴情報を受信する受信手段と、 前記読み出し指令による前記履歴情報の読み出し処理が
    失敗した場合に、通信を中断する中断指令を前記ガスメ
    ータへ送信する第2送信手段と、 前記中断指令の送信に伴って、前記受信手段による受信
    を中断する中断手段と、を有することを特徴とする読出
    し装置。
  12. 【請求項12】 ガスメータが有する履歴情報として遮
    断又は警報事象が発生した時からの経過時間情報を含む
    履歴情報を読み出し可能に構成した読出し装置であっ
    て、 前記履歴情報の読み出し指令を前記ガスメータに送信す
    る送信手段と、 前記読み出し指令に応答して前記ガスメータから送られ
    てくる前記経過時間情報含む履歴情報をを受信する受信
    手段と、 カレンダー情報を記憶するカレンダー情報手段と、 このカレンダー情報手段に記憶された前記カレンダ−情
    報の現在日時と前記受信手段で受信した経過時間情報と
    に基づいて前記遮断又は警報事象が発生した日時を算出
    する算出手段と、 この算出手段で算出された前記遮断又は警報事象が発生
    した日時を表示する表示手段と、を有することを特徴と
    する読出し装置。
  13. 【請求項13】 請求項11又は請求項12記載の読出
    し装置において、前記ガスメータとの間で通信される通
    信データには該通信データの誤り検出のためのパリティ
    コードが付加されていることを特徴とする読出し装置。
  14. 【請求項14】 ガス計量値の算出、ガス遮断や各種の
    警告を行うと共に、ガス遮断や各種の警報の発生状況を
    履歴情報として記録するガスメータと、このガスメータ
    に記録した履歴情報を通信により読み出し可能に構成し
    た読出し装置とを有し、 前記ガスメータは、 前記読出し装置から前記履歴情報の読み出し指令を受信
    する第1受信手段と、 この第1受信手段により読み出し指令を受信したことに
    伴い、記録されている履歴情報を前記読出し装置へ送信
    する第1送信手段と、 前記第1受信手段による読み出し指令受信時と前記第1
    送信手段による履歴情報の送信時とで通信速度を変更す
    る第1速度変更手段とを有し、 前記読出し装置は、 前記履歴情報の読み出し指令を前記ガスメータに送信す
    る第2送信手段と、 前記読み出し指令に応答して前記ガスメータから送られ
    てくる前記履歴情報を受信する第2受信手段と、 前記第2送信手段による読み出し指令送信時と前記第2
    受信手段による前記履歴情報の受信時とで通信速度を変
    更する第2速度変更手段と、を有することを特徴とする
    データ通信装置。
  15. 【請求項15】 ガス計量値の算出、ガス遮断や各種の
    警告を行うと共に、予め設定されたメータ号数などのメ
    ータ設定情報を記録したガスメータであって、 外部装置から前記メータ設定情報の読出し指令を受信す
    る受信手段と、 この受信手段により読出し指令を受信したことに伴い、
    記録されているメータ設定情報を前記外部装置へ送信す
    る送信手段と、を有することを特徴とするガスメータ。
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