JP2002276669A - 転がり軸受用の保持器及び同保持器の製造方法並びに軸受 - Google Patents
転がり軸受用の保持器及び同保持器の製造方法並びに軸受Info
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- F16C33/6607—Retaining the grease in or near the bearing
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Abstract
(57)【要約】
【課題】製作が簡単で、潤滑剤の均一な散布を可能にす
る、転がり軸受用の保持器及び同保持器の製造方法並び
に軸受を提供する。 【解決手段】本発明の転がり軸受用の保持器は、2つの
転動体受け3の間に少なくとも1つの潤滑剤の収納室を
有し、上記収納室は上記潤滑剤の略半径方向または接線
方向への少なくとも一つの出口を有する、特に減圧環境
において使用するための、潤滑剤を収納する転がり軸受
用の保持器1において、上記収納室は上記保持器1の軸
Aに沿う方向へ開く開口26を有することを特徴とす
る。
る、転がり軸受用の保持器及び同保持器の製造方法並び
に軸受を提供する。 【解決手段】本発明の転がり軸受用の保持器は、2つの
転動体受け3の間に少なくとも1つの潤滑剤の収納室を
有し、上記収納室は上記潤滑剤の略半径方向または接線
方向への少なくとも一つの出口を有する、特に減圧環境
において使用するための、潤滑剤を収納する転がり軸受
用の保持器1において、上記収納室は上記保持器1の軸
Aに沿う方向へ開く開口26を有することを特徴とす
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は転がり軸受用の保持
器及び同保持器の製造方法並びに軸受に関する。特に本
発明は、減圧環境において使用される転がり軸受用の保
持器であって、2つの転動体受の間に少なくとも1つの
潤滑剤の収納室を有し、概ね半径方向または接線方向の
少なくとも1つの潤滑剤の出口を有する形式の軸受用の
保持器及び同保持器の製造方法並びに軸受に関する。
器及び同保持器の製造方法並びに軸受に関する。特に本
発明は、減圧環境において使用される転がり軸受用の保
持器であって、2つの転動体受の間に少なくとも1つの
潤滑剤の収納室を有し、概ね半径方向または接線方向の
少なくとも1つの潤滑剤の出口を有する形式の軸受用の
保持器及び同保持器の製造方法並びに軸受に関する。
【0002】
【従来の技術】密封型の軸受は、一般に、転動体の間の
空間を部分的に満たす潤滑剤によって潤滑される。この
空間における利用可能な潤滑剤の量が軸受の寿命に直接
影響する。
空間を部分的に満たす潤滑剤によって潤滑される。この
空間における利用可能な潤滑剤の量が軸受の寿命に直接
影響する。
【0003】しかし、この空間の容積に対する潤滑剤の
量の比率を極端に上げると、温度上昇や潤滑剤の漏洩が
生じるようになる。
量の比率を極端に上げると、温度上昇や潤滑剤の漏洩が
生じるようになる。
【0004】潤滑が不充分であるために軸受の寿命が制
限されるような場合に、転動体に要求される物理的な条
件が許せば、転動体の数を減らすことによって、上記の
空間における潤滑剤の充填比率を上げることなく、軸受
内の潤滑剤の量を増加することが可能である。
限されるような場合に、転動体に要求される物理的な条
件が許せば、転動体の数を減らすことによって、上記の
空間における潤滑剤の充填比率を上げることなく、軸受
内の潤滑剤の量を増加することが可能である。
【0005】軸受のある種の使用条件、例えば潤滑剤が
常時蒸発する傾向にある減圧下においては、潤滑剤の残
存量が軸受の寿命を制限する要因になる。
常時蒸発する傾向にある減圧下においては、潤滑剤の残
存量が軸受の寿命を制限する要因になる。
【0006】軸受の寿命を延ばすために、消耗の遅い特
殊な高性能潤滑剤と、摩擦係数が小さいセラミックから
なる転動体が使用される。しかしながら、このような特
殊な潤滑剤やセラミックからなる転動体は高価である。
殊な高性能潤滑剤と、摩擦係数が小さいセラミックから
なる転動体が使用される。しかしながら、このような特
殊な潤滑剤やセラミックからなる転動体は高価である。
【0007】特開昭61−140616号公報には、こ
のような特殊な潤滑剤に依存しないで済むように、予め
軸受の保持器の中に収納された通常の潤滑剤を軸受の中
へ一様に拡散させることが提案されており、保持器の、
隣接する2つの転動体の間に、潤滑剤を収納する収納室
の支持体が形成されている。収納室と転動体受けとは、
収納室から外レースの転動路へ向けられた小穴を介して
接続されている。
のような特殊な潤滑剤に依存しないで済むように、予め
軸受の保持器の中に収納された通常の潤滑剤を軸受の中
へ一様に拡散させることが提案されており、保持器の、
隣接する2つの転動体の間に、潤滑剤を収納する収納室
の支持体が形成されている。収納室と転動体受けとは、
収納室から外レースの転動路へ向けられた小穴を介して
接続されている。
【0008】転動体が回転すると、潤滑剤は遠心力によ
って収納室から外レースに設けられた転動路へ徐々に排
出され、転動体が転動路上を転動しながら外レースと内
レースの間に潤滑剤を散布させ、その一様な散布が軸受
の寿命を増加させる。また、収納された潤滑剤が、転動
体の間における潤滑剤の充填比率を増大させることはな
く、温度上昇をもたらすこともない。
って収納室から外レースに設けられた転動路へ徐々に排
出され、転動体が転動路上を転動しながら外レースと内
レースの間に潤滑剤を散布させ、その一様な散布が軸受
の寿命を増加させる。また、収納された潤滑剤が、転動
体の間における潤滑剤の充填比率を増大させることはな
く、温度上昇をもたらすこともない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしこのような潤滑
剤の収納室を有する転がり軸受用の保持器は、製造が複
雑で、従来の金型による成型方法によっては、このほと
んど閉じた形状の収納室を作ることはできず、少なくと
も2つの部品を結合して作る必要があるという問題があ
る。
剤の収納室を有する転がり軸受用の保持器は、製造が複
雑で、従来の金型による成型方法によっては、このほと
んど閉じた形状の収納室を作ることはできず、少なくと
も2つの部品を結合して作る必要があるという問題があ
る。
【0010】また、収納室と転動体受けとを接続する小
穴を、金型による成型によって形成することは不可能で
あるという問題がある。
穴を、金型による成型によって形成することは不可能で
あるという問題がある。
【0011】更に、潤滑剤の散布によって収納室内に減
圧が生じ、潤滑剤の均一な散布が妨げられるという問題
がある。
圧が生じ、潤滑剤の均一な散布が妨げられるという問題
がある。
【0012】本発明は上述の課題を解決するためになさ
れたもので、製作が簡単で、潤滑剤の均一な散布を可能
にする、転がり軸受用の保持器及び同保持器の製造方法
並びに軸受を提供することを目的とする。
れたもので、製作が簡単で、潤滑剤の均一な散布を可能
にする、転がり軸受用の保持器及び同保持器の製造方法
並びに軸受を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発の明転がり軸受用の保持器は、2つの転動体受
けの間に少なくとも1つの潤滑剤の収納室を有し、上記
収納室は上記潤滑剤の略半径方向または接線方向への少
なくとも一つの出口を有する、特に減圧環境において使
用するための、潤滑剤を収納する転がり軸受用の保持器
において、上記収納室は上記保持器の軸方向に沿う方向
へ開く開口を更に有することを特徴とする。
め、本発の明転がり軸受用の保持器は、2つの転動体受
けの間に少なくとも1つの潤滑剤の収納室を有し、上記
収納室は上記潤滑剤の略半径方向または接線方向への少
なくとも一つの出口を有する、特に減圧環境において使
用するための、潤滑剤を収納する転がり軸受用の保持器
において、上記収納室は上記保持器の軸方向に沿う方向
へ開く開口を更に有することを特徴とする。
【0014】この場合、上記収納室は、上記保持器の軸
に略直交する方向に設けられた底面と、上記底面に略直
交する側壁からなる凹部の形状をなすことを特徴とす
る。
に略直交する方向に設けられた底面と、上記底面に略直
交する側壁からなる凹部の形状をなすことを特徴とす
る。
【0015】またこの場合、上記収納室は、上記底面か
ら上記開口へ向けて広口形状をなすことを特徴とする。
ら上記開口へ向けて広口形状をなすことを特徴とする。
【0016】またこの場合、上記出口は、略半径方向
の、上記開口から伸びる切り込みの形状を有することを
特徴とする。
の、上記開口から伸びる切り込みの形状を有することを
特徴とする。
【0017】またこの場合、上記収納室は、上記収納室
の外面を略同一の部分に分割する複数の切込みを有する
ことを特徴とする。
の外面を略同一の部分に分割する複数の切込みを有する
ことを特徴とする。
【0018】またこの場合、上記出口は、接線方向へ伸
び、上記転動体受けの1つへ連接されることを特徴とす
る。
び、上記転動体受けの1つへ連接されることを特徴とす
る。
【0019】また上記目的を達成するため、本発明の転
がり軸受用の保持器の製造方法は、同一の軸に沿って相
対的に可動な2つの金型部品からなる金型で成型する、
上記転がり軸受用の保持器の製造方法において、上記金
型を、上記金型で成型する上記保持器の上記軸に沿う形
状に形成することを特徴とする。
がり軸受用の保持器の製造方法は、同一の軸に沿って相
対的に可動な2つの金型部品からなる金型で成型する、
上記転がり軸受用の保持器の製造方法において、上記金
型を、上記金型で成型する上記保持器の上記軸に沿う形
状に形成することを特徴とする。
【0020】また上記目的を達成するため、本発明の軸
受は、上記転がり軸受用の保持器を含んでなることを特
徴とする。
受は、上記転がり軸受用の保持器を含んでなることを特
徴とする。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明の特徴及び利点は、添付図
面を参照して記述する以下の説明によって明らかとなる
であろう。
面を参照して記述する以下の説明によって明らかとなる
であろう。
【0022】図1は、本発明による保持器1の1つの実
施の形態の詳細を示す斜視図である。図2は、本発明に
よる保持器1の1つの実施の形態の上面図である。図3
は、図2に示すような保持器1を線Bに沿って切断して
展開した、本発明による保持器1の他の1つの実施の形
態の断面図である。
施の形態の詳細を示す斜視図である。図2は、本発明に
よる保持器1の1つの実施の形態の上面図である。図3
は、図2に示すような保持器1を線Bに沿って切断して
展開した、本発明による保持器1の他の1つの実施の形
態の断面図である。
【0023】図1、2に示す保持器1は、軸Aの周りに
閉じた環の一般的な形状を有する。この保持器1は例え
ばポリアミドからなる。保持器1に沿って振り分けられ
た転動体受け3は、図示しない転動体を、柔軟な舌状片
7によって受け入れて保持するように形成されている。
閉じた環の一般的な形状を有する。この保持器1は例え
ばポリアミドからなる。保持器1に沿って振り分けられ
た転動体受け3は、図示しない転動体を、柔軟な舌状片
7によって受け入れて保持するように形成されている。
【0024】保持器1の半径方向の幅は、転動体の直径
よりも小さくなっている。従って、転動体は、図2に示
す保持器1の内縁11及び外面12からその一部を突出
させて転動体受3に保持される。
よりも小さくなっている。従って、転動体は、図2に示
す保持器1の内縁11及び外面12からその一部を突出
させて転動体受3に保持される。
【0025】本発明の1実施の形態によれば、保持器1
は、2つの転動体受け3の間に、潤滑剤を収納する収納
室を形成する、例えば5面体の凹部20を含む。5面体
の凹部20は、底面21と、内面22及び外面23と、
側面24、25とからなる。底面21は略平らで、保持
器1の軸Aに略直交する方向に形成されている。内面2
2と外面23は円周方向に設けられ、互いに略平行で、
内面22は外面23よりも軸Aに近い。2つの側面2
4、25は半径方向に設けられ、それぞれ2つの転動体
受け3の一方に対向している。
は、2つの転動体受け3の間に、潤滑剤を収納する収納
室を形成する、例えば5面体の凹部20を含む。5面体
の凹部20は、底面21と、内面22及び外面23と、
側面24、25とからなる。底面21は略平らで、保持
器1の軸Aに略直交する方向に形成されている。内面2
2と外面23は円周方向に設けられ、互いに略平行で、
内面22は外面23よりも軸Aに近い。2つの側面2
4、25は半径方向に設けられ、それぞれ2つの転動体
受け3の一方に対向している。
【0026】内面22、外面23、側面24、側面25
が凹部20の側方の壁を構成している。本発明の1実施
の形態においては、この側方の壁は、底面21に略直交
している。
が凹部20の側方の壁を構成している。本発明の1実施
の形態においては、この側方の壁は、底面21に略直交
している。
【0027】凹部20は開口26を有している。開口2
6は、例えば転動体受け3の開口5と保持器1の同じ側
にあって、保持器1の軸Aに沿う方向へ向いている。
6は、例えば転動体受け3の開口5と保持器1の同じ側
にあって、保持器1の軸Aに沿う方向へ向いている。
【0028】凹部20の配置と形状は、上述の形状と異
なる形状でもよい。例えば、凹部20は円筒状であって
もよい。
なる形状でもよい。例えば、凹部20は円筒状であって
もよい。
【0029】凹部20をこのような形状にすることによ
り、保持器の金型による成型が可能になり、また、開口
26によって収納室内の潤滑剤に加えられる圧力は常に
環境の圧力に保たれ、潤滑剤の内部に気圧低下が発生す
ることはない。
り、保持器の金型による成型が可能になり、また、開口
26によって収納室内の潤滑剤に加えられる圧力は常に
環境の圧力に保たれ、潤滑剤の内部に気圧低下が発生す
ることはない。
【0030】本発明の他の1つの実施の形態において
は、凹部20は底面21から開口26へ広口形状をな
す。例えば、凹部20の対向する2対の面、すなわち1
対の側面24と側面25と、1対の内面22と外面23
は、底面21から開口26へ向けて互いに開いている。
広口形状の他の例としては、半球や円錐が挙げられる。
は、凹部20は底面21から開口26へ広口形状をな
す。例えば、凹部20の対向する2対の面、すなわち1
対の側面24と側面25と、1対の内面22と外面23
は、底面21から開口26へ向けて互いに開いている。
広口形状の他の例としては、半球や円錐が挙げられる。
【0031】凹部20をこのような形状にすることによ
り、保持器1を軸Aに沿って金型から抜き出すことがよ
り容易になる。
り、保持器1を軸Aに沿って金型から抜き出すことがよ
り容易になる。
【0032】なお、保持器1を形成する材料が弾性を有
し、この弾性の範囲内で変形させて保持器1を金型から
抜き出すことが許容される場合には、凹部20は部分的
に閉じた形状であってもよい。
し、この弾性の範囲内で変形させて保持器1を金型から
抜き出すことが許容される場合には、凹部20は部分的
に閉じた形状であってもよい。
【0033】潤滑剤は開口26から凹部20へ導入す
る。
る。
【0034】潤滑剤の収納量を増加させるために凹部2
0の容積を大きくする場合には、軸受内の転動体の数を
減少させる必要がある。したがって、凹部20の容積と
軸受内の転動体の数の間で妥協が必要になる。
0の容積を大きくする場合には、軸受内の転動体の数を
減少させる必要がある。したがって、凹部20の容積と
軸受内の転動体の数の間で妥協が必要になる。
【0035】本発明の1つの実施の形態においては、軸
受へ導入される潤滑剤の量を増加するために、転動体の
数を例えば5個に減らす。
受へ導入される潤滑剤の量を増加するために、転動体の
数を例えば5個に減らす。
【0036】図1、2に示すように、凹部20の外面2
3に、潤滑剤の半径方向への出口を形成する少なくとも
1つの切込み30を設ける。
3に、潤滑剤の半径方向への出口を形成する少なくとも
1つの切込み30を設ける。
【0037】切込み30は、凹部20の外面23と保持
器1の外面12との間に伸びる凹部20の外壁31を貫
通している。
器1の外面12との間に伸びる凹部20の外壁31を貫
通している。
【0038】切込み30によって、凹部20に収納され
た潤滑剤は、凹部20の外壁31を通過し、保持器1の
外面12と、図示しない軸受の外レースとの間の空間へ
移送されるようになる。なお、内レースと外レースから
なる軸受は周知である。
た潤滑剤は、凹部20の外壁31を通過し、保持器1の
外面12と、図示しない軸受の外レースとの間の空間へ
移送されるようになる。なお、内レースと外レースから
なる軸受は周知である。
【0039】望ましくは、切込み30は外面23の高さ
全体、すなわち凹部20の開口26から底面21まで伸
ばす。
全体、すなわち凹部20の開口26から底面21まで伸
ばす。
【0040】例えば、切込み30の数は2とし、2個の
切込み30で外面23を略同一の3部分に分割する。
切込み30で外面23を略同一の3部分に分割する。
【0041】切込み30の形状は、本発明の実施の形態
においては略長方形をなし、潤滑剤の所望の流量に適合
させることが可能である。
においては略長方形をなし、潤滑剤の所望の流量に適合
させることが可能である。
【0042】例えば、凹部20の底面21の近傍におけ
る切込み30の幅を拡大する。このようにすることによ
り、軸受の使用間に凹部20内の潤滑剤のレベルが低下
した場合でも潤滑剤の流量を維持することが可能にな
る。したがって、軸受の寿命の終りまで、切込み30か
ら排出される潤滑剤の流量を維持し、更に増加させるこ
とが可能になる。
る切込み30の幅を拡大する。このようにすることによ
り、軸受の使用間に凹部20内の潤滑剤のレベルが低下
した場合でも潤滑剤の流量を維持することが可能にな
る。したがって、軸受の寿命の終りまで、切込み30か
ら排出される潤滑剤の流量を維持し、更に増加させるこ
とが可能になる。
【0043】凹部20の底面21の近傍における切込み
30の幅の拡大と、転動体受け3を部分的に閉じる舌状
片7の存在は、軸Aに沿った保持器1の金型からの抜き
出しを妨げる。しかし、保持器1は弾性材料で形成する
ことが可能であり、材料の弾性範囲内で保持器1を変形
させることによって、保持器1を破壊することなく金型
から抜き出すことは可能である。次いで金型から抜き出
された保持器1は、弾性によって最初の形状を取り戻
す。
30の幅の拡大と、転動体受け3を部分的に閉じる舌状
片7の存在は、軸Aに沿った保持器1の金型からの抜き
出しを妨げる。しかし、保持器1は弾性材料で形成する
ことが可能であり、材料の弾性範囲内で保持器1を変形
させることによって、保持器1を破壊することなく金型
から抜き出すことは可能である。次いで金型から抜き出
された保持器1は、弾性によって最初の形状を取り戻
す。
【0044】図3は、本発明による保持器1の他の1つ
の実施の形態を示す。この実施の形態によれば、切込み
30を設けることはなく、切込み30に代えて、潤滑剤
の接線方向への出口を形成する少なくとも1つの導管3
2を設ける。導管32は、一方では凹部20の側面2
4、25と、他方では転動体受け3の内部と通じてい
る。このような導管32は、保持器1の金型による成型
操作間に形成することはできないので、例えば穿孔によ
って形成する。
の実施の形態を示す。この実施の形態によれば、切込み
30を設けることはなく、切込み30に代えて、潤滑剤
の接線方向への出口を形成する少なくとも1つの導管3
2を設ける。導管32は、一方では凹部20の側面2
4、25と、他方では転動体受け3の内部と通じてい
る。このような導管32は、保持器1の金型による成型
操作間に形成することはできないので、例えば穿孔によ
って形成する。
【0045】なお、導管32と、1または複数の切込み
30とを共存させてもよい。
30とを共存させてもよい。
【0046】使用される潤滑剤は、例えばグリースまた
はその他の固体の潤滑剤である。潤滑剤の凹部20への
少なくとも部分的な充填は、転動体の軸受への装着とは
独立して実施する。潤滑剤の充填は、軸方向に開口して
いる開口26から容易に実施することができる。
はその他の固体の潤滑剤である。潤滑剤の凹部20への
少なくとも部分的な充填は、転動体の軸受への装着とは
独立して実施する。潤滑剤の充填は、軸方向に開口して
いる開口26から容易に実施することができる。
【0047】内レースと外レースの一方が他方に相対的
に回転すると、転動体が回転し、保持器1を牽引する。
凹部20へ導入された潤滑剤は遠心力を受け、潤滑剤は
遠心力によって切込み30の方へ押される。切込み30
の寸法と数及び潤滑剤の粘性は、例えばレースの回転速
度、環境、外力等の軸受の使用条件を勘案して、潤滑剤
の分布を最良に調整し、軸受の寿命を最適化するように
選択される。
に回転すると、転動体が回転し、保持器1を牽引する。
凹部20へ導入された潤滑剤は遠心力を受け、潤滑剤は
遠心力によって切込み30の方へ押される。切込み30
の寸法と数及び潤滑剤の粘性は、例えばレースの回転速
度、環境、外力等の軸受の使用条件を勘案して、潤滑剤
の分布を最良に調整し、軸受の寿命を最適化するように
選択される。
【0048】切込み30が導管32によって置き換えら
れた、図3に示す実施の形態においては、潤滑剤を転動
体受け3へ向けて排出する力を発生するのは、保持器1
の加速度と減速力である。この場合には、導管32の出
口に転動体が存在しているため、転動体が潤滑剤の流出
の障害になる。したがって、導管32の口径は、このよ
うな障害を考慮して決定する。
れた、図3に示す実施の形態においては、潤滑剤を転動
体受け3へ向けて排出する力を発生するのは、保持器1
の加速度と減速力である。この場合には、導管32の出
口に転動体が存在しているため、転動体が潤滑剤の流出
の障害になる。したがって、導管32の口径は、このよ
うな障害を考慮して決定する。
【0049】潤滑剤の粘性が強いと、潤滑剤は重力のみ
によっては開口26を通って凹部20から流出すること
はない。しかしながら、望ましくは、開口26は垂直に
上向きにする。
によっては開口26を通って凹部20から流出すること
はない。しかしながら、望ましくは、開口26は垂直に
上向きにする。
【0050】本発明による保持器1は、同一の軸に沿っ
て相対的に可動な2つの金型部品からなる金型で成型す
る。この金型は、保持器1の軸Aに沿う形状に形成す
る。すなわち、金型は、成型後の保持器1を軸Aに沿っ
て取り出すことができる形状に形成する。
て相対的に可動な2つの金型部品からなる金型で成型す
る。この金型は、保持器1の軸Aに沿う形状に形成す
る。すなわち、金型は、成型後の保持器1を軸Aに沿っ
て取り出すことができる形状に形成する。
【0051】また、転がり軸受を、本発明による保持器
を含んで構成する。
を含んで構成する。
【0052】勿論、本発明は、例として非限定的に提案
され、記載された上記の実施の形態に限定されるもので
はない。
され、記載された上記の実施の形態に限定されるもので
はない。
【0053】例えば、凹部20の向きとそれらの保持器
1における数、切込み30または導管32の数、形状及
び配置は、変更することができる。また、転動体はボー
ルでもローラでもよい。
1における数、切込み30または導管32の数、形状及
び配置は、変更することができる。また、転動体はボー
ルでもローラでもよい。
【0054】
【発明の効果】本発明による転がり軸受用の保持器にお
いては、金型によって単体に成型できるので、製作が容
易であるという効果がある。
いては、金型によって単体に成型できるので、製作が容
易であるという効果がある。
【0055】また、開口によって収納室内の潤滑剤に加
えられる圧力は常に環境の圧力に保たれるので、潤滑剤
の内部に気圧低下は発生せず、潤滑剤は収納室から一様
に排出され、転動体の回転によって軸受のレースの間の
全摩擦面に一様に拡散されるという効果がある。
えられる圧力は常に環境の圧力に保たれるので、潤滑剤
の内部に気圧低下は発生せず、潤滑剤は収納室から一様
に排出され、転動体の回転によって軸受のレースの間の
全摩擦面に一様に拡散されるという効果がある。
【0056】また、本発明による転がり軸受用の保持器
の製造方法においては、保持器を製造するための金型
を、成型される保持器の軸に沿うように形成することが
でき、金型からの保持器の抜き出しが容易になるので、
保持器の製作が容易であるという効果がある。
の製造方法においては、保持器を製造するための金型
を、成型される保持器の軸に沿うように形成することが
でき、金型からの保持器の抜き出しが容易になるので、
保持器の製作が容易であるという効果がある。
【0057】また、本発明による転がり軸受において
は、潤滑剤は軸受の寿命間にわたって所望の流量でレー
スの間へ排出され、全摩擦面に一様に拡散されるという
効果がある。
は、潤滑剤は軸受の寿命間にわたって所望の流量でレー
スの間へ排出され、全摩擦面に一様に拡散されるという
効果がある。
【図1】本発明による保持器の1つの実施の形態の詳細
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図2】本発明による保持器の1つの実施の形態の上面
図である。
図である。
【図3】図2に示すような保持器を線Bに沿って切断し
て展開した、本発明による他の1つの実施の形態の断面
図である。
て展開した、本発明による他の1つの実施の形態の断面
図である。
1…保持器 3…転動体受 5…転動体受の開口 7…舌状片 11…保持器の内縁 12…保持器の外面 20…凹部 21…底面 22…内面 23…外面 24、25…側面 26…開口 30…切込み 31…外壁 32…導管 A…保持器の軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3J101 AA02 AA32 AA42 AA52 AA62 BA21 BA25 BA50 CA01 CA14 CA33 DA14 EA36 EA53 EA63 FA32
Claims (8)
- 【請求項1】2つの転動体受け(3)の間に少なくとも
1つの潤滑剤の収納室を有し、上記収納室は上記潤滑剤
の略半径方向または接線方向への少なくとも一つの出口
を有する、特に減圧環境において使用するための、潤滑
剤を収納する転がり軸受用の保持器(1)において、上
記収納室は上記保持器(1)の軸(A)に沿う方向へ開
く開口(26)を更に有することを特徴とする転がり軸
受用の保持器。 - 【請求項2】上記収納室は、上記保持器(1)の軸
(A)に略直交する方向に設けられた底面(21)と、
上記底面(21)に略直交する側壁(22、23、2
4、25)とからなる凹部(20)の形状をなすことを
特徴とする請求項1に記載の転がり軸受用の保持器。 - 【請求項3】上記収納室は、上記底面(21)から上記
開口(26)へ向けて広口形状をなすことを特徴とする
請求項1に記載の転がり軸受用の保持器。 - 【請求項4】上記出口は、略半径方向の、上記開口(2
6)から伸びる切り込み(30)の形状を有することを
特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の転がり
軸受用の保持器。 - 【請求項5】上記収納室は、上記収納室の外面(23)
を略同一の部分に分割する複数の切込み(30)を有す
ることを特徴とする請求項4に記載の転がり軸受用の保
持器。 - 【請求項6】上記出口は、接線方向へ伸び、上記転動体
受け(3)の1つへ連接されることを特徴とする請求項
1〜5のいずれか1つに記載の転がり軸受用の保持器。 - 【請求項7】同一の軸に沿って相対的に可動な2つの金
型部品からなる金型で成型する、請求項1〜6のいずれ
か1つに記載の転がり軸受用の保持器(1)の製造方法
において、上記金型を、上記金型で成型する上記保持器
(1)の上記軸(A)に沿う形状に形成することを特徴
とする転がり軸受用の保持器の製造方法。 - 【請求項8】請求項1〜6のいずれか1つに記載の転が
り軸受用の保持器を含んでなる軸受。
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