JPH10220480A - ころがり軸受用転動体保持器 - Google Patents

ころがり軸受用転動体保持器

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JPH10220480A
JPH10220480A JP9041494A JP4149497A JPH10220480A JP H10220480 A JPH10220480 A JP H10220480A JP 9041494 A JP9041494 A JP 9041494A JP 4149497 A JP4149497 A JP 4149497A JP H10220480 A JPH10220480 A JP H10220480A
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rolling
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茂 東
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    • F16C33/30Parts of ball or roller bearings
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    • F16C33/41Ball cages comb-shaped
    • F16C33/412Massive or moulded comb cages, e.g. snap ball cages
    • F16C33/414Massive or moulded comb cages, e.g. snap ball cages formed as one-piece cages, i.e. monoblock comb cages
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    • F16C19/02Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows
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Abstract

(57)【要約】 【課題】軌道輪と転動体の接触部分に対して、回転の初
期段階から確実にグリースの基油を供給することのでき
るころがり軸受用転動体保持器を提供する。 【解決手段】転動体3を挟持する1対の保持爪6を複数
対備え、且つ複数対の保持爪6の背面6a間をグリース
貯留部8として備える。保持爪6に、挟持部7内とグリ
ース貯留部8とを連通せしめる連通路9を設ける。グリ
ース貯留部8に蓄えられたグリースの基油が増ちょう剤
から滲み出し、連通路9を経由してグリース貯留部8か
ら挟持部7内に供給され、転動体3を介して、転動体3
と軌道輪との接触部に供給され、接触部が潤滑される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ころがり軸受の転
動体を保持する転動体保持器に関し、更に詳しくは、軌
道輪と転動体との接触部分にグリースの基油を供給する
に際し、回転の初期段階から確実にこれを供給すること
のできるころがり軸受用転動体保持器に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】通常、ころがり軸受は、2個1対の軌道
輪と、軌道輪の軌道上を転がる複数の転動体と、転動体
を等間隔に保持し、転動体同士の接触を防止して案内す
る転動体保持器とからなる。
【0003】図5乃至図7に、従来のころがり軸受の一
例としてのラジアル玉軸受を示す。図5はこのラジアル
玉軸受の一部を示す平面図であり、図6はその矢視A−
A断面図であり、図7は転動体保持器を示す斜視図であ
る。
【0004】図5及び図6に示すように、このラジアル
玉軸受は、軌道輪たる外輪1及び内輪2と、この外輪1
と内輪2との間にあって、当該外輪1の軌道1a及び内
輪2の軌道2a上を転動する球状の転動体3と、この転
動体3を保持する転動体保持器4とからなる。
【0005】図7に示すように、転動体保持器4は、リ
ング状の基部5を備え、この基部5上に、前記転動体3
を回転可能に挟持する周方向に向かい合った1対の保持
爪6,6を周方向に複数対備えた構成を備えるものであ
り、1対の保持爪6間の挟持部7は前記転動体3の外形
と同形状の凹形状となっている。また、隣接する保持爪
6の背面6a間はグリース貯留部8となっており、常態
の使用に際して、当該グリース貯留部8に潤滑剤たるグ
リースが供給され、蓄えられる。
【0006】以上の構成を備えたラジアル玉軸受を、例
えば、外輪1をハウジングに装着し、内輪2を回転軸に
装着して使用する場合、回転軸の回転によって、前記外
輪1と内輪2とが相対的に回転するが、回転の初期段階
では、転動体3,外輪1の軌道1a及び内輪2の軌道2
aの表面に塗布され、油膜を形成した防錆油が初期潤滑
として作用する。
【0007】ついで、次段階では、内輪2,転動体3及
び転動体保持器4の回転に伴って、前記転動体保持器4
のグリース貯留部8に保持されたグリースの一部が飛散
することにより潤滑が行われる。即ち、グリース貯留部
8に保持されたグリースの一部は、まず、外輪1の内面
及び転動体3に飛び散り、外輪1の内面に移行したグリ
ースは後に外輪1の軌道1aに進入して外輪1と転動体
3との間を潤滑する。一方、転動体2に移行したグリー
スは転動体3の転動によって内輪2の軌道2aに至り、
内輪2と転動体3との間を潤滑する。
【0008】一般的に、グリースは基油及び増ちょう剤
と、場合によっては添加剤を含んでなるものであり、時
間とともに増ちょう剤から少しずつ基油が分離して滲み
出すようになっている。そして、この滲み出した基油が
前記外輪1及び内輪2と転動体3との接触部に移行して
当該接触部に油膜を形成し、これによって常態的な潤滑
が行われる。
【0009】以上のように、ころがり玉軸受をグリース
により潤滑する場合、まず回転の初期段階では防錆油に
よる初期潤滑が行われ、ついでグリースによる常態潤滑
が行われるのである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した初
期潤滑としての防錆油は、一般的に粘度が低いことか
ら、外輪1及び内輪2と転動体3との接触部において、
防錆油の油膜の一部が比較的早い段階で枯渇し、外輪1
及び内輪2と転動体3とが直接接触することとなってし
まう。従って、当該防錆油による初期潤滑が有効に作用
している間に、グリースによる常態の潤滑に移行する必
要がある。
【0011】ところが、上述したように従来のグリース
による潤滑は、内輪2,転動体3及び転動体保持器4の
回転に伴って、転動体保持器4のグリース貯留部8に保
持されたグリースの一部が外輪1及び転動体3に飛び散
るという、極めて確実性のない偶発的な現象に依存する
ものであり、時として当該グリースの飛散が遅れること
があり、その結果、以下のような不都合生じていたので
ある。
【0012】即ち、防錆油による初期潤滑からグリース
による常態の潤滑への移行がスムーズに行われず、金属
体たる外輪1及び内輪2と転動体3とが直接接触する
と、当該接触部分の温度が高温となって、当該接触部分
に酸化膜が形成され、形成された酸化膜が外輪1の軌道
1a及び内輪2の軌道2aに付着することとなるのであ
る。その結果、グリースの基油が前記外輪1及び内輪2
と転動体3との接触部に移行する経路を、付着した酸化
膜が塞ぎ、基油が当該接触部全域に行き渡らなくなっ
て、基油による油膜が部分的に形成されないこととな
り、当該接触部分について面粗れを引き起こすととも
に、グリースが酸化劣化し、最終的には軸受が焼き付く
という不具合を生じるのである。
【0013】このように、防錆油による初期潤滑からグ
リースによる潤滑への移行がスムーズに行われないと、
軸受の寿命が極端に低下するとともに、構造体の回転不
良、或いは回転部における騒音の発生といった種々の問
題を引き起こして、極めて不都合である。
【0014】本発明は、以上の実情に鑑みなされたもの
であり、軌道輪と転動体の接触部分に対して、回転の初
期段階から確実にグリースの基油を供給することのでき
るころがり軸受用転動体保持器の提供を目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段及び効果】上記目的を達成
するための本発明の請求項1に係る発明は、転動体を挟
持する1対の保持爪を複数対備え、且つ該複数対の保持
爪の背面間をグリース貯留部として備えたころがり軸受
用の転動体保持器において、前記1対の保持爪の挟持部
内と前記グリース貯留部とを連通する連通路を、前記保
持爪に設けたことを特徴とするものである。
【0016】上述したように、グリース貯留部に蓄えら
れたグリースにあっては、時間経過とともにその増ちょ
う剤から基油が滲み出すようになっているが、この滲み
出した基油が前記連通路を経由して前記グリース貯留部
から保持爪の挟持部内に移行する。そして、当該挟持部
内に至った基油は保持爪に挟持される転動体を介して、
当該転動体と軌道輪との接触部に移行し、当該接触部に
油膜を形成することにより、当該接触部を潤滑する。
【0017】また、軌道輪,転動体及び転動体保持器の
回転に伴って、転動体保持器のグリース貯留部に保持さ
れたグリースの一部が飛散することによる従来の潤滑も
当然に行われる。
【0018】このように、当該転動体保持器によれば、
保持爪の挟持部内とグリース貯留部とを連通路により連
通する構成としたので、回転の初期段階から、軌道輪と
転動体の接触部分に対して、確実にグリースの基油を供
給することができ、防錆油による初期潤滑からグリース
による常態潤滑への移行を確実なものとすることができ
る。
【0019】また、請求項2に係る発明は、前記連通路
の路幅を、前記グリース貯留部内のグリース基油を毛細
管作用により保持し得る幅に設定したことを特徴とする
ものである。この発明によれば、グリース貯留部に蓄え
られる基油が、連通路の毛細管作用によって積極的に当
該連通路内に進入し、順次保持爪の挟持部内に供給され
る。したがって、グリース貯留部に蓄えられるグリース
基油が少量であっても、これを確実に保持爪の挟持部内
に供給することができ、長時間にわたる潤滑を行うこと
ができる。
【0020】また、請求項3に係る発明は、前記保持爪
背面の両端縁同士を連結する収納壁を設けて、前記グリ
ース貯留部を凹状に形成したことを特徴とするものであ
る。
【0021】上述したように、請求項1に係る発明にお
いては、転動体及び転動体保持器の回転に伴って、転動
体保持器のグリース貯留部に保持されたグリースの一部
が飛び散ることによっても行われるが、あまりにも多量
のグリースが飛散すると、転動体の転動に対してグリー
スが抵抗となり、軸受の回転が重くなって却って不都合
となる。
【0022】本発明においては、保持爪背面の両端縁同
士を連結する収納壁を設けて、グリース貯留部を凹状に
形成したので、当該収納壁が障害となって余分なグリー
スの飛散を防止することができ、潤滑に必要な適量のグ
リースを供給することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一具体的な実施形
態について添付図面に基づいて説明する。
【0024】図1乃至図4に示すように、本実施形態は
本発明をラジアル玉軸受に適用,具現化したものであっ
て、図7に示す従来の転動体保持器を改良したものであ
る。従って、従来の転動体保持器と同じ構成については
同一の符号を付し、その詳しい説明を省略する。
【0025】(第1の実施形態)図1は第1の実施形態
に係る転動体保持器を斜視図で示したものであるが、同
図に示すように、この転動体保持器は保持爪6に縦方向
のスリット9を設けたものであり、このスリット9はグ
リース貯留部8と保持爪6の挟持部7内とを連通する連
通路として機能する。
【0026】この転動体保持器によれば、グリース貯留
部8に蓄えられたグリースの基油が増ちょう剤から滲み
出し、滲み出した基油がスリット9を経由してグリース
貯留部8から保持爪6の挟持部7内に供給される。そし
て、供給された基油は保持爪6に挟持される転動体3を
介して、当該転動体3と外輪1及び内輪2との接触部に
供給され、当該接触部に油膜が形成されることにより、
当該接触部が潤滑される。
【0027】このように、スリット9により保持爪6の
挟持部7内とグリース貯留部8とを連通せしめるように
構成したので、軸受の回転初期段階から、転動体3と外
輪1及び内輪2との接触部分に、確実にグリースの基油
を供給することができ、防錆油による初期潤滑からグリ
ースによる常態の潤滑への移行を確実なものとすること
ができる。
【0028】また、連通路をスリット9で形成したの
で、増ちょう剤より滲み出る基油が、毛細管作用により
積極的にスリット9内に進入し、順次保持爪6の挟持部
7内に供給される。したがって、転動体3と外輪1及び
内輪2との接触部における基油の油膜の枯渇を確実に防
止することができ、また、グリース貯留部8に蓄えられ
る基油が少量であっても、これを確実に保持爪6の挟持
部7内に供給することができ、長時間にわたる潤滑を行
うことができる。
【0029】尚、本形態においては、スリット9を保持
爪6の縦方向に設けたが、これに限るものではなく、図
2に示すように、横方向のスリット9を保持爪6の一方
又は両方の側端部に設けても良い。但し、この場合に
は、保持爪6の強度を考慮してその深さを決定する必要
がある。
【0030】また、本形態においては、連通路をスリッ
ト9により形成したが、保持爪6の背面6aから挟持部
7内に向けて貫通する貫通孔により、当該連通路を形成
しても良い。この場合にもスリット9の場合と同様に、
当該貫通孔を介して基油を挟持部7内に供給することが
できる。
【0031】また、図3に示すように、グリース貯留部
8に突起10を設けて構成しても良い。このようにする
と、グリース貯留部8にグリースを蓄えた際、当該突起
10にグリースが絡まって、その保持力が高まり、内輪
2,転動体3及び転動体保持器4の回転に伴うグリース
の飛散に際し、大量のグリースが飛散するのを防止する
ことができ、長時間にわたって潤滑作用を維持すること
ができる。
【0032】(第2の実施形態)次に、図4に基づき、
本発明の第2の実施形態について説明する。図4は第2
の実施形態に係る転動体保持器を示す斜視図である。同
図に示すように、この転動体保持器は第1の実施形態に
係る転動体保持器の、保持爪6の背面6aの両端縁1
2,13同士を収納壁11により連結し、グリース貯留
部8を凹形状に形成したものである。
【0033】内輪2,転動体3及び転動体保持器の回転
に伴って、転動体保持器のグリース貯留部8に保持され
たグリースの一部が飛散することによっても、外輪1及
び内輪2と転動体3との接触部の潤滑が行われるが、あ
まりにも多量のグリースが飛散すると、転動体3の転動
に対してグリースが抵抗となって、好ましくない。
【0034】この転動体保持器においては、保持爪6の
背面6aの両端縁12,13同士を収納壁11により連
結し、グリース貯留部8を凹状に形成したので、当該収
納壁11が障害となってグリースの飛散が抑制され、適
量のグリースを外輪1に向け飛散させることが可能とな
る。
【0035】尚、収納壁11の高さをあまり高くする
と、グリースが全く飛散しなくなって却って不都合とな
るため、適度にグリースが飛散し得る高さとするのが好
ましい。
【0036】以上、本発明の一実施形態について説明し
たが、本発明に係る形態がこれに限られるものでないこ
とは言うまでもなく、特に付言するならば、本発明は、
スラスト軸受の他、転動体が円筒ころ,針状ころ,円錐
ころ,球面ころであるもの等各種のころがり軸受に適用
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る転動体保持器を
示す斜視図である。
【図2】第1の実施形態に係る転動体保持器の変形例を
示す斜視図である。
【図3】第1の実施形態に係る転動体保持器の変形例を
示す斜視図である。
【図4】本発明の第2の実施形態に係る転動体保持器を
示す斜視図である。
【図5】従来のラジアル玉軸受の一部を示す平面図であ
る。
【図6】図6における矢視A−A断面図である。
【図7】従来のラジアル玉軸受の転動体保持器を示す斜
視図である。
【符号の説明】
1 外輪 2 内輪 3 転動体 4 転動体保持器 6 保持爪 7 挟持部 8 グリース貯留部 9 スリット 10 突起 11 収納壁

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 転動体を回転可能に挟持する周方向に向
    かい合った1対の保持爪を周方向に複数対備え、且つ該
    複数対の保持爪の背面間をグリース貯留部として備えた
    ころがり軸受用の転動体保持器において、 前記1対の保持爪間の転動体挟持部内と前記グリース貯
    留部とを連通する連通路を、前記保持爪に設けたことを
    特徴とするころがり軸受用転動体保持器。
  2. 【請求項2】 前記連通路の路幅を、前記グリース貯留
    部内のグリース基油を毛細管作用により保持し得る幅に
    設定したことを特徴とする請求項1記載のころがり軸受
    用転動体保持器。
  3. 【請求項3】 前記保持爪の背面の両端縁同士を連結す
    る収納壁を設けて、前記グリース貯留部を凹形状に形成
    したことを特徴とする請求項1又は2記載のころがり軸
    受用転動体保持器。
JP9041494A 1997-02-10 1997-02-10 ころがり軸受用転動体保持器 Withdrawn JPH10220480A (ja)

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Cited By (4)

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