JP2002274788A - 高所作業車のバケット取付構造 - Google Patents
高所作業車のバケット取付構造Info
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- JP2002274788A JP2002274788A JP2001071556A JP2001071556A JP2002274788A JP 2002274788 A JP2002274788 A JP 2002274788A JP 2001071556 A JP2001071556 A JP 2001071556A JP 2001071556 A JP2001071556 A JP 2001071556A JP 2002274788 A JP2002274788 A JP 2002274788A
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Abstract
は、ポスト軸に対してバケット取付枠と減速機構を分解
する際にウオームホイールとウオームギヤーをも分解し
なければならず、その分解組み立てに手間がかかると云
う問題を解決する。 【解決手段】減速機構4を、減速機ケース8、減速機ケ
ース8の上下側壁8a,8bに回転自在に支持されて減
速機ケース8を上下に貫通する出力軸9であってその軸
心に前記ポスト軸2を受容するポスト受容穴9aを有す
る中空の出力軸9、減速機ケース8内で前記出力軸に固
定配置したウォームホイール、および、ウオームホイー
ルに噛合して減速機ケース8内に配置されモータで回転
駆動されるウォームギヤーとで構成した。
Description
伸縮ブームの先端部に水平旋回駆動自在にバケットを取
り付けてなる高所作業車のバケット取付構造に関するも
のである。
は、図3および図4に示すように、伸縮ブーム1の先端
部に当該伸縮ブーム1の起伏駆動に関わらず鉛直姿勢を
維持するよう立設したポスト軸2、その基端部に配置し
たベアリング部3aを前記ポスト軸2に上方から外嵌す
ることでポスト軸2に水平旋回自在に取り付けられたバ
ケット取り付け枠3、および、バケット取り付け枠3と
ポスト軸2との間に介装されモータ5により回転駆動さ
れてこれら両者2,3を相対的に水平旋回駆動する減速
機構4とで構成している。6は、バケット取付枠4に取
り付けたバケットである。図3および図4の例では、前
記ベアリング部3aは、所定の上下間隔をおいてバケッ
ト取付枠3の基端部に配置した上部ベアリング部3a1
と下部ベアリング部3a2で構成されている。
アリング部3aと上下に重合するようにしてポスト軸2
に回転不能に外嵌したウオームホイール4aと、ウオー
ムホイール4aに噛合するようにしてバケット取付枠3
に取り外し自在に取り付けられ油圧または電動モータ5
で回転駆動されるウォームギヤー4bとで構成されてい
る。ポスト軸2に対するウオームホイール4aの回転不
能な取り付けは、両者を貫通する取り外し可能な固定ピ
ン7によりなされている。
機構4を組み付けた図3および図4の状態において、モ
ータ5によりウオームギヤー4bを回転駆動すると、当
該ウオームギヤー4bがウオームホイール4aの回りを
周回する。ウオームホイール4aはポスト軸2に回転不
能に外嵌されており、ウオームギヤー4bはバケット取
付枠3に取り付けられているので、ポスト軸2に対して
バケット取付枠3を水平旋回駆動できるのである。
ット取付構造は、ポスト軸2に対するバケット取付枠3
および減速機構4を組み付けは、次のように行ってい
る。
ケット取付枠3のベアリング部3aと、ウオームホイー
ル4aを上下に重合状態(図2のものでは上部ベアリン
グ部3a1と下部ベアリング3a2の間にウオームホイ
ールを位置させた状態)でポスト軸2に上側から外嵌す
る。そして、ウオームホイール4aを固定ピン7でもっ
てポスト軸2に回転不能なよう固定する。ベアリング部
3a(3a1および3a2)は、ポスト軸2に対して回
転自在となっている。したがって、バケット取付枠3
は、ポスト軸2を中心に水平旋回自在となっている。
うにしてバケット取付枠3にウオームギヤー4bを回転
自在に取り付ける。この取り付けは、バケット取付枠3
の左右の側壁に取り外し自在に取り付けられる軸受フラ
ンジにより行われる。
り付けたウオームホイール4aを回転駆動するための油
圧または電動モータ5をバケット取付枠3に取り付け
る。
機構3を組み付けた図2の状態から、これを分解しよう
とするときは、上記の逆手順で行う。
の高所作業車のバケット取付構造は、その分解および組
み付け時に、減速機構4のウオームホイール4aとをウ
オームギヤー4bを分解および組み付ける必要があっ
た。このため、組み付け時において、ウオームホイール
4とウオームギヤー4aの組み立て(噛合精度を確保し
ての組み立て)が煩雑であるという問題がある。
ウオームホイール4aとウオームギヤー4bが外部に露
出しているので、塵埃が付着し易く、磨耗が早いという
問題がある。
ムギヤー4bの外部露出は、潤滑油が蒸散しやすいた
め、潤滑油脂を頻繁に補給しなければならないという問
題がある。
な問題を解決した高所作業車のバケット取付構造を提供
することにある。
め、本発明に係る高所作業車のバケット取付構造は、以
下の如く構成している。起伏駆動自在な伸縮ブーム1の
先端部に水平旋回駆動自在にバケット6を取り付けてな
る高所作業車のバケット取付構造であって、伸縮ブーム
1の先端部に当該伸縮ブーム1の起伏駆動に関わらず鉛
直姿勢を維持するよう立設したポスト軸2、その基端部
に配置したベアリング部3aを前記ポスト軸2に上方か
ら外嵌することでポスト軸2に水平旋回自在に取り付け
られたバケット取付枠3、および、バケット取付枠3と
ポスト軸2との間に介装されモータ5により回転駆動さ
れてこれら両者3,2を相対的に水平旋回駆動する減速
機構4とを備えたものにおいて、前記減速機構4を、減
速機ケース、減速機ケースの上下側壁に回転自在に支持
されて減速機ケースを上下に貫通する出力軸であってそ
の軸心に前記ポスト軸2を受容するポスト受容穴を有す
る中空の出力軸、減速機ケース内で前記出力軸に固定配
置したウォームホイール4a、および、ウオームホイー
ル4aに噛合して減速機ケース内に配置されモータで回
転駆動されるウォームギヤー4bとで構成すると共に、
この減速機構は、その出力軸をバケット取付枠の前記ベ
アリング部と上下方向に重合するようにしてポスト軸に
回転不能に外嵌しており、且つ、その減速機ケースをバ
ケット取付枠に相対回転不能に連結してあることを特徴
とする高所作業車のバケット取付構造。
のバケット取付構造における減速機構4の構成を変更し
たものである。即ち、前記減速機構4を、減速機ケー
ス、減速機ケースの上下側壁に回転自在に支持されて減
速機ケースを上下に貫通する出力軸であってその軸心に
前記ポスト軸を受容するポスト受容穴を有する中空の出
力軸、減速機ケース内で前記出力軸に固定して軸支した
ウォームホイール4a、および、ウオームホイール4a
に噛合して減速機ケース内に配置されモータ5で回転駆
動されるウォームギヤー4bとで構成すると共に、この
減速機構4は、その出力軸をバケット取付枠3の前記ベ
アリング部3aと上下方向に重合するようにしてポスト
軸2に回転不能に外嵌しており、且つ、その減速機ケー
スをバケット取付枠3に相対回転不能なよう連結したの
である。
業車のバケット取付構造によれば、ポスト軸2に対する
バケット取付枠3および減速機構4を組み付けは次のよ
うに行われる。先ず、バケット取付枠3のベアリング部
3aと減速機4の出力軸を上下に重合状態でポスト軸2
に上側から外嵌する。減速機構4の主要構成要素たるウ
オームホイール4aとウオームギヤー4bとは減速機ケ
ース内に噛合精度を維持して組み立てられている。減速
機構4の出力軸は、ポスト軸2に外嵌した状態で当該ポ
スト軸2に回転不能に固定される。バケット取付枠3
は、ポスト軸2を中心に水平旋回自在となっている。
ト取付枠3は、両者がポスト軸2回りで相対回転しない
よう連結する。
回転駆動するモータを取り付ける。勿論、このモータ5
は、減速機4の出力軸をポスト軸2に外嵌するに先だっ
て予め減速機ケースに取り付けておいても良い。
速機構4を分解しようとするときは、上記の逆手順で行
う。
のバケット取付構造は、その分解および組み付け時に、
減速機構4の基本的構成要素としてのウオームホイール
4aおよびウォームギヤー4bを分解する必要がなく、
これらウオームホイール4aとウオームギヤー4bは、
分解および組み付けの前後にわたり減速機ケース内に噛
合精度を維持して組み立てられたままであるので、ウオ
ームホイール4とウオームギヤー4aの組み立て(噛合
精度を確保しての組み立て)が煩雑であるという従来技
術の問題点は完全に解消される。
とウオームギヤー4bは、組み付けの前後にわたり減速
機ケースで覆われているので、塵埃付着による磨耗が防
止できる。
ヤー4bが、組み付けの前後にわたり減速機ケースに覆
われおり、潤滑油脂の蒸散が押さえられるので、潤滑油
脂の補給頻度を大幅に減少させることができる。
バケット取付構造の実施例を、図1および図2に基づい
て説明する。本発明に係る高所作業車のバケット取付構
造は、起伏駆動自在な伸縮ブーム1の先端部に水平旋回
駆動自在にバケット6を取り付けてなる高所作業車のバ
ケット取付構造であって、伸縮ブーム1の先端部に当該
伸縮ブーム1の起伏駆動に関わらず鉛直姿勢を維持する
よう立設したポスト軸2、その基端部に配置したベアリ
ング部3aを前記ポスト軸2に上方から外嵌することで
ポスト軸2に水平旋回自在に取り付けられたバケット取
付枠3、および、バケット取付枠3とポスト軸2との間
に介装されモータ5により回転駆動されてこれら両者
3,2を相対的に水平旋回駆動する減速機構4とを備え
てなるものである点では、上記した従来の高所作業車の
バケット取付構造と同じものである。
造は、従来のものに比して、その減速機構4まわりの構
成を異にしている。但し、減速機構4が主要構成要素と
してウオームホイール4aおよびウオームギヤー4bを
備えていることに変わりはない。このため、以下の説明
では、減速機構4まわりの構成について説明し、その他
の構成については、図3〜図4に示し上述した従来例の
それを援用する。
は、減速機ケース8、減速機ケース8の上下側壁8a,
8bに回転自在に支持されて減速機ケース8を上下に貫
通する出力軸9、減速機ケース8内で前記出力軸9に固
定配置したウォームホイール4a、および、ウオームホ
イール4aに噛合して減速機ケース8内に回転自在に配
置されモータ5により回転駆動されるウオームギヤー4
bとで構成されている。前記出力軸9は、その軸心にポ
スト軸2を密に受容するポスト受容穴9aを備えてい
る。
付枠3の前記ベアリング部4aと上下方向に重合するよ
うにしてポスト軸2に回転不能に外嵌されている。出力
軸9のポスト軸2に対する回転不能な取り付けは、出力
軸9をポスト軸2に上方から外嵌(ポスト軸2が出力軸
9のポスト受容穴9aに内挿)した後、当該出力軸9の
下端部とポスト軸2を固定ピン7により相対回転不能に
固定することで行われる。
ス8バケット取付枠3がポスト軸2回りで相対回転しな
いよう連結するための連結手段である。この連結手段1
0は、組み付け状態にある減速機ケース8の側方に位置
するようにしてバケット取付枠3に立設した取り外し自
在な回転止めピン10aと、減速機ケース8から側方に
延出されその延出端部に平面視U字状の外開切欠を備え
た係合片10bとから構成されている。そして、この連
結手段10は、組み付け状態において、係合片10bの
外開切欠内に回転止めピン10aが入り込んで、減速機
ケース8とバケット取付枠3がポスト軸2回りで相対回
転しないように連結する。
3および減速機構4を組み付けについて説明する。先
ず、バケット取付枠3のベアリング部3aと減速機4の
出力軸9を上下に重合状態でポスト軸2に上側から外嵌
する。減速機構4の主要構成要素たるウオームホイール
4aとウオームギヤー4bとは減速機ケース内に噛合精
度を維持して組み立てられている。減速機構4の出力軸
9は、ポスト軸2に外嵌した状態で当該ポスト軸2に回
転不能に固定される(固定ピン7により)。バケット取
付枠3は、ポスト軸2を中心に水平旋回自在となってい
る。
ット取付枠3を、両者がポスト軸2回りで相対回転しな
いよう連結する(回転止めピン10aを、当該回転止め
ピン10aが係合片10bの外開切欠内に入り込むよ
う、バケット取付枠3に取り付ける)。
4b回転駆動用のモータ5を取り付ける。勿論、このモ
ータ5は、減速機4の出力軸9をポスト軸2に外嵌する
に先だって予め減速機ケース8に取り付けておいても良
い。
速機構4を分解しようとするときは、上記の逆手順で行
う。
る高所作業車のバケット取付構造では、組み付け状態に
おいて減速機ケース8とバケット取付枠3の相対回転
(ポスト軸2周りでの相対回転)を阻止するための連結
手段10を、減速機ケース8のバケット6側に配置して
いるが、この連結手段10を、図2に仮想線で示すよう
に、減速機ケース8の側方(バケット6側を避けた位
置)に設けるようにしても良い。この場合、減速機ケー
ス8とバケット6との間の空間を連結手段10が占領し
ないので、その分だけバケット6をポスト軸2に近づけ
て配置することができる。
要部の縦断面図(図2のX−X断面図)である。
要部平面図である。
断面図(図4のX−X断面図)である。
面図である。
3a;ベアリング部、3a1;上部ベアリング部、3a
2;下部ベアリング部、4;減速機構、4a;ウオーム
ホイール、4b;ウオームギヤー、5;モータ、6;バ
ケット、7;固定ピン、8;減速機ケース、8a;:減
速機ケース8の上側壁、8b;減速機ケース8の下側
壁、9;出力軸、9a;ポスト受容穴、10;連結手
段、10a;回転止めピン、10b;係合片、以上
Claims (1)
- 【請求項1】起伏駆動自在な伸縮ブーム1の先端部に水
平旋回駆動自在にバケット6を取り付けてなる高所作業
車のバケット取付構造であって、伸縮ブーム1の先端部
に当該伸縮ブーム1の起伏駆動に関わらず鉛直姿勢を維
持するよう立設したポスト軸2、その基端部に配置した
ベアリング部3aを前記ポスト軸2に上方から外嵌する
ことでポスト軸2に水平旋回自在に取り付けられたバケ
ット取付枠3、および、バケット取付枠3とポスト軸2
との間に介装されモータ5により回転駆動されてこれら
両者を相対的に水平旋回駆動する減速機構4とを備えた
ものにおいて、前記減速機構4を、減速機ケース8、減
速機ケース8の上下側壁8a,8bに回転自在に支持さ
れて減速機ケース8を上下に貫通する出力軸9であって
その軸心に前記ポスト軸2を受容するポスト受容穴9a
を有する中空の出力軸9、減速機ケース8内で前記出力
軸に固定配置したウォームホイール4a、および、ウオ
ームホイール4aに噛合して減速機ケース8内に配置さ
れモータ5で回転駆動されるウォームギヤー4bとで構
成すると共に、この減速機構4は、その出力軸9をバケ
ット取付枠3の前記ベアリング部3aと上下方向に重合
するようにしてポスト軸2に回転不能に外嵌しており、
且つ、その減速機ケース8をバケット取付枠3に相対回
転不能に連結してあることを特徴とする高所作業車のバ
ケット取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001071556A JP4852197B2 (ja) | 2001-03-14 | 2001-03-14 | 高所作業車のバケット取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001071556A JP4852197B2 (ja) | 2001-03-14 | 2001-03-14 | 高所作業車のバケット取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002274788A true JP2002274788A (ja) | 2002-09-25 |
JP4852197B2 JP4852197B2 (ja) | 2012-01-11 |
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ID=18929262
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001071556A Expired - Fee Related JP4852197B2 (ja) | 2001-03-14 | 2001-03-14 | 高所作業車のバケット取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4852197B2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02113046A (ja) * | 1988-08-23 | 1990-04-25 | Exxon Chem Patents Inc | Epdmゴム及びエチレンコポリマー樹脂の熱可塑性オレフィン組成物 |
JPH0369989U (ja) * | 1989-10-27 | 1991-07-12 |
-
2001
- 2001-03-14 JP JP2001071556A patent/JP4852197B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02113046A (ja) * | 1988-08-23 | 1990-04-25 | Exxon Chem Patents Inc | Epdmゴム及びエチレンコポリマー樹脂の熱可塑性オレフィン組成物 |
JPH0369989U (ja) * | 1989-10-27 | 1991-07-12 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP4852197B2 (ja) | 2012-01-11 |
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