JP2002273189A - 攪拌装置 - Google Patents

攪拌装置

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JP2002273189A
JP2002273189A JP2001072477A JP2001072477A JP2002273189A JP 2002273189 A JP2002273189 A JP 2002273189A JP 2001072477 A JP2001072477 A JP 2001072477A JP 2001072477 A JP2001072477 A JP 2001072477A JP 2002273189 A JP2002273189 A JP 2002273189A
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basket
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blade portion
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JP2001072477A
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Katsumi Yamada
勝巳 山田
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CHUO RIKA KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成で、短時間に所望の混合状態の液
状物が得られる攪拌装置を提供することを課題としてい
る。 【解決手段】 本攪拌装置は、回転駆動源5に連結され
るシャフト1と、シャフト1に固定されて、回転駆動源
5により駆動されてシャフト1を回転軸として回転し、
軸方向下向きに流れを起こすプロペラ羽根を有する上羽
根部2と、上羽根部2の下方にシャフト1に固定され
て、回転駆動源5により駆動されて前記シャフト1を回
転軸として回転し、上羽根部2のプロペラ羽根と同方向
の流れを起こすプロペラ羽根を有する下羽根部3と、上
羽根部2と下羽根部3との間にシャフト1に固定され
て、回転駆動源5により駆動されてシャフト1を回転軸
として回転し、上羽根部2が装着される開口面を有する
バスケット形状をした網目状のバスケット部4とを有す
ることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、2種以上の物質を
攪拌、混合して物理的、化学的に必要な混合状態にする
攪拌装置に関し、特に、この攪拌、混合する過程で発生
する継粉を効率的に細かく分解して、短時間でこれら物
質を物理的、化学的に必要な混合状態にし、所望の液状
物を生成する攪拌装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、食品製造過程において、
コーンスターチ、小麦粉や調味料などの比較的微粒の物
質と水等を攪拌、混合して、最適な混合状態にする作業
が頻繁に行われている。また、化学工場などにおいて
も、高分子凝集剤と有機溶媒とを混合して、最適な混合
状態にする作業も頻繁に行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような食品製造過程や化学工場などにおける攪拌、混合
過程においては、小麦粉等の食品原料や高分子凝集剤
が、水や有機溶媒にこなれない状態で玉状に残るいわゆ
る継粉を発生させがちであった。そして、従来の攪拌装
置では、基本的にプロペラ翼やスクリュー翼等を高速回
転させて上記の混合液を攪拌、混合するのみであったの
で、一旦発生した継粉は細かく分解されないまま長時間
残り、最適な混合状態にするのに非常に時間がかかると
いう問題があった。
【0004】よって本発明は、上述した現状に鑑み、簡
単な構成で、効率的に継粉を細かく分解し、短時間に所
望の混合状態の液状物が得られる攪拌装置を提供するこ
とを課題としている。また、本発明は、効率的に継粉を
細かく分解し、短時間に高粘度の液状物が得られる攪拌
装置を提供することを課題としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
になされた請求項1記載の攪拌装置は、図1〜図7に示
すように、容器6中の2種以上の物質を攪拌して混合す
る過程で発生する継粉を細かく分解しつつ、これら物質
を物理的、化学的に必要な混合状態にし、所望の液状物
を生成する攪拌装置であって、回転駆動源5に連結され
るシャフト1と、前記シャフト1に固定されて、前記回
転駆動源5により駆動されて前記シャフト1を回転軸と
して回転し、軸方向下向きに流れを起こすプロペラ羽根
を有する上羽根部2と、前記上羽根部2の下方に前記シ
ャフト1に固定されて、前記回転駆動源5により駆動さ
れて前記シャフト1を回転軸として回転し、前記上羽根
部2のプロペラ羽根と同方向の流れを起こすプロペラ羽
根を有する下羽根部3と、前記上羽根部2と下羽根部3
との間に前記シャフト1に固定されて、前記回転駆動源
5により駆動されて前記シャフト1を回転軸として回転
し、前記上羽根部2が装着される開口面を有するバスケ
ット形状をした網目状のバスケット部4とを有すること
を特徴とする。
【0006】請求項1記載の発明によれば、上述のよう
な構成において、上羽根部2の上方にある混合液7は、
回転駆動源5により駆動されて回転する上羽根部2によ
って攪拌されながら軸方向下向きに流動し、バスケット
部4の開口面を介してバスケット部4の内部に導入され
る。またバスケット部4の内部において混合液7は、上
羽根部2によって攪拌されながら軸方向下向きに流動す
ると共に、同様に回転するバスケット部4の遠心力によ
って、網目で適度に剪断されてこのバスケット部4の外
部に流出される。このとき、攪拌、混合過程で発生した
継粉も上記遠心力により、網目に衝突して細かく分解さ
れる。更にバスケット部4の外部に流出された混合液7
は、同様に回転する下羽根部3によって更に攪拌されな
がら、その一部は上方に流動し再び上羽根部2に攪拌さ
れながらバスケット部4の内部に導入される。すなわ
ち、混合液7は上羽根部2による攪拌及び下方流動、バ
スケット部4の遠心力による剪断、下羽根部3による攪
拌及び上羽根部2への上方流動からなる循環的対流を繰
り返すことになる。特に、この循環により、混合初期に
発生した継粉も、繰り返し網目に衝突することになり、
短時間に細かく分解される。なお、ここでいう網目状の
バスケット部4は、ワイヤを編み込んで網目を形成した
ものに限定するものでなく、上述のように遠心力を利用
して混合液7を適度に剪断するものを主旨とするもので
ある。例えば、これは金属基板に多数の孔をあけて網目
状に類似させたバスケット部4であってもよい。
【0007】上記課題を解決するためになされた請求項
2記載の攪拌装置は、図1、図2及び図5に示すよう
に、請求項1記載の攪拌装置において、前記バスケット
部4は円形断面のワイヤが網目状に編み込まれたネット
42で形成されていることを特徴とする。
【0008】請求項2記載の発明によれば、バスケット
部4は円形断面のワイヤが網目状に編み込まれたネット
42で形成されているので、バスケット部4の内部の混
合液7が継粉を発生させがちな高粘度のものであって
も、バスケット部4で、上記継粉が短時間に分解される
と共に混合液7が適度に剪断されて外部に流出し、継粉
のない所望の高粘度溶液が効果的に生成される。
【0009】上記課題を解決するためになされた請求項
3記載の攪拌装置は、図1、図2及び図5に示すよう
に、請求項1又は2記載の攪拌装置において、前記バス
ケット部4は、前記開口面から下に向かうにしたがって
徐々に内径が減少するような半球形状のざる型をしてい
ることを特徴とする。
【0010】請求項3記載の発明によれば、バスケット
部4を半球形状のざる型にすることにより、バスケット
部4の内部における剪断に必要な遠心力が確保できるよ
うになると共に、下羽根部3の方向にも剪断した混合液
7を流出し、混合液7の循環的対流のサイクルがより有
効に利用できるようになる。
【0011】上記課題を解決するためになされた請求項
4記載の攪拌装置は、図1、図2及び図5に示すよう
に、請求項3記載の攪拌装置において、前記バスケット
部4は、前記下羽根部3に対向しこの下羽根部3の回転
円に対応した形状の底面部を有することを特徴とする。
【0012】請求項4記載の発明によれば、バスケット
部4は、下羽根部3に対向しこの下羽根部3の回転円に
対応した形状の底面部を有しているので、バスケット部
4で攪拌、剪断、継粉分解した混合液7を、より効果的
に下羽根部3に供給しやすくなる。したがって、下羽根
部3による攪拌力を増進させ、更に混合液7の循環的対
流サイクルをより誘導しやすくする。
【0013】上記課題を解決するためになされた請求項
5記載の攪拌装置は、図1〜図3に示すように、請求項
4記載の攪拌装置において、前記上羽根部2のプロペラ
羽根は複数であり、これらのプロペラ羽根のそれぞれの
外側端部は、前記バスケット部4の開口面の内周に対応
した形状のタービン羽根フレーム21の内側に固着され
ており、このタービン羽根フレーム21を介して前記上
羽根部2が前記バスケット部4の開口面に装着されるこ
とを特徴とする。
【0014】請求項5記載の発明によれば、上羽根部2
の複数のプロペラ羽根それぞれの外側端部が固着された
タービン羽根フレーム21を介して、上羽根部2がバス
ケット部4の開口面に装着される。このタービン羽根フ
レーム21はバスケット部4の開口面の内周に対応した
形状をしているので、上羽根部2をバスケット部4の開
口面に容易かつ確実に装着できる。また、タービン羽根
フレーム21により装置全体の構造も強固になる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。まず、図1及び図2を用いて本攪
拌装置の全体的構造を説明する。図1は、本発明の攪拌
装置の一実施形態を示す正面図である。図2は、図1に
示す攪拌装置の平面図である。ここに示す攪拌装置は、
2種以上の物質を攪拌して物理的、化学的に必要な混合
状態にし、所望の液状物を生成する攪拌装置であるが、
特に、継粉のない高粘度の液状物を生成する際に有効と
なる。
【0016】図1及び図2に示す本実施形態の攪拌装置
は、シャフト1、上羽根部2、下羽根部3及びバスケッ
ト部4を有して構成される。
【0017】上記シャフト1は、その上部が回転駆動源
5としての例えばモータ装置に連結されている。そし
て、このシャフト1は回転駆動源5に駆動されて上羽根
部2、下羽根部3及びバスケット部4の回転軸として作
用する。なお、図1に示すように、このシャフト1の両
端部は、モータ装置のシャフト連結部や上羽根部2、下
羽根部3及びバスケット部4の各取付軸部に挿通しやす
いように、面取り加工されている。
【0018】上記上羽根部2は、その中央部に設けられ
た取付軸部23のシャフト軸穴24を介してシャフト1
に固定されている。そして、回転駆動源5により駆動さ
れてシャフト1を回転軸として回転し、軸方向下向きに
流れを起こす4枚のタービン羽根22を有する。また、
図2の平面図に示すようにこれらのタービン羽根22の
外側端部はリング状のタービン羽根フレーム21に固着
されている。なお、この上羽根部2に関しては、図3を
用いて後述する。
【0019】上記下羽根部3は、その中央部に設けられ
た取付軸部33のシャフト軸穴34を介して、上羽根部
2の下方にシャフト1に固定されている。そして、回転
駆動源5により駆動されてシャフト1を回転軸として回
転し、上羽根部2のタービン羽根22と同方向の流れを
起こす3枚のプロペラ羽根32を有する。なお、この下
羽根部3に関しては、図4を用いて後述する。
【0020】上記バスケット部4は、その中央部に設け
られた取付軸部43のシャフト軸穴44を介して上羽根
部2と下羽根部3との間にシャフト1に固定されてい
る。またこのバスケット部4は、図2の平面図に示すよ
うに、その開口部縁に沿ってバスケットフレーム41が
形成されており、このバスケットフレーム41が上記タ
ービン羽根フレーム21に嵌合することによって、上羽
根部2がこのバスケット部4に装着される。なお、この
装着の際に、タービン羽根フレーム21とバスケットフ
レーム41との間には、図示しないスペーサが用いられ
ることもある。また、このバスケット部4は、上記フレ
ーム41及び取付軸部43以外は、網目状のネット42
により形成された半球形状のざる型のバスケット形状を
している。そして、回転駆動源5により駆動されてシャ
フト1を回転軸として回転する。なお、このバスケット
部4に関しては、図5を用いて後述する。
【0021】上記シャフト1に固定された上羽根部2、
下羽根部3及びバスケット部4は共に、シャフト1の回
転に連動してシャフト1を回転軸として一体回転する。
そして、この回転によって混合液を攪拌して所望の液状
物を生成する。
【0022】次に、図3〜図5を用いて、上羽根部2、
下羽根部3及びバスケット部4それぞれの構造に関して
個別に説明する。
【0023】図3(A)及び図3(B)はそれぞれ、上
羽根部2の正面図及び平面図である。上羽根部2は、タ
ービン羽根フレーム21、4枚の矩形形状のタービン羽
根22(請求項ではプロペラ羽根と記載)及び取付軸部
23を含んで構成され、これらは、例えば、ステンレス
鋼等の金属材料で形成される。
【0024】上記タービン羽根フレーム21は、4枚の
タービン羽根22それぞれの外側端部に溶接等により固
着されている。このフレーム21はリボン型の円形リン
グ状をしている。このフレーム21を介して上羽根部2
がバスケット部4の開口面に装着される。このタービン
羽根フレーム21に固着される4枚のタービン羽根22
は、共に同型状の矩形形状で、お互いが直交しており、
回転した際に軸方向下向きに流れを起こすような角度に
設定されている。4枚のタービン羽根22の内側端部
は、取付軸部23に溶接等により固着されている。この
取付軸部23は円筒形状をしており、その中央部にはシ
ャフト1が挿通されるシャフト軸穴24が設けられてい
る。このシャフト軸穴24には、上述のシャフト1が挿
通され、挿通後このシャフト1を固定するためのネジが
螺合される2つのネジ穴25が円筒側面に設けられてい
る。
【0025】上述のタービン羽根22それぞれの外側端
部が固着されたタービン羽根フレーム21を介して、上
羽根部2がバスケット部4の開口面に装着される。この
タービン羽根フレーム21はバスケット部4の開口面の
内周に対応した形状をしているので、上羽根部2をバス
ケット部4の開口面に容易かつ確実に装着できる。ま
た、このタービン羽根フレーム21により装置全体の構
造も強固になる。
【0026】図4(A)及び図4(B)はそれぞれ、下
羽根部3の正面図及び平面図である。下羽根部3は、3
枚のプロペラ羽根32及び取付軸部33を含んで構成さ
れ、これらも例えば、ステンレス鋼等の金属材料で形成
される。
【0027】3枚のプロペラ羽根32は共に同型状のプ
ロペラ翼で、お互いが120度の角度で回転した際に軸
方向下向きに流れを起こすような角度に設定されてい
る。これら3枚のプロペラ羽根32の端部は、取付軸部
33に溶接等により固着されている。この取付軸部33
は円筒形状をしており、その中央部にはシャフト1が挿
通されるシャフト軸穴34が設けられている。このシャ
フト軸穴34には、上述のシャフト1が挿通され、挿通
後このシャフト1を固定するためのネジが螺合されるネ
ジ穴35が円筒側面に設けられている。この下羽根部3
は、バスケット部4の特に底面部付近から剪断されて出
てくる混合液を、効率的に下方に導入して後述する循環
的対流を促進する。なお、図4(B)において破線で示
される円は、3枚のプロペラ羽根32の回転による回転
円を示す。
【0028】図5(A)及び図5(B)はそれぞれ、バ
スケット部4の正面図及び平面図である。バスケット部
4は、バスケットフレーム41、バスケット本体を構成
するネット42及び取付軸部43を含んで構成され、こ
れらもまた例えば、ステンレス鋼等の金属材料で形成さ
れる。
【0029】バスケットフレーム41は、バスケット部
4の開口部に対応した円環形状をしており、この開口部
縁に装着される。このフレーム41は、バスケット本体
の形状を保つのに役立つと共に、上記上羽根部2のター
ビン羽根フレーム21と嵌合して、上羽根部2がこのバ
スケット部4に装着される際に利用される。バスケット
本体を構成するネット42は、円形断面の、例えばステ
ンレス鋼ワイヤが網目状に編み込まれて形成されたもの
で、開口面から下に向かうにしたがって徐々に内径が減
少するような半球形状のざる型をしている。更にこのざ
る型のバスケット部4の下羽根部3に対向する下部は、
図4(B)に破線で示す下羽根部3の回転円に対応した
形状の円形の底面部を形成している。この底面部の中央
部には取付軸部43が固着されている。この取付軸部4
3は円筒形状をしており、その中央部にはシャフト1が
挿通されるシャフト軸穴44が設けられている。このシ
ャフト軸穴44には、上述のシャフト1が挿通され、挿
通後このシャフト1を固定するためのネジが螺合される
2つのネジ穴45が円筒側面に設けられている。
【0030】上述のように円形断面のワイヤを編み込ん
だネット42をバスケット部4に利用することにより、
高粘度の液状物を生成する際に特に有効になる。すなわ
ち、バスケット部4の内部の混合液7がその遠心力によ
り剪断されてバスケット部4の外部に流出する際、バス
ケット部4の網目が尖鋭過ぎると、生成される液状物は
細かく切断され過ぎて逆に粘度は低下してしまい、所望
の粘度の液状物が得られない場合がある。上述のように
バスケット部4は円形断面のワイヤが網目状に編み込ま
れたネット42で形成されているので、バスケット部4
の内部の混合液7は適度に剪断されて外部に流出する。
この結果、高粘度の液状物質を効果的に生成できるよう
になる。
【0031】また、バスケット部4の外形を半球形状の
ざる型にすることにより、バスケット部4による攪拌、
剪断がより効果的に行えるようになる。例えば、バスケ
ット部4が逆円錐形状のような先細りの形状であると、
下方に行くにしたがってバスケット部4の内部の遠心力
は急激に弱くなり十分な剪断力が得にくくなったり、下
方に継粉が溜まったりしがちになるが、図5(B)に示
すように、バスケット部4を半球形状のざる型にするこ
とにより、バスケット部4の内部における必要な遠心力
を確保できるようになると共に、下羽根部3の方向にも
剪断した混合液7を流出しやすくなる。更にバスケット
部4は、下羽根部3に対向しこの下羽根部3の回転円に
対応した形状の底面部を有しているので、バスケット部
4で攪拌、剪断した混合液7を、より効果的に下羽根部
3に供給しやすくなる。この底面部からの混合液7の流
出は遠心力の他、混合液7の重力によっても促進され
る。したがって、下羽根部3による攪拌力が増進し、上
記混合液7の循環的対流をより誘導しやすくする。この
結果、所望の液状物質を更に効果的に生成できるように
なる。
【0032】上述のような構造の本攪拌装置の作用を図
6を用いて説明する。図6は、本攪拌装置の作用を説明
するための説明図である。ここでは、混合過程で継粉を
発生させがちな粉末のり等の増粘剤を、水等の液体に溶
かして高粘度の液状物を生成するものとする。
【0033】図6の説明図に示すように、本攪拌装置の
シャフト1はその回転駆動源5としてのモータ装置のシ
ャフト連結部にその上端が連結されている。このモータ
装置は、図示しないスタンド等を利用して攪拌に最適な
所定位置に固定されているものとする。
【0034】このモータ装置が駆動され、これに連結さ
れたシャフト1が所定の回転速度で駆動すると、主に上
羽根部2等の回転により、容器6にある液体に対してシ
ャフト1の回りに回転渦が生成する。この回転渦は、図
中矢印Aで示すように軸方向下向きの流れなので、上羽
根部2の上方にある増粘剤を含む混合液7は攪拌されな
がらバスケット部4の開口部に向かって流動する。そし
て、この混合液7はバスケット部4の開口面を介してバ
スケット部4の内部に導入される。
【0035】またバスケット部4の内部において混合液
7は、上羽根部2によって更に攪拌されながら軸方向下
向きに流動すると共に、同様に回転するバスケット部4
の遠心力によって、ネット42の網目で適度に剪断され
て、矢印Bで示すようにこのバスケット部4の外部に流
出される。このとき、特に、攪拌、混合過程で発生した
継粉も上記遠心力により、網目に衝突して細かく分解さ
れる。
【0036】更にバスケット部4の外部に流出された混
合液7は、同様に回転する下羽根部3によって更に攪拌
されながら、その一部は容器6の内壁にぶつかるなどし
て、矢印Cで示すように上方に流動し再び上羽根部2に
攪拌されながらバスケット部4の内部に導入される。す
なわち、バスケット部4の外部に流出された混合液7
は、下羽根部3により攪拌されつつリサイクルされて再
びバスケット部4の内部に導入される。このように、容
器6内の混合液7は、上羽根部2による攪拌及び下方流
動、バスケット部4の遠心力による剪断、継粉の分解、
下羽根部3による攪拌及び上羽根部2への上方流動から
なる循環的対流を繰り返すことになる。
【0037】ここで、図7を用いて、上記継粉の分解さ
れる過程について説明を加える。図7(A)及び(B)
は、継粉が分解される過程を示す説明図である。例え
ば、コーンスターチ等の比較的微粒の物質と水等を攪
拌、混合する場合を想定すると、水に対してコーンスタ
ーチ等を大量に投入した直後には、図7(A)に示すよ
うに、比較的大きな継粉90が発生される。このような
継粉90に対して、従来の攪拌混合方法では、時間の経
過とともに水が継粉90の表皮をわずかずつ薄くしてい
きながら、水が表面から非常にわずかずつ内部に浸透し
ていくだけである。場合によっては、水は全く浸透しな
いこともある。すなわち、上記継粉90が完全になくな
るまで非常に長い時間を要することになる。そこで、本
実施形態では、遠心力を利用して継粉をバスケット部4
のネット42に繰り返し衝突させることにより、連続的
に継粉に衝撃を与えて短時間にそれを分解してしまう。
【0038】図7(A)に示すように、攪拌、混合過程
の初期段階で発生した比較的大きな継粉90は、太矢印
で示すバスケット部4の回転に伴う遠心力により、細矢
印で示すようにバスケット部4のネット42に衝突す
る。すると、継粉90は、分解されて継粉90より小さ
な継粉91になる。そして、図7(B)に示すように、
上記循環的対流により再びバスケット部4に入った継粉
91は、図7(A)に示したと同様に、太矢印で示すバ
スケット部4の回転に伴う遠心力により、細矢印で示す
ようにバスケット部4のネット42に衝突する。する
と、継粉91も、分解されて継粉91より小さな継粉9
2になる。このような衝突、分解が繰り返し行われて、
継粉は短時間に分解されて消滅する。
【0039】以上のように本実施形態によると、容器6
内の混合液7は、上羽根部2による攪拌及び下方流動、
バスケット部4の遠心力による剪断、継粉の分解、下羽
根部3による攪拌及び上羽根部2への上方流動からなる
循環的対流を繰り返すことになり、所望の液状物が短時
間に得られるようになる。また、上述した網目状の円形
断面のワイヤにより、適度に混合液が剪断されるので、
継粉を発生させがちな増粘剤を水等の液体に溶かして高
粘度の液状物を生成する場合にも有効となる。
【0040】例えば、粉末のりを含む水を攪拌して所望
の粘度に到達するのに手作業で約半日要していたのが、
本攪拌装置において、上記バスケット部4の直径を19
0mm、そのネット42の穴径を3mm、下羽根部3の
回転円の直径を130mm、シャフト1の回転速度を3
00回転/分に設定すると、わずか10分で継粉のない
状態で上記と同様の所望の粘度に到達することができ
た。また、下羽根部3の直径に対して、この下羽根部3
から容器6の底面部までの距離が、約2.5倍程度まで
であれば、上記攪拌、混合がより効率的に行えることが
できた。
【0041】なお、本発明のバスケット部4は、ワイヤ
を編み込んだネット42による網目構造に限定するもの
でなく、上述のように遠心力を利用して混合液7を適度
に剪断して外部に移動させることを主旨とするものであ
れば他の手段でもよい。例えば、金属基板に多数の孔を
あけて上記網目構造に類似させたバスケット部4であっ
てもよい。この場合、各孔に面取り加工をすると、上記
のように生成される液状物は細かく切られ過ぎることに
よる粘度低下を防止できる。
【0042】また、上羽根部2、下羽根部3を構成する
タービン羽根22やプロペラ羽根32の枚数も上記実施
形態の枚数のものに限定するものでなく、適宜変更して
もよい。また、上羽根部2、下羽根部3、及びバスケッ
ト部4の材質も上記のようにステンレス鋼に限定するも
のでなく、他の適当な材質を選択することも可能であ
る。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、混合液7は、上羽根部2による攪拌及び下
方流動、バスケット部4の遠心力による剪断、特に、遠
心力による継粉の網目に対する衝突による分解、下羽根
部3による攪拌及び上羽根部2への上方流動からなる循
環的対流を繰り返すことになり、継粉のない所望の液状
物が短時間に得られるようになる。
【0044】請求項2記載の発明によれば、バスケット
部4は円形断面のワイヤが網目状に編み込まれて形成さ
れているので、バスケット部4の内部の混合液7が継粉
を発生させがちな高粘度のものであっても、上記継粉が
短時間に分解されると共に高粘度の混合液7が適度に剪
断されて外部に流出し、所望の高粘度溶液が効果的に生
成される。換言すれば、円形断面のワイヤが編み込まれ
て網目を形成しているので、円心力により混合液7が網
目に押しつけられた際、高粘度を有する混合液7を鋭く
切り過ぎることがなく、したがって混合液7は適度に剪
断されて外部に流出するようになる。この結果、請求項
2記載の発明によれば、請求項1記載の効果と相まっ
て、継粉のない高粘度溶液を効果的に生成できるように
なる。
【0045】請求項3記載の発明によれば、バスケット
部4を半球形状のざる型にすることにより、バスケット
部4の内部における剪断に必要な遠心力が確保できるよ
うになると共に、下羽根部3の方向にも剪断した混合液
7を流出する。したがって、バスケット部4で混合液7
を効果的に攪拌、剪断された混合液7がバスケット部4
の外部に流出できるようになるうえ、請求項1で記載し
た混合液7の循環的対流のサイクルをより有効に利用で
きるようになる。この結果、請求項3記載の発明によれ
ば、請求項1又は請求項2記載の効果と相まって、所望
の液状物質をより効果的に生成できるようになる。
【0046】請求項4記載の発明によれば、バスケット
部4は、下羽根部3に対向しこの下羽根部3の回転円に
対応した形状の底面部を有しているので、バスケット部
4で攪拌、剪断、継粉分解した混合液7を、より効果的
に下羽根部3に供給しやすくなる。したがって、本発明
は下羽根部3による攪拌力を増進させ、更に、請求項1
で記載した混合液7の循環的対流サイクルをより誘導し
やすくする。この結果、請求項4記載の発明によれば、
請求項1〜3記載の効果と相まって、所望の液状物質を
更に効果的に生成できるようになる。
【0047】請求項5記載の発明によれば、上羽根部2
の複数のプロペラ羽根それぞれの外側端部が固着された
タービン羽根フレーム21を介して、上羽根部2がバス
ケット部4の開口面に装着される。このタービン羽根フ
レーム21はバスケット部4の開口面の内周に対応した
形状をしているので、上羽根部2をバスケット部4の開
口面に容易かつ確実に装着できる。また、タービン羽根
フレーム21により装置全体の構造も強固になる。この
結果、請求項5記載の発明によれば、組立が容易で強固
な構造を有し、かつ請求項1〜4記載の効果を有する攪
拌装置を得ることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の攪拌装置の一実施形態を示す正面図で
ある。
【図2】図1に示す攪拌装置の平面図である。
【図3】図3(A)及び図3(B)はそれぞれ、上羽根
部の正面図及び平面図である。
【図4】図4(A)及び図4(B)はそれぞれ、下羽根
部の正面図及び平面図である。
【図5】図5(A)及び図5(B)はそれぞれ、バスケ
ット部の正面図及び平面図である。
【図6】本攪拌装置の作用を説明するための説明図であ
る。
【図7】図7(A)及び(B)は、継粉が分解される過
程を示す説明図である。
【符号の説明】
1 シャフト 2 上羽根部 3 下羽根部 4 バスケット部 5 回転駆動源 6 容器 7 混合液 21 タービン羽根フレーム 22 タービン羽根 23 取付軸部 24 シャフト軸穴 25 ネジ穴 32 プロペラ羽根 33 取付軸部 34 シャフト軸穴 35 ネジ穴 41 バスケットフレーム 42 ネット 43 取付軸部 44 シャフト軸穴 45 ネジ穴

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器中の2種以上の物質を攪拌して混合
    する過程で発生する継粉を細かく分解しつつ、これら物
    質を物理的、化学的に必要な混合状態にし、所望の液状
    物を生成する攪拌装置であって、 回転駆動源に連結されるシャフトと、 前記シャフトに固定されて、前記回転駆動源により駆動
    されて前記シャフトを回転軸として回転し、軸方向下向
    きに流れを起こすプロペラ羽根を有する上羽根部と、 前記上羽根部の下方に前記シャフトに固定されて、前記
    回転駆動源により駆動されて前記シャフトを回転軸とし
    て回転し、前記上羽根部のプロペラ羽根と同方向の流れ
    を起こすプロペラ羽根を有する下羽根部と、 前記上羽根部と下羽根部との間に前記シャフトに固定さ
    れて、前記回転駆動源により駆動されて前記シャフトを
    回転軸として回転し、前記上羽根部が装着される開口面
    を有するバスケット形状をした網目状のバスケット部
    と、 を有することを特徴とする攪拌装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の攪拌装置において、 前記バスケット部は、円形断面のワイヤが網目状に編み
    込まれたネットで形成されていることを特徴とする攪拌
    装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の攪拌装置におい
    て、 前記バスケット部は、前記開口面から下に向かうにした
    がって徐々に内径が減少するような半球形状のざる型を
    していることを特徴とする攪拌装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の攪拌装置において、 前記バスケット部は、前記下羽根部に対向しこの下羽根
    部の回転円に対応した形状の底面部を有することを特徴
    とする攪拌装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の攪拌装置において、 前記上羽根部のプロペラ羽根は複数であり、これらのプ
    ロペラ羽根のそれぞれの外側端部は、前記バスケット部
    の開口面の内周に対応した形状のタービン羽根フレーム
    の内側に固着されており、このタービン羽根フレームを
    介して前記上羽根部が前記バスケット部の開口面に装着
    されることを特徴とする攪拌装置。
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