JP2002273097A - 換気乾燥機の制御方法及び換気乾燥機 - Google Patents

換気乾燥機の制御方法及び換気乾燥機

Info

Publication number
JP2002273097A
JP2002273097A JP2001073872A JP2001073872A JP2002273097A JP 2002273097 A JP2002273097 A JP 2002273097A JP 2001073872 A JP2001073872 A JP 2001073872A JP 2001073872 A JP2001073872 A JP 2001073872A JP 2002273097 A JP2002273097 A JP 2002273097A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ventilation
air volume
drying
ventilation air
difference
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001073872A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4264794B2 (ja
Inventor
Mitsuo Fukuda
光男 福田
Yoshitaka Yajima
義孝 矢島
Shigeto Sato
成人 佐藤
Takuya Shimizu
拓也 清水
Hiroyuki Ishida
裕之 石田
Shinji Adachi
真二 足立
Ichiro Motoki
一郎 本木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2001073872A priority Critical patent/JP4264794B2/ja
Publication of JP2002273097A publication Critical patent/JP2002273097A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4264794B2 publication Critical patent/JP4264794B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Drying Of Solid Materials (AREA)
  • Control Of Washing Machine And Dryer (AREA)
  • Accessory Of Washing/Drying Machine, Commercial Washing/Drying Machine, Other Washing/Drying Machine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 乾燥時間の短縮、乾燥効率の向上等より適切
な乾燥が可能な乾燥制御方法等を提供すること。 【解決手段】 乾燥室内の換気風量を時間に基づき切換
える換気乾燥機の制御方法であって、換気風量の切換え
前後における乾燥室内の乾・湿球温度差を比較し、その
乾・湿球温度差がより大きい方に対応する換気風量を選
択することを特徴とする換気乾燥機の制御方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、浴室等の特定空
間で衣類を乾燥させる換気乾燥機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の浴室換気乾燥機5は、例えば図1
0に示す様なもので、乾燥室である浴室1の天井に浴室
内の空気を浴室外に排気する換気用送風機2と、浴室内
の空気を循環して暖めるヒータ3を有する循環用送風機
4とを備えている。そして、ヒータ3に通電して発熱さ
せることにより、循環用送風機4で浴室1内を温風で循
環させる事により衣類6の水分を蒸発させ、これと同時
に換気用送風機2によって浴室1内の水分を含んだ空気
の一部を浴室1外に排気して換気することで衣類6を乾
燥させていた。なお、換気用送風機2によって吸いこま
れる空気は、脱衣室7との間にある浴室ドア8の空気取
入口9より吸引される。
【0003】上記のような浴室換気乾燥機による衣類の
乾燥方法は、例えば特開平9−285695公報等に開
示されている。これらによれば、循環用送風機4の温風
量とヒータ3への通電量を一定として、乾燥前半には換
気風量を多くし、乾燥後半には換気風量を少なくして、
浴室内の衣類を短時間に効率よく乾燥させようとするも
のである。
【0004】
【発明を解決しようとする課題】しかしながら、換気風
量の切換えタイミングは、温度、湿度、衣類重量、浴室
の広さ等で異なるため、それらの要素にできるだけ対応
させて換気風量を切換える必要があるが、従来はその点
を考慮した制御方法は十分に開示されていなかった。こ
の発明は上記のような課題に対応してなされたもので、
乾燥時間の短縮、乾燥効率の向上等をより適切に行える
乾燥制御方法や装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の方法は、乾燥
室内の換気風量を時間に基づき切換える換気乾燥機の制
御方法であって、換気風量の切換え前後における乾燥室
内の乾・湿球温度差を求めて比較し、その乾・湿球温度
差がより大きい方に対応する換気風量を選択することを
特徴とする。また、乾燥室内の換気風量を乾燥室内の設
定相対湿度又は設定絶対湿度に基づき切換える換気乾燥
機の制御方法であって、換気風量の切換え前後における
乾燥室内の乾・湿球温度差を求めて比較し、その乾・湿
球温度差がより大きい方に対応する換気風量を選択する
ことを特徴とする。さらに、乾燥室内の換気風量を乾燥
室内外の設定絶対湿度差に基づき切換えることを特徴と
する。また、この場合において、換気風量の切換え前後
における乾燥室内の乾・湿球温度差を求めて比較し、そ
の乾・湿球温度差がより大きい方に対応する換気風量を
選択することを特徴とする。
【0006】この発明の装置は、乾燥室内の空気を換気
する換気用送風機と、乾燥室内の空気を循環させて加熱
するヒータを有する循環用送風機と、乾燥室内の循環用
空気の温度及び湿度を検知する温湿度検知装置とを備
え、予め定めた設定に基づき乾燥室内の換気風量を切換
える換気乾燥機において、前記温湿度検知装置の測定値
を基に換気風量の切換え前後における乾燥室内の循環用
空気の乾・湿球温度差をそれぞれ求めて比較し、その乾
・湿球温度差がより大きい方に対応する換気風量を選択
する制御手段を、備えたことを特徴とする。また、乾燥
室内の空気を換気する換気用送風機と、乾燥室内の空気
を循環させて加熱するヒータを有する循環用送風機と、
乾燥室内外の循環用空気の絶対湿度を検知する絶対湿度
検知装置とを備え、予め定めた設定に基づき乾燥室内の
換気風量を切換える換気乾燥機において、乾燥室内外の
絶対湿度を基に乾燥室内外の絶対湿度差を求めてその絶
対湿度差と予め設定した設定絶対湿度差との比較に応じ
て換気風量を切換える制御手段を備えたことを特徴とす
る。また、この場合において、さらに乾燥室内の循環用
空気の温度と湿度を検知する温湿度検知装置と、前記温
湿度検知装置の測定値を基に換気風量の切換え前後にお
ける乾燥室内の循環用空気の乾・湿球温度差をそれぞれ
求めて比較し、その乾・湿球温度差がより大きい方に対
応する換気風量を選択する制御手段とを、備えたことを
特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を詳細
に説明する。 実施の形態1.図1は本発明の実施形態1による換気乾
燥機の全体構成を示す概念図である。ここでの換気乾燥
機5は、図10で示した構成に加えて、乾燥室である浴
室1内の温度及び湿度を同時に検知できる温湿度センサ
10を循環用送風機4の吸込口に設けたものである。
【0008】この換気乾燥機5を運転すると、換気用送
風機2、ヒータ3、循環用送風機4が動作し、循環用送
風機4から吹出される温風で浴室1内にある衣類6の水
分が蒸発して乾燥される。一方、換気用送風機2により
浴室ドア8の空気取入口9より吸引された空気は、衣類
6から蒸発した水分を浴室1外に排気する。このとき、
浴室1内の空気の温度・湿度の状態は時間の経過によっ
て変化するが、この状態は温湿度センサ10で検出さ
れ、そして制御器12で演算されて、温度(乾球温
度)、湿球温度、相対湿度、及び絶対湿度が算出され
る。
【0009】ここで、換気風量を大、中、小の3種類と
した衣類の乾燥試験において、浴室内の衣類重量(図示
しないが、浴室内の衣類を吊り棒につるし、その重量を
重量計で計測する)と時間の関係の一例を図2に示す。
これによれば、換気風量を時間にかかわらず一定とした
場合、換気風量の大きいほうが衣類の重量減少が大き
く、すなわち乾燥速度は大きく乾燥時間が短い事を示し
ている。
【0010】図2の乾燥曲線から近似式を作り、微分し
てやることにより図3の乾燥速度曲線が得られる。図3
を見ると、乾燥初期では換気風量大の方が乾燥速度は大
きく、乾燥中期では換気風量中の方が乾燥速度が大き
い。さらに乾燥終期では換気風量小の方が乾燥速度が大
きい。従って、乾燥初期は換気風量を大にして時間を経
るに従い換気風量を小さくしていけば、効果的な乾燥が
できるということがおおよそ理解できる。この理由は、
乾燥の始めは衣類からの水分蒸発量が大きいので、換気
風量を大きくして浴室内湿度を低下させれば乾燥速度が
大きく出来るが、乾燥終わりの頃は衣類からの水分蒸発
量が少なくなるので、換気風量を小さくして浴室内温度
を高め相対湿度を下げることにより乾燥速度を大きく出
来る為である。
【0011】実際の使用では、換気風量の切換を衣類の
重量検知では行えないため、浴室1内に設置した温湿度
センサ10及び制御器12により、温度(乾球温度)、
湿球温度、相対湿度及び絶対湿度等を測定算出し、これ
らを基に乾燥制御を行う。例えば、衣類のような濡れた
ものを温風で乾燥する場合、乾燥速度は、Wv=hA
(td−tw)で表される。ここで、Wv:乾燥速度、
h:衣類表面の空気流の熱伝達率、A:衣類表面積、t
d:空気の乾球温度、tw:空気の湿球温度とする。従
って、乾燥速度は乾・湿球温度差(td−tw)に比例
する。なお、td及びtwは温湿度センサ10から直接
得ることもできる。
【0012】図2で示された乾燥特性を、浴室1内の温
湿度センサ10により求めた乾・湿球温度差と時間との
関係に示したのが図4である。これによれば、乾燥初期
は、換気風量大のほうが乾・湿球温度差(td−tw)
が大きい、すなわち乾燥速度が大きい。そして、乾燥中
期では、換気風量中の方が乾・湿球温度差(td−t
w)が大きく、さらに乾燥終期では換気風量小の方が乾
・湿球温度差(td−tw)が大きいことを示してい
る。これは、換気風量を乾燥初期では大に設定し、時間
を経るに従いそれを減少させるようにすることで乾燥速
度が速くなることを示しており、図3との相関が得られ
たことになる。
【0013】
【実施例】実施例1.次に、浴室内の換気風量を時間に
基づき切換える場合において、換気風量の切換え前後に
おける浴室内の乾・湿球温度差を求めて比較し、その乾
・湿球温度差がより大きい方に対応する換気風量を選択
しながら、換気風量を決定して行く方法(実施例1)
を、図5のフローチャートを基に説明する。
【0014】換気乾燥機5の運転をスタートさせ(ステ
ップ20)、まず換気風量を大にして所定時間τ1 運転
する(ステップ21)。また、所定時間τ1 後の乾・湿
球温度差Δtlを温湿度センサ10及び制御器12で測
定算出しメモリ装置等に記憶しておく(ステップ2
2)。そして、所定時間τ1 経過後、換気風量を大から
中に変更し(ステップ23)、換気風量中の時の乾・湿
球温度差Δtmを温湿度センサ10及び制御器12で測
定算出する(ステップ24)。続いて、制御器12で、
換気風量大の時の乾・湿球温度差Δtlと換気風量中の
時の乾・湿球温度差Δtmの比較を行い(ステップ2
5)、ΔtlがΔtmより大きければ、ステップ21に
戻り、換気風量を大に戻して運転を行う。そして、Δt
mがΔtlより大きくなるまで、これらステップ21か
ら25までの動作を繰り返す。
【0015】ステップ25でΔtmがΔtlより大きい
と判断されると、換気風量を中として所定時間τ2 運転
を行い(ステップ26)、所定時間τ2 後の乾・湿球温
度差Δtm’を、温湿度センサ10及び制御器12で測
定算出しメモリ装置等に記憶しておく(ステップ2
7)。そして、所定時間τ2 経過後、換気風量を中から
小に変更し(ステップ28)、その換気風量小の時の乾
・湿球温度差Δtsを温湿度センサ10及び制御器12
で測定算出する(ステップ29)。続いて、制御器12
で換気風量中の時の乾・湿球温度差Δtm’と換気風量
小の時の乾・湿球温度差Δtsとの比較を行う(ステッ
プ30)。ここで、Δtm’がΔtsより大きければ、
換気風量を中に戻して運転を行う。そして、これらのス
テップ26から30までの動作を、ΔtsがΔtm’よ
り大きくなるまで繰り返す。一方、ステップ30でΔt
sがΔtm’より大きいと判断されると、例えば予め定
めた全乾燥時間からの残り時間を換気風量を小として運
転を行い(ステップ31)、その時間経過後運転を終了
する(ステップ32)。
【0016】実施例1では、上記フローチャートに示し
たように、時間に基づいて換気風量を変更する際に、基
本的に乾・湿球温度差が大きくなるように、すなわち乾
燥速度が大きくなるように換気風量を選択して行くこと
で、乾燥時間の短縮が出来、効率良く乾燥出来る。な
お、図5では大、中、小3種類の換気風量を用いて制御
したが、さらに多くの種類の換気風量を採用すること
で、より効果的で短時間の乾燥を実現させることもでき
る。
【0017】実施例2.次に、浴室内の換気風量をある
設定相対湿度を基準に切換え、その切換の際に、換気風
量の切換え前後における乾燥室内の乾・湿球温度差を求
めて比較し、その乾・湿球温度差がより大きい方に対応
する換気風量を選択しながら、換気風量を決定して行く
方法(実施例2)を、図6のフローチャートを基に説明
する。
【0018】換気乾燥機5の運転をスタートさせ(ステ
ップ33)、換気風量を大にして運転する(ステップ3
4)。これとともに、温湿度センサ10及び制御器12
で、換気風量大の時の乾・湿球温度差Δtlを測定算出
しメモリ装置等に記憶するとともに(ステップ35)、
浴室1内の相対湿度が所定の設定値A(例えば50%)
になったかどうか判定する(ステップ36)。浴室内の
相対湿度が、所定の設定値A以上であればステップ34
に戻り換気風量大の運転を続ける。一方、ステップ36
で浴室内の相対湿度が所定の設定値A以下になったと判
断すると、換気風量を大から中に変更する(ステップ3
7)。次に、換気風量が中の時の乾・湿球温度差Δtm
を温湿度センサ10及び制御器12で測定算出し、それ
を換気風量大の時の乾・湿球温度差Δtlと比較する
(ステップ39)。ΔtlがΔtmより大きい場合に
は、換気風量を大に戻して所定時間τ1 運転を行い(ス
テップ40)、所定時間τ1 経過の乾・湿球温度差Δt
lを再度測定算出しメモリ装置などに記憶させておく
(ステップ41)。そして、これらのステップ37〜4
1の動作を、ΔtmがΔtlより大きくなるまで繰り返
す。
【0019】一方、ステップ39でΔtmがΔtlより
大きいと判断された場合には、換気風量を中のまま運転
を継続する(ステップ42)。これとともに、換気風量
中の時の乾・湿球温度差Δtm’を温湿度センサ10及
び制御器12で測定算出しメモリ装置等に記憶し(ステ
ップ43)、さらに浴室1内の相対湿度が所定の設定値
B(例えば30%)になったかどうか判定する(ステッ
プ44)。浴室1内の相対湿度が、所定の設定値B以上
であればステップ42に戻り換気風量中の運転を続け
る。一方、ステップ44で浴室1内の相対湿度が所定の
設定値B以下になったと判断されると、換気風量を中か
ら小に変更する(ステップ45)。続いて、換気風量が
小の時の乾・湿球温度差Δtsを温湿度センサ10及び
制御器12で測定算出し(ステップ46)、それを換気
風量中の時の乾・湿球温度差Δtm’と比較する(ステ
ップ47)。ステップ47で、Δtm’がΔtsより大
きければ換気風量を中に戻して所定時間τ2 運転を行い
(ステップ48)、所定時間τ1 経過後の乾・湿球温度
差Δtm’を再度測定算出しメモリ装置などに記憶させ
ておく(ステップ49)。そして、これらのステップ4
5〜49の動作を、ΔtsがΔtm’より大きくなるま
で繰り返す。一方、ステップ47でΔtsがΔtm’よ
り大きいと判断されると、例えば室内の相対湿度が所定
の設定値C(例えば10%)になるまで、換気風量を小
にしたまま運転を行って(ステップ50)、運転を終了
する(ステップ51)。
【0020】実施例2では、上記フローチャートに示し
たように、設定相対湿度に基づいて換気風量を変更する
際に、基本的に乾・湿球温度差が大きくなるように、す
なわち乾燥速度が大きくなるように換気風量を選択して
行くことで、乾燥時間の短縮が出来、効率良く乾燥出来
る。なお、図6では大、中、小3種類の換気風量を用い
て制御したが、さらに多くの種類の換気風量を採用する
ことで、より効果的で短時間の乾燥を実現させることも
できる。また、図6では換気風量の切換を設定相対湿度
で行っているが、それは設定絶対湿度で行ってもよい。
【0021】実施例3.実施例1,2では、温湿度セン
サ10を浴室1用にのみ設けたが、ここでは図7に示す
ように、同様の温湿度センサ14を浴室1外の脱衣室7
にも設けたものである。これによれば、浴室1内の温度
・湿度と脱衣室7の温度・湿度とを同時に検出できるの
で、それぞれ絶対湿度に換算して、脱衣室7と浴室1内
の絶対湿度差を得ることができる。いま、浴室1内の絶
対湿度をXiとし、脱衣室7の絶対湿度をXoとすれ
ば、その絶対湿度差ΔX=Xi−Xoとなり、衣類から
の水分蒸発量は W=γQeΔX(W;水分蒸発量、
γ;空気の密度、Qe;換気風量)と表されるので、衣
類の水分蒸発量が正確に分かり、衣類の水分蒸発量、絶
対湿度差、換気風量等の相関をとっておけば、換気風量
の制御がより正確に行えることになる。そして、これら
の相関から、浴室内の換気風量を最適に変更できる絶対
湿度差を予め設定することができる。
【0022】次に、浴室内の換気風量を上記設定絶対湿
度差に基づいて切換え、換気風量を決定して行く方法
(実施例3)を、図8のフローチャートを基に説明す
る。
【0023】換気乾燥機5の運転をスタートさせ(ステ
ップ52)、まず換気風量を大にして運転を行う(ステ
ップ53)。続いて、温湿度センサ10,14及び制御
器12を利用して、浴室1内と脱衣室7の温度及び湿度
を測定してそれぞれの絶対湿度を求め、さらにこれらの
絶対湿度から浴室1内と脱衣室7との絶対湿度差ΔX 1
を求める(ステップ54)。続いて、その絶対湿度差Δ
1 を予め定めた設定絶対湿度差Dと比較し(ステップ
55)、絶対湿度差ΔX1 が設定絶対湿度差Dより大き
い場合は、換気風量を大としたままで運転を継続する
(ステップ53〜55)。一方、設定絶対湿度差Dが絶
対湿度差ΔX1 より大きい場合には、換気風量を中に変
更して運転し(ステップ56)、温湿度センサ10,1
4及び制御器12を利用して、浴室1内と脱衣室7の温
度及び湿度を測定してそれぞれの絶対湿度を求め、さら
にこれらの絶対湿度からを浴室1内と脱衣室7との絶対
湿度差ΔX2 を求める(ステップ57)。続いて、その
絶対湿度差ΔX2 を予め定めた設定絶対湿度差Eと比較
し(ステップ58)、絶対湿度差ΔX2 が設定絶対湿度
差Eより大きい場合は、換気風量を中としたままで運転
を継続する(ステップ56〜58)。一方、設定絶対湿
度差Eが絶対湿度差ΔX2 より大きい場合には、換気風
量を小に変更して、例えば浴室1内の絶対湿度差が予め
定めた設定絶対設定値になるまで運転を行った後、運転
を終了する(ステップ60)。
【0024】実施例3では、上記フローチャートに示し
たように、浴室内と浴室外脱衣室の二つの温湿度センサ
を利用してそれぞれの絶対湿度を求め、それからさらに
絶対湿度差を求めて、浴室内の水分蒸発量を正確に把握
して換気風量を切換えていくので、乾燥時間の短縮が出
来、効率の良い乾燥ができる。なお、図8では大、中、
小3種類の換気風量を用いて制御したが、さらに多くの
種類の換気風量を採用することで、より効果的で短時間
の乾燥を実現させることもできる。
【0025】実施例4.次に、浴室内の換気風量を設定
絶対湿度差に基づいて切換え、その切換の際に、換気風
量の切換え前後における乾燥室内の乾・湿球温度差を求
めて比較し、その乾・湿球温度差がより大きい方に対応
する換気風量を選択しながら、換気風量を決定して行く
方法(実施例4)を、図9のフローチャートを基に説明
する。
【0026】換気送風機5の運転をスタートさせ(ステ
ップ61)、まず換気風量を大にして運転する(ステッ
プ62)。続いて、温湿度センサ10,14及び制御器
12により、浴室1内と脱衣室7の温度及び湿度を測定
してそれぞれの絶対湿度を求め、さらにこれらの絶対湿
度から浴室1内と脱衣室7との絶対湿度差ΔX1 を求め
るとともに、換気風量大の時の乾・湿球温度差Δtlを
測定算出して、メモリ装置等に記憶しておく(ステップ
63)。続いて、絶対湿度差ΔX1 と設定絶対湿度差G
とを比較し(ステップ64)、絶対湿度差ΔX1 が設定
絶対湿度差Gより大きい場合にはステップ62に戻り、
換気風量大の運転を続ける。一方、設定絶対湿度差Gが
絶対湿度差ΔX1 より大きくなった場合は、換気風量を
大から中に変更する(ステップ65)。続いて、換気風
量中の時の乾・湿球温度差Δtmを測定し(ステップ6
6)、それを換気風量大の時の乾・湿球温度差Δtlと
比較する(ステップ67)。換気風量大の時の乾・湿球
温度差Δtlが換気風量中の時の乾・湿球温度差Δtm
より大きい場合には、換気風量を大に戻して所定時間τ
1 運転し(ステップ68)、所定時間τ1 後の乾・湿球
温度差Δtlを測定算出しメモリ装置などに記憶してお
く。そして、ΔtmがΔtlより大きくなるまで、ステ
ップ65〜67〜69を繰り返す。
【0027】一方、ステップ67でΔtmがΔtlより
大きいと判断された場合には、換気風量を中に維持した
まま運転を継続する(ステップ70)。そして、温湿度
センサ10,14及び制御器12を利用して、換気風量
中の時の浴室1内の乾・湿球温度差Δtm’を測定して
メモリ装置等に記憶するとともに、浴室1内と脱衣室7
の絶対湿度差ΔX2 を求める(ステップ71)。続い
て、その絶対湿度差ΔX 2 が予め設定した設定絶対湿度
差Hかどうか判定し(ステップ72)、絶対湿度差ΔX
2 が設定絶対湿度差H以上であれば換気風量中の運転を
続ける。そして、設定絶対湿度差Hが絶対湿度差ΔX2
より大きくなるまで、ステップ70〜72の動作を繰り
返す。
【0028】一方、ステップ72で設定絶対湿度差Hが
絶対湿度差ΔX2 より大きいと判断されると、換気風量
を中から小に変更する(ステップ73)。続いて、温湿
度センサ10,14及び制御器12を利用して、換気風
量小の時の浴室1内の乾・湿球温度差Δtsを測定す
る。次に、換気風量中の時の浴室1内の乾・湿球温度差
Δtm’と換気風量小の時の浴室1内の乾・湿球温度差
Δtsの比較を行い(ステップ73)、Δtm’がΔt
sより大きいときには、換気風量を中に戻して所定時間
τ2 運転し、所定時間τ2時間後の乾・湿球温度差Δt
m’を測定算出しメモリ装置等に記憶しておく。そし
て、ΔtsがΔtm’より大きくなるまで、ステップ7
3〜75〜77の動作を繰り返す。一方、ステップ75
で、ΔtsがΔtm’より大きいと判断された場合に
は、換気風量を小にしたまま、例えば予め定めた設定絶
対湿度差となるまで運転を継続した後(ステップ7
8)、運転を終了する(ステップ79)。
【0029】実施例4では、上記フローチャートに示し
たように、浴室内外の絶対湿度差に基づいて換気風量を
変更するとともに、その変更の際に、基本的に乾・湿球
温度差が大きくなるように、すなわち乾燥速度が大きく
なるように換気風量を選択して行くことで、実施例3の
場合より一層乾燥時間の短縮が出来、効率の良い乾燥が
可能となる。なお、図9では大、中、小3種類の換気風
量を用いて制御したが、さらに多くの種類の換気風量を
採用することで、より効果的で短時間の乾燥を実現させ
ることもできる。
【0030】以上、各実施例においては、温湿度センサ
10,14及び制御器12により、温度(乾球温度)、
湿球温度、相対湿度、絶対温度、及び絶対温度差を測定
算出するようにしたが、これらの値を専ら温湿度センサ
10,14から得られるようにしてもよい。その場合、
制御器12は得られた温度(乾球温度)、湿球温度、相
対湿度、絶対温度、及び絶対温度差を基に動作制御のみ
を行う事になる。なお、温湿度センサ10,14は目的
の値が得られるものであればどのようなものであっても
よいが、例えば乾湿球湿度計が利用できる。
【0031】
【発明の効果】この発明によれば、所定の設定に応じて
換気風量を切換えて行く際に、乾燥室内の乾・湿球温度
差を測定(又は測定及び算出し)、それがより大きくな
るように選択されていくようにしたことで、被乾燥物の
量、温度、湿度、室内の広さ等にかかわらず、最適な乾
燥制御が出来、乾燥時間を短縮及び効率のよい衣類乾燥
運転が可能となる。また、乾燥室内外の絶対湿度差を求
め、浴室内の水分蒸発量を正確に把握して換気風量を切
換えていくようにしたことで、乾燥時間の短縮が出来、
効率の良い乾燥ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例による換気乾燥機の全体構成
を示す説明図。
【図2】 換気風量の変化による衣類乾燥時の衣類重量
と時間との関係を示す図。
【図3】 換気風量の変化による衣類乾燥時の衣類乾燥
速度と時間との関係を示す図。
【図4】 換気風量の変化による衣類乾燥時の乾燥室内
の乾・湿球温度差と時間との関係を示す図。
【図5】 本発明の実施例1による衣類乾燥制御のフロ
ーチャート図。
【図6】 本発明の実施例2による衣類乾燥制御のフロ
ーチャート図。
【図7】 本発明の別の実施例による換気乾燥機の全体
構成を示す説明図。
【図8】 本発明の実施例3による衣類乾燥制御のフロ
ーチャート図。
【図9】 本発明の実施例4による衣類乾燥制御のフロ
ーチャート図。
【図10】 従来の換気乾燥機の全体構成を示す説明
図。
【符号の説明】
1 浴室、2 換気用送風機、3 ヒータ、4 循環用
送風機、5 換気乾燥機、6 衣類、7 脱衣室、8
浴室ドア、9 空気取入口、10 温湿度センサ(浴室
用)、14 温湿度センサ(脱衣室用)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 成人 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 清水 拓也 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 石田 裕之 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 足立 真二 東京都千代田区大手町二丁目6番2号 三 菱電機エンジニアリング株式会社内 (72)発明者 本木 一郎 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 3L113 AA01 AB02 AC08 AC25 AC53 AC67 AC78 BA14 BA31 CA08 CA09 CB04 CB17 CB23 CB28 CB35 DA02 DA10 4L019 BA02 EA03 EB01 EB04

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乾燥室内の換気風量を時間に基づき切換
    える換気乾燥機の制御方法であって、 換気風量の切換え前後における乾燥室内の乾・湿球温度
    差を求めて比較し、その乾・湿球温度差がより大きい方
    に対応する換気風量を選択することを特徴とする換気乾
    燥機の制御方法。
  2. 【請求項2】 乾燥室内の換気風量を乾燥室内の設定相
    対湿度に基づき切換える換気乾燥機の制御方法であっ
    て、 換気風量の切換え前後における乾燥室内の乾・湿球温度
    差を求めて比較し、その乾・湿球温度差がより大きい方
    に対応する換気風量を選択することを特徴とする換気乾
    燥機の制御方法。
  3. 【請求項3】 乾燥室内の換気風量を乾燥室内の設定絶
    対湿度に基づき切換える換気乾燥機の制御方法であっ
    て、 換気風量の切換え前後における乾燥室内の乾・湿球温度
    差を求めて比較し、その乾・湿球温度差がより大きい方
    に対応する換気風量を選択することを特徴とする換気乾
    燥機の制御方法。
  4. 【請求項4】 乾燥室内の換気風量を乾燥室内外の設定
    絶対湿度差に基づき切換えることを特徴とする換気乾燥
    機の制御方法。
  5. 【請求項5】 換気風量の切換え前後における乾燥室内
    の乾・湿球温度差を求めて比較し、その乾・湿球温度差
    がより大きい方に対応する換気風量を選択することを特
    徴とする請求項4記載の換気乾燥機の制御方法。
  6. 【請求項6】 乾燥室内の空気を換気する換気用送風機
    と、乾燥室内の空気を循環させて加熱するヒータを有す
    る循環用送風機と、乾燥室内の循環用空気の温度及び湿
    度を検知する温湿度検知装置とを備え、予め定めた設定
    に基づき乾燥室内の換気風量を切換える換気乾燥機にお
    いて、 前記温湿度検知装置の測定値を基に換気風量の切換え前
    後における乾燥室内の循環用空気の乾・湿球温度差をそ
    れぞれ求めて比較し、その乾・湿球温度差がより大きい
    方に対応する換気風量を選択する制御手段を、備えたこ
    とを特徴とする換気乾燥機。
  7. 【請求項7】 乾燥室内の空気を換気する換気用送風機
    と、乾燥室内の空気を循環させて加熱するヒータを有す
    る循環用送風機と、乾燥室内外の循環用空気の絶対湿度
    を検知する絶対湿度検知装置とを備え、予め定めた設定
    に基づき乾燥室内の換気風量を切換える換気乾燥機にお
    いて、 乾燥室内外の絶対湿度を基に乾燥室内外の絶対湿度差を
    求めてその絶対湿度差と予め設定した設定絶対湿度差と
    の比較に応じて換気風量を切換える制御手段を備えたこ
    とを特徴とする換気乾燥機。
  8. 【請求項8】 乾燥室内の循環用空気の温度と湿度を検
    知する温湿度検知装置と、前記温湿度検知装置の測定値
    を基に換気風量の切換え前後における乾燥室内の循環用
    空気の乾・湿球温度差をそれぞれ求めて比較し、その乾
    ・湿球温度差がより大きい方に対応する換気風量を選択
    する制御手段とを、備えたことを特徴とする請求項7記
    載の換気乾燥機。
JP2001073872A 2001-03-15 2001-03-15 換気乾燥機の制御方法及び換気乾燥機 Expired - Fee Related JP4264794B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001073872A JP4264794B2 (ja) 2001-03-15 2001-03-15 換気乾燥機の制御方法及び換気乾燥機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001073872A JP4264794B2 (ja) 2001-03-15 2001-03-15 換気乾燥機の制御方法及び換気乾燥機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002273097A true JP2002273097A (ja) 2002-09-24
JP4264794B2 JP4264794B2 (ja) 2009-05-20

Family

ID=18931238

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001073872A Expired - Fee Related JP4264794B2 (ja) 2001-03-15 2001-03-15 換気乾燥機の制御方法及び換気乾燥機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4264794B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100455966C (zh) * 2007-02-06 2009-01-28 中国林业科学研究院木材工业研究所 一种干燥过程中湿球温度或湿度控制方法
JP2012167840A (ja) * 2011-02-10 2012-09-06 Harman Co Ltd 暖房乾燥機
JP2019166828A (ja) * 2018-03-23 2019-10-03 ゼロックス コーポレイションXerox Corporation 水性インクプリンタにおいて被覆基材上の画像を乾燥するためのプリンタおよび乾燥機

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100455966C (zh) * 2007-02-06 2009-01-28 中国林业科学研究院木材工业研究所 一种干燥过程中湿球温度或湿度控制方法
JP2012167840A (ja) * 2011-02-10 2012-09-06 Harman Co Ltd 暖房乾燥機
JP2019166828A (ja) * 2018-03-23 2019-10-03 ゼロックス コーポレイションXerox Corporation 水性インクプリンタにおいて被覆基材上の画像を乾燥するためのプリンタおよび乾燥機
JP7316806B2 (ja) 2018-03-23 2023-07-28 ゼロックス コーポレイション 水性インクプリンタにおいて被覆基材上の画像を乾燥するためのプリンタおよび乾燥機

Also Published As

Publication number Publication date
JP4264794B2 (ja) 2009-05-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5256794B2 (ja) 衣類乾燥の制御方法および衣類乾燥機
JPH05208098A (ja) 衣類乾燥機における衣類乾燥の方法
JP4858321B2 (ja) 衣類乾燥機
KR101253143B1 (ko) 건조기의 건조방법
JP4320959B2 (ja) 換気乾燥機
JP4305349B2 (ja) 浴室換気乾燥機
JP5266951B2 (ja) 衣類乾燥機
JP3650104B2 (ja) 衣類乾燥機
JP2002273097A (ja) 換気乾燥機の制御方法及び換気乾燥機
JP5486365B2 (ja) 浴室乾燥機
JP2000225299A (ja) 電気衣類乾燥機
JP4710313B2 (ja) 除湿装置
JP4075875B2 (ja) 換気乾燥機の制御方法及び換気乾燥機
JP2591726B2 (ja) 衣類乾燥除湿機
JP5315901B2 (ja) 浴室換気乾燥機
JPH09206496A (ja) 一体型空気調和機
JPS615897A (ja) ヒ−トポンプ式衣類乾燥機
JP2002066196A (ja) 衣類乾燥機
KR102679836B1 (ko) 건조기의 제어방법
JP3002554B2 (ja) 衣類乾燥機の乾燥運転制御装置
JP7303973B2 (ja) 浴室暖房乾燥機
JPH0510669A (ja) 衣類乾燥機
KR0144205B1 (ko) 의류 건조기의 건조 장치 및 그 방법
JP2000325699A (ja) 衣類乾燥機
JPH07124390A (ja) 衣類乾燥機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070622

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081111

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081118

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081219

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090127

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090204

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4264794

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120227

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130227

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130227

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140227

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees