JP2002272993A - パチンコ機 - Google Patents
パチンコ機Info
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- JP2002272993A JP2002272993A JP2001075561A JP2001075561A JP2002272993A JP 2002272993 A JP2002272993 A JP 2002272993A JP 2001075561 A JP2001075561 A JP 2001075561A JP 2001075561 A JP2001075561 A JP 2001075561A JP 2002272993 A JP2002272993 A JP 2002272993A
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Abstract
の両方の払出制御を制御モードを切り換えることなく単
一の処理で行うことができるようにする。 【解決手段】 パチンコ機の制御回路28は、球払出装
置16の1回(例えば1球分)の賞球払出動作後の停止
時間に上限値(最大停止時間)を設定する。そして、球
払出装置16から賞球が正常に払い出されて、最大停止
時間の経過前に賞球払出センサ25で所定球数(1球)
の賞球を検出したときには、最大停止時間の経過を待た
ずに次の賞球払出動作を開始する処理を繰り返すこと
で、ほぼ連続的に賞球払出動作を実行する。一方、球払
出装置16への供給球不足等の不具合が発生して、賞球
払出センサ25で所定球数の賞球を検出せずに最大停止
時間が経過したときには、その最大停止時間の経過後に
次の賞球払出動作を開始する処理を繰り返すことで、停
止時間の長い間欠的な賞球払出動作を実行する。
Description
の出力信号に基づいて払出球数を確認しながら球払出装
置の球払出動作を制御するパチンコ機に関するものであ
る。
置の上流側に設けた供給球不足検出センサで供給球不足
を検出したときに、球払出装置を停止し、その後、供給
球不足検出センサで供給球不足が解消されたことを検出
したときに、通常の払出制御に復帰するようにしてい
る。ところが、近年は、球払出装置から実際に払い出さ
れた払出球(賞球又は貸球)の数をカウントするため
に、球払出装置の下流側に払出球検出センサを設けるよ
うにしている。
側の供給球不足検出センサを省略して、下流側の払出球
検出センサのみで、次のように球払出動作を制御するこ
とが提案されている。図5(b)に示すように、通常払
出制御時は、1球分の球払出動作を行う毎に一定の球払
出動作停止時間(以下「第1の停止時間」という)を設
けてその時間内に払出球検出センサで払出球を検出し、
第1の停止時間の経過後に次の1球分の球払出動作を開
始するという処理を繰り返す。そして、図6(b)に示
すように、第1の停止時間内に払出球が検出されずに第
1の停止時間が経過した場合は、球払出装置への供給球
不足等の不具合が発生したと判断して、通常払出制御モ
ードから間欠運転制御モードに切り換えて、球払出装置
を第1の停止時間よりも長い時間に設定された第2の停
止時間だけ停止させた後に次の球払出動作を開始すると
いう処理を繰り返す。これにより、上流側の供給球不足
検出センサを省略しても、供給球不足等の不具合を下流
側の払出球検出センサのみで検出できるようにすると共
に、供給球不足等の不具合が発生した時には、間欠運転
制御モードに切り換えることで、無駄な球払出動作の回
数を少なくしながら、パチンコ球が新たに補給されて供
給球の不足が解消されたときには、それを速やかに払い
出し、その払出球を払出球検出センサで検出でき次第、
通常払出制御モードに自動的に復帰できるようにしてい
る。
出制御方法では、通常払出制御時の第1の停止時間と間
欠運転制御時の第2の停止時間とを別々に設定して、払
出球検出センサの検出結果に応じて通常払出制御モード
と間欠運転制御モードとを切り換えるようにしているた
め、通常払出制御時と間欠運転制御時とで別々の処理を
行う必要があり、払出制御プログラムが複雑化するとい
う欠点がある。しかも、通常払出制御時には、第1の停
止時間内の初期に払出球を検出し終わったとしても、常
に球払出動作が一定時間(第1の停止時間)だけ停止さ
れるため、その分、払出スピードが遅くなるという欠点
もある。
たものであり、従ってその目的は、通常払出時と供給球
不足等の不具合発生時との両方の払出制御を制御モード
を切り換えることなく単一の処理で行うことができ、払
出制御プログラムを簡単化できると共に、通常払出動作
時の払出スピードを高速化することができるパチンコ機
を提供することにある。
に、本発明の請求項1のパチンコ機は、要求される払出
球数を複数回の球払出動作で払い出すように制御すると
共に、1回の球払出動作で払い出される所定球数の払出
球を検出するための球払出動作停止時間に上限値(以下
「最大停止時間」という)を設定し、前記最大停止時間
の経過前に前記所定球数の払出球を検出したときには、
前記最大停止時間の経過を待たずに次の球払出動作を開
始し、前記所定球数の払出球を検出せずに前記最大停止
時間が経過したときには、前記最大停止時間の経過後に
次の球払出動作を開始するようにしたものである。この
場合、最大停止時間は、供給球不足等の不具合が発生し
た時の球払出動作停止時間に適した比較的長い時間に設
定すれば良い。
常に払い出されて、1回の球払出動作に対応した所定球
数の払出球を最大停止時間の経過前に検出したときに
は、直ちに次の球払出動作を開始して、ほぼ連続的に球
払出動作を行う処理を繰り返す通常払出状態となる。そ
して、供給球不足等の不具合が発生して、1回の球払出
動作に対応した所定球数の払出球を最大停止時間が経過
しても検出しないときには、その最大停止時間が経過し
た直後に次の球払出動作を行う処理を繰り返す間欠運転
状態となる。
検出センサの検出結果に応じて通常払出制御モードと間
欠運転制御モードとを切り換えて、通常払出制御時と間
欠運転制御時とで別々の処理を行うという複雑な払出制
御プログラムを用いる必要がなく、通常払出時と供給球
不足等の不具合発生時との両方の払出制御を制御モード
を切り換えることなく単一の処理で行うことができ、払
出制御プログラムを簡単化できる。しかも、通常払出動
作時は、払出球を検出でき次第、最大停止時間の経過を
待たずに次の球払出動作を開始するので、そのときの払
出球検出タイミングに応じた最短の停止時間で次の球払
出動作を開始することができ、払出スピードを速くする
ことができる。
センサの取付位置によっては、1回の球払出動作が終了
する前にその球払出動作に対応した所定球数の払出球を
検出し終える場合がある。そこで、請求項2のように、
1回の球払出動作の終了前に該球払出動作に対応した所
定球数の払出球を検出し終えたときには、該球払出動作
の終了後に直ちに次の球払出動作を開始するようにする
と良い。つまり、球払出動作の終了前に所定球数の払出
球を検出し終えたときには、該球払出動作後に停止時間
を設けずに次の球払出動作を連続して行う。このように
すれば、払出スピードを更に高速化することができる。
球を検出せずに最大停止時間が経過することが連続で所
定回数以上発生したときに、報知手段を報知動作させる
ようにしても良い。このようにすれば、供給球不足等の
不具合が発生していることを報知手段の報知動作によっ
て店員や遊技者に知らせることができる。
球を検出せずに最大停止時間が経過したときに、次の最
大停止時間を延長するようにしても良い。このようにす
れば、間欠運転動作状態が長引くに従って最大停止時間
を延長して、無駄な払出動作の回数を更に少なくするこ
とができる。尚、最大停止時間の延長回数は所定回数
(1回又は複数回)に制限しても良い。
の実施形態(1)を図1乃至図6に基づいて説明する。
まず、図2に基づいてパチンコ機の裏面側の概略構成を
説明する。パチンコ機の本体枠11の裏面側には、裏部
品を組み付ける機構板12が取り付けられている。この
機構板12の裏面上部には、パチンコ島の球補給路(図
示せず)からパチンコ球が補給される球タンク13が設
けられ、この球タンク13には、そこから流れ出るパチ
ンコ球を整列状態で流下させるタンクレール14が接続
されている。このタンクレール14の下端には、例えば
2条の球供給路15が設けられ、その球供給路15の下
端部に、球払出装置16が接続されている。
体ケース17内の上部に、2条の球供給路15の出口通
路部18が組み付けられ、各出口通路部18の下方に、
それぞれスプロケット19が配置されている。各スプロ
ケット19の外周には、パチンコ球を受け入れる複数
(例えば3個)の凹部20が等間隔で形成され、各凹部
20間に、出口通路部18の出口のパチンコ球を受け支
える凸部21が形成されている。2条の球供給路15に
対応して配置された2つのスプロケット19は、一体的
に回転可能に設けられ、両スプロケット19間で凹部2
0(凸部21)の位置が互い違いとなっている。スプロ
ケット19の後方には、スプロケット19を駆動するモ
ータとしてステッピングモータ22が配置されている。
このステッピングモータ22の回転軸に、スプロケット
19の回転軸が連結されている。
路部18の出口から下方に延びる賞球払出流路23が設
けられ、各スプロケット19の左側方には、出口通路部
18の出口から下方に延びる貸球払出流路24が設けら
れている。賞球払出流路23には、その最上流部で賞球
の通過を検出する賞球検出センサ25(払出球検出セン
サ)が設けられ、貸球払出流路24には、その最上流部
で貸球の通過を検出する貸球検出センサ26(払出球検
出センサ)が設けられている。
19が所定の停止位置で停止している。このとき、一方
のスプロケット19は、凸部21が出口通路部18の出
口に対向してパチンコ球を受け支えて落下を阻止し、他
方のスプロケット19は、凹部20が出口通路部18の
出口に対向して、凹部20内にパチンコ球を受け入れて
落下を阻止する。
ングモータ22を正回転させて、スプロケット19を正
回転方向(図1では時計回り方向)に回転させる。これ
により、凹部20が出口通路部18の出口に対向する毎
にパチンコ球を凹部20に受け入れ、そのパチンコ球を
スプロケット19の右側の賞球払出流路23に落下させ
る。
グモータ22を逆回転させて、スプロケット19を逆回
転方向(図1では反時計回り方向)に回転させる。これ
により、凹部20に受け入れたパチンコ球をスプロケッ
ト19の左側の貸球払出流路24に落下させる。
のステッピングモータ22を、1−2相励磁方式で駆動
するため、1回転当りのステップ数が96ステップとな
る。前述したように、2つのスプロケット19には、そ
れぞれ凹部20が3個ずつ形成されているので、ステッ
ピングモータ22の1回転(96ステップ)当りのパチ
ンコ球の払出数が6個となり、ステッピングモータ22
が16ステップ回転する毎に1個のパチンコ球が払い出
されるようになっている。また、スプロケット19と一
体的に回転する回転位置検出用の回転円盤(図示せず)
には、ステッピングモータ22の1回転当りのパチンコ
球の払出数に相当する数(6個)のスリットが等間隔で
形成されている。そして、ステッピングモータ22が検
出間隔ステップ数(本実施形態では16ステップ)回転
して球払出装置16がパチンコ球を1球払い出す毎に、
回転位置検出センサ27がスリットを検出して、回転位
置信号を出力する。そして、回転位置検出センサ27が
回転位置検出信号を出力する位置が、スプロケット19
の停止位置(ステッピングモータ22の停止相)と一致
するように設定されている。
の制御回路28に入力される。この制御回路28は、球
払出装置16のステッピングモータ22を制御してパチ
ンコ球(賞球又は貸球)を払い出す際に、図3に示す1
球分払出制御を所定回数繰り返して所定球数のパチンコ
球を払い出す。この1球分払出制御では、1−2相励磁
方式でステッピングモータ22の励磁相を切り換えて、
次のようにしてステッピングモータ22を前述した検出
間隔ステップ数(16ステップ)だけ駆動することで、
1球分の球払出動作を実行する。
ットを検出した回転位置)からステッピングモータ22
の駆動を開始し、ステッピングモータ22が8ステッ
プ回転したところで、ステッピングモータ22の駆動を
一時的に停止させる。このときに、回転位置検出センサ
27でスリットが検出されていないことを確認すること
で、スプロケット19(ステッピングモータ22)が正
常に回転していることを確認する。確認できなければ、
適宜のリトライ処理を実施する。
駆動を開始すると、リリースポイント(例えば12ス
テップ目)でスプロケット19からパチンコ球が落下し
始め、ステッピングモータ22が16ステップ回転し
たところで、ステッピングモータ22の駆動を停止させ
る。このときに、回転位置検出センサ27でスリットが
検出されていることを確認して、スプロケット19の回
転位置を確認する。確認できなければ、適宜のリトライ
処理を実施する。
は、ステッピングモータ22の停止相(停止時の励磁
相)を引き続き所定時間だけ回転駆動時の励磁電流Iよ
りも低い励磁電流(例えばI×1/3)で励磁すること
で、ステッピングモータ22を停止状態に保持する。
転位置検出センサ27でステッピングモータ22(スプ
ロケット19)の回転位置を確認しなかがら、1球分の
球払出動作を実行する。
払出制御プログラムを実行することで、入賞球センサ2
9からの入賞信号に応じた賞球払出指令に基づいて前述
した1球分払出制御を繰り返して1球分の賞球払出動作
を繰り返し実行して、賞球払出指令に応じた個数の賞球
を払い出す。この際、制御回路28は、1回の賞球払出
動作に対応した所定球数(本実施形態では1球)の賞球
を検出するための球払出動作停止時間に上限値(以下
「最大停止時間」という)Tmax を設定し、この最大停
止時間Tmax の経過前に所定球数の賞球を検出したとき
には、最大停止時間Tmax の経過を待たずに次の賞球払
出動作を開始し、所定球数の賞球を検出せずに最大停止
時間Tmax が経過したときには、最大停止時間Tmax の
経過後に次の賞球払出動作を開始する。
払出制御プログラムの具体的な処理内容を説明する。本
プログラムは、所定時間毎に実行され、特許請求の範囲
でいう払出制御手段に相当する役割を果たす。本プログ
ラムが起動されると、まず、ステップ101で、賞球払
出指令が有るか否かを判定する。もし、賞球払出指令が
なければ、以降の処理を行うことなく本プログラムを終
了する。
ときに、ステップ102に進み、1球分払出制御を実施
して、球払出装置16を1球分だけ賞球払出動作させ
る。この賞球払出動作終了後は、賞球払出動作に対応し
た所定球数(本実施形態では1球)の賞球が賞球検出セ
ンサ25で検出されるまで賞球払出動作が停止される。
動作に対応した所定球数(1球)の賞球を賞球検出セン
サ25で検出したか否かを判定し、所定球数の賞球を検
出していなければ、ステップ106に進み、賞球払出動
作が停止されてから所定の最大停止時間Tmax が経過し
たか否かを判定し、最大停止時間Tmax が経過していな
ければ、ステップ103に戻り、所定球数の賞球を検出
したか否かを判定する処理を繰り返す。この場合、最大
停止時間Tmax は、供給球不足等の不具合が発生した時
の球払出動作停止時間に適した比較的長い時間(例えば
5〜10秒)に設定されている。
球を検出したと判定されたきに、ステップ104に進
み、報知ランプ30(報知手段)が報知動作(例えば点
灯)していれば、それを停止させた後、ステップ105
に進み、賞球検出センサ25で検出した賞球の合計払出
数が、賞球払出指令に応じた所定払出数に到達したか否
かを判定する。賞球の合計払出数が所定払出数未満の期
間は、上記ステップ102に戻り、次の賞球球払出動作
を実行する。
払出装置16から賞球が正常に払い出されて、1回の賞
球払出動作に対応した所定球数(1球)の賞球を最大停
止時間Tmax の経過前に検出したときには、その時点で
直ちに次の賞球払出動作を開始して、ほぼ連続的に賞球
払出動作を繰り返す通常払出状態となる。尚、1回の賞
球払出動作の終了前にその賞球払出動作に対応した所定
球数(1球)の賞球を検出し終えたときには、賞球払出
動作後の停止時間を0にして、先の賞球払出動作の終了
後に直ちに次の賞球球払出動作を開始する。
サ25で検出した合計払出数が、賞球払出指令に応じた
所定払出数に到達したと判定されたときに、本プログラ
ムを終了する。
作が停止されてから最大停止時間Tmax が経過したと判
定された場合、つまり、1回の賞球払出動作に対応した
所定球数(1球)の賞球を検出せずに最大停止時間Tma
x が経過したときには、ステップ107に進み、所定球
数の賞球を検出せずに最大停止時間Tmax が経過するこ
とが連続して所定回数(例えば2回)以上発生したか否
かを判定する。もし、連続して所定回数以上発生してい
なければ、ステップ107からステップ102に戻り、
次の賞球払出動作を実行する。一方、連続して所定回数
以上発生した場合は、ステップ108に進み、報知ラン
プ30を報知動作(例えば点灯)させてからステップ1
02に戻り、次の賞球払出動作を実行する。
払出装置16への供給球不足等の不具合が発生して、1
回の賞球払出動作に対応した所定球数の賞球を最大停止
時間Tmax が経過しても検出できないときには、球払出
装置16を最大停止時間Tmax だけ停止させた後に次の
賞球払出動作を行う処理を、所定球数の賞球を検出する
まで繰り返す間欠運転状態となる。
出動作に対応した所定球数の賞球を検出したと判定され
たきに、供給球不足等の不具合が解消されたと判断し
て、ステップ104に進み、報知ランプ30の報知動作
(例えば点灯)を停止させる。この後、ステップ105
に進み、賞球の合計払出数が所定払出数未満の期間は、
上記ステップ102に戻り、次の賞球払出動作を実行
し、前述したほぼ連続的に賞球払出動作を繰り返す通常
払出状態に復帰する。その後、ステップ105で、合計
払出数が所定払出数に到達したときに、本プログラムを
終了する。
1回の賞球払出動作後の停止時間に上限値(最大停止時
間)Tmax を設定し、この最大停止時間Tmax の経過前
に所定球数の賞球を検出したときには、最大停止時間T
max の経過を待たずに、次の賞球払出動作を開始するこ
とで、ほぼ連続的に賞球払出動作を行う通常払出状態と
なる。そして、所定球数の賞球を検出せずに最大停止時
間Tmax が経過したときには、最大停止時間Tmax の経
過後に次の賞球払出動作を開始することで、停止時間の
長い間欠運転状態となる。このため、従来のように、賞
球検出センサ25の検出結果に応じて通常払出制御モー
ドと間欠運転制御モードとを切り換えて、通常払出制御
時と間欠運転制御時とで別々の処理を行うという複雑な
払出制御プログラムを用いる必要がなく、通常払出時と
供給球不足等の不具合発生時との両方の払出制御を制御
モードを切り換えることなく単一の処理の繰り返しで行
うことができ、払出制御プログラムを簡単化できる。し
かも、通常払出動作時は、賞球を検出でき次第、最大停
止時間Tmax の経過を待たずに次の賞球払出動作を開始
するので、賞球の検出タイミングに応じた最短の停止時
間で次の賞球払出動作を開始することができ、通常払出
動作時の払出スピードを高速化することができる。
払出動作の終了前に所定球数の賞球を検出し終えたとき
には、賞球払出動作後の停止時間を0にして、その賞球
払出動作の終了後に直ちに次の賞球払出動作を開始する
ようにしたので、先の賞球払出動作に連続して次の賞球
払出動作を実行することができ、払出スピードを更に高
速化することができる。
に下限値(最小停止時間)を設定して、1回の賞球払出
動作後に少なくとも下限停止時間だけは払出動作を停止
させることで、回転位置検出センサ27でスリットを確
実に検出して、スプロケット19の回転位置を確実に確
認できるようにしても良い。
せずに最大停止時間Tmax が経過することが連続して
“所定回数”以上発生したときに、報知ランプ30を報
知動作させるようにしたので、供給球不足等の不具合が
発生していることを報知ランプ30の報知動作によって
速やかに店員や遊技者に知らせることができる。尚、上
記の“所定回数”は、2回又は3回以上(複数回)に限
定されず、1回のみであっても良い。
は、最大停止時間Tmax を一定としたが、本発明の実施
形態(2)では、図7に示すように、ステップ106
で、賞球を検出せずに最大停止時間Tmax が経過する毎
に、ステップ106aで、最大停止時間Tmax を所定時
間ΔTずつ延長するようにしている(Tmax =Tmax +
ΔT)。
転動作状態が長引くに従って最大停止時間Tmax を所定
時間ΔTずつ延長して、球払出装置16の無駄な払出動
作を少なくすることができる。
Tmax を延長する回数に制限を設けなかったが、この延
長回数を所定回数(1回又は複数回)に制限し、最大停
止時間Tmax の最大延長時間を制限するようにしても良
い。
せずに最大停止時間Tmax が経過する状態が1回発生す
る毎に、最大停止時間Tmax を所定時間ΔTずつ延長す
るようにしたが、賞球を検出せずに最大停止時間Tmax
が経過する状態が所定回数(複数回)連続して発生する
毎に、最大停止時間Tmax を所定時間ΔTずつ延長する
ようにしても良い。
球払出制御に適用したが、本発明を貸球払出制御に適用
しても良いことは言うまでもない。また、上記各実施形
態では、1回の球払出動作でパチンコ球を1球ずつ払い
出すようにしたが、1回の球払出動作でパチンコ球を複
数球ずつ払い出すようにしても良い。
出球検出センサの取付位置、ステッピングモータの制御
方法等を適宜変更しても良い等、要旨を逸脱しない範囲
で種々変更して実施できる。
の請求項1のパチンコ機によれば、1回の球払出動作後
の停止時間に上限値(最大停止時間)を設定し、最大停
止時間の経過前に払出球を検出したときには、最大停止
時間の経過を待たずに次の球払出動作を開始し、払出球
を検出せずに最大停止時間が経過したときには、最大停
止時間の経過後に次の球払出動作を開始するようにした
ので、通常払出時と供給球不足等の不具合発生時との両
方の払出制御を制御モードを切り換えることなく単一の
処理で行うことができ、払出制御プログラムを簡単化で
きると共に、通常払出動作時の払出スピードを高速化す
ることができる。
に払出球を検出し終えたときには、球払出動作の終了後
直ちに次の球払出動作を開始するようにしたので、通常
払出動作時の払出スピードを更に高速化することができ
る。
最大停止時間が経過することが連続して所定回数以上発
生したときに、報知手段を報知動作させるようにしたの
で、供給球不足等の不具合が発生していることを報知手
段の報知動作によって速やかに店員や遊技者に知らせる
ことができる。
最大停止時間が経過したときに、次の最大停止時間を延
長するようにしたので、間欠運転動作状態が長くなるほ
ど球払出動作の停止時間を長くすることができ、無駄な
払出動作の回数を少なくすることができる。
制御系の構成を示すブロック図
理の流れを示すフローチャート
常払出動作時のタイムチャート、(b)は従来の払出制
御における通常払出動作時のタイムチャート
欠運転動作時のタイムチャート、(b)は従来の払出制
御における間欠運転動作時のタイムチャート
理の流れを示すフローチャート
ト、22…ステッピングモータ、23…賞球払出流路、
24…貸球払出流路、25…賞球検出センサ(払出球検
出センサ)、26…貸球検出センサ(払出球検出セン
サ)、28…制御回路(払出制御手段)、30…報知ラ
ンプ(報知手段)。
Claims (4)
- 【請求項1】 球払出装置と、この球払出装置から払い
出される払出球を検出する払出球検出センサと、この払
出球検出センサの出力信号に基づいて払出球数を確認し
ながら前記球払出装置の球払出動作を制御する払出制御
手段とを備えたパチンコ機において、 前記払出制御手段は、要求される払出球数を複数回の球
払出動作で払い出すように制御すると共に、1回の球払
出動作で払い出される所定球数の払出球を検出するため
の球払出動作停止時間に上限値(以下「最大停止時間」
という)を設定し、前記最大停止時間の経過前に前記所
定球数の払出球を検出したときには、前記最大停止時間
の経過を待たずに次の球払出動作を開始し、前記所定球
数の払出球を検出せずに前記最大停止時間が経過したと
きには、前記最大停止時間の経過後に次の球払出動作を
開始することを特徴とするパチンコ機。 - 【請求項2】 前記払出制御手段は、1回の球払出動作
の終了前に該球払出動作に対応した所定球数の払出球を
検出し終えたときには、該球払出動作の終了後に直ちに
次の球払出動作を開始することを特徴とする請求項1に
記載のパチンコ機。 - 【請求項3】 前記払出制御手段は、前記所定球数の払
出球を検出せずに前記最大停止時間が経過することが連
続して所定回数以上発生したときに、報知手段を報知動
作させることを特徴とする請求項1又は2に記載のパチ
ンコ機。 - 【請求項4】 前記払出制御手段は、前記所定球数の払
出球を検出せずに前記最大停止時間が経過したときに、
次の最大停止時間を延長することを特徴とする請求項1
乃至3のいずれかに記載のパチンコ機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001075561A JP4641110B2 (ja) | 2001-03-16 | 2001-03-16 | パチンコ機 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001075561A JP4641110B2 (ja) | 2001-03-16 | 2001-03-16 | パチンコ機 |
Publications (2)
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---|---|
JP2002272993A true JP2002272993A (ja) | 2002-09-24 |
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