JP2000262699A - パチンコ遊技機の賞球払出装置 - Google Patents

パチンコ遊技機の賞球払出装置

Info

Publication number
JP2000262699A
JP2000262699A JP11070730A JP7073099A JP2000262699A JP 2000262699 A JP2000262699 A JP 2000262699A JP 11070730 A JP11070730 A JP 11070730A JP 7073099 A JP7073099 A JP 7073099A JP 2000262699 A JP2000262699 A JP 2000262699A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
prize ball
ball
prize
balls
electric drive
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11070730A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Enomoto
宏 榎本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyoraku Sangyo Co Ltd
Original Assignee
Kyoraku Sangyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyoraku Sangyo Co Ltd filed Critical Kyoraku Sangyo Co Ltd
Priority to JP11070730A priority Critical patent/JP2000262699A/ja
Publication of JP2000262699A publication Critical patent/JP2000262699A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】賞球タンク内の賞球の欠乏や誘導レール上の賞
球の流動異常の発生時に、良好に対処することができる
と共に、スイッチ類の部品点数を低減することができる
賞球払出装置を提供する。 【解決手段】賞球制御部30は、賞球払出機構18の賞
球払出モータ18bが入賞球の検出時に賞球を払い出す
際、球検出器18cが賞球を一定時間検出しないとき、
賞球払出機構18の賞球払出モータ18bの運転に休止
期間を設けて間欠運転させると共に、報知ランプ24を
点滅させ、それを報知する。更に、賞球制御部30は、
賞球払出モータ18bの間欠運転により賞球払出機構1
8が賞球の払い出しを行ない、所定数の賞球を検出した
とき、賞球払出モータ18bの間欠運転を通常運転に戻
すと共に、報知ランプ24の報知動作を停止させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、パチンコ遊技機
の賞球払出装置に関し、特に賞球タンク内の賞球の欠乏
や誘導レール上の賞球の流動異常の発生時に、良好に対
処することができる賞球払出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】パチンコ遊技機の賞球払出装置は、賞球
の払い出しを正常に行なうために、賞球タンクの底部に
賞球の欠乏を検出する球検知スイッチを設け、或は賞球
タンクに続く誘導レールの一部に球検知スイッチを設
け、賞球タンク内に賞球が欠乏した場合、或は誘導レー
ルに賞球の流動異常が発生した場合、それを検知して、
賞球払出装置を非常停止させるように構成される。
【0003】このような賞球タンク内の賞球の欠乏時や
誘導レール内の賞球の流動異常時には、賞球の供給がス
トップしているにも係らず、賞球払出装置が作動し続け
ることになるため、賞球払出用モータやソレノイドが連
続動作して加熱や故障の原因となるが、上記賞球払出装
置は、賞球欠乏時や流動異常時には賞球の払い出しを停
止してその不具合を防止している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
この種の賞球払出装置は、賞球の欠乏や誘導レール内の
賞球の流動異常により、一旦、非常停止がかかると、リ
セットスイッチを操作して、その払出装置をリセット状
態にし、その動作を復帰させる必要があり、復帰操作に
手間がかかるという問題があった。また、このような賞
球払出装置の非常停止機構は、賞球の欠乏や流動異常を
検出するための球検知スイッチをタンクやレールに設け
る必要があり、更に、リセットスイッチを設ける必要が
あるから、スイッチ類の部品点数や、それらの取り付け
に必要な作業工数が、増大する問題があった。
【0005】この発明は、上述の課題を解決するもので
あり、賞球タンク内の賞球の欠乏や誘導レール上の賞球
の流動異常の発生時に、良好に対処することができると
共に、スイッチ類の部品点数を低減することができる賞
球払出装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1の賞球
払出装置は、入賞球の検出時に賞球タンクから送られた
賞球を電気駆動手段により払い出す賞球払出機構と、賞
球払出機構により払い出された賞球を検出する球検出器
と、球検出器が検出した賞球数をカウントする賞球数計
数手段と、を有するパチンコ遊技機の賞球払出装置にお
いて、賞球払出機構の電気駆動手段が入賞球の検出時に
賞球を払い出す際、球検出器が賞球を一定時間検出しな
いとき、電気駆動手段の運転に休止期間を設けて間欠運
転させる間欠運転制御手段と、賞球払出機構の電気駆動
手段が入賞球の検出時に賞球を払い出す際、球検出器が
賞球を一定時間検出しないとき、それを報知する報知手
段と、電気駆動手段の間欠運転により賞球の払い出しを
行ない、賞球数計数手段が所定数の賞球を検出したと
き、間欠運転を通常運転に戻すと共に、報知手段の報知
動作を停止させる復帰制御手段と、を備えたことを特徴
とする。
【0007】また、請求項2の賞球払出装置は、入賞球
の検出時に賞球タンクから送られた賞球を電気駆動手段
により払い出す賞球払出機構と、賞球払出機構により払
い出された賞球を検出する球検出器と、球検出器が検出
した賞球数をカウントする賞球数計数手段と、を有する
パチンコ遊技機の賞球払出装置において、賞球払出機構
の電気駆動手段が入賞球の検出時に賞球を払い出す際、
球検出器が賞球を一定時間検出しないとき、電気駆動手
段への供給電力を下げるように制御する保護制御手段
と、賞球払出機構の電気駆動手段が入賞球の検出時に賞
球を払い出す際、球検出器が賞球を一定時間検出しない
とき、それを報知する報知手段と、保護制御手段の動作
により電気駆動手段が賞球の払い出しを行ない、賞球数
計数手段が所定数の賞球を検出したとき、電気駆動手段
の保護制御運転を通常運転に戻すと共に、報知手段の報
知動作を停止させる復帰制御手段と、を備えたことを特
徴とする。
【0008】
【作用】この賞球払出装置は、パチンコ遊技機の遊技中
に球が入賞口に入り、それが検出され賞球払出指令が発
生すると、賞球払出機構の電気駆動手段が動作して、賞
球タンクから送られた賞球を払い出すように動作する。
この時、払い出された賞球は、球検出器により検出さ
れ、その賞球数を賞球数計数手段がカウントするが、賞
球タンク内の賞球欠乏時や誘導レールの流動異常時に、
賞球が賞球払出機構に供給されない場合、賞球払出機構
から賞球が払い出されなくなる。
【0009】このとき請求項1の発明では、球検出器が
賞球を検出できなくなり、球検出器が賞球を一定時間検
出しないとき、間欠運転制御手段が、賞球払出機構の電
気駆動手段の運転に休止期間を設けて、電気駆動手段を
間欠運転させ、さらに、報知手段がそれを報知する。こ
こで、賞球払出機構の電気駆動手段が間欠運転を行う
間、賞球が賞球払出機構に供給されるようになると、賞
球払出機構が賞球の払い出しを行ない、賞球数計数手段
が所定数の賞球を検出したとき、復帰制御手段が間欠運
転を通常運転に戻すと共に、報知手段の報知動作を停止
させ、自動的に通常運転に復帰する。一方、賞球の供給
が停止した状態が長く継続した場合には、報知手段によ
りそれを係員が認識しているため、パチンコ遊技機を開
いて点検することになるが、賞球払出機構の電気駆動手
段は間欠運転されているから、発熱や過負荷は少なく、
故障等の発生を回避することができる。
【0010】請求項2の発明では、球検出器が賞球を検
出できなくなり、球検出器が賞球を一定時間検出しない
とき、保護制御手段が、電気駆動手段への供給電力を下
げるように制御すると共に、報知手段がそれを報知す
る。賞球払出機構の電気駆動手段が小電力で運転される
間、賞球が賞球払出機構に供給されるようになると、賞
球払出機構が賞球の払い出しを行ない、賞球数計数手段
が所定数の賞球を検出したとき、復帰制御手段が小電力
運転を通常運転に戻すと共に、報知手段の報知動作を停
止させ、自動的に通常運転に復帰する。また、上記と同
様に、賞球の供給が停止した状態が長く継続した場合に
は、報知手段によりそれを係員が認識しているため、パ
チンコ遊技機を開いて点検することになるが、賞球払出
機構の電気駆動手段は小電力で運転されているから、発
熱や過負荷は少なく、故障等の発生を回避することがで
きる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1はパチンコ遊技機の正面図を
示し、図2はその背面図を示している。図1において、
1はパチンコ機の木枠で、木枠1の前には前面枠2が蝶
番を介して開閉可能に装着され、前面枠2の前面にはガ
ラス扉5を開閉可能に設けた金枠が取り付けられ、前面
枠2の内側に遊技盤3が着脱可能に取り付けられる。ま
た、図2のように、遊技盤3の背面側に合成樹脂製の機
構板4がヒンジを介して回動可能に装着される。
【0012】ガラス扉5の下側に、前板7が図示しない
発射レールや打球杆を覆うように開閉可能に装着され、
前板7の前面には打球供給皿6が設けられる。更に、前
面枠2の下部に、打球発射装置の一部を構成する打球発
射ハンドル13が設けられると共に、打球供給皿6で貯
留できなくなった賞球を貯留する下皿8が設けられる。
【0013】遊技盤3の前面には、中央に、例えば3列
の図柄を順に上下に移動(回動)させながら表示する図
柄可変表示器10が配設される。更に、図柄可変表示器
10の下側に始動入賞口9が配設され、その両側に通常
入賞口12が配設され、始動入賞口9の下側に、大入賞
口11がその扉を開閉可能に設けられる。図柄可変表示
器10は、打ち出した球が始動入賞口9に入った時、3
列の図柄が順に移動(回動)表示され、予め設定された
図柄が揃って停止した時、大入賞口11が開き、球を入
り易くする。また、前面枠2の上部には、賞球払出機構
18の賞球払出モータ18bが入賞球の検出時に所定数
の賞球を払い出している払出中に、球検出器18cが賞
球を一定時間検知しないとき、それを報知するための報
知ランプ24が設けられる。
【0014】図2の背面図に示すように、遊技盤3の背
面側に装着した機構板4に賞球払出装置が設けられる。
15は払出用の賞球を貯留する賞球タンクであり、賞球
タンク15の下側に、タンクレール16が接続され、タ
ンクレール16の流下端に略S字状の誘導レール17が
接続され、誘導レール17の下に賞球払出機構18が取
り付けられる。賞球払出機構18は、図3に示すよう
に、誘導レール17に連通する球通路19に、ロータ1
8aを賞球払出モータ18bにより回転駆動可能に配設
すると共に、賞球の通過を検出する球検出器18cを設
けて構成される。
【0015】賞球払出機構18の球通路19は、ここで
は前後2列に形成され、両方の球通路19内に回転位置
を180度ずらした2個のロータ18aが配設され、賞
球払出モータ18bの軸に軸着される。各ロータ18a
はその半回転時に1個の賞球を送る得る形状に形成さ
れ、モータ18bの回転駆動により、指令された数の賞
球を下方に払い出すことができる。ロータ18aの停止
時には賞球の送出は停止する。賞球払出機構18を通過
する賞球の通過数は、賞球を磁気的或は光学的に検出す
る球検出器18cから出力される検出信号を図示しない
カウンタで計数することによりカウントされる。
【0016】賞球払出装置の本体部20は合成樹脂によ
り形成され、賞球払出機構18の球通路の下端が本体部
20の上部球通路に接続され、その球通路は本体部20
内で排出通路21aと球抜き通路21bに分岐され、そ
の分岐箇所にレバー状の排出球抜き切替弁22が手動で
切替操作可能に設けられる。排出通路21a内には賞球
が当って音を発するベルが設けれる。
【0017】図2に示すように、中央部の下側には入賞
球を集合する入賞球集合樋23が設けられ、入賞球集合
樋23の下流側に入賞球排出用のソレノイドプランジャ
28が配設されると共に、入賞球を検出する入賞球検出
スイッチ25が設けられる。更にその下方には導出樋2
9が取り付けられ、入賞球集合樋23に集められた入賞
球が検出された後に導出樋29を介して島内に排出され
る。排出通路21aを通過した賞球は貯留部を経て打球
供給皿6に送られ、貯留部をオーバフローした賞球は下
皿8に送られる構造である。
【0018】図4は遊技機における賞球の制御を行なう
賞球制御部30のブロック図を示している。この賞球制
御部30はマイクロコンピュータを主要部として構成さ
れ、賞球払出機構18の制御を実行するCPU、制御プ
ログラムを格納する固定メモリのROM、一時メモリの
RAM、入出力回路等を備えている。払出賞球数をカウ
ントするカウンタとしての領域が例えばRAMの一部に
設けられる。上記賞球払出機構18の賞球払出モータ1
8b及び報知ランプ24がドライバを介して賞球制御部
30の入出力回路に接続される。
【0019】賞球払出モータ18bのドライバは、払出
賞球の非検出の場合、賞球制御部の指令信号に応じて、
駆動電力(電流及び/又は電圧)を下げてモータの保護
制御を行なうように構成される。また、賞球払出機構1
8の球検知器18c及び入賞球を検出する入賞球検知ス
イッチ25が入出力回路に接続される。賞球制御部30
には、その他、下皿8の満タン状態を検出する下皿満タ
ンスイッチ、入賞球排出用ソレノイド28等が接続され
る。
【0020】次に、図7のフローチャートを参照して賞
球払出装置の動作を説明する。パチンコ遊技機の遊技中
に、球が通常入賞口12等の入賞口に入ると、入賞球は
入賞球集合樋23を経て入賞球排出機構に達し、そこで
入賞球検出スイッチ25により検出される。この時、賞
球制御部30はこの検出信号を入力すると、ステップ1
00にて、賞球払出指令発生と判断してステップ110
に進み、賞球払出機構18の賞球払出モータ18bを起
動する。
【0021】モータ18bの回転駆動により賞球払出機
構18のロータ18aが、図5のように回転し、その半
回転に1個(この例では2列の通路に2個のロータが設
けられるから1/4回転に1個)の賞球が、賞球払出機
構18から排出通路21aに送られる。このとき、賞球
が賞球払出機構18内に正常に送られておれば、球検出
器18cがこの賞球を検出し、その検出信号を賞球制御
部30に送る。賞球制御部30はこの検出信号を入力す
ると、ステップ120で、払出賞球の検出と判定し、次
に、ステップ130に進み、賞球カウンタの払出賞球数
に1を加える。次に、制御部30は、ステップ140
で、所定数(例えば5個)になったか否かを判定し、所
定数に達していない場合、再びステップ120、130
を実行し、賞球払出モータ18b,ロータ18aの回転
により払出賞球数が所定数になった場合、ステップ15
0に進み、賞球払出モータ18bの駆動を停止する。こ
れにより、入賞球に応じた所定数の賞球の払出が完了す
る。
【0022】一方、ステップ120で、球検出器18c
からの払出賞球検出信号がない場合、つまり、賞球タン
ク15内の賞球の欠乏や誘導レール17上の賞球の流動
異常により、賞球払出機構18への賞球の供給がストッ
プしているような場合、払出賞球を検出できず、ステッ
プ160に進む。ステップ160では、一定時間(例え
ば5秒)待機して、その間に払出賞球の検出信号があれ
ば、ステップ120に戻り、しかし一定時間経過しても
払出賞球の検出信号がない場合、ステップ170に進
む。
【0023】ステップ170では、賞球払出モータ18
bの保護制御を実施すると共に、報知ランプ24を点滅
させて賞球の供給停止を報知する。モータ18bの保護
制御は、その駆動電力(電流及び/又は電圧)を低下さ
せることにより行ない、これによりモータ18b及びロ
ータ18aの回転は低速となる。
【0024】更に、ステップ180に進み、賞球払出モ
ータ18bの駆動を一時休止させ、次に、ステップ19
0で、所定休止時間(例えば5秒)待機した後、ステッ
プ200で、再び賞球払出モータ18bを駆動させ、次
に、ステップ210で所定の駆動時間(例えばロータ1
8aが1/2回転する時間)が経過した場合、再び、ス
テップ180に戻り、賞球払出モータ18bを停止させ
る。
【0025】一方、ステップ210で、所定の駆動時間
が経過するまでは、ステップ220に進み、球検出器1
8cが払出賞球を検出したか否かを判定し、払出賞球を
検出しない場合、再びステップ210に戻る。このよう
なステップ180〜210の処理により、賞球払出モー
タ18bとロータ18aは、図6に示すように、1/2
回転と5秒間の休止を繰り返し、これにより、モータ1
8bの稼働率(作動率)は大幅に低減され、さらに、上
記ステップ170におけるモータ18bの保護制御によ
り駆動電力(電流及び/又は電圧)が低減されるから、
モータ18bが定格で連続駆動される場合に比べ、モー
タ18bの発熱や故障の発生が効果的に抑制される。
【0026】一方、このステップ220で、払出賞球を
検出した場合、次に、ステップ230に進み、賞球カウ
ンタの払出賞球数に1を加える。そして、ステップ24
0で、上記と同様に、払出賞球数が所定数になったか否
かを判定し、所定数に達していない場合、再びステップ
210〜230を実行し、賞球払出モータ18b,ロー
タ18aの回転により払出賞球数が所定数になった場
合、ステップ250に進み、賞球払出モータ18bの保
護制御つまり駆動電力(電流及び/又は電圧)の低減制
御を停止して通常制御にもどすと共に、報知ランプ24
の点滅を停止する。そして、上記ステップ150に進
み、賞球払出モータ18bの駆動を停止する。これによ
り、入賞球に応じた所定数の賞球の払出が完了する。
【0027】このように、賞球タンク15内の賞球の欠
乏や誘導レール17上の賞球の流動異常により、賞球払
出機構18への賞球の供給がストップしているような場
合、賞球払出モータ18bの駆動を保護制御つまり駆動
電力(電流及び/又は電圧)の低減制御を行なうと共
に、その回転駆動を一定時間の休止を含む間欠運転を行
なうように制御するから、モータ18bが回転駆動を続
けることにより発生する発熱や故障を防止することがで
きる。
【0028】また、このようにモータを制御することに
よって、賞球タンクの底部や誘導レールの一部に設けて
いた賞球の欠乏を検出する球検知スイッチが不要とな
り、払出賞球を検出した場合には、報知動作を停止する
と共に、通常の制御に自動復帰させるから、リセットス
イッチが不要となり、スイッチ類の部品点数やその取付
工数を削減することができる。
【0029】なお、本発明は、上記実施例に限定される
ものではなく、以下のような態様でも実施することがで
きる。
【0030】 上記実施例では賞球払出機構18にモ
ータ18bを使用したが、ソレノイドプランジャを使用
することもできる。この場合、スプロケット状のロータ
を賞球払出通路内に回転自在に軸支し、賞球の下方へ流
下によりロータが従動回転する構造とし、ロータを一定
角度回転毎に止めるようにソレノイドプランジャを配設
し、ソレノイドプランジャを動作させることにより、賞
球送り用のロータを一定角度づつ回転させ、所定数の賞
球を払い出す。
【0031】 報知ランプ24を使用した報知手段に
は、ブザー等を使用することもできる。
【0032】 上記実施例では、モータ18bの保護
制御として、駆動電力(電流及び/又は電圧)の低減制
御を実施したが、交流電力の点弧角のスイッチング制
御、パルス電流のデューティ比制御等の電力低減制御を
行なうこともできる。
【0033】 上記実施例では、賞球の非検出の際、
モータ18bへの電力の低減制御と間欠運転制御を同時
に実施したが、何れか一方の制御を行なうようにしても
よい。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のパチンコ
遊技器の賞球払出装置によれば、上記のように構成した
から、賞球タンク内の賞球の欠乏や誘導レール上の賞球
の流動異常の発生時に、パチンコ遊技機を必ずしも直ち
に停止させ、点検する必要がないため、賞球タンクや誘
導レールに球検知スイッチを設ける必要がなく、また、
リセットスイッチを設ける必要もなくなり、スイッチ類
の部品点数を低減することができる。更に、賞球タンク
内の賞球の欠乏や誘導レール上の賞球の流動異常が解消
された場合には、賞球払出機構の間欠運転や小電力運転
が通常運転に自動的に復帰するため、リセットスイッチ
を操作する手間を省くことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すパチンコ遊技機の正
面図である。
【図2】同パチンコ遊技機の背面図である。
【図3】賞球払出機構18の斜視図である。
【図4】賞球制御部のブロック図である。
【図5】賞球払出機構18の動作を示す断面図である。
【図6】賞球払出機構18の間欠運転時の動作を示す断
面図である。
【図7】賞球払出装置の動作を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
15−賞球タンク 18−賞球払出機構 18a−ロータ 18b−賞球払出モータ 18c−球検出器 25−入賞球検出スイッチ 24−報知ランプ 30−賞球制御部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入賞球の検出時に賞球タンクから送られ
    た賞球を電気駆動手段により払い出す賞球払出機構と、
    該賞球払出機構により払い出された賞球を検出する球検
    出器と、該球検出器が検出した賞球数をカウントする賞
    球数計数手段と、を有するパチンコ遊技機の賞球払出装
    置において、 前記賞球払出機構の電気駆動手段が入賞球の検出時に賞
    球を払い出す際、前記球検出器が賞球を一定時間検出し
    ないとき、該電気駆動手段の運転に休止期間を設けて間
    欠運転させる間欠運転制御手段と、 前記賞球払出機構の電気駆動手段が入賞球の検出時に賞
    球を払い出す際、前記球検出器が賞球を一定時間検出し
    ないとき、それを報知する報知手段と、 前記電気駆動手段の間欠運転により賞球の払い出しを行
    ない、該賞球数計数手段が所定数の賞球を検出したと
    き、間欠運転を通常運転に戻すと共に、該報知手段の報
    知動作を停止させる復帰制御手段と、 を備えたことを特徴とするパチンコ遊技機の賞球払出装
    置。
  2. 【請求項2】 入賞球の検出時に賞球タンクから送られ
    た賞球を電気駆動手段により払い出す賞球払出機構と、
    該賞球払出機構により払い出された賞球を検出する球検
    出器と、該球検出器が検出した賞球数をカウントする賞
    球数計数手段と、を有するパチンコ遊技機の賞球払出装
    置において、 前記賞球払出機構の電気駆動手段が入賞球の検出時に賞
    球を払い出す際、前記球検出器が賞球を一定時間検出し
    ないとき、該電気駆動手段への供給電力を下げるように
    制御する保護制御手段と、 前記賞球払出機構の電気駆動手段が入賞球の検出時に賞
    球を払い出す際、前記球検出器が賞球を一定時間検出し
    ないとき、それを報知する報知手段と、 前記保護制御手段の動作により該電気駆動手段が賞球の
    払い出しを行ない、該賞球数計数手段が所定数の賞球を
    検出したとき、該電気駆動手段の保護制御運転を通常運
    転に戻すと共に、該報知手段の報知動作を停止させる復
    帰制御手段と、 を備えたことを特徴とするパチンコ遊技機の賞球払出装
    置。
JP11070730A 1999-03-16 1999-03-16 パチンコ遊技機の賞球払出装置 Pending JP2000262699A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11070730A JP2000262699A (ja) 1999-03-16 1999-03-16 パチンコ遊技機の賞球払出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11070730A JP2000262699A (ja) 1999-03-16 1999-03-16 パチンコ遊技機の賞球払出装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000262699A true JP2000262699A (ja) 2000-09-26

Family

ID=13439955

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11070730A Pending JP2000262699A (ja) 1999-03-16 1999-03-16 パチンコ遊技機の賞球払出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000262699A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002035335A (ja) * 2000-07-28 2002-02-05 Mrd:Kk パチンコ機の球切れ検出装置
JP2002113242A (ja) * 2000-10-10 2002-04-16 Daiichi Shokai Co Ltd 遊技機
JP2002272993A (ja) * 2001-03-16 2002-09-24 Mrd:Kk パチンコ機
JP2010119746A (ja) * 2008-11-21 2010-06-03 Sansei R&D:Kk 遊技機
JP2011212498A (ja) * 2011-08-04 2011-10-27 Sansei R&D:Kk 遊技機
JP2019213692A (ja) * 2018-06-13 2019-12-19 株式会社サンセイアールアンドディ 遊技機

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002035335A (ja) * 2000-07-28 2002-02-05 Mrd:Kk パチンコ機の球切れ検出装置
JP2002113242A (ja) * 2000-10-10 2002-04-16 Daiichi Shokai Co Ltd 遊技機
JP2002272993A (ja) * 2001-03-16 2002-09-24 Mrd:Kk パチンコ機
JP4641110B2 (ja) * 2001-03-16 2011-03-02 株式会社Mrd パチンコ機
JP2010119746A (ja) * 2008-11-21 2010-06-03 Sansei R&D:Kk 遊技機
JP2011212498A (ja) * 2011-08-04 2011-10-27 Sansei R&D:Kk 遊技機
JP2019213692A (ja) * 2018-06-13 2019-12-19 株式会社サンセイアールアンドディ 遊技機
JP7149564B2 (ja) 2018-06-13 2022-10-07 株式会社サンセイアールアンドディ 遊技機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2000262699A (ja) パチンコ遊技機の賞球払出装置
JP2001269467A (ja) パチンコ機
JP3824558B2 (ja) 遊技機
JP3170640B2 (ja) パチンコ遊技機の賞球払出装置
JP4269575B2 (ja) 遊技機
JP5938650B2 (ja) 封入式遊技機
JP2821425B2 (ja) 弾球遊技機
JP3062364U (ja) 遊技機の不正検出装置
JP4568849B2 (ja) 遊技機
JP2916199B2 (ja) 弾球遊技機の玉抜装置
JP2003070981A (ja) スロットマシン
JP2003220266A (ja) 遊技機、コンピュータプログラムおよび記録媒体
JP2002200250A (ja) 遊技機
JP2824631B2 (ja) 弾球遊技機
JP3877896B2 (ja) パチンコ遊技機の球抜き装置
JP2000308739A (ja) パチンコ遊技機の賞球払出装置
JP5431655B2 (ja) パチンコ遊技機
JP2003070978A (ja) スロットマシン
JP2588469B2 (ja) パチンコ機
JPH063656Y2 (ja) パチンコ機
JP2001079234A (ja) 弾球遊技機
JP2882600B2 (ja) 弾球遊技機
JPH03191970A (ja) パチンコ機
JP2001212323A (ja) 遊技機
JPH07121309B2 (ja) 弾球遊技機

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070109

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070226

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070717