JP2001269467A - パチンコ機 - Google Patents
パチンコ機Info
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- JP2001269467A JP2001269467A JP2000086438A JP2000086438A JP2001269467A JP 2001269467 A JP2001269467 A JP 2001269467A JP 2000086438 A JP2000086438 A JP 2000086438A JP 2000086438 A JP2000086438 A JP 2000086438A JP 2001269467 A JP2001269467 A JP 2001269467A
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- Japan
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- ball
- solenoid
- lending
- balls
- pachinko machine
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ソレノイドを用いて廉価且つ安全な球供給装
置を実現する。 【解決手段】 ソレノイド63gにより球の供給の開始
してから2.5秒経過したかを判断し(S24)、供給
数が25個に達する以前であっても、2.5秒経過した
際に(S24:Yes)、ソレノイド63gによる球の
供給を一旦停止する。このため、2.5秒を越えて連続
作動することがなくなるので、ソレノイド63gの発熱
を予防でき、貸球ユニット63を安全に使用することが
できる。
置を実現する。 【解決手段】 ソレノイド63gにより球の供給の開始
してから2.5秒経過したかを判断し(S24)、供給
数が25個に達する以前であっても、2.5秒経過した
際に(S24:Yes)、ソレノイド63gによる球の
供給を一旦停止する。このため、2.5秒を越えて連続
作動することがなくなるので、ソレノイド63gの発熱
を予防でき、貸球ユニット63を安全に使用することが
できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、パチンコ機に関し、
更に詳細には、ソレノイドにより球の供給及び供給停止
を行う球供給装置を備えるパチンコ機に関するものであ
る。
更に詳細には、ソレノイドにより球の供給及び供給停止
を行う球供給装置を備えるパチンコ機に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】パチンコ機においては、一般的に、賞球
を払い出すための賞球払い出し装置にはモータ駆動方式
を採用し、遊技球を貸し出すための貸球装置には、ソレ
ノイド駆動方式を採用している。これは、賞球の払い出
しに対して遊技球の貸し出しの頻度が低いため、モータ
よりも廉価に構成し得るソレノイドにより貸球装置を構
成している。
を払い出すための賞球払い出し装置にはモータ駆動方式
を採用し、遊技球を貸し出すための貸球装置には、ソレ
ノイド駆動方式を採用している。これは、賞球の払い出
しに対して遊技球の貸し出しの頻度が低いため、モータ
よりも廉価に構成し得るソレノイドにより貸球装置を構
成している。
【0003】従来技術のソレノイド式の貸球装置は、ソ
レノイドに連動し、樋に貯留した遊技球の通過を許容及
び停止させるシャッタと、該シャッタにより通過させら
れた遊技球を検出する検出装置とを内蔵してなる。そし
て、シャッタを開いてから通過した遊技球を検出装置に
より計数し、通過遊技球が所定数(例えば、25個)に
達すると、シャッタを閉じるように構成されている。即
ち、図8(A)に示すように、ソレノイドをオンし、シ
ャッタを開いた後、25球を計数した際に、ソレノイド
をオフしていた。
レノイドに連動し、樋に貯留した遊技球の通過を許容及
び停止させるシャッタと、該シャッタにより通過させら
れた遊技球を検出する検出装置とを内蔵してなる。そし
て、シャッタを開いてから通過した遊技球を検出装置に
より計数し、通過遊技球が所定数(例えば、25個)に
達すると、シャッタを閉じるように構成されている。即
ち、図8(A)に示すように、ソレノイドをオンし、シ
ャッタを開いた後、25球を計数した際に、ソレノイド
をオフしていた。
【0004】ソレノイドを用いる場合には、連続通電に
よる発熱を避ける必要がある。このため、従来技術の貸
球装置は、球詰まりにより、上記25個の払い出しがで
きず、ソレノイドが動作し続けるのを防ぐため、検出装
置にて遊技球を検出した後、所定監視時間(200ms)
次の遊技球が検出できない場合には、一旦、ソレノイド
の励磁を解いて、シャッタを閉じ、所定時間経過後にソ
レノイドを再び励磁する保護機構を備えている。
よる発熱を避ける必要がある。このため、従来技術の貸
球装置は、球詰まりにより、上記25個の払い出しがで
きず、ソレノイドが動作し続けるのを防ぐため、検出装
置にて遊技球を検出した後、所定監視時間(200ms)
次の遊技球が検出できない場合には、一旦、ソレノイド
の励磁を解いて、シャッタを閉じ、所定時間経過後にソ
レノイドを再び励磁する保護機構を備えている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、パチン
コ機においては、隣接するパチンコ機側において大当た
りが発生した際に球補給が追いつかなくなり、散発的な
補給状態が続くことがある。このため、上述したソレノ
イドの保護機構において、200msの監視時間毎ぎりぎ
りに遊技球の検出が繰り返されることがある。かかる場
合には、図8(B)に示すように、ソレノイドが最大5
秒近く励磁し続けることになり、ソレノイドの発熱によ
って周囲のプラスチック部品の溶解を引き起こす恐れが
あった。
コ機においては、隣接するパチンコ機側において大当た
りが発生した際に球補給が追いつかなくなり、散発的な
補給状態が続くことがある。このため、上述したソレノ
イドの保護機構において、200msの監視時間毎ぎりぎ
りに遊技球の検出が繰り返されることがある。かかる場
合には、図8(B)に示すように、ソレノイドが最大5
秒近く励磁し続けることになり、ソレノイドの発熱によ
って周囲のプラスチック部品の溶解を引き起こす恐れが
あった。
【0006】そこでこの発明は、上記諸問題を解決する
ためになされたものであり、ソレノイドを用いて廉価且
つ安全な球供給装置を実現することを目的とする。
ためになされたものであり、ソレノイドを用いて廉価且
つ安全な球供給装置を実現することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段・作用および効果】この発
明は、上記目的を達成するため、球の供給及び供給停止
を行うソレノイドと、該ソレノイドにより供給された球
の数を検出する検出器とを備え、ソレノイドにより球の
供給を開始してからの供給数を検出器により検出し、供
給数が所定数に達した際に、ソレノイドによる球の供給
を停止する球供給装置を有するパチンコ機において、前
記球供給装置が、前記ソレノイドを作動開始してから所
定時間経過したかを判断し、所定時間経過した際に、前
記ソレノイドの作動を一旦停止することを技術的特徴と
する。
明は、上記目的を達成するため、球の供給及び供給停止
を行うソレノイドと、該ソレノイドにより供給された球
の数を検出する検出器とを備え、ソレノイドにより球の
供給を開始してからの供給数を検出器により検出し、供
給数が所定数に達した際に、ソレノイドによる球の供給
を停止する球供給装置を有するパチンコ機において、前
記球供給装置が、前記ソレノイドを作動開始してから所
定時間経過したかを判断し、所定時間経過した際に、前
記ソレノイドの作動を一旦停止することを技術的特徴と
する。
【0008】本発明では、球供給装置が、ソレノイドを
作動し球の供給の開始してから所定時間経過したかを判
断し、供給数が所定数に達する以前であっても、所定時
間経過した際に、ソレノイドの作動を一旦停止する。こ
のため、ソレノイドが前記所定時間を越えて連続作動す
ることがなくなり、ソレノイドの発熱を予防でき、供給
装置を安全に使用することができる。
作動し球の供給の開始してから所定時間経過したかを判
断し、供給数が所定数に達する以前であっても、所定時
間経過した際に、ソレノイドの作動を一旦停止する。こ
のため、ソレノイドが前記所定時間を越えて連続作動す
ることがなくなり、ソレノイドの発熱を予防でき、供給
装置を安全に使用することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係るパチンコ機
の実施形態について図を参照して説明する。なお、以下
の実施形態では、いわゆる第1種パチンコ機を例に挙げ
て説明する。 [全体の主要構成]まず、この実施形態に係るパチンコ
機の主要構成について図1を参照して説明する。図1
は、この実施形態に係るパチンコ機の斜視説明図であ
る。パチンコ機10には、前枠11がヒンジ19によっ
て開閉可能に設けられており、その前枠11には、ガラ
ス枠13が開閉可能に取付けられている。前枠11の右
側には、ガラス枠13開閉用の鍵を差し込む鍵穴12が
設けられている。ガラス枠13の内部には、遊技盤14
が設けられており、前枠11の右下には、遊技球を遊技
盤14へ発射する発射モータ(図6に符号15eで示
す)を駆動したり停止したりするための発射ハンドル1
5aが回動可能に取付けられている。
の実施形態について図を参照して説明する。なお、以下
の実施形態では、いわゆる第1種パチンコ機を例に挙げ
て説明する。 [全体の主要構成]まず、この実施形態に係るパチンコ
機の主要構成について図1を参照して説明する。図1
は、この実施形態に係るパチンコ機の斜視説明図であ
る。パチンコ機10には、前枠11がヒンジ19によっ
て開閉可能に設けられており、その前枠11には、ガラ
ス枠13が開閉可能に取付けられている。前枠11の右
側には、ガラス枠13開閉用の鍵を差し込む鍵穴12が
設けられている。ガラス枠13の内部には、遊技盤14
が設けられており、前枠11の右下には、遊技球を遊技
盤14へ発射する発射モータ(図6に符号15eで示
す)を駆動したり停止したりするための発射ハンドル1
5aが回動可能に取付けられている。
【0010】ガラス枠13の下部には、上受け皿パネル
20が設けられており、その上受け皿パネル20には、
賞球や貸球が供給される賞球・貸球供給口20aが形成
されている。その賞球・貸球供給口20aの供給側に
は、その賞球・貸球供給口20aから供給された賞球や
貸球を貯留しておくための上受け皿20が形成されてい
る。上受け皿20の下方には、上受け皿20の収容可能
数を超えて流下した賞球や上受け皿球抜きレバー20b
の操作により上受け皿20から排出された遊技球などを
排出する排出口21aが形成されている。排出口21a
の排出側には、その排出口21aから排出された遊技球
を収容しておくための下受け皿21が設けられている。
また、下受け皿21の左側には、灰皿17が設けられて
いる。
20が設けられており、その上受け皿パネル20には、
賞球や貸球が供給される賞球・貸球供給口20aが形成
されている。その賞球・貸球供給口20aの供給側に
は、その賞球・貸球供給口20aから供給された賞球や
貸球を貯留しておくための上受け皿20が形成されてい
る。上受け皿20の下方には、上受け皿20の収容可能
数を超えて流下した賞球や上受け皿球抜きレバー20b
の操作により上受け皿20から排出された遊技球などを
排出する排出口21aが形成されている。排出口21a
の排出側には、その排出口21aから排出された遊技球
を収容しておくための下受け皿21が設けられている。
また、下受け皿21の左側には、灰皿17が設けられて
いる。
【0011】[遊技盤14の主要構成]次に、遊技盤1
4の主要構成についてそれを示す図2を参照して説明す
る。遊技盤14の略中央には、センターケース30が備
えられている。センターケース30には、天入賞口31
と、3個のLEDからなる普通図柄表示装置34と、こ
の普通図柄表示装置34の作動される回数を表示する4
個のLEDからなる普通図柄記憶表示LED35aと、
液晶表示で複数の図柄、たとえば0〜9の特別図柄を特
別図柄表示器32bに変動表示する特別図柄表示装置3
2と、この特別図柄表示装置32が始動可能な回数の記
憶数(特別図柄始動記憶数)を表示する4個のLEDか
らなる特別図柄記憶表示LED36aとが備えられてい
る。
4の主要構成についてそれを示す図2を参照して説明す
る。遊技盤14の略中央には、センターケース30が備
えられている。センターケース30には、天入賞口31
と、3個のLEDからなる普通図柄表示装置34と、こ
の普通図柄表示装置34の作動される回数を表示する4
個のLEDからなる普通図柄記憶表示LED35aと、
液晶表示で複数の図柄、たとえば0〜9の特別図柄を特
別図柄表示器32bに変動表示する特別図柄表示装置3
2と、この特別図柄表示装置32が始動可能な回数の記
憶数(特別図柄始動記憶数)を表示する4個のLEDか
らなる特別図柄記憶表示LED36aとが備えられてい
る。
【0012】センターケース30の左右には、普通図柄
表示装置34を作動させるための普通図柄作動ゲート2
6,26が設けられている。右側の普通図柄作動ゲート
26の下方には右袖入賞口24が、左側の普通図柄作動
ゲート26の下方には左袖入賞口25がそれぞれ設けら
れている。センターケース30の下方には、特別図柄表
示装置32を作動させる機能を有する第1種始動口27
が設けられており、この第1種始動口27の下方には普
通図柄表示装置34の停止図柄が当たり図柄となった場
合に両翼を開放する普通電動役物16が設けられてい
る。開放された普通電動役物16は、第1種始動口27
と同様に、特別図柄表示装置32を作動開始させる機能
を備えている。普通電動役物16の下方には、特別図柄
表示装置32の3つの停止図柄が大当り図柄(たとえば
777)となった場合に作動する変動入賞装置40が設
けられている。
表示装置34を作動させるための普通図柄作動ゲート2
6,26が設けられている。右側の普通図柄作動ゲート
26の下方には右袖入賞口24が、左側の普通図柄作動
ゲート26の下方には左袖入賞口25がそれぞれ設けら
れている。センターケース30の下方には、特別図柄表
示装置32を作動させる機能を有する第1種始動口27
が設けられており、この第1種始動口27の下方には普
通図柄表示装置34の停止図柄が当たり図柄となった場
合に両翼を開放する普通電動役物16が設けられてい
る。開放された普通電動役物16は、第1種始動口27
と同様に、特別図柄表示装置32を作動開始させる機能
を備えている。普通電動役物16の下方には、特別図柄
表示装置32の3つの停止図柄が大当り図柄(たとえば
777)となった場合に作動する変動入賞装置40が設
けられている。
【0013】この変動入賞装置40には、大当たりの発
生時に開放される扉形式の大入賞口41が開閉可能に取
り付けられており、この大入賞口41の右側には右下入
賞口28が、左側には左下入賞口29がそれぞれ設けら
れている。また、大入賞口41の内部には、大入賞口4
1を連続して開放する機能を有する特定領域42と、こ
の特定領域42を通過した遊技球を検出する特定領域ス
イッチ(図6に符号42aで示す)と、大入賞口41に
入賞した遊技球の数をカウントする大入賞口スイッチ
(図6に符号43aで示す)とが設けられている。
生時に開放される扉形式の大入賞口41が開閉可能に取
り付けられており、この大入賞口41の右側には右下入
賞口28が、左側には左下入賞口29がそれぞれ設けら
れている。また、大入賞口41の内部には、大入賞口4
1を連続して開放する機能を有する特定領域42と、こ
の特定領域42を通過した遊技球を検出する特定領域ス
イッチ(図6に符号42aで示す)と、大入賞口41に
入賞した遊技球の数をカウントする大入賞口スイッチ
(図6に符号43aで示す)とが設けられている。
【0014】その他、遊技盤14には、発射された遊技
球を遊技盤14に案内する案内レール18、複数の風車
23、入賞しなかった遊技球をアウト球として回収する
アウト口45、下受け皿21が賞球で満杯になったこと
を表示する満杯表示LED301、賞球切れを表示する
賞球切れ表示LED302、サイド飾りLED303、
コーナー飾りLED304などが設けられている。ま
た、遊技盤14には、多くの釘22が打ち込まれてお
り、遊技盤14に発射された遊技球は、釘22間を乱舞
しながら落下する。
球を遊技盤14に案内する案内レール18、複数の風車
23、入賞しなかった遊技球をアウト球として回収する
アウト口45、下受け皿21が賞球で満杯になったこと
を表示する満杯表示LED301、賞球切れを表示する
賞球切れ表示LED302、サイド飾りLED303、
コーナー飾りLED304などが設けられている。ま
た、遊技盤14には、多くの釘22が打ち込まれてお
り、遊技盤14に発射された遊技球は、釘22間を乱舞
しながら落下する。
【0015】[パチンコ機10の裏セットの主要構造]
次に、パチンコ機10の裏セットの主要構造についてそ
れを示す図3を参照して説明する。パチンコ機本体93
の裏セット機構板90の上部には、タンク66が設けら
れている。タンク66は、賞球や貸球となる遊技球を貯
留するものであり、図示しない島の上部に設置された球
供給路から遊技球の供給を受ける。タンク66の下部に
は、タンクレール67が取付けられている。タンクレー
ル67はやや右下がりに傾斜しており、その右端には、
遊技球誘導レール68が連結されている。つまり、タン
ク66に貯留されている遊技球は、タンクレール67を
転がって遊技球誘導レール68へ案内される。遊技球誘
導レール68の下方には、賞球ユニット62が設けられ
ており、その賞球ユニット62の下方には、貸球ユニッ
ト63が設けられている。遊技球誘導レール68の内部
には、図示しないが上下方向に3条のレールが形成され
ている。3条のレールのうち2条は、賞球ユニット62
に連結しており、1条は貸球ユニット63に連結してい
る。
次に、パチンコ機10の裏セットの主要構造についてそ
れを示す図3を参照して説明する。パチンコ機本体93
の裏セット機構板90の上部には、タンク66が設けら
れている。タンク66は、賞球や貸球となる遊技球を貯
留するものであり、図示しない島の上部に設置された球
供給路から遊技球の供給を受ける。タンク66の下部に
は、タンクレール67が取付けられている。タンクレー
ル67はやや右下がりに傾斜しており、その右端には、
遊技球誘導レール68が連結されている。つまり、タン
ク66に貯留されている遊技球は、タンクレール67を
転がって遊技球誘導レール68へ案内される。遊技球誘
導レール68の下方には、賞球ユニット62が設けられ
ており、その賞球ユニット62の下方には、貸球ユニッ
ト63が設けられている。遊技球誘導レール68の内部
には、図示しないが上下方向に3条のレールが形成され
ている。3条のレールのうち2条は、賞球ユニット62
に連結しており、1条は貸球ユニット63に連結してい
る。
【0016】遊技球誘導レール68の内部には、賞球切
れ検出スイッチ64,65と、貸球切れ検出スイッチ6
1とが設けられている。賞球切れ検出スイッチ64,6
5および貸球切れ検出スイッチ61は、球詰まり、ある
いは、ゴミなどの混入による球の流れの異常などを検出
する。また、賞球切れ検出スイッチ64,65および貸
球切れ検出スイッチ61は、それぞれ対応するレール内
に押板を傾動自在に設けており、レール内を流下する遊
技球によって押されている押板が押される前の位置に復
帰するとスイッチング動作し、球切れを検出する。ま
た、裏セット機構板90の下部には、下受け皿21が賞
球で満杯になった場合に排出口21a(図1)の奥上方
まで達した賞球を収容する満杯桶69が設けられてお
り、その満杯桶69には、満杯検出スイッチ21bが設
けられている。満杯検出スイッチ21bは、満杯桶69
内に押板を傾動自在に設けており、満杯桶69に収容さ
れた賞球によって押板が押されるとスイッチング動作
し、満杯を検出する。
れ検出スイッチ64,65と、貸球切れ検出スイッチ6
1とが設けられている。賞球切れ検出スイッチ64,6
5および貸球切れ検出スイッチ61は、球詰まり、ある
いは、ゴミなどの混入による球の流れの異常などを検出
する。また、賞球切れ検出スイッチ64,65および貸
球切れ検出スイッチ61は、それぞれ対応するレール内
に押板を傾動自在に設けており、レール内を流下する遊
技球によって押されている押板が押される前の位置に復
帰するとスイッチング動作し、球切れを検出する。ま
た、裏セット機構板90の下部には、下受け皿21が賞
球で満杯になった場合に排出口21a(図1)の奥上方
まで達した賞球を収容する満杯桶69が設けられてお
り、その満杯桶69には、満杯検出スイッチ21bが設
けられている。満杯検出スイッチ21bは、満杯桶69
内に押板を傾動自在に設けており、満杯桶69に収容さ
れた賞球によって押板が押されるとスイッチング動作
し、満杯を検出する。
【0017】[貸球ユニット63の構造]次に、貸球ユニ
ット63の構造について、図4及び図5を参照して説明
する。図4に示すように貸球ユニット63には、箱形状
の球貸しボックス本体63aと、この球貸しボックス本
体63aに被せる球貸しボックスカバー63bとを備え
る。球貸しボックス本体63aから球貸しボックスカバ
ー63bを外した側面図を図5(A)、図5(B)に示
す。
ット63の構造について、図4及び図5を参照して説明
する。図4に示すように貸球ユニット63には、箱形状
の球貸しボックス本体63aと、この球貸しボックス本
体63aに被せる球貸しボックスカバー63bとを備え
る。球貸しボックス本体63aから球貸しボックスカバ
ー63bを外した側面図を図5(A)、図5(B)に示
す。
【0018】球貸しボックス本体63aの内部には、斧
状の貸球ストッパ(シャッタ)63cが軸部材63iに
よって回動可能に軸止されており、貸球ストッパ63c
には、貸球ストッパ63cを回動させる貸球ストッパ作
動部品63dが連結されている。貸球ストッパ作動部品
63dは、軸部材63kに回動可能に軸止されており、
貸球ストッパ作動部品63dの基端は、貸球ソレノイド
63gの貸球ソレノイドヘッド63eと連結している。
状の貸球ストッパ(シャッタ)63cが軸部材63iに
よって回動可能に軸止されており、貸球ストッパ63c
には、貸球ストッパ63cを回動させる貸球ストッパ作
動部品63dが連結されている。貸球ストッパ作動部品
63dは、軸部材63kに回動可能に軸止されており、
貸球ストッパ作動部品63dの基端は、貸球ソレノイド
63gの貸球ソレノイドヘッド63eと連結している。
【0019】つまり、貸球ソレノイド63gが作動して
いない状態では、貸球ストッパ63cは、軸部材63i
を回動中心にして図5(A)に示すように反時計方向に
回動し、その先端を貸球P2の流下経路63h内に突出
させており、貸球P2の流下を阻止している。また、図
5(B)に示すように貸球ソレノイド63gが作動する
と、貸球ソレノイドヘッド63eが上昇し、貸球ストッ
パ作動部品63dが軸部材63kを回動中心にして反時
計方向に回動し、貸球ストッパ63cが軸部材63iを
回動中心にして時計方向に回動する。これにより、貸球
P2が流下経路63hを流下し、上受け皿20c(図1
参照)に排出される。また、流下経路63hと対向する
箇所には、流下経路63hを流下する貸球P2を検出す
る貸球センサ63fが取付けられている。
いない状態では、貸球ストッパ63cは、軸部材63i
を回動中心にして図5(A)に示すように反時計方向に
回動し、その先端を貸球P2の流下経路63h内に突出
させており、貸球P2の流下を阻止している。また、図
5(B)に示すように貸球ソレノイド63gが作動する
と、貸球ソレノイドヘッド63eが上昇し、貸球ストッ
パ作動部品63dが軸部材63kを回動中心にして反時
計方向に回動し、貸球ストッパ63cが軸部材63iを
回動中心にして時計方向に回動する。これにより、貸球
P2が流下経路63hを流下し、上受け皿20c(図1
参照)に排出される。また、流下経路63hと対向する
箇所には、流下経路63hを流下する貸球P2を検出す
る貸球センサ63fが取付けられている。
【0020】[パチンコ機10の電気的構成]次に、パ
チンコ機10の電気的構成についてそれをブロックで示
す図6を参照して説明する。パチンコ機10には、主基
板100が設けられており、この主基板100には、マ
イクロプロセッサ110が搭載されている。マイクロプ
ロセッサ110には、遊技の制御を実行するメインCP
U112と、このメインCPU112が各種制御を実行
するための各種制御プログラムが記録されたROM11
4と、メインCPU112が各種制御プログラムを実行
する際にROM114から読出された制御プログラムや
遊技中に発生する大当りに関するデータなどの各種デー
タを一時的に格納するRAM116とが搭載されてい
る。
チンコ機10の電気的構成についてそれをブロックで示
す図6を参照して説明する。パチンコ機10には、主基
板100が設けられており、この主基板100には、マ
イクロプロセッサ110が搭載されている。マイクロプ
ロセッサ110には、遊技の制御を実行するメインCP
U112と、このメインCPU112が各種制御を実行
するための各種制御プログラムが記録されたROM11
4と、メインCPU112が各種制御プログラムを実行
する際にROM114から読出された制御プログラムや
遊技中に発生する大当りに関するデータなどの各種デー
タを一時的に格納するRAM116とが搭載されてい
る。
【0021】主基板100には、次に記載するものが電
気的に接続されている。電源基板80、賞球の払出しな
どを制御する払出制御基板200、特別図柄表示装置3
2、遊技盤14に設けられたランプやLEDを制御する
ランプ制御装置300、遊技中の効果音などを制御する
音声制御装置79、遊技球の第1種始動口27の通過を
検出する第1種始動口スイッチ27a、入賞や大当りな
どに関する遊技盤情報をパチンコホールの管理室などに
設けられたコンピュータ(図示省略)へ送信するための
遊技枠情報端子基板52、盤面中継基板51、遊技枠中
継基板53である。
気的に接続されている。電源基板80、賞球の払出しな
どを制御する払出制御基板200、特別図柄表示装置3
2、遊技盤14に設けられたランプやLEDを制御する
ランプ制御装置300、遊技中の効果音などを制御する
音声制御装置79、遊技球の第1種始動口27の通過を
検出する第1種始動口スイッチ27a、入賞や大当りな
どに関する遊技盤情報をパチンコホールの管理室などに
設けられたコンピュータ(図示省略)へ送信するための
遊技枠情報端子基板52、盤面中継基板51、遊技枠中
継基板53である。
【0022】払出制御基板200には、主基板100か
ら送出される制御コマンドを入力して動作するマイクロ
プロセッサ210が搭載されており、マイクロプロセッ
サ210には、賞球の払出し、貸球などを制御するサブ
CPU212と、このサブCPU212が賞球の払出し
などの制御を実行するための各種制御プログラムが記録
されたROM214と、サブCPU212が各種制御プ
ログラムを実行する際にROM214から読出された制
御プログラムや遊技中に発生する入賞数や賞球数などの
各種データを一時的に格納するRAM216とが搭載さ
れている。また、払出制御基板200には、電源基板8
0、CR接続基板56、発射モータ15eを駆動するた
めの発射モータ駆動基板15c、遊技枠情報端子基板5
2および払出中継基板55が電気的に接続されている。
ら送出される制御コマンドを入力して動作するマイクロ
プロセッサ210が搭載されており、マイクロプロセッ
サ210には、賞球の払出し、貸球などを制御するサブ
CPU212と、このサブCPU212が賞球の払出し
などの制御を実行するための各種制御プログラムが記録
されたROM214と、サブCPU212が各種制御プ
ログラムを実行する際にROM214から読出された制
御プログラムや遊技中に発生する入賞数や賞球数などの
各種データを一時的に格納するRAM216とが搭載さ
れている。また、払出制御基板200には、電源基板8
0、CR接続基板56、発射モータ15eを駆動するた
めの発射モータ駆動基板15c、遊技枠情報端子基板5
2および払出中継基板55が電気的に接続されている。
【0023】遊技枠中継基板53には、満杯検出スイッ
チ21bおよびセンサ中継基板54が電気的に接続され
ている。センサ中継基板54は、賞球ユニット62に備
えられた賞球払出センサ62a,62bおよび払出中継
基板55と電気的に接続されている。払出制御基板20
0に搭載されたサブCPU212は、賞球払出センサ6
2a,62bから送出された検出信号を取込み、払い出
された賞球数をカウントする。たとえば、サブCPU2
12は、検出信号を取り込むごとに、15個の賞球払出
しを記憶するRAM216内の記憶領域に格納されてい
る払出個数から「1」を減算する。
チ21bおよびセンサ中継基板54が電気的に接続され
ている。センサ中継基板54は、賞球ユニット62に備
えられた賞球払出センサ62a,62bおよび払出中継
基板55と電気的に接続されている。払出制御基板20
0に搭載されたサブCPU212は、賞球払出センサ6
2a,62bから送出された検出信号を取込み、払い出
された賞球数をカウントする。たとえば、サブCPU2
12は、検出信号を取り込むごとに、15個の賞球払出
しを記憶するRAM216内の記憶領域に格納されてい
る払出個数から「1」を減算する。
【0024】払出中継基板55には、貸球切れスイッチ
61、賞球払出モータ62cおよび貸球ユニット63が
電気的に接続されている。盤面中継基板51には、次に
記載するものが電気的に接続されている。普通電動役物
16を開閉させる普通電動役物ソレノイド16a、普通
図柄表示装置34、普通図柄作動ゲート26に設けられ
たゲートスイッチ26a、大入賞口スイッチ43a、天
入賞口スイッチ31a、右袖入賞口スイッチ24a、左
袖入賞口スイッチ25a、右下入賞口スイッチ28a、
左下入賞口スイッチ29aおよび大入賞口中継基板50
である。
61、賞球払出モータ62cおよび貸球ユニット63が
電気的に接続されている。盤面中継基板51には、次に
記載するものが電気的に接続されている。普通電動役物
16を開閉させる普通電動役物ソレノイド16a、普通
図柄表示装置34、普通図柄作動ゲート26に設けられ
たゲートスイッチ26a、大入賞口スイッチ43a、天
入賞口スイッチ31a、右袖入賞口スイッチ24a、左
袖入賞口スイッチ25a、右下入賞口スイッチ28a、
左下入賞口スイッチ29aおよび大入賞口中継基板50
である。
【0025】大入賞口中継基板50には、特定領域ソレ
ノイド42b、大入賞口ソレノイド43bおよび特定領
域スイッチ42aが電気的に接続されている。電源基板
80は、CR接続基板56と電気的に接続されており、
CR接続基板56には、プリペイドカードの残りの度数
を表示する度数表示基板やプリペイドカードを読取る装
置などを備えるパチンコ機外装置部分22と電気的に接
続されている。また、パチンコ機外装置部分22には、
貸球切れを表示する貸球切れLED22aが設けられて
いる。電源基板80は、AC24V(50Hz/60H
z)の主電源70から電源の供給を受ける。
ノイド42b、大入賞口ソレノイド43bおよび特定領
域スイッチ42aが電気的に接続されている。電源基板
80は、CR接続基板56と電気的に接続されており、
CR接続基板56には、プリペイドカードの残りの度数
を表示する度数表示基板やプリペイドカードを読取る装
置などを備えるパチンコ機外装置部分22と電気的に接
続されている。また、パチンコ機外装置部分22には、
貸球切れを表示する貸球切れLED22aが設けられて
いる。電源基板80は、AC24V(50Hz/60H
z)の主電源70から電源の供給を受ける。
【0026】引き続き、本実施形態に係るパチンコ機の
貸球ユニット63の貸球動作について図8の説明図を参
照して説明する。従来技術のパチンコ機においては、ソ
レノイドを動作させ、遊技球の検出が200ms途絶えた
際に、ソレノイドを一旦休止させた。このため、図8
(B)を参照して上述したように、ソレノイドが長時間
に渡り動作し続けることがあった。これに対し、本実施
形態では、2.5秒の最大動作時間が定められており、
図8(C)に示すように、この2.5秒の動作時間が経
過した際には、25球の払出が完了しなくともソレノイ
ド63gを一旦閉じて、3秒後に、ソレノイド63gを
動作し、貸球処理を再開する。即ち、ソレノイド63g
の動作時間が2.5秒を越えることがないため、ソレノ
イド63gの発熱により貸球ユニット63の樹脂部品を
溶解せしめることがなく、廉価なソレノイドを用いて長
期に渡り安定した動作が可能となる。
貸球ユニット63の貸球動作について図8の説明図を参
照して説明する。従来技術のパチンコ機においては、ソ
レノイドを動作させ、遊技球の検出が200ms途絶えた
際に、ソレノイドを一旦休止させた。このため、図8
(B)を参照して上述したように、ソレノイドが長時間
に渡り動作し続けることがあった。これに対し、本実施
形態では、2.5秒の最大動作時間が定められており、
図8(C)に示すように、この2.5秒の動作時間が経
過した際には、25球の払出が完了しなくともソレノイ
ド63gを一旦閉じて、3秒後に、ソレノイド63gを
動作し、貸球処理を再開する。即ち、ソレノイド63g
の動作時間が2.5秒を越えることがないため、ソレノ
イド63gの発熱により貸球ユニット63の樹脂部品を
溶解せしめることがなく、廉価なソレノイドを用いて長
期に渡り安定した動作が可能となる。
【0027】図8(D)は、従来技術のパチンコ機にお
いて、球通路内の汚れなどにより、球の流れが円滑でな
くなった際のソレノイドによる貸球動作を示している。
球の流下が間欠的になり、時刻t1において、200ms
次球の検出が途切れると、一旦ソレノイドがオフとな
り、3.0秒ソレノイドを休止させた後、貸球動作を再
開する。これに対して、本実施形態のパチンコ機におい
ては、図8(E)に示すように、25球の払出中に、例
え、200ms以上次球の検出が途切れても、2.5秒以
内に25球の貸球が完了すれば、休止動作を行うことが
ない。このため、本実施形態では、球通路内の汚れなど
により球の流れが円滑でなくなった際にも、短時間で貸
球を完了させることができる。
いて、球通路内の汚れなどにより、球の流れが円滑でな
くなった際のソレノイドによる貸球動作を示している。
球の流下が間欠的になり、時刻t1において、200ms
次球の検出が途切れると、一旦ソレノイドがオフとな
り、3.0秒ソレノイドを休止させた後、貸球動作を再
開する。これに対して、本実施形態のパチンコ機におい
ては、図8(E)に示すように、25球の払出中に、例
え、200ms以上次球の検出が途切れても、2.5秒以
内に25球の貸球が完了すれば、休止動作を行うことが
ない。このため、本実施形態では、球通路内の汚れなど
により球の流れが円滑でなくなった際にも、短時間で貸
球を完了させることができる。
【0028】引き続き、上述した貸球ユニット63を制
御する払出制御基板200のCPU212による処理に
ついて図7のフローチャートを参照して説明する。ここ
で、該CPU212は、1球4円の遊技球を100円単
位(25個)で貸球処理を進める。先ず、CPU212
は、ソレノイド63gの最大動作時間2.5秒を設定す
る(S12)。ソレノイド63gをオンし(S14)、
図5(B)に示すように貸球ストッパ63cを時計方向
へ回動させ、遊技球を流下経路63に流下させて貸球を
開始する。そして、貸球センサ63fからの検出信号を
入力し(S16)、該貸球センサ63fにより球の通過
を検出したか判断する(S18)。ここで、球の通過を
検出した際には(S18:Yes)、貸球数を計数する
球カウンタを1加算し(S20)、S22へ進む。一
方、球の通過を検出しなかった際には(S18:N
o)、S22へ移行する。
御する払出制御基板200のCPU212による処理に
ついて図7のフローチャートを参照して説明する。ここ
で、該CPU212は、1球4円の遊技球を100円単
位(25個)で貸球処理を進める。先ず、CPU212
は、ソレノイド63gの最大動作時間2.5秒を設定す
る(S12)。ソレノイド63gをオンし(S14)、
図5(B)に示すように貸球ストッパ63cを時計方向
へ回動させ、遊技球を流下経路63に流下させて貸球を
開始する。そして、貸球センサ63fからの検出信号を
入力し(S16)、該貸球センサ63fにより球の通過
を検出したか判断する(S18)。ここで、球の通過を
検出した際には(S18:Yes)、貸球数を計数する
球カウンタを1加算し(S20)、S22へ進む。一
方、球の通過を検出しなかった際には(S18:N
o)、S22へ移行する。
【0029】S22では、球カウンタが25に達したか
を判断する。球カウントが25に達するまでは(S2
2:No)、上記設定した2.5秒の最大動作時間が経
過したか判断する(S24)。最大動作時間が経過する
前は(S24:No)、S16へ戻り、上述した貸球数
の計数を続ける。
を判断する。球カウントが25に達するまでは(S2
2:No)、上記設定した2.5秒の最大動作時間が経
過したか判断する(S24)。最大動作時間が経過する
前は(S24:No)、S16へ戻り、上述した貸球数
の計数を続ける。
【0030】上記処理を続け、球カウンタが25に達す
ると(S22:Yes)、ソレノイド63gをオフし
(S40)、図5(A)に示すように貸球ストッパ63
cを反時計方向へ回動させ、遊技球の流下を遮り貸球を
完了する。
ると(S22:Yes)、ソレノイド63gをオフし
(S40)、図5(A)に示すように貸球ストッパ63
cを反時計方向へ回動させ、遊技球の流下を遮り貸球を
完了する。
【0031】一方、図8(C)を参照して上述したよう
に球カウンタが25に達する以前に(S22:No)、
2.5秒の最大動作時間が経過すると(S24:Ye
s)、ソレノイド63gを一旦オフし(S26)、3秒
の待機時間(待機タイマ)を設定する(S28)。そし
て、ソレノイド63gのオフした後にも、球の通過があ
るかの判断を続ける。即ち、貸球センサ63fからの検
出信号を入力し(S30)、球の通過を検出したか判断
する(S32)。球の通過を検出した際には(S32:
Yes)、球カウンタを1加算し(S34)、S36へ
進む。一方、球の通過を検出しなかった際には(S3
4:No)、S36へ移行する。そして、球カウンタが
25に達すると(S36:Yes)、S40へ移行し、
ソレノイド63gをオフする。一方、球カウンタが25
に達しない限り(S36:No)、上述した3秒の待機
時間(待機タイマ)が経過したかを判断し(S38)、
待機時間が経過するまでは(S38:No)、S30に
戻り、ソレノイド63gオフ後の通過球の計数を続け
る。そして、3秒の待機時間が経過すると(S38:Y
es)、S12へ戻り、新たに最大動作時間2.5秒を
設定し、貸球の供給を再開する。
に球カウンタが25に達する以前に(S22:No)、
2.5秒の最大動作時間が経過すると(S24:Ye
s)、ソレノイド63gを一旦オフし(S26)、3秒
の待機時間(待機タイマ)を設定する(S28)。そし
て、ソレノイド63gのオフした後にも、球の通過があ
るかの判断を続ける。即ち、貸球センサ63fからの検
出信号を入力し(S30)、球の通過を検出したか判断
する(S32)。球の通過を検出した際には(S32:
Yes)、球カウンタを1加算し(S34)、S36へ
進む。一方、球の通過を検出しなかった際には(S3
4:No)、S36へ移行する。そして、球カウンタが
25に達すると(S36:Yes)、S40へ移行し、
ソレノイド63gをオフする。一方、球カウンタが25
に達しない限り(S36:No)、上述した3秒の待機
時間(待機タイマ)が経過したかを判断し(S38)、
待機時間が経過するまでは(S38:No)、S30に
戻り、ソレノイド63gオフ後の通過球の計数を続け
る。そして、3秒の待機時間が経過すると(S38:Y
es)、S12へ戻り、新たに最大動作時間2.5秒を
設定し、貸球の供給を再開する。
【0032】この実施形態では、貸球の単位を25個と
し、25個の払出のために最大動作時間として2.5秒
を設定したが、これらの値は任意であることは言うまで
もない。
し、25個の払出のために最大動作時間として2.5秒
を設定したが、これらの値は任意であることは言うまで
もない。
【図1】この発明の実施形態に係るパチンコ機の斜視説
明図である。
明図である。
【図2】図1に示すパチンコ機10に備えられた遊技盤
14の主要構成を示す説明図である。
14の主要構成を示す説明図である。
【図3】図1に示すパチンコ機10の裏セットの主要構
造を示す説明図である。
造を示す説明図である。
【図4】図1に示すパチンコ機10に備えられた貸球ユ
ニット63の構造を示す説明図である。
ニット63の構造を示す説明図である。
【図5】(A)は、図4に示す貸球ユニット63の貸球
停止中の側面図であり、(B)は、貸球中の側面図であ
る。
停止中の側面図であり、(B)は、貸球中の側面図であ
る。
【図6】図1に示すパチンコ機10の電気的構成をブロ
ックで示す説明図である。
ックで示す説明図である。
【図7】払出制御基板のCPU212が実行する貸球処
理を示すフローチャートである。
理を示すフローチャートである。
【図8】(A)、(B)、(D)は、従来技術のパチン
コ機の貸球動作を示す説明図であり、(C)、(E)
は、本実施形態のパチンコ機の貸球動作を示す説明図で
ある。
コ機の貸球動作を示す説明図であり、(C)、(E)
は、本実施形態のパチンコ機の貸球動作を示す説明図で
ある。
10 パチンコ機 62 賞球ユニット 63 貸球ユニット 63a 箱形状の球貸しボックス本体 63b 球貸しボックスカバー 63c 貸球ストッパ 63d 貸球ストッパ作動部品 63g 貸球ソレノイド 63f 貸球センサ 100 主基板 112 メインCPU 200 払出制御基板 212 CPU
Claims (1)
- 【請求項1】 球の供給及び供給停止を行うソレノイド
と、該ソレノイドにより供給された球の数を検出する検
出器とを備え、ソレノイドにより球の供給を開始してか
らの供給数を検出器により検出し、供給数が所定数に達
した際に、ソレノイドによる球の供給を停止する球供給
装置を有するパチンコ機において、 前記球供給装置が、前記ソレノイドを作動開始してから
所定時間経過したかを判断し、所定時間経過した際に、
前記ソレノイドの作動を一旦停止することを特徴とする
パチンコ機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000086438A JP2001269467A (ja) | 2000-03-27 | 2000-03-27 | パチンコ機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000086438A JP2001269467A (ja) | 2000-03-27 | 2000-03-27 | パチンコ機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001269467A true JP2001269467A (ja) | 2001-10-02 |
Family
ID=18602606
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000086438A Pending JP2001269467A (ja) | 2000-03-27 | 2000-03-27 | パチンコ機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001269467A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007054285A (ja) * | 2005-08-24 | 2007-03-08 | Sanyo Product Co Ltd | 遊技機 |
JP2008212736A (ja) * | 2008-06-16 | 2008-09-18 | Sanyo Product Co Ltd | 遊技機 |
JP2008212737A (ja) * | 2008-06-16 | 2008-09-18 | Sanyo Product Co Ltd | 遊技機 |
JP2011183223A (ja) * | 2011-06-29 | 2011-09-22 | Sanyo Product Co Ltd | 遊技機 |
JP2012228601A (ja) * | 2012-08-29 | 2012-11-22 | Sanyo Product Co Ltd | 遊技機 |
JP2014221207A (ja) * | 2014-06-04 | 2014-11-27 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
JP2014230795A (ja) * | 2014-06-04 | 2014-12-11 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
JP2016093608A (ja) * | 2016-02-10 | 2016-05-26 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
-
2000
- 2000-03-27 JP JP2000086438A patent/JP2001269467A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007054285A (ja) * | 2005-08-24 | 2007-03-08 | Sanyo Product Co Ltd | 遊技機 |
JP2008212736A (ja) * | 2008-06-16 | 2008-09-18 | Sanyo Product Co Ltd | 遊技機 |
JP2008212737A (ja) * | 2008-06-16 | 2008-09-18 | Sanyo Product Co Ltd | 遊技機 |
JP2011183223A (ja) * | 2011-06-29 | 2011-09-22 | Sanyo Product Co Ltd | 遊技機 |
JP2012228601A (ja) * | 2012-08-29 | 2012-11-22 | Sanyo Product Co Ltd | 遊技機 |
JP2014221207A (ja) * | 2014-06-04 | 2014-11-27 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
JP2014230795A (ja) * | 2014-06-04 | 2014-12-11 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
JP2016093608A (ja) * | 2016-02-10 | 2016-05-26 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040330 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040810 |