JP2002272240A - 乗用式茶園管理装置 - Google Patents

乗用式茶園管理装置

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Koji Yamamoto
光二 山本
Hiroyuki Nishino
寛行 西野
Takayuki Murakami
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 乗用式茶園管理装置の重心を低くすることに
より走行安定性が増し、搭乗者の運転時の不安感を解消
するとともに、茶袋の積卸し作業が、乗用式茶園管理装
置の側方のみならず、前方からも行える乗用式茶園管理
装置を提供する。 【解決手段】 乗用式茶園管理装置1において、刈取枝
葉の移送のための作用風を供給するブロワ25、26が
移動台車2の上部デッキ2a下面側に収められているこ
とを特徴とする。また前記ブロワ25、26は複数基設
けられ、回転軸25Sが同軸であることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は茶畝を跨いで走行し
ながら摘採等の茶園管理を行う乗用式の茶園管理装置に
関するものであって、特に走行時の安定性と、刈り取ら
れた刈取枝葉の移載作業の作業性とを向上させた乗用式
茶園管理装置に係るものである。
【0002】
【発明の背景】近時作業者が搭乗して運転しながら茶葉
の摘採等の茶園管理を行ういわゆる乗用式茶園管理装置
が普及している。この装置の概略は、門型のフレームの
脚部に走行装置が設けられた移動台車と、前記門型のフ
レームの内側上方に設定される管理機ユニットとを具え
て成る。そしてこの種の乗用式茶園管理装置は、管理機
ユニットや走行装置の駆動や、刈り取った刈取枝葉の移
送のためのエンジンやブロワ等を具えているものであ
り、これらエンジンとブロワについては、移動台車の上
部デッキ上面に設置することが一般的に行われている。
【0003】しかしながら前記エンジンとブロワは大型
で重量の嵩むものであるから、装置全体の重心が高くな
り、走行時の安定性あるいは運搬用のトラックへの載せ
降ろしの際、更には茶畝と枕地との間の段差等を通過す
る際には、操縦に不安感があることは免れなかった。
【0004】また乗用式茶園管理装置は、走行しながら
摘採した茶葉を茶袋に収容して順次摘採作業を進める
が、移動台車の上部デッキ上は、茶葉を充填した茶袋を
一時的に積載する荷台として作用するような形態となっ
て用いられている。このような場合、前述したブロワ等
がデッキ上面のかなりの面積を占めて設置されている
と、当然ながら積載スペースが限られる。
【0005】更に茶園の構造上、茶園管理装置の左右い
ずれかで茶袋のトラックへの積載作業が行われるとは限
らず、この茶園管理装置のどの方向からもこのような積
卸し作業ができることが好ましい。しかしながら、この
ような大型のブロワが、デッキ上面に存在すると、それ
が設置されている位置では積卸し作業がほとんど出来な
いという作業性での問題があった。特にこのブロワにつ
いては、茶園管理の効率化等で、茶畝巾が広くなる傾向
があるが、このような場合、摘採した茶葉等を移送させ
るには、強力な風力を要するため、ますますブロワの大
型化が要求され、前述したような欠点が更に強く顕れて
しまう。
【0006】
【開発を試みた技術的課題】本発明はこのような背景か
らなされたものであって、乗用式茶園管理装置の重心を
低くすることにより走行安定性が増し、搭乗者の運転時
の不安感を解消するとともに、茶袋の積卸し作業が、乗
用式茶園管理装置の側方のみならず、前方からも行える
乗用式茶園管理装置の開発を試みたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち請求項1記載の
乗用式茶園管理装置は、門型のフレームの脚部に走行装
置が設けられた移動台車と、前記門型のフレームの内側
上方に設定される管理機ユニットとを具え、作業者が搭
乗、運転して茶畝を跨ぎながら走行して茶園管理を行う
装置において、この装置は刈取枝葉の移送のための作用
風を供給するブロワが設けられ、且つこのブロワは、前
記移動台車の上部デッキ下面側に収められていることを
特徴として成るものである。この発明によれば、乗用式
茶園管理装置の重心が低くなり、走行安定性が増し、茶
園内の段差通過時やトラック積載時等の運転に不安がな
い。またブロワが上部デッキ上に無いため、上部デッキ
上を広く使え、刈り取った茶葉を収容した茶袋を、上部
デッキ上に多く載せることができる。
【0008】また請求項2記載の乗用式茶園管理装置
は、前記請求項1記載の要件に加え、前記上部デッキ上
面は、走行及び刈り取りのための各機器を上部デッキの
下面側に収めることにより、ほぼ全面が平面となるよう
にしたことを特徴として成るものである。この発明によ
れば、上部デッキ上が各機器が取り除かれて平面である
ため、上部デッキ上面を更に有効利用でき、また刈り取
った茶葉を収容した茶袋を、乗用式茶園管理装置の側方
からのみならず、前方からもトラックの荷台に対し投入
できる。
【0009】更に請求項3記載の乗用式茶園管理装置
は、前記請求項1または2記載の要件に加え、前記ブロ
ワは複数基設けられることを特徴として成るものであ
る。この発明によれば、従来大型のブロワが一基で構成
されていたものを、複数基の小型のブロワで構成するこ
とにより、ブロワを上部デッキ下面側の狭いスペースに
コンパクトに設置することが可能となる。
【0010】更にまた請求項4記載の乗用式茶園管理装
置は、前記請求項3記載の要件に加え、前記複数のブロ
ワは回転軸が同軸であることを特徴として成るものであ
る。この発明によれば、一基の駆動源により駆動するこ
とができ、設置スペースをより狭小で済ますことが可能
となる。
【0011】更にまた請求項5記載の乗用式茶園管理装
置は、前記請求項4記載の要件に加え、前記複数のブロ
ワの羽根の取付位置を、隣り合うブロワの羽根が軸方向
から見て重ならないように、一方のブロワの羽根が他方
のブロワの羽根の間に位置するよう互いにずらして設け
ることを特徴として成るものである。この発明によれ
ば、複数のブロワの稼働音を互いに打ち消し合うことに
より、ブロワの稼働音は小さくなる。
【0012】更にまた請求項6記載の乗用式茶園管理装
置は、前記請求項1、2、3、4または5記載の要件に
加え、前記走行装置を駆動するためのエンジンを搭載す
るデッキは、前記上部デッキより下方に設けたことを特
徴として成るものである。この発明によれば、乗用式茶
園管理装置の重心が更に低くなり、走行安定性が増す。
【0013】
【発明の実施の形態】以下本発明を図示の実施の形態に
基づいて具体的に説明する。符号1は本発明が適用され
る乗用式茶園管理装置であり、このものは図1〜3にそ
の全体構成を示すものであって、大別すると茶畝を跨い
で走行する移動台車2と、この移動台車2に対し搭載さ
れ、茶刈作業に直接寄与する管理機ユニット3とを具え
るものである。なお図示の実施例では管理機ユニット3
として摘採機を適用した実施の形態を示すが、その他剪
枝機等の適宜の茶刈機を搭載して実施することが可能で
ある。また更には防除、防疫等の薬剤散布機を適用する
こともでき、この際には例えば前記ブロワ25、26は
薬剤等の散布用の作用風を供給するようにしてもよい。
【0014】まず前記移動台車2について概略を説明す
る。この移動台車2は、茶畝を跨いで走行できるように
するために走行方向から見てほぼ門形を成すフレームF
を機枠部材とし、これに種々の走行のための機器が設け
られている。前記フレームFは茶畝間に立ち上がるよう
に位置する左右の脚部フレームF1と、その脚部フレー
ムF1の上端を水平に結ぶような上部フレームF2と、
更に脚部フレームF1の一部に対し昇降自在に取り付け
られる昇降フレームF3とを具えて成る。そして前記脚
部フレームF1の下端には、一例としてクローラを適用
した走行装置20を設ける。もちろんこの走行装置20
はこのようなクローラに限らず茶畝間の畑地を過剰に押
し付けないような空気タイヤ等、適宜の手段がとり得
る。
【0015】前記上部フレームF2には、エキスパンド
メタルや鉄板等を張設して平らな上部デッキ2aを形成
し、この上部デッキ2a上には操縦席21のみが右前方
上面に設けられる。そして操縦席21の前方側には、コ
ントロールボックス22が設けられる。一方上部デッキ
2aの下面側には、本発明の特徴として設置シェルフ2
bが設けられ、ここに摘採された茶葉を移送するための
作用風を供給するブロワ25、26、エンジン23の燃
料タンク28及び油圧ポンプ等が設けられる。また上部
デッキ2aの左前方側にはエンジン23を設置するため
のエンジンデッキ2cが設けられ、このエンジンデッキ
2cは、上部デッキ2aよりも低い位置に設けられてい
る。
【0016】前記ブロワ25、26について説明する
と、このものは本発明の特徴として小型のものが二基設
けられるものであり、回転軸25Sを同軸としている。
そして回転する羽根25a、26aの動作音を小さく抑
えるため、軸方向から見て一方のブロワ25の羽根25
aを、他方のブロワ26の隣り合う羽根26aのほぼ中
間に位置するように回転軸25Sに対し取り付けている
ものである。すなわち図4(b)に示されるように、ブ
ロワ25、26の羽根25a、26aの取付位置を、回
転軸25Sを中心として、羽根ピッチPtの約二分の一
ずつずらして設けている。なお前述したように一方のブ
ロワ25の羽根25aを、他方のブロワ26の隣り合う
羽根26aのほぼ中間に位置させる他、羽根25a、2
6aが軸方向から見て重ならない範囲内で羽根25a、
26aを近づけて設けるようにしてもよい。そして図4
(a)に示されるように、ブロワ25、26の回転軸2
5Sは、前記エンジン23により回転駆動されるもので
あり、エンジン23の駆動軸23aに設けられたプーリ
24AにVベルト24Bが巻回され、この回転を電磁ク
ラッチ24Cに伝え、そしてこの電磁クラッチ24Cを
介してブロワ25、26の回転軸25Sに回転を伝達し
ている。またブロワ25、26の送風口には、管理機ユ
ニット3の上下移動に伴って伸縮可能なフレキシブルダ
クトを適用されたダクト27が接続され、後述する風送
管31に接続されている。なおダクト27としては、こ
のようなフレキシブルダクトを用いる他、管状部材を密
閉状態に入れ子状に嵌め合わせ伸縮自在としたものを用
いるようにしてもよい。
【0017】また前記エンジン23により図示を省略す
るが油圧ポンプを駆動し、この油圧ポンプにより供給さ
れる作動油により前記走行装置20の駆動や管理機ユニ
ット3における刈刃30の駆動、更には前記昇降フレー
ムF3の駆動を行う。
【0018】次に管理機ユニット3の主要部材について
説明すると、まず符号30は前述した刈刃であって、二
枚の上下一対に組み合わせた長杆状の部材に多数の歯を
形成し、この上下一対の刈刃を往復摺動させることによ
り刈り取りを行ういわゆるバリカン式の刈刃である。も
ちろんここに適用する刈刃は、このようないわゆるバリ
カン式のものでなくてもよく、例えばロータリー式の回
転刃であっても差し支えない。なおこの刈刃30の駆動
にあたっても、前述したように走行装置20に搭載され
たエンジン23によって駆動される油圧を受けて油圧モ
ータにより刈刃30を駆動するものである。もちろん刈
刃30の駆動は別途のエンジンによって駆動しても差し
支えない。
【0019】この刈刃30の前方上方には多数の分岐管
31aを有する風送管31を有するものであり、摘採作
業時にはこの風送管31から前記ブロワ25、26によ
って生起された移送風がダクト27により供給されて茶
葉を後方に移送させるのである。なお本実施の形態の刈
刃30は、茶畝の全面刈りを行うものであり、風送管3
1は左右に分断されたものが用いられ、二つの各ブロワ
25、26がそれぞれ個別のダクト27によりこの左右
の風送管31に連接されている。また前記刈刃30の直
接後方には案内胴32が形成され、この案内胴32の後
方には茶袋Sを載置するための袋台33が設けられてい
る。
【0020】また前記昇降フレームF3には詳細な説明
は省略するが、適宜コロが設けられ、このものが脚部フ
レームF1に沿って転接するように構成され、それらが
全体としてチェーン等により上方に引き上げられるよう
な状態で昇降する。なおこの管理機ユニット3自体は、
この昇降フレームF3に対し比較的簡易に取り外し自在
に取り付けられている。
【0021】本発明は以上述べたような具体的な構成を
有するものであり、この乗用式茶園管理装置1によれ
ば、エンジン23、ブロワ25、26、燃料タンク28
等が上部デッキ2aの下面側に設置されているため、乗
用式茶園管理装置1の重心が低く、茶園における段差走
行時や、トラックTの荷台への乗用式茶園管理装置1の
積み降ろし時等に転倒などの操縦に対する不安がない。
更に摘採された茶葉を収容した茶袋Sを多く上部デッキ
2a上に載置でき、トラックTへの積載回数を減らすこ
とができるようになり作業効率が良い。また上部デッキ
2a上面にほとんど邪魔となる機器がないため、乗用式
茶園管理装置1のどの方向からもトラックTへの茶袋S
の積載作業が行えるようになり、積載効率が良い。また
隣り合うブロワ25、26の羽根25a、26aが軸方
向から見て重ならないように、一方のブロワ25の羽根
25aが他方のブロワ26の羽根26aの間に位置する
よう互いにずらして設けているため、互いのブロワ2
5、26の稼働音が打ち消し合い、ブロワ25、26全
体の稼働音が小さくなる。
【0022】
【発明の効果】請求項1記載の乗用式茶園管理装置によ
れば、刈取枝葉の移送のための作用風を供給するブロワ
25、26が、移動台車2の上部デッキ2a下面側に収
められているため、乗用式茶園管理装置の重心が低くな
り、走行安定性が増し、茶園内の段差通過時やトラック
T積載時等の運転に不安がない。またブロワ25、26
が上部デッキ2a上に無いため、上部デッキ2a上を広
く使え、刈り取った茶葉が収容された茶袋Sを、上部デ
ッキ2a上に多く載せることができる。
【0023】また請求項2記載の乗用式茶園管理装置に
よれば、上部デッキ2a上面は、ほぼ全面が平面である
ため、上部デッキ2a上面を更に有効利用でき、刈り取
った茶葉を収容した茶袋Sを乗用式茶園管理装置の側方
からのみならず、前方からもトラックTの荷台に対し投
入できる。
【0024】更に請求項3記載の乗用式茶園管理装置に
よれば、従来大型のブロワが一基で構成されていたもの
を、複数基の小型のブロワ25、26により構成するこ
とにより、ブロワ25、26を上部デッキ2a下面側の
狭いスペースにコンパクトに設置することが可能とな
る。
【0025】更にまた請求項4記載の乗用式茶園管理装
置によれば、前記複数のブロワ25、26は回転軸25
Sが同軸であるため、一基の駆動源により駆動すること
ができ、設置スペースをより狭小で済ますことが可能と
なる。
【0026】更にまた請求項5記載の乗用式茶園管理装
置によれば、複数のブロワ25、26の羽根25a、2
6aの取付位置を、隣り合うブロワ25、26の羽根2
5a、26aが軸方向から見て重ならないように、一方
のブロワ25の羽根25aが他方のブロワ26の羽根2
6aの間に位置するよう互いにずらして設けるため、複
数のブロワ25、26の稼働音を互いに打ち消し合うこ
とにより、ブロワ25、26の稼働音は小さくなる。
【0027】更にまた請求項6記載の乗用式茶園管理装
置によれば、走行装置20を駆動するためのエンジン2
3を搭載するデッキ(エンジンデッキ2c)は、前記上
部デッキ2aより下方に設けたため、乗用式茶園管理装
置の重心が更に低くなり、走行安定性が増す。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の乗用式茶園管理装置の使用状態を示す
斜視図である。
【図2】同上正面図である。
【図3】同上側面図である。
【図4】エンジン、ブロワ間の駆動伝達手段及び送風経
路を示す斜視図並びに二基設けられるブロワ間の羽根の
取付位置を示す説明図である。
【符号の説明】 1 乗用式茶園管理装置 2 移動台車 2a 上部デッキ 2b 設置シェルフ 2c エンジンデッキ 3 管理機ユニット 20 走行装置 21 操縦席 22 コントロールボックス 23 エンジン 23a 駆動軸 24A プーリ 24B Vベルト 24C 電磁クラッチ 25 ブロワ 25a 羽根 25S 回転軸 26 ブロワ 26a 羽根 27 ダクト 28 燃料タンク 30 刈刃 31 風送管 31a 分岐管 32 案内胴 33 袋台 F フレーム F1 脚部フレーム F2 上部フレーム F3 昇降フレーム Pt 羽根ピッチ S 茶袋 T トラック
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 村上 隆之 静岡県榛原郡金谷町番生寺7−8 Fターム(参考) 2B075 AA10 HA09 HB01 HC01 HD01 HD02 HD10

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 門型のフレームの脚部に走行装置が設け
    られた移動台車と、前記門型のフレームの内側上方に設
    定される管理機ユニットとを具え、作業者が搭乗、運転
    して茶畝を跨ぎながら走行して茶園管理を行う装置にお
    いて、この装置は刈取枝葉の移送のための作用風を供給
    するブロワが設けられ、且つこのブロワは、前記移動台
    車の上部デッキ下面側に収められていることを特徴とす
    る乗用式茶園管理装置。
  2. 【請求項2】 前記上部デッキ上面は、走行及び刈り取
    りのための各機器を上部デッキの下面側に収めることに
    より、ほぼ全面が平面となるようにしたことを特徴とす
    る請求項1記載の乗用式茶園管理装置。
  3. 【請求項3】 前記ブロワは複数基設けられることを特
    徴とする請求項1または2記載の乗用式茶園管理装置。
  4. 【請求項4】 前記複数のブロワは回転軸が同軸である
    ことを特徴とする請求項3記載の乗用式茶園管理装置。
  5. 【請求項5】 前記複数のブロワの羽根の取付位置を、
    隣り合うブロワの羽根が軸方向から見て重ならないよう
    に、一方のブロワの羽根が他方のブロワの羽根の間に位
    置するよう互いにずらして設けることを特徴とする請求
    項4記載の乗用式茶園管理装置。
  6. 【請求項6】 前記走行装置を駆動するためのエンジン
    を搭載するデッキは、前記上部デッキより下方に設けた
    ことを特徴とする請求項1、2、3、4または5記載の
    乗用式茶園管理装置。
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