JP2002268941A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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    • H03M7/00Conversion of a code where information is represented by a given sequence or number of digits to a code where the same, similar or subset of information is represented by a different sequence or number of digits
    • H03M7/30Compression; Expansion; Suppression of unnecessary data, e.g. redundancy reduction

Abstract

(57)【要約】 【課題】 情報量の無駄を無くし、電力消費を軽減した
半導体装置を提供する。 【解決手段】 第1の情報を保持するレジスタ(12、
15)、及び外部から第1の信号を受信して第2の情報
を生成する情報生成回路(11、14)を備え、前記第
1の信号は前記第1の情報の反転を示す信号であり、前
記情報生成回路は前記第1の情報及び前記第1の信号に
基づいて前記第2の情報を生成する半導体装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体装置に関し、
より詳細には半導体装置のインタフェイスに関する。
【0002】
【従来の技術】通常、半導体装置Aから半導体装置Bに
データを送る場合において、例えば次ぎの16ビット幅
のデータD1、D2を順番に送ることを考える。 D1:1100110011001100 D2:1100110011001101 この例では、違っているのは最後の一桁であり、残りは
同じデータである。連続する動画画像データなどは一般
的に、前後のデータを比較するとほとんど同じで一部が
違う場合が多い。よって、このままでは非常にムダが多
いデータであると言える。これを解決するためにデータ
を圧縮して、記録媒体への書き込みや伝送を行う。
【0003】ところが、実際には圧縮することなく生の
データをそのまま半導体装置間で転送することが必要な
場合がある。例えば、画像データを加工する場合は未圧
縮のデータや解凍後のデータを半導体装置間でやり取り
する必要がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、生のデ
ータをそのまま転送するのでは伝送する情報量に多くの
無駄な情報が含まれることになり、また無駄な電力を消
費してしまう。
【0005】従って、本発明は上記従来技術の問題点を
解決し、効率的にデータを転送でき無駄な電力消費が少
ない半導体装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、第1の情報を
保持するレジスタ、及び外部から第1の信号を受信して
第2の情報を生成する情報生成回路を備え、前記第1の
信号は前記第1の情報の反転を示す信号であり、前記情
報生成回路は前記第1の情報及び前記第1の信号に基づ
いて前記第2の情報を生成する半導体装置を含む。
【0007】第1の信号は第1の情報の反転を示す信号
である。従って、第1の情報と第1の信号とから反転前
の情報、つまり第2の情報が生成できる。反転を示す第
1の信号を受信することで、元の(反転前)の第2の情
報が生成できる。よって、第2の情報を何も加工しない
場合に比べて情報量の無駄がなくなり、電力消費を軽減
することができる。
【0008】また、本発明は、第1の情報を保持するレ
ジスタ、及び第2の情報を受信し第1の信号を外部へ出
力する情報生成回路を備え、前記第1の信号は前記レジ
スタに保持された前記第1の情報と前記情報生成回路が
受信した前記第2の情報の論理演算に基づく信号であっ
て、第1の情報の反転を示す信号である半導体装置を含
む。同様に、情報量の無駄がなくなり、電力消費を軽減
することができる。
【0009】第1の情報は、請求項3に記載のように、
前記レジスタに保持された前記第1の情報を前記第2の
情報に書き換えることで、半導体装置が最後に処理した
データであっても良い。また、第1の情報は、請求項4
に記載のように、外部から受信したもの(後述する本発
明の第2の原理で用いる代表データ)であっても良い。
【0010】なお、上記第1や第2の情報とはデータや
アドレスなどである。
【0011】
【発明の実施の形態】まず、図1を参照して本発明の第
1の原理を説明する。
【0012】図1は、2つの半導体装置10と13がデ
ータバス16を介して接続されたシステムを示す。図1
の例では、半導体装置10はコントローラで、半導体装
置13はコントローラ10に制御される半導体記憶装置
(1つのメモリチップ。以下、単にメモリと言う)であ
る。コントローラ10は、レジスタ12を具備するイン
タフェイス部11を有する。同様に、メモリ13もレジ
スタ14を具備するインタフェイス部14を具備する。
【0013】本発明の第1の原理を前述したデータ転送
の例で説明する。D1:11001100110011
00とD2:1100110011001101をコン
トローラ10からメモリ13へ転送する場合、従来技術
ではD1とD2をそのまま順番に送っていた。これに対
し、本発明の第1の原理では最初にD1を送り、次はデ
ータD2のうちD1のビットと異なる(反転している)
ビットのみを送信する。つまり、データD2を転送する
代わりにD2’0000000000000001を転
送する。これを受信したメモリ13は直前のデータD1
と転送されたデータD2’からデータD2を再生する。
メモリ13からコントローラ10へデータを転送する場
合も同様である。
【0014】つまり、コントローラ10とメモリ13は
それぞれ最後にやりとりしたデータをレジスタ12と1
5を保持しておき、次に送るデータと保持しておいたデ
ータとの相違ビットのみを相手に転送し、受信側では受
取ったデータと保持しておいたデータとから今回転送さ
れたデータを再生する。反転したビットはパルスで送信
する。以下、このようなパルスをデータ反転パルス信号
と言う場合がある。
【0015】この処理を図1の下側部分に示すシーケン
スを参照して詳しく説明する。このシーケンスは、コン
トローラ10がメモリ13にデータを書き込む場合を示
している。
【0016】ステップ:まず、コントローラ10がリ
フレッシュを指示するリフレッシュコマンドを発行す
る。このリフレッシュコマンドでコントローラ10のレ
ジスタ12とメモリ13のレジスタ15が0000にリ
セットされる。リセット値は0000に限定されるもの
ではなく、レジスタ12と15が同じ値にリセットされ
るのであれば任意の値で良い。
【0017】ステップ:コントローラ10がメモリ1
3にデータ1011を書き込む段階である。コントロー
ラ10はデータ1011とレジスタ12のデータ000
0との排他的論理和(Exclusive−OR:EX
−OR)をとり、その結果をデータバス16を介してメ
モリ13に送信する。メモリ13はデータ1011を受
信し、“1”の立っている桁についてレジスタ15の内
容を反転させ、データ1011を再生する。今の例で
は、レジスタ12、15には0000が記憶されている
ので、送信されたデータを再生されたデータは1011
で同じである。そして、コントローラ10とメモリ13
はそれぞれレジスタ12と15の内容を1011に書き
換える。なお、再生されたデータ1011はメモリ13
内部のメモリコアに転送され、格納される。
【0018】ステップ:コントローラ10がメモリ1
3にデータ1010を書き込む段階である。コントロー
ラ10はデータ1010とレジスタ12のデータ101
1との排他的論理和をとり、その結果0001をメモリ
13に転送する。メモリ13はデータ0001を受信
し、“1”の立っている桁についてレジスタ15の内容
を反転させ、データ1010を再生する。そして、コン
トローラ10とメモリ13はそれぞれレジスタ12と1
5の内容を1010に書き換える。
【0019】以下ステップ、と同様な処理を繰り返
す。
【0020】このように、コントローラ10と13の両
方で最後にやり取りしたデータをレジスタ12と15に
保持し、転送しようとするデータと保持したデータとの
相違する(反転している)ビットのみを送信し、受信側
ではこのデータと保持していたるデータとから送信され
たデータを再生することととたため、データ“1”を送
る回数が大幅に減ることになり、送信側及び受信側での
消費電力を削減することができる。例えば、ステップ
ではデータ1010を送信する代わりにデータ0001
を送信しているので1ビット分の電力消費が軽減でき
る。特に、動画像データのように前後のデータはほとん
ど同じで一部のみが違う場合の効果は絶大である。
【0021】図1は、コントローラ10がメモリ13へ
データを書き込む場合のシーケンスを示しているが、メ
モリ13からデータを読み出してコントローラ10に送
信する場合も同様である。
【0022】以上、要約すると、コントローラ10及び
メモリ13は、第1の情報(リフレッシュ後の最初のデ
ータや最後にやり取りしたデータ)を保持するレジスタ
(12、15)、及び外部から第1の信号(排他的論理
和の演算結果でバス16上を伝送する信号)を受信して
第2の情報を生成する情報生成回路(コントローラ10
やメモリ13の内部回路であって、例えばインタフェイ
ス部10、13に設けられている回路)を備え、前記第
1の信号は前記第1の情報の反転を示す信号(排他的論
理和演算の出力)であり、前記情報生成回路は前記第1
の情報及び前記第1の信号に基づいて(例えば、排他的
論理和演算を行うことにより)前記第2の情報を生成す
る半導体装置と言える。
【0023】また、発明は情報処理方法を含むものであ
り、第1の情報(リフレッシュ後の最初のデータや最後
にやり取りしたデータ)をレジスタ(12、15)に保
持するステップと、外部から受信した第1の信号(排他
的論理和の演算結果でバス16上を伝送する信号)と前
記第1の情報とに基づいて第2の情報を生成して所定の
回路に送出するステップとを有し、前記第1の信号は前
記第1の情報の反転を示す信号である情報処理方法であ
る。
【0024】更に、コントローラ10及びメモリ13
は、第1の情報(リフレッシュ後の最初のデータや最後
にやり取りしたデータ)を保持するレジスタ(12、1
5)、及び第2の情報(例えば、コントローラ10の書
き込みデータ)を受信し第1の信号を外部(図1の例で
はメモリ13)へ出力する情報生成回路(コントローラ
10やメモリ13の内部回路であって、例えばインタフ
ェイス部10、13に設けられている回路)を備え、前
記第1の信号は前記レジスタに保持された前記第1の情
報と前記情報生成回路が受信した前記第2の情報の論理
演算(例えば、排他的論理和演算)に基づく信号である
半導体装置である。
【0025】更に、発明は情報処理方法を含むものであ
り、第1の情報(リフレッシュ後の最初のデータや最後
にやり取りしたデータ)をレジスタ(12、15)に保
持するステップと、受信した第2の情報と前記第1の情
報の論理演算(例えば、排他的論理和演算)して第1の
信号を生成して外部へ送信するステップとを有し、前記
第1の信号は第1の情報の反転を示す信号である情報処
理方法である。
【0026】なお、上記の説明ではレジスタ12と15
をリセットするためにリフレッシュコマンドを用いてい
るが、メモリ13がDRAMの場合には定期的にリフレ
ッシュが必要であるため、コントローラ10はDRAM
に定期的にリフレッシュコマンドを発行する。よって、
これを利用して定期的にレジスタ12、15をリセット
すれば、万が一レジスタ12とレジスタ15の内容が相
違してしまっても、リフレッシュの都度リセットされる
のでエラーの発生を最小限に抑えることができる。
【0027】レジスタ12と15はリフレッシュコマン
ド以外の信号でも良い。例えば、コントローラ10やメ
モリ13等の半導体装置に電源を印加した時に内部で発
生するパワーオンリセット信号を用いても良いし、スタ
ンバイを制御する信号(たとえば、シンクロナスDRA
Mのクロックイネーブル信号CKE)などを用いてリセ
ットしても良い。
【0028】また、後述するように、上記本発明の第1
の原理はデータ転送のみならず、アドレス信号の送信に
も適用することができる。
【0029】以下、本発明の実施の形態や実施例を説明
する。以下の説明で「読み出しデータ」と「書き込みデ
ータ」という語句を用いるが、これはコントローラとメ
モリとの間のデータ転送を例にしているためである。メ
モリにおいてもコントローラにおいても、これらの語句
は次の意味で使用してある。
【0030】コントローラからメモリに送信するデー
タ:書き込みデータ メモリからコントローラに送信するデータ:読み出しデ
ータ 従って、例えば書き込みデータはメモリにとっては受信
するデータであり、コントローラにとっては送信するデ
ータである。 (本発明の第1の実施の形態)図2は、本発明の一実施
の形態を示すブロック図である。図示するシステムはコ
ントローラ10が4つのメモリ13a、13b、13
c、13dを制御する構成である。コントローラ10と
4つのメモリ13a〜13dとの間で転送されるアドレ
ス、書き込みデータ及び読み出しデータに対し、前述し
た本発明の第1の原理が適用されている。
【0031】コントローラ10と4つのメモリ13a〜
13dは、データバス16D、アドレスバス16A、コ
マンドバス16C、クロック線21及びチップ選択信号
線22を介して相互に接続されている。データバス16
Dは抵抗24を介して所定電圧VRに終端され、同様に
クロック信号線21は抵抗23を介して所定電圧VRに
終端されている。所定電圧VRは論理“0”(ハイレベ
ルH)に相当する。アドレスバス16A及びデータバス
16Dは、データ“1”を伝送するときにローレベルデ
ータ反転パルス信号を伝送する。なお、リフレッシュ直
後は生の送信データがデータバス16Dに出力される。
【0032】コントローラ10はメモリ13a〜13d
にそれぞれ対応するレジスタ17a〜17dとインタフ
ェイス部18とを有する。各レジスタ17a〜17dは
図1のレジスタ12に相当する。メモリ13a〜13d
はそれぞれメモリコア20a〜20dとインタフェイス
部19a〜19dとを具備する。各インタフェイス部1
9a−19d内部のレジスタは、図1のレジスタ15に
相当する。コントローラ10のインタフェイス部18と
メモリ13a〜13dのインタフェイス部19a〜19
dはそれぞれ、データバス16D、アドレスバス16
A、コマンドバス16C、クロック線21及びチップ選
択信号線22に接続されている。
【0033】コントローラ10のレジスタ17a〜17
dはそれぞれ、アドレス用レジスタRegADD−C、
書き込みデータ用レジスタRegDW−C、及び読み出
しデータ用レジスタRegDR−Cを有する。アドレス
用レジスタRegADD−Cは、リセットアドレス値又
は最後にやり取りしたアドレス値を保持する。書き込み
データ用レジスタRegDW−Cは、リセット書き込み
データ値又は最後にやり取りした書き込みデータ値を保
持する。読み出しデータ用レジスタRegDR−Cは、
リセット読み出しデータ値又は最後にやり取りした読み
出しデータ値を保持する。インタフェイス18は複数の
半導体装置(図2ではメモリ13a−13)と選択的に
接続可能なインタフェイスであって、図1を参照して説
明したレジスタ値と今回送信するデータとの排他的論理
和をとって送信すべきデータやアドレスを計算して対応
するバスに出力する構成、及びレジスタ値と対応するバ
スから受信したデータとの排他的論理和をとって受信し
たデータを再生する構成を含むものである。なお、これ
らの構成の詳細は後述する。
【0034】メモリ13a〜13dのインタフェイス部
19a〜19dはそれぞれ、アドレス用レジスタReg
ADD、書き込みデータ用レジスタRegDW、及び読
み出しデータ用レジスタRegDRを有する。インタフ
ェイス部19a〜19dのアドレス用レジスタRegA
DDはそれぞれコントローラ10のレジスタ17a〜1
7dのアドレス用レジスタRegADD−Cに対応し、
リセットアドレス値又は最後にやり取りしたアドレス値
を保持する。インタフェイス部19a〜19dの書き込
みデータ用レジスタRegDWはそれぞれコントローラ
10のレジスタ17a〜17dの書き込みデータ用レジ
スタRegDW−Cに対応し、リセット書き込みデータ
値又は最後にやり取りした書き込みデータ値を保持す
る。インタフェイス部19a〜19dの読み出しデータ
用レジスタRegDRはそれぞれコントローラ10のレ
ジスタ17a〜17dの読み出しデータ用レジスタRe
gDR−Cに対応し、リセット読み出しデータ値又は最
後にやり取りした読み出しデータ値を保持する。インタ
フェイス19a〜19dは、図1を参照して説明したレ
ジスタ値と今回送信するデータとの排他的論理和をとっ
て送信すべきデータやアドレスを計算して対応するバス
に出力する構成、及びレジスタ値と対応するバスから受
信したデータとの排他的論理和をとって受信したデータ
を再生する構成を含むものである。なお、これらの構成
の詳細は後述する。メモリコア20a〜20dは多数の
メモリセルがマトリクス状に配列されたアレイを含む。
【0035】次に、図2に示す構成の動作を説明する。
【0036】最初にコントローラ10はメモリ13a〜
13dにリフレッシュコマンドを発行して、コントロー
ラ10のレジスタ17a〜17dのレジスタRegAD
D−C、RegDW−C、RegDR−C及びメモリ1
3a〜13dのインタフェイス部19a〜19d内のレ
ジスタRegADD、RegDW、RegDRをリセッ
トする(図1のステップに相当する処理)。例えば、
各レジスタは各ビットが“0”にリセットされる。
【0037】次に、コントローラ10は選択すべきメモ
リに対応するチップ選択信号CSa〜CSdのいずれか
をONし、コマンドを発行する。例えば、チップ選択信
号CSaがONすると、コントローラ10のレジスタ1
7aがONし、また信号線22を介してメモリ13aが
選択される。コマンドが書き込みコマンドの場合、コン
トローラ10のインタフェイス部18は送信すべきアド
レス及びデータとレジスタRegADD−C、RegD
W−C、RegDR−C内のデータとの排他的論理和を
取り、その演算結果をこれらのレジスタに書き込むとと
もに、それぞれアドレスバス16A及びデータバス16
Dに送信する(図1のステップに相当する処理)。選
択されているメモリ13aはアドレスバス16A及びデ
ータバス16Dからそれぞれ排他的論理和出力を受取
り、受取ったデータとレジスタRegADD、RegD
W、RegDRのデータとの排他的論理和を取り、その
演算結果をこれらのレジスタに書き込むとともに、メモ
リコア20aに出力する(図1のステップに相当する
処理)。以下、同様な処理が繰り返される。
【0038】他方、コマンドが読み出しコマンドの場
合、メモリ13aのインタフェイス部19aは送信すべ
きアドレス及びデータとレジスタRegADD、Reg
DW、RegDR内のデータとの排他的論理和を取り、
その演算結果をそれぞれこれらのレジスタに書き込むと
ともに、アドレスバス16A及びデータバス16Dに送
信する。コントローラ10はアドレスバス16A及びデ
ータバス16Dからそれぞれ排他的論理和出力を受取
り、受取ったデータとレジスタRegADD−C、Re
gDW−C、RegDR−Cのデータとの排他的論理和
を取り、その演算結果をこれらのレジスタに書き込むと
ともに、内部回路に出力する。
【0039】このように、直前のデータとは異なるビッ
ト位置にのみ“1”が立つ排他的論理和出力をアドレス
バス16A及びデータバス16Dに出力する。よって、
論理“1”によりアドレスバス16Aやデータバス16
Dがローレベルのパルスを伝送する回数が減り、消費電
力を削減することができる。(メモリ側データ入力部の
第1の実施例)次に、各メモリ13a−13dのインタ
フェイス部19a−19dの内部に設けられたデータ入
力部の第1の実施例を説明する。第1の実施例は、外部
からのデータをクロックに同期して取り込むタイプのデ
ータ入力部である。
【0040】各インタフェイス部19a−19dは、デ
ータバス16Dからデータ(書き込みデータ)を入力す
るデータ入力部を具備する。このデータ入力部の第1の
実施例を図3に示す。データ入力部は、クロック発生部
25、コマンド入力回路/コマンドでコーダ26、OR
ゲート27及びn個(nは任意の整数)のデータ入力回
路28−28を有する。クロック発生部25は、ク
ロック線21からクロック信号を受取り、内部クロック
CLK1を生成してコマンド入力回路/コマンドデコー
ダ26及びデータ入力回路28−28に出力する。
コマンド入力回路/コマンドデコーダ26は、対応する
チップ選択信号/CS(CSa−CSdのいずれか)を
受けてON(イネーブル状態)し、コマンドバス16C
から供給されたコマンドを取り込み、これをデコードす
る。デコードした結果に応じて、3つの制御線33a−
33cの何れかを駆動する。コマンド入力回路/コマン
ドデコーダ26は、コマンドが読み出しコマンドの場合
には制御線33aを駆動して内部読み出しコマンドを出
力し、書き込みコマンドの場合には制御線33bを駆動
して内部書き込みコマンドを出力し、リフレッシュコマ
ンドの場合には制御線33cを駆動して内部リフレッシ
ュコマンドを出力する。
【0041】データ入力回路28−28の各々は、
比較器29、同期型ラッチ30、パルス発生部31及び
レジスタRegDWを有する。データ入力回路28
28 は、前述した排他的論理和演算を行う。レジスタ
RegDWはフリップフロップ(F/F)32を有す
る。データ入力回路28−28はそれぞれ、データ
バス16Dのそれぞれのバス線に接続されている。例え
ばデータバス16Dが16ビット幅の場合には、16個
のデータ入力回路28−2816が設けられている。
比較器29は、対応する1ビットの入力データ(ここで
はNとする)としきい値Vrefとを比較し、入力デー
タINの論理値を判定する。同期型ラッチ30は、内部
クロックCLK1を受けて比較器29の出力をラッチす
る。パルス発生部31は、制御線33bがONの時、つ
まり書き込みコマンドを受信した時に同期型ラッチ30
の出力信号N1を受けて所定のパルスN2を発生する。
パルスN2はフリップフロップ32のクロック端子に与
えられる。フリップフロップ32の/Q出力はD端子に
接続され、Q出力がデータ入力回路28の出力信号と
なる。フリップフロップ32は、ORゲート27の出力
でリセットされる。ORゲート27は、コマンド入力回
路/コマンドデコーダ26が出力するリセット信号(チ
ップ選択信号/CSがOFFした時に生成される)、又
はリフレッシュコマンドを受信した時(制御線33cが
ONした時)にリセットされる。リセットされると、Q
出力は“0”となる。
【0042】図4は、図3に示す回路の動作を示すタイ
ミング図である。図4は、図3のデータ入力回路28
に書き込みデータINが供給される場合の動作である。
まず、クロックCLKに同期してコマンドが送られてく
る。図4の例では最初にリフレッシュコマンドが供給さ
れ、フリップフロップ32がリセットされる。続いて、
書き込みデータINと書き込みコマンドが供給される
(図4のの部分)。書き込みデータINは比較器29
を通り、同期型ラッチ30にラッチされる。同期型ラッ
チ30はクロックCLK(実際にはこれから生成される
内部クロックCLK1)の立下りに同期して、データI
Nをラッチする。ラッチした出力はN1となり、パルス
発生部31に送られる。図4のタイミング図ではN1の
図示を省略してある。
【0043】コマンド入力回路/コマンドデコーダ26
はこの書き込みコマンドをデコードして制御線33bを
駆動する。これにより、パルス発生部31はイネーブル
状態となり、図4ので示すようにデータIN1に応答
してパルスN2を発生する。換言すれば、書き込みデー
タ“1”がクロックに同期してラッチされ所定のパルス
が1つ生成されるのである。パルスN2はフリップフロ
ップ32の状態を反転させ、Q出力がローレベルからハ
イレベルに変化する。つまり、リフレッシュ後最初に送
信されたデータ“1”がOUTとして図示しない内部回
路(例えば図2に示すメモリコア20a)に出力される
とともに、フリップフロップ32に記憶される。
【0044】次に、のタイミングでは書き込みコマン
ドと“0”(ハイレベルのパルスで伝送される)のデー
タINが送信されて来る。データINが“0”と言うこ
とは、送信側の排他的論理和演算結果が“0”、つまり
今回の書き込みデータは前回の書き込みデータと同じで
あることを意味している。同期型ラッチ30はハイレベ
ルをラッチしてN1をパルス発生部31に出力する。パ
ルス発生部31はハイレベルの信号N1に応答せず、パ
ルスN2を発生しない。よって、フリップフロップ32
の状態は反転せず、その出力OUTはハイレベルのまま
変わらない。
【0045】次に、のタイミングで書き込みコマンド
と“1”(ローレベルのパルスで伝送される)のデータ
が送信されて来る。つまり、で送信されるデータは
で送信されたデータの反転データである。この場合は、
のタイミングと同様の動作が行われ、フリップフロッ
プ32はパルスN2を受け、状態が反転する。よって、
出力OUTはハイレベルからローレベルに立ち下がる。
【0046】以下、、のタイミングで同様の動作が
行われる。〜で送信されたデータは10110であ
る。つまり、元の送信データは11011である。デー
タ入力回路28の出力OUTは11011となってお
り、元の送信データ(書き込みデータ)が正しく再生さ
れている。元のデータ11011をそのまま送信するの
ではなく排他的論理和出力10110を送信すること
で、1ビット分の電力消費を軽減できている。
【0047】各タイミング〜では、nビットのパラ
レルデータがデータバス16Dを伝送されており、上述
したデータ入力回路28以外のデータ入力回路28
−28も上述したデータ入力回路28と同様に動作
する。(メモリ側アドレス入力部の実施例)図5は、各
メモリ13a−13dのインタフェイス部19a−19
dの内部に設けられたアドレス入力部の実施例を説明す
る。
【0048】各インタフェイス部19a−19dは、ア
ドレスバス16Aからアドレスを入力するアドレス入力
部を具備する。アドレス入力部は図3に示すデータ入力
部の第1の実施例とほぼ同一構成である。すなわち、ア
ドレス入力部はデータ入力部と同様に、クロック発生部
35、コマンド入力回路/コマンドでコーダ36、OR
ゲート37及びm個(mは任意の整数でアドレスを構成
するビット数に相当する)のアドレス入力回路38
38を有する。アドレス入力回路38−38の各
々は、アドレスNを受け取る比較器39、同期型ラッチ
40、パルス発生部41及びレジスタRegADDを有
する。レジスタRegADDはフリップフロップ42を
有する。
【0049】アドレス入力部とデータ入力部との違い
は、パルス発生部41は読み出しコマンドを受けてON
する制御線43aと、書き込みコマンドを受けてONす
る制御線43bの両方で制御される点である。これは、
アドレス入力回路38−38 を読み出しコマンドと
書き込みコマンドの両方で動作させるためである。
【0050】図5んじょアドレス入力部の動作は図4に
示すタイミング図に示す動作と同様なので、ここでの説
明は省略する。 (メモリ側データ入力部の第2の実施例)次に、各メモ
リ13a−13dのインタフェイス部19a−19dの
内部に設けられたデータ入力部の第2の実施例を説明す
る。
【0051】図6は、本発明の第2の実施例によるデー
タ入力部の構成を示すブロック図である。図6に示す構
成要素のうち、図3に示す構成要素と同一のものには同
一の参照番号を付してある。第2の実施例は、データI
Nのローエッジ(ハイからローに立ち下がるエッジ)を
検出するタイプのデータ入力部である。
【0052】図3に示すデータ入力回路28−28
に代えてデータ入力回路128−128が用いらて
いる。ただし、図6ではデータ入力回路128のみを
示す。また、内部クロックCLK1を分周率2で分周し
て相補関係にある内部クロックCLK2、/CLK2を
生成する1/2分周器44が設けられている。
【0053】データ入力回路128は比較器29、イ
ンバータ46、入力ラッチ部45、パルス発生部31、
及びフリップフロップ32を有する書き込みレジスタR
egDWとを有する。入力ラッチ部45はデータINの
ロー(L)エッジを検出するもので、交互に動作する2
系統の検出部を持つ。2系統の検出部の一方(以下、第
1のローエッジ検出部という)は内部クロックCLK2
に関連する回路で、ゲート47、比較器48、ラッチ4
9、遅延回路50を有する。他方の検出部(以下、第2
のローエッジ検出部という)は内部クロック/CLK2
に関連する回路で、ゲート51、比較来52、ラッチ5
3及び遅延回路54を有する。なお、どちらの系統に属
するかを分かり易くするために、各部の名称の後に1又
は2の番号を付してある。また、入力ラッチ部45は、
ORゲート55、遅延回路56及び同期型ラッチ30を
具備する。
【0054】図7は、図6に示すデータ入力部の動作を
示すタイミング図である。図7に示すクロックCLKと
データINの関係に示すように、クロックCLKのタイ
ミングt1とt2の間でデータINのL(ロー)エッジ
が発生したパルスは書き込みコマンドWrite1で
取り込まれ、同様にパルスは書き込みコマンドWri
te2で取り込まれる。パルスはクロックCLKのタ
イミングt4をまたいで発生しているが、パルスのL
エッジはタイミングt3とt4の間で発生しているの
で、書き込みコマンドWrite3で取り込まれる。ク
ロックCLKのタイミングt4とt5の間ではパルス
の後半がはみ出しているが,この部分は無視され、パル
スが書き込みコマンドWrite4で取り込まれる。
クロックCLKのタイミングt5とt6の間ではデータ
INにLエッジが発生していないので、書き込みコマン
ドWrite5はパルスを取り込まない。また、図7に
おいて、書き込みコマンドWrite2が入力されなか
ったらパルスは無視される。
【0055】前述した入力ラッチ部45の第1のローエ
ッジ検出部は内部クロックCLK2がロー(L)の期間
に発生するデータINのLエッジを検出し、第2のロー
エッジ検出部は内部クロック/CLK2がローの期間に
発生するデータINのLエッジを検出する。第1及び第
2のローエッジ検出部を交互に動作させることにより、
全ての期間におけるデータINのLエッジの検出が可能
となる。
【0056】なお、データINをインバータ46を介し
て/INとして入力しているのは、入力がLパルスであ
るよりもHパルスである方が図7の動作を分かり易く書
けるためである。
【0057】第1のローエッジ検出部の動作を説明す
る。内部クロックCLK2がHレベルの間はラッチ49
がリセットされており、その出力N3はLである。内部
クロックCLK2がLレベルになるとラッチ49にリセ
ットが解除され、ラッチ49は比較器48の出力N2が
Hレベルになるのを待つ状態になる。ゲート47の機能
は後述するが、この時は接続状態である。データINに
Lパルスが入力されると、ノードN1にハイパルスが発
生する。内部クロックCLK2のHエッジ(ローからハ
イに立ち上がるエッジ)とノードN1のHエッジのとち
らが早いかを比較器48で判定する。ノードN1のHエ
ッジが早ければ出力N2はHとなり、これがラッチ49
にラッチされる。Hレベル信号はノードN3、N7と伝
達され、内部クロックCLK1に同期して同期型ラッチ
30にラッチされ、出力信号N8としてパルス発生部3
1に出力される。データINに対応した書き込みコマン
ドが入力されていれば、制御線33bがONしており
(内部書き込みコマンドが発生しているとも言える)、
パルス発生部31でパルスN9が発生し、フリップフロ
ップ32の状態を反転させる。図7の場合には、出力O
UTが“0”から“1”に反転する(反転)。
【0058】ここで、ラッチ49が必要な理由は、図7
のINのように内部クロックCLK2がLレベルの間
にパルスの発生が終わってしまう場合は、比較器48の
判定結果もINパルスの終わりとともに消えてしまうた
め、ラッチ49でそれを保持する必要があるためであ
る。
【0059】また、ゲート47の機能は、図7のIN
のようにクロックCLKのHエッジをまたいで入力され
るパルスについて、後ろにはみ出した分を無視させるこ
とである。比較器48で内部クロックCLK2よりノー
ドN1のHが早かった場合にはノードN2がHとなり、
この状態はノードN1がHである限り保たれる。ノード
N2がHレベルの間はゲート2は切断状態になり、第2
のローエッジ検出部の回路にデータINは伝達されな
い。その後、ノードN1がLレベルになるとノードN2
がLレベルになり、ゲート51が接続状態になり、内部
クロック/CLK2がLレベルの間にパルスが入力され
たら、第2のローエッジ検出回路がデータINを取り込
む。
【0060】なお、図6に示す構成では、入力データの
パルス幅(Lレベルの部分の長さ)が1クロックの長さ
を超えるような入力パルスの使用は原則として禁止され
る。また、ラッチ49は、内部クロックCLK2を所定
時間だけ遅延させる遅延回路50の出力でリセットされ
る。同様に、ラッチ53は、内部クロック/CLK2を
所定時間だけ遅延させる遅延回路54の出力でリセット
される。また、同期型ラッチ30は、内部クロックCL
K1を所定時間だけ遅延させる遅延回路56でリセット
される。
【0061】図8は、図6に示すデータ入力部の入力ラ
ッチ部45の回路構成例を示す図である。ゲート47は
NORゲート47aからなる。NORゲート47aは比
較器29の出力とインバータ58の出力をNOR演算す
る。比較器48はNANDゲート48aと48bとから
なる。ラッチ49はNANDゲート49aと49bとか
らなる。遅延回路50はインバータ50aと遅延素子5
0bとからなる。同様に、ゲート51はNORゲート5
1aからなる。NORゲート51aは比較器29の出力
とインバータ57の出力をNOR演算する。比較器52
はNANDゲート52aと52bとからなる。ラッチ5
3はNANDゲート53aと53bとからなる。遅延回
路54はインバータ54aと遅延素子54bとからな
る。ORゲート55は、NORゲート55aとインバー
タ55bとからなる。
【0062】図8の回路動作は図7に示す通りである。 (メモリ側データ入力部の第3の実施例)次に、図9を
参照して、各メモリ13a−13dのインタフェイス部
19a−19dの内部に設けられたデータ入力部の第3
の実施例を説明する。第3の実施例は、チップ選択信号
/CSの立ち上がりでデータINのレベルを取り込むタ
イプのデータ入力部である。なお、図9において、図3
に示す構成要素と同一のものには同一の参照番号を付し
てある。
【0063】コマンド入力回路/コマンドデコーダ26
は、チップ選択信号/CSの立ち下がりを検出して、内
部チップ選択信号CS1を出力しラッチ30に出力す
る。ラッチ30は、内部チップ選択信号CS1に同期し
てデータINを取り込む。その他の回路構成は、図3に
示す回路構成と同様である。
【0064】図10は、図9に示すデータ入力部の動作
を示すタイミング図である。リフレッシュ後、チップ選
択信号/CSの立ち下がりに応答してラッチ回路30が
データINのローパルスをラッチする。パルス発生部3
1は制御線33bがONしたことによりイネーブル状態
にあり、ラッチ30からのパルスN1を受けてパルスN
2をフリップフロップ32に出力する。フリップフロッ
プ32はパルスN2を受けて、換言すればノードN2の
立ち上がりを受けて状態が反転する。この状態の反転に
より、フリップフロップ32の出力OUTはLからHレ
ベルに変化する。
【0065】以下同様にして、チップ選択信号/CSの
立ち下りに時にデータINがローレベルの場合にフリッ
プフロップ32の状態を反転させる。 (メモリ側データ入力部の第4の実施例)次に、図11
を参照して、各メモリ13a−13dのインタフェイス
部19a−19dの内部に設けられたデータ入力部の第
4の実施例を説明する。第4の実施例は、データINの
Lエッジを非同期(クロックCLKやチップ選択信号/
CS同期しない)で検出するタイプのデータ入力部であ
る。なお、図11中、図6に示す構成要素と同一のもの
には同一の参照番号を付してある。
【0066】図11の回路構成は、図6に示す入力ラッ
チ部45に代えて入力ラッチ部60を設けた点と、図6
に示す1/2分周器44を具備していない点で図6に示
す回路構成と相違する。入力ラッチ部60は、比較器4
8、ラッチ49及び遅延回路50を具備する。入力ラッ
チ部60は、チップ選択信号/CS(つまりCS1)が
ON状態の間(入力受付期間)、入力データINのLエ
ッジ、直接的にはインバータ46が出力する反転データ
/INのHエッジを検出すると、パルス発生部31に出
力信号N3を出力する。
【0067】図12は、図11の回路の動作を示すタイ
ミング図である。リフレッシュ後の最初のデータINは
Lパルス()である。内部チップ選択信号CS1が入
力受付期間ないに反転データ/INがLからHレベルに
変化するので、比較器48はパルスN2をラッチ49に
出力する。ラッチ49はHパルスを保持し、パルス発生
部31にHレベルの信号N3を出力する。パルス発生部
31は、書き込みコマンドWrite1を受けてON状
態となった制御線33bを介して(換言すれば内部書き
込みコマンドにより)イネーブル状態にあり、Hレベル
の信号N3を受けてパルスN4をフリップフロップ32
に出力する。これを受けたフリップフロップ32は状態
が反転し、出力OUTはLからHレベルに変化する。
【0068】データINの次のLパルス()のタイミ
ングでは、内部チップ選択信号CS1はOFF状態であ
り、比較器48はこのLパルスを検出しない。図12に
おいて、信号(ノード)N2を示す時間軸上に破線で図
示してあるパルスは、比較器48で検出されず、この結
果入力ラッチ部60にラッチされなかったことを示して
いる。
【0069】ラッチ49のリセットは、内部チップ選択
信号CS1を所定時間だけ遅延させる遅延回路50の出
力信号で行われる。図示する例では、遅延時間は内部チ
ップ選択信号CS1の1/2周期相当である。
【0070】データINのその次にLパルス()は前
述したのLパルスと同様に処理される。この結果、入
力データ、つまり書き込みデータのとのLパルスに
応答してそれぞれフリップフロップ32の状態が変化
し、出力OUTはL→H→Lと変化する。
【0071】(メモリ側データ入力部の第5の実施例)
次に、図13を参照して、各メモリ13a−13dのイ
ンタフェイス部19a−19dの内部に設けられたデー
タ入力部の第5の実施例を説明する。第5の実施例は、
データINのLエッジを非同期で検出するタイプのデー
タ入力部であって、上述した第4の実施例の改良型であ
る。なお、図13中、図6に示す構成要素と同一のもの
には同一の参照番号を付してある。
【0072】第5の実施例の回路構成は、図6に示す第
2の実施例の回路構成に似ているが、図13に示す入力
ラッチ部62は1つのローエッジ検出部を具備してい
る。このローエッジ検出部はゲート47、比較器48、
ラッチ49及び遅延回路50を具備する。ゲート51、
比較器52及びインバータ63からなる回路はゲート4
7のON/OFFを制御する。
【0073】図14は、図13に示す第5の実施例の動
作を示すタイミング図である。データINのLパルス
はインバータ46でHパルスのデータ/INに変換さ
れ、ゲート47を通り、N1として比較器38に与えれ
られる。この時、比較器38はLレベルの内部チップ選
択信号CS1を受けているので、Hパルスの出力N2を
ラッチ49及びゲート51に出力する。ラッチ49はこ
のHパルスをラッチし、Hレベルの出力N3をパルス発
生部31に与える。パルス発生部31は書き込みコマン
ドWrite1をデコードしてえられる内部コマンドW
riteに応答して、パルス出力N4をフリップフロッ
プ32に与える。これにより、出力OUTはLからHレ
ベルに変化する。
【0074】他方、Hパルスの信号N2を受けてゲート
51は接続状態となっており、反転データ/INはゲー
ト51を通り比較器52に与えられる。この時、反転内
部チップ選択信号/CS1はHレベルなので比較器52
は反転データ/INの立ち上がりを検出することができ
ず、その出力N6はLレベルのままである。Lレベルの
出力N6でゲート47は接続状態にある。
【0075】入力データINの次のLパルスを受けた
時、内部チップ選択信号CS1はHなので比較器48は
ディスエーブル状態であり、比較器52はイネーブル状
態である。ノードN2はLレベルにあるので、ゲート5
1は接続状態にある。よって、比較器52は反転データ
/INの立ち上がりを検出し、その出力N6をHレベル
とする。これを受けてゲート47はOFFし、その出力
N1はLレベルにある。よって、比較器48の出力N2
もLである。この時、ラッチ49はHレベルを保持し続
けている。つまり、入力ラッチ部62はLパルスを検
出しない(ラッチしない)。これは、チップ選択信号/
CSが立ち下がる時点では既に、Lパルスが立ち下が
っており、このようなタイミングにあるLパルスを無視
するためである。
【0076】ラッチ49は、内部チップ選択信号CS1
を所定時間だけ遅延させる遅延回路50の出力でリセッ
トされ、Lレベルにリセットされる。つまり、ラッチが
解除される。
【0077】次のデータ入力INのLパルスは上述し
たと同様に処理され、フリップフロップ32を反転さ
せる。
【0078】以上のようにして、データINの3つのL
パルス、、に応じて出力OUTはL→H→Lと2
回だけ変化する。
【0079】なお、上記第3〜第5の実施例ではデータ
INの取り込みにチップ選択信号/CSを用いている
が、それ以外のコマンド信号でも良い。 (メモリ側データ入力部の第6の実施例)次に、図15
を参照して、各メモリ13a−13dのインタフェイス
部19a−19dの内部に設けられたデータ入力部の第
6の実施例を説明する。第6の実施例は、図3に示す第
1の実施例に電力消費の観点から改良を加えたデータ入
力部である。なお、図15において、図3に示す構成要
素と同一のものには同一の参照番号を付してある。
【0080】図15に示す回路構成は、比較器29で構
成される入力初段を、コマンド入力回路/コマンドデコ
ーダ26が出力する内部チップ選択信号CS1で制御す
る構成を持つ。この点で、図3に示す回路構成と相違す
る。内部チップ選択信号CS1がONの時のみ比較器2
9はイネーブル状態とされる(活性化される)。つま
り、OFFの時には比較器29はディスエーブル状態で
ある。これにより、データ入力部が搭載されるチップが
選択されていない時には、比較器29は無駄な電力を消
費しない。
【0081】図16は、図15に示す回路構成の動作を
示すタイミング図である。チップ選択信号/CSをクロ
ックCLKの立ち上がりエッジより所定期間(図16の
例では1/2周期)だけ前に入力することで、比較器2
9をイネーブル状態にした後にデータINのLレベルを
取り込むようにしている。
【0082】入力初段を必要な時のみイネーブル状態す
る第6の実施例の考え方は、第1から第5の実施例にも
同様に適用できる。 (メモリ側データ出力部の実施例)次に、図17を参照
して、各メモリ13a−13dのインタフェイス部19
a−19dの内部に設けられたデータ出力部の一実施例
を説明する。以下に説明するデータ出力部は、同期型に
も非同期型にも適用可能である。
【0083】図17に示すデータ出力部は、ORゲート
65、取込みゲート60、レジスタ67、及びn個のデ
ータ出力回路68−68を有する。データ出力回路
68 −68の各々は排他的論理和ゲート69、フリ
ップフロップ70、遅延回路71、ANDゲート72及
びトランジスタ73を具備する。メモリコア(図2に図
示)からの読み出しデータは取込みゲート60に与えら
れるとともに、ビット単位に対応するデータ出力回路6
−68に与えられる。取込みゲート60は、メモ
リコアからのデータ出力パルスに応答してゲートが接続
状態となり、読み出しデータをレジスタ67に出力す
る。コマンドバス16C(図2)を通りコントローラ1
0から若しくはメモリ内部で発生するリフレッシュコマ
ンド、又は内部で発生するリセット信号は、ORゲート
65を通りレジスタ67に与えられる。これらの信号を
受けると、レジスタ67はリセットされる。レジスタ6
7はデータの読み出しがある都度リセットされる。
【0084】データ出力回路68の排他的論理和ゲー
ト69は、読み出しデータの対応するビットと、レジス
タ67から読み出された読み出しデータの対応するビッ
トとの排他的論理和演算を行う。レジスタ67から読み
出された読み出しデータは、メモリコアから読み出され
たデータの直前の読み出しデータである。従って、排他
的論理和ゲート69は、前回のデータに対し今回のデー
タが反転しているかどうかを検出する。反転していると
排他的論理和ゲート69はHレベルの出力N1をフリッ
プフロップ70に出力する。フリップフロップ70は、
データ出力パルスに応答してHレベルの出力N1をラッ
チし、Q出力にHを出力する。データ出力パルスは遅延
回路71で僅かに遅延され、ANDゲート72に与えら
れる。ANDゲート72は、Q出力と遅延回路71から
の出力とのタイミング差に相当する幅のパルスを出力す
る。トランジスタ73はNチャネルMOSトランジスタ
などの電界効果型トランジスタで構成されており、AN
Dゲート72が出力するHパルスに応答してデータバス
16Dの対応するバス線をグランドレベル(ローレベ
ル)に設定する。トランジスタ73のドレインは抵抗で
終端されたデータバス線に接続されており、いわゆるオ
ープンドレインタイプの使用形態である。 (コントローラの/CS出力部及びデータ出力部の実施
例)次に、図18を参照して、コントローラ10の内部
に設けられたチップ選択信号出力部(以下、/CS出力
部という)及びデータ出力部の一実施例を説明する。
【0085】コントローラ10内部の/CS出力部はチ
ップ選択制御回路75及びチップ選択信号出力回路84
aー84dとを含む。チップ選択制御回路75は、図2
に示す4つのメモリ13a−13dを選択するためのチ
ップ選択信号を生成し、チップ選択信号出力回路84a
−84dに出力する。各チップ選択信号出力回路84a
−84dは、ANDゲート85及びNMOSトランジス
タなどの電界効果トランジスタ86を有する。ANDゲ
ート85は対応するチップ選択信号とCS出力制御信号
とを受ける。CS出力制御信号は、コントローラ10内
部の制御部(図示を省略する)から出力されるものであ
り、チップを選択する際にONとなる信号である。AN
Dゲート85の出力はトランジスタ86のゲートを制御
する。チップ選択信号出力回路84a−84dのAND
ゲート86は、アクティブ・ローのチップ選択信号/C
Sa−/CSdを出力する。チップ選択信号/CSa−
/CSdはそれぞれ、コマンドバス16Cを介して図2
のメモリ13a−13dに供給される。
【0086】コントローラ10のデータ出力部は、OR
ゲート76、取込み制御回路77、リセット回路78、
レジスタ群79、マルチプレクサ83及びデータ出力回
路87−87を具備する。レジスタ群79は、4つ
のメモリ10a−10dに対応して4つのレジスタユニ
ット80a−80dを具備する。各レジスタユニット8
0a−80dは、取込みゲート81とレジスタ82を具
備する。レジスタユニット80a−80dはそれぞれ、
図3に示すレジスタ17a−17dに相当する。図3の
インタフェイス部18は、図18のマルチプレクサ83
及びデータ出力回路87−87を含む。
【0087】書き込みデータはレジスタ群79に与えら
れると共に、ビット単位にデータ出力回路87−87
に与えられる。取込み制御回路77は4つのチップ選
択信号を受取り、データ出力パルスに応答して、レジス
タユニット80a−80dからONとなっている(イネ
ーブル状態にある)チップ選択信号に対応するユニット
の取込みゲート81が接続状態になる。これにより、書
き込みデータはONとなった取込みゲートを介して、対
応するユニットのレジスタ82に書き込まれる。リセッ
ト回路78は、コントローラ10の内部回路からORゲ
ート76を介して供給されるリフレッシュコマンド又は
リセット信号に応答して、チップ選択信号で選択された
ユニットのレジスタ82をリセットする。
【0088】レジスタユニット80a−80dのレジス
タ82から読み出される書き込みデータはマルチプレク
サ83を介して、ビット単位に対応するデータ出力回路
87 −87に供給される。
【0089】データ出力回路87−87の各々は、
排他的論理和ゲート84、フリップフロップ85、遅延
回路86、ANDゲート87及びNMOSトランジスタ
などの電界効果トランジスタ88を具備する。この構成
は、図17に示すデータ出力回路68−68と同様
である。排他的論理和ゲート84は、マルチプレクサ8
3からの対応するビットと書き込みデータの対応するビ
ットとを受取り、これらの排他的論理和演算を行い、演
算結果をフリップフロップ85に出力する。マルチプレ
クサ83を介して受取る書き込みデータは1つ前に処理
された書き込みデータである。よって、この排他的論理
和演算は、今回の書き込みデータが前回の書き込みデー
タの反転データであるかどうかを検出するものである。
反転していると排他的論理和ゲート84はHレベルの出
力をフリップフロップ85に出力する。フリップフロッ
プ85は、データ出力パルスに応答してHレベルの出力
をラッチし、Q出力にHを出力する。データ出力パルス
は遅延回路86で僅かに遅延され、ANDゲート87に
与えられる。ANDゲート87は、Q出力と遅延回路8
6からの出力とのタイミング差に相当する幅のパルスを
出力する。トランジスタ88はNチャネルMOSトラン
ジスタなどの電界効果型トランジスタで構成されてお
り、ANDゲート87が出力するHパルスに応答してデ
ータバス16Dの対応するバス線をグランドレベルに設
定する。 (コントローラのデータ入力部の実施例)次に、図19
を参照して、コントローラ10の内部に設けられたデー
タ入力部の一実施例を説明する。
【0090】コントローラ10のデータ入力部は、チッ
プ選択回路75、ORゲート90、リセット回路91、
n個の入力回路911−91n、4個のメモリ13a−
13dにそれぞれ対応するレジスタユニット93a−9
3d及びマルチプレクサ98を具備する。データ入力部
はデータバス16Dから読み出しデータを受取り、メモ
リコアを含む内部回路に出力する回路である。
【0091】入力回路92−92はデータバス16
Dから読み出しデータを受取り、レジスタユニット93
a−93dに出力する。入力回路92−92の各々
は比較器、ラッチ部及びパルス発生部を具備し、前述し
たメモリ側のデータ入力部の第1の実施例から第6の実
施例と同様に構成できる。
【0092】レジスタユニット93a−93dの各々
は、n個のANDゲート96から構成される取込みゲー
ト94とn個のフリップフロップから構成されるデータ
レジスタ95とを具備する。ANDゲート96は入力回
路92−92からnビットの読み出しデータを受け
るとともに、対応するチップ選択信号を受ける。AND
ゲート96の出力は、対応するフリップフロップ97の
クロック端子に供給される。各フリップフロップ97の
/Q出力はD入力に接続され、Q出力がマルチプレクサ
98に供給される。リセット回路91は、ORゲート9
0を介して供給されるリフレッシュコマンド又はリセッ
ト信号に応答して、ユニット93a−93dのうちのチ
ップ選択信号で指示されている1つのユニットのフリッ
プフロップ97をリセットする。マルチプレクサ98
は、ONとなっているチップ選択信号に対応するユニッ
トを選択し、ここから出力される読み出しデータをメモ
リコアを含む内部回路に出力する。
【0093】入力回路91−91が反転データ
“1”(Lパルス)を受取ると、取込みゲート94を介
してデータレジスタ95の対応するフリップフロップ9
7の状態を反転させることで、送信されたデータの再生
が行われる。 (メモリ側データ入出力部の実施例)次に、図20を参
照して、各メモリ13a−13dのインタフェイス部1
9a−19dの内部に設けられたデータ入出力部を第7
の実施例として説明する。第7の実施例は、書き込みデ
ータレジスタRegDWと読み出しデータレジスタRe
gDRを兼用するものである。なお、図20において、
前述した図に示す構成要素と同一のものには同一の参照
番号を付してある。
【0094】データ入出力部は、ORゲート65、取込
みゲート60、レジスタ67、及びデータ入出力部10
0を有する。データ入出力部100は、n個のデータ入
出力ユニット101−101を有する。データ入出
力ユニット101−101 の各々は、データ入力&
パルス発生回路102及びデータ出力回路103を具備
する。データ入力回路102は前述した第1の実施例か
ら第6の実施例のデータ入力回路のうち、書き込みレジ
スタRegDWを除くパルス発生部31までの回路を含
むものである。書き込みレジスタRegDWは、レジス
タ67に相当する。また、データ出力回路103は、例
えば図17に示すデータ出力回路68−68であ
る。図17に示すレジスタ67(読み出しレジスタRe
gDR)は、図20では書き込みレジスタRegDWと
しても機能する。
【0095】メモリコアからの読み出しデータは内部読
み出しデータバス105を介して、取込みゲート60と
データ入出力ユニット101−101のデータ出力
回路103に供給される。データ出力回路103は、排
他的論理和演算の結果が“1”に対応するデータ反転パ
ルス信号(例えばLパルス)をバス16Dに出力する。
書き込みデータは、データバス16Dからデータ入力回
路102に入力し、ここでデータ反転を示すLパルスが
検出されるとパルス信号がレジスタ67に与えられる。
レジスタ67は書き込みデータ又は比較用データを内部
書き込みデータバス104に出力する。比較用データと
は、今回の読み出しデータに対する前回の読み出しデー
タであって、取込みゲート60を介してレジスタ67に
格納されたものである。
【0096】図21は、図20に示す取込みゲート60
とレジスタ67の一構成例を示す回路図であり、1ビッ
ト分の回路構成を示す。取込みゲート60は、インバー
タ104と2つのANDゲート105、106を具備す
る。内部読み出しデータバス105上の読み出しデータ
はANDゲート106に直接供給されるとともに、イン
バータ104で反転されてANDゲート105に供給さ
れる。また、ANDゲート105と106は、取込み制
御信号として機能するデータ出力制御パルスを受取る。
【0097】レジスタ67は、ORゲート107と、セ
ット端子フリップフロップ108を具備する。ANDゲ
ート105の出力はORゲート107を介して、フリッ
プフロップ108のリセット端子に与えられる。また、
このリセット端子にはORゲート107を介してリフレ
ッシュコマンド(又はリセット信号)が与えられる。A
NDゲート106の出力はセット端子に接続されてい
る。クロック端子には、データ入力&パルス発生回路1
02からのデータ反転パルス信号が与えられる。/Q端
子はD端子に接続され、Q端子がレジスタ67の出力を
構成する。
【0098】図21の回路動作を説明する。リフレッシ
ュコマンド(又はリセット信号)がフリップフロップ1
08に与えられると、フリップフロップ108はリセッ
トされ、Q出力はLレベルとなる。データ出力時にはデ
ータ出力制御パルスがHレベルに変化する。読み出しデ
ータがLレベルの場合にはリセット端子がHになり、Q
出力はLレベルとなる。書き込みデータを取込む場合に
は、データ入力&パルス発生回路102からのデータ反
転パルス信号がフリップフロップ108のクロック端子
に入り、Q出力が反転する。
【0099】このように、書き込みデータと読み出しデ
ータとでレジスタを共有することで、チップ面積を節約
することができる。 (コントローラの/CS出力部及びデータ出力部の別の
実施例)次に、図22を参照して、コントローラ10の
内部に設けられたチップ選択信号出力部(以下、/CS
出力部という)及びデータ出力部の別の実施例を第2の
実施例として説明する。この第2の実施例は、書き込み
データレジスタRegDW−Cと読み出しデータレジス
タRegDR−Cを兼用するものである。なお、図22
において、図18に示す構成要素と同一のものには同一
の参照番号を付してある。
【0100】レジスタ群110は、図2に示す4つのメ
モリ13a−13dに対応して4つのレジスタユニット
111a−111dを有する。各レジスタユニット11
1a−111dは、2つの取込みゲート112と113
及びレジスタ114を有する。取込み制御回路77は、
チップ選択信号に基づいて、レジスタユニット111a
−111dのうちの1つの取込みゲート112を接続状
態にする。レジスタユニット111a−111dの取込
みゲート113は、対応するチップ選択信号に応答して
制御される。内部書き込みデータバス122上の書き込
みデータは、レジスタユニット111a−111dのう
ちのいずれか1つの取込みゲートを介してレジスタ11
4に書き込まれる。後述するデータ入出力部117から
のデータ反転パルス信号は、レジスタユニット111a
−111dのうちのいずれか1つの取込みゲートを介し
てレジスタ114に書き込まれる。マルチプレクサ11
5はチップ選択信号に応答して、レジスタユニット11
1a−111dのうちのいずれか1つを選択し、ここか
らのデータ出力をレジスタ116に書き込む。レジスタ
116から読出されたデータ(読み出しデータ又は比較
用データ)は、内部読み出しデータバス121上に読み
出される。
【0101】データ入出力部117は、図20に示すデ
ータ入出力部100と同様の構成である。データ入出力
部117は、n個のデータ入出力ユニット118−1
18 を有する。データ入出力ユニット118−11
の各々は、データ入力&パルス発生回路119及び
データ出力回路120を具備する。データ入力回路11
9は図19に示す入力回路92−92に相当するも
ので、前述した第1の実施例から第6の実施例のデータ
入力回路のうち、書き込みレジスタRegDWを除くパ
ルス発生部31までの回路を含むものである。書き込み
レジスタRegDWは、レジスタ114に相当する。ま
た、データ出力回路120は、例えば図18に示すデー
タ出力回路87−87である。図22に示すチップ
選択信号出力回路84は、図18に示すチップ選択信号
出力回路84a−84dを含む。
【0102】図23は、図22に示す取込みゲート11
2、113及びレジスタ114の一回路構成例を示す回
路図である。取込みゲート112は、インバータ131
及び2つのANDゲート132、133を有する。取込
みゲート136はANDゲート136を有する。レジス
タ114は、ORゲート134とフリップフロップ13
5とを有する。取込みゲート112は図21に示す取込
みゲート60と同一構成である。また、レジスタ114
は図21に示すレジスタ67と同一構成である。図21
の回路構成では、データ反転パルス信号が直接フリップ
フロップ108のクロック端子に供給されていたのに対
し、図23の回路構成ではANDゲート136で構成さ
れる取込みゲート113を介してフリップフロップ13
5のクロック端子に供給されている。ANDゲート13
6は、データ反転パルス信号と対応するチップ選択信号
のAND演算を行う。チップ選択信号がONの時、デー
タ入力&パルス発生回路119が出力するデータ反転パ
ルス信号がANDゲート136を介して、フリップフロ
ップ135のクロック端子に与えられる。そして、Q出
力がマルチプレクサ115を介してレジスタ116に一
端保持された後、読み出しデータとしてメモリコアに供
給される。 (本発明の第2の原理)次に、図24を参照して本発明
の第2の原理を説明する。
【0103】図1を参照して説明した本発明の第1の原
理では、コントローラ10のレジスタ12とメモリ13
のレジスタ15とは常に最後にやり取りしたデータを保
持する構成である。これに対し、本発明の第2の原理で
は、コントローラ10のレジスタ12とメモリ13のレ
ジスタ15は同一の代表データを保持するものである。
そして、代表データと異なるビットをデータ反転信号と
して送信する。この送信は、例えばパルスを用いて行わ
れる。
【0104】例えば、ある一群のデータを送信する場
合、まず代表データを送信し、それに続いてその代表デ
ータと異なるビットを送信する。この場合、書き込みコ
マンドには代表データを送信するコマンド(WRITE
(A))と、反転ビットを送信するコマンド(WRIT
E(B))の2種類を用いる。読み出しコマンドも同様
に、読み出しデータをそのまま出力するコマンド(RE
AD(A))と、反転するビットのみを出力するコマン
ド(READ(B))がある。また、信号の送受信はパ
ルスで行うが、代表データを送信する場合にはLパルス
が入った場合は“0”で、入らなかった場合は“1”な
どのように予め決めておく。
【0105】図24の例では、ステップでコントロー
ラ10は代表データ1011をレジスタ12に書き込む
と共に、メモリ13のレジスタ15に書き込みコマンド
WRITE(A)を用いて書き込む。これにより同一の
代表データがレジスタ12と15に書き込まれる。
【0106】ステップでコントローラ10は書き込み
データ1010と代表データ1011との排他的論理和
演算を行い、その演算結果0001をデータバス16を
介してメモリ13に送る。この時の書き込みコマンドは
WRITE(B)である。メモリ13では、今受取った
データ0001と代表データ1011との間で排他的論
理和演算を行い、その演算結果1010がメモリコアに
書き込まれる。
【0107】以下、同様にステップ、と行われる。 (第2の原理に対応したメモリのデータ入出力部の実施
例)図25は、第2の原理に対応したメモリ(メモリ1
3や図2に示すメモリ13a−13dに相当する)のデ
ータ入出力部の実施例で、書き込みレジスタと読み出し
レジスタを共用する例である。
【0108】図示するデータ入出力部は、メモリコア2
0、スイッチ140、取込みゲート141、レジスタ1
42、排他的論理和ゲート(EX−OR2)143、マ
ルチプレクサ(MUX2)144、データ入出力回路1
45、排他的論理和ゲート(EX−OR1)146、及
びマルチプレクサ(MUX1)147を有する。
【0109】代表データを送受信する場合は、メモリ内
部で代表データ取込み信号が発生し、取込みゲート14
1を接続状態にするとともに、マルチプレクサ143及
び147が入力Aを選択する。また、書き込みか読み出
しかによってスイッチ140が切り替わる。この時、書
き込みデータであれば、データ入出力回路145から取
込まれ、マルチプレクサ147を通ってそのままメモリ
コア20に送られるとともに、レジスタ142にも送ら
れ保持される。これに対し、読み出しデータであれば、
メモリコア20からきたデータはマルチプレクサ144
を通ってそのままデータ入出力回路145から出力され
ると共に、レジスタ142に送られ保持される。
【0110】反転ビットを送受信する場合は、2つのマ
ルチプレクサ144と147が入力Bを選択する。この
時、書き込みデータであれば、データ入出力回路145
から取込まれ、排他的論理和ゲート146でレジスタ1
42の代表データと排他的論理和を取る。この演算結果
は、マルチプレクサ147を通りメモリコア20に送ら
れる。また、読み出しデータであれば、排他的論理和ゲ
ート143はメモリコア20からきたデータとレジスタ
142の代表データとの排他的論理和を演算する。この
演算結果は、マルチプレクサ144を通りデータ入出力
回路145から出力される。
【0111】一般的には、代表データはコントローラ1
0からメモリ13a−13dに送られる場合がほとんど
と考えられるが、より汎用性を持たせるために、図25
に示す回路構成ではメモリ13aー13dからコントロ
ーラ10にも代表データを送信できる構成としてある。 (第2の原理に対応したコントローラのデータ入出力部
の実施例)図26は、第2の原理に対応したコントロー
ラのデータ入出力部の実施例で、書き込みレジスタと読
み出しレジスタを共用する例である。図中、前述した図
に示す構成要素と同一の構成要素には同一の参照番号を
付してある。
【0112】図示するコントローラのデータ入出力部
は、チップ選択回路75、取込み制御回路77、チップ
選択信号出力回路84、マルチプレクサ115、コント
ローラの内部回路150、スイッチ151及びレジスタ
群160を有する。更に、データ入出力部は、排他的論
理和ゲート(EX−OR)161、マルチプレクサ(M
UX)162、データ入出力回路163、排他的論理和
ゲート(EX−OR)164、及びマルチプレクサ(M
UX)165を有する。
【0113】レジスタ群160は、図2に示す4つのメ
モリ13a−13dに対応して、4つのレジスタユニッ
ト161a−161dを具備する。各レジスタユニット
161a−161dは、取込みゲート113とレジスタ
114を有する。
【0114】代表データを送受信する場合は、内部回路
150で代表データ取込み信号が発生する。取込みゲー
ト77は、ON状態のチップ選択信号に対応したレジス
タユニット161a−161dのうちの1つのレジスタ
ユニットの取込みゲート113を接続状態にする。ま
た、代表データ取込み信号は、マルチプレクサ162及
び165が入力Aを選択する。また、書き込みか読み出
しかによってスイッチ151が切り替わる。この時、書
き込みデータであれば、データ入出力回路163から取
込まれ、マルチプレクサ165を通ってそのまま内部回
路150に送られるとともに、対応するレジスタユニッ
トのレジスタ114にも送られ保持される。これに対
し、読み出しデータであれば、内部回路150からきた
データはマルチプレクサ162を通ってそのままデータ
入出力回路163から出力されると共に、対応するレジ
スタユニットのレジスタ114に送られ保持される。
【0115】反転ビットを送受信する場合は、2つのマ
ルチプレクサ162と165が入力Bを選択する。この
時、書き込みデータであれば、データ入出力回路163
から取込まれ、排他的論理和ゲート164でレジスタ1
14の代表データと排他的論理和を取る。この演算結果
は、マルチプレクサ165を通り内部回路150に送ら
れる。また、読み出しデータであれば、排他的論理和ゲ
ート161は内部回路150からきたデータとレジスタ
114の代表データとの排他的論理和を演算する。この
演算結果は、マルチプレクサ162を通りデータ入出力
回路163から出力される。
【0116】図25や図26に示す回路構成を持つデバ
イスにおいて、電源ノイズなどの影響によりレジスタ1
42や160のデータが反転してしまった場合には、コ
ントローラ10からメモリに代表データを再送信すれば
良い。このようば場合に備えて、読み出しも書き込みと
伴わない、代表データを送信してレジスタの内容を更新
するだけのコマンド(代表データ更新コマンド)をコマ
ンド体系の中に用意しておくこともできる。 (第1及び第2の原理の両方に対応したメモリのデータ
入出力部の実施例)図27は、前述した本発明の第1及
び第2の原理の両方に対応したメモリのデータ入出力部
の実施例を示す図である。図27において、図25に示
す構成要素と同一のものには同一の参照番号を付してあ
る。このメモリは、第1の原理で動作する動作モード1
と、第2の原理で動作する動作モード2の2つのモード
を有する。
【0117】取込みゲート141は、ゲート制御1信
号、モード切り替え信号及び代表データ取込み信号を論
理演算した結果で制御される。この論理演算は、インバ
ータ167、ANDゲート168、169及びORゲー
ト170で構成される。レジスタ142は、リセット信
号(又はリフレッシュ信号)とモード切り替え信号とを
インバータ171とANDゲート172で論理演算した
信号でリセットされる。マルチプレクサ147とメモリ
コア20との間には、ゲート173とラッチ174が設
けられている。ゲート173は、ORゲート165でモ
ード切り替え信号とゲート制御2信号とのOR演算の結
果で制御される。マルチプレクサ144とデータ入出力
回路145との間には、ゲート175とラッチ176が
設けられている。ゲート175は、ORゲート166で
モード切り替え信号とゲート制御3信号とのOR演算の
結果で制御される。これらのゲート173とラッチ17
4及びゲート175とラッチ176は、動作モード1に
対応した動作を実現するために設けられている。
【0118】ゲート制御1信号、ゲート制御2信号、ゲ
ート制御3信号、データ入出力制御信号、代表データ取
込み信号、読み出し/書き込み切り替え制御信号は、例
えばメモリのタイミングコントローラなどの内部回路
(図示を省略する)で生成されるものである。また、モ
ード切り替え信号はモードレジスタなどを用いて外部か
ら設定しても良いし、フューズなどを用いて出荷時にプ
ログラムしても良い。更に、コマンド体系に動作モード
1と動作モード2の両方を用意すれば、コントローラか
らのコマンド指示により随時切り替えて動作させること
も可能である。
【0119】動作モード1では、モード切り替え信号は
Lレベルに設定される。また、マルチプレクサ144と
147は入力Bを選択する。レジスタ142はリフレッ
シュコマンドでリセットされる。動作モード1では、書
き込み時のゲート制御1信号とゲート制御2信号とのタ
イミングは図27に示す関係にある。ゲート制御2信号
をONにしてゲート173を接続状態にして書き込みデ
ータをラッチ174にラッチさせた後に、ゲート制御1
信号をONにして取込みゲート141を接続状態にして
書き込みデータをレジスタ142に記憶させる。また、
読み出し時は、ゲート制御3信号をONにして読み出し
データをラッチ176にラッチさせた後に、ゲート制御
1信号をONにして取込みゲート141を接続状態にし
て読み出しデータをレジスタ142に記憶させる。この
ようなタイミング関係にあるゲート制御1信号で取込み
ゲート141は制御され、ゲート制御2信号でゲート1
73は制御され、ゲート制御3信号でゲート175は制
御される。このような動作モード1の動作は、図20を
参照して説明した回路構成の動作と実質的に同じであ
る。
【0120】動作モード2では、モード切り替え信号は
Hレベルに設定される。取込みゲート1とマルチプレク
サ144、147は代表データ取込み信号の状態に応じ
て制御される。ゲート173と175は接続状態で固定
である。レジスタ142はリフレッシュコマンドではリ
セットされない。このような動作モード2の動作は、図
25を参照して説明した回路構成の動作と同じである。
【0121】電源ノイズなどの影響によりレジスタ14
2が反転してしまった場合は、動作モード1ではれ時ス
t142をリセットし、動作モード2では代表データを
再受信してレジスタ142の内容を更新すれば良い。
【0122】また、図27に示す回路構成では、動作モ
ード1においても前述の代表データ更新コマンドと同様
の動作をするレジスタ更新コマンドを用意すれば、次の
ような対応も可能である。動作モード1で使用中にレジ
スタ142の内容を更新する場合は、コントローラ10
からレジスタ更新コマンドとコントローラのレジスタに
保持されている最新データをメモリにそのまま送信す
る。メモリはレジスタ更新コマンドを受信したらモード
切り替え信号を一時的にHとし、また代表データ取込み
信号を発生する。これにより、コントローラとメモリの
レジスタの内容が一致する。その後、モード切り替え信
号と代表データ取込み信号をLにして、動作モード1の
戻る。即ち、動作モード1においてもレジスタをリセッ
トするのではなく、コントローラのレジスタの内容をそ
のままメモリ142のレジスタに転送し、内容を一致さ
せることができる。
【0123】なお、第1及び第2の原理の両方に対応し
たコントローラのデータ入出力部は、図27に示す構成
において取込みゲート141とレジスタ142をメモリ
の数分だけ用意し、スイッチ140と取込みゲート14
1との間、ORゲート170と取込みゲート141との
間、ORゲート172とレジスタ142の間、及びレジ
スタ142の出力にそれぞれセレクタを設けた回路構成
となる。
【0124】以上、本発明の実施の形態及び実施例を説
明した。本発明は上記実施の形態や実施例に限定される
ものではなく、本発明の範囲内で様々な他の実施の形態
や実施例が可能である。
【0125】以下、上述した本発明の一部を整理する
と、次の通りである。 (付記1)第1の情報を保持するレジスタ、及び外部か
ら第1の信号を受信して第2の情報を生成する情報生成
回路を備え、前記第1の信号は前記第1の情報の反転を
示す信号であり、前記情報生成回路は前記第1の情報及
び前記第1の信号に基づいて前記第2の情報を生成する
半導体装置。 (付記2)第1の情報を保持するレジスタ、及び第2の
情報を受信し第1の信号を外部へ出力する情報生成回路
を備え、前記第1の信号は前記レジスタに保持された前
記第1の情報と前記情報生成回路が受信した前記第2の
情報の論理演算に基づく信号であって、第1の情報の反
転を示す信号である半導体装置。 (付記3)前記情報生成回路は、前記レジスタに保持さ
れた前記第1の情報を前記第2の情報に書き換える付記
1又は2記載の半導体装置。 (付記4)前記情報生成回路は、前記第1の情報を受信
して前記レジスタに格納し、次に前記第1の信号を受信
して前記第2の情報を生成する付記1記載の半導体装
置。 (付記5)前記情報生成回路は、前記第1の情報を受信
して前記レジスタに格納し、次に前記第2の情報を受信
して前記第1の信号を生成する付記1又は2記載の半導
体装置。 (付記6)前記レジスタは、リセット信号でリセットさ
れる付記1又は2記載の半導体装置。 (付記7)前記半導体装置はメモリアレイを含む半導体
装置であり、前記レジスタは外部から受信したリフレッ
シュ指示に基づきリセットされる付記1又は2記載の半
導体装置。 (付記8)前記第1の信号はパルス信号である付記1又
は2記載の半導体装置。 (付記9)前記情報生成回路は前記第1の信号をラッチ
するデータ入力部を有し、前記半導体装置は外部からの
チップ選択信号を受信する回路を有し、前記データ入力
部は前記チップ選択信号に基づき前記第1の信号をラッ
チする付記1記載の半導体装置。 (付記10)前記第1の信号はパルス信号であり、前記
データ入力部は該パルス信号のエッジを検出して前記第
1の信号をラッチする付記9記載の半導体装置。 (付記11)前記情報生成回路は前記第1の信号をラッ
チするデータ入力部を有し、前記半導体装置は外部から
クロックを受信して内部クロックを発生するクロック発
生部を有し、前記データ入力部は前記内部クロックに同
期して前記第1の信号をラッチする付記1記載の半導体
装置。 (付記12)前記情報生成回路は前記第1の信号をラッ
チするデータ入力部を有し、前記半導体装置は外部から
クロックを受信して内部クロックを発生するクロック発
生部を有し、前記データ入力部は前記内部クロックを基
準とする所定の期間において、パルス信号である前記第
1の信号のエッジを検出してラッチする付記1記載の半
導体装置。 (付記13)前記半導体装置は半導体記憶装置を制御す
るコントローラであり、前記半導体記憶装置にリフレッ
シュ指示への発行に関連して、前記レジスタをリセット
する付記1記載の半導体装置。 (付記14)前記半導体装置は複数の半導体装置と選択
的に接続可能なインタフェイスを有し、前記レジスタは
前記複数の半導体装置毎に設けられている付記1又は2
記載の半導体装置。 (付記15)前記情報生成回路は、前記第1の情報と前
記第1の信号との排他的論理和演算を行い前記第2の情
報を生成する付記1記載の半導体装置。 (付記16)前記情報生成回路は、前記第1の情報と前
記第2の情報との排他的論理和演算を行い前記第1の信
号を生成する付記2記載の半導体装置。 (付記17)付記1記載の半導体装置と付記2記載の半
導体装置を有するシステムで、それぞれのレジスタは同
一の第1の信号を保持するシステム。 (付記18)第1の情報をレジスタに保持するステップ
と、外部から受信した第1の信号と前記第1の情報とに
基づいて第2の情報を生成して所定の信号線に送出する
ステップとを有し、前記第1の信号は前記第1の情報の
反転を示す信号である情報処理方法。 (付記19)第1の情報をレジスタに保持するステップ
と、受信した第2の情報と前記第1の情報の論理演算し
て第1の信号を生成して外部へ送信するステップとを有
し、前記第1の信号は第1の情報の反転を示す信号であ
る情報処理方法。 (付記20)前記情報処理方法は更に、前記レジスタに
保持された前記第1の情報を前記第2の情報に書き換え
る付記18又は19記載の情報処理方法。
【0126】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
反転ビットを半導体装置間でやりとりする構成としたた
め、情報量の無駄がなくなり、電力消費を軽減すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の原理を説明する図である。
【図2】本発明の一実施の形態を示すブロック図であ
る。
【図3】メモリに設けられるデータ入力部の第1の実施
例を示すブロック図である。
【図4】図3の回路動作を示すタイミング図である。
【図5】メモリに設けられるアドレス入力部の実施例を
示すブロック図である。
【図6】メモリに設けられるデータ入力部の第2の実施
例を示すブロック図である。
【図7】図6の回路動作を示すタイミング図である。
【図8】図6に示す入力ラッチ部の一構成例を示す回路
図である。
【図9】メモリに設けられるデータ入力部の第3の実施
例を示すブロック図である。
【図10】図9の回路動作を示すタイミング図である。
【図11】メモリに設けられるデータ入力部の第4の実
施例を示すブロック図である。
【図12】図11の回路動作を示すタイミング図であ
る。
【図13】メモリに設けられるデータ入力部の第5の実
施例を示すブロック図である。
【図14】図13の回路動作を示すタイミング図であ
る。
【図15】メモリに設けられるデータ入力部の第5の実
施例を示すブロック図である。
【図16】図15の回路動作を示すタイミング図であ
る。
【図17】メモリに設けられるデータ出力の一実施例を
示すブロック図である。
【図18】コントローラに設けられる/CS出力部及び
データ出力部の第1の実施例を示すブロック図である。
【図19】コントローラに設けられるデータ入力部の一
実施例を示すブロック図である。
【図20】メモリに設けられるデータ入出力回路の一実
施例を示すブロック図である。
【図21】図20に示すレジスタと取込みゲートの一構
成例の回路図である。
【図22】コントローラに設けられる/CS出力部及び
データ出力部の第2の実施例を示すブロック図である。
【図23】図22に示すレジスタと取込みゲートの一構
成例の回路図である。
【図24】本発明の第2の原理を示すブロック図であ
る。
【図25】本発明の第2の原理に対応したメモリのデー
タ入出力部の一実施例を示すブロック図である。
【図26】本発明の第2の原理に対応したメモリのデー
タ入出力部の別の実施例を示すブロック図である。
【図27】本発明の第1の原理及び第2の原理の両方に
対応したメモリのデータ入出力部の一実施例を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
10 コントローラ 11 インタフェイス部 12 レジスタ 13 メモリ 14 インタフェイス部 15 レジスタ 16 データバス 17a−17d レジスタ 18 インタフェイス部 19a−19d インタフェイス部 20a−20d メモリコア

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の情報を保持するレジスタ、及び外
    部から第1の信号を受信して第2の情報を生成する情報
    生成回路を備え、前記第1の信号は前記第1の情報の反
    転を示す信号であり、前記情報生成回路は前記第1の情
    報及び前記第1の信号に基づいて前記第2の情報を生成
    する半導体装置。
  2. 【請求項2】 第1の情報を保持するレジスタ、及び第
    2の情報を受信し第1の信号を外部へ出力する情報生成
    回路を備え、前記第1の信号は前記レジスタに保持され
    た前記第1の情報と前記情報生成回路が受信した前記第
    2の情報の論理演算に基づく信号であって、第1の情報
    の反転を示す信号である半導体装置。
  3. 【請求項3】 前記情報生成回路は、前記レジスタに保
    持された前記第1の情報を前記第2の情報に書き換える
    請求項1又は2記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】 前記情報生成回路は、前記第1の情報を
    受信して前記レジスタに格納し、次に前記第1の信号を
    受信して前記第2の情報を生成する請求項1記載の半導
    体装置。
  5. 【請求項5】 前記情報生成回路は、前記第1の情報を
    受信して前記レジスタに格納し、次に前記第2の情報を
    受信して前記第1の信号を生成する請求項1又は2記載
    の半導体装置。
  6. 【請求項6】 前記レジスタは、リセット信号でリセッ
    トされる請求項1又は2記載の半導体装置。
  7. 【請求項7】 前記半導体装置はメモリアレイを含む半
    導体装置であり、前記レジスタは外部から受信したリフ
    レッシュ指示に基づきリセットされる請求項1又は2記
    載の半導体装置。
  8. 【請求項8】 前記第1の信号はパルス信号である請求
    項1又は2記載の半導体装置。
  9. 【請求項9】 前記情報生成回路は前記第1の信号をラ
    ッチするデータ入力部を有し、 前記半導体装置は外部からのチップ選択信号を受信する
    回路を有し、 前記データ入力部は前記チップ選択信号に基づき前記第
    1の信号をラッチする請求項1記載の半導体装置。
  10. 【請求項10】 前記第1の信号はパルス信号であり、
    前記データ入力部は該パルス信号のエッジを検出して前
    記第1の信号をラッチする請求項9記載の半導体装置。
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