JP2002267804A - 反射防止フィルム及びその製造方法 - Google Patents

反射防止フィルム及びその製造方法

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JP2002267804A
JP2002267804A JP2001072385A JP2001072385A JP2002267804A JP 2002267804 A JP2002267804 A JP 2002267804A JP 2001072385 A JP2001072385 A JP 2001072385A JP 2001072385 A JP2001072385 A JP 2001072385A JP 2002267804 A JP2002267804 A JP 2002267804A
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layer
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hard coat
transparent plastic
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JP2001072385A
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Masahiro Nakamura
正弘 中村
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Toyo Metallizing Co Ltd
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Toyo Metallizing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】反射防止性能および反射色の均一性などの光学
機能に優れるとともに、耐擦傷性に優れた反射防止フィ
ルムを、生産性よく安価に提供する。 【解決手段】透明プラスチックフィルムの片面に、ハー
ドコート層、帯電防止層及び低屈折率層をこの順にハー
ドコート層を透明プラスチックフィルム側として順次積
層してなる反射防止フィルムにおいて、該ハードコート
層の屈折率と該透明プラスチックフィルムの屈折率との
差が0.05以下で、かつ、該帯電防止層の屈折率が該
ハードコート層の屈折率より0.05以上大きく、該低
屈折率層の屈折率が該帯電防止層の屈折率より0.10
以上小さいことを特徴とする反射防止フィルム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、透明プラスチック
フィルムに、ハードコート層、帯電防止層及び低屈折率
層がこの順に積層された反射防止フィルムであり、好適
には、陰極管表示装置(C RT)、液晶表示装置(L
CD)、プラズマディスプレイ(PDP)、プロジェク
ション表示装置およびEL表示装置などの画像表示装置
の前面に貼り付け、外光の映り込みを防止し視認性を向
上させる反射防止フィルムとその製造方法に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】近年、パソコン、テレビ、デジタルカメ
ラ、ビデオカメラおよび携帯電話等の液晶表示装置(L
CD)、陰極管表示装置(CRT)あるいはプラズマデ
ィスプレイ(PDP)等の画像表示装置には、その大型
化、平面化、高品位化あるいは携帯化による屋外使用の
頻度アップ等により外光の映り込みを防止し視認性を向
上させるため、反射防止膜が幅広く利用されている。
【0003】従来、反射防止膜としては、支持体上にハ
ードコート層を設けた上に、真空蒸着やスパッタリング
などの乾式コーティング方式により金属酸化物の透明薄
膜を複数層積層した反射防止膜が多用されている。乾式
コーティング方式のほかに湿式コーティング方式による
反射防止膜も用いられていて、湿式コーティング方式
は、乾式コーティング方式より反射防止能などの光学的
機能は若干劣るが、連続加工が容易で生産性が高いとい
う利点がある。
【0004】この湿式コーティング方式では、透明基材
にハードコート層を設けた上に、帯電防止層、高屈折率
層、低屈折率層及び防汚層を積層コーティングするが、
通常ハードコート層には塗布の状態向上させるためレベ
リング剤が添加されているため、該ハードコート層の上
に低粘度の液を重ねて塗布することが難く、帯電防止
層、高屈折率層または低屈折率層を塗布するときにハジ
キ、スジ、厚みむらなどの塗布欠点を生じやすく反射色
のむら等の欠点が発生することが多い。また、透明基材
にコロナ処理やプラズマ処理などの処理を施し塗れ性を
改良する方法もあるが、ハードコート層と高屈折率層、
帯電防止層または低屈折率層との密着が十分でなく耐擦
傷性が良くないという問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたように、湿
式コーティング方式による反射防止フィルムは、一般的
には乾式コーティング方式による反射防止フィルムより
も光学機能で劣るが、生産性は乾式コーティング方式よ
りも優れ低コストで生産することができる。そこで本発
明の目的は、反射防止性能および反射色の均一性などの
光学機能に優れるとともに、耐擦傷性に優れた反射防止
フィルムを、生産性よく安価に提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
せんとするものであって、本発明の反射防止フィルム
は、透明プラスチックフィルムの片面に、ハードコート
層、帯電防止層及び低屈折率層をこの順にハードコート
層を透明プラスチックフィルム側として順次積層してな
る反射防止フィルムであって、該ハードコート層の屈折
率と該透明プラスチックフィルムの屈折率との差が0.
05以下で、かつ、該帯電防止層の屈折率が該ハードコ
ート層の屈折率より0.05以上大きく、該低屈折率層
の屈折率が該帯電防止層の屈折率より0.10以上小さ
いことを特徴とする反射防止フィルムである。
【0007】本発明の上記の反射防止フィルムは、さら
に次の好ましい態様を有している。 (a) ハードコート層がレベリング剤を含有しないこと。 (b) 帯電防止層が、光反応性官能基で改質された金属酸
化物微粒子を含有する紫外線硬化樹脂を主成分とし、該
帯電防止層の屈折率が1.60以上1.75以下の範囲
内であること。 (c) 低屈折率層が、官能基含有フッ素ポリマーと架橋性
含フッ素ポリマーとの2液混合型熱硬化物からなり、該
低屈折率層の屈折率が1.40以下で、該低屈折率層の
光学厚みが代表的な可視光線の波長の概略1/4である
こと。 (d) 透明プラスチックフィルムが、少なくともハードコ
ート層が積層される一面に易接着処理されたポリエチレ
ンテレフタレートフィルムであり、かつ、その屈折率が
1.45〜1.60であること。 (e) ハードコート層、帯電防止層及び低屈折率層が、湿
式コーティング法により形成されたものであること。
【0008】また、本発明の反射防止フィルムの製造方
法は、透明プラスチックフィルムの片面に、ハードコー
ト層、帯電防止層及び低屈折率層をこの順にハードコー
ト層を透明プラスチックフィルム側として順次積層し、
反対面に粘着層を設けて離型性保護フィルムを貼合わせ
てなる反射防止フィルム、好適には、上記した反射防止
フィルムの製造方法において、片面に低屈折率層を塗布
・乾燥し巻き取る工程から、反対面に粘着加工を施し離
型性保護フィルムを設けるまでの工程において、該低屈
折率層を塗布した面とは反対の面に、粘着加工時に容易
に剥離可能な微粘着保護フィルムを貼合わせ、粘着加工
時に剥離しながら粘着剤を塗布することを特徴とする反
射防止フィルムその製造方法である。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の反射防止フィルムは、透
明プラスチックフィルムの片面に、ハードコート層、帯
電防止層及び低屈折率層をこの順にハードコート層を透
明プラスチックフィルム側として順次積層した基本構造
を有するものである。
【0010】本発明で用いられる透明プラスチックフィ
ルムとしては、全光線透過率が80%以上のプラスチッ
クフィルムであることが好ましく、またヘイズが2%以
下であることが好ましく、例えば、ポリエチレンテレフ
タレートフィルム、ポリエチレンナフタレートフィル
ム、ポリメチルメタクリレートフィルム、ポリカーボネ
ートフィルム、トリアセチルセルロースフィルム、ポリ
アリレートフィルム、ポリエーテルスルホンフィルムお
よびポリオレフィンフィルムなどが挙げられる。本発明
では、特にポリエチレンテレフタレートフィルムが、透
明性、機械的強度、平面性、耐薬品性および耐湿性共に
優れており、その上安価であり好ましく用いられる。
【0011】透明プラスチックフィルムとその上に設け
られるハードコート層との密着強度をより向上させるた
め、透明プラスチックフィルムは易接着処理が施された
されたものであることが更に好ましい。易接着処理とし
ては、ポリエステル、アクリル酸エステル、ポリウレタ
ン、ポリエチレンイミン、シランカップリング剤等から
なる易接着剤により透明プラスチックフィルム上に易接
着層を設ける処理が挙げられ、易接着層の厚みとしては
0.05〜1.0μmの範囲が好ましい。0.05μm
より薄いと十分な接着性が得られ難く、また、1.0μ
mより厚いと接着性の効果は飽和する。該易接着層は、
透明プラスチックフィルムを製造した後成膜しても良い
し、透明プラスチックフィルムの製造時にインラインで
成膜しても良い。
【0012】本発明では、積層コーティングする各層の
屈折率の設計上、易接着層を含めた屈折率は1.45乃
至1.60であることが好ましく、より好ましくは1.
45乃至1.55である。
【0013】本発明でハードコート層形成に用いられる
ハードコート剤としては、透明プラスチックフィルムの
屈折率と、透明プラスチックフィルムに易接着処理が施
されている場合は易接着層を含めた屈折率と、ハードコ
ート剤の硬化被膜の屈折率との差が0.05以下であれ
ばよく、屈折率の差は、より好ましくは0.03以下で
ある。プラスチックフィルムの屈折率とハードコート層
の屈折率の差が0.05より大きいと波長による屈折率
・干渉の違いから干渉縞が発生し画像品位を損ねる。屈
折率の差が0.05以下であればハードコート層と透明
プラスチックフィルムの屈折率及びその大小は限定され
るものでないが、透明プラスチックフィルムの屈折率は
1.45〜1.60のものが、また、ハードコート層の
屈折率は1.45〜1.65のもが好ましく用いられ
る。
【0014】かかるハードコート層を形成するハードコ
ート剤としては、例えば、ポリエステルアクリレート、
ウレタンアクリレート、エポキシアクリレート、ポリエ
ーテルアクリレート等の紫外線硬化樹脂、カチオン重合
紫外線硬化エポキシ樹脂、紫外線硬化有機/無機ハイブ
リットハードコート剤等が挙げられる。
【0015】一般に、上記ハードコート塗料をウェット
コート法で透明プラスチックフィルムに塗布する場合、
塗布の外観を向上させるためにシリコーンオイルなどの
レベリング剤を添加することが常用されているが、ハー
ドコート層の上に帯電防止層を形成する際にハジいて塗
布出来なかったり、塗布出来たとしてもハードコート層
と耐電防止層の密着が不十分となり耐擦傷性が悪いもの
となることがある。
【0016】本発明で用いられるハードコート剤には、
レベリング剤を含まないことが好ましく、レベリング剤
を用いないことにより一層優れた耐擦傷性を発現する。
【0017】なお、レベリング剤としてはシリコーンオ
イル、フッ素化ポリオレフィンやポリアクリル酸エステ
ルなどの表面張力を低下させる化合物が挙げられる。
【0018】ハードコート層の厚みは、3〜15μmが
好ましく、更に好ましくは5〜10μmである。ハード
コート層の厚みが3μmより薄いと、十分な表面硬度が
得ら難く、また、ハードコート層の厚みが15μm以上
であると、カールやクラックの発生が無視できなくな
る。
【0019】ハードコート剤を透明プラスチックフィル
ムに塗布する方法は特に限定されるものでなく、ダイコ
ート、3本リバースコート、コンマコートあるいはグラ
ビアコート、マイクログラビアコート等通常の塗布方
法、好適には、湿式コーティング法が用いられる。
【0020】本発明の帯電防止層には、好ましくは、光
反応性官能基で改質された金属酸化物微粒子を含有する
紫外線硬化樹脂が用いられる。本発明の帯電防止層に使
用される光反応性官能基で改質された金属酸化物微粒子
は、透明性があり導電性があるものであればよく、例え
ば、錫がドープされた酸化インジウム、アンチモンがド
ープされた酸化錫、酸化亜鉛等が挙げられる。
【0021】金属酸化物微粒子の粒子径は、透明性と耐
摩耗性の点から、0.05μm以下であることが好まし
く、0.02μm以下であることが更に好ましい。
【0022】紫外線硬化樹脂としては、ポリエステルア
クリレート、ウレタンアクリレート、エポキシアクリレ
ート、ポリエーテルアクリレート等の紫外線硬化樹脂、
カチオン重合紫外線硬化エポキシ樹脂等が挙げられる。
光反応性官能基で改質された金属酸化物微粒子の含有量
は、帯電防止層の屈折率が、好適には、1.60〜1.
75、より好ましくは1.65〜1.70で、表面抵抗
値が107〜1010 Ω/□、より好ましくは108〜1
9Ω/□となるように調整することが好ましい。
【0023】かかる屈折率と表面抵抗値の調整のため
に、酸化チタン、酸化アルミニウムあるいは酸化珪素な
どの非導電性の金属酸化物微粒子を適宜加えても何ら差
し支えない。帯電防止層の塗布厚みは、適正な反射特性
を得るために0.05〜0.2μmとすることが好まし
く、より好ましくは0.1〜0.15μmである。
【0024】帯電防止層のコーティング方法としては、
グラビアコート、マイヤーバーコート、ディップコー
ト、マイクログラビアコート等が挙げられるが、グラビ
アロールの回転数を変化させることで塗布膜厚みを微調
整できること及びハンドリングが容易であること等か
ら、マイクログラビアコートが好ましく用いられる。乾
式方法では1本毎排気が必要であるが、湿式コーティン
グ法では多数本連続加工が可能であるうえ、加工速度も
速いため生産性がよく安価な生産方法として好ましい。
帯電防止層の屈折率は1.60〜1.75が好ましい、
より好ましくは1.65〜1.70である。
【0025】本発明の低屈折率層は、架橋可能な官能基
を含有するフッ素ポリマー及びこれと架橋可能な架橋性
含フッ素ポリマーで防汚性を有するポリマーが好ましく
用いられ、硬化被膜の屈折率が1.40以下であること
が好ましく、より好ましくは1.38以下である。視感
での反射防止性能を効果的に発現するために低屈折率層
の光学厚みは、代表的な可視光線波長の概略1/4とな
るようにする。
【0026】低屈折率層のコーティング方法としては、
ディップコート、ロールコート、マイヤーバーコート、
グラビアコートおよびマイクログラビアコート等の一般
的なコーティング方法が挙げられるが、塗布の均一性と
塗布厚みの微調整がグラビアロールの回転数の変更で可
能なことから、マイクログラビアコートが好ましく用い
られる。低屈折率層の形成には、蒸着やスッパッタなど
の乾式法に比べて生産性が良く防汚性を併有させること
が可能である、湿式コーティング法が好ましく用いられ
る。
【0027】本発明においては、帯電防止層の屈折率が
ハードコート層の屈折率より0.05以上大きい。屈折
率の差が0.05未満の場合は、良好な反射防止効果が
得られない。帯電防止層の屈折率はより好ましくはハー
ドコート層の屈折率より1.5以上大きい。
【0028】また、本発明においては、低屈折率層の屈
折率が該帯電防止層の屈折率より0.10以上小さい。
屈折率の差が0.10未満の場合は、良好な反射防止効
果が得られない。低屈折率層の屈折率はより好ましくは
該帯電防止層の屈折率より0.15以上小さい。
【0029】本発明では、上記の低屈折率層を塗布し、
乾燥硬化させて巻き取る手前で、第2軸から繰り出した
微粘着保護フィルムを反射防止加工した面とは反対の面
に貼り合わせ、低屈折率層の防汚性発現成分が粘着加工
面に移行するのを防ぐことにより、表示装置に貼着する
ための粘着剤のフィルム面への密着力を妨げることがな
くなる。保護フィルムの材質及びその微粘着剤の種類
は、光学特性及び画像装置へ貼りつけるための粘着剤の
密着に影響を及ぼさなければ特に限定されるものでな
い。巻き取った後に保護フィルムを貼ったのでは低屈折
率層の防汚性発現成分が移行してしまい、粘着剤の良好
な密着が得られず、再剥離性が悪いものとなる。事前に
保護フィルムを貼っておく方法もあるが、インラインで
反射率などの測定をするときに支障がでて、工程中での
膜厚管理が難しくなる。
【0030】本発明の反射防止フィルムは、最後に画像
表示装置に貼着するために反射防止加工した面とは反対
の面に粘着剤加工をし離型性保護フィルムを積層する。
粘着剤は透明性が良く初期粘着強度100〜2000g
/25mmのもので再剥離性があれば良く、必要に応じ
て紫外線吸収剤、選択性光吸収剤、近赤外線吸収剤を適
宜加えてもよい。
【0031】この際、透明プラスチックフィルムの片面
に、低屈折率層を塗布・乾燥し巻き取る工程から、反対
面に粘着加工を施し離型性保護フィルムを設けるまでの
工程において、該低屈折率層を塗布した面とは反対の面
に、粘着加工時に容易に剥離可能な微粘着保護フィルム
を貼合わせ、粘着加工時に剥離しながら粘着剤を塗布す
ることが好ましい。剥離可能な微粘着保護フィルムは、
特に限定されるものではなく、反射防止フィルムの背面
に密着し、剥離時には糊残りがなく容易に剥離出来るも
のであればよく、粘着剤としてはアクリル1液、アクリ
ル2液、ゴム系シリコン系粘着剤いずれでも良い。
【0032】
【実施例】以下、本発明について実施を挙げ説明する
が、本発明はこれらに限定されるものではない。
【0033】[実施例1]188μmの両面に脂肪族ポ
リエステル系樹脂で易接着処理されたポリエチレンテレ
フタレートフィルム(東レ(株)製、商品名ルミラーU
42;屈折率1.49)の片面に、紫外線硬化有機/無
機ハイブリットハードコート剤(JSR(株)製、商品
名デソライトKZ7224;屈折 率1.50)を、ダ
イコーターによりコーティングし、乾燥後、高圧水銀灯
を用いて積算光量概略700mj/cm2で紫外線照射
し硬化させ、膜厚み8μmのハードコートフィルムを得
た。次に、得られたハードコート層の上に、帯電防止層
として光反応性官能基で改質されたアンチモンでドープ
された酸化錫微粒子を含有する紫外線硬化樹脂(JSR
(株)製、商品名デソライトKZ7236;屈折率1.
68)を、マイクログラビアコーターを用いてコーティ
ングし、乾燥後、高圧水銀灯を用いて積算光量概略10
00mj/cm2で紫外線硬化させ、膜厚み0.12μ
mの高屈折率帯電防止層を得た。得られたフィルムの表
面抵抗値は、2.4×107 Ω/□であった。更に、得
られた高屈折率帯電防止層上に2液硬化型フッ素系低屈
折率塗剤(JSR(株) 製、商品名オプスターTN072;屈折率1.40)
を、マイクログラビアコーターを用いてコーティング
し、140℃で約2分間乾燥硬化させた後、巻き取る手
前にて、背面に25μmのポリエチレンテレフタレート
製微粘着保護フィルム((株)サンエー化研製、商品名
サニテクトH255E)を貼り合わせ巻き取った。得ら
れた低屈折率層の膜厚みは0.10μmで、反射率は4
50nmで1.75、550nmで0.54、650n
mで1.43であった 。
【0034】次に、上記反射防止フィルムの保護フィル
ムを剥がしながら、反射防止加工面とは反対の面にカー
ボンブラックで光線透過率を53%に調整した粘着剤を
塗布加工し、75μmのポリエチレンテレフタレート製
離型フィルムを貼り合わせた後、所定の大きさに断裁し
た。得られた反射防止フィルムを、パソコンのCRTデ
ィスプレイに貼り付け作業したところ、外光の映り込み
が少なく視認性の良いものであった。また、反射防止フ
ィルムをCRTディスプレイから剥がしてみたが糊残り
は全くなかった。得られた反射防止フィルムの反射率、
密着性、SW硬度、耐エタノール摩耗性、表面抵抗値の
測定結果を表1に示した。各測定は以下に示す方法で行
なった。
【0035】(反射率)裏面の反射をキャンセルするよ
うに黒艶消しテープを貼り、島津製作所製分光光度計
(UV−3101PC)で測定した。
【0036】(密着性)反射防止加工した面に碁盤目ス
クラッチを入れ、日東電工製ポリエステルテープ31B
で、10回剥離を行った後に剥がれずに残った塗膜の数
をカウントした。
【0037】(SW硬度)学振型堅牢度試験機を用い
て、反射防止加工面をスチールウール#0000により
荷重200g/2cm角で擦った後の傷の程度を目視観
察した。傷のないものをA、弱い傷が1〜3本のものを
B、強い傷があるもの及び弱い傷が4本以上あるものを
C、膜の剥がれがあるものをDとした。
【0038】(耐エタノール摩耗性)学振型堅牢度試験
機を用いて、エタノールを1cc湿した綿布により荷重
2kg/2cm角で30回摩耗した時の傷の程度を目視
観察した。傷のないものをA、弱い傷が1〜3本のもの
をB、強い傷があるもの及び弱い傷が4本以上あるもの
或いは一部に膜剥がれがあるものをC、膜の剥がれがあ
るものをDとした。
【0039】(表面抵抗値)三菱油化製ハイレスタI
R、タイプMCP−HT250、プローブHR Sを用
いて、印加電圧500Vにて5回測定しその平均値で表
した。
【0040】[実施例2]188μmの両面にポリエス
テル系樹脂で易接着処理されたポリエチレンテレフタレ
ートフィルム(東洋紡績(株)製、商品名コスモシャイ
ンA4300;屈折率1.50)の片面に、紫外線硬化
アクリル樹脂(日本化薬(株)製、商品名KAYANO
VA−FOP4000A; 屈折率1.52)をマイク
ログラビアコーターよりコーティングした後、高圧水銀
灯にて積算光量が概略500mj/cm2となるように
紫外線照射し硬化させ、塗布厚み7μmのハードコート
フィルムを得た。次に得られたハードコートフィルムの
上に、帯電防止高屈折層として、アンチモンでドープさ
れた酸化錫のハイブリット紫外線硬化ハ−ドコート剤
(日本化薬(株)製、商品名KAYANOVA−S88
001;屈折率1.69)を、マイクログラビアコータ
ーにを用いてコーティングし、乾燥後、高圧水銀灯で積
算光量500mj/cm2となるように紫外線照射し硬
化させ、厚み0.12μmの高屈折率帯電防止膜を得
た。得られたフィルムの表面抵抗値は1.0×109 Ω
/□であった。更に、得られた高屈折率帯電防止層上に
実施例1と同様に高屈折率層、反対面に微粘着保護フィ
ルム及び粘着剤、離型フィルムを積層し反射防止フィル
ムを得た。得られた反射防止フィルムは、視認性良好で
あり、実施例1と同様に測定を行なった。得られた結果
を表1に示した。
【0041】
【表1】
【0042】
【発明の効果】本発明によれば、光学特性及び耐擦傷に
優れた反射防止フィルムを生産性よく安価にうることが
できる。
【0043】また、反射防止膜を加工する面とは反対の
面に、低屈折率層を塗布・乾燥し巻き取る工程から反対
面に粘着加工を施し離型性保護フィルムを設けるまでの
工程に於いて、低屈折率層を塗布する面とは反対の面
に、粘着加工時に容易に剥離可能な微粘着保護フィルム
を貼合わせることにより、粘着加工面への防汚成分の移
行を防ぎ、再剥離性のよい粘着付き反射防止フィルムを
提供できる。
【0044】得られた反射防止フィルムを画像表示画面
の表面に貼ると、外部からの映り込みが少 ない視認性
に優れた表示画像を得ることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2K009 AA02 AA15 BB24 CC03 CC09 EE03 4F100 AA17B AA28 AK01A AK01B AK01D AK17C AK41 AK42D AR00B AR00C AR00E BA04 BA05 BA07 BA10C BA10D BA10E CC00C DE01B EH462 EJ05C EJ54B EJ862 EJ942 GB41 JA20C JB13C JB14B JB20C JG03B JK09 JK12A JL02 JL11E JL14D JN01D JN06 JN18A JN18B JN18C JN18D

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明プラスチックフィルムの片面に、ハ
    ードコート層、帯電防止層及び低屈折率層をこの順にハ
    ードコート層を透明プラスチックフィルム側として順次
    積層してなる反射防止フィルムにおいて、該ハードコー
    ト層の屈折率と該透明プラスチックフィルムの屈折率と
    の差が0.05以下で、かつ、該帯電防止層の屈折率が
    該ハードコート層の屈折率より0.05以上大きく、該
    低屈折率層の屈折率が該帯電防止層の屈折率より0.1
    0以上小さいことを特徴とする反射防止フィルム。
  2. 【請求項2】 ハードコート層がレベリング剤を含有し
    ないことを特徴とする請求項1記載の反射防止フィル
    ム。
  3. 【請求項3】 帯電防止層が、光反応性官能基で改質さ
    れた金属酸化物微粒子を含有する紫外線硬化樹脂を主成
    分とし、該帯電防止層の屈折率が1.60以上1.75
    以下の範囲内である請求項1または2記載の反射防止フ
    ィルム。
  4. 【請求項4】 低屈折率層が、官能基含有フッ素ポリマ
    ーと架橋性含フッ素ポリマーとの2液混合型熱硬化物か
    らなり、該低屈折率層の屈折率が1.40以下で、該低
    屈折率層の光学厚みが代表的な可視光線の波長の概略1
    /4である請求項1〜3のいずれかに記載の反射防止フ
    ィルム。
  5. 【請求項5】 透明プラスチックフィルムが、少なくと
    もハードコート層が積層される一面に易接着処理された
    ポリエチレンテレフタレートフィルムであり、かつ、そ
    の屈折率が1.45〜1.60である請求項1〜4のい
    ずれかに記載の反射防止フィルム。
  6. 【請求項6】 ハードコート層、帯電防止層及び低屈折
    率層が、湿式コーティング法により形成された請求項1
    〜5のいずれかに記載の反射防止フィルム。
  7. 【請求項7】 反射防止膜を加工する面とは反対の面に
    粘着層を設け、その粘着層に離型性保護フィルムを貼合
    わせてなる請求項1〜6のいずれかに記載の反射防止フ
    ィルム。
  8. 【請求項8】 透明プラスチックフィルムの片面に、ハ
    ードコート層、帯電防止層及び低屈折率層をこの順にハ
    ードコート層を透明プラスチックフィルム側として順次
    積層し、反対面に粘着層を設けて離型性保護フィルムを
    貼合わせてなる反射防止フィルムの製造方法において、
    片面に低屈折率層を塗布・乾燥し巻き取る工程から、反
    対面に粘着加工を施し離型性保護フィルムを設けるまで
    の工程において、該低屈折率層を塗布した面とは反対の
    面に、粘着加工時に容易に剥離可能な微粘着保護フィル
    ムを貼合わせ、粘着加工時に剥離しながら粘着剤を塗布
    することを特徴とする反射防止フィルムその製造方法。
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