JP2002266309A - 線路軌間外舗装構造、及び線路軌間外の舗装方法 - Google Patents
線路軌間外舗装構造、及び線路軌間外の舗装方法Info
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Abstract
との境界部に衝撃力が作用しても軌間外軌道舗装部材へ
の影響が少なく、境界部のアスファルト舗装道路の切断
が不要な線路軌間外舗装構造、及び線路軌間外の舗装方
法を提供する。 【解決手段】 アスファルト舗装道路4に密着して設置
され道路の路面を構成するブロック部材12A等と、レ
ール2の外側とブロック部材12A等の間に着脱設置さ
れ路面を構成する軌間外軌道舗装部材11と、軌間外軌
道舗装部材11の外側とブロック部材12A等との間の
調整間隙を充填し路面を構成する端部調整板13A等
と、ブロック部材12Aに取り付けられ端部調整板13
Aの道路側方の端部を支持する調整板端部支持金具14
を備える。備える。
Description
いてレールの外側とアスファルト舗装道路との間に設け
られ道路の路面を構成する線路軌間外舗装構造、及び線
路の軌間外において道路の路面を構成する線路軌間外の
舗装方法に関するものである。
る鉄道線路と道路が平面交差する踏切道においては、歩
行者や自動車等の通行のため、線路の軌間内及び軌間外
に舗装を行っていた。このような踏切構造の一つとし
て、いわゆる「連接軌道」が知られている。
てっ去し、そのかわりに、幅の広い板状のコンクリート
部材(以下、「連接版」という。)を道床砕石上に敷き
並べ、複数の連接版をPC鋼棒等によって緊結し、これ
らの連接版にレールを締結して踏切部の軌道を構成する
とともに、連接版の上面を踏切部の道路として利用する
ようにしたものである。
板、敷石等の舗装部材に比べ、高い強度と耐久性を有し
ている。このため、道路幅員が広く、大型車両が通行す
る大型踏切において使用される例が多かった。
下のような課題があった。
高額であり、中小規模の踏切においては、連接軌道より
も低廉な費用で建設でき、同等の強度や耐久性を有する
軌道舗装構造軌道が望まれていた。
・タイタンパー(以下、「MTT」という。)により道
床砕石の突き固めを行う場合、MTTのタンピング・ツ
ール(道床砕石突き固めを行うために砕石中に差し込み
振動を付加するむ部分)を道床砕石中に差し込む必要が
あるが、上記の連接軌道においては、連接版はレールを
支持するまくらぎの機能を果たしており、取り外すこと
はできなかった。このため、連接軌道形式の踏切では、
踏切地点をMTTの作業上の「固定箇所」とし、道床砕
石の突き固め作業は、踏切地点の手前でいったん終了
し、踏切を越えた地点から改めて道床砕石突き固め作業
を再開していた。しかし、中小踏切も連接軌道構造とす
ると、MTTによる道床砕石突き固め作業は、踏切箇所
ごとに中断した後に再開する必要があり、作業の効率が
低下し、機械化の利点が生かせない、という問題があっ
た。
切部の軌道のまくらぎはてっ去せず、まくらぎの上に、
幅の広い板状部材(以下、「軌道舗装部材」という。)
を敷き並べて取り付け、これらの軌道舗装部材の上面を
踏切部の道路として利用するようにした軌道舗装構造
(以下、「舗装部材着脱式踏切」という。)を提案して
いる(特開2000−265409号公報を参照)。
道よりも構造が簡素であるため、材料費、工事費ともに
連接軌道よりも低廉であり、MTTによる道床砕石突き
固め作業に際しても、軌道舗装部材を取り外せば道床が
露出するため、踏切前後の軌道と連続して作業が行え、
効率の良い機械化軌道保守作業が可能となる、という利
点を有している。
た従来の舗装部材着脱式踏切においては、線路の軌間外
の道路面を構成する軌間外軌道舗装部材と、アスファル
ト舗装道路部分との間には、薄板状の舗装絶縁部材や、
間隙を埋めるスペーサー部材等が配置されているだけで
あるため、舗装絶縁部材に接し踏切との境界となるアス
ファルト舗装道路部分が、ダンプトラックのような大型
自動車の走行等によって摩損して段差が生じ、自動車の
走行時に、タイヤが軌間外軌道舗装部材等をレールへ向
かう方向に水平に衝撃する場合があり、これに伴って軌
間外軌道舗装部材にバタツキが発生したり、軌間外軌道
舗装部材を取り付けるボルト等に過大な力が作用して変
形や折損等が生じる、という問題が発生していた。
1Aをレール2の外側に設置する場合には、まず、図1
3(A)に示すように、軌間外軌道舗装部材11Aを傾
斜状態とし、その先端部をレール2の顎下部に食い込ま
せるようにした後、軌間外軌道舗装部材11Aを後部を
回動させ、図13(B)に示すように、軌間外軌道舗装
部材11Aを水平状態で設置する。この場合には、図1
3(A)に示すように軌間外軌道舗装部材11Aの後部
に余裕代δが必要となる。このため、軌間外軌道舗装部
材11Aの後部に接続するアスファルト舗装道路部分
(図13における軌間外軌道舗装部材11Aの左端に接
続する部分)を切断し除去しなければならない場合も発
生する。その場合には、軌間外軌道舗装部材11Aを設
置した後に、アスファルト舗装道路部分と軌間外軌道舗
装部材11Aの間に空隙が残ることがあり、その空隙は
アスファルトを填充して埋め戻す作業が必要となるが、
このアスファルト填充作業に相当な時間がかかるため、
作業時間、及び工事コストの点から舗装部材着脱式踏切
の問題となっていた。なお、図13において、52A
は、線路の軌間内の道路面を構成する軌間内軌道舗装部
材を示している。
れたものであり、本発明の解決しようとする課題は、自
動車等の走行によりアスファルト舗装道路との境界部に
衝撃力が作用しても軌間外軌道舗装部材への影響が少な
く、境界部のアスファルト舗装道路の切断が不要な線路
軌間外舗装構造、及び線路軌間外の舗装方法を提供する
ことにある。
め、本発明に係る線路軌間外舗装構造は、線路の軌間外
においてレールの外側とアスファルト舗装道路との間に
設けられる線路軌間外舗装構造であって、前記アスファ
ルト舗装道路に密着して設置され道路の路面の一部を構
成するブロック部材と、前記レールの外側と前記ブロッ
ク部材の間に着脱設置可能で道路の路面の他の一部を構
成する軌間外軌道舗装部材と、前記軌間外軌道舗装部材
の外側と前記ブロック部材との間の調整間隙の内部に収
容されて前記調整間隙を充填するとともに前記道路の路
面の前記以外の一部を構成する間隙調整部材と、前記ブ
ロック部材に取り付けられるとともに前記間隙調整部材
の道路側方の端部を支持する調整部材第1支持手段を備
えることを特徴とする。
しくは、前記間隙調整部材は、複数の板状部材を有し、
前記板状部材の厚さ又は枚数が調整可能である。
て、好ましくは、地盤に支持されるとともに前記間隙調
整部材の道路内方の端部を支持する調整部材第2支持手
段を備える。
て、好ましくは、前記調整部材第2支持手段は第1嵌合
部を有し、前記間隙調整部材の道路内方の端部は前記嵌
合部と嵌合する第2嵌合部を有する。
て、好ましくは、調整部材第2支持手段を複数備えると
ともに、両端を前記調整部材第2支持手段により支持さ
れる中間間隙調整部材を備え、前記中間間隙調整部材は
両端に前記第2嵌合部を有する。
て、好ましくは、前記中間間隙調整部材の前記2つの第
2嵌合部のうちの一方は、略L字状の開口を有する。
て、好ましくは、前記軌間外軌道舗装部材の前記レール
に対向する側には、前記軌間外軌道舗装部材の設置時に
弾性変形可能な可撓性材料からなり前記レールと前記軌
間外軌道舗装部材の間のレール外側間隙をほぼ被覆する
レール外側間隙被覆部材が取り付けられる。
て、好ましくは、前記レール外側間隙被覆部材の下方に
は、前記レール外側間隙被覆部材の上部の平滑性を維持
する平滑維持部材が取り付けられる。
て、好ましくは、前記間隙調整部材は、前記調整部材第
2支持手段の構成部材を収容する密着用空間を有し、前
記調整部材第2支持手段の箇所において前記調整部材第
2支持手段の構成部材と前記軌間外軌道舗装部材を密着
させる。
て、好ましくは、前記ブロック部材の底部には、地盤と
の噛み合い性能を高める凹部又は凸部が形成される。
は、線路の軌間外においてレールの外側とアスファルト
舗装道路との間に設けられる線路軌間外の舗装方法であ
って、道路の路面の一部を構成するブロック部材を前記
アスファルト舗装道路に密着して設置し、調整部材第1
支持手段を前記ブロック部材に取り付け、前記ブロック
部材のレール側に間隙調整部材を配置して調整間隙を充
填させるとともに前記道路の路面の他の一部を構成さ
せ、前記間隙調整部材の道路側方の端部を調整部材第1
支持手段により支持させ、道路の路面の前記以外の一部
を構成する軌間外軌道舗装部材を前記レールの外側と前
記間隙調整部材の間に設置することを特徴とする。
て、図面を参照しながら説明する。
間外舗装構造を用いた踏切道の構成を示す平面図であ
る。また、図2は、図1に示す線路軌間外舗装構造のさ
らに詳細な構成を示す図であり、レール外側の箇所Aの
部分の拡大平面図である。また、図3は、図1に示す線
路軌間外舗装構造のさらに詳細な構成を示す図であり、
レール外側の箇所Aの部分を線路長手方向から見た拡大
正面図である。また、図4は、図1に示す線路軌間外舗
装構造のさらに詳細な構成を示す図であり、図1におけ
るB−B断面図である。
の線路の軌間外の一方(図1における上方)に設けられ
る線路軌間外舗装構造10と、線路の軌間内に設けられ
る線路軌間内舗装構造5と、線路の軌間外の他方(図1
における下方)に設けられる線路軌間外舗装構造10´
を備えて構成されている。
の線路の一方(図1における上方)のレール2の外側
と、踏切に接続する一方(図1における上方)のアスフ
ァルト舗装道路4との間に設けられている。また、線路
軌間外舗装構造10´は、踏切の線路の他方(図1にお
ける下方)のレール2´の外側と、踏切に接続する他方
(図1における下方)のアスファルト舗装道路4´との
間に設けられている。
道舗装部材51及び52を有している。これらの軌間内
軌道舗装部材51及び52は、上記した従来の舗装部材
着脱式踏切における線路の軌間内の道路面を構成する軌
間内軌道舗装部材と同様の構成及び作用を有している。
また、図1における符号3は、まくらぎを示している。
軌間外舗装構造10と同様の構成を有しているため、以
下の説明は線路軌間外舗装構造10について行う。
構造10は、複数の軌間外軌道舗装部材11と、複数の
ブロック部材12A及び12Bと、間隙調整部材13
と、調整板端部支持金具14と、調整板中間支持部材1
5と、角材16を備えている。
は、アスファルト舗装道路4に密着して固定設置され、
踏切道1の軌間外(レール2の外側)の踏切道路の路面
の一部を構成している。また、軌間外軌道舗装部材11
は、レール2の外側とブロック部材12A及び12Bの
間に着脱設置可能であり、踏切道1の軌間外の踏切道路
の路面の他の一部を構成している。また、間隙調整部材
13は、軌間外軌道舗装部材11の外側とブロック部材
12A及び12Bとの間の調整間隙の内部に収容されて
調整間隙を充填するとともに、踏切道路の路面の上記以
外の一部を構成している。また、調整板端部支持金具1
4は、ブロック部材12Aに取り付けられるとともに、
間隙調整部材13の道路側方の端部を支持しており、調
整部材第1支持手段に相当している。また、調整板中間
支持部材15と角材16は、地盤6c(図4参照)に支
持されるとともに、間隙調整部材13の道路内方の端部
を支持しており、調整部材第2支持手段に相当してい
る。
外舗装構造10のさらに詳細な構成と作用について説明
を行う。図5は、図1に示す線路軌間外舗装構造に用い
る調整板中間支持部材の詳細な構成を示す斜視図であ
る。また、図6は、図1に示す線路軌間外舗装構造に用
いるブロック部材の詳細な構成を示す斜視図である。ま
た、図7は、図1に示す線路軌間外舗装構造に用いる端
部調整板の詳細な構成を示す斜視図である。また、図8
は、図1に示す線路軌間外舗装構造に用いる中間調整板
の構成を示す側面図である。また、図9は、図1に示す
線路軌間外舗装構造における調整板中間支持部材と各調
整板との関係を示す斜視図である。また、図10は、図
1に示す線路軌間外舗装構造に用いる軌間外軌道舗装部
材の詳細な構成を示す横断面図である。
さらに詳細な構成と作用について説明する。図6は、ブ
ロック部材12Aの斜視図であり、図の斜め左右方向が
線路長手方向(図1における左右方向)である。図6に
示すように、ブロック部材12Aは、無筋コンクリー
ト、鉄筋コンクリート、プレストレストコンクリート、
鉄骨コンクリート、繊維補強コンクリート等からなり、
直方体状又は厚板状に形成されている。また、ブロック
部材12Aの一つの側部には、断面が台形状で、ブロッ
ク内部に陥没した凹部である収容凹部12aが設けられ
ている。また、ブロック部材12Aの側部のうち、収容
凹部12aが形成された側部に対して垂直となる側部の
一方には、2本の埋込ボルト21が設置されている。
いないが、上記したブロック部材12Aから、埋込ボル
ト21を除いた構成となっている。
は、図4に示すように、収容凹部12aの背後となる側
部が、アスファルト舗装道路4の端部に密着し、収容凹
部12aが形成された側部が、レール2と対向するよう
に、地盤6a上に設置される。この際、地盤6a上に
は、小砕石等が敷設され、転圧機械等によって転圧さ
れ、十分な地盤強度を発揮するように調整される。アス
ファルト舗装道路4は、地盤6aと同様に転圧等の処理
がなされた地盤6b上に設置されている。
2Bは、図1に示すように並べられたのち、図1の左右
方向にPC鋼線又はPC鋼棒等(図示せず)を挿入して
締め付け、一体化するようにしてもよい。このようにす
れば、ブロック部材12A又は12Bが沈下して表面が
凹凸状になることを防止することができる。
端部支持金具14は、鋼材等からなり、第1取付板部1
4aと、第2取付板部14bと、受板部14cと、補強
板部14dを有している。第1取付板部14aと第2取
付板部14bは板状で、互いに垂直となるように結合さ
れ、「L」字状の断面を形成し、第1取付板部14aの
底部と第2取付板部14bの底部には、補強板部14d
が溶接等によって接合されている。また、第2取付板部
14bの底部には、補強板部14dとは逆の方向(図
2、3における右方向)に、受板部14cが突出するよ
うな状態で、溶接等によって接合されている。
挿通させるためのボルト挿通孔14eが上下に2個設け
られている。この2つのボルト挿通孔14eには、上記
した2つの埋込ボルト21が挿通される。また、第2取
付板部14bには、ボルトを挿通させるためのボルト挿
通孔14fが1個設けられている。このボルト挿通孔1
4fには、後述する締付ボルト25が挿通される。
ク部材12Aに取り付ける場合は、まず、ブロック部材
12Aの埋込ボルト21を含む部分に、ゴムパッド39
(図2参照)を配置する。ゴムパッド39は、弾性を有
するゴム材料からなり、第1取付板部14aと同様の形
状を有し、ボルト挿通孔14eと同様のボルト挿通孔が
2個設けられており、これらのボルト挿通孔に、ブロッ
ク部材12Aの埋込ボルト21を挿通させる。次に、第
1取付板部14aの2つのボルト挿通孔14eに、それ
ぞれブロック部材12Aの埋込ボルト21を挿通させ、
ナット22と、バネ座金24と、平座金23を用いて、
締め付ける。これにより、調整板端部支持金具14は、
ブロック部材12Aに取り付けられる。
明する。図2、図3、及び図4に示すように、間隙調整
部材13は、端部調整板13A、13Bと、中間調整板
13C、13Dを有している。
Aは、木材、木質集成材、合成樹脂、繊維強化プラスチ
ック等からなる板状部材である。端部調整板13Aの一
方の端部付近には、ボルト挿通孔13aが開設されてい
る。また、図7(B)に示すように、ボルト挿通孔13
aとは反対側となる端部調整板13Aの端部付近には、
段差13bが設けられ、この段差部分には、嵌合用凹部
13dが設けられている。嵌合用凹部13dは、断面が
略「U」字状で、板の前後を貫通する開口であり、その
終端は、ほぼ半円形の断面となっている。
ないが、上記した端部調整板13Aに、段差13bを設
けず平板状とした構成となっている。
示すように、木材、木質集成材、合成樹脂、繊維強化プ
ラスチック等からなる板状部材である。中間調整板13
Cの両方の端部付近には、嵌合用凹部13e、13fが
設けられている。嵌合用凹部13e、13fは、断面が
略「U」字状で、板の前後を貫通する開口であり、その
終端は、ほぼ半円形の断面となっている。なお、嵌合用
凹部13e、13fの付近には、段差は設けられていな
い。
調整板13Cの嵌合用凹部13e、13fの付近に、段
差(図7における13bと同様の構造。例えば、図9に
示す13i。)を設けた構成となっている。
A及び13Bは、ボルト挿通孔13a等の設けられてい
る端部を、調整板端部支持金具14の受板部14cの上
に乗せて支持させ、ボルト挿通孔13a等に締付ボルト
25を挿通し、ナット26と、バネ座金28と、平座金
27を用いて、締め付けことにより、調整板端部支持金
具14の第2取付板部14bに取り付けられる。
合用凹部13d等の設けられている端部は、調整板中間
支持部材15により支持される。調整板中間支持部材1
5は、図5に示すように、鋼材等からなり、底板部15
aと、第1立設部15bと、第2立設部15cと、横棒
部15d、15eを有している。
設部15cは板状で、底板部15aの側部の一方に第1
立設部15bが垂直に立設され、底板部15aの側部の
他方に第2立設部15cが垂直に立設されている。底板
部15aと第1立設部15b、底板部15aと第2立設
部15cは、溶接等によって接合されている。第2立設
部15cの厚さは、端部調整板13Aの段差13bの段
差高さと同じ値となるように設定されている。
cとの間には、円柱状の横棒部15d、15eが水平に
架設されている。横棒部15d、15eの円の半径は、
嵌合用凹部13d、13e、又は13fの終端の略半円
形部分の半径よりも小さな値に設定されている。
立設部15bは、ブロック部材12A又は12Bに設け
られた収容凹部12aの内部に収容可能となっている。
しかし、第2立設部15cの高さは、ブロック部材12
A又は12Bに設けられた収容凹部12aの高さよりも
高く、収容凹部12aの内部には、収容できない。
示すように、端部調整板13Aと13Bの嵌合用凹部1
3d等を、調整板中間支持部材15の横棒部15dと嵌
合させ、中間調整板13Cと13Dの嵌合用凹部13e
等を、調整板中間支持部材15の横棒部15eと嵌合さ
せることにより、端部調整板13Aと13Bの嵌合用凹
部13d等の側の端部と、中間調整板13Cと13Dの
嵌合用凹部13e等の側の端部は、中間支持部材15に
より支持される。
4に示すように、角材16を介して地盤6c上に設置さ
れる。この際、地盤6c上には、小砕石等が敷設され、
転圧機械等によって転圧され、十分な地盤強度を発揮す
るように調整される。角材16は、木材、木質集成材、
合成樹脂、繊維強化プラスチック等からなる角柱状部材
である。角材16の幅は、間隙調整部材13(例えば、
13Cと13Dを合わせたもの)の幅と同じか、それよ
りも小さな値となるように設定される。
第2立設部15cは、端部調整板13Aに設けられた段
差13bと、中間調整板13Dに設けられた段差13i
の内部の空間に収容されるため、端部調整板13Aの線
路側(図9における手前側)の面と、調整板中間支持部
材15の第2立設部15cの線路側(図9における手前
側)の面と、中間調整板13Dの線路側(図9における
手前側)の面は、ほぼ同一平面となる。
3の上に板状のゴム受け部材20を載置し、ゴム受け部
材20の上に軌間外軌道舗装部材11を載置して、図4
の左方向へ押圧することにより、軌間外軌道舗装部材1
1と間隙調整部材13(例えば、13Cと13Dを合わ
せたもの)、あるいは、調整板中間支持部材15の第2
立設部15cと軌間外軌道舗装部材11を密着させるこ
とができる。
材13の厚さに応じて、調整板中間支持部材15の第1
立設部15bと底板部15aの一部は、ブロック部材1
2の収容凹部12aの中へ入り込む。このため、調整板
中間支持部材15は、収容凹部12aと、段差13bに
より、線路長手方向へズレ移動しないように規制されて
いる。
化合成樹脂複合材料、あるいは繊維強化合成樹脂複合材
料と鋼材等からなり、図2〜4に示すように、まくらぎ
3の上にゴム受け部材20を介して載置されているが、
まくらぎ3以外の箇所では、図10に示すように、連結
部材19によって、軌間外軌道舗装部材11は、レール
2及び軌間内軌道舗装部材52と連結されるようになっ
ている。
11と連結部材19は、第1連結ボルト29によって連
結される。軌間外軌道舗装部材11には、凹部11a
と、ボルト挿通孔11bが設けられており、ボルト挿通
孔11bは、図10の左右方向(線路直角方向)に長い
長孔となっている。また、連結部材19の図10におけ
る左端部付近には、内壁に雌ネジが形成された雌ネジ孔
19aが設けられており、第1連結ボルト29を回動さ
せて締め付けることにより、軌間外軌道舗装部材11と
連結部材19が連結されるようになっている。
号31は皿バネを示している。また、符号32は、第1
連結ボルト29の頭部を被覆する蓋部材を示している。
蓋部材32は、ゴム材料又は合成樹脂材料により形成さ
れている。また、符号40は、ゴム材料からなる板状の
パッドである。
部材11を、図4の左方向へ押圧して移動させると、第
1連結ボルト29は、長孔状のボルト挿通孔11bの中
を移動する。その後、軌間外軌道舗装部材11と間隙調
整部材13(例えば、13Cと13Dを合わせたもの)
を密着させた場合には、第1連結ボルト29を回動して
締め付けることにより、その位置で軌間外軌道舗装部材
11を固定することができる。
ゴム材料又は合成樹脂材料等の電気的絶縁材料からなる
絶縁部材36を介して、連結部材19によって支持され
ている。また、連結部材19の図10における右端部付
近には、収容凹部19bとボルト挿通孔19cが設けら
れている。一方、軌間内軌道舗装部材52の図10にお
ける左端部付近には、鋼材等からなる連結部52aが設
けられ、連結部52aには、ボルト挿通孔19cと同径
のボルト挿通孔52cが設けられている。このような構
成により、T字状の頭部を有する第2連結ボルト33を
収容凹部19bからボルト挿通孔19c及び52cに挿
入し、第2連結ボルト33に竹の子状のVバネ35を取
り付け、ナット34を螺合させて締め付けることによ
り、連結部材19と軌間内軌道舗装部材52が連結され
る。図10において、符号37は、レール2の軌間内側
に異物等が入り込むことを防止するために被覆するレー
ル内側間隙被覆部材を示している。
0によれば、アスファルト舗装道路4と軌間外軌道舗装
部材11の間には、重量の大きなブロック部材12A、
12Bが設置されている。したがって、ブロック部材1
2A等とアスファルト舗装道路4の境界部分が、ダンプ
トラックのような大型自動車の走行等によって摩損して
段差が生じ、自動車の走行時に、タイヤが軌間外軌道舗
装部材等をレールへ向かう方向に水平に衝撃した場合で
あっても、ブロック部材12A等が衝撃力を吸収するた
め、軌間外軌道舗装部材11にバタツキが発生すること
はなく、軌間外軌道舗装部材11を取り付けるボルト
(例えば、図10における第1連結ボルト29など)に
過大な力が作用することもない、という利点を有してい
る。
構造10においては、図10に示すように、軌間外軌道
舗装部材11のレール2に対向する側には、取付ボルト
38により、レール外側間隙被覆部材17が取り付けら
れている。レール外側間隙被覆部材17は、ゴム材料や
軟質プラスチックス材料等の弾性変形可能な可撓性材料
からなり、曲面板状の先端部17aと、平板状の張出部
17bと、平板状の取付部17cと、平板状の係止部1
7dを有し、全体の断面が略「L」字状又は略「コ」字
状に形成された部材であり、取付部17cに設けられた
ボルト挿通孔17eに取付ボルト38を挿通し、取付ボ
ルト38を回動することにより、軌間外軌道舗装部材1
1に取り付けられる。
材11を設置する時に、レール外側間隙被覆部材17の
先端部17aを、レール2の頭部側面又は顎下部に押し
付けることにより、先端部17aが図10に示すdの方
向へ変形する。この変形により、図13における距離δ
は吸収可能である。このため、従来のように、軌間外軌
道舗装部材11Aの後部に接続するアスファルト舗装道
路部分(図13における軌間外軌道舗装部材11Aの左
端に接続する部分)を切断し除去する作業は不要とな
り、作業時間が短縮されるとともに、工事コストを低減
することができる。さらに、レール2と軌間外軌道舗装
部材11の間のレール外側間隙をほぼ被覆することがで
き、レール外側間隙に異物等が入り込むことを防止する
ことができる、という利点を有している。
部17bの下方は、平滑維持部材18により支持されて
いる。平滑維持部材48は、取付ボルト38により取り
付けられている。平滑維持部材18は、鋼材等からな
り、「L」字状の断面を有する部材である。この平滑維
持部材18により、レール外側間隙被覆部材17の張出
部17bの上部は、波打つことなく平滑性を維持するこ
とができるようになっている。
ても実現可能である。図8(B)は、上記実施形態にお
ける中間調整板13Cとは異なる構成の中間調整板13
Eの構成を示したものである。
13Eは、木材、木質集成材、合成樹脂、繊維強化プラ
スチック等からなる板状部材である。中間調整板13E
の一方の端部付近には、嵌合用凹部13gが設けられて
いる。嵌合用凹部13gは、断面が略「U」字状で、板
の前後を貫通する開口である。また、中間調整板13E
の他方の端部付近には、嵌合用凹部13hが設けられて
いる。嵌合用凹部13hは、断面が略「L」字状で、板
の前後を貫通する開口であり、鉛直方向に延びる開口で
ある鉛直部13h1と、鉛直部13h1に直角に接続す
る開口である水平部13h2により構成されている。ま
た、水平部13h2の終端は、ほぼ半円形の断面となっ
ている。
調整板13Eの作用について説明を行う。
5と同様のもの)を、2個、図4に示すような状態で、
ブロック部材12A又は12Bと軌間外軌道舗装部材1
1の間に設置する。この場合、一方の調整板中間支持部
材(図5に示す15と同様のもの)の右側の横棒部を1
5e1とし、他方の調整板中間支持部材(図5に示す1
5と同様のもの)の左側の横棒部を15d2とする。
3kと、嵌合用凹部13hの鉛直部13h1の内縁13
mとの距離が、上記の横棒部15e1と15d2の中心
間距離に等しく、かつ、嵌合用凹部13gの最奥部(半
円形部の最凹部)と嵌合用凹部13hの水平部13h2
の最奥部(半円形部の最凹部)の間の距離が、上記の横
棒部15e1と15d2の中心間距離に等しいように設
定しておく。
3kと横棒部15e1の右端を合わせるとともに、嵌合
用凹部13hの鉛直部13h1と横棒部15d2の位置
を合わせ、図11(B)に示すようにして、中間調整板
13Eを図11(A)、図11(B)における下向き方
向へスライド移動させる。
凹部13gの中心と横棒部15e1の中心が合致すると
ともに、嵌合用凹部13hの水平部13h2の中心と横
棒部15d2の中心が合致した時点で、中間調整板13
Eを図11(C)における左向き方向へスライド移動さ
せる。
(半円形部の最凹部)が横棒部15e1の右端と接触
し、嵌合用凹部13hの水平部13h2の最奥部(半円
形部の最凹部)が横棒部15d2の右端と接触してそれ
ぞれ係止される(図11(D)参照)。
すると、あらかじめ2個の調整板中間支持部材(図5に
示す15と同様のもの)を設置しておいた場合であって
も、中間調整板13Eを上方から落とし込み、水平方向
に少しスライドさせるだけで、中間調整板13Eを調整
板中間支持部材(図5に示す15と同様のもの)の横棒
部15d2等に嵌合させて取り付けることができ、作業
が非常に簡易であり、作業員1名程度でも容易に作業を
行うことができる。
間調整板13Cの場合には、片方の嵌合用凹部(例えば
13e)と一方の調整板中間支持部材(図5に示す15
と同様のもの)の横棒部を嵌合させた後、その状態を仮
に保持しながら、他方の嵌合用凹部(例えば13f)と
横棒部が嵌合するような状態で、他の調整板中間支持部
材(図5に示す15と同様のもの)を図8(A)の右方
から移動させ、両者を嵌合させ、他の調整板中間支持部
材(図5に示す15と同様のもの)を据え付ける必要が
ある。このため、作業員は、少なくとも2名が必要とな
る。すなわち、図8(B)に示した構成の中間調整板1
3Eの場合には、作業の省力化、作業時間の短縮化がは
かれ、工事コストを低減することができる。
によっても実現可能である。図12は、上記実施形態に
おけるブロック部材12A、12Bとは異なる構成のブ
ロック部材の構成を示したものである。
材12Cを備えた線路軌間外舗装構造10Aのように、
ブロック部材の底部にキー凹部12bを設け、地盤6a
との噛み合い性能を高めるように構成し、ブロック部材
12Cに左方からの水平力が作用した場合の抵抗力をさ
らに高めるようにしてもよい。
2Dを備えた線路軌間外舗装構造10Bのように、ブロ
ック部材の底部にキー凸部12cを設け、地盤6aとの
噛み合い性能を高めるように構成し、ブロック部材12
Dに左方からの水平力が作用した場合の抵抗力をさらに
高めるようにしてもよい。また、これらのキー凹部12
bやキー凸部12cは、適宜組み合わせてもよく、その
個数も2以上であってもよい。
d、15d2、15e、15e1は、第1嵌合部に相当
している。また、各調整板の嵌合用凹部13d、13
e、13f、13g、13hは、第2嵌合部に相当して
いる。また、中間調整板13C、13Eは、中間間隙調
整部材に相当している。また、調整板中間支持部材15
の第2立設部15cは、調整部材第2支持手段の構成部
材に相当している。また、段差13b、13iの内部の
空間は、密着用空間に相当している。
れるものではない。上記実施形態は、例示であり、本発
明の特許請求の範囲に記載された技術的思想と実質的に
同一な構成を有し、同様な作用効果を奏するものは、い
かなるものであっても本発明の技術的範囲に包含され
る。
軌道舗装構造として鉄道線路と道路との平面交差部であ
る踏切付近の路面を構成する例について説明したが、本
発明はこれには限定されず、軌道は、鉄道線路以外の軌
道、例えば路面電車の軌道等であってもよい。また、舗
装を行う箇所についても、踏切以外の箇所、例えば路面
電車の停留所付近、路面電車の道路交差点付近等であっ
てもよい。
道舗装部材として、繊維強化合成樹脂複合材料からなる
もの、あるいは繊維強化合成樹脂複合材料と鋼材等から
なるものを例に挙げて説明したが、本発明はこれには限
定されず、他の構成の軌間外軌道舗装部材、例えば、繊
維強化を行わず所定の強度を有する合成樹脂材料からな
るもの、木材や石材等からなる敷材等を用いたもの、ゴ
ム材料からなるもの、ゴム材料と鋼材からなるもの、コ
ンクリート部材からなるもの、コンクリート部材と鋼材
からなるもの等であってもよい。また、上記実施形態に
おいては、軌間外軌道舗装部材が線路長手方向に複数個
並設される例について説明したが、本発明はこれには限
定されず、軌間外軌道舗装部材の個数は1個であっても
よい。その場合には、間隙調整部材は、両端付近にボル
ト挿通孔(図7の13aを参照。)を設けた板状部材と
すればよい。
ほか、各種の板状部材等が使用可能である。要は、間隙
調整部材は、その厚さ、又は枚数を調整することによ
り、軌間外軌道舗装部材11の外側とブロック部材12
A等との間の調整間隙を充填可能な部材であれば、どの
ような構成のものであってもよいのである。
道舗装構造として、図1に示すような直線区間の鉄道線
路と道路との平面交差部である踏切付近の路面を構成す
る例について説明したが、本発明はこれには限定され
ず、曲線区間の鉄道線路においても適用可能である。
以下のような利点を有している。
ブロック部材を設けたので、ブロック部材とアスファル
ト舗装道路の境界部分が、ダンプトラックのような大型
自動車の走行等によって摩損して段差が生じ、自動車の
走行時に、タイヤが軌間外軌道舗装部材等をレールへ向
かう方向に水平に衝撃した場合であっても、重量の大き
なブロック部材が衝撃力を吸収するため、軌間外軌道舗
装部材にバタツキが発生することはなく、軌間外軌道舗
装部材を取り付けるボルトに過大な力が作用することも
ない。
位置が線路の長手方向に直角な方向にずれても、間隙調
整部材を適宜に付加、除去することにより、ブロック部
材との間の調整間隙を容易に充填でき、接続道路のアス
ファルト舗装道路等を切断・除去する必要がなくなる。
レール外側間隙被覆部材を軌間外軌道舗装部材のレール
側に設けたので、レール外側間隙被覆部材の先端部を、
レールの頭部側面又は顎下部に押し付けることにより、
先端部が変形する。このため、従来のように、軌間外軌
道舗装部材の後部に接続するアスファルト舗装道路部分
を切断し除去する作業は不要となり、作業時間が短縮さ
れるとともに、工事コストを低減することができる。さ
らに、レールと軌間外軌道舗装部材の間のレール外側間
隙をほぼ被覆することができ、レール外側間隙に異物等
が入り込むことを防止することができる。
部のうちの一方を、略L字状の開口としたので、あらか
じめ2個の調整部材第2支持手段を設置しておいた場合
であっても、中間間隙調整部材を上方から落とし込み、
水平方向に少しスライドさせるだけで、中間間隙調整部
材を調整部材第2支持手段の第1嵌合部に嵌合させて取
り付けることができ、作業が非常に簡易であり、作業員
1名程度でも容易に作業を行うことができる。
を用いた踏切道の構成を示す平面図である。
構成を示す図であり、レール外側の箇所Aの部分の拡大
平面図である。
構成を示す図であり、レール外側の箇所Aの部分を線路
長手方向から見た拡大正面図である。
構成を示す図であり、図1におけるB−B断面図であ
る。
中間支持部材の詳細な構成を示す斜視図である。
ク部材の詳細な構成を示す斜視図である。
整板の詳細な構成を示す斜視図である。
整板の構成を示す側面図である。
中間支持部材と各調整板との関係を示す斜視図である。
外軌道舗装部材の詳細な構成を示す横断面図である。
を説明する図である。
構造の構成を示す線路長手方向から見た正面図である。
道舗装部材の問題点を説明する図である。
Claims (11)
- 【請求項1】 線路の軌間外においてレールの外側とア
スファルト舗装道路との間に設けられる線路軌間外舗装
構造であって、 前記アスファルト舗装道路に密着して設置され道路の路
面の一部を構成するブロック部材と、 前記レールの外側と前記ブロック部材の間に着脱設置可
能で道路の路面の他の一部を構成する軌間外軌道舗装部
材と、 前記軌間外軌道舗装部材の外側と前記ブロック部材との
間の調整間隙の内部に収容されて前記調整間隙を充填す
るとともに前記道路の路面の前記以外の一部を構成する
間隙調整部材と、 前記ブロック部材に取り付けられるとともに前記間隙調
整部材の道路側方の端部を支持する調整部材第1支持手
段を備えることを特徴とする線路軌間外舗装構造。 - 【請求項2】 請求項1記載の線路軌間外舗装構造にお
いて、 前記間隙調整部材は、複数の板状部材を有し、前記板状
部材の厚さ又は枚数が調整可能であることを特徴とする
線路軌間外舗装構造。 - 【請求項3】 請求項1記載の線路軌間外舗装構造にお
いて、 地盤に支持されるとともに前記間隙調整部材の道路内方
の端部を支持する調整部材第2支持手段を備えることを
特徴とする線路軌間外舗装構造。 - 【請求項4】 請求項3記載の線路軌間外舗装構造にお
いて、 前記調整部材第2支持手段は第1嵌合部を有し、前記間
隙調整部材の道路内方の端部は前記嵌合部と嵌合する第
2嵌合部を有することを特徴とする線路軌間外舗装構
造。 - 【請求項5】 請求項4記載の線路軌間外舗装構造にお
いて、 調整部材第2支持手段を複数備えるとともに、両端を前
記調整部材第2支持手段により支持される中間間隙調整
部材を備え、前記中間間隙調整部材は両端に前記第2嵌
合部を有することを特徴とする線路軌間外舗装構造。 - 【請求項6】 請求項5記載の線路軌間外舗装構造にお
いて、 前記中間間隙調整部材の前記2つの第2嵌合部のうちの
一方は、略L字状の開口を有することを特徴とする線路
軌間外舗装構造。 - 【請求項7】 請求項1記載の線路軌間外舗装構造にお
いて、 前記軌間外軌道舗装部材の前記レールに対向する側に
は、前記軌間外軌道舗装部材の設置時に弾性変形可能な
可撓性材料からなり前記レールと前記軌間外軌道舗装部
材の間のレール外側間隙をほぼ被覆するレール外側間隙
被覆部材が取り付けられることを特徴とする線路軌間外
舗装構造。 - 【請求項8】 請求項1記載の線路軌間外舗装構造にお
いて、 前記レール外側間隙被覆部材の下方には、前記レール外
側間隙被覆部材の上部の平滑性を維持する平滑維持部材
が取り付けられることを特徴とする線路軌間外舗装構
造。 - 【請求項9】 請求項3記載の線路軌間外舗装構造にお
いて、 前記間隙調整部材は、前記調整部材第2支持手段の構成
部材を収容する密着用空間を有し、前記調整部材第2支
持手段の箇所において前記調整部材第2支持手段の構成
部材と前記軌間外軌道舗装部材を密着させることを特徴
とする線路軌間外舗装構造。 - 【請求項10】 請求項1記載の線路軌間外舗装構造に
おいて、 前記ブロック部材の底部には、地盤との噛み合い性能を
高める凹部又は凸部が形成されることを特徴とする線路
軌間外舗装構造。 - 【請求項11】 線路の軌間外においてレールの外側と
アスファルト舗装道路との間に設けられる線路軌間外の
舗装方法であって、 道路の路面の一部を構成するブロック部材を前記アスフ
ァルト舗装道路に密着して設置し、 調整部材第1支持手段を前記ブロック部材に取り付け、 前記ブロック部材のレール側に間隙調整部材を配置して
調整間隙を充填させるとともに前記道路の路面の他の一
部を構成させ、前記間隙調整部材の道路側方の端部を調
整部材第1支持手段により支持させ、 道路の路面の前記以外の一部を構成する軌間外軌道舗装
部材を前記レールの外側と前記間隙調整部材の間に設置
することを特徴とする線路軌間外の舗装方法。
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JP2001064302A JP4532764B2 (ja) | 2001-03-08 | 2001-03-08 | 線路軌間外舗装構造、及び線路軌間外の舗装方法 |
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CN102409597A (zh) * | 2011-11-11 | 2012-04-11 | 中联重科股份有限公司 | 熨平板和摊铺机 |
Citations (3)
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JPS50132607A (ja) * | 1974-03-20 | 1975-10-21 | ||
JPS5869903A (ja) * | 1981-10-21 | 1983-04-26 | 日本国有鉄道 | 鉄道の踏切道 |
JP2000265409A (ja) * | 1999-03-16 | 2000-09-26 | Nippon Kido Kogyo Kk | 軌道舗装接続構造、及び軌道近傍の舗装方法 |
-
2001
- 2001-03-08 JP JP2001064302A patent/JP4532764B2/ja not_active Expired - Fee Related
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CN102409597A (zh) * | 2011-11-11 | 2012-04-11 | 中联重科股份有限公司 | 熨平板和摊铺机 |
CN102409597B (zh) * | 2011-11-11 | 2014-02-12 | 中联重科股份有限公司 | 熨平板和摊铺机 |
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