JP2002265623A - 光学用途向けポリカーボネート樹脂成形材料 - Google Patents

光学用途向けポリカーボネート樹脂成形材料

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JP2002265623A JP2001063527A JP2001063527A JP2002265623A JP 2002265623 A JP2002265623 A JP 2002265623A JP 2001063527 A JP2001063527 A JP 2001063527A JP 2001063527 A JP2001063527 A JP 2001063527A JP 2002265623 A JP2002265623 A JP 2002265623A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シルバーストリークの発生が極めて少なく、
信頼性の高い高密度ディスク基板を得ることができるポ
リカーボネート樹脂成形材料(ペレット)を提供する。 【解決手段】 ペレットの長径と短径の比(以下「長径
/短径」とする。)の平均値が1.3〜1.7であり、
かつその比の標準偏差が0.08〜0.15であること
を特徴とするポリカーボネート樹脂より成る光学用ポリ
カーボネート樹脂成形材料。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光学用部材、例え
ば音声信号や画像信号等、各種の情報信号を記録するた
めの光記録媒体を製造するのに適した樹脂材料及びそれ
から得られる部材を提供するものである。
【0002】
【従来の技術】レーザ光の照射により情報の記録・再生
をおこなう光ディスクとしては、デジタルオーディオデ
ィスク(いわゆるコンパクトディスク)、光学式ビデオ
ディスク(いわゆるレーザディスク)、各種追記型ディ
スク、光磁気ディスク、相変化ディスク等が実用化され
ている。このうち、コンパクトディスクやレーザディス
クは、再生専用(Read Only Memory:
ROM)型の光ディスクである。これらの光ディスク
は、一般に透明基板上に、情報信号に対応したピットが
凹凸形状で形成され、この上にAl反射層が40nm以
上の厚さで製膜されている。このような光ディスクで
は、ピットで生じる光干渉による反射率変化を検出する
ことにより情報信号が再生される。
【0003】一方、追記型光ディスクは、ユーザによっ
て任意情報の書き込みが可能なR(Recordabl
e)型の光ディスクであり、光磁気ディスクおよび相変
化型ディスクは、繰り返し任意情報の書き込みが可能な
RAM(Random Acceess Memor
y)型の光ディスクである。すなわち、R型光ディスク
は、透明基板上に、レーザ光の照射によって不可逆的に
光学特性が変化したり凹凸形状が形成される追記型の記
録層にて構成される。この記録層としては、例えばレー
ザ光の照射による加熱で分解し、その光学定数が変化す
るとともに、体積変化によって基板の変形を生じさせる
シアニン系、フタロシアニン系、アゾ系の有機色素等が
用いられる。
【0004】光磁気ディスクは、ユーザによって情報の
書き込みおよび消去を繰り返し行うことができる、書き
換え可能型の光ディスクであり、透明基板上に、Tb−
Fe−Co非晶質合金薄膜などの磁気光学効果(例えば
カー効果)を有する垂直磁化膜が形成されて構成され
る。この光磁気ディスクでは、情報信号に対応して垂直
磁化膜の微小領域を上向きあるいは下向きに磁化するこ
とにより記録ピットが形成される。そして、反射光での
直線偏光の回転角θk(カー回転角)が垂直磁化膜の磁
化の向きによって異なることを利用して情報信号が再生
される。
【0005】相変化ディスクは、光磁気ディスク同様に
書き換え可能型のディスクであり、例えば初期状態で結
晶状態を呈し、レーザ光が照射されることでアモルファ
ス状態に相変化する、Ge−Sb−Te相変化材料等が
用いられる。この記録層では、情報信号に対応して微小
領域を相変化させることにより記録ピットが形成され、
ピットに相当するアモルファス部分とそれ以外の結晶領
域との反射率変化を検出することで情報信号が再生され
る。
【0006】このような光磁気ディスクや相変化ディス
クでは、記録層の酸化防止や多重干渉による信号変調度
の増大を目的として、記録層の両側を透明な誘電体層で
挟み込み、さらにその上にAl反射層を積層した4層構
造がとられる場合が多い。なお、誘電体層としては、窒
化シリコン膜、Zn−SiO2混成膜などが用いられ
る。ところで、最近、このような光ディスクをデジタル
映像記録用として用いるための検討が盛んにおこなわれ
ており、そのような光ディスクとしてデジタル・バーサ
タイル・ディスク(DVD)が開発されるに至ってい
る。
【0007】このDVDは、CDと同じ120mm径と
しながら、映画一本分に相当する映像情報を記録し、現
行テレビ並みの画質で再生できるようになされたもので
ある。ここで、このような映像情報を光ディスクに記録
するには、例えばCDの6〜8倍の記録容量が必要にな
る。このため、DVDでは、レーザ波長をCDでの78
0nmに対して635〜650nmと短波長化するとと
もに対物レンズの開口数NAをCDでの0.45に対し
て、0.52または0.6に増大させることによりトラッ
クピッチやピットの最短記録マーク長を縮め、記録密度
を上げるようにしている。
【0008】このうち対物レンズの開口数NAの増大
は、ディスク基板のそりに対する許容量を小さくするこ
とになる。このため、DVDでは、基板の厚さをCDの
1.2mmに対して、0.6mmと薄くすることにより、
レーザ光がディスク基板を通過する距離を短くし、反り
に対する許容量を補償する様にしている。そして、さら
に基板を薄くすることによるディスク強度の低下を補う
ため、特開平6−274940号公報で記載されるよう
に、基板上に形成された記録層の上に、さらに基板を貼
り合わせる、いわゆる貼り合わせ構造が採られている。
なお、貼り合わせ光ディスクの記録層としては、上述の
単板構成で用いられるROM型の記録層、R型の記録
層、RAM型の記録層のいずれもが採用できる。
【0009】さらに、貼り合わせ光ディスクには、その
片側の面のみを利用する片面貼り合わせ光ディスクと、
両側の面を利用する両面型貼り合わせ光ディスクとがあ
る。以上のような光学用ディスク基板には、成形性、強
度、光線透過率および耐湿性等に優れているポリカーボ
ネート樹脂が多く使用されている。光ディスクは基板上
に形成されたミクロンサイズの凹凸を利用してレーザー
光による情報の記録や再生を行う為に、基板中に存在す
る欠点がそれ以上の大きさである場合情報の記録や再生
の信頼性に対して大きな影響を与える。そのためこの様
な欠点としてのシルバーストリークの発生を抑えること
が要求されている。
【0010】シルバーストリークの発生原因としては乾
燥不良による加水分解、シリンダー内での熱分解、ホッ
パー側からのエアーの巻き込み等が挙げられる。この内
エアーの巻き込みによるシルバーストリークの発生の抑
制対策として、ペレット長の規制(特開平7−3241
38号公報)、ペレット長及びペレット長径の規制(特
開平11−35692号公報)などが提案されている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記問題点に
鑑みてなされたものであり、該問題点について鋭意研究
をかさねた結果、ペレットの長径/短径を均一にするこ
とがシルバーストリークの発生を低減させること、さら
にこのペレットを用いることにより成形加工時の操作が
スムーズになることを見出した。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明によればポリカー
ボネート樹脂ペレットであって、そのペレットの長径/
短径の比の平均値が1.3〜1.7でありかつ長径/短
径の標準偏差が0.08〜0.15であることを特徴と
するポリカーボネート樹脂より成る光学用ポリカーボネ
ート樹脂成形材料及びその材料より形成された光ディス
ク基板が提案される。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明においては、CD−R、C
D−RW、MO、DVD−ROM、DVD−Audi
o、DVD−R、DVD−RAM等で代表されるデジタ
ル・バーサタイル・ディスク(DVD)の光ディスク基
板、特にDVDの基板等の高密度光ディスク基板として
情報の記録や再生の信頼性を高めるためには該基板を成
形するために供する成形材料(芳香族ポリカーボネート
樹脂)のペレットの長径/短径の比の平均値が1.3〜
1.7であり、かつその比の標準偏差が0.15以下で
あることが必要である。
【0014】ペレットの長径/短径の比の平均値を1.
3〜1.7でかつその比の標準偏差を0.08〜0.1
5にした場合シルバーストリークの発生が抑制され、情
報の記録や信頼性を高めることが出来る。ペレットの長
径/短径の比が上記の範囲にない場合はシルバーが発生
し、情報の記録や再生の高い信頼性は得られない。な
お、長径/短径の比の平均値は1.3〜1.7、好まし
くは1.4〜1.6であることがより確実な効果を得る
ことが出来る。また、その比の標準偏差は0.08〜
0.15、好ましくは0.10〜0.13であることが
より確実な効果を得ることが出来る。
【0015】さらに、ペレットの重量の平均値が13m
g〜26mg、好ましくは14mg〜24mg、さらに
好ましくは15mg〜20mgでありその標準偏差は
2.2mg以下、好ましくは2.0mg以下、さらに好
ましくは1.8mg以下にした場合その効果は一層確実
になる。それに加え、ペレットの断面積の平均値が3.
0mm2〜6.5mm2、好ましくは3.3mm2〜6.
0mm2、さらに好ましくは3.7mm2〜5.0mm2
であり、その標準偏差は0.65mm2以下、好ましく
は0.55mm2以下、さらに好ましくは0.50mm2
以下である場合、その効果はさらに顕著となる。なお、
ここで述べるペレットは断面の形状が円、楕円及び矩形
であり、重量が8〜35mgであり長さが2.5〜3.
5mmの形状を有するものをいう。
【0016】本発明で使用されるポリカーボネート樹脂
は、通常二価フェノールとカーボネート前駆体とを界面
重合法または溶融重合法で反応させて得られるものであ
る。ここで使用される二価フェノールの代表的な例とし
ては、ハイドロキノン、レゾルシノール、4,4’−ジ
ヒドロキシジフェニル、ビス(4−ヒドロキシフェニ
ル)メタン、ビス{(4−ヒドロキシ−3,5−ジメチ
ル)フェニル}メタン、1,1−ビス(4−ヒドロキシ
フェニル)エタン、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェ
ニル)−1−フェニルエタン、2,2−ビス(4−ヒド
ロキシフェニル)プロパン(通称ビスフェノールA)、
2,2−ビス{(4−ヒドロキシ−3−メチル)フェニ
ル}プロパン、2,2−ビス{(4−ヒドロキシ−3,5
−ジメチル)フェニル}プロパン、2,2−ビス{(3,
5−ジブロモ−4−ヒドロキシ)フェニル}プロパン、
2,2−ビス{(3−イソプロピル−4−ヒドロキシ)
フェニル}プロパン、2,2−ビス{(4−ヒドロキシ
−3−フェニル)フェニル}プロパン、2,2−ビス
(4−ヒドロキシフェニル)ブタン、2,2−ビス(4
−ヒドロキシフェニル)−3−メチルブタン、2,2−
ビス(4−ヒドロキシフェニル)−3,3−ジメチルブ
タン、2,4−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−2−
メチルブタン、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニ
ル)ペンタン、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニ
ル)−4−メチルペンタン、1,1−ビス(4−ヒドロ
キシフェニル)シクロヘキサン、1,1−ビス(4−ヒ
ドロキシフェニル)−4−イソプロピルシクロヘキサ
ン、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−3,3,
5−トリメチルシクロヘキサン、9,9−ビス(4−ヒ
ドロキシフェニル)フルオレン、9,9−ビス{(4−
ヒドロキシ−3−メチル)フェニル}フルオレン、α,
α’−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−o−ジイソプ
ロピルベンゼン、α,α’−ビス(4−ヒドロキシフェ
ニル)−m−ジイソプロピルベンゼン、α,α’−ビス
(4−ヒドロキシフェニル)−p−ジイソプロピルベン
ゼン、1,3−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−5,7
−ジメチルアダマンタン、4,4’−ジヒドロキシジフ
ェニルスルホン、4,4’−ジヒドロキシジフェニルス
ルホキシド、4,4’−ジヒドロキシジフェニルスルフ
ィド、4,4’−ジヒドロキシジフェニルケトン、4,
4’−ジヒドロキシジフェニルエーテルおよび4,4’
−ジヒドロキシジフェニルエステル等があげられ、これ
らは単独または2種以上を混合して使用できる。
【0017】なかでもビスフェノールA、2,2−ビス
{(4−ヒドロキシ−3−メチル)フェニル}プロパ
ン、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)ブタン、
2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−3−メチル
ブタン、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−3,
3−ジメチルブタン、2,2−ビス(4−ヒドロキシフ
ェニル)−4−メチルペンタン、1,1−ビス(4−ヒ
ドロキシフェニル)−3,3,5−トリメチルシクロヘキ
サンおよびα,α’−ビス(4−ヒドロキシフェニル)
−m−ジイソプロピルベンゼンからなる群より選ばれた
少なくとも1種のビスフェノールより得られる単独重合
体または共重合体が好ましく、特に、ビスフェノールA
の単独重合体および1,1−ビス(4−ヒドロキシフェ
ニル)−3,3,5−トリメチルシクロヘキサンとビスフ
ェノールA、2,2−ビス{(4−ヒドロキシ−3−メ
チル)フェニル}プロパンまたはα,α’−ビス(4−
ヒドロキシフェニル)−m−ジイソプロピルベンゼンと
の共重合体が好ましく使用される。
【0018】カーボネートの前駆体としてはカルボニル
ハライド、カーボネートエステルまたはハロホルメート
等が使用され、具体的にはホスゲン、ジフェニルカーボ
ネートまたは二価フェノールのジハロホルメート等が挙
げられる。
【0019】上記二価フェノールとカーボネート前駆体
を例えば界面重合法または溶融重合法によって反応させ
てポリカーボネート樹脂を製造するに当たっては、必要
に応じて触媒、二価フェノールの酸化防止剤等を使用し
てもよい。またポリカーボネート樹脂は三官能以上の多
官能性芳香族化合物を共重合した分岐ポリカーボネート
樹脂であっても、芳香族または脂肪族の二官能性カルボ
ン酸を共重合したポリエステルカーボネート樹脂であっ
てもよく、また、得られたポリカーボネート樹脂の二種
類以上を混合した混合物であってもよい。
【0020】界面重合法による反応は、通常二価フェノ
ールとホスゲンの反応であり、酸結合剤および有機溶媒
の存在化に反応させる。酸結合剤としては、例えば水酸
化ナトリウム、水酸化カリウム等のアルカリ金属水酸化
物またはピリジン等のアミン化合物が用いられる。有機
溶媒としては、例えば塩化メチレン、クロロベンゼン等
のハロゲン化炭化水素が用いられる。また反応促進のた
めに例えばトリエチルアミン、テトラ−n−ブチルアン
モニウムブロマイド、テトラ−n−ブチルホスホニウム
ブロマイド等の第三級アミン、第四級アンモニウム化合
物、第四級ホスホニウム化合物等の触媒を用いることも
できる。その際、反応温度は通常0〜40℃、反応時間
は10分〜5時間程度、反応中のpHは9以上に保つの
が好ましい。
【0021】溶融重合法による反応は、通常二価フェノ
ールとカーボネートエステルとのエステル交換反応であ
り、不活性ガスの存在下に二価フェノールとカーボネー
トエステルとを加熱しながら混合して、生成するモノヒ
ドロキシ化合物(例えばフェノール)を留出させる方法
により行なわれる。反応温度は生成するモノヒドロキシ
化合物の沸点等により異なるが、通常120〜350℃
の範囲である。反応後期には反応系を10〜0.1To
rr程度に減圧して生成するモノヒドロキシ化合物の留
出を容易にさせる。反応中に発生するモノヒドロキシ化
合物は、ポリカーボネート樹脂中に残留するので、十分
な反応時間が必要になり、反応時間は1〜4時間程度で
ある。
【0022】カーボネートエステルとしては、置換され
ていてもよい炭素数6〜10のアリール基、アラルキル
基あるいは炭素数1〜4のアルキル基などのエステルが
挙げられる。具体的にはジフェニルカーボネート、ジト
リルカーボネート、ビス(クロロフェニル)カーボネー
ト、m―クレジルカーボネート、ジナフチルカーボネー
ト、ビス(ジフェニル)カーボネート、ジメチルカーボ
ネート、ジエチルカーボネート、ジブチルカーボネート
などが挙げられ、なかでもジフェニルカーボネートが好
ましい。
【0023】また、重合速度を速めるために重合触媒を
用いることができ、かかる重合触媒としては、例えば水
酸化ナトリウム、水酸化カリウム、二価フェノールのナ
トリウム塩、カリウム塩等のアルカリ金属化合物、水酸
化カルシウム、水酸化バリウム、水酸化マグネシウム等
のアルカリ土類金属化合物、テトラメチルアンモニウム
ヒドロキシド、テトラエチルアンモニウムヒドロキシ
ド、トリメチルアミン、トリエチルアミン等の含窒素塩
基性化合物、アルカリ金属やアルカリ土類金属のアルコ
キシド類、アルカリ金属やアルカリ土類金属の有機酸塩
類、亜鉛化合物類、ホウ素化合物類、アルミニウム化合
物類、珪素化合物類、ゲルマニウム化合物類、有機スズ
化合物類、鉛化合物類、オスミウム化合物類、アンチモ
ン化合物類、マンガン化合物類、チタン化合物類、ジル
コニウム化合物類などの通常エステル化反応、エステル
交換反応に使用される触媒を用いることができる。触媒
は単独で使用してもよいし、二種類以上組み合わせて使
用してもよい。これらの重合触媒の使用量は、原料の二
価フェノール1モルに対し、好ましくは1×10-8〜1
×10-4当量、より好ましくは1×10-7〜5×10-4
当量の範囲で選ばれる。
【0024】また、かかる重合反応において、フェノー
ル性の末端基を減少させるために、重縮合反応の後期あ
るいは終了後に、単官能フェノール類以外の末端停止
剤、例えばビス(クロロフェニル)カーボネート、ビス
(ブロモフェニル)カーボネート、ビス(ニトロフェニ
ル)カーボネート、ビス(フェニルフェニル)カーボネ
ート、クロロフェニルフェニルカーボネート、ブロモフ
ェニルフェニルカーボネート、ニトロフェニルフェニル
カーボネート、フェニルフェニルカーボネート、メトキ
シカルボニルフェニルフェニルカーボネートおよびエト
キシカルボニルフェニルフェニルカーボネートなどの化
合物を加えることが好ましい。なかでも2−クロロフェ
ニルフェニルカーボネート、2−メトキシカルボニルフ
ェニルフェニルが好ましく、特に2−メトキシカルボニ
ルフェニルフェニルが好ましく使用される。
【0025】ポリカーボネート樹脂の分子量は、粘度平
均分子量(M)で10,000〜22,000がより好
ましく、12,000〜20,000がより好ましく、
13,000〜18,000が特に好ましい。かかる粘
度平均分子量を有するポリカーボネート樹脂は、光学用
材料として十分な強度が得られ、また、成形時の溶融流
動性も良好であり成形歪みが発生せず好ましい。本発明
でいう粘度平均分子量は塩化メチレン100mLにポリ
カーボネート樹脂0.7gを20℃で溶解した溶液から
求めた比粘度(ηsp)を次式に挿入して求めたものであ
る。
【0026】ηsp/c=[η]+0.45×[η]2
(但し[η]は極限粘度) [η]=1.23×10-40.83 c=0.7
【0027】原料ポリカーボネート樹脂は、従来公知の
常法(界面重合法、溶融重合法など)により製造した
後、溶液状態においてアルカリ抽出や濾過処理をした
り、造粒(脱溶媒)後の粒状原料を例えばアセトンなど
のケトン類、ヘキサンなどの脂肪族炭化水素、キシレン
などの芳香族炭化水素などのポリカーボネート貧溶媒お
よび非溶媒で洗浄して低分子量成分や未反応成分等の不
純物や異物を除去することが好ましい。更に射出成形に
供するためのペレット状ポリカーボネート樹脂を得る押
出工程(ペレット化工程)では溶融状態の時に濾過精度
10μmの焼結金属フィルターを通すなどして異物を除
去したりすることが好ましい。必要により、例えば多価
アルコール脂肪酸エステル等の離型剤、リン系等の酸化
防止剤などの添加剤をくわえることの好ましい。いずれ
にしても射出成形前の原料樹脂は異物、不純物、溶媒な
どの含有量を極力低くしておくことが必要である。
【0028】上記ポリカーボネート樹脂より光ディスク
基板を製造する場合には射出成形機(射出圧縮成形機を
含む)を用いる。この射出成形機としては一般的に使用
されているものでよいが、炭化物の発生を抑制しディス
ク基板の信頼性を高める観点からシリンダーやスクリュ
ーとして樹脂の付着性が低く、かつ耐食性、耐摩耗性を
示す材料を使用してなるものを用いるのが好ましい。射
出成形の条件としてはシリンダー温度300〜400
℃、金型温度50〜140℃が好ましく、これは、可能
な限りクリーンあることが好ましい。また、成形に供す
る材料を十分乾燥して水分を除去することや、溶媒樹脂
の分解を招くような滞留を起こさないように配慮するこ
とも重要となる。さらに、複屈折、機械特性などに異常
が発生した基板は、製品あるいは試験用基板として採用
しないよう配慮することも重要である。
【0029】本発明による光学用ポリカーボネート樹脂
成形材料よりなる光ディスク基板は、シルバーストリー
クの発生が極めて少なく、CD−R、CD−RW、M
O、デジタルビデオディスク、DVD−ROM、DVD
−Audio、DVD−R、DVD−RAM等で代表さ
れるデジタル・バーサタイル・ディスク(DVD)の光
ディスクの基板、特にDVDの基板として優れている。
以下、実施例を挙げて詳細に説明するが、本発明は何ら
これらに限定されるものではない。
【0030】
【実施例】[実施例1〜3及び比較例1〜3]本実施例
におけるポリカーボネート樹脂ペレットは樹脂を熔融押
し出し機によりストランドに押し出し、温水を満たした
冷却槽につけて冷却し、カッターで切断することにより
得られるものであり、断面が楕円形をした円柱状ペレッ
トである。
【0031】以下の方法にて測定を実施した。 (1)長径/短径測定 マイクロメータによりペレット300粒の断面の長径及
び短径を測定し、長径/短径の比を算出した。次にその
結果を用い、平均値及び標準偏差を算出した。なお、標
準偏差は下記の式に従い算出した。 標準偏差=[[ΣR2−(ΣR)2/300]/299]1/2 R:長径/短径の比
【0032】(2)重量測定 電子天秤によりペレット300粒の重量を測定し、平均
値、標準偏差を算出した。なお、標準偏差は下記の式に
従い算出した。
【0033】標準偏差=[[ΣM2―(ΣM)2/300]
/299]1/2 M:重量(mg)
【0034】(3)断面積測定 マイクロメータによりペレット300粒の断面の長径及
び短径を測定し、下記の式に従い、断面積を算出した。 D=π×a/2×b/2 D:断面積(mm2) a:長径(mm) b:短径(mm) 次にその結果を用い、平均値及び標準偏差を算出した。
なお、標準偏差は下記の式に従い算出した。 標準偏差=[{ΣD2−(ΣD)2/300}/299]
1/2
【0035】(4)シルバーストリーク 射出成形機[住友重機械工業製DISK 3M III]に
DVD専用の金型を取り付け、この金型にピットの入っ
たニッケル製のDVD用スタンパーを装着し、成形材料
である乾燥機にて120℃、4時間以上乾燥したペレッ
トを自動搬送にて成形機のホッパーに投入し、シリンダ
ー温度377℃、金型温度112℃にて連続的にDVD
基板を300枚成形した。さらにその基板中のシルバー
ストリークの発生枚数を目視で観察を行った。結果を表
1、2に示す。
【0036】
【表1】
【0037】
【表2】
【0038】表1、2に示す通りペレットの長径/短
径、重量、断面積のバラツキの小さなペレットを用いる
ことによりシルバーストリークの発生が極めて少なく、
信頼性の高い高密度ディスク基板を得ることが出来る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4F070 AA50 AD04 DA11 DC01 DC11 4F201 AA28 AG01 AH79 AM32 BA02 BC02 BC12 BC15 BD04 BL12 BL42

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ペレットの長径と短径の比(以下「長径
    /短径」とする。)の平均値が1.3〜1.7であり、
    かつその比の標準偏差が0.08〜0.15であること
    を特徴とするポリカーボネート樹脂より成る光学用ポリ
    カーボネート樹脂成形材料。
  2. 【請求項2】 該ポリカーボネート樹脂は粘度平均分子
    量が10,000〜22,000である請求項1記載の
    光学用ポリカーボネート樹脂成形材料。
  3. 【請求項3】 ペレットの重量の平均値が13〜26m
    gであり、その標準偏差が2.2mg以下であることを
    特徴とする請求項1又は2記載の光学用ポリカーボネー
    ト樹脂成形材料。
  4. 【請求項4】 ペレットの切断面における表面積(以下
    「断面積」とする)の平均値が3.0mm2〜6.5m
    2であり、その標準偏差が0.65mm2であることを
    特徴とする請求項1〜3記載のいずれかの光学用ポリカ
    ーボネート樹脂成形材料。
  5. 【請求項5】請求項1〜4記載のいずれかの光学用ポリ
    カーボネート樹脂成形材料より形成された光ディスク基
    板。
  6. 【請求項6】請求項1〜4記載のいずれかの光学用ポリ
    カーボネート樹脂成形材料より形成されたデジタル・バ
    ーサタイル・ディスク(DVD)用光ディスク基板。
  7. 【請求項7】請求項5又は6記載の光ディスク基板を用
    いた情報記録媒体。
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