JP2002265163A - エレベータのカウンター保持部材及びエレベータのカウンター保持装置 - Google Patents
エレベータのカウンター保持部材及びエレベータのカウンター保持装置Info
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B66—HOISTING; LIFTING; HAULING
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- B66B7/00—Other common features of elevators
- B66B7/02—Guideways; Guides
- B66B7/023—Mounting means therefor
- B66B7/027—Mounting means therefor for mounting auxiliary devices
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- Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)
- Lift-Guide Devices, And Elevator Ropes And Cables (AREA)
Abstract
ー保持部材及びエレベータのカウンター保持装置を提供
する。 【解決手段】 カウンター保持装置は、ガイドレール1
6の一部を構成し他の部分より強度が高い強構造レール
部18と、この強構造レール部18の所望の位置にカウ
ンター12の移動軌跡内に侵入して固定される保持部材
20と、で構成されている。保持部材20は、強構造レ
ール部18に取り外し可能に構成されており、強構造レ
ール部18に固定される場合においては、カウンター1
2の移動軌跡内に侵入して固定される。保持部材20が
強構造レール部18に固定されると、カウンター12
は、保持部材20によりその移動が規制され、保持部材
20に支えられて静止位置が保持される。これにより、
カウンター12は、ロープの吊り下げによらず、保持部
材20により静止位置を保持することができる。
Description
ンター保持部材及びエレベータのカウンター保持装置に
関する。
ベータかごを、他端にカウンター(釣り合いおもり)を
つけたロープ式エレベータ等において、カウンターをロ
ープの吊り下げによらず、所望の位置で保持する場合が
ある。例えば、ロープの取り替え作業や、巻上機関連の
工事等で、カウンターを所望の位置でしばしば保持する
必要が生じる。
保持作業の様子を示す図である。
ータかご30とカウンター32、そしてこれらの昇降駆
動を行う巻上機34で構成されている。
され、エレベータかご30は最上階付近まで上昇する。
一方、別の作業者38が、所望の長さの角材又はサポー
ト40をピット内へ持ち込み、かご上の作業者36とピ
ット内の作業者38が、相互に確認しあいながら、エレ
ベータかご30の位置を低速で調整し、カウンター32
を角材又はサポート40上に下降させる。
ー32は、角材又はサポート40の高さで保持される。
作業者36、38は、その後、ロープの取り替え作業等
を行う。作業終了後、再びかご上及びピット内に作業者
36、38が配置され、作業者36、38は、相互に確
認しあいながら、エレベータかご30の位置を低速で調
整し、カウンター32を角材又はサポート40から離
す。ピット内の作業者38は、角材又はサポート40を
ピット内から運び出し、所定の保管場所に戻す。
たような方法では、所望の位置でカウンターを保持する
ために、それに応じた長さの角材又はサポートを数種類
揃えておく必要があるという不具合があった。
の持ち込み、設置、運び出し等に時間や数人の作業者を
必要とするなど作業効率が悪いという問題があった。
になされたもので、作業効率を向上させるエレベータの
カウンター保持部材及びエレベータのカウンター保持装
置を提供することを目的とする。
ウンター保持部材は、エレベータのカウンターの昇降移
動をガイドするために設けられるカウンターレールに固
定されるカウンター保持部材であって、カウンターレー
ルの所望の位置にカウンターの移動軌跡内に侵入して固
定され、カウンターを保持し、取り外し可能であること
を特徴とする。
持装置は、エレベータのカウンターを所望の位置で保持
するカウンター保持装置であって、カウンターの昇降移
動をガイドするために設けられるガイドレールであっ
て、その一部が他の部分より強度が高い強構造レール部
で構成されるガイドレール部と、強構造レール部の所望
の位置にカウンターの移動軌跡内に侵入して固定され、
カウンターを保持する取り外し可能な保持部材と、を含
むことを特徴とする。
保持装置は、エレベータのカウンターを所望の位置で保
持するカウンター保持装置であって、カウンターの昇降
移動をガイドするために設けられるガイドレールを補強
する補強レール部材と、補強レール部材の所望の位置に
カウンターの移動軌跡内に侵入して固定され、カウンタ
ーを保持する取り外し可能なカウンター保持部材と、を
含むことを特徴する。
又はエレベータのカウンター保持装置の保持部材には、
カウンターレール上を摺動し、その下面端部から突出し
て設けられるガイドシューが通過可能な切り欠き部が設
けられ、保持部材がカウンターを保持する状態において
は、切り欠き部はガイドシューを収容して、カウンター
を保持することを特徴とする。
(以下、実施形態という)について、図面を参照し説明
する。
を模式的に示した図である。
ータかご10とカウンター12、これらの昇降駆動を行
う巻上機(図示せず)で構成されている。カウンター1
2には、その下面端部から突出したガイドシュー14が
設けられている。また、カウンター12の移動経路に沿
ってカウンター12の昇降をガイドするガイドレール1
6が設けられており、前述したガイドシュー14はこの
ガイドレール16上を摺動する。
ウンター保持装置は、ガイドレール16の一部を構成し
他の部分より強度が高い強構造レール部18と、この強
構造レール部18の所望の位置にカウンター12の移動
軌跡内に侵入して固定される保持部材20と、で構成さ
れている。
り外し可能に構成されており、強構造レール部18に固
定される場合においては、カウンター12の移動軌跡内
に侵入して固定される。保持部材20が強構造レール部
18に固定されると、カウンター12は、保持部材20
によりその移動が規制され、保持部材20に支えられて
静止位置が保持される。これにより、カウンター12
は、ロープの吊り下げによらず、保持部材20により静
止位置を保持することができる。
を上方から見た図であり、図3は、実施形態1の拡大正
面図である。
り欠き部20aが形成されている。保持部材20が強構
造レール部18に固定されると、この切り欠き部20a
と強構造レール部18とでガイドシュー14が通過可能
な空間を形成する。これにより、保持部材20がカウン
ター12を保持する状態においては、図2に示すよう
に、カウンター下面端部から突出したガイドシュー14
は切り欠き部20aに収容されて、カウンター12を安
定して保持することができる。
ウンター12を保持する状態において、保持部材20に
かかるカウンター12やロープの荷重(以下カウンター
の荷重)に耐えられるように設けられている。この場合
において、その荷重に対して3倍以上の安全率を見込ん
だ強度に設計することが好適である。強構造レール部1
8は、保持部材20の固定位置とガイドレール16自体
の強度等に応じて形成することができる。このことか
ら、ガイドレール16自体の強度が高い場合には、強構
造レール部18を設けなくても、カウンター12を十分
保持することができる。
固定するために、例えば、取り付け孔が空けられてい
る。取り付け孔は、カウンターの荷重に対して3倍以上
の安全率を見込んだ強度に耐えられる本数を空けること
が好適である。図3に示す例では、3つの取り付け孔が
空けられており、保持部材20は、この取り付け孔にボ
ルト22等で固定されている。
の位置に固定可能なように複数の位置に空けることがで
き、これにより、カウンター12の保持位置を調整する
ことができる。
作用について説明する。
え作業や巻上機関連の工事等で、カウンター12を保持
する場合について説明する。
業の手法を考慮すると通常最下階の上方付近に保持する
ことが好ましい。これに対応して、保持部材20の固定
位置となる下階側位置付近、例えば、図1に示すように
最下階の上方付近にエレベータかご10を移動する。作
業者26は、エレベータかご10上から、作業内容に応
じて強構造レール部18の所望の位置に保持部材20を
固定する。このように、本実施形態の保持部材20は、
作業者1人でもエレベータかご10上等から簡単に固定
することができる。
されると、作業者26等は、手巻き操作等でエレベータ
かご10の位置を調整し、カウンター12を保持部材2
0の位置まで下降させる。カウンター12が下降する
と、ガイドシュー14は切り欠き部20aに収容され、
カウンター12は保持部材20によりその位置が保持さ
れる。
され、またエレベータかご10を機械室に取り付けたチ
ェーンブロック等で吊るされる(図示せず)と、作業者
26等はロープの取り替え作業や、巻上機関連の工事を
行う。作業終了後、エレベータかご10の固定を解除
後、エレベータかご10の位置を調整し、カウンター1
2を保持部材20から離す。作業者26は、エレベータ
かご10上から保持部材20を強構造レール部18から
取り外す。
た図であり、図5は、実施形態2のカウンター保持装置
の拡大正面図である。上述した実施形態1の構成要素と
同一又は相当部材には同一の符号を付して、その説明を
省略する。
ウンター保持装置は、ガイドレール16を補強する補強
レール部材24と、この補強レール部材24の所望の位
置にカウンター12の移動軌跡内に侵入して固定される
保持部材20と、で構成されている。
定され、実施形態1と同様にカウンター12の移動を規
制してカウンター12を保持する。
形態1の強構造レール部18に対応する補強レール部材
24の構成が異なっている点が特徴である。
造レール部18と同様にガイドレール16を補強し、保
持部材20を固定する機能を有する。補強レール部材2
4は、ガイドレール16とは別の部材で構成された後、
ガイドレール16に溶接等で固定されている。従って、
本実施形態におけるカウンター保持装置は、既に設置さ
れているエレベーター等にも、容易に適用することがで
きる。
の幅より大きな板状の部材で形成され、保持部材20を
固定するための取り付け孔は、図4に示すように、ガイ
ドレール16の外側に形成されている。これにより、ガ
イドレール16自体に取り付け孔等を空ける必要がな
く、保持部材20は、ガイドレール16を挟み込む形で
補強レール部材24に直接固定することができる。
する数は、必要に応じて適宜変更することができる。
カウンター12の保持作用は、実施形態1と同様なの
で、ここでの詳細な説明は省略する。
ガイドレールに固定される保持部材は角材等に比べて小
さいので、保管スペースを減らすことができる。
位置(高さ)で固定することができるので、高さに応じ
た保持部材を複数用意する必要がなく、保管スペースを
他の保管スペースとして有効利用することができる。
作業は、エレベータかご上等から簡単にできるので、作
業人数や作業時間を減らすことができ、作業効率を上げ
ることができる。
置を模式的に示した図である。
見た図である。
図である。
見た図である。
図である。
様子を示す図である。
ドシュー、16 ガイドレール、18 強構造レール
部、20 保持部材、20a 切り欠き部、24補強レ
ール部材。
Claims (4)
- 【請求項1】 エレベータのカウンターの昇降移動をガ
イドするために設けられるカウンターレールに固定され
るカウンター保持部材であって、 前記カウンターレールの所望の位置にカウンターの移動
軌跡内に侵入して固定され、前記カウンターを保持する
取り外し可能なエレベータのカウンター保持部材。 - 【請求項2】 エレベータのカウンターを所望の位置で
保持するカウンター保持装置であって、 前記カウンターの昇降移動をガイドするために設けられ
るガイドレールであって、その一部が他の部分より強度
が高い強構造レール部で構成されるガイドレール部と、 前記強構造レール部の所望の位置にカウンターの移動軌
跡内に侵入して固定され、前記カウンターを保持する取
り外し可能な保持部材と、 を含むことを特徴とするエレベータのカウンター保持装
置。 - 【請求項3】 エレベータのカウンターを所望の位置で
保持するカウンター保持装置であって、 前記カウンターの昇降移動をガイドするために設けられ
るガイドレールを補強する補強レール部材と、 前記補強レール部材の所望の位置にカウンターの移動軌
跡内に侵入して固定され、前記カウンターを保持する取
り外し可能なカウンター保持部材と、 を含むことを特徴するエレベータのカウンター保持装
置。 - 【請求項4】 前記保持部材には、前記カウンターレー
ル上を摺動し、その下面端部から突出して設けられるガ
イドシューが通過可能な切り欠き部が設けられ、 前記保持部材がカウンターを保持する状態においては、
前記切り欠き部はガイドシューを収容して、カウンター
を保持することを特徴とする請求項1のエレベータのカ
ウンター保持部材又は請求項2又は請求項3のエレベー
タのカウンター保持装置。
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Publications (2)
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WO2016038678A1 (ja) * | 2014-09-09 | 2016-03-17 | 三菱電機株式会社 | エレベータの機器取付装置 |
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JP6352500B1 (ja) * | 2017-06-15 | 2018-07-04 | 東芝エレベータ株式会社 | エレベータおよびエレベータ制御方法 |
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2001
- 2001-03-12 JP JP2001068665A patent/JP4202615B2/ja not_active Expired - Fee Related
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