JP2002264978A - 定量バルブ装置およびそれを備えるエアゾール式噴射器 - Google Patents

定量バルブ装置およびそれを備えるエアゾール式噴射器

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JP2002264978A
JP2002264978A JP2001065867A JP2001065867A JP2002264978A JP 2002264978 A JP2002264978 A JP 2002264978A JP 2001065867 A JP2001065867 A JP 2001065867A JP 2001065867 A JP2001065867 A JP 2001065867A JP 2002264978 A JP2002264978 A JP 2002264978A
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JP
Japan
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stem
volume regulating
valve device
main body
chamber
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JP2001065867A
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English (en)
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Katsuhiko Shikanoya
勝彦 鹿野谷
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Mitani Valve Co Ltd
Original Assignee
Mitani Valve Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エアゾール式の定量バルブ装置において、定
量室の大きさを安価に変えることができるようにする。 【解決手段】 定量バルブ装置12に、金属製のバルブ
装置本体14を設ける。その装置本体には、筒状で中心
に下向きに突出してステム収納部15を形成する。ステ
ム収納部内には、ステム24の下端部を収納する。ま
た、その底部に中心孔19を有し、下部を定量タンク2
0内に圧入する。これにより、バルブ装置本体に定量タ
ンクを取り付け、定量室22を区画する。そして、1噴
射操作ごとに、この定量室内の内容物をステム内を通し
て噴射する。1噴射操作ごとの噴射量を変更したいとき
には、定量タンク20を別の形状のものと取り換えて定
量室の大きさを変える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ボトル形状等の
容器の口部にバルブ装置を取り付け、そのバルブ装置を
操作することにより、容器内に収納する、化粧用・医薬
用・塗装用等の内容物を、噴射口から外部へと噴射する
エアゾール式噴射器に関する。および、そのようなエア
ゾール式噴射器において、使用時に例えば操作釦に手を
掛けてステムを押し込むことにより、ステムラバーを開
いてステムを通して容器内の内容物を操作釦の噴射口か
ら噴射するバルブ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、喘息薬その他の内容物を噴射する
バルブ装置の中には、定量室を設け、容器内の内容物を
いったんその定量室内に入れて、例えば噴射釦を押し下
げるごとに、定量室から内容物を一定量ずつ噴射する、
いわゆる定量タイプのものがある。
【0003】例えば図3に示すように、上ケース1と下
ケース2とで定量室3を区画し、操作釦4を押し下げる
ことによりステム5を押し込み、その上下の横孔5a・
5bをともにシール部材6内に位置し、定量室3内の内
容物を下部開口7aから筒体7内に入れ、横孔5a・5
bを通してステム5に入れて操作釦4の噴射口4aから
外部へと噴射していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
定量バルブ装置では、1噴射操作ごとの噴射量を変える
ためには、定量室3の大きさを変えなければならない。
定量室3は、上ケース1と下ケース2とで区画するか
ら、それらの形状を変更する必要がある。
【0005】しかしながら、それらの上ケース1や下ケ
ース2の形状はかなり複雑であったから、1噴射操作ご
との噴射量を変えるには、それらの複雑な形状の上ケー
ス1や下ケース2をつくり直さなければならず、大きな
コストアップが必要となっていた。
【0006】そこで、この発明の第1の目的は、エアゾ
ール式の定量バルブ装置において、定量室の大きさを安
価に変えることができるようにすることにある。
【0007】第2の目的は、そのような定量バルブ装置
を備えるエアゾール式噴射器を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】そのため、請求項1に記
載の発明は、上記した第1の目的を達成すべく、エアゾ
ール式噴射器における定量バルブ装置において、連通路
を有し、容器の口部に取り付けるバルブ装置本体と、そ
のバルブ装置本体に取り付けて定量室を区画する定量タ
ンクと、バルブ装置本体に対して往復動可能に取り付け
るステムと、そのステムを押し込む前は、該ステムの貫
通孔を塞ぐとともに連通路を開いて容器内の内容物を定
量室内に入れる一方、ステムを押し込んだときは、変形
して連通路を塞ぐとともに貫通孔を開いて定量室内の内
容物をステム内に入れるステムラバーと、を備えてな
る、ことを特徴とする。
【0009】請求項2に記載の発明は、上記した第2の
目的を達成すべく、エアゾール式噴射器において、請求
項1に記載の定量バルブ装置を備えてなる、ことを特徴
とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ、この発
明の実施の形態につき説明する。図1には、この発明に
よるエアゾール式噴射器の要部の縦断面を示す。
【0011】図中符号10は、ボトル形状をなす容器で
ある。容器10内には、噴射材と例えば喘息薬その他よ
りなる内容物を収納する。そして、容器10の口部11
に定量バルブ装置12を取り付ける。
【0012】定量バルブ装置12には、金属製の製のバ
ルブ装置本体14を備える。バルブ装置本体14には、
筒状で中心に下向きに突出して形成するステム収納部1
5と、そのまわりで上下に貫通する複数の連通路16
と、頂部中心に設けるバブル収納穴17と、外周に形成
する鍔部18とを設ける。
【0013】ステム収納部15は、底部に中心孔19を
有し、下部を定量タンク20内に圧入する。これによ
り、バルブ装置本体14に定量タンク20を取り付け、
ステム収納部15内を含む定量室22を区画する。他
方、このステム収納部15内には、スプリング23を入
れ、そのスプリング23の上にステム24の下端部を挿
入する。
【0014】ステム24は、上から途中まで流路25を
有し、中間外周には凹溝を形成して首部26を設ける。
そして、その首部26に、流路25と外部とを連通する
1つの貫通孔27をあける。また、首部26には、ゴム
製環板状のステムラバー28の内周をはめ付ける。そし
て、そのステムラバー28でステム24の貫通孔27を
塞ぐ。さらに、図示省略するが、ステム24の上端に
は、噴射口を有する操作釦を取り付ける。
【0015】そして、ステムラバー28をバルブ装置本
体14のバブル収納穴17にはめ付け、全体をマウンテ
ンキャップ29で被う。これにより、ステム24をバル
ブ装置本体14に対して往復動可能に取り付ける。この
とき、ステム収納部15の上向きの筒状突出部30とス
テム24との間には隙間があり、連通路16は開いてい
る。
【0016】そして、容器10の口部11内周との間で
パッキン31を圧縮して口部11内にバルブ装置本体1
4の下部を入れ、、口部11上端面上に鍔部18を載
せ、マウンテンキャップ29で巻き締めて容器10の口
部11に定量バルブ装置12を取り付ける。その後、容
器10内に内容物を充填する。
【0017】そして、いまこの噴射器を使用するとき
は、倒立して不図示の操作釦を押し下げ、図2に示すよ
うに、ステム24をスプリング23に抗して押し込む。
すると、ステムラバー28を変形してステム収納部15
の上向きの筒状突出部30に押し当て、バルブ装置本体
14の連通路16を塞ぐとともに、ステムラバー28を
変形してステム24の貫通孔27を開く。
【0018】これにより、定量室22内の内容物を噴射
材の噴射圧力で貫通孔27を通してステム24内に入
れ、ステム24内の流路25を通して操作釦の噴射口か
ら外部へと噴射する。
【0019】ステム24の押し込みを解除すると、スプ
リング23の付勢力によりステム24を復帰する。そし
て、ステムラバー28の変形を戻してステム24の貫通
孔27を塞ぐとともに、連通路16を開き、容器10内
の内容物を噴射材の噴射圧力で連通路16を通して定量
室22内に入れる。
【0020】ところで、この噴射器において、操作釦の
1押し下げ操作ごとに噴射口から噴射する内容物の量を
変えたいときには、バルブ装置本体14に対して取り付
ける定量タンク20の大きさを変更する。これにより、
定量室22の大きさを変えて1噴射操作ごとの噴射量を
増減することができる。
【0021】よって、図示例では、単純な形状の定量タ
ンク20を付け替えるだけでよいから、1噴射操作ごと
の噴射量を安価に変えることができる。
【0022】
【発明の効果】したがって、請求項1に記載の発明によ
れば、定量バルブ装置において、1噴射操作ごとの噴射
量を変えるためには、単純な形状の定量タンクを取り換
えるだけでよいから、形状の異なる単純な形状の定量タ
ンクを複数準備しておくだけでよく、従来に比して安価
とすることができる。
【0023】請求項2に記載の発明によれば、そのよう
な効果を有する定量バルブ装置を備えたエアゾール式噴
射器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるエアゾール式噴射器の要部の縦
断面図である。
【図2】そのステムを押し込んだ状態の縦断面図であ
る。
【図3】従来の定量バルブ装置の縦断面図である。
【符号の説明】
10 容器 11 口部 12 定量バルブ装置 14 バルブ装置本体 16 連通路 20 定量タンク 22 定量室 24 ステム 27 貫通孔 28 ステムラバー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連通路を有し、容器の口部に取り付ける
    バルブ装置本体と、 そのバルブ装置本体に取り付けて定量室を区画する定量
    タンクと、 前記バルブ装置本体に対して往復動可能に取り付けるス
    テムと、 そのステムを押し込む前は、該ステムの貫通孔を塞ぐと
    ともに前記連通路を開いて前記容器内の内容物を前記定
    量室内に入れる一方、前記ステムを押し込んだときは、
    変形して前記連通路を塞ぐとともに前記貫通孔を開いて
    前記定量室内の内容物を前記ステム内に入れるステムラ
    バーと、 を備えてなる、エアゾール式噴射器における定量バルブ
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の定量バルブ装置を備え
    てなる、エアゾール式噴射器。
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