JP2002263562A - 被覆無端ベルト、並びに、その製造方法及び製造装置 - Google Patents
被覆無端ベルト、並びに、その製造方法及び製造装置Info
- Publication number
- JP2002263562A JP2002263562A JP2001060784A JP2001060784A JP2002263562A JP 2002263562 A JP2002263562 A JP 2002263562A JP 2001060784 A JP2001060784 A JP 2001060784A JP 2001060784 A JP2001060784 A JP 2001060784A JP 2002263562 A JP2002263562 A JP 2002263562A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- endless belt
- coating
- coated
- belt base
- fixing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Coating Apparatus (AREA)
- Photoreceptors In Electrophotography (AREA)
- Moulding By Coating Moulds (AREA)
- Fixing For Electrophotography (AREA)
- Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
Abstract
体に均一な被覆層を形成すること可能な被覆無端ベル
ト、並びに、その製造方法及び製造装置を提供すること
を目的とする。 【解決手段】 少なくとも、無端ベルト基体を円筒形状
に整えて保持する工程と、中心軸を水平に配した前記無
端ベルト基体を、前記中心軸を軸として回転させて、外
周表面に塗布液を塗布する塗布工程と、を有する被覆無
端ベルトの製造方法、及び製造装置、並びに、当該製造
方法及び当該製造装置によって製造される被覆無端ベル
ト。
Description
ンドレスベルトと呼ばれる継ぎ目の無いシームレスベル
ト形状を有する基体の表面に被覆層が形成された被覆無
端ベルト、並びに、その製造方法及び製造装置に関す
る。本発明は、例えば、無端ベルト形状の電子写真定着
部材の製造に好適である。
ト形状を有する基体(以下、無端ベルト基体とする。)
の表面に均一な被覆層を形成する手段として、種々の方
法が提案されているが、そのうち、スプレー塗布法や浸
漬塗布法が一般的である。スプレー塗布法とは、両端を
保持された無端ベルト基体を回転させて、移動可能なス
プレーガン等を使用して基体の外周表面に薄膜材料をス
プレーし、外周表面全体に塗布膜を形成させるものであ
る。
布槽に無端ベルト基体を軸方向に浸漬させた後、引き上
げ乾燥させて基体表面に塗布膜を形成させるものであ
る。電子写真定着部材(定着ベルト)や電子写真感光体
に使用される被覆無端ベルトのように、無端ベルト基体
の外周表面にのみ塗布膜を形成することが必要な場合、
無端ベルト基体はその両端の開口部のうち、少なくとも
一方を閉塞し、閉塞側を下にして浸漬を行えば基体内部
には塗布液が侵入せず、外周表面の塗布が行われる。
厚均一性が保たれる膜厚20μm以下の薄膜に対して好
適であって、低粘度の溶液が塗布液として使用される。
表面に塗布膜を形成する場合、全体に均一な膜厚を得ら
れるか否かが重要な問題となるが、上述のスプレー塗布
法では、スプレーガンに使用されるノズルの形状や前記
スプレーガンの移動方法(移動パターン)によっては、
形成される塗布膜の厚さが不均一となる問題を有してい
た。また、上述の浸漬塗布法では、無端ベルト基体を塗
布液から引き上げる際に、周方向に液ダレが発生し、膜
厚の均一化が図れなくなるという問題を有していた。
では、定着ベルトとして必要な被覆層の厚さ(30〜2
00μm)を形成しようとすると、浸漬工程を数回、繰
り返すことが必要であったが、浸漬工程を繰り返すこと
で外周表面の膜厚の差が増大し、良好な膜厚精度を得る
ことができないという問題を有していた。
くなされたものであり、より詳細には、周方向の液ダレ
の発生を抑制し、外周表面全体に均一な被覆層を形成す
ること可能な被覆無端ベルトの製造方法及び製造装置を
提供することを目的とする。
の手段として、本発明者らは、鋭意検討の結果、無端ベ
ルト基体の中心軸を水平に配し、その基体を周方向に回
転させながら塗布液を塗布することで、周方向の液ダレ
の発生が抑制された被覆無端ベルトが製造されることを
見出した。加えて、上記塗布液を塗布する工程に使用可
能な製造装置についても検討を行った結果、好適な構造
を有する無端ベルト基体の保持具をも見出した。
て保持する工程と、中心軸を水平に配した前記無端ベル
ト基体を、前記中心軸を軸として回転させて、外周表面
に塗布液を塗布する塗布工程と、を有する被覆無端ベル
トの製造方法。
無端ベルト基体を前記中心軸を軸として所定時間回転さ
せる工程を有することを特徴とする<1>に記載の被覆
無端ベルトの製造方法。
布法又はスパイラル塗布法によって塗布する工程である
ことを特徴とする<1>又は<2>のいずれかに記載の
被覆無端ベルトの製造方法。
転軸が中心軸となるように配され、かつ、前記シャフト
と同期して回転すると共に、無端ベルト基体を円筒形状
に整えるスリーブと、前記シャフト及び前記スリーブの
両端に位置し、当該シャフトと当該スリーブとに着脱可
能に接続された一対のキャップと、前記無端ベルト基体
の外周表面に塗布液を塗布する塗布手段と、を有する被
覆無端ベルトの製造装置であって、前記スリーブの外径
が前記無端ベルト基体の内径より僅かに小さく、前記一
対のキャップのそれぞれには前記無端ベルト基体の両端
を拡径しつつ固定するためのベルト固定手段を有するこ
とを特徴とする被覆無端ベルトの製造装置。
段又はスパイラル塗布手段であることを特徴とする<4
>に記載の被覆無端ベルトの製造装置。
形状、凸形状及び多段傾斜形状からなるグループより選
択される1つであることを特徴とする<4>又は<5>
に記載の被覆無端ベルトの製造装置。
の被覆無端ベルトの製造方法によって製造されたことを
特徴とする被覆無端ベルト。
とを特徴とする<7>に記載の被覆無端ベルト。
施形態の一例を詳細に説明する。ここで、図1は本発明
の第1の実施形態としての被覆無端ベルトの製造方法及
び製造装置を説明するための概略断面図であり、図2は
本発明の第2の実施形態としての被覆無端ベルトの製造
方法及び製造装置を説明するための概略断面図である。
なお、以下、図1に示す本発明の第1の実施形態を、無
端ベルト基体Bを部分的に塗布液Lに浸漬させて塗布膜
を形成する部分浸漬塗布法である横ディップ塗布法と表
記する場合がある。また、第2の実施形態を、塗布膜を
らせん状に形成するスパイラル塗布法として表記する場
合がある。
無端ベルトの製造装置は、大別すると、無端ベルト基体
Bを円筒形状に整え、その両端を固定することで保持可
能な保持手段100と、該保持手段100によって保持
された無端ベルト基体Bを回転及び移動させることので
きる可動手段200と、塗布液Lを塗布するための塗布
手段300と、から構成される。ここで、横ディップ塗
布法と、スパイラル塗布法とでは塗布方法が異なるた
め、横ディップ塗布法における塗布手段の参照番号を3
00a、スパイラル塗布法における塗布手段の参照番号
を300bとする。
端ベルト基体Bを円筒形状に整える機能と、当該無端ベ
ルト基体Bを円筒形状に保ったまま両端を固定し、保持
する機能とを有する。これにより、保持された無端ベル
ト基体Bは、保持手段100と同期して、回転すること
が可能となる。
示す図3〜図6を参照して、説明する。ここで、図3
は、第1の例示形態を有する保持手段100aの構造を
示す概略断面図である。図4は、保持手段100に設け
られたベルト固定手段170の拡大断面図である。な
お、参照図面において、同一の参照番号を付した部材は
同一部材を表すものとし、また、同一の参照番号にアル
ファベットを付した部材は対応する変形部材を表すもの
とし、重複説明は省略する。また、特に断らない限り、
数字のみの参照番号は、アルファベットの付いた同一の
参照番号の全てを総括しているものとする。
第1のキャップ110と、第2のキャップ120と、ス
リーブ130と、シャフト140と、ボールプランジャ
ー150と、溝160と、ベルト固定手段170とを有
する。第1のキャップ110及び第2のキャップ120
は、スリーブ130とシャフト140との両方に、か
つ、両端に接続し、後述する可動手段200から発せら
れた回転動力をスリーブ130及びシャフト140に伝
達する。従って、スリーブ130及びシャフト140
は、当該シャフト140を回転軸として、互いに同期し
て同方向に回転する。
り、フレキシブルな無端ベルト基体Bを当該スリーブ1
30に被せることで円筒形状に整えることができる。円
筒形状のスリーブ130としては、外径が、使用する無
端ベルト基体Bの内径より僅かに小さいものが好ましく
使用される。特に、無端ベルト基体Bの脱着を容易にす
るために、シャフト140の外径は、使用する無端ベル
ト基体Bの内径より0.1mm〜0.5mm小さいほう
が好ましい。
ボールより構成されており、該ボールにはスプリングに
よりシャフト140に向かって押し出される方向の力が
印加されている。このため、シャフト140に設けられ
た溝160とボールとが嵌合し、第2のキャップ120
とシャフト140とが固定される。かかる固定位置は、
第2のキャップ120とスリーブ130とが嵌合する位
置に設定されているため、第2のキャップ120とシャ
フト140とが固定されるのと同時に、第2のキャップ
120とスリーブ130とが固定されることにもなる。
及び第2のキャップ120に設けられたベルト固定手段
170は、袴状であって、外方にいくにつれて外径が拡
大するテーパー形状を有している。テーパー形状のベル
ト固定手段170として、その好ましいテーパー角θ
は、1°〜10°であって、2°〜5°が更に好まし
い。
態として前記テーパー形状が図示されているが、この形
状に限定されたものではなく、凸部形状や多段傾斜形状
であってもよい。凸部形状及び多段傾斜形状の固定手段
は、キャップ110及び120の外周表面に沿って、等
間隔に数カ所設けられていてもよいし、円周全体に帯状
に設けられてもよい。
部が無端ベルト基体Bを内側から押し上げるようにテン
ションを掛けることで、固定することができる。また、
前記多段傾斜形状の固定手段は、凸部が連続的に設けら
れ、外方に向かって外径が拡大するような階段状の構造
を有している。例えば、2段の階段構造を有する多段傾
斜形状の固定手段であれば、1段目(内方)側の凸部
が、無端ベルト基体Bを内側から押し上げるようにテン
ションを掛け、更に、2段目(外方)側の凸部の側面
に、無端ベルト基体Bの端部を突き当てることで、良好
な精度で固定することができる。
よって円筒形状に整えられた無端ベルト基体Bは、更
に、ベルト固定手段170によって円筒形状に整えられ
た状態で固定される。これにより、保持手段100によ
って保持された無端ベルト基体Bは、円筒度を高く保つ
ことが可能である。その結果、後述する動作手段200
によって保持手段100に保持された無端ベルト基体B
を回転させた場合、該無端ベルト基体Bの偏心や回転ブ
レを抑制することができる。
ベルト基体Bの保持方法について説明する。まず、第1
のキャップ110とシャフト140とは図示されないボ
ルト等の留め具によって固定される。そこに、第1のキ
ャップ110の外径に合わせたスリーブ130の端部が
嵌め合わせによって固定される。その後、スリーブ13
0の外周に無端ベルト基体Bを嵌め込み、キャップ11
0に設けられたベルト固定手段170によって無端ベル
ト基体Bの端部をしっかりと嵌め固定する。
130の未固定の端部に嵌める。その際、第2のキャッ
プ120に設けられているベルト固定手段170によっ
て、未固定の無端ベルト基体Bの端部が固定されること
になる。ここで、図3に示す保持手段100aでは、キ
ャップ120内に具備されたボールプランジャー150
と、シャフト140先端に設けられた溝160と、が嵌
合することによって、キャップ120とスリーブ130
とが固定されるように設計されている。
保持手段100b及び100cについて説明する。ここ
で、図5は、第2の例示形態を有する保持手段100b
の構造を示す概略図であって、(a)はラッチ方式の固
定具180を示す概略断面図であり、(b)は中心軸方
向から見たラッチ方式の固定具180を示す概略断面図
である。図6は、第3の例示形態を有する保持手段10
0cの構造を示す概略断面図である。
3に示される保持手段100aにおいて第2のキャップ
120とスリーブ130とを固定する部材として使用し
たボールプランジャー150と溝160の代わりに、ラ
ッチ方式の固定具180を使用した。図5(a)のよう
に、ラッチ方式の固定具180は、第2のキャップ12
0にねじ等で接続された板バネと、スリーブ130に設
けられた凹部(貫通孔)からなり、当該板バネの先端が
当該凹部に嵌合するように設計されている。また、図5
(b)によれば、ラッチ方式の固定具180は、回転軸
を挟み上下2箇所に設けられているため、第2のキャッ
プ120とスリーブ130とを精度良く固定することが
できる。勿論、固定具180の設置数は2個の限定され
るものではなく、1個又は3個以上であってもよい。
キン方式の固定具190を使用し、第1のキャップ11
0及び第2のキャップ120と、スリーブ130とを固
定している。図6のように、前記パッキン方式の固定具
190は、複数のパッキンを使用し、第1のキャップ1
10及び第2のキャップ120と、スリーブ130とを
押圧力及び摩擦力で固定するように設計されている。
技術と比較して検討を行う。従来、無端ベルト基体を塗
布液に浸漬させる浸漬塗布法では、無端ベルト基体を保
持する機能を有する保持具が使用されていた。前記保持
具は、例えば、特開平6−161121号公報に記載さ
れているように、動作シャフト付きスプリング式クラン
プ部で構成される。かかる保持具の無端ベルト基体の保
持方法を以下に示す。
くなるよう動作シャフトをひねり、無端ベルト基体内部
に当該保持具を挿入する。次いで、該動作シャフトを挿
入前と逆方向にひねることにより、スプリング式クラン
プ部のスプリングを基体内部に接触せしめ、基体内壁に
テンションを掛けることで、無端ベルト基体を円筒形状
に保持する。その後、塗布液が格納された塗布液槽に無
端ベルト基体を軸方向に浸漬させて、外周表面に塗布膜
を得た後、該塗布膜を乾燥又は硬化させることで被覆層
が形成される。なお、上述のように、塗布液に対し、軸
方向に無端ベルト基体を浸漬する塗布方法を、以下、縦
ディップ塗布法と表記する。
保持でき、かつ、動作シャフトをひねることで、無端ベ
ルト基体の着脱が容易であるという特徴を有している。
しかし、本発明の第1及び第2の実施形態(横ディップ
塗布法及びスパイラル塗布法)としての被覆無端ベルト
の製造装置に使用すると、以下のような問題を有してい
た。
は、無端ベルト基体Bをシャフト140を軸として水平
に配され、かつ、当該無端ベルト基体Bを周方向に回転
させて、塗布を行う。かかる塗布方法では、形成される
塗布膜の均一化には、前記無端ベルト基体Bの円筒度が
高いことが望ましい。しかし、上述した保持具が、無端
ベルト基体Bを内側から保持するクランプ部がスプリン
グ式であるため、樹脂等を材料とするフレキシブルな無
端ベルト基体Bを保持する場合、回転するともに偏心や
回転ブレが発生しないようにテンションを掛けると、無
端ベルト基体Bの表面にスプリングの形状が反映してし
まい、高い円筒度を得ることができなくなる問題を有し
ていた。
円筒度の高い状態で無端ベルト基体Bを保持することが
可能であるため、均一な膜厚の塗布膜を形成することが
できる。従って、前記塗布膜を硬化することで形成され
る被覆層も、均一な膜厚を有することが判明した。
ンド210と、ジャーナル220とから構成されてい
る。かかるロボットハンド210は、保持手段100の
両端(第1のキャップ110及び第2のキャップ12
0)にジャーナル220を介して接続し、図示されない
モータなどの動力源から発生する回転動力を当該保持手
段200へと伝達する機能を有する。また、本発明の第
1の実施形態である横ディップ塗布法においては、可動
手段200は、図1に示されるように、無端ベルト基体
Bの最下端面を塗布液Lに浸漬するために、保持手段1
00を重力方向に上下移動させる機能をも有する。従っ
て、横ディップ塗布法において、塗布液Lの液面の高さ
を検知するセンサを有する場合、その検知情報を前記無
端ベルト基体Bを可動手段200により、上下移動させ
る際の指標として用いてもよい。
aは、塗布液Lと、該塗布液Lを収容する塗布液槽31
0とから構成される。塗布液Lは、製造される被覆無端
ベルトの物性や用途等によって、所望の材料が選択さ
れ、粘度や溶液温度等の条件も決定される。また、多層
構造の被覆無端ベルトを作製する際には、数種類の塗布
液Lを用意し、順次塗布液Lを替えて、塗布工程を繰り
返し行うことで作製することができる。塗布液槽310
は、少なくとも、図1のように、当該無端ベルト基体B
の最下端面が塗布液Lの液面に接触するように可動手段
200によって降下された際に、当該無端ベルト基体B
と保持手段100の一部とが塗布液槽310内に浸入す
ることを可能にするサイズが必要である。横ディップ塗
布法を用いた塗布工程については、後述する。
手段300bは、塗布液Lと、ディスペンサーバ320
と、スライダー330と、から構成される。塗布液L
は、横ディップ塗布法と同様に、製造される被覆無端ベ
ルトの物性や用途等によって、所望の材料が選択され、
粘度や溶液温度等の条件も決定される。また、多層構造
の被覆無端ベルトを作製する際には、数種類の塗布液L
を用意し、順次塗布液Lを替えて、塗布工程を行うこと
で作製することができる。
無端ベルト基体Bに、塗布液Lを線状に垂下することの
できる部材であって、塗布液Lの垂下量、垂下幅等を規
定することができる。また、ディスペンサーバ320に
温度制御機構が設けられていれば、塗布液Lの温度も調
整することができる。スライダー330は、図示されな
い動力源に接続し、塗布液Lを垂下するディスペンサー
バ320を平行移動させることができる。ディスペンサ
ーバ320の平行移動速度は、予め、無端ベルト基体B
の周の長さや回転速度から算出される。そのため、スラ
イダー330が、算出された好ましい速度でディスペン
サーバ320を平行移動させることで、無端ベルト基体
Bの外周表面には、均一な膜厚を有する塗布膜が形成さ
れる。スパイラル塗布法を用いた塗布工程については、
後述する。
ィップ塗布法及びスパイラル塗布法を用いた被覆無端ベ
ルトの製造方法について説明する。被覆無端ベルトの製
造方法は、無端ベルト基体Bの保持工程と、被覆層形成
工程に大別される。
ト基体Bの保持工程については、保持手段100aを使
用した無端ベルト基体Bの保持方法について上述されて
いることから、ここでは詳しい説明は省略する。
40及びスリーブ130の端部が固定される。その後、
スリーブ130の外周に無端ベルト基体Bを嵌め込み、
キャップ110に設けられたベルト固定手段170によ
って無端ベルト基体Bの端部をしっかりと嵌め固定す
る。次いで、第2のキャップ120をスリーブ130の
未固定の端部に嵌めることで、第2のキャップ120と
シャフト140が嵌合し、かつ、キャップ120に設け
られたベルト固定手段170が未固定の無端ベルト基体
Bの端部を固定する。
塗布法について、それぞれ説明する。
に、上述した保持手段100によって保持された無端ベ
ルト基体Bの外周表面の一部分(最下端部)を塗布液L
の液面に接触させることで、塗布液Lを塗布する。ま
た、前記無端ベルト基体Bは、上述した可動手段200
によって一定の速度で回転していることから、外周表面
には、同一の膜厚を有する塗布膜が形成されることにな
る。横ディップ塗布法では、前記無端ベルト基体Bの回
転数を増加させたり、塗布液Lの粘度を上昇させること
で、1度の塗布工程で形成可能な塗布膜の膜厚は増加す
る。
ベルト基体Bを上昇させる際には、当該塗布液Lの液面
を波立たせないように、当該無端ベルト基体Bを水平状
態より、0.3°〜1°程度傾けた状態で液面から離間
させる。一方、塗布液Lの液面から離間している無端ベ
ルト基体Bを降下させる際にも、同様に、当該無端ベル
ト基体Bを水平状態より、0.3°〜1°程度傾けた状
態で液面に接触させる。なお、無端ベルト基体Bを上昇
及び降下させる際の速度は、50〜100mm/min
程度の低速が好ましい。
に、回転する無端ベルト基体Bの上部から塗布液Lを線
状(帯状を含む概念であって、以下の記載についても同
様とする。)に垂下しながら、ディスペンサーバ320
を平行移動させることで、らせん状に塗布液Lを塗布す
る。塗布液Lを線状に垂下する際は、らせん状に形成さ
れた塗布膜が、形成されていない場所の無いようにディ
スペンサーバ320の平行移動速度が規定される。本実
施の形態で説明したスパイラル塗布法は、矢印A方向に
平行移動したが、これに限らず、矢印Aと反対方向から
塗布液Lの垂下が行われてもよいし、無端ベルト基体B
の上部を往復しながら塗布液Lの垂下が行われてもよ
い。
程の場合、無端ベルト基体Bの回転数をある範囲で制御
しないと、重力及び遠心力の影響を受け、平滑な塗布膜
を形成することができなくなってしまう。従って、スパ
イラル塗布法による塗布工程では、無端ベルト基体Bの
回転数が80〜120rpmの範囲であることが好まし
い。
布法では、可動手段200が保持手段100を上昇さ
せ、無端ベルト基体Bを塗布液Lから離間させること
で、スパイラル塗布法では、塗布液Lの垂下を停止する
ことで、それぞれ塗布膜の形成を終了させることができ
る。本発明の被覆無端ベルトの製造方法においては、無
端ベルト基体Bを塗布液Lから離間させた後であって
も、塗布液Lの垂下を停止させた後であっても、前記無
端ベルト基体Bの回転を所定時間継続させることで、塗
布膜及び塗布液Lの液ダレを低減させることができる。
その結果、塗布膜の乾燥又は硬化の工程を経て形成した
被覆層は、均一な膜厚を有し、外観も良好になる。
定時間とは、塗布膜が液ダレを生じない程度に乾燥又は
硬化した状態になるまでの時間をいう。かかる所定時間
は、使用した塗布液Lの物性や大気の温度及び湿度など
から算出された時間でもよいし、予め行われた指触、目
視による実験によって求めらた時間でもよい。
れば、焼成工程を経ることで硬化され、被覆層となる。
なお、焼成時間、焼成温度に代表される焼成条件は、塗
布膜の物性や厚さなどによって決定される。一方、形成
された塗布膜が、風乾や放置によって乾燥又は硬化する
ことで被覆層となる場合は、焼成工程を省略することが
できる。例えば、塗布工程で使用された塗布液Lが速乾
性材料であった場合には、形成された塗布膜は、塗布液
の供給が終了するとすぐに乾燥するため、焼成工程等を
経ることなく被覆層となる。
トを電子写真定着部品(定着ベルト)として使用する場
合、形成される被覆層は、30〜200μmの厚さを必
要とする。上述の横ディップ塗布法及びスパイラル塗布
法では、3〜5回の塗布工程を経ることで、上記の厚さ
の被覆層が形成される。そのため、塗布工程と、必要に
応じて行われる焼成工程と、を数回繰り返し行うこと
で、所望の膜厚の被覆層を得ることができる。
説明するが、本発明は、下記実施例に限定されるもので
はない。図1に示す本発明の被覆無端ベルトの製造装置
を用いて、電子写真定着部材(定着ベルト)を作製し
た。
興産社製)を材料とし、(円筒形状にした場合の)内部
直径68mm、厚さ80μm、長さ380mmのサイズ
を有するポリイミド(無端)ベルトを、無端ベルト基体
Bとして作製した。
示す被覆無端ベルトの製造装置(横ディップ塗布法)に
保持した。保持工程については、上述された保持手段1
00aを使用した無端ベルト基体Bの保持方法と同様で
あるため、ここでは詳しい説明は省略する。ここで、テ
ーパー形状のベルト固定手段170のテーパー角度は3
°とした。また、スリーブ130の外径は、67.7m
mとした。
ミドベルトの表面上に、図1に示した横ディップ塗布法
を用いて塗布膜を形成した。その後、塗布膜が形成され
たポリイミドベルトを焼成させることで、塗布膜を硬化
させ被覆層を形成した。被覆層の形成工程の詳細につい
ては、上述した横ディップ塗布法による塗布工程及び焼
成工程の説明と重複するため、ここでは省略する。な
お、塗布液Lの温度は、24℃とした。
ブロン L−5F;ダイキン工業株式会社製)を溶媒に
分散した塗布液Lを調製する。該塗布液Lとしては、メ
チルエチルケトンとメチルイソブチルケトンを質量比
7:3で混合した溶媒を使用し、公知の分散技術を用い
てPFA粉末を分散した溶液を使用した。また、塗布溶
液中、PFA粉末は33質量%なるように調製した。
10に、ポリイミドベルトの最下方部を部分的に浸漬さ
せ、回転させることで、ポリイミドベルトの外周表面に
均一なPFAの塗布膜を形成した。塗布工程及び焼成工
程を3回繰り返し、約30μmのPFA層を形成した。
焼成工程は、230℃で、4時間行い、定着ベルトを製
造した。
PFA層(被覆層)の厚みをうず電流式膜厚測定装置に
よって数カ所測定し、層の厚みの均一性について検討を
行った。比較例として、軸方向に無端ベルト基体を浸漬
して被覆層を形成する縦ディップ塗布法により定着ベル
トを製造し、同様の測定を行った。
て20カ所測定した。横ディップ塗布法で形成された被
覆層の厚みは、29.5〜35.0μmであって、平均
の厚みは、32.3μmであった。一方、縦ディップ塗
布法で形成された被覆層の厚みは、26.4〜38.2
μmであって、平均の厚みは、33.5μmであった。
上記の結果により、横ディップ塗布法で形成された被覆
層は、縦ディップ塗布法で形成された被覆層より、厚み
の差が少なく、均一化されていることが明らかとなっ
た。
例及び比較例の定着ベルトを、富士ゼロックス社製定着
評価ベンチに装着し、定着試験を行った。定着試験は、
OHP上にマゼンタのハーフトーンを形成し、定着後の
画像ムラを評価した。縦ディップ塗布法で製造された定
着ベルトでは、該定着ベルトの被覆層の軸方向の厚さム
ラが、画像のグロスムラとして確認された。一方、横デ
ィップ塗布法により製造された定着ベルトでは、画像ム
ラがなく、良好な結果を得ることができた。
面で均一な被覆層が形成されていることから、定着時に
トナー像に対して、均一な圧力分布、かつ、均一な熱分
布で、圧力及び/又は熱を印加させることが可能にな
り、良好な画像を得ることを可能とする。
れば、無端ベルト基体の中心軸を水平に配し、その基体
を周方向に回転させながら塗布液を塗布する方法を用い
たことで、周方向の液ダレの発生が抑制され、無端ベル
ト基体の外周表面には均一な膜厚の被覆層を形成するこ
とができた。また、本発明の被覆無端ベルトの製造装置
によれば、無端ベルト基体の円筒度を高く保つことが可
能であって、かつ、無端ベルト基体の脱着が容易である
保持手段を有し、該保持手段が上記製造方法に対して好
適であるため同様の効果を奏する。更に、本発明の被覆
無端ベルトの製造方法及び製造装置によって製造された
電子写真定着部材(定着ベルト)は、層膜厚が均一であ
るため、圧力分布及び熱分布を均一にでき、高い定着性
能を示すことができる。
ルトの製造方法及びその装置を説明するための概略断面
図である。
ルトの製造方法及びその装置を説明するための概略断面
図である。
す概略断面図である。
段の拡大断面図である。
す概略図であって、(a)はラッチ方式の固定具を示す
概略断面図であり、(b)は中心軸方向から見たラッチ
方式の固定具を示す概略断面図である。
す概略断面図である。
Claims (8)
- 【請求項1】 少なくとも、 無端ベルト基体を円筒形状に整えて保持する工程と、 中心軸を水平に配した前記無端ベルト基体を、前記中心
軸を軸として回転させて、外周表面に塗布液を塗布する
塗布工程と、を有する被覆無端ベルトの製造方法。 - 【請求項2】 更に、前記塗布工程終了後、前記無端ベ
ルト基体を前記中心軸を軸として所定時間回転させる工
程を有することを特徴とする請求項1に記載の被覆無端
ベルトの製造方法。 - 【請求項3】 前記前記塗布工程が、部分浸漬塗布法又
はスパイラル塗布法によって塗布する工程であることを
特徴とする請求項1又は2のいずれかに記載の被覆無端
ベルトの製造方法。 - 【請求項4】 回転軸となるシャフトと、 前記回転軸が中心軸となるように配され、かつ、前記シ
ャフトと同期して回転すると共に、無端ベルト基体を円
筒形状に整えるスリーブと、 前記シャフト及び前記スリーブの両端に位置し、当該シ
ャフトと当該スリーブとに着脱可能に接続された一対の
キャップと、 前記無端ベルト基体の外周表面に塗布液を塗布する塗布
手段と、を有する被覆無端ベルトの製造装置であって、 前記スリーブの外径が前記無端ベルト基体の内径より僅
かに小さく、前記一対のキャップのそれぞれには前記無
端ベルト基体の両端を拡径しつつ固定するためのベルト
固定手段を有することを特徴とする被覆無端ベルトの製
造装置。 - 【請求項5】 前記塗布手段が、部分浸漬塗布手段又は
スパイラル塗布手段であることを特徴とする請求項4に
記載の被覆無端ベルトの製造装置。 - 【請求項6】 前記ベルト固定手段が、テーパー形状、
凸形状及び多段傾斜形状からなるグループより選択され
る1つであることを特徴とする請求項4又は5に記載の
被覆無端ベルトの製造装置。 - 【請求項7】 請求項1〜3のいずれかに記載の被覆無
端ベルトの製造方法によって製造されたことを特徴とす
る被覆無端ベルト。 - 【請求項8】 電子写真定着部材に使用されることを特
徴とする請求項7に記載の被覆無端ベルト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001060784A JP4411793B2 (ja) | 2001-03-05 | 2001-03-05 | 被覆無端ベルトの製造方法及び製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001060784A JP4411793B2 (ja) | 2001-03-05 | 2001-03-05 | 被覆無端ベルトの製造方法及び製造装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002263562A true JP2002263562A (ja) | 2002-09-17 |
JP4411793B2 JP4411793B2 (ja) | 2010-02-10 |
Family
ID=18920163
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001060784A Expired - Fee Related JP4411793B2 (ja) | 2001-03-05 | 2001-03-05 | 被覆無端ベルトの製造方法及び製造装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4411793B2 (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005270805A (ja) * | 2004-03-24 | 2005-10-06 | Fuji Xerox Co Ltd | 円筒状芯体の保持体、ポリイミド無端ベルトの製造方法及び定着ベルトの製造方法 |
JP2005329289A (ja) * | 2004-05-18 | 2005-12-02 | Fuji Xerox Co Ltd | 円筒芯体、塗布装置及びポリイミド樹脂無端ベルトの製造方法 |
JP2007245073A (ja) * | 2006-03-17 | 2007-09-27 | Ricoh Co Ltd | 塗膜形成装置 |
JP4609595B1 (ja) * | 2010-03-26 | 2011-01-12 | 富士ゼロックス株式会社 | 金型把持方法、円筒部材の製造方法及び円筒部材の製造装置 |
JP5273279B1 (ja) * | 2012-05-28 | 2013-08-28 | 富士ゼロックス株式会社 | 回転体の製造装置及び回転体の製造方法 |
JP2014151632A (ja) * | 2013-02-13 | 2014-08-25 | Suntory Holdings Ltd | ガスバリアコーティングを有するプラスチックボトル用プリフォーム |
CN110551987A (zh) * | 2018-06-04 | 2019-12-10 | 至玥腾风科技投资集团有限公司 | 环形单晶无机非金属部件的制作方法、设备及飞轮 |
US10927035B2 (en) | 2017-05-09 | 2021-02-23 | Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki | Method of manufacturing a solar heat collection pipe |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102343322B (zh) * | 2011-05-18 | 2013-05-29 | 安徽工业大学 | 一种用于圆柱状零件表面喷涂的装置 |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6289061A (ja) * | 1985-10-15 | 1987-04-23 | Konishiroku Photo Ind Co Ltd | 電子写真感光体の製造方法 |
JPS6334574A (ja) * | 1986-07-30 | 1988-02-15 | Showa Electric Wire & Cable Co Ltd | 熱定着ロ−ラの製造方法 |
JPS63113577A (ja) * | 1986-10-31 | 1988-05-18 | Showa Electric Wire & Cable Co Ltd | 熱定着ロ−ラの製造方法 |
JPH05181290A (ja) * | 1991-12-27 | 1993-07-23 | Sharp Corp | 電子写真感光体の製造方法 |
JPH1119554A (ja) * | 1997-07-03 | 1999-01-26 | Mitsubishi Chem Corp | 塗液の塗布方法及び装置 |
JPH1157598A (ja) * | 1997-08-21 | 1999-03-02 | Mitsubishi Chem Corp | 気泡の発生を防止した塗液塗布方法 |
JP3109925B2 (ja) * | 1992-11-02 | 2000-11-20 | 日東電工株式会社 | 複合管状物およびその製造法 |
-
2001
- 2001-03-05 JP JP2001060784A patent/JP4411793B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6289061A (ja) * | 1985-10-15 | 1987-04-23 | Konishiroku Photo Ind Co Ltd | 電子写真感光体の製造方法 |
JPS6334574A (ja) * | 1986-07-30 | 1988-02-15 | Showa Electric Wire & Cable Co Ltd | 熱定着ロ−ラの製造方法 |
JPS63113577A (ja) * | 1986-10-31 | 1988-05-18 | Showa Electric Wire & Cable Co Ltd | 熱定着ロ−ラの製造方法 |
JPH05181290A (ja) * | 1991-12-27 | 1993-07-23 | Sharp Corp | 電子写真感光体の製造方法 |
JP3109925B2 (ja) * | 1992-11-02 | 2000-11-20 | 日東電工株式会社 | 複合管状物およびその製造法 |
JPH1119554A (ja) * | 1997-07-03 | 1999-01-26 | Mitsubishi Chem Corp | 塗液の塗布方法及び装置 |
JPH1157598A (ja) * | 1997-08-21 | 1999-03-02 | Mitsubishi Chem Corp | 気泡の発生を防止した塗液塗布方法 |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005270805A (ja) * | 2004-03-24 | 2005-10-06 | Fuji Xerox Co Ltd | 円筒状芯体の保持体、ポリイミド無端ベルトの製造方法及び定着ベルトの製造方法 |
JP4492172B2 (ja) * | 2004-03-24 | 2010-06-30 | 富士ゼロックス株式会社 | 円筒状芯体の保持体、ポリイミド無端ベルトの製造方法及び定着ベルトの製造方法 |
JP2005329289A (ja) * | 2004-05-18 | 2005-12-02 | Fuji Xerox Co Ltd | 円筒芯体、塗布装置及びポリイミド樹脂無端ベルトの製造方法 |
JP2007245073A (ja) * | 2006-03-17 | 2007-09-27 | Ricoh Co Ltd | 塗膜形成装置 |
JP4609595B1 (ja) * | 2010-03-26 | 2011-01-12 | 富士ゼロックス株式会社 | 金型把持方法、円筒部材の製造方法及び円筒部材の製造装置 |
JP2011201253A (ja) * | 2010-03-26 | 2011-10-13 | Fuji Xerox Co Ltd | 金型把持方法、円筒部材の製造方法及び円筒部材の製造装置 |
JP5273279B1 (ja) * | 2012-05-28 | 2013-08-28 | 富士ゼロックス株式会社 | 回転体の製造装置及び回転体の製造方法 |
JP2014151632A (ja) * | 2013-02-13 | 2014-08-25 | Suntory Holdings Ltd | ガスバリアコーティングを有するプラスチックボトル用プリフォーム |
US10927035B2 (en) | 2017-05-09 | 2021-02-23 | Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki | Method of manufacturing a solar heat collection pipe |
CN110551987A (zh) * | 2018-06-04 | 2019-12-10 | 至玥腾风科技投资集团有限公司 | 环形单晶无机非金属部件的制作方法、设备及飞轮 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4411793B2 (ja) | 2010-02-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2002263562A (ja) | 被覆無端ベルト、並びに、その製造方法及び製造装置 | |
US8781364B2 (en) | Replacement fixing belt and method of replacing a fixing belt | |
US7580666B2 (en) | Fixing member, fixing device and image forming apparatus | |
Spaid et al. | Stability of viscoelastic dynamic contact lines: An experimental study | |
CN108027580B (zh) | 定影装置用滑动部件的制造方法 | |
JP3990467B2 (ja) | 管状物の製造方法及び管状物 | |
US5133998A (en) | Method of manufacturing a fixing roller | |
JP4958642B2 (ja) | 弾性ローラの製造方法 | |
JP4123704B2 (ja) | 浸漬塗布方法及び浸漬塗布装置、並びに継ぎ目なしベルトの製造方法 | |
JP2016068027A (ja) | 弾性ローラの製造方法と塗工装置 | |
Han et al. | Extrusion spin coating: an efficient and deterministic photoresist coating method in microlithography | |
JP2008122907A (ja) | フッ素樹脂チューブ被覆ベルトおよびその製造方法、定着装置並びに画像形成装置 | |
JP4372149B2 (ja) | 弾性ローラの製造方法 | |
JP2009045577A (ja) | フッ素樹被膜形成方法及びその被膜形成物 | |
JP2005003781A (ja) | ベルト管状体および画像定着装置 | |
JPH11194640A (ja) | 定着装置用フッ素樹脂被覆ローラとその製造方法 | |
US7334336B2 (en) | Method for producing a sleeved polymer member, an image cylinder or a blanket cylinder | |
JP3855896B2 (ja) | 電子写真用無端ベルトの製法 | |
JP4045818B2 (ja) | ポリイミド樹脂無端ベルト、及びその製造方法 | |
JP2001276700A (ja) | 塗布装置、並びに、それを用いた塗布方法、電子写真感光体の製造方法、及び継ぎ目なしベルトの製造方法 | |
JP4996224B2 (ja) | 電子写真用弾性ローラの製造方法 | |
JPH04125675A (ja) | 定着装置 | |
JPH01219875A (ja) | 熱定着ローラの製造方法 | |
JP5825838B2 (ja) | 弾性ローラの製造方法 | |
JP2005062861A (ja) | 電子写真用無端ベルトの製法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040908 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060908 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070508 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070709 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080902 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20081104 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20091027 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20091109 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121127 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121127 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131127 Year of fee payment: 4 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |