JP2002258107A - 光コネクタ - Google Patents

光コネクタ

Info

Publication number
JP2002258107A
JP2002258107A JP2002008900A JP2002008900A JP2002258107A JP 2002258107 A JP2002258107 A JP 2002258107A JP 2002008900 A JP2002008900 A JP 2002008900A JP 2002008900 A JP2002008900 A JP 2002008900A JP 2002258107 A JP2002258107 A JP 2002258107A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical connector
housing
fiber end
holding part
locking
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Abandoned
Application number
JP2002008900A
Other languages
English (en)
Inventor
Alexander Bruland
ブルーラント アレクサンダー
Wolfgang Essrich
エスリッヒ ヴォルフガング
Graham Tickle
ティックル グラハム
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Harting Automotive GmbH and Co KG
Original Assignee
Harting Automotive GmbH and Co KG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Harting Automotive GmbH and Co KG filed Critical Harting Automotive GmbH and Co KG
Publication of JP2002258107A publication Critical patent/JP2002258107A/ja
Abandoned legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/36Mechanical coupling means
    • G02B6/38Mechanical coupling means having fibre to fibre mating means
    • G02B6/3807Dismountable connectors, i.e. comprising plugs
    • G02B6/3873Connectors using guide surfaces for aligning ferrule ends, e.g. tubes, sleeves, V-grooves, rods, pins, balls
    • G02B6/3874Connectors using guide surfaces for aligning ferrule ends, e.g. tubes, sleeves, V-grooves, rods, pins, balls using tubes, sleeves to align ferrules
    • G02B6/3878Connectors using guide surfaces for aligning ferrule ends, e.g. tubes, sleeves, V-grooves, rods, pins, balls using tubes, sleeves to align ferrules comprising a plurality of ferrules, branching and break-out means
    • G02B6/3879Linking of individual connector plugs to an overconnector, e.g. using clamps, clips, common housings comprising several individual connector plugs
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/36Mechanical coupling means
    • G02B6/38Mechanical coupling means having fibre to fibre mating means
    • G02B6/3807Dismountable connectors, i.e. comprising plugs
    • G02B6/3869Mounting ferrules to connector body, i.e. plugs
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/36Mechanical coupling means
    • G02B6/38Mechanical coupling means having fibre to fibre mating means
    • G02B6/3807Dismountable connectors, i.e. comprising plugs
    • G02B6/3873Connectors using guide surfaces for aligning ferrule ends, e.g. tubes, sleeves, V-grooves, rods, pins, balls
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/26Optical coupling means
    • G02B6/264Optical coupling means with optical elements between opposed fibre ends which perform a function other than beam splitting
    • G02B6/266Optical coupling means with optical elements between opposed fibre ends which perform a function other than beam splitting the optical element being an attenuator
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/36Mechanical coupling means
    • G02B6/38Mechanical coupling means having fibre to fibre mating means
    • G02B6/3807Dismountable connectors, i.e. comprising plugs
    • G02B6/3833Details of mounting fibres in ferrules; Assembly methods; Manufacture
    • G02B6/3855Details of mounting fibres in ferrules; Assembly methods; Manufacture characterised by the method of anchoring or fixing the fibre within the ferrule
    • G02B6/3857Crimping, i.e. involving plastic deformation

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 最適な信号伝送のために考慮されなければな
らない許容誤差の数を最低限度にまで減じる。 【解決手段】 光コネクタ1が、ファイバ端部スリーブ
3内に保持された光導波路4のための保持部分を有して
おり、ファイバ端部スリーブ3が、つば32,33によ
り形成された基準面31を有しており、該基準面31が
光導波路4の端面30との間に規定された間隔Aを有し
ており、当該光コネクタ1と対応コネクタ2との差し合
わせ時に基準面31が、対応コネクタ2のファイバ端部
スリーブ5に設けられた基準面51に当接し、しかもフ
ァイバ端部スリーブ3;5の端面30,52同士が規定
の間隔Cを有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、対応コネクタとの
差込み式の接続のための、ファイバ端部スリーブ内に保
持された光導波路を備えた光コネクタ(optisc
h.Steckverbinder)に関する。
【0002】
【従来の技術】光コネクタは、通信技術分野において高
いデータ伝送速度でアナログ信号および/またはデジタ
ル信号を、妨害発生なしに伝送するための光導波路の機
械的および光学的な接続のために必要とされる。
【0003】光導波路をプラグ−レセプタクル結合形式
もしくはプラグ−アダプタ−プラグから成る手間のかか
るコンビネーション結合形式によって互いに接続するこ
とが知られている。
【0004】米国特許第6102581号明細書には、
互いに差し合わせ可能なフェルールを備えた光アダプタ
が開示されている。この光アダプタでは、フェルール
が、光導波路を結合するために、特殊に製作された複数
のフェルールハウジング内に保持されている。これらの
フェルールハウジングはアダプタハウジング内で差し合
わされ、この場合、種々異なる大きさのフェルールが互
いに組み合わせ可能となる。
【0005】さらに、米国特許第5574812号明細
書に基づき公知の、光コネクタのための保持装置では、
2つの別個の光コネクタが1つの保持装置内で係止可能
にまとめられている。
【0006】これら公知の光コネクタでは、適正な差込
みを行うと同時に最小限の信号伝送損失を確保するため
に、ファイバ端部スリーブの配置および差込みハウジン
グ内でのファイバ端部スリーブの保持が互いに正確に調
和されなければならず、この場合、製作時における光コ
ネクタハウジングの許容誤差(Fehlertoler
anzen)も、ファイバ端部スリーブの許容誤差も考
慮されなければならない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、冒頭
で述べた形式の光コネクタを改良して、光導波路を備え
たファイバ端部スリーブを差込みハウジングおよび対応
コネクタ内に配置する際の、最適な信号伝送のために考
慮されなければならない許容誤差の数が最低限度にまで
減じられるような光コネクタを提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の構成では、当該光コネクタが、ファイバ端部
スリーブ内に保持された少なくとも1つの光導波路のた
めの保持部分を有しており、ファイバ端部スリーブが、
つばにより形成された基準面を有しており、該基準面
が、該基準面と、光導波路の光出射面に相当する端面と
の間の規定された間隔を有しており、当該光コネクタと
対応コネクタとの差し合わせ時に前記基準面が、対応コ
ネクタのファイバ端部スリーブに設けられた基準面に当
接し、しかもファイバ端部スリーブの端面同士が規定の
間隔を有しているようにした。
【0009】
【発明の効果】本発明により得られる利点は第1に、光
コネクタの外側の構成および差込みフェース(Stec
kgesicht)が、「MOST−Cooperat
ion(MOST=Media Oriented S
ystems Transport)」の複数の自動車
メーカにより規定された規格に対応していて、この規格
と互換性があり、しかもその製造が一層廉価となり、か
つ組立て時のハンドリングも一層簡単となる点にある。
【0010】別の利点は、光コネクタにおける取り違い
ようのない組込みのための機械的な誤嵌合防止用のコー
ド化手段を有する、ファイバ端部スリーブを備えた光導
波路が使用されることにある。これによって、機能不能
またはとりわけ電気構成部分の破壊を招く恐れのある誤
差込みが回避される。
【0011】さらに、ハウジングを介して行われる光導
波路の付加的な引張負荷軽減も不要となる。なぜなら
ば、ファイバ端部スリーブが直接にファイバにクリンプ
され、かつ付加的にクラッドにもクリンプされるので、
引張力はまずファイバ端部スリーブに導入され、光コネ
クタハウジングにはその後でしか導入されないからであ
る。この場合に有利に使用される、光導波路を保持する
ためにハウジング内に支承された回転体の基本原理は、
たとえば導電体を用いた同様のバリエーションにも問題
なく転用可能である。
【0012】しかし、本発明の大きな利点は、ファイバ
端部スリーブの相互カップリングにある。この場合、フ
ァイバ端部スリーブに設けられたつばにより形成され
た、両ファイバ端部スリーブの基準面が互いに当接する
ようになっている。
【0013】金属製のファイバ端部スリーブの正確な加
工により、両基準面の間の正確な間隔およびファイバ端
部の両端面の間の正確な間隔、つまり光導波路の両端面
の間の正確な間隔が保証されている。このような正確な
間隔は、ファイバ端部スリーブを取り囲むハウジングの
ジオメトリ(幾何学的形状)もしくはこのハウジングの
寸法誤差(Masstoleranzen)とは無関係
に両端面の間の規定された間隔が維持されることを可能
にする。
【0014】したがって、信号伝送損失に関して、通常
では付加的に誤差考慮の対象となる差込みハウジングの
寸法誤差を考慮しなくて済むようになる。
【0015】この場合、対応コネクタに設けられたファ
イバ端部スリーブは付加的に圧縮ばねを備えており、こ
の圧縮ばねは両ファイバ端部スリーブを常時軸方向で互
いに押圧する。
【0016】単に2つの構成部分、つまりファイバ端部
スリーブを備えた光導波路のための保持部分とハウジン
グとをプラスチック射出成形技術で製造するだけで済む
ことに基づき、このような光コネクタの廉価な製作が可
能となる。
【0017】誤嵌合防止のためのコード化手段を備えた
ファイバ端部スリーブ、つまりこの場合にスリーブボデ
ィの円筒状の旋削加工部分から突出した範囲が、保持部
分に設けられた、対応するネガ型として加工成形された
チャンバ内に取り違いようなく嵌め込まれると同時に、
チャンバの形状付与によりチャンバ自体に保持されると
有利である。
【0018】さらに、嵌め込まれたファイバ端部スリー
ブを備えた保持部分を既に単独で光コネクタとして使用
することができることも有利であるが、しかし使用範囲
に応じて保持部分はハウジングを備えていてもよい。付
加的なハウジングが使用される場合には、光コネクタの
組立て時または大量生産時に、保持部分とハウジングと
から成る既に有利には前係止された部分が1つの単個品
として供給される。この場合、この単個品はあとから、
光導波路を備えたファイバ端部スリーブを嵌め込むだけ
で完成され、そして引き続き保持部分とハウジングとを
互いに内外に押し合わせることによって互いに最終係止
される。
【0019】保持部分のいずれの側にも、互いに間隔を
置いて相前後して配置された2つの係止突起を一体成形
することにより、組立て時にはまず、第1の係止突起を
切欠き内にスナップインさせることによって前係止が得
られる。これによって、両ハウジングはまず緩く結合さ
れる。次いで、第2の係止突起を切欠き内にスナップイ
ンさせると、保持部分は作業者の耳に聞こえるようなス
ナップ音と共にハウジングと係止される。
【0020】位置固定用の別の係止部はハウジングに、
可倒式に旋回可能に一体成形されている。この場合、こ
の係止部はばねエレメントを用いた規定のフラップ式可
倒機構によって休止位置で開いた状態に保持されると有
利である。これにより、ファイバ端部スリーブを問題な
く保持部分に嵌め込むことができる。
【0021】以下に、本発明の実施例を図面につき詳し
く説明する。
【0022】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面につき詳しく説明する。
【0023】図1には、組み立てられた光コネクタ1の
斜視図が示されている。この光コネクタ1は囲繞側のハ
ウジング20と、このハウジング20内に嵌め込まれた
保持部分10とを備えている。この光コネクタ1では、
差込みハウジングに設けられた差込みフェース(Ste
ckgesicht)が外縁部の全周にわたって面取り
部を備えており、このような面取り部は対応コネクタ内
への簡単な押込みを保証している。差込みフェース内部
では、2つの円筒状の切欠き内にファイバ端部スリーブ
3,3′と、これらのファイバ端部スリーブ3,3′内
にそれぞれ保持された光導波路4とが見えている。
【0024】図2aには、光コネクタ1の保持部分10
の平面図が示されている。この保持部分10はシェル構
造を有しており、このシェル構造は2つの相並んで位置
する細長いチャンバ11,11′から形成される。両チ
ャンバ11,11′は両側で上方へ向かっても開いてい
る。
【0025】互いに異なって成形されたチャンバ11,
11′の内側寸法は、チャンバ11,11′内に挿入さ
れるべきファイバ端部スリーブ3,3′にネガ型として
対応しているが、しかしファイバ端部スリーブ3,3′
の挿入時にこのファイバ端部スリーブ3,3′にプレス
作用が加えられて、チャンバ11,11′内でのファイ
バ端部スリーブ3,3′の自動的な保持が生ぜしめられ
るように寸法設定されている。
【0026】さらに、両チャンバ11,11′内には、
ファイバ端部スリーブ3,3′に合わせてコード化手段
が設けられている。これらのコード化手段は、差込み方
向に対して直交する横方向に突出するように一体成形さ
れた横方向リブ13,13′の形に形成されている。こ
れらの横方向リブ13,13′の形のコード化手段は、
ファイバ端部スリーブ3,3′の、誤りのない組付けを
保証する。
【0027】保持部分10の外側の両側壁には、両側で
複数の係止突起14,15が設けられている。これらの
係止突起14,15はそれぞれハウジング20に設けら
れた対応する切欠き23内にスナップ式に係合する。こ
れらの係止突起14,15は全体で第1の係止手段を形
成している。
【0028】一方の側壁の縁範囲に一体成形された単独
の係止突起16は、組立ての完了した光コネクタ1を対
応コネクタ(図示しない)に係止するために設けられて
いる。保持部分10の中央では、両チャンバ11,1
1′の間に、差込み側を起点としてハウジング長さの少
なくとも半分にわたって延びるスリット12が設けられ
ている。このスリット12内には、光コネクタ1の組立
て時にハウジング20に設けられた中間壁22が進入す
る。
【0029】図2bには、保持部分10を、光導波路の
ための導入側18から見た図が示されている。この導入
側18の範囲の外側輪郭は、前側の差込み範囲(図6か
らも判る)によって段付けされて形成されており、この
場合、この前側の差込み範囲は、その他の範囲よりも厚
い壁を有していて、高さおよび幅が増大させられてい
る。なぜならば、この範囲はハウジング20との嵌め合
わせの際にハウジング20の壁に当接し、しかもその場
合には移行部なしにハウジング20と同じ外側寸法を有
するからである。チャンバ11,11′の下方では、そ
の両側で、保持部分10の外壁に対称的に配置された4
5゜斜面17が分極手段として設けられている。これら
の斜面17もしくは分極手段は、ハウジング20との、
取り違いようのない差込みのために役立つと同時に、対
応コネクタ(図示しない)との差込み時における分極手
段としても必要とされる。切欠き19の範囲には、保持
部分10とハウジング20との最終的な係止のために、
係止ブロック25を備えた第2の係止手段が係合する
(図6参照)。
【0030】図3aには、ハウジング20を、係止ブロ
ック25を備えた第2の係止手段が約90゜だけ開放旋
回させられた状態で示す側面図が示されている。側面に
は、ハウジング20の両側に設けられた方形の切欠き2
3が認められる。これらの切欠き23には、保持部分1
0とハウジング20との嵌め合わせ時にまず一対の係止
突起14が押し込まれるので、保持部分10とハウジン
グ20とがさしあたり前係止される。引き続き、保持部
分10とハウジング20とが互いに当接するまで押し込
まれると、一対の第2の係止突起15が、オペレータの
耳に聞こえる係合音を発しながら切欠き23内にスナッ
プ式に係止される。
【0031】図3bには、ハウジング20を保持部分1
0のための導入側から見た図が示されている。ハウジン
グ20は方形の中空体として、真ん中の長手方向の中間
壁22を備えていて、相並んで位置しかつ両側で開いた
2つのチャンバ21,21′を有している。
【0032】両チャンバ21,21のそれぞれ下方で
は、両側に約45゜だけ斜めに傾斜された外側輪郭38
が認められる。この外側輪郭38は、対応コネクタ(図
示しない)に設けられた、対応して成形された対応部材
と協働して、誤差込みを防止するための分極手段として
設けられている。さらに、保持部分10のための導入側
で両チャンバ21,21′の内側にも、それぞれこのよ
うな斜めに傾斜された斜面37が設けられている。これ
らの斜面37の内側には、保持部分10に同様に成形さ
れた斜面17が導入可能となる。
【0033】チャンバ21,21′はファイバ端部スリ
ーブ3,3′の前側の差込み範囲で、既に図1からも判
るように、円形に形成されている。両チャンバ21,2
1′の上方には、二重係止装置として形成された第2の
係止手段が設けられており、この第2の係止手段はそれ
ぞれ1つの係止ブロック25を備えている。この係止ブ
ロック25はハウジング20の、図面で見て上側に位置
する壁から切り出されるように成形されていて、膜ヒン
ジ28によって保持されている。この場合、各チャンバ
21,21′のためには、それぞれその上方に配置され
た、係止ブロック25を備えた各1つの係止手段が設け
られていて、この係止手段は小さな寸法に基づき横方向
結合部29によって1つにまとめられているので、保持
部分10とハウジング20とを係止するためには、単に
1つの装置を操作するだけで済む。
【0034】全体的には、それぞれ膜ヒンジ28を備え
た4つのウェブ26が設けられている。これらのウェブ
26のうち、それぞれ2つのウェブ26が結合ウェブ2
4によって互いに結合されており、この結合ウェブ24
には、それぞれ1つの係止ブロック25が接合されてい
る。両係止ブロック25は横方向結合部29によって互
いに結合されている。各2つのウェブ26の間には、そ
れぞれ1つのばねエレメント27が両チャンバ21,2
1′へ向かって延びるように結合ウェブ24に一体成形
されている。このばねエレメント27の端部はハウジン
グ20に結合されてはいないが、しかしばねエレメント
27の長さはハウジング20の材料厚さを超えて、両チ
ャンバ21,21′の内室にまで到達している。これに
よって、この係止手段のためにはフラップ式可倒機構が
得られる。このフラップ式可倒機構は、光コネクタの組
立てが終了するまで、もしくは係止手段が必要に応じて
下方へ傾倒されるまで、係止ブロック25をその開いた
休止位置に保持する。
【0035】図4には、保持部分10と、この保持部分
10内に嵌め込まれたファイバ端部スリーブ3,3′
と、このファイバ端部スリーブ3,3′内に保持された
光導波路4とが平面図で図示されている。この変化実施
例では、保持部分10が、多極式の、モジュール式に構
成されたシステム光コネクタのための独立した光コネク
タとして設けられている。このようなシステム光コネク
タでは、保持部分10を囲繞するハウジング20が不要
となる。両ファイバ端部スリーブ3,3′は金属スリー
ブとして形成されていて、クリンプ過程によって直接に
ファイバならびに光導波路4のクラッド(外層)にクリ
ンプされる。ファイバ端部スリーブ3,3′の原形状か
ら加工成形された単一のつば32または二重のつば3
3,34ならびに切欠き35,36により、ファイバ端
部スリーブ3,3′はそれぞれ機械的なコード化部を備
えており、これらのコード化部は、これらのコード化部
にそれぞれ対応するネガ型に対してしか挿入を可能にし
なくなる。コード化部に対応するネガ型は保持部分10
に設けられた両チャンバ11,11′内に設けられてい
る。このためには、チャンバ11′内で前側の差込み範
囲に横方向リブ13′が一体成形されている。この横方
向リブ13′内には、対応するファイバ端部スリーブ
3′の切欠き35しか挿入され得ない。チャンバ11で
は、前側の差込み範囲に2つの横方向リブ13が一体成
形されている。両横方向リブ13の間には、小幅のつば
34と、このつば34の両側に設けられた切欠き36と
を備えた対応するファイバ端部スリーブ3しか挿入され
得ない。ファイバ端部スリーブ3,3′の差込み側に
は、つば32,33の、差込み方向に対して直角に成形
された閉鎖縁部が認められる。これらの閉鎖縁部はそれ
ぞれ基準面31を形成しており、この基準面31はそれ
ぞれファイバ端部スリーブ3,3′の端面から規定の間
隔Aを有している。これらの基準面31に当接する基準
面を有する、対応して成形された対応コネクタとの嵌め
合わせ時では、両者のファイバ端部スリーブの端面の規
定の間隔が確保されるので、ファイバ端部スリーブを取
り囲む両ハウジングの製造誤差は排除される。
【0036】図5aおよび図5bには、両ファイバ端部
スリーブの端面の間、ひいては光導波路の端面の間の最
小限に抑えられた間隔を得るための原理が示されてい
る。図5aには、ファイバ端部スリーブ3が断面図で示
されている。このファイバ端部スリーブ3は光コネクタ
1の内部に保持されており、この場合、このファイバ端
部スリーブ3は基準面31から、このファイバ端部スリ
ーブ3の外側に位置する端面30にまで、ひいては光導
波路4の出射面にまで、間隔Aを有している。対応コネ
クタ2内には、対応してスリーブ形に形成されたファイ
バ端部スリーブ5が保持されている。このファイバ端部
スリーブ5に設けられた基準面51はその内側に位置す
る、光導波路の端面52に対して間隔Bを有している。
両光コネクタが図5bに示したように差し合わされる
と、ファイバ端部スリーブを取り囲むハウジングとは無
関係に両基準面31,51は直接に互いに当接し合う。
しかしこの場合、光導波路の両端面30,52の間に
は、最適な信号伝送を保証するために規定の間隔Cが残
っている。
【0037】図6には、光コネクタ構成部分であるハウ
ジング20と、保持部分10と、ファイバ端部スリーブ
3,3′と、これらのファイバ端部スリーブ3,3′内
に保持された光導波路4とを備えた光コネクタ1の分解
斜視図が示されている。
【0038】光コネクタ1の組立て時には、まず、光導
波路4を備えたファイバ端部スリーブ3,3′が、半開
きのチャンバ11,11′内に嵌め込まれ、そしてこれ
らのチャンバ11,11′内で相応する寸法安定性およ
びチャンバ壁の加工成形に基づき締付け固定される。
【0039】引き続き、保持部分10がファイバ端部ス
リーブ3,3′と共にハウジング20内へ押し込まれ
る。この場合、まず係止突起14が切欠き23内にスナ
ップ式に係合して、保持部分10とハウジング20との
間の前係止を生ぜしめる。保持部分10が引き続き押し
込まれると、係止突起14は切欠き23内を滑り進み、
その後に第2の係止突起15が同じく切欠き23内にス
ナップ式に係合する。
【0040】これによって、保持部分10は形状接続的
に、つまり嵌合に基づく係合により、ハウジング20内
に設けられたストッパにまで保持され、この場合、導入
側18の範囲はハウジング20の外側輪郭に面一にぴた
りと整合するように接合される。
【0041】係止ブロック25を備えた第2の係止手段
をフラップ式に下方へ傾倒させることによって、ハウジ
ング20と保持部分10とは最終係止される。ただしこ
の場合、ハウジング20と保持部分10とは再解除可能
に係止される。
【0042】別の組立て形式としては、まず保持部分1
0を、係止突起14と切欠き23とから成る係止手段に
よって差込みハウジング20内に前係止し、次いで光導
波路4を備えたファイバ端部スリーブ3,3′を保持部
分10のチャンバ11,11′内へ嵌め込み、続いて保
持部分10とハウジング20とを押し合わせて、第2の
係止手段によって互いに係止することが考えられる。こ
のことは、光コネクタを組み立てるために保持部分と差
込みハウジングとが既に1つの部分として供給されるの
で、単にファイバ端部スリーブが嵌め込まれるだけで済
むという利点を有している。
【0043】ようするに、本発明によれば、光信号の伝
送のための自由に敷設可能な光導波路接続を得るため
に、「MOST」と呼ばれる複数の自動車メーカから成
るコーポレーションにより規定された規格に対応して、
互いに内外に嵌め込み可能な2つのハウジング部分から
成る、モジュール式の差込み接続システムを構築するた
めの着脱可能に形成された光コネクタが提案される。
【図面の簡単な説明】
【図1】光コネクタの斜視図である。
【図2a】光コネクタの保持部分の平面図である。
【図2b】保持部分を光導波路のための導入側から見た
側面図である。
【図3a】ハウジングを第2の係止手段が開かれた状態
で示す側面図である。
【図3b】ハウジングを、保持部分のための導入側から
見た図である。
【図4】ファイバ端部スリーブを備えた光コネクタの平
面図である。
【図5a】光コネクタと対応コネクタとを、互いに引き
離された状態で示す断面図である。
【図5b】光コネクタと対応コネクタとを、互いに差し
合わされた状態で示す断面図である。
【図6】光コネクタの分解斜視図である。
【符号の説明】
1 光コネクタ、 2 対応コネクタ、 3,3′ フ
ァイバ端部スリーブ、4 光導波路、 5 ファイバ端
部スリーブ、 10 保持部分、 11,11′ チャ
ンバ、 12 スリット、 13,13′ 横方向リ
ブ、 14,15,16 係止突起、 17 斜面、
18 導入側、 19 切欠き、 20ハウジング、
21,21′ チャンバ、 22 中間壁、 23 切
欠き、24 結合ウェブ、 25 係止ブロック、 2
6 ウェブ、 27 ばねエレメント、 28 膜ヒン
ジ、 29 横方向結合部、 30 端面、 31基準
面、 32,33,34 つば、 35,36 切欠
き、 37 斜面、38 外側輪郭、 51 基準面、
52 端面、 A,B,C 間隔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 500445181 Marienwerderstr.2,D ―32339 Espelkamp,Germ any (72)発明者 ヴォルフガング エスリッヒ ドイツ連邦共和国 ヒルデン ブライヒャ ーヴェーク 4 (72)発明者 グラハム ティックル イギリス国 リンカーンシャー スタンフ ォード ウォーター ストリート ランバ ート ミューズ 12 Fターム(参考) 2H036 JA01 QA02 QA12 QA32 QA51 QA56

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対応コネクタとの差込み式の接続のため
    の、ファイバ端部スリーブ内に保持された光導波路を備
    えた光コネクタにおいて、当該光コネクタ(1)が、フ
    ァイバ端部スリーブ(3,3′)内に保持された少なく
    とも1つの光導波路(4)のための保持部分(10)を
    有しており、ファイバ端部スリーブ(3,3′)が、つ
    ば(32,33)により形成された基準面(31)を有
    しており、該基準面(31)が、該基準面(31)と、
    光導波路(4)の光出射面に相当する端面(30)との
    間の規定された間隔(A)を有しており、当該光コネク
    タ(1)と対応コネクタ(2)との差し合わせ時に前記
    基準面(31)が、対応コネクタ(2)のファイバ端部
    スリーブ(5)に設けられた基準面(51)に当接し、
    しかもファイバ端部スリーブ(3,3′;5)の端面
    (30,52)同士が規定の間隔(C)を有しているこ
    とを特徴とする光コネクタ。
  2. 【請求項2】 保持部分(10)がハウジング(20)
    内へ嵌め込み可能である、請求項1記載の光コネクタ。
  3. 【請求項3】 保持部分(10)がコード化手段を備え
    ており、該コード化手段が、ファイバ端部スリーブ
    (3,3′)に設けられた切欠き(36,35)内に係
    合する横方向リブ(13,13′)として形成されてい
    る、請求項1または2記載の光コネクタ。
  4. 【請求項4】 保持部分(10)とハウジング(20)
    とが、分極手段(17)を有している、請求項1から3
    までのいずれか1項記載の光コネクタ。
  5. 【請求項5】 保持部分(10)とハウジング(20)
    とが係止手段を備えており、保持部分(10)が両狭幅
    面に、押込み方向で相前後して互いに間隔を置いて配置
    されたそれぞれ2つの係止突起(14,15)を有して
    おり、該係止突起(14,15)が、ハウジング(2
    0)に設けられた切欠き(23)内に係合するようにな
    っており、押込み時に第1の係止突起(14)が、保持
    部分(109とハウジング(20)との間の前係止を生
    ぜしめ、引き続き押込みが行われると、第2の係止突起
    (15)が前記切欠き(23)内へ突入して、保持部分
    (10)とハウジング(20)とを互いに最終係止する
    ようになっている、請求項1から4までのいずれか1項
    記載の光コネクタ。
  6. 【請求項6】 ハウジング(20)に、係止ブロック
    (25)を備えた係止手段が設けられており、該係止ブ
    ロック(25)が、保持部分(10)に設けられた切欠
    き(19)内に係合するようになっており、前記係止ブ
    ロック(25)が、膜ヒンジ(28)によってハウジン
    グ(20)に保持されている、請求項1から5までのい
    ずれか1項記載の光コネクタ。
JP2002008900A 2001-01-17 2002-01-17 光コネクタ Abandoned JP2002258107A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE10101812A DE10101812A1 (de) 2001-01-17 2001-01-17 Optischer Steckverbinder
DE10101812.6 2001-01-17

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002258107A true JP2002258107A (ja) 2002-09-11

Family

ID=7670756

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002008900A Abandoned JP2002258107A (ja) 2001-01-17 2002-01-17 光コネクタ

Country Status (4)

Country Link
US (1) US6604865B2 (ja)
EP (1) EP1225462A3 (ja)
JP (1) JP2002258107A (ja)
DE (1) DE10101812A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008513844A (ja) * 2004-09-24 2008-05-01 ライヒル ウント デ−マッサリ アーゲー 光ファイバコネクタ用内側ハウジング

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20040101251A1 (en) * 2002-11-27 2004-05-27 Fci Americas Technology, Inc. Plastic optical connector
DE10361819B4 (de) 2003-12-30 2009-12-03 Molex Inc., Lisle Optische Verbinderanordnung
DE102004020610A1 (de) * 2004-04-27 2005-11-17 Czingon, Ralf, Dipl.-Ing. (FH) Verfahren zur Herstellung einer Lichtwellenleiterverbindungseinrichtung, insbesondere eines Lichtwellenleitersteckers
US7128471B2 (en) 2004-05-06 2006-10-31 Avago Technologies Fiber Ip (Singapore) Pte. Ltd. Single-use fiber optic cable
ES2746699T3 (es) 2012-02-13 2020-03-06 Corning Optical Communications LLC Subconjuntos de cable de fibra óptica y procedimientos de fabricación de dichos subconjuntos
US9618702B2 (en) * 2014-06-09 2017-04-11 Senko Advanced Components, Inc. Reduced-profile data transmission element connectors, adapters, and connection assemblies thereof

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS634210A (ja) * 1986-06-23 1988-01-09 Sumitomo Electric Ind Ltd 光コネクタ
JPH05224092A (ja) * 1992-02-17 1993-09-03 Sumitomo Electric Ind Ltd 光コネクタ
DE4302826C1 (de) 1993-01-26 1994-03-03 Siemens Ag Halter
DE19525739C1 (de) * 1995-07-14 1996-10-02 Framatome Connectors Int Lichtwellenleiterstecker
JPH10142451A (ja) * 1996-11-11 1998-05-29 Yazaki Corp 光コネクタ
US6102581A (en) 1998-06-16 2000-08-15 Lucent Technologies Inc. Optical adapter including a ferrule assembly
JP2000081541A (ja) * 1998-06-29 2000-03-21 Yazaki Corp 光ファイバコネクタ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008513844A (ja) * 2004-09-24 2008-05-01 ライヒル ウント デ−マッサリ アーゲー 光ファイバコネクタ用内側ハウジング

Also Published As

Publication number Publication date
US6604865B2 (en) 2003-08-12
EP1225462A3 (de) 2004-07-28
US20020094173A1 (en) 2002-07-18
EP1225462A2 (de) 2002-07-24
DE10101812A1 (de) 2002-08-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5876226A (en) Connector with cam member
US6302591B1 (en) Optical fiber connector
US9804340B1 (en) Optical fiber connector capable of switching connection polarity
JP3840039B2 (ja) 慣性ロックコネクタ
WO2019207397A1 (en) Reinforced position assurance member
JP2002170622A (ja) コネクタ
JP2002023021A (ja) ハイブリッドコネクタの組み付け方法
JP2002023022A (ja) ハイブリッドコネクタ
US5240431A (en) Waterproof connector
JPH04206370A (ja) 嵌合操作用カム部材付きコネクタ
CN113296195A (zh) 改进的光纤连接器模块
JP3384536B2 (ja) 低挿入力コネクタ
JP2002258107A (ja) 光コネクタ
EP0996011B1 (en) Duplex fiber optic connector system and method of fabrication
EP0786161B1 (en) Connector with cam member
KR20010006472A (ko) 광 도파관용 접촉 커넥터 시스템
JPH113740A (ja) コネクタ及びコネクタの製造方法
US20040033709A1 (en) Duplex fiber optic connector device
JP2007012452A (ja) コネクタ
JP2001525558A (ja) 光学的なコネクタ系
EP1416592B1 (en) A connector and method of connecting a connector with a mating connector
JP2000315546A (ja) コネクタ及び該コネクタの組立方法
JP3588716B2 (ja) 光コネクタ
US6663291B2 (en) Connector assembly having an improved connector position assurance mechanism
JP4671387B2 (ja) 電気コネクタ

Legal Events

Date Code Title Description
A762 Written abandonment of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A762

Effective date: 20040617