JP3384536B2 - 低挿入力コネクタ - Google Patents

低挿入力コネクタ

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JP3384536B2
JP3384536B2 JP15473597A JP15473597A JP3384536B2 JP 3384536 B2 JP3384536 B2 JP 3384536B2 JP 15473597 A JP15473597 A JP 15473597A JP 15473597 A JP15473597 A JP 15473597A JP 3384536 B2 JP3384536 B2 JP 3384536B2
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/62Means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts or for holding them in engagement
    • H01R13/629Additional means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts, e.g. aligning or guiding means, levers, gas pressure electrical locking indicators, manufacturing tolerances
    • H01R13/62905Additional means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts, e.g. aligning or guiding means, levers, gas pressure electrical locking indicators, manufacturing tolerances comprising a camming member

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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一対のコネクタ
を、カム部材を介して相互に低挿入力で嵌合させる低挿
入力コネクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、端子数の多い多極コネクタ相互を
嵌合する場合には、大きな挿入力が要求されていた。そ
こで、一対のコネクタを低挿入力で相互に嵌合するため
に、カム部材を利用することが提案されている。カム部
材を用いて一対のコネクタを嵌合する場合には、カム部
材が所定位置まで引き出された後に押し込まれ、一対の
コネクタが相互に嵌合される。しかしながら、カム部材
を引き出す工程が必要であるから、工程に無駄があっ
た。
【0003】そのため、最初から引き出されていたカム
部材が押し込まれた後に、一対のコネクタが相互に嵌合
される場合として、図11に示すように、特開昭61−
203581号公報に記載されたコネクタ組立体が提案
されている。
【0004】すなわち、図11において、このコネクタ
組立体80は、第一ハウジング81と、第二ハウジング
82と、カム従動体83とから成る。図12(a)の如
くに、第一ハウジング81にカム従動体83が組付けら
れた状態で、第一ハウジング81へ第二ハウジング82
が嵌入されると、図12(b)に示す如くに、第二ハウ
ジング82のカム追従子84が第一ハウジング81のス
ロット85と、カム従動体83のカムスロット86との
内部で移動される。そして、第一ハウジング81と第二
ハウジング82とが相互に嵌合される。
【0005】しかしながら、カム従動体83を組付けた
第一ハウジング81と、第二ハウジング82とがそれぞ
れ単独の場合の輸送時に、第一ハウジング81に組付け
られたカム従動体83が破損される恐れがあった。そこ
で、カム従動体83が破損されるのを防止するために、
実開平6−54255号公報に記載されたカム部材付き
コネクタが提案されている。
【0006】すなわち、図13において、このカム部材
付きコネクタ90は、雌コネクタ91と、雄コネクタ9
2と、カム部材93とから成る。雄端子aを収容係止し
た雌コネクタ91にカム部材93が組付けられた状態
で、雌端子bを備えた雄コネクタ92が雌コネクタ91
に嵌入される。すると、図14(a)に示すように、雄
コネクタ92のカム追従子94がカム部材93のカム溝
95に係入される。カム追従子94がカム溝95へ押し
込まれるにつれて、カム部材93がp方向へ移動され
る。その後に、図14(b)の如くに、カム部材93が
q方向へ押し込まれると、図14(c)のように、雌コ
ネクタ91と雄コネクタ92とが低挿入力で相互に嵌合
される。
【0007】しかしながら、雌コネクタ91にカム部材
93を押し込む方向が一つの方向のみであるから、例え
ば自動車に設置された雌コネクタ91の配置場所によっ
ては、カム部材93を雌コネクタ91に押し込む作業が
煩わしいという問題点があった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記した点
に鑑み、カム部材を用いて一対のコネクタを相嵌合させ
る場合に、カム部材の押し込み作業が楽で、かつ押し込
む際の挿入力が更に低減された低挿入力コネクタを提供
することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の低挿入力コネクタは両側壁に各
対のカム突起を設けた一方のコネクタハウジングと、該
一方のコネクタハウジングを受け入れるフード部を備え
た他方のコネクタハウジングと、該カム突起を案内する
カム溝を有して該フード部内に摺動自在に収容される嵌
合部材とから成り、該フード部に形成された挿入孔へ該
嵌合部材を挿入して該カム突起とカム溝との係合によ
り、該一方と他方のコネクタハウジングとが嵌合される
低挿入力コネクタにおいて、前記嵌合部材が第一カム部
材と第二カム部材とから構成され、該第一、第二カム部
材は、相対向する対向壁と、該対向壁の端部に形成され
た延長壁とをそれぞれ有し、各対向壁には、前記カム突
起を案内する前記カム溝が傾斜形成され、各延長壁に
は、該カム突起を収容する嵌合用ガイド部が傾斜形成さ
れていて、該第一第二カム部材とが前記フード部内に
相対向させて挿着された際に、該各対向壁と該各延長壁
とが互いに重なり合い、該第一カム部材の該カム溝と該
第二カム部材の該嵌合用ガイド部とが連通し、かつ該第
二カム部材の該カム溝と該第一カム部材の該嵌合用ガイ
ド部とが連通して、各一組の連通した該カム溝と該嵌合
用ガイド部を該カム突起が移動することを特徴とする。
前記第一カム部材が、コ字形の枠状主体の相対向する対
向壁の内壁面に前記一方のカム突起を案内する前記カム
溝を該第一カム部材挿入方向へ傾斜させて設け、該対向
壁の自由端に段差を介して該対向壁より薄い延長壁を該
第一カム部材挿入方向へ設け、該延長壁に前記他方のカ
ム突起を収容する嵌合用ガイド部を、該カム溝の傾斜方
向と反対向きに傾斜させて切り欠き、該対向壁の内壁面
又は外壁面にガイド溝を、該ガイド溝の底壁面と該延長
壁の内壁面又は外壁面とが同一平面になるように形成
し、該ガイド溝の底壁に該カム溝の出口とつながる窓を
設けて成る低挿入力コネクタを特徴とする(請求項
2)。
【0010】前記第二カム部材が、コ字形の枠状主体の
相対向する対向壁の内壁面に、前記他方のカム突起を案
内する前記カム溝を該第二カム部材挿入方向へ傾斜させ
て設け、該対向壁の自由端に段差を介して該対向壁より
薄い延長壁を、該第二カム部材挿入方向へ設け、該延長
壁に前記一方のカム突起を収容する嵌合用ガイド部を、
該カム溝の傾斜方向と反対向きに傾斜させて切り欠き、
該対向壁の内壁面又は外壁面にガイド溝を、該ガイド溝
の底壁面と該延長壁の内壁面又は外壁面とが同一平面に
なるように形成し、該ガイド溝の底壁に該カム溝の出口
とつながる窓を設けて成り、前記一方と他方のコネクタ
ハウジングとの嵌合時に、該一方のカム部材の延長壁が
該第二カム部材のガイド溝に収容されると共に、該第二
カム部材の延長壁が該第一カム部材のガイド溝に収容さ
れる低挿入力コネクタを特徴とする(請求項3)。前記
第一カム部材のカム溝と前記第二カム部材の嵌合用ガイ
ド部との傾斜角度が等しくすると共に、該第一カム部材
の嵌合用ガイド部と該第二カム部材のガイド溝とが同方
向へ傾斜角度を等しくした低挿入力コネクタを特徴とす
る(請求項4)。
【0011】両側壁に一対のカム突起を設けた一方のコ
ネクタハウジングと、該一方のコネクタハウジングを受
け入れるフード部を備えた他方のコネクタハウジング
と、該カム突起を案内するカム溝を有して該フード部内
に摺動自在に収容される嵌合部材とから成り、該フード
部に形成された挿入孔へ該嵌合部材を挿入して該カム突
起とカム溝との係合により、該一方と他方のコネクタハ
ウジングとが嵌合される低挿入力コネクタにおいて、前
記嵌合部材が第一カム部材と第二カム部材とから構成さ
れ、該第一カム部材が、矩形状の基板の一側縁で前記一
方のコネクタハウジング側に第一案内板および他側縁で
前記他方のコネクタハウジング側に第一保持板をそれぞ
れ挿入方向へ設け、該第一案内板で該第一保持板側の内
壁面に前記カム突起を案内する第一カム溝を該挿入方向
へ傾斜させて形成し、該第一保持板で該第一案内板側の
内壁面に該カム突起を収容する第一嵌合用ガイド部を、
該第一カム溝の傾斜方向と反対向きに傾斜させて設けて
て、該第二カム部材が第一カム部材と同一構造であ
り、該第一案内板、第一保持板、第一カム溝、およ
第一嵌合用ガイド部に対応する第二案内板、第二保
持板、第二カム溝、および第二嵌合用ガイド部をそれぞ
れ有し、前記フード部内への該第一カム部材および
二カム部材の挿入時に、該第一案内板および第二保持
板の各側縁と、該第一保持板および第二案内板の各側
縁とが相互に摺動することを特徴とする(請求項)。
【0012】請求項1によれば、嵌合部材が第一カム部
材と第二カム部材との二つから成り、第一カム部材と第
二カム部材とがフード部へ相対向した方向から挿入され
るので、フード部内で向かい合っている。請求項2によ
れば、第一カム部材が対向壁に形成されたカム溝と延長
壁に設けられた嵌合用ガイド部とを有し、カム溝と嵌合
用ガイド部とが反対向きに傾斜している。また、カム溝
が一方のカム突起を案内し、嵌合用ガイド部が他方のカ
ム突起を収容する。
【0013】請求項3によれば、第二カム部材が対向壁
に形成されたカム溝と延長壁に設けられた嵌合用ガイド
部とを有し、カム溝と嵌合用ガイド部とが反対向きに傾
斜している。また、カム溝が他方のカム突起を案内し、
嵌合用ガイド部が一方のカム突起を収容する。更に、一
方と他方のコネクタハウジングとの嵌合時に、一方のコ
ネクタハウジングの延長壁が他方のコネクタハウジング
のガイド溝に進入すると共に、他方のコネクタハウジン
グの延長壁が一方のコネクタハウジングのガイド溝に進
入するから、一方及び他方のコネクタハウジングの両延
長壁が相互に交差しない。
【0014】請求項4によれば、第一カム部材のカム溝
と第二カム部材の嵌合用ガイド部とが同方向かつ同傾斜
角度に配置されているから、第一及び第二カム部材がフ
ード部内へ挿入される途中で、該カム溝と嵌合用ガイド
部とが一直線になる。これにより、第一カム部材のカム
溝に案内された一方のカム突起が容易に第二カム部材の
嵌合用ガイド部へ移れる。
【0015】また、第二カム部材のガイド溝と第一カム
部材の嵌合用ガイド部とが同方向かつ同傾斜角度に配置
されているから、第一及び第二カム部材がフード部内へ
挿入される途中で、該カム溝と嵌合用ガイド部とが一直
線上になる。これにより、第二カム部材のガイド溝に案
内された他方のカム突起が容易に第一カム部材の嵌合用
ガイド部に移れる。
【0016】請求項5によれば、第一カム部材の第一案
内板が基板の一端縁で一方のコネクタハウジング側から
挿入方向へ延び、また第一保持板が基板の他端縁で他方
のコネクタハウジング側から挿入方向へ延びている。そ
して、第一案内板が第一カム溝、および第一保持板が第
一嵌合用ガイド部を有するから、第一カム溝と第一嵌合
用ガイド部とが第一案内板または第一保持板に配置され
ていない。
【0017】また、第二カム部材が第一カム部材の第一
案内板、第一保持板、第一カム溝、および第一嵌合用ガ
イド部に対応して第二案内板、第二保持板、第二カム
溝、および第二嵌合用ガイド部を有するから、第一カム
部材と第二カム部材とが同一構造である。これにより、
第一カム部材と第二カム部材とがフード部内へ挿入され
る時、第一案内板および第二保持板と、第一保持板と第
二案内板との各側縁が摺動しながら進入する。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、発明の実施の形態の具体例
を、図面を参照して説明する。図1〜図5は本発明に係
る低挿入力コネクタの第一実施例を示すものである。な
お、従来例と同一構成部材には同一名称を付けて詳細な
説明を省略する。図1において、この低挿入力コネクタ
1は、一対のコネクタハウジング10,20と、嵌合部
材としての第一カム部材30及び第二カム部材40とか
ら構成される。一方のコネクタハウジング10の端子収
容室11には端子51が収容係止され、長手方向の両側
壁10aで他方のコネクタハウジング20側にはそれぞ
れ一対のカム突起12,13が設けられている。
【0019】他方のコネクタハウジング20の端子収容
室(図示せず)には端子52が収容係止され、先端には
一方のコネクタハウジング10を収容するフード部21
が膨出形成されている。フード部21の先端(一方のコ
ネクタハウジング10側)には一対のカム突起12,1
3に対する導入口22,23が形成されている。フード
部21には長手方向と交差する方向の側壁21aに第一
カム部材30をフード部21へ挿入するための挿入孔2
4と、側壁21aに対して相対向する側壁21bに第二
カム部材40を挿入するための挿入孔25とがそれぞれ
設けられている。
【0020】第一カム部材30は図1,2及び3に示す
ように、コ字形の枠状主体31と、枠状主体31の相対
向する対向壁32,32の自由端32a,32aに第一
カム部材30の挿入方向へ設けられると共に、対向壁3
2,32に対して一段低い延長壁33,33とを含む。
延長壁33が対向壁32の厚さより薄くされ、延長壁3
3の内壁面33aと対向壁32の内壁面32bとが同一
平面上になるように配置されている。そして対向壁32
の外壁面32cにガイド溝34が形成され、ガイド溝3
4の底壁面34aと延長壁33の外壁面33bとが同一
平面上に配置されている。
【0021】対向壁32にはカム突起12を案内するカ
ム溝36が、内壁面32bに第一カム部材30挿入方向
へ傾斜した状態で形成されている。カム溝36の出口3
6bには矩形状の窓35がガイド溝34の底壁面34a
に形成されている。延長壁33には、カム突起13を案
内する嵌合用ガイド部37が、カム溝36の傾斜方向と
は反対向き(第一カム部材30挿入方向と反対向き)へ
傾斜した状態で設けられている。
【0022】なお、カム溝36の入口36a付近及び出
口36b付近がそれぞれ鉛直方向へ形成されると、カム
溝36へのカム突起12の出入りが滑らかになるので好
ましい。また、嵌合用ガイド部37の入り口37a付近
も鉛直方向へ形成され、嵌合用ガイド部37へのカム突
起13の進入が滑らかになるので好ましい。更に、嵌合
用ガイド部37の終端部37bが、第一カム部材30挿
入方向と反対向きへ僅かに水平に形成されると、カム突
起13が確実に嵌合用ガイド部37の終端部37bに係
止されるので好ましい。
【0023】第二カム部材40は、図1,2及び3に示
す如くに、第一カム部材30と略同じ構成をしており、
コ字形の枠状主体41と、枠状主体41の対向壁42,
42の先端42a,42aに設けられた延長壁43,4
3とを含む。延長壁43が対向壁42の厚さより薄くさ
れ、延長壁43の外壁面43aが対向壁42の外壁面4
2bより僅かに内側に位置するように延長壁43が配置
され、そして、対向壁42の内壁面42cに形成された
ガイド溝44の底壁面44aと延長壁43の内壁面43
bとが同一平面上に配置されている。
【0024】対向壁42にはカム突起13を案内するカ
ム溝46が、対向壁42の内壁面42cに第二カム部材
40挿入方向へ傾斜した状態で形成されている。カム溝
46の出口46bには矩形状の窓45がガイド溝44の
底壁面44aに形成されている。延長壁43にはカム突
起12を案内する嵌合用ガイド部47が、カム溝46の
傾斜方向とは反対向き(第一カム部材40挿入方向と反
対向き)へ傾斜した状態で設けられている。
【0025】なお、カム溝46の入口46a及び出口4
6b付近の形状をそれぞれ鉛直方向へ形成し、嵌合用ガ
イド部47の入口47a付近も鉛直方向へ形成し、そし
て嵌合用ガイド部47の終端部47bを、第二カム部材
40挿入方向と反対向きへ僅かに水平に形成することが
好ましい。
【0026】次に、図4に示すように、一対のコネクタ
10′,20′(一対のコネクタハウジング10,20
にそれぞれ端子51,52を挿着した状態)が第一及び
第二カム部材30,40により嵌合される場合を説明す
る。まず最初に、図4(a)に示すように、第一及び第
二カム部材30,40がフード部21の挿入孔24及び
挿入孔25へ挿入される。フード部21内では、ガイド
溝34へ延長壁43,及びガイド溝44へ延長壁33が
それぞれ案内され、対向壁32の自由端32aと対向壁
42の自由端42aとが互いに接触している。この状態
で、一方のコネクタ10′がフード部21に挿入される
につれて、カム突起12,13がカム溝36,46の入
口36a,46aにそれぞれ進入し始める。
【0027】次に、一方のコネクタ10′がP方向へ押
圧されると、図4(b)に示す如くに、カム突起12が
カム溝36の出口36bへ向かって進み、そしてカム突
起13もカム溝46の出口46bへ向かって進む。それ
と共に、第一カム部材30がL方向へ移動させられ、そ
して第二カム部材40がR方向へ移動させられる。第一
及び第二カム部材30,40が止まると、カム突起12
がカム溝47の入口47a、かつカム突起13がカム溝
37の入口37aにそれぞれ達する。このとき、一方の
コネクタ10′内の端子51と、他方のコネクタ20′
内の端子52とは接触しないから、第一及び第二カム部
材30,40の移動が容易に行われる。
【0028】最後に、図4(c)に示すように、カム部
材30がL′方向へ、そして第二カム部材40がR′方
向へそれぞれ押圧されると、カム突起12及びカム突起
13がそれぞれ嵌合用ガイド部47及嵌合用ガイド部3
7の終端へ向けて動かされ、そして端子51と端子52
とが相互に電気的に接触し始める。第一カム部材30の
自由端32aと第二カム部材42aの自由端42aとが
当接させられると同時に、カム突起12が嵌合用ガイド
部47の終端部47b、そしてカム突起13が嵌合用ガ
イド部37の終端部37bでそれぞれ係止される。それ
と共に、端子51と端子52とが相互に電気的に接触
し、一方のコネクタ10′と他方のコネクタ20′とが
嵌合される(図5参照)。
【0029】図6〜図10は本発明に係る低挿入力コネ
クタの第二実施例を示すものである。なお、第一実施例
と同一構成部材には同一名称を付けて詳細な説明を省略
する。図6において、この低挿入力コネクタ1′は、一
対のコネクタハウジング10,20と、第一カム部材6
0及び第二カム部材70とから構成される。一方のコネ
クタハウジング10の両側壁10aで他方のコネクタハ
ウジング20側にはそれぞれカム突起14が設けられて
いる。
【0030】他方のコネクタハウジング20におけるフ
ード部21の先端にはカム突起14に対する導入口26
が形成されている。フード部21の両側壁21a,21
aにはそれぞれ第一カム部材60および第二カム部材7
0を挿入するための挿入孔27,28が穿設されてい
る。図6乃至図9に示す如くに、第一カム部材60は、
矩形状の基板61の一側縁61aかつ一方のコネクタハ
ウジング10側(上部側)に平板状の第一案内板62
と、基板61の他側縁61bかつ他方のコネクタハウジ
ング20側(下部側)に平板状の第一保持板64とをそ
れぞれ設け、第一案内板62に第一カム溝63を切欠
し、第一保持板64に第一嵌合用ガイド部65を形成し
ている。
【0031】第一案内板62と第一保持板64とは、フ
ード部21への第一カム部材60の挿入方向(S方向)
に延びると共に、相互に平行に設けられている。第一案
内板62は基板61の一側縁61aで上部約1/3 の場所
に配置され、また,第一保持板64は基板61の他側縁
61bで下部約2/3 の所に位置している。
【0032】第一カム溝63は第一案内板62の内壁面
62aにS方向へ傾斜した状態で形成されている。第一
カム溝63にはカム突起14のための入口63aと出口
63bとが形成されている。第一嵌合用ガイド部65は
第一保持板64の内壁面64aに第一カム溝63の傾斜
方向と反対方向へ傾斜した状態で形成されている。第一
嵌合用ガイド部65にはカム突起14のための入口65
aと、カム突起14を保持する終端部65bとが配置さ
れている。
【0033】このように、第一カム溝63が第一案内板
62、第一嵌合用ガイド部65が第一保持板64にそれ
ぞれ設けられているから、第一カム溝63の形状や傾斜
角度が変更されても、その変更が第一嵌合用ガイド部6
5の形状や傾斜角に影響を及ぼさない。つまり、第一カ
ム溝63と第一嵌合用ガイド部65とを各々独自に設計
変更することも可能である。
【0034】第二カム部材70は第一カム部材60と同
一に構成されている。即ち、第二カム部材70の基板7
1の一端縁71aに第二案内板72と他端縁71bに第
二保持板74とを有し、第二案内板72に第二カム溝7
3を、第二カム部材70の挿入方向(T方向)へ傾斜さ
せた状態で設け、第二保持板74に第二嵌合用ガイド部
75を第二カム溝73の傾斜方向と反対方向へ形成した
ものである。
【0035】このように、第一カム部材60と第二カム
部材70とが同一に形成され、かつ両者60,70が共
用できるから、一つの成形金型(図示せず)を使用して
第一カム部材60と第二カム部材70との両方が形成さ
れる。これにより、第一カム部材60と第二カム部材7
0とを成形するのに要する製造コストが低減される。な
お、本実施例では一方のコネクタハウジング10に設け
られたカム突起14が一つの場合を説明したが、第一実
施例のように、カム突起12,13が一対設けられてい
る場合でも本実施例で説明した構造の第一カム部材60
と第二カム部材70とを適用することができる。
【0036】次に、第一カム部材60および第二カム部
材70を用いて一方のコネクタ10′と他方のコネクタ
20′とを嵌合する場合を説明する。なお、一方のコネ
クタハウジング10の一方のカム突起14の場合につい
て説明するが、カム突起14の他方の場合についても同
様である。
【0037】先ず、図10(a)のように、一方のコネ
クタハウジング10の端子収容室11に端子51を挿入
係止して一方のコネクタ10′、および他方のコネクタ
ハウジング20の端子収容室(図示せず)に相手端子5
2を挿入係止して他方のコネクタ20′がそれぞれ形成
される。フード部21の各挿入孔27,28から挿入さ
れた第一カム部材60および第二カム部材70とが、第
一案内板62および第二保持板74の各側縁62c,7
4cと、第二案内板72および第一保持板64の各側縁
72c,64cとの間の摺動により、完全に挿入され
る。
【0038】その次に、一方のコネクタ10′のカム突
起14がフード部21の導入口26から内部へ押し込ま
れ、第二カム溝73の入口73aに挿入される。この状
態で、図10(b)に示すように、第一カム部材60と
第二カム部材70とがそれぞれ相反する方向へフード部
21の各挿入孔27,28から引き出されると、カム突
起14が第二カム溝73内に引き込まれる。第一カム部
材60と第二カム部材70とが最大に引き出されると、
カム突起14が第二カム溝73の出口73bから出て第
一嵌合用ガイド部65の入口65aに進入し、そして端
子51と相手端子52とが電気的に接触し始める。
【0039】最後に、図10(c)の如くに、第一カム
部材60と第二カム部材70とをフード部21内へ相対
向して押し込めば、カム突起14が第一嵌合用ガイド部
65内を摺動する。第一カム部材60と第二カム部材7
0とを最も押し込むと、カム突起14が第一嵌合用ガイ
ド部65の終端部65bに進入して係止される。この係
止状態のとき、端子51と相手端子52とが電気的に接
続されると共に、一方のコネクタ10′と他方のコネク
タ20′とが完全に嵌合される。
【0040】逆に、嵌合している一方のコネクタ10′
と他方のコネクタ20′とを離脱させるのには、第一カ
ム部材60と第二カム部材70とを一旦引き出して端子
51と相手端子52との電気的な接続を解除する。そし
て、第一カム部材60と第二カム部材70とを最大限に
引き出した後に、再び両者60,70をフード部21の
内部へ押し込むことによって、一方のコネクタ10′と
他方のコネクタ20′との嵌合が解除される。
【0041】
【発明の効果】以上の如くに、本発明の請求項1乃至4
によれば、嵌合部材としての第一カム部材と第二カム部
材とがフード部内へ相対向した状態で挿入されて向かい
合うから、第一及び第二部材が同時に操作され、従来に
比較して更に低挿入力で一方と他方のコネクタハウジン
グとの嵌合及び離脱が行われる。
【0042】また、一方のカム突起が第一カム部材のカ
ム溝に案内された後に第二カム部材の嵌合用ガイド部に
収容されると共に、他方のカム突起が第二カム部材のカ
ム溝に案内された後に第一カム部材の嵌合用ガイド部に
収容される。そして、第一カム部材の延長壁が第二カム
部材のガイド溝に収容されると共に、第二カム部材の延
長壁が第一カム部材のガイド溝に収容され、第一及び第
二カム部材がフード部内で相互に交差しないから、従来
と比べて第一及び第二カム部材がわざわざ所定位置まで
引き出されずに相互に押し込まれ、容易に一方と他方の
コネクタハウジングとが嵌合される。
【0043】更に、第一カム部材のガイド溝と第二カム
部材の嵌合用ガイド部と(以下、「前者」という)が同
方向に同傾斜角度を有し、第二カム部材のガイド溝と第
一カム部材の嵌合用ガイド部(以下「後者」という)が
同方向に同傾斜角度を有し、一方と他方のコネクタハウ
ジングとの嵌合途中で前者と後者とが共に相対向して一
直線になるから、一方のカム突起が前者へ、そして他方
のカム突起が後者へそれぞれ容易かつ滑らかに移動され
る。
【0044】これにより、従来に比較して一方と他方の
コネクタハウジングとを嵌合するのに要する挿入力が低
減される。従って、たとえば、車内の狭い空間に設置さ
れた他方のコネクタハウジングへ一方のコネクタハウジ
ングを嵌合する場合、第一又は第二カム部材のどちらか
一方を用いることによって容易かつ確実に一方と他方の
コネクタハウジングとが嵌合されるから、一方と他方の
コネクタハウジングとの嵌合作業が迅速かつ正確に行わ
れる。
【0045】請求項5によれば、第一カム部材の第一カ
ム溝と第一嵌合用ガイドとの両者が第一案内板または第
一保持板に形成されていないから、第一カム溝と第一嵌
合用ガイドとの各形状が容易に変更することができる。
これにより、従来例と比較して、例えば第一カム溝(第
一嵌合用ガイド部)の形状の変更が第一嵌合用ガイド部
(第一カム溝)に影響しない。従って、一方のコネクタ
ハウジングと他方のコネクタハウジングとの嵌合がより
一層の低挿入力で行うことができる。また、第一カム部
材と第二カム部材との構造が同一であるから、一種類の
成形金型で両者が製造される。これにより、製造コスト
が一層低減される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る低挿入力コネクタの第一実施例を
示す斜視図である。
【図2】図1における第一カム部材と第二カム部材との
平面図である。
【図3】図2におけるA−A線の断面図である。
【図4】一方のコネクタと他方のコネクタとを嵌合する
場合を説明する図であり、(a)は嵌合前の状態、
(b)は嵌合途中の状態、(c)は嵌合した状態をそれ
ぞれ示す。
【図5】一方と他方のコネクタハウジングとの嵌合状態
を示す斜視図である。
【図6】本発明に係る低挿入力コネクタの第二実施例を
示す斜視図である。
【図7】図6における第一カム部材と第二カム部材との
平面図である。
【図8】図7のB−B線の断面図である。
【図9】図7のC−C線の断面図である。
【図10】一方のコネクタと他方のコネクタとを嵌合す
る場合を説明する図であり、(a)は嵌合前の状態、
(b)は嵌合途中の状態、(c)は嵌合した状態をそれ
ぞれ示す。
【図11】従来の例を示す斜視図である。
【図12】第一ハウジングと第二ハウジングとの嵌合を
説明する図であり、(a)は嵌合前状態、(b)は嵌合
した状態をそれぞれ示す。
【図13】従来の他の例を示す斜視図である。
【図14】雌コネクタと雄コネクタとの嵌合を説明する
図であり、(a)は嵌合前の状態、(b)は嵌合途中の
状態、(c)は嵌合した状態をそれぞれ示す。
【符号の説明】
1 低挿入力コネクタ 10 一方のコネクタハウジング 12,13 カム突起 14 カム突起 20 他方のコネクタハウジング 21 フード部 30,60 第一カム部材 31,41 枠状主体 32,42 対向壁 33,43 延長壁 34,44 ガイド溝 35,45 窓 36,46 カム溝 37,47 嵌合用ガイド部 40,70 第二カム部材 61,71 基板 61a,71a 一側縁 61b,71b 他側縁 62 第一案内板 62a,64a 内壁面 62c,64c 側縁 63 第一カム溝 64 第一保持板 65 第一嵌合用ガイド部 72 第二案内板 72c,74c 側縁 73 第二カム溝 74 第二保持板 75 第二嵌合用ガイド部

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両側壁に各一対のカム突起を設けた一方
    のコネクタハウジングと、該一方のコネクタハウジング
    を受け入れるフード部を備えた他方のコネクタハウジン
    グと、該カム突起を案内するカム溝を有して該フード部
    内に摺動自在に収容される嵌合部材とから成り、該フー
    ド部に形成された挿入孔へ該嵌合部材を挿入して該カム
    突起とカム溝との係合により、該一方と他方のコネクタ
    ハウジングとが嵌合される低挿入力コネクタにおいて、 前記嵌合部材が第一カム部材と第二カム部材とから構成
    され、該第一、第二カム部材は、相対向する対向壁と、
    該対向壁の端部に形成された延長壁とをそれぞれ有し、
    各対向壁には、前記カム突起を案内する前記カム溝が傾
    斜形成され、各延長壁には、該カム突起を収容する嵌合
    用ガイド部が傾斜形成されていて、該第一第二カム部
    材とが前記フード部内に相対向させて挿着された際に、
    該各対向壁と該各延長壁とが互いに重なり合い、該第一
    カム部材の該カム溝と該第二カム部材の該嵌合用ガイド
    部とが連通し、かつ該第二カム部材の該カム溝と該第一
    カム部材の該嵌合用ガイド部とが連通して、各一組の連
    通した該カム溝と該嵌合用ガイド部を該カム突起が移動
    することを特徴とする低挿入力コネクタ。
  2. 【請求項2】 前記第一カム部材が、コ字形の枠状主体
    の相対向する対向壁の内壁面に前記一方のカム突起を案
    内する前記カム溝を該第一カム部材挿入方向へ傾斜させ
    て設け、 該対向壁の自由端に段差を介して該対向壁より薄い延長
    壁を該第一カム部材挿入方向へ設け、 該延長壁に前記他方のカム突起を収容する嵌合用ガイド
    部を、該カム溝の傾斜方向と反対向きに傾斜させて切り
    欠き、 該対向壁の内壁面又は外壁面にガイド溝を、該ガイド溝
    の底壁面と該延長壁の内壁面又は外壁面とが同一平面に
    なるように形成し、 該ガイド溝の底壁に該カム溝の出口とつながる窓を設け
    て成ることを特徴とする請求項1記載の低挿入力コネク
    タ。
  3. 【請求項3】 前記第二カム部材が、コ字形の枠状主体
    の相対向する対向壁の内壁面に、前記他方のカム突起を
    案内する前記カム溝を該第二カム部材挿入方向へ傾斜さ
    せて設け、 該対向壁の自由端に段差を介して該対向壁より薄い延長
    壁を、該第二カム部材挿入方向へ設け、 該延長壁に前記一方のカム突起を収容する嵌合用ガイド
    部を、該カム溝の傾斜方向と反対向きに傾斜させて切り
    欠き、 該対向壁の内壁面又は外壁面にガイド溝を、該ガイド溝
    の底壁面と該延長壁の内壁面又は外壁面とが同一平面に
    なるように形成し、 該ガイド溝の底壁に該カム溝の出口とつながる窓を設け
    て成り、 前記一方と他方のコネクタハウジングとの嵌合時に、該
    一方のカム部材の延長壁が該第二カム部材のガイド溝に
    収容されると共に、該第二カム部材の延長壁が該第一カ
    ム部材のガイド溝に収容されることを特徴とする請求項
    1及び2記載の低挿入力コネクタ。
  4. 【請求項4】 前記第一カム部材のカム溝と前記第二カ
    ム部材の嵌合用ガイド部との傾斜角度が等しくすると共
    に、該第一カム部材の嵌合用ガイド部と該第二カム部材
    のガイド溝とが同方向へ傾斜角度を等しくしたことを特
    徴とする請求項2及び3記載の低挿入力コネクタ。
  5. 【請求項5】 両側壁に一対のカム突起を設けた一方の
    コネクタハウジングと、該一方のコネクタハウジングを
    受け入れるフード部を備えた他方のコネクタハウジング
    と、該カム突起を案内するカム溝を有して該フード部内
    に摺動自在に収容される嵌合部材とから成り、該フード
    部に形成された挿入孔へ該嵌合部材を挿入して該カム突
    起とカム溝との係合により、該一方と他方のコネクタハ
    ウジングとが嵌合される低挿入力コネクタにおいて、 前記嵌合部材が第一カム部材と第二カム部材とから構成
    され、該 第一カム部材が、矩形状の基板の一側縁で前記
    一方のコネクタハウジング側に第一案内板および他側縁
    で前記他方のコネクタハウジング側に第一保持板をそれ
    ぞれ挿入方向へ設け、 該第一案内板で該第一保持板側の内壁面に前記カム突起
    を案内する第一カム溝を該挿入方向へ傾斜させて形成
    し、 該第一保持板で該第一案内板側の内壁面に該カム突起を
    収容する第一嵌合用ガイド部を、該第一カム溝の傾斜方
    向と反対向きに傾斜させて設けていて、 該第二カム部材が該第一カム部材と同一構造であり、 該第一案内板、該第一保持板、該第一カム溝、および該
    第一嵌合用ガイド部に対応する第二案内板、第二保持
    板、第二カム溝、および第二嵌合用ガイド部をそれぞれ
    有し、 前記フード部内への該第一カム部材および該第二カム部
    材の挿入時に、該第一案内板および該第二保持板の各側
    縁と、該第一保持板および該第二案内板の各側縁とが相
    互に摺動することを特徴とする 低挿入力コネクタ。
  6. 【請求項6】 前記第二カム部材が前記第一カム部材と
    同一構造であり、 前記第一案内板、第一保持板、第一カム溝、および第一
    嵌合用ガイド部に対応する第二案内板、第二保持板、第
    二カム溝、および第二嵌合用ガイド部をそれぞれ有し、 前記フード部内への該第一カム部材および第二カム部材
    の挿入時に、該第一案内板および第二保持板の各側縁
    と、該第一保持板および第二案内板の各側縁とが相互に
    摺動することを特徴とする請求項5記載の低挿入力コネ
    クタ。
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