JPH052527U - 電気接続箱と電子ユニツトの組付構造 - Google Patents

電気接続箱と電子ユニツトの組付構造

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JPH052527U
JPH052527U JP4656391U JP4656391U JPH052527U JP H052527 U JPH052527 U JP H052527U JP 4656391 U JP4656391 U JP 4656391U JP 4656391 U JP4656391 U JP 4656391U JP H052527 U JPH052527 U JP H052527U
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narrow
junction box
wide
connector
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電気接続箱に電子ユニットを組み付けると同
時にスムーズなコネクタ接続を行わせることのできる構
造を提供する。 【構成】 相互に嵌合するコネクタ部18,32を有す
る電気接続箱1と電子ユニット2との何れか一方に案内
凸部6を設け、他方に、案内凸部に対する係合凹部22
を設けて、電気接続箱1と電子ユニット2の組付と同時
にコネクタ部の接続を行わせる構造であって、案内凸部
6の先端方に幅狭部9、基端方に幅広部12をそれぞれ
形成し、係合凹部22に、幅狭部9を通過させて幅広部
12と嵌合する幅広部26と、幅狭部9と嵌合する幅狭
部28とを形成した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、電気接続箱に電子ユニットを組み付けると同時にスムーズな電気的 接続を行わせることのできる構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図9は、実開平1 −101112号公報に記載された電気接続箱と電子ユニッ トの組付構造を示すものである。 図で、40は、電気接続箱、41は、電子ユニットを示し、合成樹脂製の電気 接続箱本体42の基壁43には、電子ユニット41に対する収容溝44を設け、 該収容溝44の内側壁45,45に左右各一対のストレート形状の係合凹部46 ,46を設けてある。また、該収容溝44の底壁47には、雄端子48を有する 雌コネクタ部49を立設してある。
【0003】 また、合成樹脂製の電子ユニットハウジング50の外側壁51,51には、該 係合凹部46に嵌合するストレート形状の案内凸部52,52を設けると共に、 電気接続箱本体42の外側壁53に設けた係止突起54に対する可撓性の枠状ロ ック部55を設け、さらに、底壁56から内部にかけて、前記雌コネクタ部49 に対する雌端子57を有する雄コネクタ部58を設けてある。
【0004】 そして、該案内凸部52を係合凹部46に嵌入することにより、電気接続箱4 0と電子ユニット41との組付並びに雄、雌両コネクタ部49,58の接続を行 わせるのである。 しかしながら、上記従来の構造にあっては、両コネクタ部49,58が嵌合す る前に、案内凸部52が係合凹部46に嵌合して、コネクタ部49,58相互の 位置決めがなされるために、各コネクタ部49と58の位置寸法が寸法交差内で 大きくずれている場合に、コネクタ部49,58相互の嵌合がスムーズに行われ ないという問題があった。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、上記した点に鑑み、電子ユニットを電気接続箱に組み付けると同時 に、雄、雌コネクタ部相互の嵌合をスムーズに行わせることのできる構造を提供 することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案は、相互に嵌合するコネクタ部を有する電 気接続箱と電子ユニットとの何れか一方に案内凸部を設け、他方に、該案内凸部 に対する係合凹部を設けて、該電気接続箱と該電子ユニットの組付と同時に該コ ネクタ部の接続を行わせる電気接続箱と電子ユニットの組付構造において、前記 案内凸部の先端方に幅狭部、該案内凸部の基端方に幅広部をそれぞれ形成し、前 記係合凹部に、該幅狭部を通過させて該幅広部と嵌合する幅広部と、該幅狭部と 嵌合する幅狭部とを形成してなる構造を採用するものである。
【0007】
【作用】
電子ユニットを電気接続箱に組み付けるに際し、先ず、案内凸部の先端方の幅 狭部が係合凹部の幅広部を通過する。この時点で、両コネクタ部が嵌合を開始し 、次いで、案内凸部の幅狭部が係合凹部の幅狭部に嵌合する。すなわち、コネク タ部の位置合わせが、案内凸部の幅狭部と係合凹部の幅広部との係合隙間の間で 可動に行われるから、寸法誤差が吸収され、スムーズなコネクタ嵌合が可能とな る。
【0008】
【実施例】
図1は、本考案に係る電気接続箱と電子ユニットの組付構造の一実施例を示す 分解斜視図、図2は、図1のA−A相当断面図である。 図で、1は、電気接続箱、2は、電子ユニットを示し、合成樹脂製の電気接続 箱本体3の上側部には、電子ユニット2に対する収容溝4を設け、該収容溝4の 対向する内側壁5,5に、それぞれ一対の直立した案内凸部6,6をリブ7を介 して突出させて設けてある。
【0009】 該案内凸部6は、先端方すなわち該収容溝4の上部開口8から垂下方向にほぼ 半分の長さに渡って幅狭部9を形成し、中間に該幅狭部9に続く短めのテーパ状 連繋部10を形成し、基端方すなわち該テーパ状連繋部10から該収容溝4の底 壁11にかけて該幅狭部7よりも短めの幅広部12を連成してなるものである。
【0010】 該収容溝4の側壁5,5には、該一対の案内凸部6,6の間に矩形状の開口1 3を設けてあり、該開口13の下側の外側壁面14には、電子ユニット2の後述 するロック部15に対する係止突起16を設けてある。また、該収容溝4の底壁 11には、雄端子17を有する雌コネクタ部18を立設してある。
【0011】 前記電子ユニット2の合成樹脂製のユニットハウジング20の両外側壁21, 21には、それぞれ前記案内凸部6,6に対する一対の係合凹部22,22と、 前記係止突起16に対する係合窓23を有する可撓ロック部15を設けてある。
【0012】 該係合凹部22は、ユニットハウジング20の底壁24から上壁25に向けて 垂直に、前記案内凸部6の幅狭部9とほぼ同一長さL1 に前記幅広部12とほぼ 同一幅S1 の幅広部26を形成し、該幅広部26に短めのテーパ状連繋部27を 連成し、該テーパ状連繋部27に、前記案内凸部6の幅広部12とほぼ同一長さ L2 に前記幅狭部9とほぼ同一幅S2 の幅狭部28を連成してなるものである。
【0013】 また、前記可撓ロック部15は、ユニットハウジング20の外側壁21に突設 した支持部29の先端に、下側に係合窓23、上側に操作部30をそれぞれ有す るロック板31の中間部を揺動可能に一体に設けてなるものである。 さらに、該電子ユニット2の底壁24から内部にかけて、前記電気接続箱1の 雌コネクタ部18に対する雌端子19を有する雄コネクタ部32を嵌合用溝部3 3を介して設けてある。
【0014】 そして、該案内凸部6に係合凹部22を嵌合させて電子ユニット2を電気接続 箱1の収容溝4内に挿着させることにより、雄、雌コネクタ18,32相互の嵌 合及びロック部15,16による係止を行わせるのである。
【0015】 図3〜図5は、その嵌合状態を電子ユニット2の押し込み過程に従って漸次示 したものである。 すなわち、図3は、電気接続箱1の案内凸部6の幅狭部9に、電子ユニット2 の係合凹部22の幅広部26を係入させた状態を示し、電子ユニット2は、該係 合凹部22の幅広部26と案内凸部6の幅狭部9との隙間S3 の範囲内で前後左 右に遊動自在であるから、電子ユニット2の雄コネクタ部32を電気接続箱1の 雌コネクタ部18に容易に位置合わせできる。そして、案内凸部6の幅狭部9が 係合凹部22の幅広部26に係合している時点で、該雄コネクタ部32の先端3 2aは雌コネクタ部18の開口18a内にやや進入して、スムーズなコネクタ嵌 合を助長する。
【0016】 更に電子ユニット2を押圧することにより、図4の如く、案内凸部6の幅狭部 9の先端9aが係合凹部22のテーパ状連繋部27に案内されて、該係合凹部2 2の幅狭部28と嵌合し始めると共に、係合凹部22の幅広部26の基端26a が案内凸部6の幅広部12と嵌合し始め、雄コネクタ部32は雌コネクタ部18 内にスムーズに半分程挿入され、雄端子17と雌端子19との結合を開始する。
【0017】 そして、図5の如く、案内凸部6と係合凹部22との嵌合と同時に、雄、雌両 コネクタ18,32も完全に嵌合し、端子17,19相互の接続を完了する。図 6は、図5のB−B相当断面図を示す。該案内凸部6と係合凹部22とは、幅狭 部9,29同士及び幅広部12,26同士の接合によってガタなく嵌合し、電子 ユニット2のガタ付きや振れを防止する。
【0018】 それと同時に、図7に示す如く、電子ユニット2のロック部15の係合窓23 が電気接続箱1の係止突起16に係合して、電子ユニット2を電気接続箱1に確 実に固定させる。
【0019】 図8は、前記電子ユニット2の係合凹部22の変形例を示すものであり、ユニ ットハウジング20′の側壁21′に、前記電気接続箱1の案内凸部6のリブ7 に対する挿通溝35を設けると共に、該挿通溝35の内側に前例同様の係合凹部 22′を形成したものである。この構造によれば、電子ユニット2′を電気接続 箱1に更に安定して固定することができる。
【0020】
【考案の効果】
以上の如くに、本考案によれば、電気接続箱に電子ユニットを組み付けるに際 し、案内凸部の幅狭部が係合凹部の幅広部に遊嵌して、雄、雌コネクタ部相互の 位置合わせを可能とするから、電子ユニットの組付と同時にコネクタ部相互の嵌 合をスムーズに行わせることができる。そして、コネクタ嵌合後は、案内凸部と 係合凹部の幅狭部同士及び幅広部同士が嵌合して、電子ユニットのガタ付きや振 れが防止されるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る電気接続箱と電子ユニットの組付
構造の一実施例を示す分解斜視図である。
【図2】図1のA−A相当断面図である。
【図3】同じく電子ユニットの嵌合初期の状態を示す断
面図である。
【図4】同じく電子ユニットの嵌合途中の状態を示す断
面図である。
【図5】同じく電子ユニットの嵌合完了状態を示す断面
図である。
【図6】図5のB−B相当断面図である。
【図7】ロック部の嵌合状態を示す縦断面図である。
【図8】電気接続箱の係止凹部の変形例を示す斜視図で
ある。
【図9】従来例を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
1 電気接続箱 2 電子ユニット 3 電気接続箱本体 6 案内凸部 9,28 幅狭部 12,26 幅広部 18 雌コネクタ部 20 電子ユニットハウジング 22 係合凹部 32 雄コネクタ部

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 相互に嵌合するコネクタ部を有する電気
    接続箱と電子ユニットとの何れか一方に案内凸部を設
    け、他方に、該案内凸部に対する係合凹部を設けて、該
    電気接続箱と該電子ユニットの組付と同時に該コネクタ
    部の接続を行わせる電気接続箱と電子ユニットの組付構
    造において、前記案内凸部の先端方に幅狭部、該案内凸
    部の基端方に幅広部をそれぞれ形成し、前記係合凹部
    に、該幅狭部を通過させて該幅広部と嵌合する幅広部
    と、該幅狭部と嵌合する幅狭部とを形成してなることを
    特徴とする電気接続箱と電子ユニットの組付構造。
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