JPH05224092A - 光コネクタ - Google Patents
光コネクタInfo
- Publication number
- JPH05224092A JPH05224092A JP2953292A JP2953292A JPH05224092A JP H05224092 A JPH05224092 A JP H05224092A JP 2953292 A JP2953292 A JP 2953292A JP 2953292 A JP2953292 A JP 2953292A JP H05224092 A JPH05224092 A JP H05224092A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- optical fiber
- tip
- connector
- optical
- male connector
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 雄コネクタの部品数、組立工数を減らしてコ
スト削減と小型化を計った光コネクタを提供する。 【構成】 雄コネクタ１のハウジング筒２内に光ファイ
バ収納筒３を一体成形して設け、この収納筒３内に光フ
ァイバコード２０を直接挿入して固定する。また、光フ
ァイバ収納筒３は先端をハウジング筒２の先端よりも軸
方向に後端させ、接続基準面５から収納筒３の先端とこ
れに位置を揃えた光ファイバ２０ａの先端までの距離Ｌ
を研磨するなどして雌コネクタ７の基準面９から接続相
手の光送受信モジュール１８内の素子部までの距離と一
致させる。これにより、雄コネクタ１が単一部品で構成
されることになり、首記の目的が達成される。
スト削減と小型化を計った光コネクタを提供する。 【構成】 雄コネクタ１のハウジング筒２内に光ファイ
バ収納筒３を一体成形して設け、この収納筒３内に光フ
ァイバコード２０を直接挿入して固定する。また、光フ
ァイバ収納筒３は先端をハウジング筒２の先端よりも軸
方向に後端させ、接続基準面５から収納筒３の先端とこ
れに位置を揃えた光ファイバ２０ａの先端までの距離Ｌ
を研磨するなどして雌コネクタ７の基準面９から接続相
手の光送受信モジュール１８内の素子部までの距離と一
致させる。これにより、雄コネクタ１が単一部品で構成
されることになり、首記の目的が達成される。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、構造の簡素化を計って
小型化と低コスト化を実現した光コネクタに関する。
小型化と低コスト化を実現した光コネクタに関する。
【０００２】
【従来の技術】光ファイバを光送受信モジュールなどに
接続する光コネクタは、光ファイバ端にフェルールを取
付け、そのフェルールを雄コネクタのハウジング内に収
納するタイプのものが主流をなしている。図４にその一
例を示す。図の１１は、光ファイバコード２０の端末部
に装着したフェルール１３とスプリング１４と共にハウ
ジング１２内に収納し、スプリング受け１５で抜け止め
した雄コネクタであって、この雄コネクタを雌コネクタ
１７に嵌合させ、弾性逆止爪（図示せず）で抜け止めし
て雌コネクタ内の光電変換素子１６に対する光ファイバ
２０ａの光結合を行うようにしてある。この光コネクタ
は特開昭５９−２０４０１７号に開示されているもので
あるが、他の光コネクタも似たような構造である。
接続する光コネクタは、光ファイバ端にフェルールを取
付け、そのフェルールを雄コネクタのハウジング内に収
納するタイプのものが主流をなしている。図４にその一
例を示す。図の１１は、光ファイバコード２０の端末部
に装着したフェルール１３とスプリング１４と共にハウ
ジング１２内に収納し、スプリング受け１５で抜け止め
した雄コネクタであって、この雄コネクタを雌コネクタ
１７に嵌合させ、弾性逆止爪（図示せず）で抜け止めし
て雌コネクタ内の光電変換素子１６に対する光ファイバ
２０ａの光結合を行うようにしてある。この光コネクタ
は特開昭５９−２０４０１７号に開示されているもので
あるが、他の光コネクタも似たような構造である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来の光コネクタは、
上の説明から判るように、特に雄コネクタ側の部品数が
多く、そのため、部品の製造工数、コネクタの組立工数
が増えてコスト高となり、また、小型化も計り難いと言
う問題があった。
上の説明から判るように、特に雄コネクタ側の部品数が
多く、そのため、部品の製造工数、コネクタの組立工数
が増えてコスト高となり、また、小型化も計り難いと言
う問題があった。
【０００４】本発明は、この問題点を無くすために、雄
コネクタを簡素にしてコストの削減とコネクタの小型化
を可能ならしめることを課題としている。
コネクタを簡素にしてコストの削減とコネクタの小型化
を可能ならしめることを課題としている。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するため、雄コネクタのハウジング筒内に従来のフ
ェルールに相当する光ファイバ収納筒を一体成形して設
け、この収納筒内に光ファイバを直接挿入して固定す
る。また、その光ファイバ収納筒は、先端をハウジング
筒の先端よりも軸方向に後退させ、この後退した先端と
光ファイバの端面を、雌コネクタの基準面に当接させる
雄コネクタの接続基準面から一定距離の位置に揃える。
解決するため、雄コネクタのハウジング筒内に従来のフ
ェルールに相当する光ファイバ収納筒を一体成形して設
け、この収納筒内に光ファイバを直接挿入して固定す
る。また、その光ファイバ収納筒は、先端をハウジング
筒の先端よりも軸方向に後退させ、この後退した先端と
光ファイバの端面を、雌コネクタの基準面に当接させる
雄コネクタの接続基準面から一定距離の位置に揃える。
【０００６】
【作用】雄コネクタが単一部品から成るので、その製造
が１回の成形工程を経るだけとなる。また、光ファイバ
を光ファイバ収納筒内に挿入して接着剤等で固定し、そ
の後、ファイバ端面を融着或いは研磨して仕上げるが、
これは従来のフェルール装着作業に匹敵するものであっ
て、この作業を行うだけで組立てが完了するので組立工
程も少なくて済む。
が１回の成形工程を経るだけとなる。また、光ファイバ
を光ファイバ収納筒内に挿入して接着剤等で固定し、そ
の後、ファイバ端面を融着或いは研磨して仕上げるが、
これは従来のフェルール装着作業に匹敵するものであっ
て、この作業を行うだけで組立てが完了するので組立工
程も少なくて済む。
【０００７】このほか、光ファイバ収納筒の先端をハウ
ジング内に没入させてあるので従来のコネクタと同様に
ファイバ端面の保護もなされる。
ジング内に没入させてあるので従来のコネクタと同様に
ファイバ端面の保護もなされる。
【０００８】
【実施例】図１乃至図３に、本発明の光コネクタの一例
を示す。
を示す。
【０００９】図の１は雄コネクタ、７は光送受信モジュ
ール１８のモールド材に加工された雌コネクタであり、
両コネクタとも樹脂成形品である。
ール１８のモールド材に加工された雌コネクタであり、
両コネクタとも樹脂成形品である。
【００１０】雄コネクタ１は、ハウジング筒２の中に光
ファイバ収納筒３をリブ４で接続して一体成形して設け
た形にしてある。５は雌コネクタ側の基準面９に当接さ
せる接続基準面、６は基準面５が９に当接した位置で雌
コネクタ側の凹部１０に係止させて雌コネクタに嵌合さ
せた雄コネクタを抜け止めする逆止爪である。
ファイバ収納筒３をリブ４で接続して一体成形して設け
た形にしてある。５は雌コネクタ側の基準面９に当接さ
せる接続基準面、６は基準面５が９に当接した位置で雌
コネクタ側の凹部１０に係止させて雌コネクタに嵌合さ
せた雄コネクタを抜け止めする逆止爪である。
【００１１】雌コネクタ７には、前述の基準面９と凹部
１０のほかに、光ファイバ収納筒３を受け入れて同軸上
に位置決めする心出し孔８とハウジング筒２を受け入れ
る溝を設けてある。なお、雄コネクタの抜け止めは周知
の他の簡易ロック機構を採用して行ってもよい。
１０のほかに、光ファイバ収納筒３を受け入れて同軸上
に位置決めする心出し孔８とハウジング筒２を受け入れ
る溝を設けてある。なお、雄コネクタの抜け止めは周知
の他の簡易ロック機構を採用して行ってもよい。
【００１２】このように構成した例示の光コネクタは、
端末の一部を皮剥ぎした光ファイバコード２０を雄コネ
クタの光ファイバ収納筒３内に収納し、接着剤で接着し
て固定する。光ファイバ２０ａがプラスチックファイバ
である場合には収納筒３の出口（先端）側孔径を大きく
しておいてその部分が埋まるようにファイバを溶かして
固定することもできる。勿論このときにも接着剤を併用
してよい。
端末の一部を皮剥ぎした光ファイバコード２０を雄コネ
クタの光ファイバ収納筒３内に収納し、接着剤で接着し
て固定する。光ファイバ２０ａがプラスチックファイバ
である場合には収納筒３の出口（先端）側孔径を大きく
しておいてその部分が埋まるようにファイバを溶かして
固定することもできる。勿論このときにも接着剤を併用
してよい。
【００１３】この後、ハウジング筒２内に砥石を進入さ
せて光ファイバ２０ａの先端を筒３と共に研磨し、接続
基準面５から収納筒先端までの距離Ｌを雌コネクタ側の
基準面９から光送受信モジュール１８内の素子部までの
距離と一致させる。但し、融着固定時に光ファイバの端
面が平滑になり、距離Ｌも正確に定まっているならば、
この研磨は不要である。
せて光ファイバ２０ａの先端を筒３と共に研磨し、接続
基準面５から収納筒先端までの距離Ｌを雌コネクタ側の
基準面９から光送受信モジュール１８内の素子部までの
距離と一致させる。但し、融着固定時に光ファイバの端
面が平滑になり、距離Ｌも正確に定まっているならば、
この研磨は不要である。
【００１４】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の光コネクタ
は、雄コネクタのハウジングに一体成形して設けた光フ
ァイバ収納筒に光ファイバを直接挿入して固定する構造
にしたものであるから、雄コネクタの部品数の削減、組
立工数の削減が計れ、コスト低減とコネクタの小型化に
寄与できる。
は、雄コネクタのハウジングに一体成形して設けた光フ
ァイバ収納筒に光ファイバを直接挿入して固定する構造
にしたものであるから、雄コネクタの部品数の削減、組
立工数の削減が計れ、コスト低減とコネクタの小型化に
寄与できる。
【図１】本発明の光コネクタの雄コネクタの一例を示す
斜視図
斜視図
【図２】図１の雄コネクタに雌コネクタを組合わせた状
態の縦断断面図
態の縦断断面図
【図３】図１の雄コネクタの正面図
【図４】従来の光コネクタの一例を示す断面図
１、１１ 雄コネクタ ２ ハウジング筒 ３ 光ファイバ収納筒 ４ リブ ５、９ 接続基準面 ６ 弾性逆止爪 ７、１７ 雌コネクタ ８ 心出し孔 １０ 凹部 １２ ハウジング １３ フェルール １４ スプリング １５ スプリング受け １６ 光電変換素子 １８ 光送受信モジュール ２０ 光ファイバコード ２０ａ 光ファイバ
Claims (1)
- 【請求項１】 雄コネクタのハウジング筒内に、先端を
前記ハウジング筒の先端よりも軸方向に後退させた光フ
ァイバ収納筒と雌コネクタ側の基準面に当接させる接続
基準面を一体成形して設け、前記光ファイバ収納筒内に
光ファイバを直接挿入して固定し、この光ファイバの端
面と光ファイバ収納筒の先端を、前記接続基準面から一
定距離の位置に揃えるようにしたことを特徴とする光コ
ネクタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2953292A JPH05224092A (ja) | 1992-02-17 | 1992-02-17 | 光コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2953292A JPH05224092A (ja) | 1992-02-17 | 1992-02-17 | 光コネクタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05224092A true JPH05224092A (ja) | 1993-09-03 |
Family
ID=12278727
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2953292A Pending JPH05224092A (ja) | 1992-02-17 | 1992-02-17 | 光コネクタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05224092A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002027375A1 (fr) * | 2000-09-27 | 2002-04-04 | The Furukawa Electric Co.,Ltd. | Connecteur optique |
| EP1225462A2 (de) * | 2001-01-17 | 2002-07-24 | Harting Automotive GmbH & Co. KG | Optischer Steckverbinder |
| WO2007083553A1 (ja) * | 2006-01-17 | 2007-07-26 | Fujifilm Corporation | プラスチック光ファイバケーブル及びこれを用いた通信システム |
-
1992
- 1992-02-17 JP JP2953292A patent/JPH05224092A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002027375A1 (fr) * | 2000-09-27 | 2002-04-04 | The Furukawa Electric Co.,Ltd. | Connecteur optique |
| US6527459B2 (en) | 2000-09-27 | 2003-03-04 | The Furukawa Electric Co., Ltd. | Optical connector |
| EP1225462A2 (de) * | 2001-01-17 | 2002-07-24 | Harting Automotive GmbH & Co. KG | Optischer Steckverbinder |
| EP1225462A3 (de) * | 2001-01-17 | 2004-07-28 | Harting Automotive GmbH & Co. KG | Optischer Steckverbinder |
| WO2007083553A1 (ja) * | 2006-01-17 | 2007-07-26 | Fujifilm Corporation | プラスチック光ファイバケーブル及びこれを用いた通信システム |
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