JP3275026B2 - 光結合リセプタクルモジュール - Google Patents

光結合リセプタクルモジュール

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JP3275026B2
JP3275026B2 JP15067592A JP15067592A JP3275026B2 JP 3275026 B2 JP3275026 B2 JP 3275026B2 JP 15067592 A JP15067592 A JP 15067592A JP 15067592 A JP15067592 A JP 15067592A JP 3275026 B2 JP3275026 B2 JP 3275026B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は光通信用送受信装置の
光源として用いられ、相手光コネクタと嵌合されて、シ
ングルモード光ファイバと結合される光結合リセプタク
ルモジュールに関し、特に結合、分離の繰返しに対して
常に安定な結合光量を得られるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】金属より成る円筒状のハウジング1の中
心孔1a内に発光素子2とレンズ3とが収容保持され
る。中心孔1aの直径が3段階にステップ状に変えら
れ、前端側に小径孔1bが、後端側に大径孔1dが、ま
た中間に中径孔1cがそれぞれ形成される。小径孔1b
の軸方向の長さは最も長く、全長の1/2又はそれ以上
とされ、大径孔1dの長さは最も短くされている。小径
孔1bの中径孔1c側のほゞ半部に円柱状レンズ3が、
その後端を僅かに中径孔1c内に突出するように嵌合さ
れ、レンズ3の外周面の後端が小径孔1bの内周面の後
端に半田1eで固定される。
【0003】中径孔1c及び大径孔1d内に円筒状の金
属ケースに収容された発光素子2が同軸心に取付られ
る。即ち、大径孔1d内に発光素子2のフランジ2a
が、その後端を僅かに後方に突出するように嵌合され
て、ハウジング1の後端面に溶接される。発光素子2の
フランジ2aを除く外径は中径孔1cの内径より小とさ
れ、その前面はレンズ3の後端に近接対向される。フラ
ンジ2aの後端面より複数の端子2bが後方に導出され
ている。
【0004】金属より成る円筒状のフェルールスリーブ
4はその中心孔の後端部の径がステップ状に大きくさ
れ、その後端部にリング状の突き当て板5が同軸心に嵌
合され、接着固定される。フェルールスリーブ4の外周
面の後端部に金属より成る円筒状の固定用フランジ6が
同軸心に嵌合され、固定用フランジ6の後端面がハウジ
ング1の前端面に対接されて、フェルールスリーブ4と
ハウジング1との間で光軸を調整した後、固定用フラン
ジ6の前端がフェルールスリーブ4の側面に溶接固定さ
れ、更に固定用フランジ6の後端の外周縁がハウジング
1の前端面に溶接固定される。
【0005】フェルールスリーブ4の外周面の前半部
に、円筒状のスリーブホルダ7が同軸心に嵌合される。
スリーブホルダ7はその内周面の後端部の内径がステッ
プ状に大きくされて大径孔が形成され、その大径孔内に
固定用フランジ6の前端部が突出され、両者の間に空隙
が形成される。一方、スリーブホルダ7はその外周面の
後端部の外形がステップ状に大きくされる。スリーブホ
ルダ7の外周面に金属より成る円筒状のリセプタクルシ
ェル8が同軸心に嵌合される。
【0006】リセプタクルシェル8の中心孔の内径はス
テップ状に変えられ、その前端に中径孔8aが、中間に
小径孔8bが、また後端に大径孔8cがそれぞれ形成さ
れる。その大径孔8cにスリーブホルダ7の大径部7a
が、その小径孔8bにスリーブホルダ7の小径部の外周
面がそれぞれ嵌合される。スリーブホルダ7とリセプタ
クルシェル8との各後端面は軸方向に同じ位置とされ、
突き当て板5の前面とほゞ同じ位置とされる。リセプタ
クルシェル8の中径孔8aの内周面とスリーブホルダ7
の前端の小径部の外周面との間には、この光結合リセプ
タクルモジュールと結合される光コネクタ(図示せず)
の円筒状の部材を嵌合させるための空隙10が形成され
る。
【0007】一方、固定用フランジ6と溶接されたハウ
ジング1は、円筒状のカバーシェル9の前面側よりその
中心孔にほゞ同軸心に挿入され、発光素子のフランジ2
aの後端の外周縁が、カバーシェル9の内周面の後端に
形成されたフランジ9aの前面の周縁に接触又は近接対
向される。カバーシェル9の外周面の前端に形成された
フランジ9bはリセプタクルシェルのフランジ8dの
後端面と対接され、互にねじで結合される。なお、スリ
ーブホルダ7の後端の外周縁が、フランジ9bの前面の
内周縁に当接した状態とされる。リセプタクルシェル8
とねじ結合されたカバーシェルのフランジ9bは特に
図示しないが装置の筐体にねじで固定される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来のリセプタクルモ
ジュールに相手側光コネクタを結合させると、突き当て
板5の前面は光コネクタのフェルールの前面に当接し、
後方に押圧される。フェルールスリーブ4の外周面はス
リーブホルダ7に嵌合されているだけであり、特に固定
されていないので、相手フェルールによって突き当て板
5が押圧されると、フェルールスリーブ4と固定用フラ
ンジ6及びハウジング1の組立体は、カバーシェル9及
びスリーブホルダ7内を後方に僅かに移動され、発光素
子2の後端の外周縁がカバーシェル9に形成されたフラ
ンジ9aの前端の内周縁に押圧される。
【0009】しかしながら、各部に僅かの寸法誤差やが
たがあるため、前記組立体の軸線とカバーシェル9の軸
線との間には僅かな角度ずれが発生するため、フランジ
2aの後端の外周縁がフランジ9aの前端の内周縁に一
様に押圧されず、フランジ9aの例えば図のPa点が押
圧される。その結果、ハウジング1と固定用フランジ6
の溶接面に、図において下から上に向う方向の応力が発
生し、発光素子2とレンズ3との間及びフェルールスリ
ーブ4とハウジング1との間に角度ずれもしくは軸ずれ
が発生し、相手光コネクタの光ファイバへの結合光量が
減少する。
【0010】この発明の目的は、相手光コネクタとの嵌
合の際のフェルールの押し付けによるリセプタクルモジ
ュール内の光軸の角度ずれ、軸ずれを少なくし、相手光
コネクタとの結合、分離の繰返しに対して常に安定した
結合光量を得ようとするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明の光結合リセプ
タクルモジュールは、金属製の円筒状ハウジングの中心
孔に発光素子が同軸心に取付けられ、そのハウジングの
前端面に、金属製の円筒状フェルールスリーブが円筒状
固定用フランジを介して調心固定され、そのフェルール
スリーブの外周面に金属製の円筒状モジュールホルダが
嵌合固定され、前記フェルールスリーブの中心孔の後端
部に、光コネクタのフェルールの突端が当接されるため
のリング状の突き当て板が嵌合して接着固定される
【0012】前記フェルールスリーブを取付けた前記ハ
ウジングの外周面に、金属製の円筒状カバーパイプが嵌
合され、そのカバーパイプの前端面が、前記モジュール
ホルダの外周面の後端に形成されたフランジに溶接され
る。そのモジュールホルダの外周面に円筒状リセプタク
ルシェルが嵌合され、そのリセプタクルシェルの外周面
の後端に形成されたフランジが、前記モジュールホルダ
のフランジの前端面に当接した状態で互にねじ結合され
る。そのリセプタクルシェルの内周面の前端部と前記モ
ジュールホルダの外周面の前端部との間に、相手光コネ
クタの円筒状部材を挿入させるための空隙が形成されて
いる。
【0013】
【実施例】この発明の実施例を図1に、図2と対応する
部分に同じ符号を付して示し、重複説明を省略する。こ
の発明では、従来のカバーシェル9の後端に突設された
フランジ9aは削除されると共に前端のフランジ9bは
カバーシェル本体より分離されて、カバーパイプ11が
形成される。分離された従来のフランジ9bは従来のス
リーブホルダ7に合体されて、モジュールホルダ12と
される。従ってモジュールホルダ12は、前端の小径部
12aと、後端のフランジ12c及び中間の中径部12
bとで構成される。その小径部12a内に、ハウジング
1と固定用フランジ6を介して一体に組立てられたフェ
ルールスリーブ4の前端部が嵌合され、互に溶接され
る。
【0014】固定用フランジ6と溶接されたハウジング
1の外周面にカバーパイプ11が同軸心に嵌合され、カ
バーパイプ11の前端面がモジュールホルダのフランジ
12cの後端面に溶接される。カバーパイプ11と溶接
されたモジュールホルダ12の外周面に従来と同様のリ
セプタクルシェル8が嵌合され、そのフランジ8dの後
端面がフランジ12cの前端面に対接されて互にねじ結
合される。このようにして組立てられたリセプタクルモ
ジュールはそのモジュールホルダのフランジ12cが装
置の筐体にねじ止めされる。
【0015】
【発明の効果】この発明によれば、リセプタクルモジュ
ールに光コネクタを結合させる際に、フェルールの前面
により突き当て板5が後方に押圧されても、発光素子の
フランジ2aの後端面がカバーパイプ11を押圧するこ
とが無く、フェルールによる押圧力は、フェルールスリ
ーブ4及びフェルールスリーブ4に溶接されたモジュー
ルホルダ12を介して装置の筐体で受けられる。従っ
て、従来のような、ハウジング1と固定用フランジ6と
の接合面を図において下方から上方へ押圧するような応
用は発生せず、従って、従来のように発光素子2とレン
ズ3との間及びフェルールスリーブ4とハウジング1と
の間に角度ずれもしくは軸ずれが起きることは無く、よ
って相手光コネクタとの結合、分離を繰返しても光ファ
イバへの結合光量が減少する事もない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す断面図。
【図2】従来の光結合リセプタクルモジュールの断面
図。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属製の円筒状ハウジングの中心孔に発
    光素子が同軸心に取付けられ、 そのハウジングの前端面に、金属製の円筒状フェルール
    スリーブが円筒状固定用フランジを介して調心固定さ
    れ、 そのフェルールスリーブの外周面に金属製の円筒状モジ
    ュールホルダが嵌合固定され、前記フェルールスリーブの中心孔の後端部に、光コネク
    タのフェルールの突端が当接されるためのリング状の突
    き当て板が嵌合して接着固定され、 前記フェルールスリーブを取付けた前記ハウジングの外
    周面に、金属製の円筒状カバーパイプが嵌合され、その
    カバーパイプの前端面が、前記モジュールホルダの外周
    面の後端に形成されたフランジに溶接され、 そのモジュールホルダの外周面に円筒状リセプタクルシ
    ェルが嵌合され、そのリセプタクルシェルの外周面の後
    端に形成されたフランジが、前記モジュールホルダのフ
    ランジの前端面に当接した状態で互にねじ結合され、 そのリセプタクルシェルの内周面の前端部と前記モジュ
    ールホルダの外周面の前端部との間に、相手光コネクタ
    の円筒状部材を挿入させるための空隙が形成されている
    ことを特徴とする、 光結合リセプタクルモジュール。
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KR101102338B1 (ko) * 2010-05-25 2012-01-03 주식회사 럭스퍼트 경사 접촉형 광섬유의 접속을 위한 광 트랜시버

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