JPH0545610U

JPH0545610U - 光フアイバフエルール組立体

Info

Publication number: JPH0545610U
Application number: JP082817U
Authority: JP
Inventors: マイケルベンゾーニアルバート; チユンチエンヤン; フエルナンドドータータスミンドーガ
Original assignee: AT&T Corp
Current assignee: AT&T Corp
Priority date: 1991-11-07
Filing date: 1992-11-06
Publication date: 1993-06-18
Also published as: US5649039A; EP0545555A1

Abstract

(57)【要約】【目的】光ファイバと光活性部品との整合を自動的に
行う組立装置を提供しする。【構成】本発明の光ファイバフェルール組立体は、
光フアイバ１６を収納する中央ボア１５を有し、この中
央ボア１５には光フアイバ１６を固定するネック部１４
を具備し、さらにフランジ部１８を有する内部スリーブ
１２と、前記内部スリーブ１２を収納する中央ボアを有
するハウジング２２とからなることを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は光ファイバフェルール組立体に関し、特に光ファイバと活性光素子との整合を提供するに適する組立体に関する。

【０００２】

【従来の技術】

多くの光通信装置においては、光ファイバと活性素子（例えば、ＬＥＤ、または光ダイオード）とを結合する必要がある。大部分の応用において、光ファイバの端部は、シリンダ状のハウジング（一般的に、フェルールと称される）内に収納され、その間の接続を機械的に固定して提供する。

【０００３】このようなフェルール組立体は、米国発明４６９５１２４号に開示されたものがある。この米国発明に開示されたフェルール組立体は、プラスチック製のシースが光ファイバの第一端に配置され、このシースはその位置を固定するために、光ファイバにクランプされる。金属円筒状部材がこのシースに適合されて、光ファイバの露出部分上に伸びる。この金属部材は、その後、光ファイバパッケージに溶接されて、プラスチックシース部材内の光ファイバの接続に悪影響を及ぼすことなくパッケージされる。しかし、同発明に開示された光ファイバフェルール組立体はその活性部品と光ファイバとの整合が比較的うまく行かなかった。

【０００４】

【考案が解決しようとする課題】

本考案の目的は光ファイバと光活性部品との整合を自動的に行う組立装置を提供しようとするものである。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

前記課題を解決する為に、本考案の光ファイバフェルール組立体は、光フアイバ１６を収納する中央ボア１５を有し、この中央ボア１５には光フアイバ１６を固定するネック部１４を具備し、さらにフランジ部１８を有する内部スリーブ１２と、前記内部スリーブ１２を収納する中央ボアを有するハウジング２２とからなることを特徴とする。

【０００６】

【実施例】

図１は本考案の光ファイバフェルール組立体１０の一実施例の展開図である。光ファイバフェルール組立体１０は、内部スリーブ１２を有し、この内部スリーブ１２は光ファイバ１６を固定するためのネック部１４を有する。内部スリーブ１２の形成は打ち抜きプロセスで形成されるが、このプロセスにより、光ファイバ１６のサイズに対し、ネック部１４を極めて正確に製造することができる。ネック部１４により、光ファイバ１６を内部スリーブ１２内に正確に固定できる。内部スリーブ１２はさらにフランジ部１８を有する。この実施例では、内部スリーブ１２は金属製（ステンレス製、あるいは銅製）で、金属はネック部１４を形成するのに打ち抜き、または機械加工される。しかし、他の材料、例えばセラミック、あるいは高性能エンジンニアリングプラスチックも本考案の光ファイバフェルール組立体１０の内部スリーブ１２を形成するのに使用することもできる。

【０００７】光ファイバフェルール組立体１０の組立において、内部スリーブ１２はハウジング２２内に挿入される。フランジ部１８は、ハウジング２２の凹み部２０の上に乗る。ハウジング２２は比較的安い材料、例えば、プラスチック材料製である。光ファイバ１６の端部２４はフランジ部１８の上部２６を超えて伸びる。

【０００８】図２は本考案の光ファイバフェルール組立体１０を表す。ハウジング２２の凹み部２０の形成は、ハウジング２２のフランジ部１８がハウジング２２の上部表面２６とほぼ同一面になるように行われる。光装置３０は、サポート部材３２に接着するよう示されている。サポート部材３２は、光ファイバフェルール組立体１０に対して移動可能で、光ファイバ１６との光学的整合を達成する。この実施例において、スペーサ要素３４が光ファイバフェルール組立体１０とサポート部材３２の間に挿入される。スペーサ要素３４は、ハウジング２２のフランジ部１８から突出するよう形成され、それらはレーザ溶接技術を用いて接合される。あるいは接合技術、あるいはネジ３６のような機械的接合手段により固定される。図２の実施例において、ハウジング２２はスペーサ要素３４と適合するような端部２４を有するよう形成される。サポート部材３２とスペーサ要素３４とを用いた実施例においては、スペーサ要素３４はサポート部材３２にレーザにより直接溶接される。

【０００９】図２の別の実施例においては、内部スリーブは第２の外部フランジを上記のスペーサ要素として有することもできる。図３はフェルール４０を図示し、このフェルール４０は外部ハウジング４６と適合するフランジ部４４を有する内部スリーブ４２を有し、さらに光搭載構造（図示せず）に接続される第２の外部フランジ部分４８を有する。

【００１０】

【考案の効果】

以上述べたごとく、本考案の光ファイバフェルール組立体は簡単な構造で光ファイバと光活性素子とを光学的接続を可能とする。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の光ファイバフェルール組立体の展開
図。

【図２】スペーサ要素と光素子と支持部材とを有する本
考案の光ファイバフェルール組立体の断面図である。

【図３】スペーサ要素がスリーブ内に配置された本考案
の別の光ファイバフェルール組立体の断面図である。

【符号の説明】

１０光ファイバフェルール組立体１２内部スリーブ１４ネック部１５中央ボア１６光ファイバ１８フランジ部２０凹み部２２ハウジング２４光ファイバ３０光装置３２サポート部材３４スペーサ要素３６ネジ４０フェルール４２内部スリーブ４４フランジ部４６外部ハウジング４８外部フランジ部分

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者アルバートマイケルベンゾーニアメリカ合衆国 18103 ペンシルヴエニアトレツクスラータウン、マインサイトロード 1690 (72)考案者ヤンチユンチエンアメリカ合衆国 18052 ペンシルヴエニアホワイトホール、オーヴアールツクロード 1170 (72)考案者ミンドーガフエルナンドドータータスアメリカ合衆国 18011 ペンシルヴエニアアルバーテイス、ウインザーロード 118

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】光フアイバ（１６）を収納する中央ボア
（１５）を有し、この中央ボア（１５）には光フアイバ
（１６）を固定するネック部（１４）を具備し、さらに
フランジ部（１８）を有する内部スリーブ（１２）と、前記内部スリーブ（１２）を収納する中央ボアを有する
ハウジング（２２）と、からなることを特徴とする光ファイバフェルール組立
体。
【請求項２】前記内部スリーブ（１２）は、内部スリ
ーブ（１２）のフランジ部（１８）を収納する凹み部
（２０）を有することを特徴とする請求項１の組立体。
【請求項３】内部スリーブ（１２）の中央ボア（１
５）部分は、解放され、内部スリーブ（１２）のフラン
ジ部（１８）に接触するよう配置されたスペーサ要素
（３４）をさらに有することを特徴とする請求項１の組
立体。
【請求項４】前記フランジ部（１８）は、内部フラン
ジ部と外部フランジ部とを有する段付きフランジ部（４
８）を有し、前記内部フランジ部はハウジング（２２）と接触し、外
部フランジ部はフェルールの光ファイバ搭載部材（４
０）に接触することを特徴とする請求項１の組立体。
【請求項５】サポート部材（３２）に搭載される光装
置（３０）と、前記光装置（３０）に通信する光ファイバ（１６）と、光ファイバ（１６）を収納し、前記光ファイバ（１６）
を光装置（３０）に結合するフェルール（１０）とから
なる光ファイバフェルール組立体において、前記フェルールは光フアイバ（１６）を収納する中央ボ
ア（１５）を有し、この中央ボア（１５）には光フアイ
バ（１６）を固定するネック部（１４）を具備し、さら
にフランジ部（１８）を有する内部スリーブ（１２）
と、前記内部スリーブ（１２）を収納する中央ボアを有する
ハウジング（２２）と、からなることを特徴とする光ファイバフェルール組立
体。