JPH085443Y2 - 光コネクタ - Google Patents

光コネクタ

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JPH085443Y2
JPH085443Y2 JP12191890U JP12191890U JPH085443Y2 JP H085443 Y2 JPH085443 Y2 JP H085443Y2 JP 12191890 U JP12191890 U JP 12191890U JP 12191890 U JP12191890 U JP 12191890U JP H085443 Y2 JPH085443 Y2 JP H085443Y2
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JP
Japan
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optical fiber
ferrule
fiber cord
rear body
flange
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JP12191890U
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JPH0479306U (ja
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利文 高木
幸治 田山
勝 栗坂
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Japan Aviation Electronics Industry Ltd
NEC Corp
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Japan Aviation Electronics Industry Ltd
NEC Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この考案は光ファイバコードの光ファイバ心線をフェ
ルール内に挿通固定し、フェルールにより位置合わせさ
れて相手光コネクタと結合するようにした光コネクタに
関する。
「従来の技術」 第5図に提案されている光コネクタを示す。光ファイ
バコード11の一端部は光ファイバ心線12が露き出され、
その光ファイバ心線12がフェルール13内に挿通され、光
ファイバ心線12とフェルール13の端面が一致されて固定
されている。露き出された光ファイバ心線12上に円筒状
の後部ボデイ14が挿通され、後部ボデイ14のテーパ状後
端部上に、光ファイバコード11の外皮(及び抗張力線)
15が被され、その上に保持リング16が通されて、後部ボ
デイ14と保持リング16とにより外皮15が挟持されて、光
ファイバコード11に後部ボデイ14が固定される。この固
定を確実にするため、保持リング16にキャップ20が被さ
れ、キャップ20の前方内面に形成されたねじが、後部ボ
デイ14の中間部外面に形成されたねじにねじ結合され、
キャップ20の後端で保持リング16を前方(フェルール13
側)に押し、保持リング16の内面テーパ状の径の小さい
側が、後部ボデイ14のテーパ状後端部の外径の大きい側
へ近ずき、保持リング16と後部ボデイ14とで外皮(及び
抗張力線)15が強く挟まれる。
フェルール13の外側にこれと同軸心の筒状フレーム17
が配され、筒状フレーム17の後方端部の外周にねじが切
られており、このねじが後部ボデイ14の前方内周面のね
じ内に挿入ねじ結合されて、フレーム17は後部ボデイ14
に連結固定される。フレーム17の中間部の内径が小とさ
れてフェルール13の中間部と嵌合する嵌合部17aとされ
ている。後部ボデイ14内にコイルばね18が配され、コイ
ルばね18の一端は後部ボデイ14の中間部の段部19に対接
され、他端はフェルール13と一体に形成されたフランジ
21の後面と対接され、コイルばね18によりフランジ21
が、フレーム17の嵌合部17aの形成により生じた段部22
に弾性的に押し付けられる。これが相手光コネクタと結
合した時、フェルール13の端面を相手のフェルールの端
面に押し付け、結合損失を少なくすることに役立つもの
である。なおフレーム17の中間部外周に取付けられた弾
性リング23はその弾性を利用して取付け板24の孔25に挿
通し、弾性リング23とフレーム17のつば26とにより取付
け板24を挟み、この光コネクタを取付け板24に取付ける
ために用いられる。
この光コネクタを組立てるには、第6図に示すよう
に、フェルール13のフランジ21より後方側の部品、つま
り、キャップ20、保持リング16、後部ボデイ14、コイル
ばね18を順次光ファイバコード11に挿通し、その後、光
ファイバ心線12をフェルール13内に挿通し、接着剤27で
固定し、光ファイバ心線及びフェルール13の端面研磨を
行い、その後、光ファイバコード11上に通した各部品を
フェルール13側に移動させてこれらを組立てている。
「考案が解決しようとする課題」 第5図に示した光コネクタにおいては、第6図に示し
たように部品を光ファイバコード11に通した後、フェル
ール13と光ファイバ心線12との接続、作業を行っている
ため、この接着、研磨、その他の作業に支障が生じない
ように、挿通した部品からフェルール13の先端までの距
離L1を必要とし、更に光ファイバコード11上に部品を挿
通しておく分の長さL2を必要とする。従って機器28から
の突出長、いわゆる光ファイバ余長がL1+L2より短いも
のにこの光コネクタを取付けることはできなかった。
更に部品の挿通順を間違えて光ファイバコードに挿通
してフェルールを接続してしまい、挿通した部品を組立
てる時に順序を間違えたことに気付くと、フェルールを
切断してやりなおす必要があった。
「課題を解決するための手段」 この考案によればフランジなしフェルールが用いら
れ、そのフェルールの最大外径は、これと接続される光
ファイバコードの外径とほぼ等しくされ、かつそのフェ
ルールの外周面に周方向に係合溝が形成され、その係合
溝に着脱自在にフランジが係合されている。その他、後
部ボデイ、保持リング、筒状フレーム、コイルばねなど
は従来と同様に具えている。
「実施例」 第1図にこの考案の実施例を示し、第5図と対応する
部分に同一符号を付けてある。この考案においては第1
図、第2図に示すようにフランジなしフェルール29が用
いられ、そのフェルール29にフランジ31が着脱自在に取
付けられる。つまりフェルール29の外周面に周面に沿っ
た係合溝32が形成され、フランジ31は円板に大きなU字
状切込みを形成したもので、そのフランジ31が係合溝31
内に嵌め込まれる。この例ではフェルール29の、フレー
ム17の嵌合部17aと嵌合している部分は外径がわずか大
とされた大径部29aとされ、その大径部29aの光ファイバ
コード11側と接して係合溝32が形成されている。なお大
径部29aにキー溝33が縦に形成され、第1図に示してい
ないが、フレーム17の嵌合部17aの内面に突出形成され
たキーがキー溝33と係合して、角度合せとされる。この
考案では更にフェルール29の最大外径d1は光ファイバコ
ード11の外径d2と等しいか、わずか大とれ、フランジ31
を外した状態のフェルール29を後部ボデイ14、保持リン
グ16、キャップ20、コイルばね18内に通すことができる
寸法とされている。
このような構成になっているから、第3図に示すよう
に、機器28よりの突出長、つまり光ファイバ余長が、光
ファイバ心線12とフェルール29との接続、研磨などの作
業に障害とならない最短の長さL1であっても、その光フ
ァイバコード11の心線12にフェルール29を接着、研磨な
どの接続処理を行うことができ、その後、フランジ31を
外した状態のフェルール29を通じてキャップ20、保持リ
ング16、後部ボデイ14、コイルばね18を順次、光ファイ
バコード11上に通し、その後、第4図に示すようにフラ
ンジ31をフェルール29の係合溝32に係合させ、その後は
そのフェルール29上にフレーム17を被せて第5図に示し
たものの組立てと同様に行えばよい。
なおL2はL1より大でも、キャップ20内に保持リング16
が挿通され、更にそのキャップ20に後部ボデイ14の一部
が挿入され、コイルばね18の一部が後部ボデイ14内に挿
入され、かつコイルばね18を圧縮することにより、これ
らの全長をL1より短かくして組立て作業を行うこともで
きる。従来の光コネクタに、キャップ20上にゴムブーツ
を被せたものがあるが、この考案の光コネクタにおいて
もゴムブーツを使用してもよい。光ファイバコード11の
抗張力線のみを保持リング16で後部ボデイ14に固定して
光ファイバコード11と後部ボデイ14とを互いに固定して
もよい。
「考案の効果」 以上述べたようにこの考案によれば、フェルールにフ
ランジが着脱自在に取付けられ、フランジを外したフェ
ルールの最大外径が光ファイバコードの外径とほぼ等し
いため、光ファイバコードの心線にフェルールを接着、
研磨完了後に、フランジより後部の部品をフェルールを
通じて光ファイバコード上に挿通して組立てることがで
き、機器から突出している光ファイバ余長を従来のもの
(L1+L2)より短かいL1とすることができ、不必要な光
ファイバのサービスループ、光ファイバ余長収納場所な
どを必要とせず、光コネクタの設置スペースの有効利
用、光ファイバ所要長の短縮によるコスト低下が可能と
なる。更にフェルールを接続後に部品の挿通順序を誤っ
た場合は、これら部品を抜いて再び挿通すればよく、フ
ェルールと光ファイバ心線とを切断する必要がなく、製
品歩留まりが向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例を示す上半を断面とした図、
第2図はそのフェルールと光ファイバコードとの接続と
フランジとを示す斜視図、第3図はこの考案の実施例に
おける光ファイバコードとフェルールとの接続を示す
図、第4図は第3図の接続後に部品を光ファイバコード
上に挿通した状態を示す図、第5図は提案されている光
コネクタを示す上半が断面とされた図、第6図はその光
ファイバコードとフェルールとの接続を示す図である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】光ファイバコードと、 その光ファイバコードの光ファイバ心線の一端部が挿通
    固定され、最大外径が上記光ファイバコードの外径とほ
    ぼ等しいフェルールと、 そのフェルールの外周面に周方向に形成された係合溝に
    着脱自在に挿入係合されたフランジと、 上記光ファイバコード上に挿通された筒状後部ボデイ
    と、 その後部ボデイに上記光ファイバコードを保持させる保
    持リングと、 上記フェルールの外側に円軸心的に設けられ、上記後部
    ボデイと連結され、中間部に上記フェルールとの嵌合部
    を有する筒状フレームと、 上記後部ボデイ内で上記光ファイバコード上に挿通さ
    れ、上記後部ボデイの内面段部と上記フランジとの間に
    介在されてそのフランジを上記筒状フレームの内面段部
    に圧接するコイルばねと、を具備する光コネクタ。
JP12191890U 1990-11-21 1990-11-21 光コネクタ Expired - Fee Related JPH085443Y2 (ja)

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JPH0479306U JPH0479306U (ja) 1992-07-10
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