JPH06333633A - コネクタ - Google Patents
コネクタInfo
- Publication number
- JPH06333633A JPH06333633A JP5146851A JP14685193A JPH06333633A JP H06333633 A JPH06333633 A JP H06333633A JP 5146851 A JP5146851 A JP 5146851A JP 14685193 A JP14685193 A JP 14685193A JP H06333633 A JPH06333633 A JP H06333633A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- housing
- case
- connector
- outer case
- holder
- Prior art date
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- Granted
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- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
Abstract
作業を容易とする。 【構成】 組立てるには、各電線W1、W2の先端に固定
された各ターミナル1,2をアウタケース3の後部から
引き入れて前側の開口へ引き出す。ターミナル1,2を
ハウジング5内に収納し、次にプッシュホルダ50の軸
線方向に切欠いたスリット51からはめ込んで電線Wを
挿通する。また予めスリーブ36を取付けたインナケー
ス4の後側をアウタケース3の前部から挿入して取付ね
じ42により螺着する。すると、プッシュホルダ50の
前端面がハウジング5の後面を押圧してハウジング5を
当接面45に押し付けて止着する。分解する際には、取
付ねじ42を取り外せば、プッシュホルダ50及びハウ
ジング5をそれぞれ取り外すことができる。
Description
ら電線を引き入れ、電線の先端に設けたターミナルを配
設したハウジングを止着して該ターミナルを前方に向け
て臨ませたコネクタに関するものである。
られている。このコネクタでは、ターミナル1,2はハ
ウジング5内に収容されており、このハウジング5は筒
状のインナケース4内に収容されている。そしてこのイ
ンナケース4内へのハウジング5の固定は、インナケー
ス4の内側に当接面45が突出形成され、この当接面4
5にハウジング5の前側周縁が当接して前方への移動が
規制されている。また、インナケース4の内面に環状溝
71が設けられ、この環状溝71内にばね性のリング形
状のリテイナリング72を嵌合させて、インナケース4
内に止着している。
てる際には、まずインナケース4内にハウジング5を挿
入して当接面45に当接させた後に、治具を用いてリテ
イナリング72の輪径を縮めた状態で保持して、環状溝
71内に挿入する手段が採用されている。また、このコ
ネクタを分解する際には、組み付け時と逆の操作がなさ
れている。このため、コネクタの組立・分解する作業を
行う際には、治具を必要とするばかりか、治具によりリ
テイナリング72の輪径を縮めた状態で保持する必要が
あり、その作業性が悪いという課題を有していた。特
に、図7に示すように長いインナケース4の奥部に環状
溝71が形成されている場合にはその作業性が著しく悪
くなっている。
て、組立及び分解を容易できるコネクタとすることを目
的としている。
明では、ハウジングの前部が当接する当接面がケースに
設けられるとともに、ケースの後部に固定されてハウジ
ングの後部を押圧するプッシュホルダが設けられてい
る。また、請求項2の発明では、インナケースの内面に
ハウジングの前部が当接する当接面が形成されるととも
に、アウタケースから延出されたプッシュホルダがハウ
ジングの後部を押圧している。なお、請求項3の発明で
は、プッシュホルダは、ケースの内面に突出する押圧部
により押圧されて、その前部でハウジングの後側に当接
する筒状とされている。また、請求項4の発明では、プ
ッシュホルダは、アウタケースの内面に一体的に設けら
れている。
ケースの後側からターミナルを挿通したハウジングを挿
入すると、ハウジングはケースの内面に形成された当接
面に当接するまで挿入される。次にブッシュホルダによ
りハウジングの後部を押圧すると、ハウジングは当接面
とプッシュホルダとにより挟まれて止着される。
らブッシュホルダを取り外すことにより、ハウジングの
止着を解除できる。
アウタケースとインナケースとに分割されているので、
インナケースをアウタケースから外すと、アウタケース
から延出されたプッシュホルダによるハウジングの押圧
が解除されて、ハウジングを取り外すことができる。
ホルダはアウタケースと別体とされており、インナケー
スをアウタケースに連結する際にインナケース内に挿入
される。また、請求項4の発明では、プッシュホルダ
は、アウタケースの内面から一体成形され、前部でハウ
ジングの後側に当接される。
項4の発明では、ケースにハウジングの前部が当接する
当接面が形成されるとともに、ケースの後部に固定さ
れ、ハウジングの後部を押圧するブッシュホルダが設け
られているので、ケースからブッシュホルダを組み付け
又は取り外すことにより、容易にコネクタを組立又は分
解することができる効果を奏する。
ネクタに適用した実施例1について、図1及び図2に基
づいて詳細に説明する。この実施例1のコネクタは、図
示しない電気自動車に搭載したバッテリを充電するため
に設けられた車両側のコネクタに対して嵌合する充電用
電源側のコネクタであって、電源からの電線W1の先端
に設けられた充電用ターミナル1と信号用の電線W2の
先端に設けられた信号用ターミナル2とを同時に図示し
ない車両側のコネクタ内に設けられたそれぞれの雌側の
ターミナルとを接続するものである。このコネクタは両
電線W1,W2を束ねて一本化されたケーブル状の電線W
を後部から引き入れているアウタケース3と、このアウ
タケース3の前部に固定される筒状のインナケース4
と、このインナケース4内に各電線W1,W2の先端に固
定された両ターミナル1,2を収容するハウジング5と
により構成されている。
れ、充電用及び信号用のそれぞれのターミナル1,2を
収容する端子収容孔を設けたハウジング本体5aとこの
ハウジング本体5aの後面に取付けられるリヤホルダ5
bとにより分割され、リヤホルダ5bによりターミナル
1,2が固定されている。また、このハウジング本体5
aの後部にはインナケース4内に嵌入可能な外径を有す
るフランジ5cが形成され、また、リヤホルダ5bもこ
のフランジ5cと同じ径とされてインナケース4内に嵌
入可能とされている。
状に形成され、後部にはグリップ部31が設けられて把
持可能とされているとともに、前部にはインナケース4
を取付けるための取付孔32が形成されている。また、
取付孔32が設けられている後側内面には、アウタケー
ス3よりも小径とされた当接筒35が連結部35aを介
して同心のリング状に設けられている。この当接筒35
の先端は押圧部35bとされ、後述するプッシュホルダ
50の後端を押圧している。また、アウタケース3と当
接筒35とにより形成される嵌合溝内にはシールリング
37が嵌着されるとともにインナケース4の後端が嵌合
している。
状とされ、その後部周面にねじ孔41が設けられて、取
付孔32との間に取付ねじ42が螺合されてアウタケー
ス3の前部に固定されている。そして、インナケース4
の後端は当接筒35内に収容された弾性材からなるシー
ルリング37を押圧してアウタケース3の前部に固定さ
れている。また、インナケース4の中間部外周には鍔4
3がリング状に突出して形成されるとともに、このイン
ナケース4に筒状のスリーブ36が外嵌されている。こ
のスリーブ36の内周には凹溝38が周設され、この凹
溝38に鍔43が嵌合するとともに、ばねリング39に
よりインナケース4に前後方向へのクッション性が付与
されて取付けられている。
ング状に突出する当接面45が設けられ、フランジ5c
の周縁部と当接し、また、リヤホルダ5bの後面にプッ
シュホルダ50の前端が当接してハウジング5を当接面
45へ押圧固定している。このプッシュホルダ50は図
2に示すように、パイプ形とされているとともに、電線
Wをくわえるようにして挿入可能に軸線方向に設けられ
たスリット51により分割されている。そして、プッシ
ュホルダ50の後端はアウタケース3の当接筒35の押
圧部35bに当接している。このため、後端が押圧部3
5bにより押圧され、前端でリヤホルダ5bを押圧して
止着している。
の組付ける際の工程に付いて説明すると、まず、各電線
W1、W2の先端に固定された各ターミナル1,2をアウ
タケース3の後部から引き入れて前側の開口へ引き出
す。次に各ターミナル1,2をハウジング5内に収納
し、リヤホルダ5bによりブロック化する。そして、プ
ッシュホルダ50をスリット51から電線をくわえるよ
うにしてはめ込んで電線Wを挿通する。また予めインナ
ケース4の外周にスリーブ36を固定しておき、このイ
ンナケース4の後側をアウタケース3の前部に挿入して
取付ねじ42により螺着する。これにより、プッシュホ
ルダ50の後端面は当接筒35により押圧されるととも
に、前端面はハウジング5の後面を押圧して、ハウジン
グ5が当接面45に当接されて、インナケース4内に止
着される。
り外して、アウタケース3からインナケース4を取り外
すことにより、プッシュホルダ50及びハウジング5を
それぞれインナケース4から取り外すことができて、各
ターミナル1,2の交換などの作業を容易に行うことが
できる。
をアウタケース3に連結固定するのに取付ねじ42を用
いる例を示しているが、必ずしも取付ねじ42を用いる
必要はなく、図3に示すようにアウタケース3に取付孔
52を、インナケース4にこの取付孔52に嵌合する取
付突起53を設けて、この係合によりロックする構成と
してもよい。この係合によれば、ワンタッチで取付・分
解を行なうことができて更に組み付け・分解を容易にす
ることができる。
電気自動車用の充電コネクタであって、以下、図4及び
図5に基づいて説明する。なお、実施例1と同一構成の
部位に付いては同一符号を用いて簡単に説明する。この
実施例2のコネクタは、実施例1のコネクタと同様に、
両電線W1,W2を束ねて一本化されたケーブル状の電線
Wを後部から引き入れているアウタケース3と、このア
ウタケース3の前部に固定される筒状のインナケース4
と、このインナケース4内にターミナル1,2を収容す
るハウジング5とにより構成されている。ハウジング5
は、ハウジング本体5aとリヤホルダ5bとによりブロ
ック化され、ターミナル1,2が収容固定されている。
状に形成され、後部にはグリップ部31が設けられて把
持可能とされているとともに、前部にはインナケース4
を取付けるための取付孔32が形成されている。また、
アウタケース3の後側内周面には、アウタケース3より
も小径とされたプッシュホルダ65が連結部65aを介
して同心のリング状に設けられている。このプッシュホ
ルダ65はアウタケース3の前部開口よりさらに前方に
突出形成され、その先端は押圧部65bとされ、後述す
るリヤホルダ5bの後面に当接してハウジング5を当接
面45へ押圧固定している。また、アウタケース3とプ
ッシュホルダ65により区画されるリング状の嵌合溝内
にはインナケース4が嵌合され、シールリング37が嵌
着されている。インナケース4は実施例1と同じ構成と
されており、リング状に突出する当接面45がフランジ
5cの周縁部と当接して、ハウジング5の前方への移動
を阻止している。
タを組付ける際には、まず、各電線W1、W2の先端に固
定された各ターミナル1,2をアウタケース3の後部か
ら引き入れて前側の開口へ引き出す。次に各ターミナル
1,2をハウジング5内に収納して、リヤホルダ5bに
よりブロック化する。そして、予めスリーブ36が固定
されたインナケース4をアウタケース3の前部から嵌合
して取付ねじ42に螺着する。これにより、リヤホルダ
5bの後端はプッシュホルダ65の押圧部65bにより
押圧されて、ハウジング5は当接面45に当接して、イ
ンナケース4内に止着される。また、分解する際には、
取付ねじ42を取り外すことにより、アウタケース3か
らインナケース4を取り外して、ハウジング5をインナ
ケース4から取り外すことができて、各ターミナル1,
2の交換などの作業を容易に行うことができる。
をアウタケース3に取付けるのに取付ねじ42を用いる
例を示しているが、図6に示すようにアウタケース3に
取付孔52を設け、インナケース4にこの取付孔52に
嵌合する取付突起53を設けて、この係合により取付る
構成として、さらに容易に取付・分解を行なうことがで
きる。
動車の充電用コネクタの例を示しているが、他の用途の
コネクタ、例えばアウタケースに取付フランジを設け
て、機器のフレームなどの取付孔に取付ける取付コネク
タなどについても適用できる。
Claims (4)
- 【請求項1】 筒状のケースの後側から電線を引き入
れ、電線の先端に設けたターミナルを配設したハウジン
グを該ケース内に止着して該ターミナルを前方に向けて
臨ませたコネクタにおいて、 前記ハウジングの前部が当接する当接面が前記ケースに
設けられるとともに、前記ケースの後部に固定されて該
ハウジングの後部を押圧するプッシュホルダが設けられ
たことを特徴とするコネクタ。 - 【請求項2】 前部に筒状のインナーケースが連結され
た筒状のアウターケースの後側から電線を引き入れ、電
線の先端に設けたターミナルを配設したハウジングを該
インナケース内に止着して該ターミナルを前方に向けて
臨ませたコネクタにおいて、 前記インナケースの内面にハウジングの前部が当接する
当接面が形成されるとともに、前記アウタケースから延
出されたプッシュホルダが該ハウジングの後部を押圧し
てなることを特徴とするコネクタ。 - 【請求項3】 プッシュホルダは、ケースの内面に突出
する押圧部により押圧されて、その前部でハウジングの
後側に当接する筒状とされていることを特徴とする請求
項1又は請求項2記載のコネクタ。 - 【請求項4】 プッシュホルダは、アウタケースの内面
に一体的に設けられている請求項2記載のコネクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5146851A JP2903948B2 (ja) | 1993-05-25 | 1993-05-25 | コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (2)
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JPH06333633A true JPH06333633A (ja) | 1994-12-02 |
JP2903948B2 JP2903948B2 (ja) | 1999-06-14 |
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ID=15416984
Family Applications (1)
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Country Status (1)
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