JPH05124468A - 車両へのランプ取付方法 - Google Patents

車両へのランプ取付方法

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Publication number
JPH05124468A
JPH05124468A JP28649591A JP28649591A JPH05124468A JP H05124468 A JPH05124468 A JP H05124468A JP 28649591 A JP28649591 A JP 28649591A JP 28649591 A JP28649591 A JP 28649591A JP H05124468 A JPH05124468 A JP H05124468A
Authority
JP
Japan
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lamp
coupler
vehicle body
panel
vehicle
Prior art date
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Pending
Application number
JP28649591A
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English (en)
Inventor
Sukeyuki Masaoka
祐之 正岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
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Publication of JPH05124468A publication Critical patent/JPH05124468A/ja
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  • Securing Globes, Refractors, Reflectors Or The Like (AREA)
  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
  • Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 中間カプラ18を予めリヤエンドパネル1の
開口部1aに組付けておく。次いで、リヤコンビネーシ
ョンランプ2を車体後方からリヤエンドパネル1に装着
し、係合部3を固定ピン4に係合させ、同時に、中間カ
プラ18にランプ側カプラ17を結合させる。続いて、
ランプ本体8をグロメット5およびビス7でリヤエンド
パネル1に締着することにより、ランプ本体8の固定を
行う。また、車体側カプラ19も中間カプラ18に結合
させ、ハーネスの接続を完了する。 【効果】 リヤエンドパネル1の開口部1aにおける防
水性を向上させるとともに、リヤコンビネーションラン
プ2の組付けの作業性を向上させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ランプ装置に接続する
ハーネスを通すために車体パネルに設けられた開口部の
シール性を確保しつつ、ランプ装置の取付けにおける作
業性の向上を図るようにした車両へのランプ取付方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、自動車の製造においては、手
作業による組立てから自動化による組立てへの転換が進
められている。その中でも、車体の外側における部品の
組付けは、作業がしやすいことから、よく自動化の対象
とされる。上記の部品組付けを自動化する場合、例え
ば、特公昭61−21798号公報に開示されているよ
うな、メカニカルハンドを有するロボットが用いられ
る。
【0003】ところが、リヤコンビネーションランプ等
の車体外部に設けられるランプ装置を車体パネルに組付
ける際には、ランプ装置のハーネスと車体内部のハーネ
スとの接続や、それらのハーネスを通すために車体パネ
ルに設けられた開口部におけるシール処理を行う必要が
あった。したがって、このような作業を自動化するのは
困難であった。
【0004】そこで、上記の問題を解決するものとし
て、例えば、図13に示すような構成が考えられる。こ
の構成では、リヤエンドパネル71に開口部71aが形
成されており、リヤエンドパネル71の外側端面におけ
る開口部71aの周囲にパッキン72が設けられてい
る。一方、リヤコンビネーションランプ73には、リヤ
エンドパネル71に面する外壁の中央部に、リヤコンビ
ネーションランプ73のハーネスを車体側のハーネスに
接続するためのランプ側カプラ74が固定されており、
このランプ側カプラ74の周囲にシール壁75が形成さ
れている。
【0005】この構成において、リヤコンビネーション
ランプ73をリヤエンドパネル71に組付ける際には、
シール壁75の端縁がパッキン72に圧接することで、
開口部71aがシール壁75により封止される。また、
車体側のハーネスの端末に設けられる車体側カプラ76
が、開口部71aを介してリヤエンドパネル71の外側
に出され、ランプ側カプラ74と接続される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成では、パッキン72のリヤエンドパネル71へ
の取付け精度、リヤエンドパネル71の加工精度、およ
びリヤコンビネーションランプ73の組付け精度等が低
下すると、パッキン72とシール壁75との密着性が悪
くなり、充分満足しうるシール性が確保されないという
不都合がある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の車両へのランプ
取付方法は、上記の課題を解決するために、車体パネル
の内側および外側に配される2つの接続部を有し、これ
ら接続部間に中継接続端子が内設されるとともに、外周
にシール部材が設けられている中間接続具を、上記車体
パネルに形成された開口部に、上記シール部材がその開
口部の周囲に密接するように組付け、端末にランプ側接
続具を有するランプ側ハーネスが接続されるとともに、
上記ランプ側接続具が取付けられているランプ装置を、
上記車体パネルに組付けることにより、上記ランプ側接
続具を上記中間接続具に接続させる一方、車体内部に配
される車体側ハーネスが端末に有する車体側接続具を、
上記中間接続具に接続することを特徴としている。
【0008】
【作用】上記の方法では、中間接続具の外周にシール部
材が設けられているので、中間接続具を車体パネルに組
付けることにより、車体パネルの開口部がシール部材に
より封止される。このように、開口部をシール部材で封
止することにより高いシール性を確保することができ
る。また、ランプ装置を車体パネルに組付けることによ
り、ランプ側接続具を上記中間接続具に接続させるの
で、ランプ装置側のハーネスの端末が中間接続具にな
る。したがって、ランプ装置側と車体側とのハーネスの
接続は、中間接続具と車体側接続具とを接続することに
よりなされる。
【0009】このように、上記の方法においては、中間
接続具が車体パネルの開口部のシール処理を行うととも
に、ランプ装置側と車体側とのハーネスの接続の中継を
行うようになっているので、上記開口部における防水性
を向上させるとともに、ハーネスの接続における作業性
を向上することができる。
【0010】
【実施例】
〔実施例1〕本発明の第1の実施例について図1ないし
図7に基づいて説明すれば、以下の通りである。
【0011】図2に示すように、車体パネルとしてのリ
ヤエンドパネル(以降、リヤパネルと称する)1には、
ランプ装置としてのリヤコンビネーションランプ(以
降、リヤランプと称する)2が固定されている。リヤパ
ネル1には、車体側方側の取付部に固定ピン4が嵌通し
て設けられており、車体中央部側の取付部にグロメット
5が取付けられている。このグロメット5は、バンド6
を介してビス7が添設されており、ビス7が螺合するよ
うになっている。
【0012】リヤランプ2の主体をなす後述のランプ本
体8の車体側方側の端部には、係合部3が設けられてお
り、この係合部3は、図3に示すように切り欠き3aを
有している。リヤランプ2は、係合部3で固定ピン4に
係合されるとともに、ビス7により締着されることによ
り、リヤランプ2に取付けられている。
【0013】リヤランプ2は、ランプ本体8にレンズ9
が取付けられて構成されている。ランプ本体8には、そ
れぞれソケット10〜12が設けられている。そして、
これらソケット10〜12には、それぞれバックランプ
用の電球13と、テール/ストップランプ用の電球14
と、ターンランプ用の電球15とがランプ本体8内で取
付けられている。また、ソケット10〜12から図示し
ない電線が引き出されており、これら電線は、ランプ側
ハーネス16としてまとめられてランプ側カプラ17に
接続されている。
【0014】ランプ側接続具としてのランプ側カプラ1
7は、リヤパネル1の開口部1aに取付けられている中
間カプラ18に結合されている。中間接続具としての中
間カプラ18には、リヤパネル1の内側で車体側カプラ
19が結合されている。車体側接続具としての車体側カ
プラ19は、車体側ハーネス20が接続されており、こ
の車体側ハーネス20は、図示しないランプ制御回路に
接続されている。
【0015】図4ないし図6にも示すように、中間カプ
ラ18は、開口部1aに嵌通されることによりリヤパネ
ル1に取付けられている。この中間カプラ18は、全体
が樹脂により一体に形成されており、直方体をなす本体
部21を基体としている。本体部21には、リヤパネル
1の内側に配される部分において対向する1対の側面
に、ほぼ三角形状に突出する係止部22・22が設けら
れる一方、外周に係止部22・22の端からリヤパネル
1の厚みより大きい間隔をおいて鍔部23が設けられて
いる。この鍔部23のリヤパネル1に面する端面には、
シール部材としてのゴム製のパッキン24が本体部21
の外周を囲むように固着されている。
【0016】上記中間カプラ18は、係止部22・22
と鍔部23とでリヤパネル1を挟み込むようになってい
る。また、鍔部23によりパッキン24がリヤパネル1
に圧接されることにより、開口部1aが封止されるよう
になっている。
【0017】本体部21には、リヤパネル1の内側に配
される部分に車体内方に向けて接続部としての凹部25
が設けられ、リヤランプ2側に配される部分にリヤラン
プ2側に向けて接続部としての凹部26が設けられてい
る。また、本体部21の内部には、中継接続端子27…
が互いに平行に配されている。中継接続端子27…は、
両端部が凹部25・26内に突出するように設けられて
おり、抜け出ないように中間カプラ18に固定保持され
ている。
【0018】凹部25には、車体側カプラ19が嵌合し
て結合するようになっている。車体側カプラ19は、内
部に雌型の端子28…が互いに平行に配されており、こ
れら端子28…は抜け出ないように車体側カプラ19に
固定保持されている。車体側カプラ19が中間カプラ1
8に結合した状態では、端子28…と上記中継接続端子
27…とが個々に嵌合して接続される。
【0019】凹部26には、ランプ側カプラ17が嵌合
して結合するようになっている。ランプ側カプラ17
は、内部に雌型の端子29…が互いに平行に配されてお
り、これら端子29…は抜け出ないようにランプ側カプ
ラ17に固定保持されている。ランプ側カプラ17が中
間カプラ18に結合した状態では、端子29…と上記中
継接続端子27…とが個々に嵌合して接続される。
【0020】ランプ側カプラ17は、ランプ本体8にお
けるソケット10・11の間に設けらた取付座30に取
付けられている。図7に示すように、取付座30は、ラ
ンプ本体8から立上している立上部31と、立上部31
の上端から垂直に延びる保持部32と、立上部31の一
側端と保持部32の一側端とランプ本体8とをつなぐ支
持壁部33とからなっている。また、保持部32には、
嵌合凹部32aが形成されている。
【0021】ランプ側カプラ17には、対向する側面に
互いに平行で上記嵌合凹部32aに嵌合する固定溝34
・34が形成されている。ランプ側カプラ17は、保持
部32の嵌合凹部32aに固定溝34・34に沿って差
し入れられることで、ランプ本体8に固定されるように
なっている。
【0022】なお、ランプ側カプラ17のランプ本体8
への取付構造は、上記の構造以外に、例えば、ランプ本
体8の外壁にビス等により直接取付けられるようなもの
であってもよい。
【0023】上記の構成において、リヤランプ2をリヤ
パネル1に取付けるには、図1に示すように、予めロボ
ット等の組付機あるいは手作業により、中間カプラ18
をリヤパネル1に組付けておく。このとき、中間カプラ
18をリヤパネル1の外側から開口部1aに押し込む
と、係止部22・22が開口部1aの周端に圧接するた
め凹部25を形成する外周壁が内側に撓む。
【0024】係止部22・22が開口部1aを通過して
しまうまで、中間カプラ18が押し込まれると、凹部2
5が元の形状に戻り、パッキン24がリヤパネル1に圧
接するようになる。この状態では、中間カプラ18が、
係止部22・22と鍔部23とで開口部1aの周囲を挟
み込むことでリヤパネル1に保持される。また、パッキ
ン24と開口部1aの周囲とが密接しているため、開口
部1aがパッキン24により封止される。
【0025】次いで、リヤランプ2を車体後方からリヤ
パネル1に装着し、係合部3を固定ピン4に係合させ、
同時に、中間カプラ18にランプ側カプラ17を結合さ
せる。そして、ランプ本体8をグロメット5およびビス
7でリヤパネル1に締着することにより、ランプ本体8
の固定を行う。また、車体側カプラ19も中間カプラ1
8に結合させて、ハーネスの接続を完了する。このよう
にして、図2に示すように、リヤランプ2の組付けがな
される。
【0026】なお、車体側カプラ19の中間カプラ18
への結合は、リヤランプ2の組付け前に行ってもよい。
【0027】以上述べたように、本実施例では、ランプ
側ハーネス16と車体側ハーネス20との接続を中間カ
プラ18により中継させることで、リヤパネル1の開口
部1aにおいて高いシール性を確保することができる。
また、中間カプラ18を採用することにより、ランプ側
ハーネス16と車体側ハーネス20との接続を容易に行
うことができ、リヤランプ2の組付性を向上させること
ができる。
【0028】〔実施例2〕続いて、本発明の第2の実施
例について図8ないし図12に基づいて説明すれば、以
下の通りである。
【0029】図9に示すように、車体パネルとしてのリ
ヤエンドパネル(以降、リヤパネルと称する)41に
は、ランプ装置としてのリヤコンビネーションランプ
(以降、リヤランプと称する)42が固定されている。
リヤパネル41には、車体側方側の取付部に、ファスナ
43を嵌合保持するグロメット44が取付けられ、車体
中央部側の取付部に、バンド45を介してビス46が添
設されるグロメット47が取付けられている。
【0030】リヤランプ42の主体をなす後述のランプ
本体48の車体側方側の端部には、ファスナ43が設け
られている。リヤランプ42は、ファスナ43でグロメ
ット44に保持されるとともに、ビス46により締着さ
れることにより、リヤランプ2に取付けられている。
【0031】なお、上記のリヤランプ42の取付構造に
おいては、図示しないが、下段にも同様な固定構造を有
しており、リヤランプ42の両端部において4か所で固
定がなされるようになっている。
【0032】リヤランプ42は、ランプ本体48におけ
る内端側のほぼ中央部には、ソケット49・50(ソケ
ット50は図に現れない)が上下に並んで設けられてい
る。ソケット49・50には、それぞれ図示しないター
ンランプ用の電球とテール/ストップランプ用の電球と
がランプ本体48内で取付けられている。また、ソケッ
ト49・50から図示しない電線が引き出されており、
これら電線は、ランプ側ハーネス51としてまとめられ
てランプ側カプラ52に接続されている。
【0033】ランプ側接続具としてのランプ側カプラ5
2は、ランプ本体48におけるソケット49・50より
車体側方側に設けられており、リヤパネル41の開口部
41aに取付けられている中間カプラ53に結合されて
いる。中間接続具としての中間カプラ53には、リヤパ
ネル41の内側で車体側カプラ54が結合されている。
車体側接続具としての車体側カプラ54は、車体側ハー
ネス55が接続されており、この車体側ハーネス55
は、図示しないランプ制御回路に接続されている。
【0034】図10および図11にも示すように、中間
カプラ53は、開口部41aに嵌通されることによりリ
ヤパネル41に取付けられている。この中間カプラ53
は、全体が樹脂により一体に形成されており、車体側外
部に配されるランプ側結合部57と、ランプ側結合部5
7の一端面から開口部41aを貫通して車体側内部に設
けられる車体側結合部56とからなっている。車体側結
合部56の対向する1対の側面には、ほぼ三角形状に突
出する係止部58・58が設けられている。
【0035】ランプ側結合部57は、上記係止部58・
58の端からリヤパネル41の厚みより大きい間隔をお
いて、ランプ側結合部57が形成されている。ランプ側
結合部57は、リヤパネル41に面する端面が車体側結
合部56の外周より大きく形成されており、この部分に
シール部材としてのゴム製のパッキン59が車体側結合
部56の外周を囲むように固着されている。
【0036】上記中間カプラ53は、係止部58・58
とランプ側結合部57の一端面およびパッキン59とで
開口部41aの周囲を挟み込んで、リヤパネル41に保
持されている。また、ランプ側結合部57の一端面によ
りパッキン59がリヤパネル41に圧接されることによ
り、開口部41aが封止されるようになっている。
【0037】一方、車体側結合部56には、車体の内方
に向けて開口する接続部としての凹部60が設けられ、
ランプ側結合部57に車体側方側に向けて開口する接続
部としての凹部61が設けられている。また、車体側結
合部56の内部には、中継接続端子62…が互いに平行
に配されている。中継接続端子62…は、両端部が凹部
60・61内に突出するように設けられており、抜けな
いように中間カプラ53に固定保持されている。
【0038】凹部60には、車体側カプラ54が嵌合し
て結合するようになっている。車体側カプラ54は、内
部に雌型の端子63…が互いに平行に配されており、こ
れら端子63…は抜け出ないように車体側カプラ54に
固定保持されている。車体側カプラ54が中間カプラ5
3に結合した状態では、端子63…と上記中継接続端子
62…とが個々に嵌合して接続される。
【0039】凹部61には、ランプ側カプラ52が嵌合
して結合するようになっている。ランプ側カプラ52
は、内部に雌型の端子64…が互いに平行に配されてお
り、これら端子64…は抜け出ないようにランプ側カプ
ラ52に固定保持されている。ランプ側カプラ52が中
間カプラ53に結合した状態では、端子64…と上記中
継接続端子62…とが個々に嵌合して接続される。
【0040】上記ランプ側カプラ52は、車体中央部側
に端子64…を向けて配されており、ランプ本体48に
設けらた取付座65に取付けられている。取付座65
は、図12に示すように、ランプ本体8から盛り上げら
れて台状に形成されている。一方、ランプ側カプラ52
は、対向する側面に板状の固定部66・66が設けられ
ており、この固定部66・66がビス67・67で取付
座65に締着されてランプ本体48に固定されるように
なっている。
【0041】上記の構成において、リヤランプ42をリ
ヤパネル41に取付けるには、図8に示すように、中間
カプラ53を前記第1の実施例における中間カプラ18
と同様にして、リヤパネル41に組付けておく。この状
態では、パッキン59とリヤパネル41における開口部
41aの周囲とが密接しているため、開口部41aが封
止される。
【0042】次いで、リヤランプ42を車体側方からリ
ヤパネル41に装着し、ファスナ43をグロメット44
に嵌め入れるとともに、中間カプラ53にランプ側カプ
ラ52を結合させる。そして、ランプ本体48をビス4
6およびグロメット47でリヤパネル41に締着するこ
とにより、ランプ本体48の固定を行う。また、車体側
カプラ54も中間カプラ53に結合させて、ハーネスの
接続を完了する。このようにして、図9に示すように、
リヤランプ42の組付けがなされる。
【0043】以上述べたように、本実施例では、ランプ
側ハーネス51と車体側ハーネス55との接続を中間カ
プラ53により中継させることで、リヤパネル41の開
口部41aにおいて高いシール性を確保することができ
る。また、中間カプラ53を採用することにより、ラン
プ側ハーネス51の接続を容易に行うことができ、リヤ
ランプ42の組付性を向上させることができる。
【0044】なお、本実施例および前記第1の実施例に
おける各カプラの形状は、上記のものに限定されること
はなく、リヤコンビネーションランプの形状や組付け方
向等を考慮して任意に決定されるものである。
【0045】
【発明の効果】本発明の車両へのランプ取付方法は、以
上のように、車体パネルの内側および外側に配される2
つの接続部を有し、これら接続部間に中継接続端子が内
設されるとともに、外周にシール部材が設けられている
中間接続具を、上記車体パネルに形成された開口部に、
上記シール部材がその開口部の周囲に密接するように組
付け、端末にランプ側接続具を有するランプ側ハーネス
が接続されるとともに、上記ランプ側接続具が取付けら
れているランプ装置を、上記車体パネルに組付けること
により、上記ランプ側接続具を上記中間接続具に接続さ
せる一方、車体内部に配される車体側ハーネスが端末に
有する車体側接続具を、上記中間接続具に接続するもの
である。
【0046】これにより、車体パネルの開口部がパッキ
ンにより封止され、高いシール性を確保することができ
る。また、ランプ装置の車体パネルへの組付けと、ラン
プ側カプラの中間カプラへの接続が同時に行われるの
で、中間カプラが設けられることによりハーネスの接続
工程が増すことはない。しかも、ランプ側ハーネスの接
続端が中間接続具になるので、車体側ハーネスのランプ
側ハーネスへの接続を車体パネル内側から容易に行うこ
とができる。
【0047】したがって、上記の方法を採用すれば、上
記開口部における防水性を向上させるとともに、ランプ
組付けの作業性を向上させることができるという効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係るリヤコンビネーシ
ョンランプのリヤエンドパネルへの組付け方法を示す分
解横断面図である。
【図2】図1のリヤコンビネーションランプの組付構造
を示す横断面図である。
【図3】図1における係合部および固定ピンを車体中央
部側から見た側面図である。
【図4】図2の構造においてリヤエンドパネルに取付け
られた中間カプラの構成を示す車体内方から見た正面図
である。
【図5】図2の構造においてリヤエンドパネルに取付け
られた中間カプラの構成を示すリヤコンビネーションラ
ンプ側から見た背面図である。
【図6】図2の構造における中間カプラと車体側カプラ
およびランプ側カプラとの結合構造を示す横断面図であ
る。
【図7】図2の構造におけるランプ側カプラのランプ本
体への取付構造を示す斜視図である。
【図8】本発明の第2の実施例に係るリヤコンビネーシ
ョンランプのリヤエンドパネルへの組付け方法を示す分
解部分断面図である。
【図9】図8のリヤコンビネーションランプの組付構造
を示す部分断面図である。
【図10】図9の構造においてリヤエンドパネルに取付
けられた中間カプラの構成を示す車体内方から見た正面
図である。
【図11】図9の構造における中間カプラと車体側カプ
ラおよびランプ側カプラとの結合構造を示す横断面図で
ある。
【図12】図9の構造におけるランプ側カプラのランプ
本体への取付構造を示すリヤエンドパネルから見た正面
図である。
【図13】従来のリヤコンビネーションランプのリヤエ
ンドパネルへの組付構造を示す部分断面図である。
【符号の説明】
1・41 リヤエンドパネル(車体パネ
ル) 1a・41a 開口部 2・42 リヤコンビネーションランプ
(ランプ装置) 16・51 ランプ側ハーネス 17・52 ランプ側カプラ(ランプ側接
続具) 18・53 中間カプラ(中間接続具) 19・54 車体側カプラ(車体側接続
具) 20・55 車体側ハーネス 22・58 係止部 23 鍔部 24・59 パッキン(シール部材) 25・26・60・61 凹部(接続部) 27・62 中継接続端子

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体パネルの内側および外側に配される2
    つの接続部を有し、これら接続部間に中継接続端子が内
    設されるとともに、外周にシール部材が設けられている
    中間接続具を、上記車体パネルに形成された開口部に、
    上記シール部材がその開口部の周囲に密接するように組
    付け、端末にランプ側接続具を有するランプ側ハーネス
    が接続されるとともに、上記ランプ側接続具が取付けら
    れているランプ装置を、上記車体パネルに組付けること
    により、上記ランプ側接続具を上記中間接続具に接続さ
    せる一方、車体内部に配される車体側ハーネスが端末に
    有する車体側接続具を、上記中間接続具に接続すること
    を特徴とする車両へのランプ取付方法。
JP28649591A 1991-10-31 1991-10-31 車両へのランプ取付方法 Pending JPH05124468A (ja)

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JP28649591A JPH05124468A (ja) 1991-10-31 1991-10-31 車両へのランプ取付方法

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