JP2871150B2 - 車両用灯具 - Google Patents
車両用灯具Info
- Publication number
- JP2871150B2 JP2871150B2 JP3092732A JP9273291A JP2871150B2 JP 2871150 B2 JP2871150 B2 JP 2871150B2 JP 3092732 A JP3092732 A JP 3092732A JP 9273291 A JP9273291 A JP 9273291A JP 2871150 B2 JP2871150 B2 JP 2871150B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lamp
- contact
- vehicle body
- vehicle
- coupler
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
- Connecting Device With Holders (AREA)
- Securing Globes, Refractors, Reflectors Or The Like (AREA)
- Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばリヤコンビネー
ションランプなど複数の灯具が組合わされて一体化さ
れ、これにより複数の光源が一体の灯具中に配設される
車両用灯具に関するものであり、詳細には前記車両用灯
具の外部との電気的接続の構成に関するものである。
ションランプなど複数の灯具が組合わされて一体化さ
れ、これにより複数の光源が一体の灯具中に配設される
車両用灯具に関するものであり、詳細には前記車両用灯
具の外部との電気的接続の構成に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来のこの種の車両用灯具９０の例を示
すものが図５であり、この灯具９０には例えば尾灯９
１、制動灯９２、方向指示灯９３、後退灯９４など複数
の灯具が組合わされるものとされ、これらの灯具９０の
夫々の光源９１ａ〜９４ａはハーネス９５で図６に示す
ように多極コネクタ型とした灯具側カプラ９６に接続さ
れ、車両への取付時には前記灯具９０の車体８０への組
付と、灯具側カプラ９６の車体側カプラ９７への挿着と
が別工程で行われるものとされている。
すものが図５であり、この灯具９０には例えば尾灯９
１、制動灯９２、方向指示灯９３、後退灯９４など複数
の灯具が組合わされるものとされ、これらの灯具９０の
夫々の光源９１ａ〜９４ａはハーネス９５で図６に示す
ように多極コネクタ型とした灯具側カプラ９６に接続さ
れ、車両への取付時には前記灯具９０の車体８０への組
付と、灯具側カプラ９６の車体側カプラ９７への挿着と
が別工程で行われるものとされている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近来に
おいては前記車両用灯具９０の組付も産業ロボットなど
による自動組付が行われるものとなり、このときに前記
した灯具側カプラ９６と車体側カプラ９７などの様に多
極化したものにおいては、夫々の端子位置の誤差等によ
り自動接続が行えないものとなり、この部分が依然とし
て別工程の手作業のままとなって生産効率を阻害すると
云う問題点を生じ、この点の解決が課題とされるものと
なっていた。
おいては前記車両用灯具９０の組付も産業ロボットなど
による自動組付が行われるものとなり、このときに前記
した灯具側カプラ９６と車体側カプラ９７などの様に多
極化したものにおいては、夫々の端子位置の誤差等によ
り自動接続が行えないものとなり、この部分が依然とし
て別工程の手作業のままとなって生産効率を阻害すると
云う問題点を生じ、この点の解決が課題とされるものと
なっていた。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は前記した従来の
課題を解決するための具体的手段として、複数の光源が
配設され、該光源に給電を行うための多極の電線接続部
が灯具側と車体側とに設けられて成る車両用灯具におい
て、前記電線接続部の灯具側カプラと車体側カプラと
は、前記車体と灯具とを所定の位置で取付けたときには
嵌着する位置に周囲に防水処理が成されて設けられ、か
つ、前記灯具側カプラの灯具接点及び車体側カプラの車
体接点の少なくとも一方は、一端が固定され他方の接点
と接触する他端を自由状態とする自立状態とされて、他
の一方の接点と接触していることを特徴とする車両用灯
具を提供することで従来の課題を解決するものである。
課題を解決するための具体的手段として、複数の光源が
配設され、該光源に給電を行うための多極の電線接続部
が灯具側と車体側とに設けられて成る車両用灯具におい
て、前記電線接続部の灯具側カプラと車体側カプラと
は、前記車体と灯具とを所定の位置で取付けたときには
嵌着する位置に周囲に防水処理が成されて設けられ、か
つ、前記灯具側カプラの灯具接点及び車体側カプラの車
体接点の少なくとも一方は、一端が固定され他方の接点
と接触する他端を自由状態とする自立状態とされて、他
の一方の接点と接触していることを特徴とする車両用灯
具を提供することで従来の課題を解決するものである。
【０００５】
【実施例】つぎに、本発明を図に示す一実施例に基づい
て詳細に説明する。図１に符号１で示すものは本発明に
係る車両用灯具であり、この車両用灯具１には複数の光
源、例えば光源２ａ〜２ｄが設けられ、これにより電線
接続部３として設けられる灯具側カプラ４及び車体側カ
プラ５も多極となるものである点は従来例のものと同様
である。
て詳細に説明する。図１に符号１で示すものは本発明に
係る車両用灯具であり、この車両用灯具１には複数の光
源、例えば光源２ａ〜２ｄが設けられ、これにより電線
接続部３として設けられる灯具側カプラ４及び車体側カ
プラ５も多極となるものである点は従来例のものと同様
である。
【０００６】しかしながら、本発明により前記電線接続
部３の灯具側カプラ４及び車体側カプラ５の夫々は、図
２に示すように車体８０に車両用灯具１を所定の位置で
取付けたときには両カプラ４、５は嵌合するように、前
記灯具側カプラ４は例えば車両用灯具１のハウジング６
の背面に露出した状態で設けられ、これに対する車体側
カプラ５も同様に車体８０の外側に露出して設けられて
いる。
部３の灯具側カプラ４及び車体側カプラ５の夫々は、図
２に示すように車体８０に車両用灯具１を所定の位置で
取付けたときには両カプラ４、５は嵌合するように、前
記灯具側カプラ４は例えば車両用灯具１のハウジング６
の背面に露出した状態で設けられ、これに対する車体側
カプラ５も同様に車体８０の外側に露出して設けられて
いる。
【０００７】また、以上の構成とされた電線接続部３
は、前記した車体８０への車両用灯具１の取付の後の雨
水などの侵入による性能低下を防止する目的で、前記ハ
ウジング６に前記灯具側カプラ４を囲むリブ６ａが設け
られると共に、車体８０側に対応するパッキン７が設け
られ、前記車体８０と車両用灯具１との取付の後には電
線接続部３は外部環境から防水されるものとなってい
る。
は、前記した車体８０への車両用灯具１の取付の後の雨
水などの侵入による性能低下を防止する目的で、前記ハ
ウジング６に前記灯具側カプラ４を囲むリブ６ａが設け
られると共に、車体８０側に対応するパッキン７が設け
られ、前記車体８０と車両用灯具１との取付の後には電
線接続部３は外部環境から防水されるものとなってい
る。
【０００８】ここで、更に詳細に灯具側カプラ４につい
て説明を行えば、図３に示すように灯具側カプラ４の灯
具接点４ａは、前記ハウジング６に取付けられた灯具カ
プラ本体４ｂの内部に一方の端部で固定されるものとさ
れているが、車体接点５ａと接触する側である他の一方
の端部は折返されて外側に迂回させられ、かつ前記灯具
カプラ本体４ｂから適宜の間隔を有するようにされて、
この灯具接点４ａが有する弾性により自立状態となり、
他の一方の接触する部分は自由な状態となっている。
て説明を行えば、図３に示すように灯具側カプラ４の灯
具接点４ａは、前記ハウジング６に取付けられた灯具カ
プラ本体４ｂの内部に一方の端部で固定されるものとさ
れているが、車体接点５ａと接触する側である他の一方
の端部は折返されて外側に迂回させられ、かつ前記灯具
カプラ本体４ｂから適宜の間隔を有するようにされて、
この灯具接点４ａが有する弾性により自立状態となり、
他の一方の接触する部分は自由な状態となっている。
【０００９】次いで、上記に説明の構成とした本発明の
作用、効果について説明を行えば、先ず、車体８０に車
両用灯具１を所定の位置で取付けたときに、灯具側カプ
ラ４と車体側カプラ５とが嵌合する位置に設けたこと
で、前記した車体８０に車両用灯具１を取付ける工程で
同時に電線接続部３の接合、即ち電気的接続も行えるも
のとなる。
作用、効果について説明を行えば、先ず、車体８０に車
両用灯具１を所定の位置で取付けたときに、灯具側カプ
ラ４と車体側カプラ５とが嵌合する位置に設けたこと
で、前記した車体８０に車両用灯具１を取付ける工程で
同時に電線接続部３の接合、即ち電気的接続も行えるも
のとなる。
【００１０】また、このときに灯具接点４ａが弾性によ
り自立状態となると共に、他の一方の接点と接触する部
分を自由な状態としたことで、車体接点５ａと接触する
ときには弾性により適宜の撓みを生じるものとなり、前
記電線接続部３に歪みを与え破損、接触不良などの要因
となる前記車体８０と車両用灯具１との取付位置誤差な
どを吸収する。
り自立状態となると共に、他の一方の接点と接触する部
分を自由な状態としたことで、車体接点５ａと接触する
ときには弾性により適宜の撓みを生じるものとなり、前
記電線接続部３に歪みを与え破損、接触不良などの要因
となる前記車体８０と車両用灯具１との取付位置誤差な
どを吸収する。
【００１１】尚、図４に示すものは本発明の別な実施例
であり、前の実施例が灯具接点４ａの側を自立状態とし
て、灯具接点４ａの有する弾性により他の一方の接点と
接触する部分は自由な状態として寸法誤差などを吸収さ
せていたのに対し、この実施例では車体接点５ａの側を
カプラ本体５ｂから適宜な間隔を有するものとすること
で、他の一方の接点と接触する部分が自由な状態となる
自立状態としたものであり、前の実施例と同様な作用及
び効果が得られ、実際の実施に当たり何れを選択するの
も自由であり、更には灯具接点４ａと車体接点５ａの双
方に実施するのも自在である。
であり、前の実施例が灯具接点４ａの側を自立状態とし
て、灯具接点４ａの有する弾性により他の一方の接点と
接触する部分は自由な状態として寸法誤差などを吸収さ
せていたのに対し、この実施例では車体接点５ａの側を
カプラ本体５ｂから適宜な間隔を有するものとすること
で、他の一方の接点と接触する部分が自由な状態となる
自立状態としたものであり、前の実施例と同様な作用及
び効果が得られ、実際の実施に当たり何れを選択するの
も自由であり、更には灯具接点４ａと車体接点５ａの双
方に実施するのも自在である。
【００１２】
【発明の効果】以上に説明したように本発明により、電
線接続部の灯具側カプラと車体側カプラとを車体と灯具
とを取付けたときには嵌着する位置に設けたことで、前
記した車体と灯具との組付工程で同時に電線接続部の接
合も行えるようにし、更に加えて灯具接点及び車体接点
の少なくとも一方は自立状態で他の一方の接点と接触す
るものとしたことで、例えば、この組付工程に生ずる寸
法誤差などを吸収するものとして、もって産業ロボット
による自動組立ラインにも対応可能として生産性の向上
に優れた効果を奏するものである。
線接続部の灯具側カプラと車体側カプラとを車体と灯具
とを取付けたときには嵌着する位置に設けたことで、前
記した車体と灯具との組付工程で同時に電線接続部の接
合も行えるようにし、更に加えて灯具接点及び車体接点
の少なくとも一方は自立状態で他の一方の接点と接触す
るものとしたことで、例えば、この組付工程に生ずる寸
法誤差などを吸収するものとして、もって産業ロボット
による自動組立ラインにも対応可能として生産性の向上
に優れた効果を奏するものである。
【００１３】また、前記電線接続部に、前記車体と灯具
とを所定の位置で取付けたときには前記ハウジングに設
けたリブと車体に配置したパッキンとで防水処理が成さ
れるものとしたことで、上記した自動的な接続が行える
ようにしたことで必然的に生ずる電線接続部の露出によ
る防水性能の低下にも対処するものである。
とを所定の位置で取付けたときには前記ハウジングに設
けたリブと車体に配置したパッキンとで防水処理が成さ
れるものとしたことで、上記した自動的な接続が行える
ようにしたことで必然的に生ずる電線接続部の露出によ
る防水性能の低下にも対処するものである。
【図１】 本発明に係る車両用灯具の一実施例を示す略
示的断面図である。
示的断面図である。
【図２】 同じく本発明の要部を示す断面図である。
【図３】 図２のＡ部の拡大断面図である。
【図４】 同じく本発明の別な実施例を要部で示す断面
図である。
図である。
【図５】 従来例を示す略示的な断面図である。
【図６】 従来例の要部を示す斜視図である。
１……車両用灯具 ２ａ〜２ｄ……光源 ３……電線接続部 ４……灯具側カプラ ４ａ……灯具接点、４ｂ……カプラ本体 ５……車体側カプラ ５ａ……車体接点、５ｂ……カプラ本体 ６……ハウジング ６ａ……リブ ７……パッキン ８０……車体
Claims (1)
- 【請求項１】 複数の光源が配設され、該光源に給電を
行うための多極の電線接続部が灯具側と車体側とに設け
られて成る車両用灯具において、前記電線接続部の灯具
側カプラと車体側カプラとは、前記車体と灯具とを所定
の位置で取付けたときには嵌着する位置に周囲に防水処
理が成されて設けられ、かつ、前記灯具側カプラの灯具
接点及び車体側カプラの車体接点の少なくとも一方は、
一端が固定され他方の接点と接触する他端を自由状態と
する自立状態とされて、他の一方の接点と接触している
ことを特徴とする車両用灯具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3092732A JP2871150B2 (ja) | 1991-03-29 | 1991-03-29 | 車両用灯具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3092732A JP2871150B2 (ja) | 1991-03-29 | 1991-03-29 | 車両用灯具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04303504A JPH04303504A (ja) | 1992-10-27 |
| JP2871150B2 true JP2871150B2 (ja) | 1999-03-17 |
Family
ID=14062596
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3092732A Expired - Lifetime JP2871150B2 (ja) | 1991-03-29 | 1991-03-29 | 車両用灯具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2871150B2 (ja) |
-
1991
- 1991-03-29 JP JP3092732A patent/JP2871150B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04303504A (ja) | 1992-10-27 |
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