JP2002257872A - 異常電圧検出装置 - Google Patents

異常電圧検出装置

Info

Publication number
JP2002257872A
JP2002257872A JP2001056727A JP2001056727A JP2002257872A JP 2002257872 A JP2002257872 A JP 2002257872A JP 2001056727 A JP2001056727 A JP 2001056727A JP 2001056727 A JP2001056727 A JP 2001056727A JP 2002257872 A JP2002257872 A JP 2002257872A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
abnormal voltage
power supply
voltage
output signal
light receiving
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001056727A
Other languages
English (en)
Inventor
Shoki Yamanaka
章己 山中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toto Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toto Ltd filed Critical Toto Ltd
Priority to JP2001056727A priority Critical patent/JP2002257872A/ja
Publication of JP2002257872A publication Critical patent/JP2002257872A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measurement Of Current Or Voltage (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 機器に接続される交流電源の過電圧異常を検
出する。 【解決手段】 交流電源を入力電圧とする異常電圧検出
装置は、ツェナーダイオードとフォトカプラとフォトカ
プラの出力信号の時間幅を計時する制御手段とを装備
し、フォトカプラの出力信号幅を計時し基準値と比較す
ることで過電圧印加情報を認識する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、交流電源を入力電
圧とし、交流電源の異常電圧を検出する異常電圧検出装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】交流電源のゼロクロスタイミングをフォ
トカプラ等の電子素子を用いて検出し、フォトカプラの
出力信号の時間幅に応じて交流電圧の瞬時停電や瞬時降
下を認識する技術は以前より知られており、特公平7−
82041にて詳細に述べられている。
【0003】この従来技術は、直列接続された抵抗とフ
ォトカプラの一次側発光ダイオードとを交流電源に対し
並列に接続し、フォトカプラの二次側フォトトランジス
タが出力する信号幅を計時する物である。ここで、交流
電源の電圧振幅値とフォトカプラの出力信号幅とは反比
例関係にあるため、フォトカプラの出力信号幅が所定の
時間幅より長ければ、交流電源の電圧振幅値は所定の電
圧振幅値よりも小さい、すなわち交流電源が瞬時降下も
しくは瞬時停電していると認識出来るわけである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】交流電源の異常電圧の
類としては、前述の瞬時電圧降下や瞬時停電の他に、過
電圧という物がある。この事象の一例としては、交流1
00Vの配線に誤って交流200Vが接続される場合な
どがあげられる。
【0005】交流100Vを正規の電源電圧とする制御
機器に200Vが誤印加された場合、機器の負荷や電源
部が破壊し、非常に危険な状態に陥る恐れがある。ま
た、破壊した制御機器からその破壊原因がなんであった
かを、確実に究明することも困難である。
【0006】しかしながら、上記の従来技術では、交流
電源の電圧振幅値とフォトカプラの出力信号幅とは反比
例関係にあり、フォトカプラの一次側発光ダイオードの
ON電圧が交流電源の電圧振幅値に対し十分小さいた
め、交流電源の過電圧を認識するのは物理的に不可能で
ある。
【0007】具体的には、フォトカプラの一次側発光ダ
イオードのON電圧は約1Vと電圧振幅値の100Vも
しくは200Vに対し十分小さく、100V又は200
Vが印加された時、フォトカプラの出力信号幅の差は理
論計算で数十μs程度となる。この時間と、一次側入力
と二次側出力の伝達遅延速度とは同等であり、更に計時
手段の処理速度やフォトカプラの一次側発光ダイオード
ON電圧のばらつき等を考慮すると、前述のフォトカプ
ラの出力信号幅に有意差が無く、交流電源の電圧振幅値
が100Vであるのか200Vであるのかを認識するの
は不可能となる。
【0008】本発明の異常電圧検出装置は、上記した問
題点を解決するためになされ、交流電源の過電圧側の異
常電圧を検出し、交流電源に接続される機器に過電圧が
印加されたままの危険な状態で機器が動作しないよう制
御機器の安全性を図り、過電圧印加情報を記憶すること
を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決すべ
く、本発明では以下の構成を採った。まず、異常電圧検
出装置は、交流電源を入力電圧とし、両端の印加電圧が
所定電圧を超えると電流が流れる事により光を出す発光
手段と、前記発光手段の出す光を受けて信号を出力する
受光手段と、両端の印加電圧が所定電圧を越えると電流
を流すオフセット電圧形成手段と、前記受光手段よりの
出力信号によって機器の制御を行う制御手段と、を有
し、前記交流電源に対し前記発光手段と前記オフセット
電圧形成手段は直列に接続され、前記制御手段は、前記
受光手段の出力信号の幅を計時することを特徴とする。
請求項1記載の構成である。
【0010】発光手段と直列にオフセット電圧形成手段
が接続されたことにより、発光手段に電流が流れると
き、すなわち受光手段より信号が出力されるときの交流
電源の電圧値は高めにオフセットされる。オフセット値
は、発光手段に電流が流れるときの所定電圧とオフセッ
ト電圧形成手段に電流が流れる時の所定電圧との和の値
であり、交流電源の電圧値がこの和の値を超えると、発
光手段とオフセット電圧形成手段には電流が流れ受光手
段により信号が出力される。
【0011】この結果、交流電源が100Vの場合と2
00Vの場合とでの受光手段の出力信号の時間幅には、
交流電圧が正弦波である特性上、有意差が生じる。
【0012】次に、請求項1記載の異常電圧検出装置に
おいて、前記発光手段は、前記交流電源の正に対して順
方向に接続される素子と負に対して順方向に接続される
素子とで構成され、前記受光手段は、前記交流電源の正
に対して動作する素子と負に対して動作する素子とで構
成され、前記オフセット電圧形成手段は、前記交流電源
の正に対して順方向に接続される素子と負に対して順方
向に接続される素子とで構成されることを特徴とする異
常電圧検出装置とした。請求項2記載の構成である。
【0013】交流電源は正負双方の電圧値を有するた
め、双方の電圧に対応する発光素子と受光素子及びオフ
セット電圧形成手段を有し、片側だけではなく双方の過
電圧異常を検出できるようにした物である。
【0014】次に、請求項1及び請求項2記載の異常電
圧検出装置において、前記制御手段は、前記受光手段の
出力信号の幅を計時した計時値を前記制御手段に記録さ
れた基準値と比較することを特徴とする異常電圧検出装
置とした。請求項3記載の構成である。
【0015】交流電源が正常な交流100Vの場合、受
光手段の出力信号の時間幅に相当する基準値は予め数値
計算可能である。また、交流200Vの場合も同様であ
る。この予め数値計算された交流100V及び200V
の基準値と、受光手段の出力信号の幅を計時した計時値
とを比較することで、現在印加されている交流電源の電
圧値が推測でき、異常電圧であるかどうかが判定可能と
なる。
【0016】次に、請求項1ないし請求項3いずれか記
載の異常電圧検出装置において、前記制御手段は、リセ
ット機能及びリセット解除機能を有しリセット解除する
と共に処理を行うことを特徴とする異常電圧検出装置と
した。請求項4記載の構成である。
【0017】制御機器に誤って過電圧が印加された場合
は、即座に異常電圧を検出する必要がある。従って、異
常電圧検出装置に電源が投入された直後に、制御手段は
異常電圧検出処理に入る。当然ながら、初期の異常電圧
検出において異常が検出されずに通常動作に移行した後
でも、制御手段は異常電圧検出処理を継続する。
【0018】次に、請求項1ないし請求項4いずれか記
載の異常電圧検出装置において、前記制御手段は、前記
受光手段の出力信号の幅を計時した計時値が前記基準値
と異なる場合負荷の動作を停止することを特徴とする異
常電圧検出装置とした。請求項5記載の構成である。
【0019】制御機器に誤って過電圧が印加され異常電
圧が検出された場合は、制御機器の負荷が動作中で有れ
ば即座に負荷の動作を停止させる必要がある。これによ
り、制御機器は安全状態を維持することが可能となる。
【0020】次に、請求項1ないし請求項4いずれか記
載の異常電圧検出装置において、前記制御手段は、機器
の動作指令を受け付ける入力手段を有し、前記受光手段
の出力信号の幅を計時した計時値が前記基準値と異なる
場合前記入力手段の受け付けを禁止することを特徴とす
る異常電圧検出装置とする。請求項6記載の構成であ
る。
【0021】制御機器に誤って過電圧が印加され異常電
圧が検出された場合は、制御機器の動作指令の受け付け
を禁止し、制御機器の負荷の動作停止を継続させる必要
がある。これにより、制御機器は安全状態を維持するこ
とが可能となる。
【0022】次に、請求項1ないし請求項6いずれか記
載の異常電圧検出装置において、前記制御手段は、前記
受光手段の出力信号の幅を計時した計時値が前記基準値
と異なる場合所定コードを不揮発性メモリに記録するこ
とを特徴とする異常電圧検出装置とする。請求項7記載
の構成である。
【0023】制御機器に誤って過電圧が印加され異常電
圧が検出された場合は、その異常電圧印加情報を所定デ
ータに割り付けEEPROMなどの不揮発性メモリに記
憶する。所定データとしては、単純に指定フラグの割り
付けとしても良いし、受光手段の出力信号の幅を計時し
た計時値自体の変換値としても良い。これにより、制御
機器が異常電圧印加により故障や破壊などを引き起こし
ても、その原因となる異常電圧印加情報が制御機器に記
憶され、破壊後の原因追及に役立つことになる。
【0024】最後に、請求項1ないし請求項7いずれか
記載の異常電圧検出装置において、前記発光手段と前記
受光手段は、一対にてフォトカプラを構成し、前記オフ
セット電圧形成手段は、ツェナーダイオードで構成され
ることを特徴とする異常電圧検出装置とした。請求項7
記載の構成である。
【0025】発光手段は、フォトカプラの一次側発光ダ
イオードとし、受光手段は発光手段に対応するフォトカ
プラの二次側フォトトランジスタとした。ここで、請求
項1における発光手段の所定電圧とは、フォトカプラの
一次側発光ダイオードの順電圧に相当する。オフセット
電圧形成手段は、ツェナーダイオードとした。ここで、
請求項1におけるオフセット電圧形成手段の所定電圧と
は、ツェナーダイオードのツェナー電圧に相当する。ま
た、ツェナーダイオードの個数に関しては、単一若しく
は複数を直列に接続した物でも良い。更に、ツェナーダ
イオードの代わりに、シリコンダイオードやショットキ
ーバリアダイオードを用いても良い。
【0026】
【発明の実施の形態】
【実施例】次に、本発明の実施の形態を実施例に基づき
説明する。図1は、本発明にかかる実施例の基本回路図
とタイムチャートである。回路図中の、1は交流電源、
2は電流制限用抵抗、3はツェナーダイオード、4はフ
ォトカプラで一次側発光ダイオード4aと二次側フォト
トランジスタ4bとからなる。5は二次側フォトトラン
ジスタ4bのバイアス抵抗、6,7は二次側フォトトラ
ンジスタ4bの出力にフィルタ効果をもたらす抵抗とコ
ンデンサである。
【0027】タイムチャートは、交流電源1が交流10
0Vの場合と交流200Vの場合の電圧値を示した物
で、縦軸が電圧値、横軸が時間としてある。また、ツェ
ナーダイオード3のツェナー電圧と一次側発光ダイオー
ド4aの順電圧との和を電圧の閾値として点線にて示し
た。更に、回路図中のA点の電位変動を、交流電源1が
交流100Vの場合は実線で、交流200Vの場合は点
線で併記した。二次側フォトトランジスタ4bがオン状
態でA点は0電位となり、二次側フォトトランジスタ4
bがオフ状態でA点は直流電源値であるVDD電位とな
る。ここで、交流電源1の電圧値が前述の電圧の閾値よ
りも高い時、A点電位は0電位となり、交流電源1の電
圧値が前述の電圧の閾値よりも低い時、A点電位はVD
D電位となる。
【0028】タイムチャート中のT1は、交流電源1が
100Vの時の二次側フォトトランジスタ4bがオンす
る時間、つまり、A点電位が0電位である時間で、T2
は、交流電源1が200Vの時の二次側フォトトランジ
スタ4bがオンする時間である。一例として、ツェナー
電圧を43V程度の物を用いた場合、T1とT2の時間
差は約1msとなる。この数字は、フォトカプラ4の伝
達遅延時間や制御手段の処理速度を考慮しても、十分な
有意差がある値である。
【0029】図2は、本発明にかかる第1実施例の回路
構成の概略を示すブロック図である。1は交流電源、2
は電流制限用抵抗、3はツェナーダイオード、4はフォ
トカプラで一次側発光ダイオード4aと二次側フォトト
ランジスタ4bとからなる。5は二次側フォトトランジ
スタ4bのバイアス抵抗、6,7は二次側フォトトラン
ジスタ4bの出力にフィルタ効果をもたらす抵抗とコン
デンサである。8は交流電圧を直流電圧に変換するAC
/DCコンバータで、電源電圧VDDと基準電圧GND
を生成する。9はCPU、ROM、RAM等を備え、制
御手段の中枢を担うマイクロコンピュータである。マイ
クロコンピュータ9の電源端子VDD及びGNDは、A
C/DCコンバータ8のVDD及びGNDに接続され
る。マイクロコンピュータ9のXinとXout端子に
は発振子10が接続され、マイクロコンピュータ9の動
作クロックを生成する。この動作クロックを基に請求項
1の計時が行われる。マイクロコンピュータ9の入力ポ
ートPI1は抵抗6及びコンデンサ7によりフィルタリ
ングされた二次側フォトトランジスタ4bの出力信号を
入力する。入力ポートPI2は機器の動作指令を受け付
ける入力手段を実現する接点式SW12の出力信号を入
力する。接点式SW12よりオン信号を入力すると、出
力ポートPO1をオンし、機器の負荷13を動作状態へ
移行させる。ポートSPは不揮発性メモリであるEEP
ROM11とシリアル通信を行う通信ポートである。こ
のポートにより、EEPROM11と過電圧情報データ
の書き込みや読み込みが可能となる。
【0030】図3は、本発明にかかる第2実施例の回路
構成の概略を示すブロック図である。この第2実施例
は、上記した第1実施例に以下の回路構成を追加し、交
流電源1の正負双方の電圧においても異常電圧検出が可
能になるようにしたものである。14はツェナーダイオ
ード、15はフォトカプラで一次側発光ダイオード15
aと二次側フォトトランジスタ15bとからなる。二次
側フォトトランジスタ15bの出力は二次側フォトトラ
ンジスタ4bの出力と同様に、抵抗6とコンデンサ7を
経由しマイクロコンピュータ9の入力ポートPI1に入
力される。
【0031】尚、図示はしていないがこの異常電圧検出
装置は表示手段を有し、過電圧異常が検出された場合、
表示手段にて異常表示を行うとしても良い。
【0032】また、ツェナーダイオード3及びツェナー
ダイオード14はそれぞれツェナー電圧の小さいものを
複数個直列に接続し、オフセット電圧形成手段を構成す
るとしても良い。更に、ツェナーダイオードの代わりに
単一もしくは複数個のシリコンダイオードを一次側発光
ダイオード4aまたは一次側発光ダイオード15aと同
方向に直列に接続し、オフセット電圧形成手段を構成す
るとしても良い。
【0033】次に、本実施例の制御手段で行う機器の動
作指令制御について説明する。図4は、本発明の請求項
5及び請求項7における制御手段の動作指令制御を示す
フローチャートであり、マイクロコンピュータ9の過電
圧異常を検出し、過電圧異常情報をEEPROM11に
書き込むルーチンを表す物である。
【0034】図4において、まずS401にて入力ポー
トPI1がLOW信号入力を継続する時間幅を計測し、
その値をAへ格納する。Aはマイクロコンピュータ9に
内蔵されるRAMでも良いし、レジスタでも良い。次に
S402にてAと予め記録されている基準値とを比較演
算し、Aが基準値よりも大きいかどうかを判断する。S
402にて肯定であればS404にて交流電源1は正常
電圧であると判断し、次ルーチンへ進む。S402にて
否定であればS403にて交流電源1は過電圧異常であ
ると判断し、S405にて出力ポートPO1をオフし負
荷動作を停止させる。その後、S406にて過電圧異常
情報をEEPROM11に書き込み、次ルーチンへ進
む。
【0035】図5は、本発明の請求項6における制御手
段の動作指令制御を示すフローチャートであり、マイク
ロコンピュータ9における過電圧異常が検出された場合
は入力手段の受け付けを禁止するルーチンを表す物であ
る。図5において、まずS501にて過電圧異常が検出
されているかどうかを判断する。S501にて肯定であ
れば入力受け付け動作を行わずに次ルーチンへ進む。S
501にて否定で有ればS502にて入力手段の受け付
けが有ったかどうかを判断する。S502にて否定で有
れば次ルーチンへ進む。S502にて肯定であれば動作
指令が有ったと判断しS503にて出力ポートPO1を
オンし負荷動作を開始させ、その後、次ルーチンへ進
む。
【0036】尚、図示はしていないが、過電圧異常が検
出された場合は、入力手段受付は実施し、動作指令が有
っても負荷動作は開始させないとしても良い。
【0037】
【発明の効果】交流100Vを電源とする機器において
交流200V等の過電圧が印加されると制御基板や負荷
が破壊し危険な状態に陥ることがある。この交流200
V等の過電圧印加情報を即座に入力し、機器を安全に停
止させ、また機器の再起動も禁止し、更に過電圧印加情
報を記憶する為に、以下の構成をとった。抵抗とツェナ
ーダイオードとフォトカプラの一次側発光ダイオードを
交流電源と並列に接続し、交流電源のゼロクロスタイミ
ングに応じて出力するフォトカプラの2次側フォトトラ
ンジスタの出力信号幅を計時できる構成とした。前記の
出力信号幅は、交流電源の最大振幅値に反比例して出力
されるという特性を持つため、出力信号幅を計時し予め
記録された基準値と比較することで交流電源の最大振幅
値を認識することが可能となる。これにより、過電圧印
加情報が認識された場合は、制御手段にて直ちに機器の
動作を停止させると共に、機器の指示手段の入力受付を
禁止し、機器が再始動することを防止した。また、不揮
発性メモリに所定のデータを記録することにより、過電
圧印加情報を記憶することを可能にした。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態示す基本回路図とタイム
チャート
【図2】 本発明の一実施例を示す回路ブロック図
【図3】 本発明の一実施例を示す回路ブロック図
【図4】 本発明の一実施例における制御手段の動作指
令制御を示すフローチャート図
【図5】 本発明の一実施例における制御手段の動作指
令制御を示すフローチャート図
【符号の説明】
1…交流電源 2…抵抗 3…ツェナーダイオード 4…フォトカプラ 4a…一次側発光ダイオード 4b…二次側フォトトランジスタ 5…抵抗 6…抵抗 7…コンデンサ 8…AC/DCコンバータ 9…マイクロコンピュータ 10…発振子 11…EEPROM 12…接点式SW 13…機器の負荷 14…ツェナーダイオード 15…フォトカプラ 15a…一次側発光ダイオード 15b…二次側フォトトランジスタ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交流電源を入力電圧とし、両端の印加電
    圧が所定電圧を超えると電流が流れる事により光を出す
    発光手段と、前記発光手段の出す光を受けて信号を出力
    する受光手段と、両端の印加電圧が所定電圧を越えると
    電流を流すオフセット電圧形成手段と、前記受光手段よ
    りの出力信号によって機器の制御を行う制御手段と、を
    有し、前記交流電源に対し前記発光手段と前記オフセッ
    ト電圧形成手段は直列に接続され、前記制御手段は、前
    記受光手段の出力信号の幅を計時することを特徴とする
    異常電圧検出装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の異常電圧検出装置におい
    て、前記発光手段は、前記交流電源の正に対して順方向
    に接続される素子と負に対して順方向に接続される素子
    とで構成され、前記受光手段は、前記交流電源の正に対
    して動作する素子と負に対して動作する素子とで構成さ
    れ、前記オフセット電圧形成手段は、前記交流電源の正
    に対して順方向に接続される素子と負に対して順方向に
    接続される素子とで構成されることを特徴とする異常電
    圧検出装置。
  3. 【請求項3】 請求項1及び請求項2記載の異常電圧検
    出装置において、前記制御手段は、前記受光手段の出力
    信号の幅を計時した計時値を前記制御手段に記録された
    基準値と比較することを特徴とする異常電圧検出装置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし請求項3いずれか記載の
    異常電圧検出装置において、前記制御手段は、リセット
    機能及びリセット解除機能を有しリセット解除すると共
    に処理を行うことを特徴とする異常電圧検出装置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし請求項4いずれか記載の
    異常電圧検出装置において、前記制御手段は、前記受光
    手段の出力信号の幅を計時した計時値が前記基準値と異
    なる場合負荷の動作を停止することを特徴とする異常電
    圧検出装置。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし請求項4いずれか記載の
    異常電圧検出装置において、前記制御手段は、機器の動
    作指令を受け付ける入力手段を有し、前記受光手段の出
    力信号の幅を計時した計時値が前記基準値と異なる場合
    前記入力手段の受け付けを禁止することを特徴とする異
    常電圧検出装置。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし請求項6いずれか記載の
    異常電圧検出装置において、前記制御手段は、前記受光
    手段の出力信号の幅を計時した計時値が前記基準値と異
    なる場合所定コードを不揮発性メモリに記録することを
    特徴とする異常電圧検出装置。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし請求項7いずれか記載の
    異常電圧検出装置において、前記発光手段と前記受光手
    段は、一対にてフォトカプラを構成し、前記オフセット
    電圧形成手段は、ツェナーダイオードで構成されること
    を特徴とする異常電圧検出装置。
JP2001056727A 2001-03-01 2001-03-01 異常電圧検出装置 Pending JP2002257872A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001056727A JP2002257872A (ja) 2001-03-01 2001-03-01 異常電圧検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001056727A JP2002257872A (ja) 2001-03-01 2001-03-01 異常電圧検出装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002257872A true JP2002257872A (ja) 2002-09-11

Family

ID=18916708

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001056727A Pending JP2002257872A (ja) 2001-03-01 2001-03-01 異常電圧検出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002257872A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007094287A1 (ja) * 2006-02-17 2007-08-23 Advantest Corporation 測定装置および測定方法
JP2019052990A (ja) * 2017-09-19 2019-04-04 株式会社河合楽器製作所 電源遮断検出装置
JP2019066304A (ja) * 2017-09-29 2019-04-25 ブラザー工業株式会社 交流電圧検出装置、画像形成装置および産業機械
KR102029282B1 (ko) * 2018-11-08 2019-10-07 전남대학교산학협력단 옵토 커플러를 이용한 전압 센싱 회로
JP2019191017A (ja) * 2018-04-26 2019-10-31 株式会社クボタ 電源品質検出装置
WO2022072489A1 (en) * 2020-10-02 2022-04-07 Lam Research Corporation Voltage transient detector and current transient detector
US12040605B2 (en) 2021-09-29 2024-07-16 Lam Research Corporation Voltage transient detector and current transient detector

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007094287A1 (ja) * 2006-02-17 2007-08-23 Advantest Corporation 測定装置および測定方法
JP2007218805A (ja) * 2006-02-17 2007-08-30 Advantest Corp 測定装置および測定方法
US7550976B2 (en) 2006-02-17 2009-06-23 Advantest Corporation Apparatus/method for measuring the switching time of output signals of a DUT
DE112007000397B4 (de) * 2006-02-17 2015-06-03 Advantest Corp. Messvorrichtung und Messverfahren
JP2019052990A (ja) * 2017-09-19 2019-04-04 株式会社河合楽器製作所 電源遮断検出装置
JP2019066304A (ja) * 2017-09-29 2019-04-25 ブラザー工業株式会社 交流電圧検出装置、画像形成装置および産業機械
US10718798B2 (en) 2017-09-29 2020-07-21 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha AC voltage detection device, image forming apparatus, and industrial machine
JP7056058B2 (ja) 2017-09-29 2022-04-19 ブラザー工業株式会社 交流電圧検出装置、画像形成装置および産業機械
JP2019191017A (ja) * 2018-04-26 2019-10-31 株式会社クボタ 電源品質検出装置
KR102029282B1 (ko) * 2018-11-08 2019-10-07 전남대학교산학협력단 옵토 커플러를 이용한 전압 센싱 회로
WO2022072489A1 (en) * 2020-10-02 2022-04-07 Lam Research Corporation Voltage transient detector and current transient detector
US12040605B2 (en) 2021-09-29 2024-07-16 Lam Research Corporation Voltage transient detector and current transient detector

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100648931B1 (ko) 이상 부하 제어 고압 전원 장치
KR100723240B1 (ko) 전압 부족 경보 방법, 전압 부족 경보 회로 및 스위칭 전원장치
US10804891B2 (en) Driving device
JP2002257872A (ja) 異常電圧検出装置
JP2000232779A (ja) ダイオード不良検出装置
US7116239B2 (en) Current sense components failure detection in a multi-phase power system
US20180095403A1 (en) Power supply system and image forming apparatus
JP3590754B2 (ja) 半導体パワーモジュール
US20060044726A1 (en) Controlling circuit of power semiconductor device and controlling integrated circuit
KR100618240B1 (ko) 스위칭 구동형 전원공급기의 이상동작 검출회로
JP2009268184A (ja) Ac検出回路および直流電源装置
JP2006194794A (ja) 端末機器配線の短絡検出装置
KR100375065B1 (ko) 메모리 회로의 데이터 저장 장치
US20230029118A1 (en) Method for diagnosing failure of power input circuit and system therefor
JP3383871B2 (ja) 電源異常表示回路
JPH04325866A (ja) 直流電源装置
JP6773373B2 (ja) インタフェース回路
JP4288876B2 (ja) メモリのバックアップ用電池の異常検出装置及びその異常検出方法
KR0110775Y1 (ko) 교류전원 언더전압 검출회로
KR101022628B1 (ko) 차량용 퓨즈박스
JPH033698A (ja) モータ駆動装置
JP3505981B2 (ja) テレビジョン受像機の保護回路
JPH10341578A (ja) インバータ装置のアーム短絡検出回路
JP2002051562A (ja) 電源装置
JP4921433B2 (ja) 保護機能付きdc−dcコンバータ