JP2002255863A - α−オレフィン低重合体の製造方法 - Google Patents
α−オレフィン低重合体の製造方法Info
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Abstract
低重合体の製造において、不純物を含まないより高純度
のα−オレフィン低重合体を得ることができる方法を提
供すること。 【構成】 チーグラー系触媒の存在下、有機溶媒中でα
−オレフィンの重合反応を行うα−オレフィン低重合体
の製造方法であって、上記重合反応を多段反応工程に
て、α−オレフィンを各々の反応工程に供給して行うこ
とを特徴とするα−オレフィン低重合体の製造方法。
Description
の製造方法に関し、詳しくは、高分子重合体、可塑剤、
界面活性剤などの原料として有用な不飽和二重結合を有
する炭素数4〜24までのα−オレフィン低重合体をチ
ーグラー触媒系を用いて製造する際、より純度の高い、
高品質のα−オレフィン低重合体を製造することのでき
る上記製造方法に関するものである。
までのα−オレフィン低重合体は、オレフィン系重合体
のモノマー原料として、また各種高分子重合体のコモノ
マーとして、さらには可塑剤や界面活性剤などの原料と
して広く用いられている有用な物質である。このα−オ
レフィン低重合体は、通常、エチレンを原料としてチー
グラー系触媒を用いて重合・製造されている。この製造
プロセスは、一般に、重合反応系、未反応エチレン回収
系、触媒の失活および脱灰系、溶媒およびα−オレフィ
ン低重合体の分留系からなっている(例えば、特開平3
−220135号公報等参照)。上記製造プロセスにお
いて、重合反応は、通常、1の反応器からなる1つの工
程において行われており、一般に、上記方法で製造され
たα−オレフィン低重合体には、パラフィン、内部オレ
フィン、分岐オレフィン等の不純物が含まれることがあ
り、これらの不純物は最終製品であるポリエチレン樹脂
等の著しい品質低下を招くという問題があった。
合反応用触媒としてチーグラー系触媒を用いてα−オレ
フィンの重合反応を行う方法において、不純物の含有量
の少ない、より高純度のα−オレフィン低重合体を得る
ことのできる方法が望まれていた。本発明は、上記のよ
うな課題に鑑みてなされたものである。すなわち、本発
明は、チーグラー系触媒を使用するα−オレフィン低重
合体の製造において、不純物を含まないより高純度のα
−オレフィン低重合体を得ることのできる方法を提供す
ることにある。
に鑑みて鋭意研究を重ねた結果、重合反応を多段反応工
程で行うこと、かつ、その複数の工程の各々に原料成分
であるα−オレフィンを供給し、その反応を制御するこ
とによって、本発明の上記目的を達成できることを見出
した。本発明はかかる知見に基づいて完成したものであ
る。すなわち、本発明は、チーグラー系触媒の存在下、
有機溶媒中でα−オレフィンの重合反応を行うα−オレ
フィン低重合体の製造方法であって、上記重合反応を多
段反応工程にて行い、かつα−オレフィンを各々の反応
工程に供給することを特徴とするα−オレフィン低重合
体の製造方法を提供するものである。
る。本発明においては、α−オレフィン低重合体はチー
グラー系触媒の存在下、α−オレフィンを重合させるこ
とによって得られる。このチーグラー系触媒は、(A)
遷移金属化合物、(B)有機アルミニウム及び所望に応
じて用いられる(C)第三成分の組み合わせから成って
おり、(A)遷移金属化合物としては、一般式 MXx Yy Oz (I) 〔式中のMはジルコニウム原子又はチタン原子、Xはハ
ロゲン原子(塩素原子、臭素原子またはヨウ素原子)で
あり、YはRO−、R2 N−、−OCOR、−OSO3
R、R−、−Cp(シクロペンタジエニル)(但しRは
炭素数1〜20の直鎖または分岐アルキル基)、または
(II)式で表されるβジケトナートである。
はそれぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜20のアル
キル基またはハロゲン原子で置換された炭素数1〜20
のアルキル基であり、R1 、R2 及びR3 のうち一つは
ハロゲン原子で置換された炭素数1〜20のアルキル基
である。)また、x,y,zは0〜4の整数であり、x
+y+z=4である。〕で表される化合物が用いられ
る。このような化合物の具体例としては
BrCl3 ,ZrBr2 Cl2 ,TiCl4 ,TiBr
4 ,TiI4 ,TiBrCl3 ,TiBr2 Cl2 ,Z
r(OC2 H5 )4 ,Zr(OC2 H5 )2 Cl2 ,Z
r(O−n−C3 H7 )4 ,Zr(O−n−C3 H7 )
2 Cl2 ,Zr(O−iso−C3 H7 )4 ,Zr(O
−iso−C3 H7 )2 Cl2 ,Zr(O−n−C4 H
9 )4 ,Zr(O−n−C4 H9 )2 Cl2 ,Zr(O
−iso−C4 H9 )4 ,Zr(O−iso−C
4 H9 )2 Cl2 ,Zr(O−tert−C
4 H9 )4 ,Zr(O−tert−C4 H9 )2 C
l2 ,Zr((CH3 )2 N)4 ,Zr((C2 H5 )
2 N)4,Zr((n−C3 H7 )2 N)4 ,Zr
((iso−C3 H7 )2 N)4 ,Zr((n−C4 H
9 )2 N)4 ,Zr((tert−C4 H9 )
2 N)4 ,Zr(OSO3 CH3 )4 ,Zr(OSO3
C2 H5 )4 ,Zr(OSO3 C3 H7)4 ,Zr(O
SO3 C4 H9 )4 ,ZrCp2 Cl2 ,ZrCp2 C
lBr,Ti(OC2 H5 )4 ,Ti(OC2 H5 )2
Cl2 ,Ti(O−n−C3 H7)4 ,Ti(O−n−
C3 H7 )2 Cl2 ,Ti(O−iso−C
3 H7 )4 ,Ti(O−iso−C3 H7 )2 Cl2 ,
Ti(O−n−C4 H9 )4 ,Ti(O−n−C
4 H9 )2 Cl2 ,Ti(O−iso−C4 H9 )4 ,
Ti(O−iso−C4 H9 )2 Cl2 ,Ti(O−t
ert−C4 H9 )4 ,Ti(O−tert−C
4 H9 )2 Cl2 ,Ti((CH3 )2 N)4 ,Ti
((C2 H5 ) 2 N)4 ,Ti((n−C3 H7 )
2 N)4 ,Ti((iso−C3 H7 )2 N)4 ,Ti
((n−C4 H9 )2 N)4 ,Ti((tert−C4
H9 )2 N) 4 ,Ti(OSO3 CH3 )4 ,Ti(O
SO3 C2 H5 )4 ,Ti(OSO3C3 H7 )4 ,T
i(OSO3 C4 H9 )4 ,TiCp2 Cl2 ,TiC
p2 ClBr,Zr(OCOC2 H5 )4 ,Zr(OC
OC2 H5 )2 Cl2 ,Zr(OCOC3 H7 )4 ,Z
r(OCOC3 H7 )2 Cl2 ,Zr(OCOC
3 H7)4 ,Zr(OCOC3 H7 )2 Cl2 ,Zr
(OCOC4 H9 )4 ,Zr(OCOC4 H9 )2 Cl
2 ,Ti(OCOC2 H5 )4 ,Ti(OCOC
2 H5 ) 2 Cl2 ,Ti(OCOC3 H7 )4 ,Ti
(OCOC3 H7 )2 Cl2 ,Ti(OCOC3 H7 )
4 ,Ti(OCOC3 H7 )2 Cl2 ,Ti(OCOC
4 H 9 )4 ,Ti(OCOC4 H9 )2 Cl2 ,ZrC
l2 (HCOCFCOF)2,ZrCl2 (CH3 CO
CFCOCH3 )2 などを挙げることができる。
ヨウ素原子)であり、YはRO−、R2 N−、−OCO
R、及びR−(但しRは炭素数1〜20の直鎖又は分岐
アルキル基であり、a、b、c、dは0〜3の整数で、
a+b+c+d=3である。)〕で表される化合物、及
び/又は一般式 Al2 Ya'Xb'Oc'Nd' (IV) で表される化合物を挙げることができる。〔式中、Xは
ハロゲン原子(塩素原子、臭素原子又はヨウ素原子)で
あり、YはRO−、R2 N−、−OCOR、−RCOC
R’COR”、およびR−(但しR、R’、R”は炭素
数1〜20の直鎖又は分岐アルキル基であり、a’、
b’、c’、d’は0〜6の整数で、a’+b’+c’
+d’=6である。)〕
ては、例えば、Al(CH3 )3 ,Al(C
2 H5 )3 ,Al(C3 H7 )3 ,Al(iso−C3
H7 )3 ,Al(C4 H9 )3 ,Al(iso−C4 H
9 )3 ,Al(C5H11)3 ,Al(C6 H13)3 ,A
l(C8 H17)3 ,Al(C2 H5 )2 Cl,Al(C
2 H5 )2 Br,Al(C2 H5 )2 I,Al(C2 H
5 )Cl2 ,Al(C2 H5 )Br2 ,Al(C
2 H5 )I2 ,AlC2 H5 (OC2 H5 ) 2 ,AlC
2 H5 (OC3 H7 )2 ,AlC2 H5 (OC4 H9 )
2 ,Al(OC2 H5 )2 Cl,Al(OC3 H7 )2
Cl,Al(OC4 H9 )2 Cl,Al(OC2 H5 )
Cl2 ,Al(OC3 H7 )Cl2 ,Al(OC
4 H9 )Cl 2 ,AlC2 H5 (OCOC2 H5 )2 ,
AlC2 H5 (OCOC3 H7 )2 ,AlC2 H5 (O
COC4 H9 )2 ,Al(OCOC2 H5 )2 Cl,A
l(OCOC3 H7 )2 Cl,Al(OCOC4 H9 )
2 Cl,Al(OCOC2 H5)Cl2 ,Al(OCO
C3 H7 )Cl2 ,Al(OCOC4 H9 )Cl2 ,A
l(C2 H5 )2 OC2 H5 ,Al(C2 H5 )2 OC
3 H7 ,Al(C2 H5)2 OC4 H9 ,Al(C2 H
5 )2 N(C2 H5 )2 ,Al(C2 H5 )2 N(C3
H7 )2 ,Al(C2 H5 )2 N(C4 H9 )2 などが
挙げられ、前記一般式(IV)で表される化合物として
は、例えば、
H3 )3 Br3 ,Al2 (C2 H5 )3 Cl3 ,Al2
(C2 H5 )3 Br3 ,Al2 (C2 H5 )3 I3 ,A
l2 (C2H5 )2 BrCl2 ,Al2 (C3 H7 )3
Cl3 ,Al2 (iso−C3 H7)3 Cl3 ,Al2
(C4 H9 )3 Cl3 ,Al2 (iso−C4 H9 )3
Cl 3 ,Al2 (C5 H11)3 Cl3 ,Al2 (C8 H
17)3 Cl3 ,Al2 (C2H5 )2 (CH3 )C
l3 ,Al2 (OC2 H5 )3 Cl3 ,Al2 (OC3
H 7 )3 Cl3 ,Al2 (OC4 H9 )3 Cl3 ,Al
2 (OCOC2 H5 )3 Cl3 ,Al2 (OCOC3 H
7 )3 Cl3 ,Al2 (OCOC4 H9 )3 Cl3など
が挙げられる。
三成分としては、イオウ化合物、リン化合物および窒素
化合物の中から選ばれた少なくとも1種の化合物が使用
できる。この第三成分は、製品であるα−オレフィン低
重合体の純度向上に寄与するものである。イオウ化合物
としては、有機イオウ化合物であればよく、特に制限は
ないが、例えば、硫化ジメチル、硫化ジエチル、硫化ジ
プロピル、硫化ジヘキシル、硫化ジシクロヘキシル、ジ
フェニルチオエーテルなどのチオエーテル類:二硫化ジ
メチル、二硫化ジエチル、二硫化ジプロピル、二硫化ジ
ブチル、二硫化ジヘキシル、二硫化ジシクロヘキシル、
二硫化エチルメチルなどの二硫化ジアルキル化合物;チ
オフェン、2−メチルチオフェン、3−メチルチオフェ
ン、2,3 −ジメチルチオフェン、2−エチルチオフェ
ン、ベンソチオフェンなどのチオフェン類やテトラヒド
ロチオフェン、チオピランなどのヘテロ環イオウ化合
物;ジフェニルイオウ、二硫化ジフェニル、二硫化メチ
ルフェニル、メチルフェニルイオウなどの芳香族イオウ
化合物:チオ尿素;メチルスルフィド、エチルスルフィ
ド、ブチルスルフィトなどのスルフィド類などが好まし
く用いられる。
ればよく特に制限はないが、例えば、トリフェニルホス
フィン、トリエチルホスフィン、トリブチルホスフィ
ン、トリプロピルホスフィン、トリオクチルオスフィ
ン、トリシクロヘキシルホスフィンなどのホスフィン類
が好ましく用いられる。また、窒素化合物としては、有
機窒素化合物であればよく、特に制限はないが、例え
ば、メチルアミン、エチルアミン、プロピルアミン、ブ
チルアミン、ペンチルアイン、ヘキシルアミン、シクロ
ヘキシルアミン、オクチルアミン、デシルアミン、アニ
リン、ベンジルアミン、ナフチルアミン、ジメチルアミ
ン、ジエチルアミン、ジブチルアミン、ジフェニルアミ
ン、メチルフェニルアミン、トリメチルアミン、トリエ
チルアミン、トリブチルアミン、トリフェニルアミン、
ピリジン、ピコリンなどの有機アミン類が好ましく用い
られる。
物、リン化合物、窒素化合物中でも、例えば、二硫化ジ
メチル、チオフェン、チオ尿素、トリフェニルホスフィ
ン、トリブチルホスフィン、トリオクチルホスフィン、
アニリンなどから選ばれた1種または2種以上の化合物
を特に好適に使用することができる。このα−オレフィ
ンの重合反応は、通常、有機溶媒中において行われる。
この有機溶媒としては、例えば、シクロヘキサンやデカ
リンなどのナフテン系パラフィン類、ベンゼン、トルエ
ン、キシレン、クロロベンゼン、エチルベンゼン、ジク
ロロベンゼン、クロロトルエンなどの芳香族炭化水素類
やそのハロゲン置換体、ペンタン、ヘキサン、ヘプタ
ン、オクタン、ノナン、デカンなどの脂肪族パラフィン
類、ジクロロエタン、ジクロロブタンなどのハロアルカ
ン類などが挙げられる。
成分、(C)成分および前記有機溶媒の配合割合は、有
機溶媒250ミリリットル当たり、通常(A)成分を0.
01〜5ミリモル、好ましくは、0.03〜1ミリモル、
(B)成分を通常、0.05〜15ミリモル、好ましくは
0.06〜3ミリモル、(C)成分を通常、0.05〜20
ミリモル、(C)成分として前記イオウ化合物を用いる
場合には、好ましくは0.1〜10ミリモル、(C)成分
とて窒素化合物またはリン化合物を用いる場合には、好
ましくは0.05〜5ミリモルである。また、前記(A)
成分と(B)成分との配合比に関しては、Al/Zr又
はTi(モル比)を1〜15の範囲に設定することによ
って、さらに好ましい結果を得ることができる。
は多段反応工程にて行う。該多段反応工程は、具体的に
は、直列に配置された2以上の多段反応器からなるもの
であり、本発明においては、2段もしくは3段の反応工
程からなることが好ましい。上記多段反応工程からなる
重合反応においては、上記反応工程の各々に原料成分で
あるα−オレフィンを供給することが必要であり、ま
た、本発明においては、各々の工程における重合反応量
をできるだけ等しくなるように調整することが本発明の
効果の点で好ましい。そして、そのような各工程におけ
る重合反応量を達成しうるように各反応工程での滞留時
間もしくは触媒供給量を調整することが好ましい。ま
た、前記触媒及び有機溶媒については、2段目以降の反
応工程に供給しなくてもよいが、必要に応じ供給するこ
ともできる。
反応条件等は、具体的には、以下のように行うことがで
きる。例えば、2段反応工程を用いる場合、先ず、1段
目の反応器に反応溶媒、触媒及びα−オレフィンを連続
供給する。この際、反応温度は触媒が効果的に活性を有
する温度に設定し、圧力制御はα−オレフィンの供給量
を調整することで行うことが出来る。得られた反応液を
抜き出し、2段目の反応器に導入し、α−オレフィンを
別途2段目の反応器に供給する。この際、2段目の反応
器には、触媒及び溶媒を更に供給する必要はないが、必
要に応じ適宜供給することもできる。この時、1段目の
反応器における重合反応量と2段目の反応器における重
合反応量の割合、すなわち〔(1段目反応器での重合反
応量):(1段目反応器での重合反応量)〕の割合は、
30:70〜70:30であることが好ましい。上記比
率がこの範囲を逸脱する場合は、得られるα−オレフィ
ン低重合体中の不純物が増大し、純度の劣る製品が得ら
れる。特に、本発明においては、上記比率は、40:6
0〜60:40であることが好ましく、ほぼ50:50
であることが特に好ましい。同様の点から、3段反応工
程を用いる場合においては、各々の工程の重合反応量の
比率〔(各工程での重合反応量)/(全体の重合反応
量)〕×100が20〜40%の範囲内にあることが好
ましく、特に、各工程での割合がほぼ33.3:33.3:
33.3近傍であることが好ましい。
々における反応は、例えば100〜150℃の温度にお
いて、30〜90kg/cm2・G(2.94〜8.82MPa)の加
圧下で行うことができる。また、各段における反応時間
は、温度や圧力によって左右され一律に決定することは
できないが、通常5〜40分、全体で10分ないし60
分程度である。本発明の製造方法において、原料として
用いられるα−オレフィンは、炭素数2〜4のα−オレ
フィン、好ましくはエチレンであり、また、得られるα
−オレフィン低重合体は、炭素数4以上、特に4〜18
の各種α−オレフィン低重合体で、具体的には、1−ブ
テン、1−ヘキセン、1−オクテン、1−デセン、1−
ドデセン、1−テトラデセン、1−ヘキサデセン、1−
オクタデセン等であり、このα−オレフィン低重合体は
それらの混合物として生成する。
して得られた反応生成液について、続いて未反応α−オ
レフィンの回収、触媒の失活および脱灰処理を行う。こ
こにおいては、重合反応終了後の反応生成液の温度を9
0℃以上に保持することが好ましい。該温度は90℃以
上であれば特に制限はないが、通常は90〜150℃、
好ましくは100〜130℃である。該温度を高温にし
すぎると製品純度の低下を招くことがあるので好ましく
ない。重合反応によって副生するポリマーの量は反応条
件によって一律ではないが、通常は300〜500pp
mであり、反応生成液を90℃以上に保持することによ
って溶解し、重合反応に使用する有機溶媒の種類に関わ
らず安定した運転を続行することができる。
/cm2・G(0.39MPa)程度の圧力として失活剤を導入し
て、触媒の失活処理を行う。この際、用いる失活剤とし
ては、塩基性窒素化合物、水、アルコール、カルボン
酸、フェノール類が挙げられ、このうち、塩基性窒素化
合物としては、例えば、アンモニアまたはメチルアミ
ン、エチルアミン、プロピルアミン、ブチルアミン、ペ
ンチルアミン、ヘキシルアミン、シクロヘキシルアミ
ン、オクチルアミン、デシルアミン、アニリン、ベンジ
ルアミン、ナフチルアミン、ジメチルアミン、ジエチル
アミン、ジブチルアミン、ジフェニルアミン、メチルア
フェニルアミン、トリメチルアミン、トリエチルアミ
ン、トリブチルアミン、トリフェニルアミン、ピリジ
ン、ピコリンなどのアミン類を挙げることができる。
灰処理を行い、更に有機溶媒および未反応α−オレフィ
ンを蒸留によって分離回収する。回収された未反応α−
オレフィンおよび有機溶媒は必要に応じ重合反応系にリ
サイクルされる。本発明における目的生成物であるα−
オレフィン低重合体は、蒸留処理によって所望の各種α
−オレフィン低重合体混合生成物として得ることができ
る。この混合生成物は反応条件を適宜選択することによ
って、所望の炭素数のα−オレフィン低重合体をより多
量に取得することもできる。
って説明する。第1図は、本発明を実施するための工程
図の1例であって、2段反応工程からなる反応器を用い
る例である。第1図において、第1の反応器1に反応触
媒、反応溶媒及び原料α−オレフィンを供給し重合反応
させ、得られた反応触媒、溶媒、未反応α−オレフィン
およびα−オレフィン低重合体を含有する反応生成液は
第2の反応器1’に導入され、これに更に原料α−オレ
フィンを供給し重合反応せしめる。得られた、反応触
媒、溶媒、未反応α−オレフィンおよびα−オレフィン
低重合体を含有する反応生成液は、制御弁2を介して1
段目フラッシュ槽3へ、さらに制御弁5を介して2段目
フラッシュ槽6へ供給される。なお、1段目フラッシュ
後の生成液は所定温度以上に保つために2段目フラッシ
ュ槽に供給される前に熱交換器4で加熱される。これら
のフラッシュ槽において、反応生成液中に溶存している
未反応エチレンが回収される。次に、この反応生成液
は、失活機8に送られ、失活剤13により触媒が失活され
る。また回収エチレン中に僅かに同伴する軽質α−オレ
フィンはポット10で回収され失活機8に送られる。次
に、脱灰機9に送られ、洗浄水14により洗浄後、分離
槽15に送られる。この分離槽15において油槽と水槽
とに分離され、水槽は排水16として系外に廃棄される
と共に、油槽は熱交換器17およびポンプ18を備えた
溶解槽19に送られ、加熱されて、その中のポリマーが
再び完全に溶解されたのち蒸留系に送られ、溶媒および
α−オレフィンが分留される。
説明するが、本発明はこれらの例によってなんら制限さ
れるものではない。 実施例1 〔触媒の調製〕500ミリリットルの攪拌機付フラスコ
に、アルゴン雰囲気下で25ミリモルの無水四塩化ジル
コニウムと乾燥したシクロヘキン250ミリリットルを
導入し、10分間室温で攪拌した。これにトリエチルア
ルミニウム[(C2H5)3Al ]を添加し、次いでエチルアル
ミニウムセスキクロライド[(C2H5)3Al2Cl3 ]を添加し
た。トリエチルアルミニウムとエチルアルミニウムセス
キクロライドの量は、(C 2H5)3Al2Cl3/(C2H5)3Al =3.5
(モル比)、[(C2H5)3Al2Cl3 +(C2H5)3Al ]/ZrCl4
=7(モル比)になるようにした。全て加え終わったら
アルゴン雰囲気下で70℃、2時間加熱、攪拌し、錯体
を形成させ触媒液を調製した。
容積500cc)反応器を2基直列に配置して1段目の
反応器から反応液を抜き出し、2段目の反応器に供給し
て連続的に行った。前記触媒液とアルゴン雰囲気下で乾
燥したシクロヘキサンを混合し、四塩化ジルコニウムの
濃度を0.08ミリモル/l−シクロヘキサンに調整し、さ
らにチオフェンを四塩化ジルコニウムに対して3倍モル
になるように添加したものを1段目の反応器に一定量
(700cc/ 時間)供給した。1段目の反応器のレベル
は200ccとして反応時間(滞留時間)は溶媒基準で約
17分とした。1段目の反応器のレベルを一定に保つよ
うに調整して、反応液を抜き出し、2段目の反応器に導
入した。2段目の反応器においては、そのレベルを25
0ccとし、反応時間(滞留時間)は溶媒基準で約21
分とした。反応は各反応器ともに、温度120℃、圧力
65kg/cm2・G(6.4MPa)で行い、500rpmの攪拌
回転数とした。また、各反応器においては、高純度のエ
チレンガスを反応圧力を65kg/cm2・Gに維持するよう
に連続的に供給した。上記反応条件を第1表にまとめて
示す。
得られた反応生成液を連続的に失活槽に供給し、触媒の
失活処理を行った。失活剤は10重量%濃度のアンモニ
ア水を用い28g/時間で供給した。失活槽は圧力4kg
/cm2・G(0.39MPa)、温度100℃とし、700
rpm で攪拌した。失活処理後の生成液は、ろ紙でワック
ス分をろ別した。ろ液は2倍量のイオン交換水で2回洗
浄し、次いで無水炭酸カリウムで乾燥した。このように
して得られた無色透明の反応生成液をガスクロマトグラ
フィーで分析し、製品α−オレフィン低重合体の分布と
純度及び反応比率を求めた。製品分布は操作上の損失か
らC10以上のガスクロマトグラフィーの分析結果から
Schultz・ Flory分布より計算により求め
た。結果を第1表に示す。また、1段目の反応器におけ
る重合反応量を求めるため、1段目の反応器から反応液
をサンプリングし、同様にガスクロマトグラフィーで分
析し、そのα−オレフィン生成量を求めた。なお、各々
の反応器における反応比率は、〔(その反応器での反応
量)/(全反応器での合計反応量)〕×100で算出さ
れ、モル%で表した。また、C18純度とは、C18全
生成量中の目的生成物である1−オクタデセンの生成割
合である。
及び2段目の反応器のレベルを、第1表に示すように変
えた以外は実施例1と同様にして重合反応を行った。そ
の結果を第1表に示す。 実施例4 実施例3で触媒および溶媒フィードラインを分岐し、一
部を2段目反応器に直接供給した以外は実施例3と同様
にして重合反応を行なった。その結果を第1表に示す。
一の反応器を設置して、反応器を3段にして、3段目の
反応器の条件は1段目、2段目の条件と同一条件(温度
120℃、圧力65kg/cm2 ・G、500rpm、
エチレンガス圧力65kg/cm2 ・G)にし、第1表
に示すような条件で重合反応を行なった。結果を第1表
に示す。 比較例1 実施例1において、1段目の反応器として容積1000
ccのものを用い、かつ反応器レベルを500ccと
し、更に2段目の反応器を用いなかったこと以外は同様
にして重合反応を行った。結果を第1表に示す。
系触媒を使用するα−オレフィン低重合体の製造におい
て、不純物を含まないより高純度のα−オレフィン低重
合体を得ることができる。
程図。
Claims (5)
- 【請求項1】 チーグラー系触媒の存在下、有機溶媒中
でα−オレフィンの重合反応を行うα−オレフィン低重
合体の製造方法であって、上記重合反応を多段反応工程
にて、α−オレフィンを各々の反応工程に供給して行う
ことを特徴とするα−オレフィン低重合体の製造方法。 - 【請求項2】 多段反応工程が2段反応工程であること
を特徴とする請求項1記載の製造方法。 - 【請求項3】 1段目の反応工程における重合反応量と
2段目の反応工程における重合反応量の反応割合が3
0:70〜70:30であることを特徴とする請求項2
記載の製造方法。 - 【請求項4】 多段反応工程を多段反応器にて行うこと
を特徴とする請求項1記載の製造方法。 - 【請求項5】 多段反応器が、2基の反応器が直列に配
置されたものである請求項1〜4のいずれかに記載の製
造方法。
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