JP2002251269A - 印刷システム、印刷方法、情報処理装置、印刷装置、プリンタドライバおよび記憶媒体 - Google Patents

印刷システム、印刷方法、情報処理装置、印刷装置、プリンタドライバおよび記憶媒体

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JP2002251269A
JP2002251269A JP2001392257A JP2001392257A JP2002251269A JP 2002251269 A JP2002251269 A JP 2002251269A JP 2001392257 A JP2001392257 A JP 2001392257A JP 2001392257 A JP2001392257 A JP 2001392257A JP 2002251269 A JP2002251269 A JP 2002251269A
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Kazunari Shishido
一成 宍戸
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プリンタドライバがデータ作成中に予めデー
タの構造情報を確認できた場合、それを利用し、プリン
タ側の負荷を軽減して印刷効率を高めることができる印
刷システムを提供する。 【解決手段】 ホストコンピュータ20で動作するプリ
ンタドライバが印刷データを作成中、その印刷データの
構造情報を確認できた場合、印刷データを送信する前
に、そのデータの構造情報103をプリンタ40に送信
する。例えば、印刷データの最初のブロックでカラー、
モノクロの混在しているデータが所定ラスタ数続くこと
を示す構造情報215がホストコンピュータ20からプ
リンタ40に通知されると、プリンタ40は、この構造
情報215を基に印刷データの解析を行うことなく、ノ
ズル数を変化させる等の最適な印刷方法を選択する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷システム、印
刷方法、情報処理装置、印刷装置、プリンタドライバお
よび記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、プリンタドライバによる処理と印
刷装置による処理は別々に行われており、プリンタドラ
イバから印刷モード、ページマージン等の指示が送られ
た後、プリンタドライバ側でデータ作成中に確認できる
情報があったとしても、特にその情報を印刷装置に通知
せず、印刷データだけを送信していた。このとき、プリ
ンタドライバは印刷装置に対してデータを処理する順番
にデータを送信していた。例えば、カラーとモノクロの
データが混在しているデータを印刷する場合、プリンタ
本体はカラーとモノクロとの間ににじみが発生しないよ
うに、印刷方法を変えていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ように、順番に送信される印刷データに対して印刷方法
を変える場合、プリンタ本体はデータ中にカラーとモノ
クロが混在していないかを確認してから印刷を開始する
必要があった。
【0004】すなわち、プリンタ本体は次にどのような
データが送られてくるのか確認できないので、次のデー
タに備えてあらゆる場合を想定した状態でデータの受信
を行い、送られてきたデータの内容を確認し、最適な印
刷となるように動作を選択しながら印刷を行っていた。
【0005】このため、プリンタ本体は、データを蓄え
ておくバッファを余分に確保したり、印刷前にデータの
内容を解析する処理を行わなければならず、処理時間を
必要した。また、ページ間に跨ったデータの場合、次の
ページにデータがあるのか、あるいは次のページの印刷
モードがどのようになっているのかを確認できないの
で、たとえ、同じモードが続いていた場合でも一旦、処
理を中断し、次の印刷モードが変わってバッファ構成を
変更しなければならないことを想定して、現在の印刷が
終了するまで待機し、その後、次の印刷動作を行う必要
があった。
【0006】そこで、本発明は、プリンタドライバがデ
ータ作成中に予めデータの構造情報を確認できた場合、
それを利用し、プリンタ側の負荷を軽減して印刷効率を
高めることができる印刷システム、印刷方法、情報処理
装置、印刷装置、プリンタドライバおよび記憶媒体を提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の印刷システムは、情報処理装置で動作する
プリンタドライバによって送信される印刷データを用い
て印刷装置が印刷を行う印刷システムにおいて、前記プ
リンタドライバは、前記送信される印刷データに該印刷
データの構造情報を付加する情報付加手段と、該付加さ
れた構造情報を前記印刷装置に送信する情報送信手段と
を備え、前記印刷装置は、受信した前記構造情報を基
に、前記印刷データの印刷処理を行うことを特徴とす
る。
【0008】また、本発明の印刷方法は、情報処理装置
で動作するプリンタドライバによって送信される印刷デ
ータを用いて印刷装置が印刷を行う印刷方法において、
前記プリンタドライバによって、前記送信される印刷デ
ータに該印刷データの構造情報を付加する工程と、該付
加された構造情報を前記印刷装置に送信する工程と、前
記印刷装置では、受信した前記構造情報を基に、前記印
刷データの印刷処理を行う工程とを有することを特徴と
する。
【0009】さらに、本発明の情報処理装置は、プリン
タドライバを動作させて印刷データを作成し、該作成さ
れた印刷データを印刷装置に送信する情報処理装置にお
いて、前記プリンタドライバによって送信される印刷デ
ータに該印刷データの構造情報を付加する情報付加手段
と、該付加された構造情報を前記印刷装置に送信する情
報送信手段とを備え、該送信された構造情報を基に、前
記印刷装置に前記印刷データの印刷処理を行わせること
を特徴とする。
【0010】また、本発明の印刷装置は、情報処理装置
で動作するプリンタドライバによって送信される印刷デ
ータを用いて印刷を行う印刷装置において、前記プリン
タドライバによって送信される印刷データに付加された
構造情報を受信する情報受信手段と、該受信した前記構
造情報を基に、前記印刷データの印刷処理を行う印刷処
理手段とを備えたことを特徴とする。
【0011】さらに、本発明のプリンタドライバは、情
報処理装置で動作し、印刷データを作成して印刷装置に
送信するプリンタドライバにおいて、前記送信される印
刷データに該印刷データの構造情報を付加する情報付加
手段と、該付加された構造情報を前記印刷装置に送信す
る情報送信手段とを備え、受信した前記構造情報を基
に、前記印刷装置に前記印刷データの印刷処理を行わせ
ることを特徴とする。
【0012】また、本発明は、上記印刷方法を実現する
ためのプログラムコードを保持する記憶媒体を特徴とす
る。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の印刷システム、印刷方
法、情報処理装置、印刷装置、プリンタドライバおよび
記憶媒体の実施の形態について図面を参照しながら説明
する。
【0014】[第1の実施形態]図1は第1の実施形態
における印刷システムの構成を示すブロック図である。
この印刷システムは、ホストコンピュータ20およびプ
リンタ40がネットワーク60を介して接続され、ホス
トコンピュータ20から送信される印刷ジョブをプリン
タ40で印刷する。
【0015】ホストコンピュータ20は、ROM23に
記憶された文書処理プログラムなどに基づき、図形、イ
メージ、文字、表(表計算などを含む)などが混在した
文書の処理を実行するCPU1を有する。CPU1は、
システムバス24に接続された各デバイスを総括的に制
御する。ROM23には、CPU21によって実行され
る制御プログラムであるオペレーティングプログラム
(以下OS)などが格納されている。
【0016】RAM22はCPU21の主メモリ、ワー
クエリアなどとして機能する。キーボードコントローラ
(KBC)25はキーボード29や図示しないポインテ
ィングデバイスからのキー入力を制御する。CRTコン
トローラ(CRTC)26はCRTディスプレイ(CR
T)30の表示を制御する。ディスクコントローラ(D
KC)27は、ハードディスク(HD)、フロッピー
(登録商標)ディスク(FD)などの外部メモリ31と
のアクセスを制御する。外部メモリ31には、ブートプ
ログラム、各種アプリケーション、フォントデータ、ユ
ーザファイル、編集ファイル、文字イメージデータ生成
プログラム、プリンタ制御コマンド生成プログラム(以
下、プリンタドライバという)などが記憶されている。
【0017】28はプリンタコントローラ(PRTC)
であり、所定の双方向性インターフェース(インターフ
ェース)を介してプリンタに接続され、プリンタとの通
信制御処理を実行するが、本実施形態では、ネットワー
クコントローラ22(NETC)により、所定の双方向
インターフェースを介してLANなどのネットワーク6
0に接続されたプリンタ40や他のコンピュータとの通
信制御処理を実行する。
【0018】一方、プリンタ40は、プリンタCPU4
2を有し、ROM43に記憶された制御プログラムに基
づき、システムバス45に接続された印刷部インターフ
ェース(I/F)46を介して印刷部(プリンタエンジ
ン)47に出力情報としての画像信号を出力する。
【0019】ROM43には、CPU42によって実行
される制御プログラムなどが格納されている。CPU4
2は、入力部48を介してホストコンピュータ20と通
信処理可能となっており、プリンタ内の情報などをホス
トコンピュータ20に通知する。本実施形態では、入力
部48から所定の双方向インターフェースを介して、L
ANなどのネットワーク60に接続されたホストコンピ
ュータ20、他のコンピュータあるいは他のプリンタに
対して通信処理可能となっている。
【0020】RAM49はCPU42の主メモリ、ワー
クエリアなどとして機能する。外部メモリ44は、IC
カード等であり、メモリコントローラ(MC)50によ
りアクセス制御される。また、操作部41には、操作パ
ネルで操作するためのスイッチおよびLED表示器など
が配されており、操作部41を用いて外部メモリ44に
プリンタモード設定情報を記憶させることができる。
【0021】つぎに、上記構成を有する印刷システムに
おける印刷ジョブの生成および送信処理について示す。
図2はプリンタドライバによってプリンタ40に送られ
る印刷ジョブの構成を従来と比較して示す図である。同
図(A)は従来の印刷ジョブの構成を示し、同図(B)
は本実施形態の印刷ジョブの構成を示す。
【0022】図において、101は従来のプリンタドラ
イバによってプリンタに送られる印刷ジョブである。従
来、プリンタドライバの処理とプリンタの処理は別々に
行われており、プリンタドライバから印刷モード、ペー
ジマージン等の指示が送られた後、プリンタドライバ側
でデータ作成中に確認することができる情報があった場
合でも、特にその情報をプリンタに通知せず、印刷デー
タだけを送信していた。
【0023】また、印刷データに関する情報はページ等
の比較的大きい単位でしか与えられないので、実際の印
刷に使うためには情報が不足していた。このため、プリ
ンタはデータの構造をより詳細に確認するべく、受信し
た印刷データを所定量蓄え、そのデータの構造を確認し
ながら最適な印刷方法を選択し、印刷を開始していた。
このような処理は、所定量のバッファを必要とし、ま
た、印刷前のデータ処理を必要とするので、プリンタ側
の負荷となっていた。
【0024】一方、本実施形態の印刷ジョブ102で
は、データの構造情報103が印刷データの送信前に送
信される。尚、このデータの構造情報を指定するデータ
の範囲は任意に設定可能である。例えば、データ構造が
変化するブロック単位、一定量の単位、あるいはプリン
タドライバが情報を認識するのに都合のよい単位等であ
る。プリンタは、このようなデータの構造情報103が
印刷データに付加されていた場合、この構造情報103
を使用することにより、あらためてデータの構造を解析
する必要がない。
【0025】図3は印刷システムにおける印刷処理手順
を示すフローチャートである。同図(A)におけるプリ
ンタドライバプログラムはホストコンピュータ20内の
外部メモリ31に格納されており、CPU21によって
実行される。同図(B)における印刷処理プログラムは
プリンタ40内のROM43に格納されており、CPU
42によって実行される。
【0026】ホストコンピュータ20側では、プリンタ
ドライバが印刷データの作成を開始すると(ステップS
1)、印刷データの作成中、データの構造情報を確認で
きたか否かを判別する(ステップS2)。データの構造
情報を確認できない場合、ステップS1の処理に戻って
印刷データの作成を継続し、一方、データの構造情報が
確認できた場合、そのデータの構造情報をプリンタ40
に送信する(ステップS3)。そして、印刷データの作
成が終了したか否かを判別する(ステップS4)。印刷
データの作成が終了していない場合、ステップS1の処
理に戻って印刷データの作成を継続し、一方、印刷デー
タの作成が終了すると、印刷データを送信し(ステップ
S5)、処理を終了する。
【0027】一方、プリンタ40側では、ホストコンピ
ュータ20から送られたデータを受信すると(ステップ
S11)、受信したデータがデータの構造情報であるか
否かを判別する(ステップS12)。データの構造情報
である場合、これを基に印刷準備を行い(ステップS1
3)、印刷データを受信するまで待機する。印刷データ
を受信すると(ステップS14)、印刷を行い(ステッ
プS15)、処理を終了する。一方、ステップS12で
データの構造情報でなく、印刷データそのものである場
合、受信した印刷データを解析し(ステップS16)、
この解析結果に応じて印刷準備を行う(ステップS1
7)。この後、ステップS15で印刷を行い、処理を終
了する。
【0028】図4はデータの構造情報の具体例を示す図
である。印刷用紙201に対し、印刷データ202、2
03、204、205が図示するように配置されていた
場合を考える。まず、ホストコンピュータ20は、最初
のブロックでカラー、モノクロが混在する印刷データ2
02の構造情報215をプリンタ40に通知する。この
構造情報215では、カラー、モノクロが混在している
データが所定ラスタ数続くことが示される。プリンタ4
0は、この構造情報215を基に印刷データの解析を行
うことなく最適な印刷方法を選択する。
【0029】次のブロックでは、ホストコンピュータ2
0はモノクロだけのデータが続いている印刷データ20
3の構造情報216をプリンタ40に通知する。さら
に、このブロックでは、ページの先頭で指定された左右
マージンよりも狭い範囲でしかデータが存在しないの
で、その情報も伝えられる。そして、プリンタ40はこ
の構造情報216を基に効率のよい印刷を行う。
【0030】さらに、次のブロックでは、同一ラスタ上
にカラーの印刷データ205およびモノクロの印刷デー
タ204が存在するが、これらは隣接していない。ホス
トコンピュータ20はこれらの内容を含む構造情報21
7をプリンタ40に通知することにより、プリンタ40
は、データを解析することなく、モノクロ部分とカラー
部分に分けて印刷処理を行う。
【0031】データの構造情報としては、カラーデータ
であるのか、モノクロデータであるのか、あるいはカラ
ーデータとモノクロデータとが隣接しているのかなどの
情報、印刷データが現在の位置から何ライン目から発生
するのか、カラーデータは何ライン目から始まるのか、
モノクロデータは何ライン目から始まるのかなどの情
報、印刷データの左右端に関する情報などが挙げられ
る。
【0032】このように、本実施形態では、例えば、プ
リンタドライバがデータ作成中に予めデータの構造情報
(これ以降、20ライン分のデータについてはカラーデ
ータが存在しない等の情報)を確認できた場合、この構
造情報をプリンタに送信することにより、プリンタはデ
ータを蓄えて解析することなく印刷を行うことができ
る。
【0033】さらに、前もって先のデータの状態がわか
っていることで、例えばモノクロだけのデータである場
合、使用ノズルを増やして印刷できる機種では、最初か
らノズル配置を割り当てることができ、効率的に印刷を
行うことができる。
【0034】また、このデータの構造情報を実際のデー
タの送信に先行して送信しておくことで、プリンタは次
のデータに対して余分のバッファを確保する必要がな
く、またデータの内容を解析することなく印刷を行うこ
とができる。
【0035】尚、上記実施形態では、データの構成によ
りデータの構造情報が分割された場合を示したが、この
ブロック単位は任意に設定可能である。一定間隔、ある
いはプリンタドライバ側に処理の余裕がある場合、予め
ページ全体を解析し、最適なブロックに分割してから指
示を出すことも可能である。また、プリンタドライバに
とって部分的な処理に余裕が無くなった場合、データの
構造情報を付加せずに印刷データだけを送信してもよ
い。この場合、プリンタは、データの構造情報が無いブ
ロックに対し、従来通り、データを解析して印刷を開始
することになる。
【0036】図5はプリンタ40の構造を示す斜視図で
ある。プリントヘッド83を搭載するキャリッジ91は
ガイドレール93、94に案内されて両側に移動自在で
ある。プリントヘッド83は、例えばインクタンクを有
するインクジェットカートリッジから構成される。ま
た、ローラ部95はプリント用紙96を給送する。
【0037】図6はプリンタ40におけるキャリッジ9
1およびローラ部95を駆動するモータ等の制御系の構
成を示す図である。図中、ROM43には、前述したよ
うに、制御プログラムが格納される。CPU42は、R
OM43に格納された制御プログラムにしたがって、プ
リンタ各部の動作処理やデータ処理等を実行する。RA
M49は上記処理実行時のワークエリアとして用いられ
る。
【0038】また、CPU42にバス45(図1参照)
を介して接続される印刷部I/F46には、モータドラ
イバ71、72およびヘッドドライバ73が設けられて
いる。さらに、印刷部I/F46に接続される印刷部
(プリンタエンジン)47として、モータドライバ7
1、72にそれぞれ接続されるキャリッジモータ81、
紙送り(P.F)モータ82が設けられ、またヘッドト
ライバ73に接続されるプリントヘッド83が設けられ
ている。
【0039】プリントヘッド83は、例えばインクを吐
出するインクジェットプリントヘッドである。そのイン
クの吐出は、CPU42が電気熱変換体の駆動データお
よび駆動制御信号をヘッドドライバ73に供給すること
により行われる。すなわち、電気熱変換体が発生する熱
エネルギによりインクに膜沸騰が生じることにより、イ
ンクが吐出口から吐出するようになっている。さらに、
CPU42は、キャリッジ91を移動させるためのキャ
リッジモータ81、ローラ部95を回転させるための紙
送りモータ82を、それぞれモータドライバ71、72
を介して制御する。
【0040】図7は図3のステップS13で構造情報を
取得した際におけるプリンタ側の印刷準備処理手順を示
すフローチャートである。プリンタCPU42は、ま
ず、次のラスタデータに対する構造情報があるか否かを
判別する(ステップS31)。次のラスタデータに対す
る構造情報を取得した場合、色情報に応じたバッファを
構成し(ステップS32)、モノクロ・カラーのデータ
の位置関係により最適な紙送り量および使用ノズル数を
決定する(ステップS33)。この紙送り量および使用
ノズル数の決定の詳細については後述する。
【0041】一方、ステップS31でプリンタCPU4
2が次のラスタデータに対する構造情報を取得できなか
った場合、全ての色のデータが到来することを想定して
バッファを確保し(ステップS34)、その後、1ライ
ンずつデータの内容を確認し、モノクロ・カラーのデー
タの存在を確認して紙送り量および使用ノズル数を決定
する(ステップS35)。
【0042】このように、プリンタCPU42は、次の
ラスタデータに対する構造情報が無い場合、あらゆる場
合を想定した状態でバッファを確保する必要がある。そ
の後、複数のラインに亘って、例えばモノクロデータし
か存在しないデータであった場合、結果的にカラー用で
確保したバッファは未使用になってしまう。これに対
し、構造情報により以降のラスタデータにカラーのデー
タが含まれていないことが予め確認できた場合、カラー
のバッファを確保せず、その分モノクロのバッファとし
て確保し、有限なバッファをより効率的に使用できる。
【0043】そして、その後の処理においても、プリン
タCPU42は、構造情報がある場合、それを使用して
紙送り量および使用ノズル数を決定するが、無い場合、
1ラインずつデータを確認し、その後に最適な量を割り
出さなければならない。
【0044】さらに、構造情報としてデータの幅の情報
が付加されているか否かを判別する(ステップS3
6)。構造情報としてデータの幅の情報が付加されてい
た場合、プリンタCPU42は、その情報にしたがって
データの左右端を確定し、プリントヘッド83の移動位
置を割り出す(ステップS37)。この後、メインの処
理に復帰する。一方、ステップS36で構造情報が無い
場合、まず受信したデータの左右端をバッファ単位毎に
確保しておき(ステップS38)、使用ノズル数の決定
に応じて使用バッファ数が決まった際、そのバッファの
中で最大の幅を計算し、プリントヘッド83の移動位置
を割り出す(ステップS39)。この後、メインの処理
に戻る。
【0045】図8はプリントヘッドのノズルを示す図で
ある。印刷時、プリント用紙は、図中矢印に示すように
下から上へと移動する。図中に記された数字「00〜1
9」は、複数のノズル単位に対応したバッファに単位毎
に振られた番号である。また、図中右側の長いノズル1
12はモノクロ印刷するときに使用されるモノクロノズ
ルであり、その他のノズルはそれぞれカラーノズル11
4に対応する。
【0046】例えば、モノクロ(黒)だけのデータがモ
ノクロノズル112の00番から19番以上に連続する
場合、全てのモノクロノズル112を使用して印刷が行
われる。このときの紙送り量は、1パスでデータが完成
する印刷モードの場合、モノクロノズル数分の紙送り量
に決定される。2パスの場合、その半分に紙送り量は決
定される。
【0047】一方、カラーとモノクロが混在する部分を
印刷する場合、まず、モノクロノズル112の12番〜
19番を使用して印刷を行う。その後、紙送りを行い、
先程モノクロ印刷した位置にカラーノズル114が到達
した時点でカラーのデータが印刷される。このように、
モノクロデータとカラーデータとの間で印刷する時間に
差を生じさせることにより、にじみを防止して印刷品位
を向上させることができる。尚、図7に示した印刷準備
処理では、このモノクロ/カラーの判別が行われる。
【0048】図9は図3のステップS1でホストコンピ
ュータ側のプリンタドライバが印刷データを作成する際
に構造情報を付加する処理手順を示すフローチャートで
ある。まず、ホストコンピュータ20上におけるプリン
タドライバは、データの圧縮処理あるいはデータを確保
するためのバッファサイズを割り出す際、データの左右
端情報を確認できたか否かを判別する(ステップS5
1)。確認できなかった場合、そのままステップS53
の処理に移行する。一方、データの左右端情報を確認で
きた場合、検出されたデータの左右端情報をプリンタ側
に通知するための構造情報として付加し、コマンドを作
成する(ステップS52)。
【0049】さらに、同一ライン上にカラーとモノクロ
が混在するか否かを確認する(ステップS53)。混在
しないことが確認された場合、そのままステップS55
の処理に移行する。一方、同一ライン上にカラーとモノ
クロが混在することを確認した場合、この確認情報も構
造情報として付加する(ステップS54)。
【0050】またさらに、バッファを確保する際、モノ
クロデータだけが連続していることを確認できたか否か
を判別する(ステップS55)。確認できなかった場
合、本処理を終了する。一方、モノクロデータだけが連
続していることを確認できた場合、データの何ラインま
で黒だけのデータが続いていることを示す情報を構造情
報として付加する(ステップS56)。この後、本処理
を終了する。このようにして作成された構造情報はプリ
ンタ40に通知される。
【0051】尚、上記情報は常に構造情報として付加さ
れなければならないわけではなく、バッファ量の不足に
よるデータ処理の時間的その他の要因で、プリンタドラ
イバが作成できないと判断した場合、構造情報の作成を
行わず、ステップS51、S53、S55の判別処理で
NOであるとしてもよい。この場合、プリンタ側では、
前述したように、従来通り、印刷データを解析して印刷
を行う。
【0052】[第2の実施形態]図10は第2の実施形
態におけるプリンタドライバによってプリンタ40に送
られる印刷ジョブの構成を示す図である。印刷システム
の構成は前記第1の実施形態と同様であるので、その説
明を省略する。
【0053】前述したように、従来では、プリンタドラ
イバはデータ作成中に確認できる情報があった場合で
も、特にその情報をプリンタに通知せず、印刷データだ
けを送信していた。したがって、プリンタ40では、印
刷データがどのような構成で来るのか先の情報が無いの
で、データ構造を確認するために、受信した印刷データ
を所定量蓄え、その印刷データの構造を解析しながら最
適な印刷方法を選択して印刷を開始していた。このよう
な処理は、所定量のバッファを必要とし、また、印刷前
のデータ処理を必要とするので、プリンタ側の負荷とな
っていた。
【0054】一方、本実施形態の印刷ジョブ302で
は、印刷データに先行して、次の印刷データの構造情報
303が送信される。尚、この構造情報303の送信タ
イミングは任意でよい。第2の実施形態では、プリンタ
40は、この先の印刷データの構造情報303を受信し
た場合、特に、この先の印刷データの構造情報が次のペ
ージに関するものである場合、例えば、次のページにも
データが存在し、印刷モードが現在と同じであるという
情報が得られた場合、現在の処理を引き続き、リセット
することなく継続してデータ解析を行うことができる。
【0055】また、用紙を排出する際、次のページにデ
ータがあることが確認されているので、排紙動作に連続
して給紙を行い、次のページの印刷に備えることができ
る。
【0056】さらに、次のページの印刷モードが違う場
合でも、現在の印刷動作を続けている途中で、次のペー
ジへの対応が可能である部分については随時、次のペー
ジの対応に切り替えていくことにより、効率化を図るこ
とができる。また、次のページの情報を取得することに
より、次のページの印刷中にインク無し等のエラーが発
生することが予測できる場合、そのページを印刷する前
にエラーを発生させることも可能である。
【0057】さらに、ページ間に跨ったデータであって
も、次のページにデータが存在し、さらに次の印刷モー
ドが現在の印刷から連続して行えると判断できた場合、
不要な待ち時間を発生させずに効率的に印刷を行うこと
ができる。
【0058】以上が本発明の実施の形態の説明である
が、本発明は、これら実施の形態の構成に限られるもの
ではなく、特許請求の範囲で示した機能、または実施の
形態の構成が持つ機能が達成できる構成であればどのよ
うなものであっても適用可能である。
【0059】例えば、上記実施形態では、構造情報は、
ブロック単位あるいはページ単位に印刷データの送信に
先立って送信されたが、印刷データの送信と同時に送信
されてもよく、この場合でも、プリンタは印刷データの
構造を解析しなくて済み、効率的に印刷することができ
る。
【0060】また、本発明は、前述した実施形態の機能
を実現するソフトウェアのプログラムコードを記憶した
記録媒体を、システムあるいは装置にプログラムを供給
することによって達成される場合にも適用できることは
いうまでもない。この場合、記憶媒体から読み出された
プログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現する
ことになり、そのプログラム自体およびそのプログラム
を記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
【0061】上記実施形態では、図3、図7、図9のフ
ローチャートに示すプログラムコードは、ホストコンピ
ュータ20およびプリンタ40の記憶媒体にそれぞれ格
納されている。プログラムコードを供給する記憶媒体と
しては、ROMに限らず、例えばフロッピー(登録商
標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気デ
ィスク、CD−ROM、CD−R、DVD、磁気テー
プ、不揮発性のメモリカードなどを用いることができ
る。
【0062】
【発明の効果】本発明によれば、プリンタドライバがデ
ータ作成中に予めデータの構造情報を確認できた場合、
それを利用し、プリンタ側の負荷を軽減して印刷効率を
高めることができる。すなわち、データの構造情報が有
る場合、それを利用し、無い場合、データを解析しなが
ら印刷を行うことで、効率的な印刷を行うことができ
る。
【0063】また、ページ間に跨った印刷データであっ
ても、次のページに印刷データが存在し、さらに、次の
印刷モードが現在の印刷から連続して処理を行うことが
できると判断した場合、不要な待ち時間を発生させずに
効率的に印刷を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態における印刷システムの構成を
示すブロック図である。
【図2】プリンタドライバによってプリンタ40に送ら
れる印刷ジョブの構成を従来と比較して示す図である。
【図3】印刷システムにおける印刷処理手順を示すフロ
ーチャートである。
【図4】データの構造情報の具体例を示す図である。
【図5】プリンタ40の構造を示す斜視図である。
【図6】プリンタ40におけるキャリッジ91およびロ
ーラ部95を駆動するモータ等の制御系の構成を示す図
である。
【図7】図3のステップS13で構造情報を取得した際
におけるプリンタ側の印刷準備処理手順を示すフローチ
ャートである。
【図8】プリントヘッドのノズルを示す図である。
【図9】図3のステップS1でホストコンピュータ側の
プリンタドライバが印刷データを作成する際に構造情報
を付加する処理手順を示すフローチャートである。
【図10】第2の実施形態におけるプリンタドライバに
よってプリンタ40に送られる印刷ジョブの構成を示す
図である。
【符号の説明】
20 ホストコンピュータ 21、42 CPU 23、43 ROM 40 プリンタ 103、215、216、217、303 構造情報 201 印刷用紙 202、203、204、205 印刷データ 302 印刷ジョブ

Claims (36)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報処理装置で動作するプリンタドライ
    バによって送信される印刷データを用いて印刷装置が印
    刷を行う印刷システムにおいて、 前記プリンタドライバは、 前記送信される印刷データに該印刷データの構造情報を
    付加する情報付加手段と、 該付加された構造情報を前記印刷装置に送信する情報送
    信手段とを備え、 前記印刷装置は、受信した前記構造情報を基に、前記印
    刷データの印刷処理を行うことを特徴とする印刷システ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記プリンタドライバが前記印刷データ
    の作成中に得た情報を前記構造情報とすることを特徴と
    する請求項1記載の印刷システム。
  3. 【請求項3】 前記プリンタドライバが前記印刷装置に
    送信する前に前記印刷データを解析し、該解析した情報
    を前記構造情報とすることを特徴とする請求項1記載の
    印刷システム。
  4. 【請求項4】 前記印刷装置は、前記プリンタドライバ
    によって送られた前記構造情報を使用し、前記印刷デー
    タを解析することなく印刷を行うことを特徴とする請求
    項1記載の印刷システム。
  5. 【請求項5】 前記印刷装置は、前記構造情報が送られ
    てこない場合、前記印刷データを解析して印刷を行うこ
    とを特徴とする請求項4記載の印刷システム。
  6. 【請求項6】 前記構造情報は、その後に印刷される印
    刷データがカラーデータであるかあるいはモノクロデー
    タであるかの情報、およびカラーデータとモノクロデー
    タが隣接しているかの情報の少なくとも一方を含み、前
    記印刷装置は、前記構造情報を基に印刷を行うことを特
    徴とする請求項1記載の印刷システム。
  7. 【請求項7】 前記構造情報は、その後に印刷される印
    刷データが現在の位置から何ライン目に発生するか、カ
    ラーデータは何ライン目から始まるか、あるいはモノク
    ロデータは何ライン目から発生するかの情報を含み、前
    記印刷装置は、前記構造情報を基に印刷を行うことを特
    徴とする請求項1記載の印刷システム。
  8. 【請求項8】 前記構造情報は、その後に印刷される印
    刷データの左右端に関する情報であり、前記印刷装置
    は、前記構造情報を基に印刷を行うことを特徴とする請
    求項1記載の印刷システム。
  9. 【請求項9】 前記プリンタドライバは、前記印刷デー
    タに付加される前記構造情報の指定範囲を任意の単位で
    設定可能であることを特徴とする請求項1記載の印刷シ
    ステム。
  10. 【請求項10】 前記情報送信手段は、前記印刷データ
    の送信に先立って、前記構造情報を前記印刷装置に送信
    し、該印刷装置にその後に送信される印刷データの構造
    を認識させておくことを特徴とする請求項1記載の印刷
    システム。
  11. 【請求項11】 前記プリンタドライバは、現在のペー
    ジの印刷中、次のページのデータが存在する場合、前記
    情報送信手段によりその旨を前記印刷装置に通知するこ
    とを特徴とする請求項10記載の印刷システム。
  12. 【請求項12】 前記プリンタドライバは、現在のペー
    ジの印刷中、次のページのデータが存在する場合、前記
    情報送信手段により前記構造情報として、次のページの
    印刷モードおよびデータ構造を通知することを特徴とす
    る請求項11記載の印刷システム。
  13. 【請求項13】 前記印刷装置は、前記通知された内容
    から現在印刷している印刷動作を連続して行えることが
    確認できた場合、引き続き次のページの処理を継続する
    ことを特徴とする請求項12記載の印刷システム。
  14. 【請求項14】 排紙給紙を連続して行うことを特徴と
    する請求項13記載の印刷システム。
  15. 【請求項15】 前記印刷データの処理を連続して行う
    ことを特徴とする請求項13記載の印刷システム。
  16. 【請求項16】 前記印刷装置は、前記通知された内容
    から印刷を継続することが困難でエラーが発生すること
    が確認できた場合、そのページを印刷する前にエラーを
    発生させることを特徴とする請求項11記載の印刷シス
    テム。
  17. 【請求項17】 情報処理装置で動作するプリンタドラ
    イバによって送信される印刷データを用いて印刷装置が
    印刷を行う印刷方法において、 前記プリンタドライバによって、前記送信される印刷デ
    ータに該印刷データの構造情報を付加する工程と、 該付加された構造情報を前記印刷装置に送信する工程
    と、 前記印刷装置では、受信した前記構造情報を基に、前記
    印刷データの印刷処理を行う工程とを有することを特徴
    とする印刷方法。
  18. 【請求項18】 前記プリンタドライバが前記印刷デー
    タの作成中に得た情報を前記構造情報とすることを特徴
    とする請求項17記載の印刷方法。
  19. 【請求項19】 前記プリンタドライバが前記印刷装置
    に送信する前に前記印刷データを解析し、該解析した情
    報を前記構造情報とすることを特徴とする請求項17記
    載の印刷方法。
  20. 【請求項20】 前記印刷装置は、前記プリンタドライ
    バによって送られた前記構造情報を使用し、前記印刷デ
    ータを解析することなく印刷を行うことを特徴とする請
    求項17記載の印刷方法。
  21. 【請求項21】 前記印刷装置は、前記構造情報が送ら
    れてこない場合、前記印刷データを解析して印刷を行う
    ことを特徴とする請求項20記載の印刷方法。
  22. 【請求項22】 前記構造情報は、その後に印刷される
    印刷データがカラーデータであるかあるいはモノクロデ
    ータであるかの情報、およびカラーデータとモノクロデ
    ータが隣接しているかの情報の少なくとも一方を含み、
    前記印刷装置は、前記構造情報を基に印刷を行うことを
    特徴とする請求項17記載の印刷方法。
  23. 【請求項23】 前記構造情報は、その後に印刷される
    印刷データが現在の位置から何ライン目に発生するか、
    カラーデータは何ライン目から始まるか、あるいはモノ
    クロデータは何ライン目から発生するかの情報を含み、
    前記印刷装置は、前記構造情報を基に印刷を行うことを
    特徴とする請求項17記載の印刷方法。
  24. 【請求項24】 前記構造情報は、その後に印刷される
    印刷データの左右端に関する情報であり、前記印刷装置
    は、前記構造情報を基に印刷を行うことを特徴とする請
    求項17記載の印刷方法。
  25. 【請求項25】 前記プリンタドライバは、前記印刷デ
    ータに付加される前記構造情報の指定範囲を任意の単位
    で設定可能であることを特徴とする請求項17記載の印
    刷方法。
  26. 【請求項26】 前記構造情報を送信する工程では、前
    記印刷データの送信に先立って、前記構造情報を前記印
    刷装置に送信し、該印刷装置にその後に送信される印刷
    データの構造を認識させておくことを特徴とする請求項
    17記載の印刷方法。
  27. 【請求項27】 前記プリンタドライバは、現在のペー
    ジの印刷中、次のページのデータが存在する場合、前記
    情報送信手段によりその旨を前記印刷装置に通知するこ
    とを特徴とする請求項26記載の印刷方法。
  28. 【請求項28】 前記プリンタドライバは、現在のペー
    ジの印刷中、次のページのデータが存在する場合、前記
    情報送信手段により前記構造情報として、次のページの
    印刷モードおよびデータ構造を通知することを特徴とす
    る請求項27記載の印刷方法。
  29. 【請求項29】 前記印刷装置は、前記通知された内容
    から現在印刷している印刷動作を連続して行えることが
    確認できた場合、引き続き次のページの処理を継続する
    ことを特徴とする請求項28記載の印刷方法。
  30. 【請求項30】 排紙給紙を連続して行うことを特徴と
    する請求項29記載の印刷方法。
  31. 【請求項31】 前記印刷データの処理を連続して行う
    ことを特徴とする請求項29記載の印刷方法。
  32. 【請求項32】 前記印刷装置は、前記通知された内容
    から印刷を継続することが困難でエラーが発生すること
    が確認できた場合、そのページを印刷する前にエラーを
    発生させることを特徴とする請求項27記載の印刷方
    法。
  33. 【請求項33】 プリンタドライバを動作させて印刷デ
    ータを作成し、該作成された印刷データを印刷装置に送
    信する情報処理装置において、 前記プリンタドライバによって送信される印刷データに
    該印刷データの構造情報を付加する情報付加手段と、 該付加された構造情報を前記印刷装置に送信する情報送
    信手段とを備え、 該送信された構造情報を基に、前記印刷装置に前記印刷
    データの印刷処理を行わせることを特徴とする情報処理
    装置。
  34. 【請求項34】 情報処理装置で動作するプリンタドラ
    イバによって送信される印刷データを用いて印刷を行う
    印刷装置において、 前記プリンタドライバによって送信される印刷データに
    付加された構造情報を受信する情報受信手段と、 該受信した前記構造情報を基に、前記印刷データの印刷
    処理を行う印刷処理手段とを備えたことを特徴とする印
    刷装置。
  35. 【請求項35】 情報処理装置で動作し、印刷データを
    作成して印刷装置に送信するプリンタドライバにおい
    て、 前記送信される印刷データに該印刷データの構造情報を
    付加する情報付加手段と、 該付加された構造情報を前記印刷装置に送信する情報送
    信手段とを備え、 受信した前記構造情報を基に、前記印刷装置に前記印刷
    データの印刷処理を行わせることを特徴とするプリンタ
    ドライバ。
  36. 【請求項36】 請求項17乃至32のいずれかに記載
    の印刷方法を実現するためのプログラムコードを保持す
    る記憶媒体。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006260536A (ja) * 2005-03-15 2006-09-28 Microsoft Corp 印刷ジョブデータのための索引データを提供する方法およびシステム
JP2013218625A (ja) * 2012-04-12 2013-10-24 Oki Data Corp プリンタドライバ、情報処理装置、画像形成装置、画像形成システム及び画像形成方法

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