JP3323680B2 - 出力装置及び出力方法 - Google Patents

出力装置及び出力方法

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JP3323680B2 JP32513194A JP32513194A JP3323680B2 JP 3323680 B2 JP3323680 B2 JP 3323680B2 JP 32513194 A JP32513194 A JP 32513194A JP 32513194 A JP32513194 A JP 32513194A JP 3323680 B2 JP3323680 B2 JP 3323680B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、外部装置から入力され
る入力情報に基づく出力パターンと予め登録されている
フォーム情報に基づくフォームパターンを重ねて出力す
る出力装置及び出力方法に関する。
【0002】例えば、コンピュータシステムに接続さ
れ、各種アプリケーションの印刷を行うために複数のペ
ージ記述言語やシリアルプリンタのエミュレーションを
内蔵しているプリンタ等の出力装置に関するものであ
る。
【0003】
【従来の技術】複数種類のプリンタ言語を解釈して適正
に印刷するプリンタは、プリンタ言語(例えば、ページ
記述言語)を切り換える場合に、アプリケーションから
登録されたフォーム情報等をメモリ(例えば、RAM)
から消去し、次に起動される言語の登録領域に割当てて
いた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
のプリンタではフォーム情報を消去してしまうため、再
びその言語が起動される際、つまりその言語を使用して
いるアプリケーションを使用する時に再び、フォーム情
報を登録し直さなければならない。
【0005】これを解決するために、予め言語別にフォ
ーム情報を言語が切り替わっても消えることのないスタ
ティックRAMの領域を言語毎に確保し、そこにフォー
ム情報を登録する方法が考えられる。
【0006】ところが、この方法はその装置のメモリを
予め言語毎に割り振ってしまうため1言語あたりのRA
Mが少なくなってしまうという問題点があった。
【0007】最近のプリンタでは高解像度化され、少量
のメモリでバンディング処理を行う装置も提供されてい
る。
【0008】これらの装置では入力データによってはバ
ンドメモリでは足らなくなり、解像度を低下させたり、
印刷が不能になってしまう。
【0009】上記の様に1言語あたりのメモリ量が少な
いと、メモリ不足は顕著となり、解像度の低下や、スル
ープットの低下、あるいは印刷できなくなるという問題
点があった。
【0010】本発明の目的は、上述した問題点に鑑み、
設定された登録レベルに応じて、フォーム情報を記憶手
段の第1記憶領域或は第2記憶領域に登録し、前記第1
記憶領域或は第2記憶領域に登録されている前記フォー
ム情報に基づくフォームパターンと前記入力情報に基づ
く出力パターンを重ねて出力する出力装置及び出力方法
を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決する為
に、本発明の出力装置は、外部装置から入力される入力
情報に基づく出力パターンを生成して出力する出力装置
であって、フォーム情報をそれぞれ異なる用途の複数の
記憶領域のいずれに登録するかを示す登録レベルを設定
する設定手段と、前記設定手段で設定された登録レベル
を判別する判別手段と、前記判別手段での判別結果に応
じて、前記フォーム情報を記憶手段の第1記憶領域或は
第2記憶領域に登録する制御手段と、前記第1記憶領域
或は第2記憶領域に登録されている前記フォーム情報に
基づくフォームパターンと前記入力情報に基づく出力パ
ターンを重ねて出力する出力手段とを有し、前記第1記
憶領域と第2記憶領域は、それぞれ登録されている前記
フォーム情報を開放する条件が異なることを特徴とす
る。かかる課題を解決する為に、本発明の出力方法は、
外部装置から入力される入力情報に基づく出力パターン
を生成して出力する出力装置における出力方法であっ
て、フォーム情報をそれぞれ異なる用途の複数の記憶領
域のいずれに登録するかを示す登録レベルを入力し、入
力された登録レベルを判別して、前記フォーム情報を記
憶手段の第1記憶領域或は第2記憶領域に登録し、前記
第1記憶領域或は第2記憶領域に登録されている前記フ
ォーム情報に基づくフォームパターンと前記入力情報に
基づく出力パターンを重ねて出力する工程を含み、前記
第1記憶領域と第2記憶領域は、それぞれ登録されてい
る前記フォーム情報を開放する条件が異なることを特徴
とする。
【0012】かかる課題を解決する為に、本発明の出力
装置は、外部装置から入力される入力情報に基づく出力
パターンを生成して出力する出力装置であって、フォー
ム情報をそれぞれ異なる用途の複数の記憶領域のいずれ
登録するかを示す登録レベルを判別する判別手段と、
前記判別手段での判別結果に応じて、前記フォーム情報
を第1記憶手段或は第2記憶手段に登録する制御手段
と、前記第1記憶手段或は第2記憶手段に登録されてい
る前記フォーム情報に基づくフォームパターンと前記入
力情報に基づく出力パターンを重ねて出力する出力手段
とを有し、前記第1記憶領域と第2記憶領域は、それぞ
れ登録されている前記フォーム情報を開放する条件が異
なることを特徴とする。
【0013】かかる課題を解決する為に、本発明の出力
方法は、外部装置から入力される入力情報に基づく出力
パターンを生成して出力する出力装置における出力方法
であって、フォーム情報をそれぞれ異なる用途の複数の
記憶領域のいずれに登録するかを示す登録レベルに応じ
て、フォーム情報を記憶手段の第1記憶領域或は第2記
憶領域に登録し、前記第1記憶領域或は第2記憶領域に
登録されている前記フォーム情報に基づくフォームパタ
ーンと前記入力情報に基づく出力パターンを重ねて出力
する工程を含み、前記第1記憶領域と第2記憶領域は、
それぞれ登録されている前記フォーム情報を開放する条
件が異なることを特徴とする。
【0014】
【作用】以上の構成により、設定された登録レベルに応
じて、フォーム情報を記憶手段の第1記憶領域或は第2
記憶領域に選択的に登録し、入力情報に基づく出力パタ
ーンと登録されたフォーム情報に基づくフォームパター
ンを重ねて出力することができる。
【0015】
【実施例】本実施例の構成を説明する前に、本実施例を
適用するに好適なレーザビームプリンタおよびインクジ
ェットプリンタの構成について図1〜図3を参照しなが
ら説明する。
【0016】なお、本実施例を適用するプリンタは、レ
ーザビームプリンタおよびインクジェットプリンタに限
られるものではなく、他のプリント方式のプリンタでも
良いことは言うまでもない。
【0017】図1は本発明を適用可能な第1の出力装置
の構成を示す断面図であり、例えばレーザビームプリン
タ(LBP)100の場合を示す。
【0018】図において、100はLBP本体を示し、
後述するホストコンピュータ1から供給される印刷デー
タ(例えば、文字コードや制御コード等から構成される
ページ記述言語等のプリンタ言語)やフォーム情報ある
いは、マクロ命令等を入力して記憶するとともに、それ
らの情報に従って対応する文字パターンやフォームパタ
ーン等を作成し、記録媒体である記録紙上に像を形成す
る。
【0019】300は操作の為の各種スイッチおよびL
ED表示器、LCD表示器等が配されている操作パネ
ル、101はLBP100全体の制御及びホストコンピ
ュータから供給される文字情報等を解析するプリンタ制
御ユニット(プリンタコントローラ)である。この制御
ユニット101は主に、文字情報を対応する文字パター
ンのビデオ信号に変換してレーザドライバ102に出力
する。
【0020】レーザドライバ102は半導体レーザ10
3を駆動するための回路であり、入力された信号に応じ
て半導体レーザをオン・オフ切り替えしている。レーザ
光104は回転多面鏡105で左右方向に振られて静電
ドラム106上を走査する。これにより、静電ドラム1
06上には文字パターンの静電潜像が形成される。この
潜像は静電ドラム106の周囲の現像ユニット107に
より現像された後、記録紙に転写される。
【0021】この記録紙には、カットシートを用い、記
録紙はLBP100に装着した用紙カセットに収納さ
れ、給紙ローラ109及び搬送ローラ110と111と
により装置内に取り込まれて、静電ドラム106に供給
される。
【0022】図2は本発明を適用可能な第2の出力装置
の構成を示す外観図であり、例えばインクジェット記録
装置(IJRA)の場合を示す。
【0023】図において、駆動モータ5013の正逆回
転に連動して駆動力伝達ギア5011,5009を介し
て回転するリードスクリュー5005の螺旋溝5004
に対して係合するキャリッジHCはピン(図示しない)
を有し、矢印a,b方向に往復移動される。
【0024】このキャリッジHCには、インクジェット
カートリッジIJCが搭載されている。5002は紙押
え板であり、キャリッジ移動方向にわたって紙をプラテ
ン5000に対して押圧する。5007,5008はフ
ォトカプラで、キャリッジのレバー5006のこの域で
の存在を確認して、モータ5013の回転方向切り換え
等を行うためのホームポジション検知手段として機能す
る。
【0025】5016は記録ヘッドの全面をキャップす
るキャップ部材5022を指示する部材、5015はこ
のキャップ内を吸引する吸引手段でキャップ内開口50
23を介して記録ヘッドの吸引回復を行う。
【0026】5017はクリーニングブレードで、部材
5019により前後方向に移動可能となる。5018は
本体支持板で、上記5017,5019を支持する。5
012は、吸引回復の吸引を開始するためのレバーで、
キャリッジと係合するカム5020の移動に伴って移動
し、駆動モータからの駆動力がクラッチ切り換え等の公
知の伝達手段で移動制御される。
【0027】これらのキャッピング,クリーニング,吸
引回復は、キャッリジがホームポジション側領域にきた
ときにリードスクリュー5005の作用によってそれら
の対応位置で所望の処理が行えるように構成されている
が、周知のタイミングで所望動作を行うように構成され
ていればよい。
【0028】図3は、図2に示した第2の出力装置(イ
ンクジェットプリンタ)の制御構成を説明するブロック
図である。
【0029】図において、1700は記録信号を入力す
るインタフェース、1701はMPU、1702は前記
MPU1701が実行する制御プログラムやホスト印刷
情報等を格納するROM、1703はRAMで、各種デ
ータ(上記記録信号やヘッドに供給される記録データや
フォーム情報等)を保存しておく。
【0030】1704は記録ヘッド1708に対する出
力データの供給制御を行うゲートアレイで、インタフェ
ース1700,MPU1701,DRAM1703間の
データの転送制御も行う。1710は前記記録ヘッド1
708を搬送するためのキャリアモータ、1709は記
録用紙搬送のための搬送モータ、1705は前記記録ヘ
ッドを駆動するヘッドドライバ、1706は前記搬送モ
ータ1709を駆動するモータドライバ、1707は前
記キャリアモータ1710を駆動するモータドライバで
ある。
【0031】このように構成された上記記録装置におい
て、インタフェース1700を介して後述するホストコ
ンピュータ100より入力情報が入力されると、ゲート
アレイ1704とMPU1701との間で入力情報がプ
リント用の出力情報に変換される。そして、モータドラ
イバ1706,1707が駆動されるとともに、ヘッド
ドライバ1705に送られた出力情報に従って記録ヘッ
ドが駆動され印字が実行される。
【0032】図4は、本発明の実施例による印刷システ
ムの構成を示すブロック図である。本実施例による印刷
システムは、印刷データ(例えば、文字コードや制御コ
ードから構成されるページ記述言語等のプリンタ言語)
を送出するホストコンピュータ1、図1に示すレーザー
ビームプリンタ100から構成されている。
【0033】ホストコンピュータ1は不図示のアプリケ
ーションプログラムを動作させることができ、そのアプ
リケーションプログラムでワープロや作表、作図の作業
をおこなう。
【0034】そしてその作成された文字や図形などの印
刷データをプリンタコントローラ101が解釈できる、
文字コードや制御コードの形に不図示のプリンタドライ
バを介して変換し、プリンタコントローラ101に印刷
データを送出する。
【0035】ホストコンピュータ1より送られた印刷デ
ータは入力I/F2を介して入力バッファ3(例えば、
RAM)に格納される。
【0036】プログラムROM7には入力バッファ3に
入力された印刷データを解析してラスタライズ(ドット
イメージの描画処理)を行う為の図12のフローチャー
トに示す制御プログラムや後述する図6、図8、図9、
図11に示す制御プログラムが格納されている。
【0037】フォントROM8は印刷データに含まれる
文字コードに対応したビットマップフォント(ドットフ
ォント)或は、スケーラブルフォント(ドットフォント
を形成する為の情報)や、それらパターン情報のピッチ
やポイントサイズなどの付加情報が格納されている。
【0038】そして、文字コードが送られてくるとCP
U9は対応するフォント情報(ビットマップフォント或
はスケーラブルフォント)をフォントROM8から読み
出し、ドットパターンに変換する。
【0039】RAM4はフォーム情報の格納や、ワーク
領域に使用されるRAMであり、後述する様なスタティ
ックRAM領域とダイナミックRAM領域が確保され
る。
【0040】300は本装置の操作パネルであり、印刷
装置を操作するための電源スイッチや登録レベルスイッ
チ50等のスイッチや、プリント状態や登録レベルを表
示するためのLCDなどで構成されている。
【0041】ハードディスク6は二次記憶装置でありフ
ォーム情報などホストコンピュータより入力される登録
データを格納できる。
【0042】ページバッファ10はプリンタI/F11
を介してプリンタエンジン13へ転送するためのビット
マップイメージデータを1ページ分格納するページバッ
ファ(例えば、RAM)である。
【0043】このページバッファ10に1ページ分ビッ
トマップ情報が格納されたのちにプリンタI/F11を
介してプリンタエンジン13にページバッファ(メモ
リ)の内容をビデオ転送する。
【0044】図5は図4における操作パネル300の状
態を示し、登録レベルスイッチ50を用いて、ユーザが
登録レベル(例えば、スタティックRAM領域への登
録、ダイナミックRAM領域への登録、ハードディ
スクへの登録)を設定できる。
【0045】図6は、本実施例に係るプリンタコントロ
ーラ101のプログラム動作を示すフローチャートであ
り、当該プログラムはプログラムROM7に格納されC
PU9により実行される。
【0046】ステップS1でCPU9はパネル装置30
0により設定されたフォーム情報登録データの登録レベ
ル(ここでは、スタティック領域にフォーム情報を登録
するか、ダイナミック領域にフォーム情報を登録するか
のどちらかの設定)を読み込む。
【0047】ステップS2でCPU9はRAM4全体を
初期化しワークエリア等に使用するシステム領域を含む
スタティックRAM領域とダイナミックRAM領域をR
AM4に確保し、ステップS3でCPU9は図7の7
(b)に示す様にダイナミックRAM領域を初期化す
る。
【0048】そして、ステップS4でCPU9はステッ
プS1で読み込んだ登録レベルの設定値がスタティック
RAM領域への登録か否かを判断する。ここで、登録レ
ベルの設定値がスタティックRAM領域への登録であっ
た場合は図7の7(a)に示す様にフォーム情報登録領
域をスタティックRAM領域に確保してステップS5以
降の処理を実行する。
【0049】一方、登録レベルの設定値がダイナミック
RAM領域への登録であった場合は図7の7(c)に示
す様にフォーム情報登録領域をダイナミックRAM領域
に確保してステップS11以降の処理を実行する。
【0050】ステップS4で登録レベルの設定値がスタ
テックRAM領域への登録であると判断すると、ステッ
プS5でCPU9はホストコンピュータ1より印刷デー
タを受信したか否かを判断する。
【0051】例えば、印刷JOBコマンド(以下JOB
と呼ぶ)を受信したか否かを判断する。ステップS5で
JOBを受信したならばステップS6に進み、JOBを
受信していなければJOBを受信するまでステップS5
の処理を繰り返す。
【0052】ステップS5でJOBを受信したと判断す
ると、ステップS6でCPU9はバッファ3より受信し
た印刷データを読み込みコマンドの解析を行い、ステッ
プS7でフォーム情報登録コマンドであるか否かを判断
する。
【0053】ステップS7で解析したコマンドがフォー
ム情報登録コマンドであると判断すると、ステップS8
でCPU9はフォーム情報登録コマンドに続くフォーム
情報登録データを登録レベルで設定されたRAM4のス
タティックRAM領域(SRAM領域)に格納し、再び
ステップS6の処理を実行する。
【0054】一方、ステップS7でフォーム登録コマン
ドでないと判断すると、ステップS9で描画処理(後述
する図12のフローチャートに示す描画処理)を実行
し、ステップS9の処理が終わると、ステップS10で
CPU9はJOBが終了したか否かを判断する。
【0055】例えば、JOB終了コマンドを受信したか
否か、或は、任意に設定されたタイムアウト時間が経過
したか否かを判断することにより、JOBが終了したか
否かを判断する。
【0056】ステップS10でJOBが終了していない
と判断するとステップS6の処理を実行し、一方、JO
Bが終了したと判断するとステップS3の処理を実行し
ダイナミックRAM領域を初期化し次のJOBに備え
る。
【0057】一方、ステップS4での判断でダイナミッ
ク領域への登録が指示されていると判断すると、ステッ
プS11でCPU9はホストコンピュータ1より印刷デ
ータを受信したか否かを判断する。
【0058】例えば、印刷JOBコマンド(以下JOB
と呼ぶ)を受信したか否かを判断する。ステップS11
でJOBを受信したならばステップS12の処理を実行
し、JOBを受信していなければJOBを受信するまで
ステップS11の処理を繰り返す。
【0059】ステップS11でJOBを受信したと判断
すると、ステップS12でCPU9はバッファ3より受
信した印刷データを読み込みコマンドの解析を行い、ス
テップS13でフォーム情報登録コマンドであるか否か
を判断する。
【0060】ステップS13で解析したコマンドがフォ
ーム情報登録コマンドであると判断すると、ステップS
14でCPU9はフォーム情報登録コマンドに続くフォ
ーム情報登録データを登録レベルで設定されたRAM4
のダイナミックRAM領域(DRAM領域)に格納し、
再びステップS12の処理を実行する。
【0061】一方、ステップS13でフォーム登録コマ
ンドでないと判断すると、ステップS15で描画処理
(後述する図12のフローチャートに示す描画処理)を
実行し、ステップS15の処理が終わると、ステップS
16でCPU9はJOBが終了したか否かを判断する。
【0062】例えば、JOB終了コマンドを受信したか
否か、或は、任意に設定されたタイムアウト時間が経過
したか否かを判断することにより、JOBが終了したか
否かを判断する。
【0063】ステップS16でJOBが終了していない
と判断するとステップS12の処理を実行し、一方、J
OBが終了したと判断するとステップS3の処理を実行
しダイナミックRAM領域を初期化し次のJOBに備え
る。すなわち、ここで次のJOBに備えてダイナミック
RAM領域のフォーム情報登録領域が解放される。
【0064】以上説明してきたように本実施例によれ
ば、ユーザーが操作パネル300でフォーム情報登録の
登録レベル(モード)を設定することで、JOBが終了
しても登録したフォーム情報が消去されないSRAM領
域への登録と、JOBが終了すると登録したフォーム情
報が消去されるDRAM領域への登録を選択でき、メモ
リ(RAM4)を効率的に使用できる。
【0065】[他の実施例]図8と図9は、本実施例に
係るプリンタコントローラ101の他の制御プログラム
動作を示すフローチャートであり、当該制御プログラム
はプログラムROM7に格納されCPU9により実行さ
れる。
【0066】上述した実施例では、ホストコンピュータ
1より送られてくる印刷データのコマンド体系は1つで
あったが、本実施例では2つのコマンド体系の持った印
刷装置の例を示す。例えば、当該印刷装置は、A社のペ
ージ記述言語1(PDL1)とB社のページ記述言語2
(PDL2)を解釈し適正に印刷処理できる構成になっ
ている。
【0067】ステップS21でCPU9はパネル装置3
00により設定されたフォーム情報登録データの登録レ
ベル(ここでは、スタティック領域にフォーム情報を登
録するか、ダイナミック領域にフォーム情報を登録する
かのどちらかの設定)を読み込む。
【0068】ステップS22でCPU9はRAM4全体
を初期化しワークエリア等に使用するシステム領域を含
むスタティックRAM領域とダイナミックRAM領域を
RAM4に確保し、ステップS23でCPU9は図10
の10(b)に示す様にダイナミックRAM領域を初期
化する。
【0069】ステップS24でCPU9はホストコンピ
ュータ1より印刷データを受信したか否かを判断する。
【0070】例えば、印刷JOBコマンド(以下JOB
と呼ぶ)を受信したか否かを判断する。
【0071】ステップS24でJOBを受信したならば
ステップS25に進み、JOBを受信していなければJ
OBを受信するまでステップS24の処理を繰り返す。
【0072】ステップS24でJOBを受信したと判断
すると、ステップS25でCPU9は受信した印刷デー
タ(JOB)の例えば512バイト分の印刷データに含
まれる制御コードとPDL1に特徴的な制御コードを比
較して識別することにより、受信した印刷データのコマ
ンド体系がPDL1か否かを判断する。
【0073】ステップS25で受信した印刷データをP
DL1でない、すなわちPDL2と判断すると図9のフ
ロチャートのステップS41の処理を実行し、受信した
印刷データをPDL1と判断するとステップS26でC
PU9はステップS21で読み込んだ登録レベルの設定
値がスタティックRAM領域への登録か否かを判断す
る。
【0074】ここで、登録レベルの設定値がスタティッ
クRAM領域への登録であった場合は図10の10
(a)に示す様にPDL1用のフォーム情報登録領域を
スタティックRAM領域に確保してステップS27以降
の処理を実行する。
【0075】一方、登録レベルの設定値がダイナミック
RAM領域への登録であった場合は図10の10(c)
に示す様にPDL1用のフォーム情報登録領域をダイナ
ミックRAM領域に確保してステップS32以降の処理
を実行する。
【0076】ステップS26で登録レベルの設定値がス
タティックRAM領域への登録と判断すると、ステップ
S27でCPU9はバッファ3より受信した印刷データ
(PDL1)を読み込みコマンドの解析を行い、ステッ
プS28でフォーム情報登録コマンドであるか否かを判
断する。
【0077】ステップS28で解析したコマンドがフォ
ーム情報登録コマンドであると判断すると、ステップS
29でCPU9はフォーム情報登録コマンドに続くフォ
ーム情報登録データを登録レベルで設定されたRAM4
のスタティックRAM領域(SRAM領域)のPDL1
用のフォーム情報登録領域に格納し、再びステップS2
7の処理を実行する。
【0078】一方、ステップS28でフォーム登録コマ
ンドでないと判断すると、ステップS30で描画処理
(後述する図12のフローチャートに示す描画処理)を
実行し、ステップS30の処理が終わると、ステップS
31でCPU9はJOBが終了したか否かを判断する。
【0079】例えば、JOB終了コマンドを受信したか
否か、或は、任意に設定されたタイムアウト時間が経過
したか否かを判断することにより、JOBが終了したか
否かを判断する。
【0080】ステップS31でJOBが終了していない
と判断するとステップS27に処理が移り、一方、JO
Bが終了したと判断するとステップS23の処理を実行
しダイナミックRAM領域を初期化し次のJOBに備え
る。
【0081】一方、ステップS26で登録レベルの設定
値がダイナミックRAM領域への登録であると判断する
と、ステップS32でCPU9はバッファ3より受信し
た印刷データ(PDL1)を読み込みコマンドの解析を
行い、ステップS33でフォーム情報登録コマンドであ
るか否かを判断する。
【0082】ステップS33で解析したコマンドがフォ
ーム情報登録コマンドであると判断すると、ステップS
34でCPU9はフォーム情報登録コマンドに続くフォ
ーム情報登録データを登録レベルで設定されたRAM4
のダイナミックRAM領域(DRAM領域)のPDL1
用のフォーム情報登録領域に格納し、再びステップS3
2の処理を実行する。
【0083】一方、ステップS33でフォーム登録コマ
ンドでないと判断すると、ステップS35で描画処理
(後述する図12のフローチャートに示す描画処理)を
実行し、ステップS35の処理が終わると、ステップS
36でCPU9はJOBが終了したか否かを判断する。
【0084】例えば、JOB終了コマンドを受信したか
否か、或は、任意に設定されたタイムアウト時間が経過
したか否かを判断することにより、JOBが終了したか
否かを判断する。
【0085】ステップS36でJOBが終了していない
と判断するとステップS32に処理が移り、一方、JO
Bが終了したと判断するとステップS23の処理へ移り
ダイナミックRAM領域を初期化し次のJOBに備え
る。すなわち、ここで次のJOBに備えてRAM4のダ
イナミックRAM領域のPDL1用のフォーム情報登録
領域が解放される。
【0086】また、ステップS25で受信した印刷デー
タをPDL1でない、すなわちPDL2と判断すると図
9のフロチャートのステップS41で、CPU9はステ
ップS21で読み込んだ登録レベルの設定値がスタティ
ックRAM領域への登録か否かを判断する。
【0087】ここで、登録レベルの設定値がスタティッ
クRAM領域への登録であった場合は図10の10
(a)に示す様にPDL2用のフォーム情報登録領域を
スタティックRAM領域に確保してステップS42以降
の処理を実行する。
【0088】一方、登録レベルの設定値がダイナミック
RAM領域への登録であった場合は図10の10(c)
に示す様にPDL2用のフォーム情報登録領域をダイナ
ミックRAM領域に確保してステップS47以降の処理
を実行する。
【0089】ステップS41で登録レベルの設定値がス
タティックRAM領域への登録と判断すると、ステップ
S42でCPU9はバッファ3より受信した印刷データ
(PDL2)を読み込みコマンドの解析を行い、ステッ
プS43でフォーム情報登録コマンドであるか否かを判
断する。
【0090】ステップS43で解析したコマンドがフォ
ーム情報登録コマンドであると判断すると、ステップS
44でCPU9はフォーム情報登録コマンドに続くフォ
ーム情報登録データを登録レベルで設定されたRAM4
のスタティックRAM領域(SRAM領域)のPDL2
用のフォーム情報登録領域に格納し、再びステップS4
2の処理を実行する。
【0091】一方、ステップS43でフォーム登録コマ
ンドでないと判断すると、ステップS45で描画処理
(後述する図12のフローチャートに示す描画処理)を
実行し、ステップS45の処理が終わると、ステップS
46でCPU9はJOBが終了したか否かを判断する。
【0092】例えば、JOB終了コマンドを受信したか
否か、或は、任意に設定されたタイムアウト時間が経過
したか否かを判断することにより、JOBが終了したか
否かを判断する。
【0093】ステップS46でJOBが終了していない
と判断するとステップS42に処理が移り、一方、JO
Bが終了したと判断すると図8のフローチャートのステ
ップS23の処理を実行しダイナミックRAM領域を初
期化し次のJOBに備える。
【0094】一方、ステップS41で登録レベルの設定
値がダイナミックRAM領域への登録であると判断する
と、ステップS47でCPU9はバッファ3より受信し
た印刷データ(PDL2)を読み込みコマンドの解析を
行い、ステップS48でフォーム情報登録コマンドであ
るか否かを判断する。
【0095】ステップS48で解析したコマンドがフォ
ーム情報登録コマンドであると判断すると、ステップS
49でCPU9はフォーム情報登録コマンドに続くフォ
ーム情報登録データを登録レベルで設定されたRAM4
のダイナミックRAM領域(DRAM領域)のPDL2
用のフォーム情報登録領域に格納し、再びステップS4
7の処理を実行する。
【0096】一方、ステップS48でフォーム登録コマ
ンドでないと判断すると、ステップS50で描画処理
(後述する図12のフローチャートに示す描画処理)を
実行し、ステップS50の処理が終わると、ステップS
51でCPU9はJOBが終了したか否かを判断する。
【0097】例えば、JOB終了コマンドを受信したか
否か、或は、任意に設定されたタイムアウト時間が経過
したか否かを判断することにより、JOBが終了したか
否かを判断する。
【0098】ステップS51でJOBが終了していない
と判断するとステップS47の処理を実行し、一方、J
OBが終了したと判断するとステップS23の処理を実
行しダイナミックRAM領域を初期化し次のJOBに備
える。すなわち、ここで次のJOBに備えてRAM4の
ダイナミックRAM領域のPDL2用のフォーム情報登
録領域が解放される。
【0099】以上説明してきたように本実施例によれ
ば、ユーザーが操作パネル300でフォーム情報登録の
登録レベル(モード)を設定することで、ページ記述言
語等のプリンタ言語が切り替わっても登録したフォーム
情報が消去されないSRAM領域へのフォーム情報登録
と、ページ記述言語等のプリンタ言語が切り替わると登
録したフォーム情報が消去されるDRAM領域へのフォ
ーム情報登録を選択でき、メモリ(RAM4)を効率的
に使用できる。
【0100】[他の実施例]以上説明した実施例では、
フォーム情報をRAM4のSRAM領域或はDRAM領
域へ登録する例を説明したが、フォーム情報をハードデ
イスク等の2次記憶装置へ登録する登録レベルを更に設
け、プリンタ本体の電源がOFFされても登録されたフ
ォーム情報を保存する実施例を以下で説明する。
【0101】図11は、本実施例に係るプリンタコント
ローラ101の本実施例に係る制御プログラム動作を示
すフローチャートであり、当該制御プログラムはプログ
ラムROM7に格納されCPU9により実行される。
【0102】ステップS61でCPU9はパネル装置3
00により設定されたフォーム情報登録データの登録レ
ベル(ここでは、RAM4のダイナミック領域へのフォ
ーム情報登録或はハードディスク6へのフォーム情報登
録のどちらかの設定)を読み込む。
【0103】ステップS62でCPU9はRAM4全体
を初期化しワークエリア等に使用するシステム領域を含
むスタティックRAM領域とダイナミックRAM領域を
RAM4に確保し、ステップS63でCPU9は図7の
7(b)に示す様にダイナミックRAM領域を初期化す
る。
【0104】そして、ステップS64でCPU9はステ
ップS61で読み込んだ登録レベルの設定値がハードデ
ィスク6への登録か否かを判断する。
【0105】ここで、登録レベルの設定値がハードディ
スク6への登録であった場合はハードディスク6をフォ
ーム情報登録可能な状態にしステップS65以降の処理
を実行する。
【0106】一方、登録レベルの設定値がダイナミック
RAM領域への登録であった場合は図7の7(c)に示
す様にフォーム情報登録領域をダイナミックRAM領域
に確保してステップS71以降の処理を実行する。
【0107】ステップS64で登録レベルの設定値がハ
ードディスク6への登録であると判断すると、ステップ
S65でCPU9はホストコンピュータ1より印刷デー
タを受信したか否かを判断する。
【0108】例えば、印刷JOBコマンド(以下JOB
と呼ぶ)を受信したか否かを判断する。ステップS65
でJOBを受信したならばステップS66に進み、JO
Bを受信していなければJOBを受信するまでステップ
S65の処理を繰り返す。
【0109】ステップS65でJOBを受信したと判断
すると、ステップS66でCPU9はバッファ3より受
信した印刷データを読み込みコマンドの解析を行い、ス
テップS67でフォーム情報登録コマンドであるか否か
を判断する。
【0110】ステップS67で解析したコマンドがフォ
ーム情報登録コマンドであると判断すると、ステップS
68でCPU9はフォーム情報登録コマンドに続くフォ
ーム情報登録データを登録レベルで設定されたハードデ
ィスク6に格納し、再びステップS66の処理を実行す
る。
【0111】一方、ステップS67でフォーム登録コマ
ンドでないと判断すると、ステップS69で描画処理
(後述する図12のフローチャートに示す描画処理)を
実行し、ステップS69の処理が終わると、ステップS
70でCPU9はJOBが終了したか否かを判断する。
【0112】例えば、JOB終了コマンドを受信したか
否か、或は、任意に設定されたタイムアウト時間が経過
したか否かを判断することにより、JOBが終了したか
否かを判断する。
【0113】ステップS70でJOBが終了していない
と判断するとステップS66の処理を実行し、一方、J
OBが終了したと判断するとステップS63の処理を実
行しダイナミックRAM領域を初期化し次のJOBに備
える。
【0114】一方、ステップS64での判断でダイナミ
ック領域への登録が指示されていると判断すると、ステ
ップS71でCPU9はホストコンピュータ1より印刷
データを受信したか否かを判断する。
【0115】例えば、印刷JOBコマンド(以下JOB
と呼ぶ)を受信したか否かを判断する。ステップS71
でJOBを受信したならばステップS72の処理を実行
し、JOBを受信していなければJOBを受信するまで
ステップS71の処理を繰り返す。
【0116】ステップS71でJOBを受信したと判断
すると、ステップS72でCPU9はバッファ3より受
信した印刷データを読み込みコマンドの解析を行い、ス
テップS73でフォーム情報登録コマンドであるか否か
を判断する。
【0117】ステップS73で解析したコマンドがフォ
ーム情報登録コマンドであると判断すると、ステップS
74でCPU9はフォーム情報登録コマンドに続くフォ
ーム情報登録データを登録レベルで設定されたRAM4
のダイナミックRAM領域(DRAM領域)に格納し、
再びステップS72の処理を実行する。
【0118】一方、ステップS73でフォーム登録コマ
ンドでないと判断すると、ステップS75で描画処理
(後述する図12のフローチャートに示す描画処理)を
実行し、ステップS75の処理が終わると、ステップS
76でCPU9はJOBが終了したか否かを判断する。
【0119】例えば、JOB終了コマンドを受信したか
否か、或は、任意に設定されたタイムアウト時間が経過
したか否かを判断することにより、JOBが終了したか
否かを判断する。
【0120】ステップS76でJOBが終了していない
と判断するとステップS72の処理を実行し、一方、J
OBが終了したと判断するとステップS63の処理を実
行しダイナミックRAM領域を初期化し次のJOBに備
える。すなわち、ここで次のJOBに備えてダイナミッ
クRAM領域のフォーム情報登録領域が解放される。
【0121】次に、前述した実施例の図6のフローチャ
ートのステップS9、ステップS15、図8のフローチ
ャートのステップS30、ステップS35、図9のステ
ップS45、ステップS50、図11のフローチャート
のステップS69、ステップS75の具体的動作を図1
2のフローチャートを用いて説明する。
【0122】なお、図12のフローチャートに示す制御
プログラムは、プログラムROM7に記憶されておりC
PU9により実行される。
【0123】前述した実施例の図6のフローチャートの
ステップS7或はステップS13或は図8のフローチャ
ートのステップS28或はステップS33或は図9のス
テップS43或はステップS48或は図11のフローチ
ャートのステップS67或はステップS73で、フォー
ム情報の登録コマンドでないと判断すると、CPU9は
図12のステップS80でフォームオーバレイ印刷処理
開始コマンドか否かを判断する。
【0124】ステップS80で、CPU9はフォームオ
ーバレイ印刷処理開始コマンドでないと判断すると通常
印刷処理であると判断して、ステップS81でホストコ
ンピュータ1から入力する印刷データ(文字コードや制
御コードから構成されるページ記述言語等のプリンタ言
語)を解釈して、フォントROM8から文字コードに対
応するフォント情報を読み出しページバッファ10にラ
スタライズしてビツトマップデータ(例えば、図13の
13ー2に示す様な通常ページ)を生成する。
【0125】ステップS82で、1ページ分のビットマ
ップデータがページバッファ10に生成されたか否かを
判断し1ページ分生成されたと判断すると、CPU9は
ステップS90でプリンタI/F11を介してプリンタ
エンジン13にラスタライズされた1ページ分のビット
マップデータをビデオ転送して、プリンタエンジン13
で1ページ分紙に印刷させ本処理を終了し、前述した実
施例の図6のフローチャートのステップS10或はステ
ップS16或は図8のフローチャートのステップS31
或はステップS36或は図9のフローチャートのステッ
プS46或はステップS51或は図11のフローチャー
トのステップS70或はステップS76の処理を実行す
る。
【0126】一方、ステップS80で、CPU9はフォ
ームオーバレイ印刷処理開始コマンドであると判断する
と、ステップS83でCPU9は、指定されたフォーム
情報がRAM4のスタティックRAM領域に登録されて
いるフォーム情報(ページ1)かRAM4のダイナミッ
クRAM領域に登録されているフォーム情報(ページ
2)かを判断する。
【0127】ステップS83で、指定されたフォーム情
報がスタティツクRAM領域に登録されているフォーム
情報(ページ1)であると判断すると、ステップS84
で、CPU9はスタティツクRAM領域に登録されてい
るフォーム情報(ページ1)を読み出して、ステップS
86でページバッファ10のオーバレイページ領域にラ
イスタライズしてフォームパターン(オーバレイペー
ジ)を生成する。
【0128】一方、ステップS83で、ダイナミックR
AM領域に登録されているフォーム情報(ページ2)で
あると判断すると、ステップS85でCPU9はダイナ
ミックRAM領域に登録されているフォーム情報(ペー
ジ2)を読み出して、ステップS86でページバッファ
10のオーバレイページ領域にライスタライズしてフォ
ームパターン(オーバレイページ)を生成する。
【0129】ステップS87で、CPU9はホストコン
ピュータ1から入力する印刷データ(文字コードや制御
コードから構成されるページ記述言語等のプリンタ言
語)を解釈して、フォントROM8から文字コードに対
応する文字パターン情報を読み出しページバッファ10
の通常ページ領域にラスタライズしてビツトマップデー
タ(通常ページ)を生成する。
【0130】そして、ステップS88でビットマップデ
ータ(通常ページ)が1ページ分ページバッファ10の
通常ページ領域に格納されたか否かを判断し、1ページ
分格納されたと判断すると、ステップS89でCPU9
はページバッファ10の通常ページ領域のビットマップ
データ(通常ページ:例えば、図13の13−2に示す
文字パターン)とオーバレイ領域のビットマップデータ
(オーバレイページ:例えば、図13の13−1に示す
フォームパターン)を合成してフォームオーバレイペー
ジ領域に格納した後、ステップS90でCPU9はプリ
ンタI/F11を介してプリンタエンジン13にラスタ
ライズされた1ページ分のビットマップデータ(フォー
ムオーバレイパターン:例えば、図13の13−3に示
すフォームオーバレイパターン)をビデオ転送して、プ
リンタエンジン13で1ページ分紙に印刷させ本処理を
終了し、前述した実施例の図6のフローチャートのステ
ップS10或はステップS16或は図8のフローチャー
トのステップS31或はステップS36或は図9のフロ
ーチャートのステップS46或はステップS51或は図
11のフローチャートのステップS70或はステップS
76の処理を実行する。
【0131】なお、ステップS80で、CPU9はフォ
ームオーバレイ印刷処理開始コマンドであると判断する
と、ステップS83でCPU9は、指定されたフォーム
情報がRAM4に登録されているフォーム情報(ページ
1)かハードディスク6に登録されているフォーム情報
(ページ2)かを判断しても良い。
【0132】その場合には、ステップS83で、指定さ
れたフォーム情報がRAM4に登録されているフォーム
情報(ページ1)であると判断すると、ステップS84
で、CPU9はRAM4に登録されているフォーム情報
(ページ1)を読み出して、ステップS86でページバ
ッファ10のオーバレイページ領域にライスタライズし
てフォームパターン(オーバレイページ)を生成する。
【0133】一方、ステップS83で、ハードディスク
6に登録されているフォーム情報(ページ2)であると
判断すると、ステップS85でCPU9はハードディス
ク6に登録されているフォーム情報(ページ2)を読み
出して、ステップS86でページバッファ10のオーバ
レイページ領域にライスタライズしてフォームパターン
(オーバレイページ)を生成する。
【0134】ステップS87で、CPU9はホストコン
ピュータ1から入力する印刷データ(文字コードや制御
コードから構成されるページ記述言語等のプリンタ言
語)を解釈して、フォントROM8から文字コードに対
応する文字パターン情報を読み出しページバッファ10
の通常ページ領域にラスタライズしてビツトマップデー
タ(通常ページ)を生成する。
【0135】そして、ステップS88でビットマップデ
ータ(通常ページ)が1ページ分ページバッファ10の
通常ページ領域に格納されたか否かを判断し、1ページ
分格納されたと判断すると、ステップS89でCPU9
はページバッファ10の通常ページ領域のビットマップ
データ(通常ページ:例えば、図13の13−2に示す
文字パターン)とオーバレイ領域のビットマップデータ
(オーバレイページ:例えば、図13の13−1に示す
フォームパターン)を合成してフォームオーバレイペー
ジ領域に格納した後、ステップS90でCPU9はプリ
ンタI/F11を介してプリンタエンジン13にラスタ
ライズされた1ページ分のビットマップデータ(フォー
ムオーバレイパターン:例えば、図13の13−3に示
すフォームオーバレイパターン)をビデオ転送して、プ
リンタエンジン13で1ページ分紙に印刷させ本処理を
終了し、前述した実施例の図11のフローチャートのス
テップS70或はステップS76の処理を実行する。
【0136】以上説明してきたように本実施例によれ
ば、ユーザーが操作パネル300でフォーム情報登録の
登録レベル(モード)を設定することで、プリンタの電
源がOFFされても登録したフォーム情報が消去されな
いハードディスク6へのフォーム情報登録と、プリンタ
の電源がOFFされると登録したフォーム情報が消去さ
れるDRAM領域へのフォーム情報登録を選択でき、必
要に応じてRAM4とハードディスク6を使い分けるこ
とができる。
【0137】なお、上記実施例では、フォーム情報をハ
ードディスク6或はRAM4のダイナミック領域へ登録
する例を説明したが、フォーム情報をハードディスク6
或はRAM4のスタティックRAM領域へ登録すること
ができる。
【0138】また、上記実施例では2種類のページ記述
言語を解釈できるプリンタへの適用例を説明してきた
が、3種類以上のページ記述言語を解釈できるプリンタ
にも適用できる。
【0139】また、上記実施例では操作パネル300よ
る、登録レベルの設定であったが、ホストコンピュータ
1からの登録レベル設定コマンドで設定しても良い。
【0140】また、JOBの開始に先だって登録レベル
設定コマンドをホストコンピュータ1から受信すること
で操作パネル300で設定された登録レベルを変更する
こともできる。
【0141】また、本実施例では二次記憶装置としてハ
ードディスクを用いたが、他に光磁気ディスクやFD、
あるいは、電源バックアップされた半導体メモリやフラ
ッシュメモリにも適用できる。
【0142】また、本発明は図1に示すレーザビームプ
リンタに限らず、図2に示すインクジェットプリンタや
RAM及びハードデイスク等の2次記憶装置を有するホ
ストコンピュータにも適用できることは明らかである。
また、本発明はシステム或いは装置に、本発明を実施す
るプログラムを供給することによって達成される場合に
も適用できることはもちろんである。
【0143】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
設定された登録レベルに応じて、フォーム情報を記憶手
段の第1記憶領域或は第2記憶領域に選択的に登録し、
当該登録されたフォーム情報に基づくフォームパターン
と入力情報に基づく出力パターンを重ねて出力すること
ができ、記憶手段を効率的に使用できるという効果を奏
する。
【0144】また、フォーム情報を登録する登録レベル
に応じて、フォーム情報を第1記憶手段或は第2記憶手
段に選択的に登録し、当該登録されたフォーム情報に基
づくフォームパターンと入力情報に基づく出力パターン
を重ねて出力することができ、必要に応じて記憶手段を
使い分けることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用可能なレーザビームプリンタ(L
BP)の内部構造を示す断面図である。
【図2】本発明の適用可能なインクジェット記録装置の
概略図である。
【図3】図2のインクジェットプリンタの概略構成を示
すブロック図である。ある。
【図4】本発明の実施例による印刷システムの構成を示
すブロック図である。
【図5】図1の印刷装置コントローラの操作パネル30
0を示す図である。
【図6】本発明に係るデータ登録処理の動作を示すフロ
ーチャートである。
【図7】本発明に係るデータ登録処理におけるRAM4
の領域割り当てを示す図である。
【図8】本発明に係る他のデータ登録処理の動作を示す
フローチャートである。
【図9】本発明に係る他のデータ登録処理の動作を示す
フローチャートである。
【図10】本発明に係る他のデータ登録処理におけるR
AM4の領域割り当てを示す図である。
【図11】本発明に係る他のデータ登録処理の動作を示
すフローチャートである。
【図12】本発明に係る描画処理の動作を示すフローチ
ャートである。
【図13】本発明に係る出力結果を示す図である。
【符号の説明】
1 ホストコンピュータ 2 入力I/F 3 入力バッファ 4 RAM 300 操作パネル 6 ハードディスク 7 プログラム格納ROM 8 フォントROM 9 CPU 10 ページバッファ 11 プリンタI/F 100 プリンタ本体 101 プリンタコントローラ 13 プリンタエンジン

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部装置から入力される入力情報に基づ
    く出力パターンを生成して出力する出力装置であって、 フォーム情報をそれぞれ異なる用途の複数の記憶領域の
    いずれに登録するかを示す登録レベルを設定する設定手
    段と、 前記設定手段で設定された登録レベルを判別する判別手
    段と、 前記判別手段での判別結果に応じて、前記フォーム情報
    を記憶手段の第1記憶領域或は第2記憶領域に登録する
    制御手段と、 前記第1記憶領域或は第2記憶領域に登録されている前
    記フォーム情報に基づくフォームパターンと前記入力情
    報に基づく出力パターンを重ねて出力する出力手段とを
    し、 前記第1記憶領域と第2記憶領域は、それぞれ登録され
    ている前記フォーム情報を開放する条件が異なる ことを
    特徴とする出力装置。
  2. 【請求項2】 前記入力情報は、プリンタ言語であるこ
    とを特徴とする請求項1記載の出力装置。
  3. 【請求項3】 前記出力手段は、1ページ分のフォーム
    オーバレイパターンを出力することを特徴とする請求項
    1記載の出力装置。
  4. 【請求項4】 前記第1記憶領域は、前記入力情報の種
    類が変わった場合、或は前記入力情報の入力が終了した
    場合に、登録されているフォーム情報を保持するRAM
    領域であることを特徴とする請求項1記載の出力装置。
  5. 【請求項5】 前記第2記憶領域は、前記入力情報の種
    類が変わった場合、或は前記入力情報の入力が終了した
    場合に、登録されているフォーム情報が開放されるRA
    M領域であることを特徴とする請求項1記載の出力装
    置。
  6. 【請求項6】 前記第1記憶領域は、出力装置の電源が
    OFFされた場合にも、登録されているフォーム情報を
    保持するハードディスク領域であることを特徴とする請
    求項1記載の出力装置。
  7. 【請求項7】 外部装置から入力される入力情報に基づ
    く出力パターンを生成して出力する出力装置における出
    力方法であって、 フォーム情報をそれぞれ異なる用途の複数の記憶領域の
    いずれに登録するかを 示す登録レベルを入力し、入力さ
    れた登録レベルを判別して、前記フォーム情報を記憶手
    段の第1記憶領域或は第2記憶領域に登録し、前記第1
    記憶領域或は第2記憶領域に登録されている前記フォー
    ム情報に基づくフォームパターンと前記入力情報に基づ
    く出力パターンを重ねて出力する工程を含み、前記第1
    記憶領域と第2記憶領域は、それぞれ登録されている前
    記フォーム情報を開放する条件が異なることを特徴とす
    る出力方法。
  8. 【請求項8】 外部装置から入力される入力情報に基づ
    く出力パターンを生成して出力する出力装置であって、 フォーム情報をそれぞれ異なる用途の複数の記憶領域の
    いずれに登録するかを示す登録レベルを判別する判別手
    段と、 前記判別手段での判別結果に応じて、前記フォーム情報
    を第1記憶手段或は第2記憶手段に登録する制御手段
    と、 前記第1記憶手段或は第2記憶手段に登録されている前
    記フォーム情報に基づくフォームパターンと前記入力情
    報に基づく出力パターンを重ねて出力する出力手段とを
    し、 前記第1記憶領域と第2記憶領域は、それぞれ登録され
    ている前記フォーム情報を開放する条件が異なる ことを
    特徴とする出力装置。
  9. 【請求項9】 前記入力情報は、プリンタ言語であるこ
    とを特徴とする請求項8記載の出力装置。
  10. 【請求項10】 前記出力手段は、1ページ分のフォー
    ムオーバレイパターンを出力することを特徴とする請求
    項8記載の出力装置。
  11. 【請求項11】 前記第1記憶手段は、RAMであるこ
    とを特徴とする請求項8記載の出力装置。
  12. 【請求項12】 前記第2記憶手段は、ハードディスク
    であることを特徴とする請求項8記載の出力装置。
  13. 【請求項13】 前記第2記憶手段は、フラッシュメモ
    リであることを特徴とする請求項8記載の出力装置。
  14. 【請求項14】 外部装置から入力される入力情報に基
    づく出力パターンを生成して出力する出力装置における
    出力方法であって、フォーム情報をそれぞれ異なる用途の複数の記憶領域の
    いずれに登録するかを示す 登録レベルに応じて、フォー
    ム情報を記憶手段の第1記憶領域或は第2記憶領域に登
    録し、前記第1記憶領域或は第2記憶領域に登録されて
    いる前記フォーム情報に基づくフォームパターンと前記
    入力情報に基づく出力パターンを重ねて出力する工程を
    含み、 前記第1記憶領域と第2記憶領域は、それぞれ登録され
    ている前記フォーム情報を開放する条件が異なることを
    特徴とする出力方法。
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