JPH08152983A - 出力装置及びデータ登録方法 - Google Patents

出力装置及びデータ登録方法

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JPH08152983A
JPH08152983A JP6294686A JP29468694A JPH08152983A JP H08152983 A JPH08152983 A JP H08152983A JP 6294686 A JP6294686 A JP 6294686A JP 29468694 A JP29468694 A JP 29468694A JP H08152983 A JPH08152983 A JP H08152983A
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output device
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JP6294686A
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Haruo Fujita
春生 藤田
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 入力情報の受信に応じて、第1記憶手段に記
憶されている登録デ−タを一時的に記憶する第2記憶手
段へ書き込む。 【構成】 入力I/F2を介してホストコンピュ−タ1
から入力情報を受信すると、第1記憶手段(ハードディ
スク6)に記憶されている登録デ−タを、一時的に記憶
する第2記憶手段(RAM4)へ書き込む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、入力される入力情報を
解釈して出力情報を生成し出力する出力装置及び該出力
装置におけるデータ登録方法に関する。
【0002】例えば、コンピュータシステムに接続さ
れ、各種アプリケーションの印刷を行うために複数のペ
ージ記述言語やシリアルプリンタのエミュレーションを
内蔵しているプリンタ等の出力装置に関するものであ
る。
【0003】
【従来の技術】複数種類のプリンタ言語を解釈して適正
に印刷するプリンタは、プリンタ言語(例えば、ページ
記述言語)を切り換える場合に、アプリケーションから
登録された外字やダウンロードのデータをメモリ(例え
ば、RAM)から消去し、次に起動される言語の登録領
域に割当てていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術において、外字やダウンロードのデータを消去し
てしまうため、再びその言語が起動される際、つまりそ
の言語を使用しているアプリケーションを使用する時に
再び、外字やダウンロードデータを登録し直さなければ
ならない。
【0005】これを解決するために、予め言語別に外字
やダウンロードのデータを言語が切り替わっても消える
ことのないスタティックRAMの領域を言語毎に確保
し、そこに外字やダウンロードのデータを登録する方法
が考えられる。
【0006】ところが、この方法はその装置のメモリを
予め言語毎に割り振ってしまうため1言語あたりのRA
Mが少なくなってしまうという問題点があった。
【0007】本発明の目的は、上述した問題点に鑑み、
入力情報の受信に応じて、第1記憶手段に記憶されてい
る登録データを一時的に記憶する第2記憶手段へ書き込
む出力装置及びデータ登録方法を提供することである。
【0008】また、本発明の目的は、上述した問題点に
鑑み、入力情報の受信終了に応じて、一時的にデータを
記憶する第2記憶手段に記憶されている登録データを第
1記憶手段へ書き込む出力装置及びデータ登録方法を提
供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決する為
に、本発明の出力装置は、情報処理装置から入力される
入力情報を解釈して出力情報を生成し出力する出力装置
であって、前記入力情報を受信する受信手段と、前記受
信手段の受信に応じて、第1記憶手段に記憶されている
登録データを一時的に記憶する第2記憶手段へ書き込む
制御手段とを有する。
【0010】かかる課題を解決する為に、本発明の出力
装置は、情報処理装置から入力される入力情報を解釈し
て出力情報を生成し出力する出力装置であって、前記入
力情報の受信が終了したか否かを判断する判断手段と、
前記判断手段で前記入力情報の受信が終了したと判断す
ると、一時的にデータを記憶する第2記憶手段に記憶さ
れている登録データを、第1記憶手段へ書き込む制御手
段とを有する。
【0011】かかる課題を解決する為に、本発明のデー
タ登録方法は、入力情報の受信に応じて、第1記憶手段
に記憶されている登録データを一時的に記憶する第2記
憶手段へ書き込む。かかる課題を解決する為に、本発明
のデータ登録方法は、入力情報の受信終了に応じて、一
時的にデータを記憶する第2記憶手段に記憶されている
登録データを第1記憶手段へ書き込む。
【0012】
【作用】以上の構成により、入力情報の受信に応じて、
第1記憶手段に記憶されている登録データを一時的に記
憶する第2記憶手段へ書き込むことができる。
【0013】また、入力情報の受信終了に応じて、一時
的にデータを記憶する第2記憶手段に記憶されている登
録データを第1記憶手段へ書き込むことができる。
【0014】
【実施例】本実施例の構成を説明する前に、本実施例を
適用するに好適なレーザビームプリンタおよびインクジ
ェットプリンタの構成について図1〜図3を参照しなが
ら説明する。
【0015】なお、本実施例を適用するプリンタは、レ
ーザビームプリンタおよびインクジェットプリンタに限
られるものではなく、他のプリント方式のプリンタでも
良いことは言うまでもない。
【0016】図1は本発明を適用可能な第1の出力装置
の構成を示す断面図であり、例えばレーザビームプリン
タ(LBP)100の場合を示す。
【0017】図において、100はLBP本体を示し、
後述するホストコンピュータ1から供給される印刷デー
タ(例えば、文字コードや制御コード等から構成される
ページ記述言語等のプリンタ言語)やフォーム情報ある
いは、マクロ命令等を入力して記憶するとともに、それ
らの情報に従って対応する文字パターンやフォームパタ
ーン等を作成し、記録媒体である記録紙上に像を形成す
る。300は操作の為の各種スイッチおよびLED表示
器、LCD表示器等が配されている操作パネル、101
はLBP100全体の制御及びホストコンピュータから
供給される文字情報等を解析するプリンタ制御ユニット
(プリンタコントローラ)である。この制御ユニット1
01は主に、文字情報を対応する文字パターンのビデオ
信号に変換してレーザドライバ102に出力する。
【0018】レーザドライバ102は半導体レーザ10
3を駆動するための回路であり、入力された信号に応じ
て半導体レーザをオン・オフ切り替えしている。レーザ
光104は回転多面鏡105で左右方向に振られて静電
ドラム106上を走査する。これにより。静電ドラム1
06上には文字パターンの静電潜像が形成される。この
潜像は静電ドラム106の周囲の現像ユニット107に
より現像された後、記録紙に転写される。この記録しに
は、カットシートを用い、記録紙はLBP100に装着
した用紙カセットに収納され、給紙ローラ109及び搬
送ローラ110と111とにより装置内に取り込まれ
て、静電ドラム106に供給される。
【0019】図2は本発明を適用可能な第2の出力装置
の構成を示す外観図であり、例えばインクジェット記録
装置(IJRA)の場合を示す。
【0020】図において、駆動モータ5013の正逆回
転に連動して駆動力伝達ギア5011,5009を介し
て回転するリードスクリュー5005の螺旋溝5004
に対して係合するキャリッジHCはピン(図示しない)
を有し、矢印a,b方向に往復移動される。このキャリ
ッジHCには、インクジェットカートリッジIJCが搭
載されている。5002は紙押え板であり、キャリッジ
移動方向にわたって紙をプラテン5000に対して押圧
する。5007,5008はフォトカプラで、キャリッ
ジのレバー5006のこの域での存在を確認して、モー
タ5013の回転方向切り換え等を行うためのホームポ
ジション検知手段として機能する。5016は記録ヘッ
ドの全面をキャップするキャップ部材5022を指示す
る部材、5015はこのキャップ内を吸引する吸引手段
でキャップ内開口5023を介して記録ヘッドの吸引回
復を行う。5017はクリーニングブレードで、部材5
019により前後方向に移動可能となる。5018は本
体支持板で、上記5017,5019を支持する。50
12は、吸引回復の吸引を開始するためのレバーで、キ
ャリッジと係合するカム5020の移動に伴って移動
し、駆動モータからの駆動力がクラッチ切り換え等の公
知の伝達手段で移動制御される。
【0021】これらのキャッピング,クリーニング,吸
引回復は、キャッリジがホームポジション側領域にきた
ときにリードスクリュー5005の作用によってそれら
の対応位置で所望の処理が行えるように構成されている
が、周知のタイミングで所望動作を行うように構成され
ていればよい。
【0022】図3は、図2に示した第2の出力装置(イ
ンクジェットプリンタ)の制御構成を説明するブロック
図である。
【0023】図において、1700は記録信号を入力す
るインタフェース、1701はMPU、1702は前記
MPU1701が実行する制御プログラムやホスト印刷
情報等を格納するROM、1703はRAMで、各種デ
ータ(上記記録信号やヘッドに供給される記録データや
外字データ等)を保存しておく。1704は記録ヘッド
1708に対する出力データの供給制御を行うゲートア
レイで、インタフェース1700,MPU1701,D
RAM1703間のデータの転送制御も行う。1710
は前記記録ヘッド1708を搬送するためのキャリアモ
ータ、1709は記録用紙搬送のための搬送モータ、1
705は前記記録ヘッドを駆動するヘッドドライバ、1
706は前記搬送モータ1709を駆動するモータドラ
イバ、1707は前記キャリアモータ1710を駆動す
るモータドライバである。
【0024】このように構成された上記記録装置におい
て、インタフェース1700を介して後述するホストコ
ンピュータ100より入力情報が入力されると、ゲート
アレイ1704とMPU1701との間で入力情報がプ
リント用の出力情報に変換される。そして、モータドラ
イバ1706,1707が駆動されるとともに、ヘッド
ドライバ1705に送られた出力情報に従って記録ヘッ
ドが駆動され印字が実行される。
【0025】図4は、本発明の実施例による印刷システ
ムの構成を示すブロック図である。本実施例による印刷
システムは、印刷データ(例えば、文字コードや制御コ
ードから構成されるページ記述言語等のプリンタ言語)
を送出するホストコンピュータ1、図1に示すレーザー
ビームプリンタから構成されている。
【0026】ホストコンピュータ1は不図示のアプリケ
ーションプログラムを動作させることができ、そのアプ
リケーションプログラムでワープロや作表、作図の作業
をおこなう。
【0027】そしてその作成された文字や図形などの印
刷データをプリンタコントローラ101が解釈できる、
文字コードや制御コードの形に不図示のプリンタドライ
バを介して変換し、プリンタコントローラ101に印刷
データを送出する。
【0028】ホストコンピュータ1より送られた印刷デ
ータはI/F2を介して入力バッファ3(例えば、RA
M)に格納される。
【0029】プログラムROM7には入力バッファ3に
入力された印刷データを解析してラスタライズ(ドット
イメージの描画処理)を行う為のプログラムや図6、図
7に示す制御プログラムが格納されている。フォントR
OM8は印刷データに含まれる文字コードに対応したビ
ットマップフォント(ドットフォント)或は、スケーラ
ブルフォント(ドットフォントを形成する為の情報)
や、それらパターンや情報のピッチやポイントサイズな
どの付加情報が格納されている。そして、文字コードが
送られてくるとCPU9は対応するフォントを読み出
し、ドットパターンに変換する。RAM4は外字情報の
格納や、ワーク領域に使用されるRAMである。300
は本装置の操作パネルであり、印刷装置を操作するため
のスイッチや、プリント状態を表示するためのLCDな
どで構成されている。ハードディスク6は二次記憶装置
であり外字情報やダウンロード文字などホストコンピュ
ータより入力される登録データを格納できる。ページバ
ッファ10はプリンタI/F11を介してプリンタエン
ジン13へ転送するためのビットマップイメージデータ
を1ページ分格納するページバッファ(例えば、RA
M)である。このページバッファに1ページ分ビットマ
ップ情報が格納されたのちにプリンタI/F11を介し
てプリンタエンジン13にページバッファ(メモリ)の
内容をビデオ転送する。
【0030】図5は図4における操作パネル300の状
態を示し、300(a)は印刷JOBが開始される前の
操作パネル300(LCD)の状態、300(b)は印
刷JOBを開始する際の操作パネル300(LCD)の
状態を示す。
【0031】図6は、本実施例に係るプリンタコントロ
ーラ101のプログラム動作を示すフローチャートであ
り、当該プログラムはプログラムROM7に格納されC
PU9により実行される。
【0032】ステップS1で、CPU9はRAM4の初
期化処理を行う。ここでは後述する外字登録データのク
リアを行う。ステップS2で、ホストコンピュータ1よ
り印刷データを受信したか否かを判断する。例えば、印
刷JOBコマンド(以下JOBと呼ぶ)を受信したか否
かを判断する。ステップS2でJOBを受信したならば
ステップS3に進み、JOBを受信していなければJO
Bを受信するまでステップS2の処理を繰り返す。ステ
ップS2でJOBを受信したと判断すると、ステップS
3でCPU9はハードディスク6より外字登録データ
(ロゴパターン情報やフォーム情報等)をRAM4に読
み込み、また、ハードディスク6上に該当する外字登録
データが格納されていないときは本処理はスキップす
る。
【0033】そして、ステップS4でCPU9はバッフ
ァ3より印刷データを読み込みコマンドの解析を行い、
ステップS5で外字登録コマンドであるか否かを判断す
る。
【0034】ステップS5で解析したコマンドが外字登
録コマンドであると判断すると、ステップS6でCPU
9は外字登録コマンドに続く外字登録データをRAM4
に格納し、再びステップS4の処理へ移る。
【0035】一方、ステップS5で外字登録コマンドで
ないと判断すると、ステップS7でCPU9はステップ
S4の解析結果を元に文字コードがあればフォントRO
M8から対応するパターン情報を読みだしページバッフ
ァ10にラスタライズする。
【0036】また、ステップS7では、外字登録データ
の印字命令(コマンド)であった場合はRAM4上の外
字登録データを読み込みページバッファ10にラスタラ
イズする。
【0037】また、ステップS7では、1ページ分のラ
スタライズが終了すると、プリンタI/F11を介して
プリンタエンジン13にラスタライズされたビットマッ
プイメージデータをビデオ転送し、プリンタエンジン1
3より1ページ分印刷出力される。
【0038】ステップS7処理が終わると、ステップS
8でCPU9はJOBが終了したか否かを判断する。例
えば、JOB終了コマンドを受信したか否か、或は、任
意に設定されたタイムアウト時間が経過したか否かを判
断することにより、JOBが終了したか否かを判断す
る。
【0039】ステップS8でJOBが終了していないと
判断するとステップS4に処理が移り、一方、JOBが
終了したと判断するとステップS9でRAM4上の外字
登録データをハードディスク6に書き込み、ステップS
1の処理へ進みRAM4を初期化、つまり外字登録デー
タをクリアし、次のJOBに備える。
【0040】以上説明した本実施例によれば、JOBの
間は外字登録データの読み書きはRAM4に行い、JO
Bが終了した場合にRAM4上の外字登録データをハー
ドディスク6に書き込み、再びJOB開始の際にハード
ディスク6より外字登録データをRAM4に読み込むこ
とができる。
【0041】(他の実施例)図7は、本実施例に係るプ
リンタコントローラ101の他のプログラム動作を示す
フローチャートであり、当該プログラムはプログラムR
OM7に格納されCPU9により実行される。
【0042】上述した実施例では、ホストコンピュータ
1より送られてくる印刷データのコマンド体系は1つで
あったが、本実施例では2つのコマンド体系の持った印
刷装置の例を示す。例えば、当該印刷装置は、A社のペ
ージ記述言語1(PDL1)とB社のページ記述言語2
(PDL2)を解釈し適正に印刷処理できる構成になっ
ている。
【0043】ステップS11で、CPU9はRAM4の
初期化処理を行う。ここでは後述する外字登録データの
クリアを行う。ステップS12で、ホストコンピュータ
1より印刷データを受信したか否かを判断する。例え
ば、印刷JOBコマンド(以下JOBと呼ぶ)を受信し
たか否かを判断する。ステップS12でJOBを受信し
たならばステップS13に進み、JOBを受信していな
ければJOBを受信するまでステップS12の処理を繰
り返す。ステップS12でJOBを受信したと判断する
と、ステップS13でCPU9は受信した印刷データの
例えば512バイト分の印刷データに含まれる制御コー
ドとPDL1に特徴的な制御コードを比較して識別する
ことにより、受信した印刷データのコマンド体系がPD
L1か否かを判断する。
【0044】ステップS13で受信した印刷データをP
DL1と判断すると、ステップS14でハードディスク
6よりPDL1用の外字登録データ(ロゴパターン情報
やフォーム情報等)をRAM4に読み込み、また、ハー
ドディスク6上に該当する外字登録データが格納されて
いないときは本処理はスキップする。
【0045】そして、ステップS15でCPU9はバッ
ファ3より印刷データを読み込みコマンドの解析を行
い、ステップS16で外字登録コマンドであるか否かを
判断する。
【0046】ステップS16で解析したコマンドが外字
登録コマンドであると判断すると、ステップS17でC
PU9は外字登録コマンドに続く外字登録データをRA
M4に格納し、再びステップS15の処理へ移る。
【0047】一方、ステップS16で外字登録コマンド
でないと判断すると、ステップS18でCPU9はステ
ップS15の解析結果を元に文字コードがあればフォン
トROM8から対応するパターン情報を読みだしページ
バッファ10にラスタライズする。
【0048】また、ステップS18では、外字登録デー
タの印字命令(コマンド)であった場合はRAM4上の
外字登録データを読み込みページバッファ10にラスタ
ライズする。
【0049】また、ステップS18では、1ページ分の
ラスタライズが終了すると、プリンタI/F11を介し
てプリンタエンジン13にラスタライズされたビットマ
ップイメージデータをビデオ転送し、プリンタエンジン
13より1ページ分印刷出力される。
【0050】ステップS18の処理が終わると、ステッ
プS19でCPU9はJOBが終了したか否かを判断す
る。例えば、JOB終了コマンドを受信したか否か、或
は、任意に設定されたタイムアウト時間が経過したか否
かを判断することにより、JOBが終了したか否かを判
断する。
【0051】ステップS19でJOBが終了していない
と判断するとステップS15に処理が移り、一方、JO
Bが終了したと判断するとステップS20でRAM4上
の外字登録データをハードディスク6に書き込み、ステ
ップS11の処理へ進みRAM4を初期化、つまり外字
登録データをクリアし、次のJOBに備える。
【0052】また、上述したステップS13で受信した
印刷データをPDL2と判断すると、ステップS21で
ハードディスク6よりPDL2用の外字登録データ(ロ
ゴパターン情報やフォーム情報等)をRAM4に読み込
み、また、ハードディスク6上に該当する外字登録デー
タが格納されていないときは本処理はスキップする。
【0053】そして、ステップS22でCPU9はバッ
ファ3より印刷データを読み込みコマンドの解析を行
い、ステップS23で外字登録コマンドであるか否かを
判断する。
【0054】ステップS23で解析したコマンドが外字
登録コマンドであると判断すると、ステップS24でC
PU9は外字登録コマンドに続く外字登録データをRA
M4に格納し、再びステップS22の処理へ移る。
【0055】一方、ステップS23で外字登録コマンド
でないと判断すると、ステップS25でCPU9はステ
ップS22の解析結果を元に文字コードがあればフォン
トROM8から対応するパターン情報を読みだしページ
バッファ10にラスタライズする。
【0056】また、ステップS25では、外字登録デー
タの印字命令(コマンド)であった場合はRAM4上の
外字登録データを読み込みページバッファ10にラスタ
ライズする。
【0057】また、ステップS25では、1ページ分の
ラスタライズが終了すると、プリンタI/F11を介し
てプリンタエンジン13にラスタライズされたビットマ
ップイメージデータをビデオ転送し、プリンタエンジン
13より1ページ分印刷出力される。
【0058】ステップS25の処理が終わると、ステッ
プS26でCPU9はJOBが終了したか否かを判断す
る。例えば、JOB終了コマンドを受信したか否か、或
は、任意に設定されたタイムアウト時間が経過したか否
かを判断することにより、JOBが終了したか否かを判
断する。
【0059】ステップS26でJOBが終了していない
と判断するとステップS22に処理が移り、一方、JO
Bが終了したと判断するとステップS27でRAM4上
の外字登録データをハードディスク6に書き込み、ステ
ップS11の処理へ進みRAM4を初期化、つまり外字
登録データをクリアし、次のJOBに備える。
【0060】以上説明した様に本実施例によれば、ペー
ジ記述言語(例えば、PDL1)を解釈中は外字登録デ
ータの読み書きはRAM4に行い、他のページ記述言語
(例えば、PDL2)に切り替わる場合にRAM4上の
外字登録データをハードディスク6に識別可能に書き込
み、再びPDL1を解釈する場合にハードディスク6よ
り外字登録データをRAM4に読み込むようにできる。
また、PDL1、PDL2がそれぞれ動作する場合は互
いの外字登録データはRAM4になくてもよいので、よ
り多くのデータをRAM4に格納しておくことができ
る。
【0061】また、本実施例は2つのコマンド体系を判
断しそれぞれの外字登録データをハードディスク6に別
々に識別可能に格納したが、2つ以上のコマンド体系を
持った印刷装置に対して適用できることは言うまでもな
い。
【0062】また、本実施例では二次記憶装置としてハ
ードディスクを用いたが、他に光磁気ディスクやFD、
あるいは、電源バックアップされた半導体メモリやフラ
ッシュメモリにも適用できる。
【0063】また、本発明は図1に示すレーザビームプ
リンタに限らず、図2に示すインクジェットプリンタや
RAM及びハードデイスク等の2次記憶装置を有するホ
ストコンピュータにも適用できることは明らかである。
【0064】また、本発明はシステム或いは装置に、本
発明を実施するプログラムを供給することによって達成
される場合にも適用できることはもちろんである。
【0065】以上説明した様に本実施例によれば、複数
の印刷制御言語を切り替えて印刷を行う印刷装置におい
て、言語が切り替わるときに外字やダウンロードのデー
タをRAM4からハードディスク6上に書き込み、再び
その言語のプログラムが起動されるときにハードディス
ク6からRAM4に読み出すようにし、メモリの効率的
な利用と、ハードディスクへの最低限のアクセスを行う
ようにした。
【0066】また、同じアプリケーションから何度も同
じデータを送り直す必要がなく、一度登録すればその登
録データの変更がないかぎり外字やダウンロードデータ
を送出する必要がなくなる。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
入力情報の受信に応じて、第1記憶手段に記憶されてい
る登録データを一時的に記憶する第2記憶手段へ書き込
むことができるという効果を奏する。
【0068】また、入力情報の受信終了に応じて、一時
的にデータを記憶する第2記憶手段に記憶されている登
録データを第1記憶手段へ書き込むことができるという
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用可能なレーザビームプリンタ(L
BP)の内部構造を示す断面図である。
【図2】本発明の適用可能なインクジェット記録装置の
概略図である。
【図3】図2のインクジェットプリンタの概略構成を示
すブロック図である。ある。
【図4】本発明の実施例による印刷システムの構成を示
すブロック図である。
【図5】図1の印刷装置コントローラの操作パネル30
0を示す図である。
【図6】本発明に係るデータ登録処理の動作を示すフロ
ーチャートである。
【図7】本発明に係る他のデータ登録処理の動作を示す
フローチャートである。
【符号の説明】
1 ホストコンピュータ 2 入力I/F 3 入力バッファ 4 RAM 300 操作パネル 6 ハードディスク 7 プログラム格納ROM 8 フォントROM 9 CPU 10 ページバッファ 11 プリンタI/F 100 プリンタ本体 101 プリンタコントローラ 13 プリンタエンジン

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報処理装置から入力される入力情報を
    解釈して出力情報を生成し出力する出力装置であって、 前記入力情報を受信する受信手段と、 前記受信手段の受信に応じて、第1記憶手段に記憶され
    ている登録データを、一時的に記憶する第2記憶手段へ
    書き込む制御手段とを有することを特徴とする出力装
    置。
  2. 【請求項2】 前記入力情報は、プリンタ言語であるこ
    とを特徴とする請求項1記載の出力装置。
  3. 【請求項3】 前記出力情報は、ビットマップイメージ
    データであることを特徴とする請求項1記載の出力装
    置。
  4. 【請求項4】 前記第1記憶手段は、ハードディスクで
    あることを特徴とする請求項1記載の出力装置。
  5. 【請求項5】 前記第1記憶手段は、フラッシュメモリ
    であることを特徴とする請求項1記載の出力装置。
  6. 【請求項6】 前記第2記憶手段は、RAMであること
    を特徴とする請求項1記載の出力装置。
  7. 【請求項7】 前記登録データは、外字データであるこ
    とを特徴とする請求項1記載の出力装置。
  8. 【請求項8】 情報処理装置から入力される入力情報を
    解釈して出力情報を生成し出力する出力装置であって、 前記入力情報の受信が終了したか否かを判断する判断手
    段と、 前記判断手段で前記入力情報の受信が終了したと判断す
    ると、一時的にデータを記憶する第2記憶手段に記憶さ
    れている登録データを、第1記憶手段へ書き込む制御手
    段とを有することを特徴とする出力装置。
  9. 【請求項9】 前記入力情報は、プリンタ言語であるこ
    とを特徴とする請求項8記載の出力装置。
  10. 【請求項10】 前記出力情報は、ビットマップイメー
    ジデータであることを特徴とする請求項8記載の出力装
    置。
  11. 【請求項11】 前記第1記憶手段は、ハードディスク
    であることを特徴とする請求項8記載の出力装置。
  12. 【請求項12】 前記第1記憶手段は、フラッシュメモ
    リであることを特徴とする請求項8記載の出力装置。
  13. 【請求項13】 前記第2記憶手段は、RAMであるこ
    とを特徴とする請求項8記載の出力装置。
  14. 【請求項14】 前記登録データは、外字データである
    ことを特徴とする請求項8記載の出力装置。
  15. 【請求項15】 入力情報の受信に応じて、第1記憶手
    段に記憶されている登録データを、一時的に記憶する第
    2記憶手段へ書き込むことを特徴とするデータ登録方
    法。
  16. 【請求項16】 前記第1記憶手段は、ハードディスク
    であることを特徴とする請求項15記載のデータ登録方
    法。
  17. 【請求項17】 前記第1記憶手段は、フラッシュメモ
    リであることを特徴とする請求項15記載のデータ登録
    方法。
  18. 【請求項18】 前記第2記憶手段は、RAMであるこ
    とを特徴とする請求項15記載のデータ登録方法。
  19. 【請求項19】 前記登録データは、外字データである
    ことを特徴とする請求項15記載のデータ登録方法。
  20. 【請求項20】 入力情報の受信終了に応じて、一時的
    にデータを記憶する第2記憶手段に記憶されている登録
    データを、第1記憶手段へ書き込むことを特徴とするデ
    ータ登録方法。
  21. 【請求項21】 前記第1記憶手段は、ハードディスク
    であることを特徴とする請求項20記載のデータ登録方
    法。
  22. 【請求項22】 前記第1記憶手段は、フラッシュメモ
    リであることを特徴とする請求項20記載のデータ登録
    方法。
  23. 【請求項23】 前記第2記憶手段は、RAMであるこ
    とを特徴とする請求項20記載のデータ登録方法。
  24. 【請求項24】 前記登録データは、外字データである
    ことを特徴とする請求項20記載のデータ登録方法。
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