JPH0691989A - 印刷装置及び方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 各種設定内容を複数登録することにより、印
刷装置の各種設定操作におけるユーザーへの負担を軽減
する印刷装置及び印刷方法を提供する。 【構成】 スイッチ部１１−６の操作により設定した用
紙カセットや外部インターフェース、ページ記述言語な
どの各種設定内容の組み合わせを、プログラマブルスイ
ッチ１２のいづれかのスイッチと対応づけて、設定登録
スイッチ１１−７により設定記憶部１０に複数登録する
事ができる。また、設定記憶部１０に登録された設定内
容の任意の組み合わせの一つをそれに対応したプログラ
マブルスイッチ１２によって呼び出し、印刷装置の各種
状態を表示するＬＥＤ表示部１１−１、ＬＣＤ表示部１
１−２に表示させる。そして、印刷を開始すると、表示
部に表示された設定内容に従って印刷を実行する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、各種設定が可能な印刷
装置及び印刷方法に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、印刷装置において、例えば用紙カ
セットの選択や、外部インターフェース、ページ記述言
語などの各種設定を行う場合、操作パネルスイッチによ
り各種設定項目を選択し、それぞれ設定を行っていた。

【０００３】

【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、上
記従来例では、設定項目が多く、またこれに比してキー
の数が少ないために、各種設定を行う度に、数多くのキ
ー操作を必要としたり、各種モードや設定の切り替えに
必要な一連のキー操作方法を習熟するのに時間がかかる
等、ユーザへの負担が大きかった。

【０００４】本発明は上記の各種設定によるユーザへの
負担を軽減する印刷装置及び印刷方法を提供することを
目的とする。

【０００５】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る印刷装置は、印刷装置のインターフェ
ース情報を含む各種設定内容を複数記憶する記憶手段と
指示された所望の設定内容を前記記憶手段から読み出す
読み出し手段と前記読み出し手段で読み出された設定内
容に基づいて前記印刷装置を制御する制御手段とを備え
る。

【０００６】また、前記各種設定内容はページ記述言
語、フォントの種類、フォントのピッチ、フォントのポ
イントサイズを含む。

【０００７】また、前記読み出し手段は、外部から入力
された指示情報に基づいて所望の設定内容を読み出す。

【０００８】また、前記読み出し手段は、前記印刷装置
のパネル操作部で指示された指示情報に基づいて所望の
設定内容を読み出す。

【０００９】また、前記読み出し手段は、前記印刷装置
のパネル操作部で指示された指示情報より外部から入力
された指示情報を優先し、それに基づいて所望の設定内
容を読み出す。

【００１０】また、前記記憶手段は、外部から入力され
た各種設定内容を記憶する。

【００１１】上記目的を達成するために、本発明に係る
印刷装置は、印刷装置のインターフェース情報を含む各
種設定内容とそれに対応した識別情報を複数記憶する記
憶手段と指示された識別情報に基づいて前記記憶手段か
ら対応する設定内容を読み出す読み出し手段と前記読み
出し手段で読み出された設定内容に基づいて前記印刷装
置を制御する制御手段とを備える。

【００１２】また、前記各種設定内容はページ記述言
語、フォントの種類、フォントのピッチ、フォントのポ
イントサイズを含む。

【００１３】また、前記読み出し手段は、外部から入力
された識別情報に基づいて所望の設定内容を読み出す。

【００１４】また、前記読み出し手段は、前記印刷装置
のパネル操作部で指示された識別情報に基づいて所望の
設定内容を読み出す。

【００１５】また、前記読み出し手段は、前記印刷装置
のパネル操作部で指示された識別情報より外部から入力
された識別情報を優先し、それに基づいて所望の設定内
容を読み出す。

【００１６】また、前記記憶手段は、外部から入力され
た各種設定内容を記憶する。

【００１７】上記目的を達成するために、本発明に係る
印刷方法は、印刷装置のインターフェース情報を含む各
種設定内容を複数記憶する記憶工程と指示された所望の
設定内容を前記記憶されている各種設定内容から読み出
す読み出し工程と前記読み出し工程で読み出された設定
内容に基づいて前記印刷装置を制御する制御工程とを備
える。

【００１８】また、前記各種設定内容はページ記述言
語、フォントの種類、フォントのピッチ、フォントのポ
イントサイズを含む。

【００１９】また、前記読み出し工程は、外部から入力
された指示情報に基づいて所望の設定内容を読み出す。

【００２０】また、前記読み出し工程は、前記印刷装置
のパネル操作部で指示された指示情報に基づいて所望の
設定内容を読み出す。

【００２１】また、前記読み出し工程は、前記印刷装置
のパネル操作部で指示された指示情報より外部から入力
された指示情報を優先し、それに基づいて所望の設定内
容を読み出す。

【００２２】また、前記記憶工程は、外部から入力され
た各種設定内容を記憶する。

【００２３】上記目的を達成するために、本発明に係る
印刷方法は、印刷装置のインターフェース情報を含む各
種設定内容とそれに対応した識別情報を複数記憶する記
憶工程と指示された識別情報に基づいて前記記憶された
各種設定内容から対応する設定内容を読み出す読み出し
工程と前記読み出し工程で読み出された設定内容に基づ
いて前記印刷装置を制御する制御工程とを備える。

【００２４】また、前記各種設定内容はページ記述言
語、フォントの種類、フォントのピッチ、フォントのポ
イントサイズを含む。

【００２５】また、前記読み出し工程は、外部から入力
された識別情報に基づいて所望の設定内容を読み出す。

【００２６】また、前記読み出し工程は、前記印刷装置
のパネル操作部で指示された識別情報に基づいて所望の
設定内容を読み出す。

【００２７】また、前記読み出し手段は、前記印刷装置
のパネル操作部で指示された識別情報より外部から入力
された識別情報を優先し、それに基づいて所望の設定内
容を読み出す。

【００２８】また、前記記憶工程は、外部から入力され
た各種設定内容を記憶する。

【００２９】

【作用】本発明にかかる印刷装置においては、前記読み
出し手段が、印刷装置のインターフェース情報を含む複
数の各種設定内容を複数記憶する記憶手段から、指示さ
れた所望の設定内容を読み出し、前記読み出し手段で読
み出された設定内容に基づいて、前記印刷装置を前記制
御手段が制御する。

【００３０】また、前記各種設定内容はページ記述言
語、フォントの種類、フォントのピッチ、フォントのポ
イントサイズを含む。

【００３１】また、前記読み出し手段が、外部から入力
された指示情報に基づいて所望の設定内容を読み出す。

【００３２】また、前記読み出し手段が、前記印刷装置
のパネル操作部で指示された指示情報に基づいて所望の
設定内容を読み出す。

【００３３】また、前記読み出し手段は、前記印刷装置
のパネル操作部で指示された指示情報より外部から入力
された指示情報を優先し、それに基づいて所望の設定内
容を読み出す。

【００３４】また、前記記憶手段は、外部から入力され
た各種設定内容を記憶する。

【００３５】また、本発明にかかる印刷装置において
は、前記読み出し手段が、印刷装置のインターフェース
情報を含む各種設定内容とそれに対応した識別情報を複
数記憶する記憶手段から、指示された識別情報に基づい
て対応する設定内容を読み出し、前記読み出し手段で読
み出された設定内容に基づいて、前記印刷装置を前記制
御手段が制御する。

【００３６】また、前記各種設定内容はページ記述言
語、フォントの種類、フォントのピッチ、フォントのポ
イントサイズを含む。

【００３７】また、前記読み出し手段は、外部から入力
された識別情報に基づいて所望の設定内容を読み出す。

【００３８】また、前記読み出し手段は、前記印刷装置
のパネル操作部で指示された識別情報に基づいて所望の
設定内容を読み出す。

【００３９】また、前記読み出し手段は、前記印刷装置
のパネル操作部で指示された識別情報より外部から入力
された識別情報を優先し、それに基づいて所望の設定内
容を読み出す。

【００４０】また、前記記憶手段は、外部から入力され
た各種設定内容を記憶する。

【００４１】本発明にかかる印刷方法においては、印刷
装置のインターフェース情報を含む各種設定内容を複数
記憶するメモリから、指示された所望の設定内容を読み
出し、その読み出された設定内容に基づいて、印刷装置
が制御されることを可能とする。

【００４２】また、各種設定内容はページ記述言語、フ
ォントの種類、フォントのピッチ、フォントのポイント
サイズを含む。

【００４３】また、所望の設定内容の読み出しは、外部
から入力された指示情報に基づいて行われる。

【００４４】また、所望の設定内容の読み出しは、印刷
装置のパネル操作部で指示された指示情報に基づいて行
われる。

【００４５】また、所望の設定内容の読み出しは、印刷
装置のパネル操作部で指示された指示情報より外部から
入力された指示情報が優先され、その優先された指示情
報に基づいて行われる。

【００４６】また、外部から入力された各種設定内容
は、メモリに記憶される。

【００４７】本発明にかかる印刷方法においては、印刷
装置のインターフェース情報を含む各種設定内容とそれ
に対応した識別情報を複数記憶するメモリから、指示さ
れた識別情報に基づいて対応する設定内容を読み出し、
その読み出された設定内容に基づいて、印刷装置が制御
されることを可能とする。

【００４８】また、各種設定内容はページ記述言語、フ
ォントの種類、フォントのピッチ、フォントのポイント
サイズを含む。

【００４９】また、所望の設定内容の読み出しは、外部
から入力された識別情報に基づいて行われる。

【００５０】また、所望の設定内容の読み出しは、印刷
装置のパネル操作部で指示された識別情報に基づいて行
われる。

【００５１】また、所望の設定内容の読み出しは、印刷
装置のパネル操作部で指示された識別情報より外部から
入力された識別情報が優先され、その優先された識別情
報に基づいて行われる。

【００５２】また、外部から入力された各種設定内容
は、メモリに記憶される。

【００５３】

【実施例】本発明の構成を説明する前に、本実施例を適
用するのに好適なレーザビームプリンタ及びインクジェ
ットプリンタの構成について図１〜図２を参照しながら
説明する。

【００５４】なお、本実施例を適用するプリンタは、レ
ーザビームプリンタ及びインクジェットプリンタに限ら
れるものではなく、他のプリント方式のプリンタでも良
いことは言うまでもない。

【００５５】図１は本発明を適用可能な第１の印刷装置
の構成を示す断面図であり、例えばレーザビームプリン
タ（ＬＢＰ）の場合を示す。

【００５６】図において、１５００はＬＢＰ本体であ
り、外部に接続されているホストコンピュータ等の外部
機器から供給される印刷情報（文字コード等）やフォー
ム情報あるいはマクロ命令等を入力して記憶するととも
に、それらの情報に従って対応する文字パターンやフォ
ームパターン等を作成し、記録媒体である記録紙上に像
を形成する。１５０１は操作のためのスイッチ及びＬＥ
Ｄ表示器等が配されている操作パネル、１０００はＬＢ
Ｐ本体１５００全体の制御及びホストコンピュータ等の
外部機器から供給される文字情報等を解析するプリンタ
制御ユニットである。このプリンタ制御ユニット１００
０は、主に文字情報を対応する文字パターンのビデオ信
号に変換してレーザドライバ１５０２に出力する。レー
ザドライバ１５０２は半導体レーザ１５０３を駆動する
ための回路であり、入力されたビデオ信号に応じて半導
体レーザ１５０３から発射されるレーザ光１５０４をオ
ン・オフ切り替えする。レーザ光１５０４は回転多面鏡
１５０５で左右方向に振らされて静電ドラム１５０６上
を走査露光する。これにより、静電ドラム１５０６上に
は文字パターンの静電潜像が形成されることになる。こ
の潜像は、静電ドラム１５０６周囲に配設された現像ユ
ニット１５０７により現像された後、記録紙に転写され
る。この記録紙にはカットシートを用い、カットシート
記録紙はＬＢＰ１５００に装着した用紙カセット１５０
８に収納され、給紙ローラ１５０９及び搬送ローラ１５
１０と搬送ローラ１５１１とにより、装置内に取り込ま
れて、静電ドラム１５０６に供給される。

【００５７】図２は本発明を適用可能な第２の印刷装置
の構成を示す外観図であり、例えばインクジェット印刷
装置（ＩＪＲＡ）の場合を示す。

【００５８】図において、駆動モータ５０１３の正逆回
転に連動して駆動力伝達ギヤ５０１１、５００９を介し
て回転するリードスクリュー５００５の螺旋溝５００４
に対して係合するキャリッジＨＣはピン（図示しない）
を有し、矢印ａ、ｂ方向に往復移動される。このキャリ
ッジＨＣには、インクジェットカートリッジＩＪＣが搭
載されている。５００２は紙押さえ板であり、キャリッ
ジ移動方向にわたって紙をプラテン５０００に対して押
圧する。５００７、５００８はフォトカプラで、キャリ
ッジのレバー５００６のこの域での存在を確認して、モ
ータ５０１３の回転方向切り替え等を行うためのホーム
ポジション検知手段として機能する。５０１６は記録ヘ
ッドの全面をキャップするキャップ部材５０２２を指示
する部材、５０１５はこのキャップ内を吸引する吸引手
段でキャップ内開口５０２３を介して記録ヘッドの吸引
回復を行う。５０１７はクリーニングブレードで、部材
５０１９により前後方向に移動可能となる。５０１８は
本体支持板で、上記５０１７、５０１９を支持する。５
０１２は、吸引回復の吸引を開始するためのレバーで、
キャリッジと係合するカム５０２０の移動に伴って移動
し、駆動モータからの駆動力がクラッチ切り替え等の公
知の伝達手段で移動制御される。

【００５９】これらのキャッピング、クリーニング、吸
引回復は、キャリッジがホームポジション側領域にきた
ときにリードスクリュー５００５の作用によってそれら
の対応位置で所望の処理が行えるように構成されている
が、周知のタイミングで所望動作を行うように構成され
ていれば良い。

【００６０】なお、図２に示す第２の印刷装置の各種設
定は、操作のためのスイッチ及びＬＥＤ表示器等が配さ
れている操作パネル（不図示）で行われる。

【００６１】図３は第１実施例における印刷装置のブロ
ック構成図である。ここでは、図１に示すレーザビーム
プリンタを例にして説明するが、図２に示すインクジェ
ットプリンタ等の他のプリント方式の印刷装置であって
も構わない。

【００６２】図中、１はホストコンピュータ等の外部機
器８から、文書情報や画像データ，本装置内に登録され
た各種設定条件を呼び出すためのコマンド等を入力した
り、本装置の設定情報等をホストコンピュータ等の外部
機器８に出力したりする入出力制御部である。入出力制
御部１を通して外部機器８より入力された画像データ等
は少なくとも１ページ分の容量を有するページメモリ２
に格納される。ページメモリ２に格納されるデータには
画像情報，文書情報及び強調文字等を指定する制御コー
ドなどが含まれる。３はキャラクタジェネレータ部で、
ページメモリ２上に格納されている文書情報が文字コー
ド情報から成るとき、それらの文字コード情報を入力
し、対応するパターンデータを主制御部４に出力してい
る。９はキャラクタジェネレータ部３でパターン化した
ビットデータ等を展開するビットマップメモリである。

【００６３】４はプリンタ全体の制御を行なう主制御部
で、例えばマイクロプロセッサ等のＣＰＵ４−３と制御
プログラム（後述する図４，図６に示すフローチャート
等），各種データを格納しているＲＯＭ４−１、ワーク
エリア等に用いられるＲＡＭ４−２を備えている。

【００６４】５はスキャンバッファであって、レーザビ
ームの１ライン走査に使用されるイメージを格納するバ
ッファ５−１及び５−２を有する。バッファが２つある
のは、一方が並直列変換器６でプリンタエンジン部７に
出力中であっても、もう一方が次ラインのデータを格納
できるようにするためである。尚、１ラインの出力が終
了すると、今度はもう一方のバッファを出力対象とし、
出力済みとなったバッファには次ラインのデータが転送
されるようになる。以後、交互に切り替わりながら処理
を行う。この様にして、処理を高速なものとしている。

【００６５】１５０１は操作パネルであり、印刷装置の
各種状態を表示するＬＥＤ表示部１１−１やＬＣＤ表示
部１１−２及び印刷装置の各種設定やテストプリント等
を行なうためのスイッチ部１１−３により構成される。

【００６６】スイッチ部１１−３の操作により設定した
用紙カセットや外部インターフェース，ページ記述言
語，フォントの種類，フォントのピッチ，フォントのポ
イントサイズなどの各種設定、もしくはそれらの設定の
組み合わせは設定記憶部１０に複数登録する事ができ
る。各種設定の組み合わせの登録、および呼び出しはそ
れぞれ設定登録スイッチ１１−４および設定呼び出しス
イッチ１１−５によって行なう。

【００６７】以下に本実施例の動作について図４に示す
フローチャートをもとに詳細に説明する。

【００６８】操作スイッチ部１１−３の操作により設定
する各種設定は、ＬＥＤ表示部１１−１やＬＣＤ表示部
１１−２に表示される。設定を終了した時点で設定登録
スイッチ１１−４を押すと（ステップＳ２）、本設定内
容は設定記憶部１０内のメモリデバイスに書き込まれ登
録される（ステップＳ３）。上記操作の繰り返しによ
り、複数の設定内容を設定記憶部１０に登録することが
できる。

【００６９】一方、設定呼び出しスイッチ１１−５を押
す（ステップＳ４）と、設定記憶部１０に登録された設
定内容の一つを、主制御部４内のＣＰＵ４−３が読み出
して本体の設定を切り換えると同時に（ステップＳ
５）、読み出した設定内容をＬＥＤ表示部１１−１やＬ
ＣＤ表示部１１−２に表示する（ステップＳ５）。

【００７０】更に設定呼び出しスイッチ１１−５を押す
と、登録されている他の設定へと切り替わる。この様に
して所望の設定内容を選ぶことができる。

【００７１】なお、設定記憶部１０内のメモリデバイス
にはフラッシュメモリやＥＥＰＲＯＭ、ＮＶＲＡＭ等の
不揮発性メモリや、バッテリーバックアップされたＳＲ
ＡＭ等を用い、本体の電源が落とされてもその内容は失
われない。

【００７２】また、本体の電源が落ちる際、その直前の
設定内容を、ＣＰＵ４−３がＲＯＭ４−１内のプログラ
ムに従って設定記憶部１０内のメモリデバイスに書き込
み、再び本体の電源が投入された際には、ＣＰＵ４−３
が、設定記憶部１０に記憶されている電源が落ちる直前
の設定を読み出して本体の設定を行うようにしても良
い。

【００７３】さて、ホストコンピュータ等の外部機器８
との接続をオンラインとして実際に印刷データが送られ
てくると、その時点でＬＣＤ表示部１１−２に表示され
た設定内容に従って印刷を実行する（ステップＳ８）。

【００７４】なお、上記第１実施例では、各種設定もし
くはそれら設定の組み合わせの登録或いは呼び出しを、
スイッチ部１１−３に設けられた設定登録スイッチ１１
−４，設定呼び出しスイッチ１１−５の操作によって実
行するものであったが、これに限定されるものではな
い。

【００７５】また、ホストコンピュータ等の外部機器８
からのコマンドによって、各種設定もしくはそれら設定
の組み合わせの登録或いは呼び出しを実行するようにし
てもよい。また、ホストコンピュータ等の外部機器８か
らのコマンドによって各種設定もしくはそれら設定の組
み合わせの登録或いは呼び出しを実行する場合は、図８
に示すフローチャートに従って、外部機器８からのコマ
ンドを優先させても良い。

【００７６】図８に示すフローチャートに基づいて、本
動作を説明すると、ステップＳ８１で外部機器８から他
の設定内容の呼び出しコマンドを受信した場合、ステッ
プＳ８３で受信したコマンドに従って、他の設定内容に
切り換え、ステップＳ８４でその内容を表示部に表示す
る。このフローチャートは、図４に示すフローチャート
のステップＳ６又は後述する図６に示すフローチャート
のステップＳ６７以降に挿入され、ステップＳ１又は後
述するステップＳ６１へ戻る。

【００７７】以上説明したように第１実施例によれば、
よく使用する設定条件などを設定記憶部１０に登録して
おく事で、印刷装置の各種設定を行う際の数多くのキー
操作を不要とし、複雑な設定方法によるユーザへの負担
が軽減され、誰でも容易に印刷装置の設定が可能とな
る。

【００７８】尚、実施例では図１に示すレーザビームプ
リンタについて述べたが本発明の適用はこれに限るもの
ではない。

【００７９】尚、本発明は、システム或は装置にプログ
ラムを供給することによって達成される場合にも適用で
きることは言うまでもない。

【００８０】次に、図５を参照して、本発明の第２実施
例を説明する。

【００８１】図５は操作パネルスイッチの機能を任意に
設定することが可能な印刷装置の一構成例を示す図であ
る。

【００８２】尚、スイッチ部１１−６およびプログラマ
ブルスイッチ１２以外の構成要素は、図３のそれに対応
しているので、ここでは説明を省略する。

【００８３】スイッチ部１１−６の操作もしくはホスト
コンピュータ等の外部機器８により設定した用紙カセッ
トや外部インターフェース、ぺージ記述言語などの各種
設定もしくはそれらの設定の組み合わせは、設定登録ス
イッチ１１−６により設定記憶部１０に登録される。こ
のとき、どのプログラマブルスイッチ１２と対応させる
かをも設定することにより、登録されたそれぞれの内容
とプログラマブルスイッチ１２との対応は、ユーザが任
意に決定できる。

【００８４】設定記憶部１０に登録された設定内容は、
それぞれの内容に対応するプログラマブルスイッチ１２
の操作により呼び出すことができる。

【００８５】以下に本第２実施例の動作について図６に
示すフローチャートをもとに詳細に説明する。

【００８６】操作スイッチ部１１−６の操作により設定
する各種設定は、ＬＥＤ表示部１１−１やＬＣＤ表示部
１１−２に表示される。設定を終了した時点で設定登録
スイッチ１１−７を押し（ステップＳ６２）、プログラ
マブルスイッチ１２のいずれかのスイッチを押下するこ
とにより、ステップＳ６２で設定登録した内容とプログ
ラマブルスイッチ１２とを対応付けることができる（ス
テップＳ６３）。そして、ステップＳ６４で本設定内容
は対応するプログラマブルスイッチの識別情報と共に設
定記憶部１０内のメモリデバイスに書き込まれ登録され
る。上記操作の繰り返しにより、複数の設定内容を設定
記憶部１０に登録することができる。

【００８７】一方、ステップＳ６２で設定登録スイッチ
１１−７が押下されていないと判断された後、プログラ
マブルスイッチ１２のいずれかのスイッチが押下された
かを判断し（ステップＳ６５）、いずれかのスイッチが
押下された時は、押下されたプログラマブルスイッチに
対応する設定内容を設定記憶部１０から、主制御部４内
のＣＰＵ４−３が読み出して（ステップＳ６６）、本体
の設定を切り換えると同時に、読み出した設定内容をＬ
ＥＤ表示部１１−１やＬＣＰ表示部１１−２に表示する
（ステップＳ６７）。

【００８８】このように、プログラマブルスイッチ１２
のいずれかのスイッチを押下すると、登録されている他
の設定へと切り替わり、所望の設定内容を選ぶことがで
きる。

【００８９】なお、設定記憶部１０内のメモリデバイス
にはフラッシュメモリやＥＥＰＲＯＭ、ＮＶＲＡＭ等の
不揮発性メモリや、バッテリーバックアップされたＳＲ
ＡＭ等を用い、本体の電源が落とされてもその内容は失
われない。

【００９０】また、本体の電源が落ちる際、その直前の
設定内容を、ＣＰＵ４−３がＲＯＭ４−１内のプログラ
ムに従って設定記憶部１０内のメモリデバイスに書き込
み、再び本体の電源が投入された際には、ＣＰＵ４−３
が、設定記憶部１０に記憶されている電源が落ちる直前
の設定を読み出して本体の設定を行うようにしても良
い。

【００９１】さて、ホストコンピュータ等の外部機器８
との接続をオンラインとして実際に印刷データが送られ
てくると、その時点でＬＣＤ表示部１１−２に表示され
た設定内容に従って印刷を実行する（ステップＳ６
９）。

【００９２】なお、上記第２実施例では、各種設定もし
くはそれら設定の組み合わせの登録或いは呼び出しを、
スイッチ部１１−６に設けられた設定登録スイッチ１１
−７、プログラマブルスイッチ１２の操作によって実行
するものであったが、これに限定されるものではない。

【００９３】また、ホストコンピュータ等の外部機器８
からのコマンドによって、各種設定もしくはそれら設定
の組み合わせの登録或いは呼び出しを実行するようにし
てもよい。

【００９４】また、ホストコンピュータ等の外部機器８
からのコマンドによって各種設定もしくはそれら設定の
組み合わせの登録或いは呼び出しを実行する場合は、図
８に示すフローチャートに従って、外部機器８からのコ
マンドを優先させても良い。

【００９５】図８に示すフローチャートに基づいて、本
動作を説明すると、ステップＳ８１で外部機器８から他
の設定内容の呼び出しコマンドを受信した場合、ステッ
プＳ８３で受信したコマンドに従って、他の設定内容に
切り換え、ステップＳ８４でその内容を表示部に表示す
る。なお、このフローチャートは、図６に示すフローチ
ャートのステップＳ６７以降に挿入され、ステップＳ６
１へ戻る。

【００９６】以上説明したように第２実施例によれば、
よく使用する設定条件などを設定記憶部１０に登録して
おく事で、印刷装置の各種設定を行う際の数多くのキー
操作を不要とし、複雑な設定方法によるユーザへの負担
が軽減され、誰でも容易に印刷装置の設定が可能とな
る。また、印刷装置の各種設定を行う際に、設定された
内容とプログラマブルスイッチ１２を対応づけて登録す
ることにより、更に、複雑な設定方法によるユーザへの
負担が軽減され、誰でも容易に印刷装置の設定条件の設
定、呼び出しが可能となる。

【００９７】尚、実施例では図１に示すレーザビームプ
リンタについて述べたが本発明の適用はこれに限るもの
ではない。

【００９８】尚、本発明は、システム或は装置にプログ
ラムを供給することによって達成される場合にも適用で
きることは言うまでもない。

【００９９】また、図５に示すＬＣＤ表示部１１−２
を、図７に示す第３実施例の印刷装置のブロック構成図
のように、プログラマブルスイッチ１２個々に設置する
ことにより、ユーザが印刷装置の設定を切り換える際、
それぞれのプログラマブルスイッチ１２に登録された内
容を、プログラマブルスイッチ１２に設置されているＬ
ＣＤ表示部１１−２で常時確認できるようにしても良
い。なお、第３実施例の動作は図６及び図８に示すフロ
ーチャートに基づいて行われる。

【０１００】

【発明の効果】以上記述したように、本発明によれば、
よく使用する設定条件などを設定記憶部１０に登録して
おく事で、印刷装置の各種設定を行う際の数多くのキー
操作を不要とし、複雑な設定方法によるユーザへの負担
が軽減され、誰でも容易に印刷装置の設定条件の設定、
呼び出しが可能となる効果を奏する。

【０１０１】更に、本発明によれば、印刷装置の各種設
定を行う際に、設定された内容とプログラマブルスイッ
チ１２を対応づけて登録することにより、複雑な設定方
法によるユーザへの負担が更に軽減され、誰にでも容易
に印刷装置の設定条件の設定、呼び出しが可能となる効
果を奏する。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明を適用可能な第１の印刷装置の構成を示
す断面図である。

【図２】本発明を適用可能な第２の印刷装置の構成を示
す外観図である。

【図３】第１実施例における印刷装置のブロック構成図
である。

【図４】第１実施例における制御プログラムのフローチ
ャートである。

【図５】第２実施例における印刷装置のブロック構成図
である。

【図６】第２実施ににおける制御プログラムのフローチ
ャートである。

【図７】第３実施例における印刷装置のブロック構成図
である。

【図８】第１実施例、第２実施例、第３実施例における
制御プログラムのフローチャートである。

【符号の説明】

１０００ プリンタ制御ユニット ４ 主制御部 ４−１ ＲＯＭ ４−２ ＲＡＭ ４−３ ＣＰＵ １０ 設定記憶部 １５０１ 操作パネル １１−１ ＬＥＤ表示部 １１−２ ＬＣＤ表示部 １１−３ スイッチ部 １１−４ 設定登録スイッチ １１−５ 設定呼び出しスイッチ １１−６ スイッチ部 １１−７ 設定登録スイッチ １２ プログラマブルスイッチ

Claims (24)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 印刷装置のインターフェース情報を含む
   各種設定内容を複数記憶する記憶手段と、 指示された所望の設定内容を前記記憶手段から読み出す
   読み出し手段と、 前記読み出し手段で読み出された設定内容に基づいて前
   記印刷装置を制御する制御手段とを有することを特徴と
   する印刷装置。
2. 【請求項２】 前記各種設定内容は、ページ記述言語、
   フォントの種類、フォントのピッチ、フォントのポイン
   トサイズを含むことを特徴とする請求項１記載の印刷装
   置。
3. 【請求項３】 前記読み出し手段は、外部から入力され
   た指示情報に基づいて所望の設定内容を読み出すことを
   特徴とする請求項１記載の印刷装置。
4. 【請求項４】 前記読み出し手段は、前記印刷装置のパ
   ネル操作部で指示された指示情報に基づいて所望の設定
   内容を読み出すことを特徴とする請求項１記載の印刷装
   置。
5. 【請求項５】 前記読み出し手段は、前記印刷装置のパ
   ネル操作部で指示された指示情報より外部から入力され
   た指示情報を優先し、それに基づいて所望の設定内容を
   読み出すことを特徴とする請求項１記載の印刷装置。
6. 【請求項６】 前記記憶手段は、外部から入力された各
   種設定内容を記憶することを特徴とする請求項１記載の
   印刷装置。
7. 【請求項７】 印刷装置のインターフェース情報を含む
   各種設定内容とそれに対応した識別情報を複数記憶する
   記憶手段と、 指示された識別情報に基づいて前記記憶手段から対応す
   る設定内容を読み出す読み出し手段と、 前記読み出し手段で読み出された設定内容に基づいて前
   記印刷装置を制御する制御手段とを有することを特徴と
   する印刷装置。
8. 【請求項８】 前記各種設定内容はページ記述言語、フ
   ォントの種類、フォントのピッチ、フォントのポイント
   サイズを含むことを特徴とする請求項７記載の印刷装
   置。
9. 【請求項９】 前記読み出し手段は、外部から入力され
   た識別情報に基づいて所望の設定内容を読み出すことを
   特徴とする請求項７記載の印刷装置。
10. 【請求項１０】 前記読み出し手段は、前記印刷装置の
    パネル操作部で指示された識別情報に基づいて所望の設
    定内容を読み出すことを特徴とする請求項７記載の印刷
    装置。
11. 【請求項１１】 前記読み出し手段は、前記印刷装置の
    パネル操作部で指示された識別情報より外部から入力さ
    れた識別情報を優先し、それに基づいて所望の設定内容
    を読み出すことを特徴とする請求項７記載の印刷装置。
12. 【請求項１２】 前記記憶手段は外部から入力された各
    種設定内容を記憶することを特徴とする請求項７記載の
    印刷装置。
13. 【請求項１３】 印刷装置のインターフェース情報を含
    む各種設定内容を複数記憶する記憶工程と、 指示された所望の設定内容を前記記憶されている各種設
    定内容から読み出す読み出し工程と、 前記読み出し工程で読み出された設定内容に基づいて前
    記印刷装置を制御する制御工程とを有することを特徴と
    する印刷方法。
14. 【請求項１４】 前記各種設定内容はページ記述言語、
    フォントの種類、フォントのピッチ、フォントのポイン
    トサイズを含むことを特徴とする請求項１３記載の印刷
    方法。
15. 【請求項１５】 前記読み出し工程は、外部から入力さ
    れた指示情報に基づいて所望の設定内容を読み出すこと
    を特徴とする請求項１３記載の印刷方法。
16. 【請求項１６】 前記読み出し工程は、前記印刷装置の
    パネル操作部で指示された指示情報に基づいて所望の設
    定内容を読み出すことを特徴とする請求項１３記載の印
    刷方法。
17. 【請求項１７】 前記読み出し工程は、前記印刷装置の
    パネル操作部で指示された指示情報より外部から入力さ
    れた指示情報を優先し、それに基づいて所望の設定内容
    を読み出すことを特徴とする請求項１３記載の印刷方
    法。
18. 【請求項１８】 前記記憶工程は、外部から入力された
    各種設定内容を記憶することを特徴とする請求項１３記
    載の印刷方法。
19. 【請求項１９】 印刷装置のインターフェース情報を含
    む各種設定内容とそれに対応した識別情報を複数記憶す
    る記憶工程と、 指示された識別情報に基づいて前記記憶された各種設定
    内容から対応する設定内容を読み出す読み出し工程と、 前記読み出し工程で読み出された設定内容に基づいて前
    記印刷装置を制御する制御工程とを有することを特徴と
    する印刷方法。
20. 【請求項２０】 前記各種設定内容は、ページ記述言
    語、フォントの種類、フォントのピッチ、フォントのポ
    イントサイズを含むことを特徴とする請求項１９記載の
    印刷方法。
21. 【請求項２１】 前記読み出し工程は、外部から入力さ
    れた識別情報に基づいて所望の設定内容を読み出すこと
    を特徴とする請求項１９記載の印刷方法。
22. 【請求項２２】 前記読み出し工程は、前記印刷装置の
    パネル操作部で指示された識別情報に基づいて所望の設
    定内容を読み出すことを特徴とする請求項１９記載の印
    刷方法。
23. 【請求項２３】 前記読み出し手段は、前記印刷装置の
    パネル操作部で指示された識別情報より外部から入力さ
    れた識別情報を優先し、それに基づいて所望の設定内容
    を読み出すことを特徴とする請求項１９記載の印刷方
    法。
24. 【請求項２４】 前記記憶工程は、外部から入力された
    各種設定内容を記憶することを特徴とする請求項１９記
    載の印刷方法。